無料会員登録/ログイン
閉じる
imosaさんの他のお店の口コミ
「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら
| 店名 |
富覇王猪脚(富覇王豬脚極品餐庁)
|
|---|---|
| ジャンル | 台湾料理、中華料理 |
| お問い合わせ |
(+886) 0225071918 |
| 予約可否 |
予約不可 |
| 住所 |
台湾台北市南京東路二段115巷20號 |
| 交通手段 |
中和新蘆線と松山新店線の共同使用駅である |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算(口コミ集計) |
~¥999
~¥999
※訪問時点の為替レート換算での金額になります。 利用金額分布を見る |
| 支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
| 個室 |
無 |
|---|---|
| 貸切 |
不可 |
| 禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
| 駐車場 |
無 |
| 空間・設備 | オシャレな空間、席が広い |
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| サービス | テイクアウト |
| お子様連れ |
子供可 |
| ドレスコード | カジュアル |
| ホームページ | |
| 備考 |
【日本語メニュー】なし |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
食べログの会員になるとレストラン情報を編集する事ができます!この機会に是非ご登録ください!
台北では何としても訪問しておきたかったこちらの豚足屋。
オープン前から行列が出来ることで有名ですが、これはオープン早々に売り切れるという覇王腿扣を求める人の列だと思ってまず間違いありません。
オフィス街にも近いので便當を買い求める人や地元の常連さん、多くの観光客で常に店の前には行列があります。
私も訪問前日に中途半端な時間に訪問してしまい、大行列に挫けていました。
こちらのメニューはご飯物や小菜を除けば、覇王腿扣、覇王腿節、覇王腿蹄の3種類。
腿扣は腿肉、腿節は関節部分、腿蹄は蹄を指します。
腿節や腿蹄は率直なところ夜市などの屋台でも食べられるものと変わらないレベルだと思うのですが、腿扣は半分くらいが赤身肉で一頭からとれる量も他より少ない上にこの人気も手伝って早い時はオープンして30分で売り切れることもあるそうです。
実際に台湾では、豚足を扱う屋台や昔ながらの食堂では腿節や腿蹄はよく見かけるものの、腿の赤身肉を置いている店はあまり見かけません。
そういう肉は高級店にでも行ってしまうのかは知りませんけど、庶民でも楽しめるようなお店で腿扣が手頃なお値段で楽しめるのもこちらの良さなのかもしれません。
なのでせっかくこちらのお店に足を運ぶのなら、売り切れになっていなければ迷わず覇王腿扣を食べるべきでしょう。
お店の前には列が2つあり、ひとつは内用(eat here)、もうひとつが外帯(take out)の列です。
外帯の方は待っている人の列が落ち着くまでは店頭の発券機で整理券を発行しているよう。
地元の常連さんらしき方々は軒並み外帯のようで、内用は多くが観光客といった感じ。
ちなみに外帯の際、ビニール袋を貰うと何と10元も取られます。
コンビニなどでも2〜3元くらいだったと記憶しているので、これは不思議なほどの高額。
果たして袋だけで10元なのか、付いてくるプラスチック製のレンゲなどの料金も加算されるのかは知りませんが、外帯ならトートバックなどを持参するのがオススメです。
内用はオープンしてすぐに店内に進むとレジがあり、最初にここで注文票に欲しいものの数量を書き込みそのまま精算。
レシートと注文票(写し)が返されますので、これを持って席に着くとその後店員さんが卓を確認して注文票を回収し注文完了となります。
正直もう少し効率の良いやり方があるようにも思いますが、これがお店のシステムなようです。
ちなみにレジは一つしかないので、そこでマゴマゴしていると後ろにも迷惑がかかります。
商品の写真付きメニューも無いはずなので、ネットなどで事前に確認してある程度注文されるものは決めておいた方が良いでしょう。
ちなみに冷飲とあるドリンクを注文した場合はセルフでレジ奥の冷蔵庫から取っていくようです。
今回注文したのはもちろん覇王腿扣(120元)、魯肉飯(25元)、爽口筍絲(35元)の計180元。
1元3.8円換算でも700円にもならない安さです。
その覇王腿扣ですが、さすが人気の品だけあって肉がトロトロ。
赤身肉なのに良質なビーフシチューの如く箸で肉が崩れてしまいます。
豚肉料理に詳しい訳でもありませんけど、豚肉でこういう食感のものを出す店は日本でもそう無いんじゃないかな?
たまにラーメン屋のこだわりチャーシューみたいなものを見かけますが、そういうのともまた違った食感。
台湾は豚肉をよく食べるだけあって肉の扱いがとても上手いと思います。
オーナーは独学でこの調理法を考え出したらしく、それがこの大繁盛に繋がっている訳ですから大したもの。
魯肉飯は豚の皮のみ使っているようですが、店頭の鍋を見ていると、覇王腿扣などを煮込んでいる同じ寸胴を仕切りを作っているだけのようで多分同じ味。
それでもこの魯肉飯も比較的メリハリのある味付けは美味しいと思います。
爽口筍絲はいわゆる麺麻的なもので、筍を薄い拍子切りした上でこれまた他の肉類と同じ寸胴で煮ているよう。
脂をかなりまとってはいるものの、爽口というようにアッサリ食べられます。
個人的に肉の質は詳しいところではないので、質にこだわる方がどういった評価をされるかは分かりません。
ただ決して鮮度が悪いということは無いと思われますし、むしろこの料理は味付けや調理にこそ注目すべきものかと思います。
ただ覇王腿扣は一度ハマると病みつきになりそうな味なので、むしろ台湾にもう二度と行かれないであろう方にはあまりオススメできませんが(笑)。
それでもこちらに訪問されたい方には、ぜひ覇王腿扣をオススメします。