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imosaさんの他のお店の口コミ
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| 店名 |
王記府城肉粽 本店
|
|---|---|
| ジャンル | 台湾料理 |
|
予約・ お問い合わせ |
(+886) 227754032 |
| 予約可否 | |
| 住所 |
台湾台北市八徳路二段374号 |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算(口コミ集計) |
~¥999
※訪問時点の為替レート換算での金額になります。 利用金額分布を見る |
| 支払い方法 |
電子マネー不可 QRコード決済不可 |
| 貸切 |
不可 |
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| 利用シーン |
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|---|---|
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
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台北市内で台湾南部の茹でた粽を提供しているお店です。
数日前に台南の再發號にも訪問していましたが、北部と南部の違いだけでなくお店の味の違いも感じてみたく、訪問してみました。
ちなみに「府城」とは、台湾の首都が台南に置かれていた頃の首都を指す名称だそうです。
道路と店内を仕切る壁もなくオープンな雰囲気。
ここは最初に店頭で注文から会計まで済ませてしまうシステムです。
店頭に料理の入った鍋がいくつかあって、そこにレジもあるので注文を受けたものをそのまま出し、お金を受け渡します。
メニュー自体さほど多くもないのでこのシステムは効率的。
粽は再發號ほど大きいものではなかったので、肉粽と落花生粽を注文し、他に大根とつみれのスープもいただくことにします。
レシートをもらえなかったので個々の値段は分かりませんが、合計で150元でした。
肉粽は既に下味を付けたお米や素材を笹の葉などでくるんで茹でた感じの印象。
ここに醤油ベースの甘いタレをかけているようです。
お米も程よくネッチリと崩れて、具の豚肉や栗なども味を吸って実に美味しそう。
粽の色にムラらしきものが見えたのですが、どうやらここのは卵黄を入れているみたいです。
食べた印象としては、卵黄などが入っているせいか、やや米の柔らかさが純粋な米の柔らかさとは違っているので、この食感は私の好みとはズレているかな。
もちろん茹でている粽なので、当然柔らかいことには柔らかいのですが、このネットリ感は粽に求めるものとは何だか違う印象。
あと、下味をつけた状態でのこの濃いタレはちょっとどうかな、と。
甘さ控えめのみたらしのタレ的な印象もあるようなタレなので、食べる人によって好みは分かれるかもしれません。
台湾北部よりも濃い味を好むという、南部の味ではあるのかもしれませんが、これはあまり合いませんでした。
そしてもう一つの落花生粽。
粽の中に落花生がところどころ入っているようで、これまたやや甘いめのタレがかかっております。
これはこのお店で初めて目にしたのですが、卓上には落花生を砕いて作った落花生粉が用意されているのでこれをかけていただきます。
落花生そのものが出汁を出す素材でも吸う素材でもないので、特別味がどうこうなるというわけでもなく、これは粽の中にたまたま落花生が入っていた、という感じ。
台湾南部はひょっとしたら落花生の産地なのか、こういうものが昔から食べられてきたのかもしれません。
大根と魚のつみれスープはあっさり味。
大根がやたら大きく切り分けられていて食べるのに苦労はするものの、魚のつみれもフンワリしていて美味しいです。
大根も程よく出汁を吸っています。
台湾ではよく見かける大根のスープですが、台湾の方は大根が好きなのでしょう。
全体的にごちそう的な粽というよりは、家庭的な感じのする粽のようにも思えるものばかりでしたが、台湾の昔ながらの食生活を感じられたような気がします。
色んな粽を食べ比べてみるのも面白いものです。