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昭和45年竣工、半世紀前から日本人で賑わった伝統ホテルは未だ健在。
廊下。立派な設えです。
1970年以来の伝統ホテル。
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高くて旨いは当たり前
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| 店名 |
Leofoo Hotel(六福客桟)
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|---|---|
| ジャンル | その他 |
|
予約・ お問い合わせ |
(+886) 225073211 |
| 予約可否 | |
| 住所 |
台湾台北市中山区長春路168号 |
| 営業時間 | |
| 予算(口コミ集計) |
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| 利用シーン |
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|---|---|
| ホームページ | |
| 初投稿者 |
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台北・松江(ソンジャン)北路。
捷運松江南京站から、少しだけ北に歩いた角地に、中華様式を感じる、矍鑠とした建物が聳えています。
この六福(レオフー)客桟という伝統ホテル。
台北でも草分け的存在のビジネスホテルで、1970(昭和45)年以来の営業なのだと。
整然と窓の並ぶ外壁は、凝視するとあちこち傷み、寺院のような立派な屋根には、瓦の崩落防止なのかネットが張られる始末。
フロント回りや昇降機には手が入れられているけれど、客室建具や廊下は、濃くニスの塗られた木材の造作を活かした、まさに往年の造り。
ベッドや浴槽などは、さすがに入れ換えているのだろうけれど、水栓や配管など、日本ではもうほとんど見かけなくなった設えに、ちょっとびっくり。
ふと見ると、子供の頃を思い出すような冷蔵庫が。
製氷皿が冷蔵室の上部にある、懐かしいもの。
ドアには、玉子を仕舞えるようになっていたりで、ひょっとしたら開業以来の代物ではないか?
物持ちのよさにビックリですが、サービスのミネラルウォーターを製氷に突っ込んだら、翌朝にはちゃんと半分氷になっていて助かりました。
あちこち食べ歩く旅だから、モーニングブッフェは敢えて頼みませんでした。
その代わり、ホテルご自慢の「金鳳廰」という港式料理の店で、飲茶を堪能。
本場香港でも今や絶滅危惧種の有人ワゴンを、わざわざ演出していただけました。
春巻はパリパリ、大根餅はもっちり!
曲がりなりにもお値段はホテル価格なのだけど、都度熱々を提供してくれて、なかなか良かった。
フロント前の玄関口には、エリートベーカリーというパンやクッキーのお店が。
最高の場所だから、外向きのご商売も手掛けておられるわけです。
同じ理由と、宿泊者への利便提供からか、その傍らにはセブンが入店。
夜間、飲料などの入手にはとてもありがたい存在です。
建物の内部には大きな吹き抜けがあって、赤い丸提灯がたくさん吊るされています。
特に夜になると幻想的で、懐古趣味の設えとともに、台湾らしい旅情を盛り上げてくれました。