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嘉義の食堂といえば、此処は外せません!
紹興酔雞(TWD80)
雞肉飯(TWD45)
糯米大腸の中身。これも旨い。
歯応え柔らかく茹で上げたプロッコーリー。
粉腸湯(TWD35) 青葱たっぷり!
鶏の旨さが直球勝負!この旨さ、嘉義ならでは。
弾力のある鶏。たまらん!
糯米大腸(小・TWD50)
賑わう店頭
2019/01
「KANO」を記念して、円環にモニュメントが。
老舗から受け継いだ人気の雞肉飯、食味佳絶な紹興酔鶏。
阿里山(アーリーシャン)森林鐡路でゆっくり山を降りてくると、麓の嘉義(ジャーイー)の街はそろそろ夕方という時間。
森林鐡路と共用の台鐡嘉義站を出ると、ゴロゴロと雷が鳴りだして、あいにくの土砂降り。
でも、雨如きでめげていては台湾の食べ歩きなど土台楽しめるわけがありません。
早速丈夫そうな傘を仕入れて、雨勢が落ち着いたら活動開始ですね。
嘉義きっての夜市が開かれる、文化路の界隈。
夕方のこの時間、仕事を早く終えた人々が集まりだし、夕食に小吃をかきこみ、或は外帯を買い求めて行きます。
嘉義と言えば、しゃっきり炊いたご飯に、細かく削いだ鶏肉や七面鳥肉がのる、雞肉飯(ジーロゥファン)、火雞肉飯(フォジーロゥファン)が何より楽しみ。
もちろん、台北その他でもこれにありつけなくはないのですが、個々の店が腕を競い合う嘉義ならではの食べ歩きが楽しめようというものですね。
まず訪ねたのが、大勢の人で賑わう「郭家粿仔湯・雞肉飯」さん。
嘉義きっての雞肉飯の老舗人気店「郭家美食店」から分かれた、ここ文化路の新たな人気店です。
店前では、大きな櫃から炊きたて飯を次々よそり、鶏肉を盛りつけています。
お店によっては火雞肉(七面鳥/ターキー)を使うのですが、ここではあくまでも鶏肉ですね。
早速店内のテーブルに腰掛けて「雞肉飯」(TWD30)を。
飯がしゃっきり炊けていて、旨みをしっかり残した鶏と、なんとも良く合います。
味付けも良い塩梅ですし、汁気もほどほどなので飯が最後までふやけません。
他店ではたいてい沢庵が添えられるのですが、此処はなし。
そんな違いがまた、雞肉飯食べ歩きの楽しみですね。
店頭の冷ケースから取り出した「紹興酔鶏」(TWD80)。
これが、いわゆる「酔っ払い鶏」というやつです。
口にする前から、紹興酒の香りがフワーッときます。
酒で締まっているのか、肉の歯ごたえが良く、脂の臭みはないし、これは素晴らしく旨い!
台北のちょっとお高い中華料理屋で食べたものの1/4くらいの値段なのに、これは決して引けを取りませんね。
店頭にも山盛りで売られる「糯米大腸」(小・TWD50)は、看板商品の一つ。
見た目はぶくぶくとしてちょっと気味が悪いですが、台湾全土で皆さん良く食べる、要はもち米の腸詰です。
醤油のとろみタレをサッとかけて、出てきます。
しっとりもちもちの糯米がぎっしり入っていて、これはやっぱりご飯替わりに食べれば良いのだと思います。
そして、名前は悪いが「下水湯」(シャーシュウェィダン、TWD25)を。
下水なんて言うとんでもない名前は一瞬引きますが、要は鶏のもつ類がいろいろ入ったスープです。
ガラのしっかり出た、ふんわり優しい鶏スープで、砂肝のコリコリした食感など、ひとつひとつの具を味わうのも、実に楽しいですね。
このスープなら、肝心の粿仔湯も大いに期待できようというものです。
この郭家さん、本家とは完全に別経営で頑張っているのですが、分かれてまだ10年というのに、人気のほども、そして肝心の料理もなかなかのもの。
紹興酔雞のような、きらり光る料理もあって、それでいて安価な普段使いの食堂として街の皆に愛されているお店ですね。
さすが、小吃王国と言われる嘉義のこと、街の規模から受ける印象よりも、いろいろと奥が深そうです。
雞肉飯(TWD30)
旨みをしっかり残した鶏です。
雞肉飯は店頭でよそって、どんどん売れて行きます。
紹興酔鶏(TWD80)
素晴らしく旨い!
紹興酔鶏は、小菜と一緒に冷蔵ケースに並びます。
比較的整然とした店内です。
柔らかそうな小腸。
糯米大腸は看板商品の一つ。
ちょっと気味が悪いですが、要はもち米の腸詰です。
糯米大腸(小・TWD50)
下水湯(TWD25)
丸仔湯(TWD20)
名店から分かれ、まだ10年だそうです。
遅くまで賑やかな文化路にあるお店です。
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高くて旨いは当たり前
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| 店名 |
郭家 粿仔湯‧雞肉飯
|
|---|---|
| ジャンル | 台湾料理、鳥料理、弁当 |
|
予約・ お問い合わせ |
(+886) 52256214 |
| 予約可否 | |
| 住所 |
台湾嘉義市東區文化路148號 |
| 交通手段 |
台鐡・阿里山森林鐡路嘉義(ジャーイー)站東口から徒歩約18分。 |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算(口コミ集計) |
|
| 利用シーン |
|
|---|---|
| オープン日 |
2003年 |
| 備考 |
http://joycelee41.com/?p=21683 |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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嘉義の街なかをぶらり。
東市場で牛雑や筒仔米糕を堪能したあと、駅の方角へと歩いていきます。
嘉義でいちばん賑やかな夜市が繰り広げられる一角まで来たら、人気食堂「郭家」さんの前には大勢のお客さんが。
ここの雞肉飯や紹興鶏はメチャクチャ美味しい・・
まだちょっとお腹に余裕があったので、吸い込まれるように店内へ。
店頭の調理台では、注文を受けるたび、飯やスープをよそって、鶏を刻んで。
これぞ台湾の食堂!というシズル感に満ちていますね。
入り口で指差しで注文を済ませてから、テーブルへ。
紹興酔鶏(TWD80)。
冷蔵ケースから取り出してもらったのですが、身はきゅっと締まってプリプリしているし、歯切れが良くてふわり紹興酒の香り、旨味たっぷり。
毎度ながら、高級店の鶏が霞むほどの旨さです。
雞肉飯(小・TWD45)。
しゃっきり炊けた飯に、鶏の旨みが汁ごとたっぷり染みています。
嘉義には雞肉飯の旨い店が方々にあるけれど、此処のはトップクラスの旨さだと思います。
ここで、さっきの市場以来の栄養バランスの偏りを反省。
青葱がたっぷり入った粉腸湯と、茹で上げたブロッコリーを。
それに、周りのみなさんが食べている糯米腸の中身みたいなのも、指差しで。
もう完全に軽食2食分以上のボリュームですね。
夢中で食べているときは、満腹信号がなかなか思考回路の中枢には伝わってこないもの。
歩き出すのが億劫なほどの満腹感が襲ってくるのは、調子にのって食べすぎたあとだから、何時も始末に負えません。