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もっちもちのおこわ「米糕」にじっくり煮込んだ魯肉。
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米糕(小TWD25)
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機能的なファサードカウンター。持ち帰り客が多い証拠ですね。
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柴魚湯がついてきます。
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撮影ご了解
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やや長い粒のもち米ですね。
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撮影ご了解
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この鍋から魯肉や貢丸を掬い、もち米おこわに振りかけます。
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おこわのもっちもちの食感が最高ですね！
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貢丸湯(TWD10)
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おろしにんにくをたっぷりかけると開眼の旨さなのだと。
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清潔な客席です。
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奥は阿里山の方向、小雨に煙っています。
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高くて旨いは当たり前
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店舗情報（詳細）
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店舗基本情報
| 店名 |
阿岸米糕
|
|---|---|
| ジャンル | 台湾料理、弁当 |
|
予約・ お問い合わせ |
(+886) 52259359 |
| 予約可否 | |
| 住所 |
台湾嘉義市東區民族路420號 |
| 交通手段 |
台鐡、阿里山森林鐡路嘉義(ジャーイー)站から徒歩約22分。 |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算（口コミ集計） |
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特徴・関連情報
| 利用シーン |
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|---|---|
| 公式アカウント | |
| 備考 |
http://superp.pixnet.net/blog/post/33168313-%5B%E5%8D%97%E5%8F%B0%E7%81%A3%E9%A3%9F%E8%A8%98%5D%E5%98%89%E7%BE%A9%E7%9A%84%E9%98%BF%E5%B2%B8%E7%B1%B3%E7%B3%95%E4%B9%8B%E7%BE%8E%E5%91%B3%E5%9C%A8%E5%9C%B0%E7%B5%95%E8%AE%9A |
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嘉義(ジャーイー)の小吃として良く食べられているもののひとつに、米糕(ミーガォ)があります。
余談ですが、台中(タイジョン)に「民生嘉義米糕」という人気店があって、その屋号から、嘉義は米糕の本場なのだろうと何となく想像していたわけです。
嘉義から西一帯に広がる嘉南平原部は、それこそ無類の大穀倉地帯だから、もち米を食べる文化だって、自ずと育まれようというものです。
大華公路に沿った一角に、夕方の賑わいを見せるのが、嘉義きっての米糕の人気店「阿岸米糕」さん。
通りに面して大きなカウンターが設えてあって、道行く人々からの注文を即座に受けて、品物を手渡せる。
外帯(ワイタイ)の盛んな台湾の食文化が生んだ、極めて機能的なお店の造りです。
お店は全体的に新しくて清潔。
笑顔で席を案内してくれる倅さん、黙々と鍋の手入れをされているご主人。
典型的なご家族経営のように見受けられますね。
ご主人のにこやかな似顔が看板等々に描かれていて、思わず見比べて微笑んでしまいます。
何はともあれ「鹹米糕」(ディエン・ミーガオ、小・TWD25)を頼みます。
飯をよそって、魯肉をかけるだけで直ぐに出来上がり。
彰化(ジャンファ)産だというもち米は、日本の一般的なものとは少し異なる、やや細長い粒形。
噛むたび適度な歯ごたえが心地よい、ねっちりもちもちの炊き加減です。
かみ締めるのにある程度ぎゅっと押す感じで、もち米粒が潰れるたびに、微かな塩気と甘みのある堪らない旨みを感じますね。
かかっている魯肉は、脂が適度に抜けた感じで、ややホロッとした食感。
これが長年培われてきた煮方と思われ、もち米の硬めの食味と絶妙の相性を見せますね。
良く味わってみると、小エビが少し入っていて、味のアクセントになっていることに気づきます。
ついてくる小碗のスープは、少し魚系の出汁を感じるもの。
倅さんに聞くと「柴魚湯」だと。
直訳すれば鰹出汁のことなのですが、それだけじゃない、豚や鶏も合わせたような優しい味を感じます。
貢丸湯がTWD10と極めて安価なので頼んでみると、ブリッとした肉団子とあっさりスープが、米糕に良く合う。
台湾では、柴魚(日本と同じ鰹節)が台東などで作られています。
日治時期の影響だと思われ、興味深いですね。
米糕は、べろりと平らげてしまう量なのが、食べ歩きの身には有り難いですね。
台湾で初めての米糕体験と言えば、台北の寧夏路で食べた、プレーンなおこわにとろとろに煮た豚肉をのせたものでした。
硬めに炊いて粘りも強いもち米と、コクのある豚バラ肉のハーモニーの素晴らしさに感動したものです。
それに、結構ポピュラーだと思われるのが「筒仔米糕」と呼ばれる、豚肉や煮玉子、シイタケなどの入ったおこわを金属筒に入れて蒸しあげるもの。
これも、台北などで見かけると、必ず食べてみることにしています。
日本のおこわとは一味違う、台湾小吃が育んだ中華おこわ、みなさんも見かけたなら是非お試しあれ。