- 前の口コミへ
- 口コミ一覧（1）へ
- 次の口コミへ
糖業軽便鐵路新港站の駅前で、創始50有余年の冷や冷や手作りかき氷！
-
粉圓冰というより、綜合ですね(TWD30)
-
鐵路公園の一角です
-
大おかみ。50年のご商売です。
-
配料は手作りなのだと！
-
粉圓
-
昔日の大おかみ
-
配料
-
店前の簡易なテーブルで戴きます。
-
調理台
-
鐵路公園内の店舗。
-
使われなくなった機関車とともに、一部ホームなどの遺構が残る、旧新港站構内。
-
台糖のディーゼル機関車
-
どうやら、台湾製の機関車のようです。
-
トロッコのような客車ですね。
-
日本語達者な倅さん。
-
{"count_target":".js-result-Review-70015072 .js-count","target":".js-like-button-Review-70015072","content_type":"Review","content_id":70015072,"voted_flag":false,"count":206,"user_status":"","blocked":false}
-
口コミが参考になったらフォローしよう
高くて旨いは当たり前
利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。問題のある口コミを連絡する
高くて旨いは当たり前さんの他のお店の口コミ
- 前の口コミへ
- 口コミ一覧（1）へ
- 次の口コミへ
店舗情報（詳細）
「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら
店舗基本情報
| 店名 |
驛站粉圓冰
|
|---|---|
| ジャンル | かき氷 |
|
予約・ お問い合わせ |
(+886) 53743042 |
| 予約可否 | |
| 住所 |
台湾嘉義縣新港鄉中山路70巷10號 |
| 交通手段 |
台鐵嘉義站または嘉義転運站から、北港行き公車(嘉義客運他、頻発)を利用。 |
| 営業時間 | |
| 予算（口コミ集計） |
|
| 支払い方法 |
カード不可 |
席・設備
| 個室 |
無 |
|---|
特徴・関連情報
| 利用シーン |
|
|---|---|
| 公式アカウント | |
| 備考 |
http://blog.xuite.net/mr.coffee/diary/66718954-%E3%80%90%E5%98%89%E7%BE%A9%E3%80%82%E6%96%B0%E6%B8%AF%E3%80%91%E3%80%8A%E9%A9%9B%E7%AB%99%E7%B2%89%E5%9C%93%E5%86%B0%E3%80%8B%E5%BE%9E%E5%B0%91%E5%A5%B3%E8%B3%A3%E5%88%B0%E7%99%BD%E9%AB%AE%E8%92%BC%E8%92%BC%EF%BC%8C%E7%B6%93%E7%87%9F50%E5%B9%B4%E4%B8%8D%E8%AE%8A%E7%9A%84%E5%8F%A3%E5%91%B3 |
| 初投稿者 |
食べログの会員になるとレストラン情報を編集する事ができます！この機会に是非ご登録ください！
グルメキュレーションサイト
毎日の外食が楽しくなるグルメ情報
全国で活躍するレビュアー
飲食店専門の求人サイト
生憎の雨も、午後になって幾分やんできた、台湾中部・嘉義(ジャーイー)地方。
北港鎮の朝天宮を参拝したあと、お隣・新港(シンガン)の奉天宮を訪ねようと、嘉義行きの公車に揺られます。
水たまりができた道端に降り立つと、目の前には、新港のこれまた立派な門前町が広がります。
この街には以前、台鐵の嘉義站から分かれて、サトウキビ輸送の糖業軽便鐵路(北港線)が敷かれていたのだと。
奉天宮から７分ほど歩いた一角に、まるで駅構内のような形で、今でもぽっかりと空き地が。
此処こそ、以前鐵路が敷かれていた頃の新港站に他ならないわけですが、今では所々残る軌道とともに緑豊かに整備された、鐵路公園になっています。
そんな公園敷地に沿った北側の一角、ちょうど往年は駅前の一等地だったと想像できる場所に、一軒の冰店が。
名前はズバリ、驛站粉圓冰さんと。
店頭に出て、笑顔でお客さんに接しておられるのは、ベテランの大おかみ。
指さしで何か注文しようとしたら、此方が日本人と察して、わかりやすい日本語で語りかけてくれました。
注文は、何か具体的に示したわけではないのに、おかみは早速氷をかきはじめ、黒糖蜜をさらりと。
粉圓など様々なトッピングにのせ、流暢な日本語で「お待ちどうさま！」と。
一口掬うと、キーンと冷たく、ひとつひとつ手作りだという粉圓などのQQ配料はモチモチ、豆類はほっこり、優しい味わいですね。
タピオカ粉やキャッサバ芋、ハトムギ、緑豆、黒糖など、素朴な材料が奏でる、南国ご当地ならではの甘味です。
昔、日治時期に大日本製糖が敷設し、戦後は台糖が運営していた懐かしい糖業鐵路。
主に、ご当地で採れるサトウキビを輸送する手段として、特に嘉義界隈では、縦横無尽に線路が敷かれていたと言います。
貨物に遠慮するように旅客輸送も行われていたようですが、よほど非効率だったのか、それとも車社会を見越してのことか、台湾全土の糖業鐵路は、一部を除き、1980年頃迄に、片っ端から廃線の憂き目に。
そんなことを詳しく語ってくれた息子さんは、たいそう堅い会社にお勤めだそうで、おかみの自慢のたね。
もちろん、日本語も理解されます。
皆さんの歓待で旨いかき氷で一服、その後は鐵路公園の機関車など案内されて、とても楽しいひとときが過ごせました。
おかみの話す日本語は、おそらく戦前の日本による教育の結果なのでしょう。
日治時期を巡る経緯にはいろいろ考え方もあるのでしょうが、今も日本に親しみを持ち、敬意を払いながら、遥か昔に教えられた日本語で語りかけてくださるご老人が、まだ台湾にはこうして元気でいらっしゃる。
もう、何れこうした生き証人にもお会いすることが叶わなくなるかもしれないと思うと、何だかとても寂しく、複雑な思いです。