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あっさり出汁にひらひら粿仔湯、絶品豚もつ、黒輪(おでん)も旨い!
大腸(TWD70)
豬舌(TWD60)
店頭
嘴邊肉(TWD50)
黒輪(オーレン=おでん)の鍋。
黒輪の鍋からよそってもらった、日本の厚揚げ。ついでに皮蛋も。
2016/07
台湾食堂らしい店内
あっさりスープを注いで。
粿仔湯(TWD50)
大腸がいっぱい!
純米で作る粿仔湯がご自慢です!2016/07
路地裏の夜も更けて
あっさりスープにひらひら平打ち米粉の「粿仔湯」と、新鮮な豚もつを湯がいて皿盛りに。
かつては日本内地との往来で栄え、そして近年もなお、外航航路で賑わう、台北東隣の港町・基隆(ジーロン)。
臺鐵基隆站の裏手に広がる小高い丘には、いかにも港町らしい路地裏風景が続いています。
金山(ジンシャン)へと行き来する大きなバス通りから、狭い階段の路地を下りると、見えてきたのがお目当ての「巷頭粿仔湯」さん。
夕暮れの明かりに人々が集まって、店頭を囲む、堪らなくノスタルジックな風景がそこにはありました。
開放したファサードなのに、そこそこ小綺麗な店内。
此処の名物は、何といっても「粿仔湯」(クゥエアタン)という、ひらひらと薄く伸ばした、きしめん状の米粉湯。
早速、此奴の中サイズ(TWD50)を頼み、そして店頭に並んでいる湯がいた豚もつ類を一皿、綜合(ゾンハー/TWD100)と言って頼みます。
豚もつは、まさにまな板の上で刻まれているものを指さしながら、身振り手振りで頼みます。
まず、粿仔湯。
半ば澄んだスープには焦がし玉葱が散りばめられ、小腸がところどころ。
すうーっと啜ると、これは絶品!
ひらひら米粉は面白い食感で、普通のきしめんよりもかなり幅広、まるで桐生の創作ひもかわや、鴻巣の川幅うどんの如き。
でも、材料がお米ですから、独特なひらひら感とコシがあって、スープともよく合います。
そして、綜合で注文した豚もつ類を。
程よく茹でて冷蔵していたものを、あらためて湯がいて刻んで盛り付けてくれます。
刻み生姜はドサッ!と、甘からのたれを少しずつつけて。
大腸(シロコロ)、豬肚帯(豚胃/ガツ)、豬心(ハツ)、嘴邊肉(ほほ肉)等々。
どれも、日本では焼き鳥屋さんでお目にかかったものだったり、初めてだったり。
特に大腸は文句なしに新鮮で旨く、噛めば噛むほど、甘い脂が溢れてくる。
どれも、それぞれに個性的な味わいで、とにかく豚もつというものがこんなに旨いものだったのかと。
粿仔湯という麺料理、台湾で食べ歩いていてもたまにお目にかかる程度で、決してメジャーな存在ではありません。
何故か有名店はこの基隆近辺に散在していて、基隆の西、臺鐵七堵(チド)站北側には何軒かが味を競い合っています。
偶々ですが、以前、此処基隆の巷頭粿仔湯さんと何らかの関わりがあると思われる「郭家粿仔湯・雞肉飯」というお店に、遥か離れた嘉義(ジャーイー)でお伺いしたことが。(既レビュー)
そのときは、美味しい雞肉飯(ジーロゥファン)や紹興酔雞等々をいただいたのですが、残念ながら粿仔湯を食べなかったのが悔やまれます。
粿仔湯(中・TWD50)
皮蛋、豆腐
2015/08
2015/08
名片
ああ堪らない、台湾路地裏風景が此処に!
地下になった基隆站から、列車が出ていく。
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高くて旨いは当たり前
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| 店名 |
郭家巷頭粿仔湯
|
|---|---|
| ジャンル | 台湾料理、牛料理、中華料理 |
|
予約・ お問い合わせ |
(+886) 24235740 |
| 予約可否 | |
| 住所 |
台湾基隆市安一路100巷31號 |
| 交通手段 |
臺鐵基隆站から徒歩約12分。 |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算 |
~¥999 ~¥999 |
| 予算(口コミ集計) |
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| 利用シーン |
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|---|---|
| 備考 |
http://youngshowly.pixnet.net/blog/post/58457016-%E3%80%90%E5%9F%BA%E9%9A%86%E7%BE%8E%E9%A3%9F_%E9%83%AD%E5%AE%B6%E5%B7%B7%E9%A0%AD%E6%A3%B5%E4%BB%94%E6%B9%AF%26%E9%BB%91%E7%99%BD%E5%88%87%E3%80%91%E5%B9%B3%E6%B0%91%E5%B0%8F |
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すっかり日暮れた基隆(キールン)の街。
小さな飲食店が建ち並ぶ猥雑な一角を通り抜け、駅の裏手へ。
丘の上に向けて住宅が建ちこむ路地裏には、如何にも港町らしい生活風景がいたるところに拡がっています。
市場にも近い基金公路から、階段を下りて行くと眼の前に現れる、郭家巷頭粿仔湯さん。
ちなみに、巷頭(シャントゥ)というのは、路地の入り口という意味。
此処もまた、基隆にやってくると必ず立ち寄るお店になりました。
開放したファサードなのに、そこそこ小綺麗な店内。
通りに面していない、隠れ家のような立地なのに、街の人たちが大勢立ち寄っています。
此処でまず、「粿仔湯」(クゥエアタン/中・TWD50)を駆け付け一杯!
米だけで作った、ひらひらと薄いきしめんのような米粉湯です。
豚骨と思われる、至極あっさりしたスープに、少しの焦がし葱。
熱々のスープごと、ひらひらコシのある粿仔を啜りこむと、もう堪らない旨さ!
所どころ、刻んだ大腸の甘い脂がコクを添えてくれます。
そして、店頭の冷蔵ケースに入っているもつ類を指さして、刻んでもらって。
大腸(シロ)、豬舌、嘴邊肉(ほほ肉)。
たっぷりの刻み生姜と一緒に、個性豊かな豚臓物肉の旨さを思う存分堪能します。
噛めば噛むほど、旨みと甘い脂が溢れてきます。
そして今回、店頭に置かれた黒輪(オーレン/おでん)の鍋から、生揚げをよそってもらいました。
皮蛋が食べたくて一緒に頼んだのだけど、これがよく合う。
台湾の黒輪は、関東煮(グアンドンジュ)とも言われるとおり、日本の食文化が今に残る代表選手のようなものです。
港町らしく、小吃の題材には事欠かない基隆。
九份(ジォウフェン)の帰りに基隆行き公車に乗って訪れるもよし、台北から半日旅行の目的地にするのも良し。
是非、路地裏探訪をお勧めします。