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濁水渓の伏流水で育てたお米から作る、醤油香る「碗粿」(ワーグイ)。
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店舗情報（詳細）
「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら
店舗基本情報
| 店名 |
琴連碗粿城
|
|---|---|
| ジャンル | 台湾料理 |
|
予約・ お問い合わせ |
(+886) 55865466 |
| 予約可否 | |
| 住所 |
台湾雲林縣西螺鎮延平路75號 |
| 交通手段 |
台北、桃園、台中、高雄(左營)などから高鐵を利用、雲林(ユンリン)站へ。 |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算 |
～￥999 ～￥999 |
| 予算（口コミ集計） |
|
| 支払い方法 |
カード不可 |
席・設備
| 個室 |
無 |
|---|
特徴・関連情報
| 利用シーン |
|
|---|---|
| ホームページ | |
| 公式アカウント | |
| 備考 |
http://blog.xuite.net/winnie6022/winnie/62312981-%5B%E9%9B%B2%E6%9E%97-%E8%A5%BF%E8%9E%BA%5D~%E7%90%B4%E9%80%A3%E7%A2%97%E7%B2%BF%E5%9F%8E |
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台湾中部・雲林(ユンリン)縣の、西螺(シールオ)という鄙びた街。
台湾有数の河川「濁水渓」が街の北を流れていて、彰化(チャンホァ)縣に接しています。
台北から高鐵で１時間余り、高鐵雲林站からさらに客運(クーユン)に40分揺られて。
ゆっくりと時間が流れる、台湾の田舎町らしい風景がそこにはありました。
濁水渓(ジュオシュイシー)に架かる長い道路橋「西螺大橋」は、延々と連なる31個の美しいアーチが見事で、1937(昭和12)年に当時の日本統治のもと建設を開始したものの、戦況悪化で完成叶わず。
戦後、1953年にアメリカの援助でようやく日の目を見たのだと。
全長は1,939メートルもあって、当時は東アジア最大の橋だったというから凄いものですね。
当初は、サトウキビを運ぶ「糖業鉄道」が道路と一緒に渡っていたのですが、のちに廃線となり、今は道路橋として、地域の重要な交通路となっています。
さて、そんな西螺の街外れに残る、西螺延平老街。
この街並みもまた、日治時期からのもので、石造りの立派な商家が連なり、古い劇場や醤油工場など、まるで在りし日の日本に迷い込んだかのような、素晴らしい時間を過ごせます。
日差しも眩しい、昼下がり。
道端の古い建物に「碗粿、米糕」の看板。
地元の皆さんが、一人、また一人と、昼ごはんに立ち寄っています。
碗粿(ワーグイ)も米糕(ミーガオ)も、台湾のお米を使って作る、素朴なソウルフード。
特に碗粿は、彰化から台南あたりの、いわゆる嘉南平野を中心に食べられるご当地ならではの食べ物です。
ちょっと立ち寄って、休んでいくことにします。
筒仔米糕も碗粿も、ひとつTWD25というお手軽さ。
プリンみたいに型に入っているものを、ポン！と皿に返して、肉餡をトロリ。
ほんのり温めた、食べごろです。
どちらも軽食サイズだから、結局２つ頼んでしまったのだけど、食べ歩きを考えるなら、一つにしておくべきでした。
筒仔米糕は、円筒型の型(筒仔)に入れて蒸しあげた糯米、要は「おこわ」です。
台北など、都会の夜市でも人気メニューなのですが、よくお目にかかるのは具入りのおこわ。
此処のはピュアなお米だけのもので、それだけに、米そのものの良い香りが楽しめますね。
トロリ醤油味でふわりと八角が香る肉餡と、モチモチもち米。
コシのある炊き方で、これは旨いですね。
一方の碗粿は、うるち米を磨り潰してプリンのように型に入れて蒸しあげたもの。
台南小吃としても有名ですね。
台南で食べたのは豚肉や海老を入れたものでしたが、此処のはプレーン。
米糕同様の肉餡をかけて、これも独特の食感で、より好みが分かれるかな？
吃驚したのは、コーヒー味の甘い餡も用意されていること。
食事としての食べ方も、甘いおやつとしての食べ方もできるわけですね。
此処のもうひとつの名物は、青草茶。
名前からして、いかにも体に良さそう。
台湾では、コンビニにペットボトルや紙パックの青草茶が売っているほど、青草茶が親しまれています。
TWD30で売られる小さいほうのペットボトル詰めは、見たところ500ml近くありそう。
キンキンに冷えたところを、グビッ！と。
薬草類を煮出して、ミントティーの一種？
うーん、いかにも体に良さそうな味。
ぬるかったら、ちょっと飲めないかも・・
お店を出たら、なんだかちょっと元気になったような。
たぶん、きちんと水分補給をしたからでしょうね。