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海を渡った、日本の大判焼き。
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芋頭(TWD12)
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このアニメキャラ、どこかで見たような・・・
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甘さ控えめ、里芋餡。
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(左奥から)芝麻、地瓜、芋頭、奶油
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どんどん売れて行きます。
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新竹客運竹東總站。ここでバスを待つお客さんも買いに来ます。
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竹東の中心街。こんな田舎町(失礼)にして、なかなかの街並みですね。
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高くて旨いは当たり前
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店舗情報（詳細）
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店舗基本情報
| 店名 |
万丹紅豆餅 竹東分店
|
|---|---|
| ジャンル | たい焼き・大判焼き、中華菓子 |
|
予約・ お問い合わせ |
(+886) 918801382 |
| 予約可否 | |
| 住所 |
台湾新竹縣竹東鎮東寧路三段118號(新竹客運竹東總站斜對面、頂好超市北西の2軒隣) |
| 交通手段 |
台北車站から台湾高鐡で高鐡新竹(シンチュー)へ31分。 |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算（口コミ集計） |
|
| 支払い方法 |
カード不可 |
席・設備
| 個室 |
無 |
|---|---|
| 貸切 |
不可 |
| 駐車場 |
無 |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
家族・子供と ｜ デート ｜ 一人で入りやすい ｜ 知人・友人と こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ホームページ |
https://ja-jp.facebook.com/pages/%E4%B8%87%E4%B8%B9%E7%B4%85%E8%B1%86%E9%A4%85/487580704659865 |
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新竹(シンチュー)近郊の小さな街「竹東」(ジュードン)。
客家の村・北埔(ベイプー)への入り口にあたる田舎町なのですが、内湾線というローカル線の竹東站は堂々たるものだし、商店の連なる街並みはなかなか立派なもので、屋台街まであるのですね。
台湾の田舎町を訪ねるといつも感じるのですが、人口など街の規模の割に、何処もとても賑やか。
思えば、昔の日本でも、地方の小都市が、何処もこうして賑わっていたものです。
さて、街のバスターミナル・新竹客運竹東總站でバスを降りてぶらぶら歩いていると、道端で大判焼きのお店を発見。
頂好超市(スーパーウェルカム)の近くだし、バスターミナルからも目と鼻の先。
だから、買い物帰りやバス待ちのお客さん相手に、なかなか繁盛している感じです。
日本と全く同じ焼き台には生地が流され、そして日本と全く同じ製法で焼きあげていきます。
ちょうど熱々で並んでいるのは、芝麻、地瓜、芋頭、奶油・・・・
要は、胡麻餡、さつま芋餡、タロ芋餡、クリームと。
偶々焼き上がりにはなかったものの、「紅豆」の屋号通り、日本同様の小豆餡も当然あるみたいです。
餡にはご当地ならではのものもあって面白いですね。
菜っ葉系統の、甘くない具などもあって、日本の「おやき」的な感じか・・・
甘い物の中でいちばんオリジナリティを感じたのは「芋頭」(TWD12)でしょうか。
これを一つ食べて行こうとお金を払うと、どこかで見たような少女アニメキャラが描かれた袋に入れてくれます。
一つだけで良いというのに、二つ包んでくれて・・・
たぶん、一つじゃ可哀そうだと思って、二つくれたのだと思います。
台湾の人って、本当に優しい人が多い。
お金を払おうにも固辞されてしまって・・・
熱々に焼けたところを頬張ると、中からとろとろホクホクのタロイモ餡が。
何でも甘くするご当地のこと、ちょっと構えてしまいましたが、あっさりと里芋のような食味で、これは日本人には何の違和感もない旨さです。
それにしても、大判焼き自体、どう考えても日本発祥のものだと思うのですが、こうして海を渡って支持されているのを見ると、本当に嬉しくなってしまいます。
何かと日本贔屓な台湾のこと、夜市などではたこ焼きにも良くお目にかかります。
ちなみにたこ焼きは、台湾では「章魚焼」(章魚＝蛸)と呼ばれて、日本のたこ焼きに極めて近しいものです。
日本の「食」が海を渡って親しまれる例は、和食だ寿司だラーメンだと、枚挙に暇がないわけですが、大判焼きの如き粉もの軽食のド定番が、普段の暮らしにしっかり溶け込んでいるというのは、あらためて感慨深いですね。
中国本土や香港で大判焼きやたこ焼きを見かけたことはないのですが、韓国やタイなどでは、ひょっとしたら既にあったかも・・・
あらためて見かけたならば、是非とも食べてみたいものです。