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新竹都城隍廟の賑わいで啜る、ぷりぷりの炒米粉、ブリブリ貢丸のあっさりスープ!
新竹名所・都城隍廟のラビリンスで、老舗阿城號の炒米粉に舌鼓!
台湾の人たちの信仰の拠り所であり、それぞれの街のシンボルにもなっているのが城隍廟(チョンホワンミャオ)。
街の賑わいの中心になっているケースも多いのですが、廟前を中心に、廟そのものが大掛かりな屋台ゾーンになっているのは、此処「新竹都城隍廟」くらいのものなのだと。
新竹を訪ねた時には、まずはこの都城隍廟の屋台街へ行くのがお決まりのコース。
賑やかな廟の中に潜入して行くと、碁盤の目に仕切られた通路沿いに犇めく小吃屋台は、まさにラビリンス。
新竹の小吃と言えば、いろいろ名物も多いのですが、まずは入り口近くにある「炒米粉」の老舗へ。
この「阿城號」さん、1916年創業というから、まさに日治時代以来の営業なのですね。
メニューはいたってシンプルで、この炒米粉と貢丸湯、什錦湯、それに肉圓などだけ。
調理台に沿って、狭いテーブルと椅子が並び、入れ替わり立ち替わりお客さんがやってきて大賑わいですね。
まずは「炒米粉」(TWD45)を。
新竹名物とは言え、台湾全土で食べられる、まさに台湾のソウルフードのようなものですね。
平鍋には、予め戻した細い麺径の米粉がこんもりと山盛りになっていて、注文が入るたびに少しずつ炒め、もやしと和えます。
肉そぼろが少し入ったタレをサッとかけて、出来上がり。
手際良く調理される熟練の技は、見ていても圧巻ですね。
米粉を旨く食べるコツと言えば、やはり上手に戻すことに尽きると思うのですが、その点、本場のやり方は、なかなか真似が出来ないものです。
しっとりとしていながら、ギリギリのところでプチッとした食感は残し、台湾醤油の風味がほどよく染みています。
ニンニクが効いていながらもさっぱりと食べやすく、これなら年中食べても飽きないのでしょうね。
そして、貢丸湯(コンワンタン、TWD40)を啜ります。
澄んだスープは、豚骨等々で取るのでしょうか、あっさりすっきり。
散らした香草(パクチー)は好き嫌いがあるのでしょうが、このスープには欠かせない役回りを演じます。
肝心の貢丸は、擂り潰したひき肉をぎゅぎゅっと密度高く団子にしたもの。
これまた、言うまでもなく台湾どこに行っても食べられる、まさにソウルフードなのですが、新竹のものは、新竹貢丸(シンチューコンワン)と呼ばれる特産品。
齧るたびに、プリッ!とした強い歯ごたえで、こういう食感の肉団子には、日本ではお目にかかれません。
肉のコクが強く出ていて、実に旨いものですね。
廟の入口一帯では、名物の新竹米粉(シンチューミーフェン)が束ねて売られています。
台湾産の米粉自体、日本でも比較的容易に手に入りますが、大手・虎牌のものなど種類がかなり限られますね。
その点、やはり本場の新竹ですから、日本はおろか、台北のスーパーなどでもまずお目にかかれない、ローカルブランドのものがたくさんあります。
成分表示を良く見て、玉米澱粉(コーンスターチ)や小麦澱粉(グルテン)などではなく「米」そのものが上位記載されているものを選ぶと、比較的高価ながらも、旨いものにあたるように思います。
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| 店名 |
阿城號米粉
|
|---|---|
| ジャンル | 台湾料理、中華料理 |
|
予約・ お問い合わせ |
(+886) 35284517 |
| 予約可否 | |
| 住所 |
台湾新竹市北區中山路75號 新竹都城隍廟 |
| 交通手段 |
台鐵自強號で、台北から約65~70分。悠遊カードによる無座利用が可能で普通運賃から15%の運賃割引があります。 |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算(口コミ集計) |
|
| 支払い方法 |
カード不可 |
| 個室 |
無 |
|---|---|
| 貸切 |
不可 |
| 利用シーン |
家族・子供と | デート | 一人で入りやすい | 知人・友人と こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ホームページ |
https://plus.google.com/117895521011638004861/about?gl=jp&hl=ja |
| オープン日 |
1910年 |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
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日暮れどき、賑わいがピークを迎える、新竹・都城隍廟に犇めく小吃の屋台。
碁盤の目の通路に沿ったお店の顔ぶれは、いつ出掛けても同じ位置関係なのかな?
出店する場所によって、売り上げは雲泥の差があると思うけど、そこは昔からの取り決めでやっているのでしょうね。
賑やかな広場に面した廟の小門は、まさにラビリンスへの小さな入り口。
狭い通路はいつも老若男女でごった返していて、賑わいぶりに圧倒されます。
この廟での名物は、何をさておき「貢丸湯」(コンワンタン/肉団子スープ)と一緒に食べる、「炒米粉」(チャオミーフェン)。
入り口からすぐの、超一等地にお店を構える「阿城號米粉」さんが、まさに代表店です。
みなさんお店を取り巻いて、凄い人気ぶり。
だからいつも、此所では必ず何かしら注文してしまう・・
炒米粉は、鉄板の上で山盛りに。
お店の方は、いつも丁寧に米粉を攪拌して、きれいに山を作っています。
見た目の問題だけでなく、食感を出来立てに保つための工夫でもありそうです。
大量に作っているのに、しゃきしゃきの食感を保ったもやし、とろーり肉操。
米粉のプリップリの食感は、どうすればこんなに美味しくできるのかと、いつも感心してしまいます。
サッとよそってもらった貢丸湯には、柔らかなパクチーとセロリ。
軽い調味料ベースであっさりしつつも、たまらない香ばしさを醸します。
きめ細かく柔らか、練り上げた貢丸は、齧るたびに凄い歯応えで、ぶりぶり!
こんなにきめ細かく結接しているのに、ジューシーな肉の風味が溢れてきます。
この都城隍廟、どの屋台も旨いものだらけ。
新竹は、台北からのアクセスも良いから、夕方からの時間が空いたなら、是非、ぶらり旅をお薦めします。