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二度目の台湾♪① - 1 小生、池上便當の蘊蓄を語るの巻き
「のっけ丼」的見た目
池上の駅を出てすぐ右手に「全美行」
注文カウンター
渡された注文用紙を奥の調理場へ
「池上米」も販売しています。
経木のお弁当箱
池上便當とこの列車に乗るのが、今回の目的~
最後尾は、ドア開けっ放し!?
日本では絶滅した客車であります。
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又市69
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| 店名 |
台東池上便當‧全美行 台東池上總店
|
|---|---|
| ジャンル | 弁当、台湾料理 |
|
予約・ お問い合わせ |
(+886) 089862270 |
| 予約可否 | |
| 住所 |
台湾台東縣池上鄉中正路1號 |
| 交通手段 |
臺灣鐵路台東線『池上』駅より徒歩1分 |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算(口コミ集計) |
|
| サービス料・ チャージ |
なし |
| 利用シーン |
|
|---|---|
| サービス | テイクアウト |
| お子様連れ |
子供可 |
| 公式アカウント | |
| 備考 |
駅のホームでの手売りもあり |
| 初投稿者 |
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二度目の台湾なのであります!
今回は、台鐵に残る最後の客車列車『3721次・普快車』に乗り鉄に訪れた次第であります♪
そしてもう一つ!
台東へ行ったなら無理にでも足を伸ばして『池上』へ~
「台東」「池上」
何だか台東区浅草の辺りから大田区池上へ移動しただけの話しにも聞こえなくないのではありますが~
「池上」と言っても東急池上線の池上じゃないのであります。
台湾語の発音で「チィシャン」
台湾の米どころ、美味しいお米の採れるところなのであります。
そしてココ池上には、日治時代の遺産、駅弁=「便當」が名物なのであります!
台湾で駅弁は、ベントー(ビェンタン)として、台湾食文化の一つになっているのでありますが~
時代や台湾市民のニーズに合わせて日々進化しているのであります。
しかし!ココ池上の『便當』は、頑なに『日式』を守り続けているのであります!
駅舎改修前の旧駅時代には、日本でも見掛けなくなった「立ち売り」をされていて、日本のTVで見掛けたことがある方もいるかと~
さてさて、池上便當の何が「日式」かなのでありましょうや?
台湾の駅弁は、大半が「丸くて浅い弁当容器」「透明のプラフタ、掛け紙なし」なのであります。
しかし、池上便當は、経木の四角い弁当箱~
やはり経木のフタで「掛け紙」が掛かっているのであります。
実は、この「池上便當」こちらの全美行さん以外にも「家郷飯包」「悟餐便當」と計3店舗あるのであります♪
面白い事に3店舗とも弁当の内容は、ほぼ同じ~
日本でもご当地グルメで「○○ラーメン」を名乗るには規程があったりすることの様に、
「池上便當」を名乗るのに規程があるのかと?思ってしまうのであります。
幾つか便當の種類があるようでありますが、基本の便當を注文であります!
便當1個80twd≒200円ちょい!?
驚きの価格なのであります!
これも3店舗共通なのでありますが、注文を受けてから調製する「ほか弁スタイル」
(台湾の駅弁は、既に調製してある作り置きより、調製仕立て詰め立てが当たり前で、そちらの方が人気。)
更に『駅弁』とは言いつつ日本と大きく違うのが、『直ぐに食べる!』
日本なら駅弁を買って新幹線に乗ったとしたら『新横浜or大宮を出るまでは、駅弁たべない!』とか『駅弁は、車窓の景色を楽しみつつ、車内で食べるもの!』と暗黙の了解があったりして、駅弁も『冷めても美味しい』を前提に作られているのであります。
それがご当地台湾では、『温かくない便當は、好まれない!』のでありまして~
列車に乗り込む前から、駅の待ち合い室やホームでパクパク食べてしまうのであります。
コンビニおにぎりも必ず暖めるお国柄、『暖かい食事』は、こちらの人にとっては『何よりのご馳走』なのでありましょう~
(こちらのコンビニで、おにぎりを買って「そのままでイイ」と言うと、不思議な顔をされます。f(^_^;)
だからなのか?メインのおかずは、ほとんど「おニク」
『おニク系』の駅弁は、日本だとまず『牛肉』が使用されるのであります。
これは、「高級感」+「冷めても比較的固くならない」が理由に上げられるのでありまして~
『豚肉』の駅弁は、豚肉の特質である「冷めると固くなる」「脂質がニチャニチャする」事から敬遠されがちなのであります。
しかししかし!台湾では、『便當が暖かいのは、当たり前~の法則』?から「豚肉がおかずのメイン」なのであります!
長い長い前置きも済んだところで、駅弁を抱えて高雄へ向かう列車乗り込むのであります!
(やはりリィベンレン=日本人な小生、駅弁は車内で頂くのであります!)
内容は、排骨をメインにチャーシュー、味玉、腸詰め、生姜漬けが共通。
プラス、青菜やキャベツ炒め、フリッター、臭豆腐?といった、お店其々のおかずが加わるのであります。
お米は、台湾のコシヒカリと言っても良い「池上米」を使用。
このお米、ほぼ「日本のお米と同じ!」と言っても過言ではないのであります!
正直、街中の屋台で出されるお米は、質なのか炊き方なのか?日本人だと美味しく感じない事もしばしば・・・
でもこの駅弁のお米は、日本人の好きなモチモチ食感~
経木の弁当箱が適度に余分な水分も吸ってくれて、冷めても好吃~厚呷!なのであります。
メインの豚肉おかず類も、冷めきっていないので、まずまずの柔らかさ♪
同じ豚肉でも、排骨、チャーシューと味付けも少しづづ違い日本人好み。
おニクおニクで飽きた口中を少量ではありますが野菜やピリっと辛い生姜漬けがリフレッシュ!
『おかかの佃煮風ふりかけ』に至っては、「これだけビン詰で売ってないの?」と、思わずお土産に持って帰りたくなるのであります~
全美行さんを含め、3店舗とも早朝7時から(悟餐のみ8時)営業しているのも嬉しいのであります!
昼時は、観光客でごった返し店内での飲食もままならない状況になるのは必至であります。
訪問されるなら、混雑皆無、写真取り放題?(可以拍照ロ馬?)「朝のうち」がオススメなのであります!