清朝時代以来の老舗で、豪華食材ぎっしりの伝統粽(ちまき)。
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特級海鮮八寶肉粽(150NTD)
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しっとり、もちもち！
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これをじっくり蒸しあげる
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栗やアワビ、どんこ椎茸等々、豪華な食材がぎっしり。
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肉燥米粉(20NTD)
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はまぐりスープ(30NTD？)
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牡蠣スープ(30NTD？)
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店頭売りも当然あります。
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周辺の建物がどんどん建て替わる中、昔のままの木造店舗です。(2014/08)
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高くて旨いは当たり前
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店舗情報（詳細）
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店舗基本情報
| 店名 |
再發號
|
|---|---|
| ジャンル | 台湾料理 |
| お問い合わせ |
(+886) 062223577 |
| 予約可否 |
予約不可 |
| 住所 |
台湾台南市民權路二段71號 |
| 交通手段 |
台鉄「台南」駅の中山路をまっすぐ、民権路二段を右へ。駅から徒歩10分強ほど。 |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算（口コミ集計） |
～￥999
～￥999
※訪問時点の為替レート換算での金額になります。 利用金額分布を見る |
| 支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
| サービス料・ チャージ |
なし |
席・設備
| 個室 |
無 |
|---|---|
| 貸切 |
不可 |
| 駐車場 |
無 |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ロケーション | 一軒家レストラン |
| サービス | テイクアウト |
| お子様連れ |
可 |
| ドレスコード | なし |
| ホームページ | |
| オープン日 |
1872年 |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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台南といえば、老舗「再發號」(ツァイファーハオ)の伝統粽(ちまき)は欠かせないのだと。
民権路を歩いていくと、周囲に新しい建物が増えるなかで、古色蒼然とした木造の食堂が、際立って見えてきます。
粽を買い求める人への対応なのか、店頭にはシックなカウンターがあって、奥に内用(ネイヨン)の食卓が並びます。
台南ではよく知られる有名店なのですが、お店はいつも、いたってのんびりしていますね。
店内の雰囲気は、台湾ならばどこの街にもある、庶民的な食堂の趣。
以前よりも内装が少し綺麗になって、壁には有名人来店のスナップがたくさん飾られています。
ただ、目を凝らしてみると、内装や設えの細部には、創建以来150年近い歴史を感じるから不思議なものですね。
此処の粽はすべて、店内で職人さんがもち米を炊き上げ、具材を丁寧に調理する、まさに手作り。
竹皮に包まれ、縛られた粽が山積みになっているのは、これから蒸しあげて夕方のお客さんに備えるのでしょうか。
粽を注文しようとすると、普通の「肉粽」(ロウツォン)がNTD50、具の豊富な「八寶肉粽」は100NTD、さらにお店の看板商品でもある「特級海鮮八寶肉粽」に至っては、NTD150というお値段。
せっかくご当地に来たからにはと、ちょっと奮発して特級海鮮を頼んでみます。
竹皮を解かれ、艶々でとても大きな粽が皿の上に。
さすがは特級を謳うだけあって、大きな栗、鮑、干貝柱、桜海老等々、豪華な食材がぎっしり詰め込まれています。
日本のもち米よりもスリムな「長粒糯」のもっちり、しっとりとした食感。
それぞれの食材を口にするたびに、それぞれが柔らかく蒸されていて、食材の個性がもち米と良く馴染んでいます。
この贅沢な粽、毎年端午の節句が近づくと、１日１万個以上も売れるというから凄いものですね。
ただ、このお店の粽の何たるかを味わうには、普通の肉粽や八寶肉粽でも不足はなさそうに思いますが・・・
粽以外のメニューも豊富なので、まずはありきたりながら「肉燥米粉」(20NTD)を頼んでみます。
しっとり戻した米粉、ちょっぴりニンニクの効いた肉餡に香草と、台湾全土で食べられるメニューですね。
仕上げにと、これも人気だという貝のスープを。
「はまぐりスープ」(30NTD)、「牡蠣スープ」(30NTD)ともに頼んでみます。
それぞれに塩分も抑えてあって、ゆっくり味わうたび、豊かな海のエキスが体に染みわたっていくようです。
この再発號さん、1872年(清朝同治11年、日本明治５年)に創建以来、既に４世代に渡って継承されてきたとのこと。
その後の日本統治下を経て現在に至る、既に150年近い営業を続けているわけです。
肉粽は府都台南の名産と謳われる銘品ですが、粽以外にもいろいろ味わってみたい、名店なのだと思いますね。