小海老の旨みを閉じ込めて、しっとり炊けた蝦仁飯。
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高くて旨いは当たり前
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店舗情報（詳細）
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店舗基本情報
| 店名 |
矮仔成蝦仁飯
|
|---|---|
| ジャンル | 台湾料理 |
| お問い合わせ |
(+886) 062201897 |
| 予約可否 |
予約不可 |
| 住所 |
台湾台南市海安路一段66號 |
| 交通手段 |
台鐡台南火車站から徒歩約30分。 |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算（口コミ集計） |
～￥999
※訪問時点の為替レート換算での金額になります。 利用金額分布を見る |
| 支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
席・設備
| 個室 |
無 |
|---|---|
| 貸切 |
不可 |
| 駐車場 |
無 |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
家族・子供と ｜ デート ｜ 一人で入りやすい ｜ 知人・友人と こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ホームページ | |
| オープン日 |
1922年 |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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台南の市街地を南北に縦断する海安路。
広い道路に沿って飲食店が建ち並び、歩道にまで溢れるテーブルは、夕方になると勤め帰りの人たちで賑わいます。
台南站からはずいぶん距離のある一角まで来ても、街の賑わいはまだまだ衰えません。
この界隈には、台南小吃に欠かせない「蝦仁飯」を食べさせてくれるお店が相向かいに二軒。
そのうちの一軒「矮仔成蝦仁飯」は、1922年創建と、日本統治時代以来の歴史があるお店です。
地元の皆さんが憩うテーブルに相席させてもらって、蝦仁飯等々を頼んでみます。
メインのご飯ものメニューは、蝦仁飯、肉絲飯、綜合飯の三種類、おまけに親子丼と。
要は、リゾット風ご飯の上に何をのせるのかということですね。
海老だけをのせるのか、豚と玉葱の煮つけたものをのせるのか、両方のせるのか等々。
このお店で肝心なのは、これらに使うご飯。
海老の旨みがたっぷり出たあっさりスープとご飯を、一緒に鉄鍋で炒めます。
旨みを閉じ込めながら水分がなくなるまで鍋を振り、煮詰まったご飯に、小海老と青葱を炒めたものをのせたら完成ですね。
蝦仁飯も、そして豚肉と一緒の綜合飯も、香ばしくてふんわりと甘い。
ご飯はしっとりふんわりして、リゾットという喩えは言い得て妙です。
これ、日本人は概して好きな味かもしれませんね。
あくまでも個人的な好みとしては、もとの飯の炊き上がりをもう少し硬めにするなり、水分を飛ばして炒めあげるなりした方が、飯そのものの食感や風味は生きてくるかと・・・
トッピングの小海老は、軽く焼いてあって、香ばしさが際立ちますね。
鴨と玉子のスープは、豚骨ベースのあっさりした塩加減。
スープと言えば、此処にはいりこ出汁の味噌湯がNTD10と格安で供されていて、結構皆さんこれを飲んでいる。
ちなみに、店員さんは味噌湯のことを「みそしる」と呼んでいました。
卓上には沢庵が置いてあるのだけれど、日本の沢庵とは似て非なる代物。
沢庵は塩辛いし、みそ汁はどこか台湾風。
でも、リゾットというよりおじや風の優しいご飯に、みそ汁、それに沢庵。
おまけにメニューには親子丼なるものまであって・・・
お店の創建時期などを考えるとき、日本食の影響が脈々と続いているのかと思うと、感慨深いものがありますね。