台湾セブンの人気便當は、安くて旨い駅弁スタイル！
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奮起湖便當(NTD65)
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大きな骨付き鶏もも肉、ガブッ！
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台湾セブンの大ヒット弁当「新國民便當」(NTD55)
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おでんは熱帯の街でも大人気。麻辣味と日式関東煮のあっさり出汁と、電熱鍋が二台体制です。
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清涼飲料もご当地ならでは。
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日本統治時代以来の重厚な駅舎です。
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戦前の日本の建築は、台湾で今も大切にされています。
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何処となく日本の地方都市の駅に似ていますね。
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日本時代の優美な建物にヤシの木が映えます。
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高くて旨いは当たり前
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店舗情報（詳細）
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店舗基本情報
| 店名 |
7-ELEVEN 台南站
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|---|---|
| ジャンル | その他、弁当 |
|
予約・ お問い合わせ |
(+886) 062113919 |
| 予約可否 | |
| 住所 |
台湾臺南市東區北門路二段4號 |
| 交通手段 |
台鐡台南火車站改札前待合コンコース内。 |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算（口コミ集計） |
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席・設備
| 個室 |
無 |
|---|---|
| 貸切 |
不可 |
| 禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
| 駐車場 |
無 |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
家族・子供と ｜ デート ｜ 一人で入りやすい ｜ 知人・友人と こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ホームページ | |
| 初投稿者 |
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日本統治時代の優美な駅舎が今も大切にされている、台湾鐡路局の台南火車站。
高鐡(新幹線)が開通しても、街の真ん中にある在来線の駅は、中距離の輸送に活路を見いだし賑わっています。
1936(昭和11)年にできた白亜の駅舎にはアーチ状の柱が整然と並び、コロニアル風のファサードが実に素敵ですね。
台南には、この在来線駅舎のほか、旧林百貨店、台南市消防署、国家台湾文学館(旧台南州庁舎→台南市政府)、台南市警察局、嘉南農田水利会、台南公会堂など、数々の近代建築が国定都市古蹟に指定されていて、まるで懐かしい日本に出会えるかのようです。
さて、台湾でも、日本同様にエキナカコンビニの出店が盛んで、台鐡での主役はお馴染みのセブンイレブン。
夜になっても、列車が入って来る度に、たくさんお客さんが立ち寄っています。
台湾のコンビニは、日本で開発された商業スタイルに極めて近い展開で、例えばおでんなど、台湾でも大人気。
見るからに辛そうな麻辣スープ、日式のあっさりした出汁と、大抵どの店でも二台以上の鍋が並んで、人気があります。
限られた駅構内のスペースで、かなり品数を絞った運営をしていますが、どこか温かみがありますね。
さて、車内で食べようとお弁当を買うのですが、台湾では「便當」と、日本語がそのまま使われています。
阿里山森林鐡路の途中站、奮起湖で売られる弁当にヒントを得た「奮起湖便當」(NTD65)は、紙箱の簡単な包装ながら、なかなかの豪華版。
日本の弁当は基本、幕の内弁当のように小分けに仕切っておかずを入れますが、台湾では飯の上におかずをダイレクトにのせてしまうやり方です。
大きな骨付きの鶏もも肉、平たく揚げた排骨、卵焼き、山菜風の野菜あえ物等々、品数も豊富です。
これを、車内で売りに来る冷たいお茶とともに食べるのが、台湾の鉄道旅行の楽しみでもあるわけです。
台湾セブンの大ヒット弁当は、NTD55で売られる「新國民便當」と呼ばれるもの。
ご飯の上には、大きな排骨(パイクー)がドーンとのっていて、結構なボリュームです。
この弁当、見かける度に中身もパッケージデザインも少しずつ変わっているようにも思うのですが、最近の紙箱には、たわわに実った稲束を抱えた農婦の姿、そして、その視線の先に、様々な職業で働く男たちのイラストが描かれています。
美味しいコメを作ってくれる生産者があって、それをはじめて食べられるのだという謙虚さと、食に対する真摯な考え方。
そう考えるとき、その間に入って、美味しい弁当を作り届けるのだという、彼ら流通業の矜持もまた窺えますね。
遥か昔にこの国の近代化に、この国の人たちとともに汗を流したわが国の存在、そして、今の時代にあってなお高い道徳観を持ち、礼儀正しい国民の姿。
台湾を旅していると、我々日本人として、この国から見習うべき姿もまた、垣間見えてくるのです。