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美濃のバス停前で香ばしい腸詰を焼いてます!
自家製です!
大腸と香腸
ああ、旨そう!
糯米腸、ジュワーッと焼いて!
美濃(メイノン)バス停前の名物です。
香腸(シャンチャン)
パックに入れて、バスの中で食べよう。
生姜が添えてあります。
糯米ぎっしり、もっちもち!
美濃(メイノン)
想像を絶するジューシーな旨さ!
高雄から北東へ離れること40km。
美濃(メイノン)という、客家人の多く住む、田園の小さな街へ。
粄條などの客家料理を体験したあと、屏東(ピンドン)行きのバスを待つ客運站の前に、旨そうなソーセージを焼くお店が。
看板には「大腸、香腸(ダーチャン、シャンチャン)」「黑輪(オーレン)」と、商品をそのまま訴求。
お店の屋号は、どうやら「阿蘭娜黑輪」さんというようです。
黑輪はオーレンと読むのだけれど、これこそ、日本語の「おでん」が転じた言葉。
大きなおでん鍋には、日本の種と類似した、串の練り物などが旨そうに煮えています。
いっぽう、お店の本業とでも言うべきご商売は、自家製の大腸、香腸(台湾ソーセージ)を炙って売ること。
村では評判のお店らしく、降り続く雨の中でも、時折買い求める人がやって来ます。
軒先には、まさに「腸詰」状態の、出来たての台湾ソーセージが、旨そうに吊るされて。
店頭のロースターには、艶やかに炙られた各種ソーセージが、なんとも堪らない焼け具合です。
このソーセージ、独特な甘さから、日本人には賛否両論なのだけど、台湾では何処の街でも見られる、小吃の大スター。
夜市などの屋台では、何処でも大人気ですね。
照り照りな焼け具合が堪らなく旨そうなので、バスの中でいただこうと、大腸と香腸をそれぞれ。
言われるままにポケットの小銭を出したのだけど、合わせてTWD30程度だったかと。
やってきた屏東客運(ピンドンカーユン)は、美濃出発時点で大型バスに私一人の貸し切り状態。
降り続く雨の中、巧みなハンドルさばきで田園を走ります。
大きな川を渡り、果てしなく続くサトウキビ畑や田んぼの中を、飛沫をあげながら突き進んでいきます。
時折乗ってくる子供や年寄りと、若い運転士は顔なじみ。
おそらく「今日はどうだった?」みたいな言葉を交わしているのでしょうね。
こちらが日本人だとわかってか、日本の歌を次々口ずさんでくれるノリの良さ。
一緒に歌ってあげたいけれど、AKBはオジサンにはわからないなぁ・・・
SMAPなら歌えるんだけどね。
アジアの歌姫、テレサテン(鄧麗君)のことなど、この世代は知らないかな?
香腸を買っていたことを思い出して、一人で食べるのもなんだから、運転士氏に1本差し上げたら、すごく喜んでくれて。
パリッ!と噛むと、まだ温かい甘い肉汁がジュワッ!
心地よい揺れにうとうとして、暫し爆睡。
客の乗り降りで目が覚めると、そこはもう屏東の街なかでした。
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高くて旨いは当たり前
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| 店名 |
阿蘭娜黑輪(阿蘭娜大腸香腸)
|
|---|---|
| ジャンル | 台湾料理 |
|
予約・ お問い合わせ |
不明の為情報お待ちしております |
| 予約可否 | |
| 住所 |
台湾No. 12, Section 1, Zhongzheng Road, Meinong District, Kaohsiung City |
| 交通手段 |
台湾高鐵左營站から国道旗美線(高雄客運)にて約60分。 |
| 営業時間 | |
| 予算 |
~¥999 ~¥999 |
| 予算(口コミ集計) |
|
| 支払い方法 |
カード不可 |
| 個室 |
無 |
|---|
| 利用シーン |
|
|---|---|
| 公式アカウント | |
| 初投稿者 |
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緑の濃い山々を間近に望む、高雄市美濃(メイノン)區。
中心街といっても高い建物は皆無で、いたって長閑なもの。
家々の生け垣には、まるで昆虫図鑑でもながめているような、美しい蝶がたくさん舞っています。
高雄客運の美濃転運站からすぐ近くだし、屏東客運の美濃中正路客運站ならバス停のすぐ前。
そんな一等地で営業する「阿蘭娜黑輪」さん。
バスを待っていると、否応なしに腸詰を焼く芳ばしい煙が立ち込めています。
この「阿蘭娜」さん、黒輪(オーレン)という店名は「おでん屋」を意味するわけで、傍らにはおでんの鍋。
でも、おでんよりよく売れていそうなのが「大腸」と「香腸」。
軒先に吊るされた香腸が、手作りの証で、如何にも旨そう。
たまらず、大腸(糯米腸)と香腸を一本ずつ、パック詰めにしてもらいます。
お値段は極めてリーズナブルで、たしか50元コインでお釣りが来たと思います。
高雄・左營(ズゥオイン)行きの客運に乗り込んで、一番後ろの座席に陣取って。
中高生の頃、遠足や修学旅行のバスで一番後ろの席に座るのは、ロクなもんじゃなかったなぁ・・
パックをあけると、堪らない香ばしさ。
糯米腸も香腸も食べやすいように刻んで、生姜がついています。
大腸には糯米がぎっしり、もっちもちの食感!
香腸は、齧るとたちまち甘い脂がジュワーッと。
みんなでつつき合えば、あっという間に売り切れ、お腹いっぱい。
バスは旗山でまた客を乗せ、國道10號から高雄都會快速道路へ。
高雄の街に差し掛かる頃には、すっかり夢の中でした。