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日本人には全く馴染みのない「猪血糕」というものを食べてみる。
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猪血糕(1支TWD20)
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三峡は、清朝以来の街並みです。
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豚の血を固めたものですから、こんな色をしています。
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三角湧(三峡)でいちばんの老舗なのだと。※撮影ご了解
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観光地化しています。
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香草の入った花生(ピーナッツ)粉に塗します。
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三峡老街。台湾の中でも、かなり規模の大きな老街です。
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三峡の中心街。かなり賑やかです。
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店舗情報（詳細）
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店舗基本情報
| 店名 |
鄭記古早味豬血糕
|
|---|---|
| ジャンル | 台湾料理、中華菓子 |
|
予約・ お問い合わせ |
(+886) 922975583 |
| 予約可否 | |
| 住所 |
台湾新北市三峽區民權路87號 |
| 交通手段 |
三峡老街までは、台北捷運板南線の南側終点・頂埔(ディンプー)站から公車にて約15分。 |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算 |
～￥999 |
| 予算（口コミ集計） |
|
席・設備
| 個室 |
無 |
|---|---|
| 貸切 |
不可 |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
|
|---|---|
| 公式アカウント | |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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台北から南へ少し離れた、桃園縣も近い丘陵地帯にある、三峡(サンシャ)の老街。
捷運の景安(ジンアン)站から、高速公路経由の公車(ゴンチャー/路線バス)に乗り込むと、１時間とかからずに中心街に到着します。
客家人が開いた街だと言われ、淡水河の三本の支流が三角州を作っていた場所だから「三峡」と名がついたとか。
かつて、台北との舟運集散地で富豪たちが贅を尽くし、今に残る街並みが生まれたのだと。
近年、建物の修復や街路整備が大掛かりに進められた、三峡の老街。
道の両側に綺麗に建ち並ぶのは、素敵な赤煉瓦の建築です。
日治時代に造られた建物が多いから、煉瓦の多くは日本産なのだと。
かつては生活感溢れる雑多な商店街だったのでしょうが、今は土産物の雑貨や食物販が軒を連ねているのは致し方ないところでしょうか。
いかにも観光地然とした品物が並ぶ店を一瞥しながら、なかなか食指が動きません。
老街の中ほどまでやって来ると、昔からのご商売だという「猪血糕」の小さなお店が。
店前の小さな木製蒸篭には、蒸したての猪血糕が並んでいます。
これ、伝統的料理というか、はたまたお菓子というべきか、日本人にはまったく馴染みがないものですね。
台湾の人たちはおそらく誰でも知っている、豚の血と餅米を混ぜて蒸した物です。
日本人は肉を食べる文化自体が浅いのか、獣の血を食べることには、ほとんど無縁。
でも、中華圏でも韓国でも、豚の血を使った料理には頻繁にお目にかかります。
さて、勇気を出して一つ食べてみようかと。
TWD20(1支)だと言うから、まさに手軽なおやつ感覚ですね。
早速木箱の蒸篭から出して、醤油ベースだと思われるタレを軽くくぐらせ、香草の混ざった花生粉を衣のように塗して。
思い切って齧ってみると、モチッとした歯ごたえとともに、花生(ピーナッツ)の香ばしさが。
意外にも、血生臭いなんて言うことはなくて、むしろ餅米の良い香りがします。
香草は何だかよくわからないけれど、微かに爽やかな香りがしました。
三峡老街の美しさをじっくり堪能した後は、公車に乗り込んで、淡水河を挟んだ対岸の「鶯歌」(インガー)へ足を延ばすのも一興。
台湾屈指の陶磁器の街だけあって、日本ではなかなか手に入らない、茶器、焼きもの、それに中国茶の良いものもたくさんあります。
鶯歌には台鐵站もあるので、ローカルな電車に揺られ、台北へ戻るのも良いですね。