Kagero Bangkok
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カゲロウプリュスの味をバンコクで！
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KSK LEEM
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店舗情報（詳細）
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店舗基本情報
| 店名 |
Kagero Bangkok（カゲロウ バンコク）
|
|---|---|
| ジャンル | イタリアン、イノベーティブ |
|
予約・ お問い合わせ |
(+66) 0923289466 |
| 予約可否 |
完全予約制 Table Check より予約 |
| 住所 |
タイModernform Forty9 55 1 Sukhumvit 49, Klongtan Nuea, Wattana Bangkok 10100 |
| 交通手段 |
BTS トンロー駅より徒歩１６分 |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算 |
￥20,000～￥29,999 |
| 予算（口コミ集計） |
|
| 支払い方法 |
カード可 |
| サービス料・ チャージ |
サービス料10% |
席・設備
| 席数 |
10席 （カウンター10席） |
|---|---|
| 個室 |
無 |
| 空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、カウンター席あり |
メニュー
| ドリンク | ワインあり |
|---|
特徴・関連情報
| 利用シーン |
|
|---|---|
| サービス | お祝い・サプライズ可、ドリンク持込可、ソムリエがいる、複数言語メニューあり（英語） |
| お子様連れ |
子供可 12歳以上で大人と同じフルコースメニューのみ可 |
| ドレスコード | スマートカジュアル |
| 公式アカウント | |
| オープン日 |
2022年 |
| 初投稿者 |
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惜しまれつつも23年9月で閉店された、かのフレンチの名店エクアトゥールの姉妹店であるK+（カゲロウプリュス）がなんとバンコク店をオープン！
日本と同じくイタリアンと和風のイノベーション料理。ほとんどの食材が日本産の上等なものです。
ライブキッチンのカウンター10席のみ。完全予約制。
場所はスクンビット49のサミティベート病院の近く。
おしゃれな建物のちょっと奥まったところに「K+」と書かれた入口があります。
営業は17:00と20:00スタートの２回転。
メニューは季節（2カ月？）ごとに変わるプリフィクスコース一択。
今回は Autumn Course（5,400バーツ）
現在、１バーツ＝４円強ですので約22,000円です。
席に着くと水か炭酸水か訊かれます。炭酸水をオーダー。
280バーツ（だったかな？）フリーフローです。
同時にドリンクメニューも出されます。3,600バーツでワイン４杯のペアリングもありますが今回は単品で。
景気づけにシャンパーニュ（850バーツ）を。
ちなみにタイはお酒の関税がメチャメチャ高いため現地酒以外は高価になります。
●ASSORTED APPETIZERS（前菜６種）
・雲丹のフラン
・半熟卵と黒トリュフ
・秋刀魚
・フレッシュチーズとフルーツトマト キャビア添え
・カリフラワーとイクラのサラダ
・クラゲの柚子胡椒和え
小鉢に分けられた華やかなプレゼンテーションでスタート。
秋刀魚のムッチリ感と大きなポーションのクラゲの歯ごたえが特に良かったです。
●COLD PASTA（冷製パスタ）
フルーツトマト、カラスミ、雲丹と白エビ（+300バーツ）の3種から選べました。
すべてカッペリーニで雲丹のはイカ墨です。
今回はカラスミを選択。
これでもかと振りかけられたカラスミの香り高いこと。鎮座するのはこれまたキャビア。
パスタに和えられたレモンソースの強めの酸味がよく合って全体を引き締めます。
うまい！！！
●KANI CROQUETTE（カニコロッケ）
ズワイをたんまり使ったカニコロッケにアメリケーヌソース。
特製のタルタルとこれまたキャビア。
こんなの美味いに決まってんじゃん。
●HOT PASTA（温パスタ）
ナポリタンとシラスの２択。今回はシラスを。
スパゲティにたっぷりのシラスと刻んだ青唐辛子に山椒の実。
実に和風な日本人にはホッとする味わい。ピリリと効いた辛さが食欲をあおる。
ちなみにナポリタンはフィットチーネ？になんか美味そうな具をゴロゴロ入れて目玉焼き乗っけてチーズとトリュフを親の仇の如くおろし掛けていました。
ここで赤ワインをグラスで投入（1,100バーツ）
●CONSOMME（コンソメスープ）
コンソメと宍道湖のシジミの優しい出汁。そこに浸されたのはアマダイの鱗焼きと気仙沼のフカヒレ。
このフカヒレがべら棒にうまかったです。いったん揚げてバリッザクッとした食感の中にはおなじみのとぅるとぅるフカヒレ。スープと絡まって夢見心地のお味です。この調理はシェフの中華の経験が活かされているそう。
タイ人富裕層な他のお客さんたちも大絶賛。
●MAIN DISH（メインディッシュ）
鴨、熊本牛（+800バーツ）、クロムツ（+700バーツ）の3択。
鴨のグリルをチョイス。
赤ワインソースのみのシンプルな盛り付けにシェフの自信が伺えます。
皮目は香ばしくバリッ！お肉はふわっふわ。すごい焼き加減 わ～なんじゃこりゃ～。
●ADD-ON（追加メニュー）
日本式カレーライス（+300）とカゲロウTKG（+700）が追加できます。
噂のTKGいっちゃうもんね。
ごはんの上に牛ザブトンとフォアグラ、そして玉子のエスプーマ。
見た目通りの暴力的かつ犯罪級なやつ。
●DESSERT（デザート）
日本式かき氷、モンブラン、佐渡産イチジク（+300）の3種からモンブラン。
キノコのような形状の再構築されたモンブラン。
マロングラッセを包み揚げたパリパリの上に洋酒香るジェラート。
アイスを一口食べてこれは全体を混ぜ混ぜして食べるべきものと得心しやってみると案の定、三位一体トリニティです。
食後にエスプレッソ（120）をいただいてフィニッシュ。
数年分のキャビアを食べた気がする。
私以外のお客さんは全員タイ人のグループで私のみ日本人だったので、シェフとお話しできる時間もあり楽しかったです。
サービススタッフも皆さん目配り良く、ひとり日本人の私にも日本語を織り交ぜた英語で一品一品丁寧に説明をいただけました。全体的に非常にサービスレベルの高いお店と感じました。
反面、食材のほとんどが日本からの輸入、また先述の通りタイはワインなどのお酒が高いため価格は高価です。
近年の円安バーツ高もありなおさらですね。
トータルでは１万バーツ弱と日本円で約４万円。
当店はタイ人およびタイ在住の方が行くべきお店と強く感じました。
日本食材メインなこともあり仕事や観光でちょっとタイに訪れた日本人（エクアトゥールおよびカゲロウの熱烈なファン以外の）ならば、タイならではの良いレストランを2軒ほど回ったほうがオススメかもしれません。