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通常利用外口コミ
この口コミは試食会・プレオープン・レセプション利用など、通常とは異なるサービス利用による口コミです。
プリフィックスランチ
内観
チャーン
テーブルセティング
テーブルセティング
内観
前菜
トムヤムクン
魚のタマリンド
魚のタマリンド
グリルドサーモン
キャロットケーキ
ショコラケーキ
その日の鮮魚が店頭に並びます
アンダマン海に沈む夕日を眺めながらの食事は必ずや思い出に残ることと思います。
雨季は荒れた海からの風が強く、風潮避けの透明なシートが開口部を覆っています。フィルターを通した風景は少しだけ本物では無い気がしました。そして雲間から覗いた夕日は少しだけ感慨を削がれました。乾季の渡航をお勧めします。そうは言っても素敵な雰囲気のレストランです。
はじめにパンが供されます。他の東南アジア国でもそうでしたので驚きはしませんでした。
とは言えこういった提供は支持しかねます。ライスに合った料理なので別注にてライスを取ると別料金が発生します。バンコクのローカルなレストランでは、錫の器からライスを掬って配膳してもらえるのは当たり前でした。フレンチにおけるパンの提供と同じだったのです。そういったことを踏まえると白人に媚びているようで不満を持ちました。ライスとパンを選択できたらと思います。
・蟹と海老のケイク
遊びの過ぎない実直なトマトソースに嬉しくなりました。意地悪く例えるならパッサータそのままといった、素の風合いがよいと思います。ソースの多さにシチリアのクスクスを想起しました。蟹はよく香っていました。クリームムースが和え衣の如く蟹の解し身をまとめていました。良い味です。トマトソースのほのかな酸味がクリームの主張を和らげていました。海老の加熱がレアに仕上がっていたのもよいものです。殻が焼かれたときのような芳香が食欲をあおります。背わたなどもちろん残っておらず丁寧な調理です。加熱しても縮まない海老のぷりっとした食感が楽しい逸品でした。
・蒸したガルーパ チリレモンソース
こちら様を訪ねた目的はこれです。丸一尾の鮮魚を様々な調理とソースで提供してくれるのです。ガルーパは日本ではハタと総称される魚です。沖縄ではミーバイ、フィリピンではラプラプとも呼ばれる、すっきりとした旨味を持つとても美味しい白身の魚です。沖縄ではマース煮や刺身を、セブでは蒸して醤油ソースで食べたことがあり、その美味しさにはずっと魅せられてきました。そのような実績のある魚ですので間違いはないであろうという選択です。さて運ばれてきた時ひと目見て、想像通りの形態をしていたことにうなづいてしまいました。これですよこれ、といった心境でした。チリの量が多いように見えると思いますがまったくの杞憂です。チリの香りだけで辛くはありません。レモン(マナオ)も酸味を利かせるというよりはライムのような爽やかな香りを漂わせています。タイらしい調理なのにナンプラーのニュアンスは感じられず、繊細な旨味のガルーパにふさわしい上品なソースです。骨離れはよい魚ですのでカトラリを用いても難儀しないと思います。せっかくのホールの魚ですので、骨の無い部位から食べ進めました。カトラリを当てると案外むっちりしているものの、口に含むと白身はほろりと解けます。硬い骨は小骨ではないので舌で選るのはそれほど難しくはありません。腹身の肉付きがよく、わずかに脂を感じられて背身よりふくよかな味わいでした。長い肋骨も外しやすく最も美味しい部位でした。
・ロブスターのフェットチーネ
実直なトマトソースです。日本料理の出汁に相当するものが地中海料理のトマトだと例えられることがあるように、トマトとロブスターの旨味、以上、そのようなシンプルさが潔いと思います。ロブスターは大きめのカットのものが惜しげも無く用いられていました。弾けるような歯触りではなく、ぼりっとするような、とろりとするような、何とも形容し難い食感でした。パスタは自家製麺でしょうか、巾が広く千切れたりしませんししなやかでした。生のフェットチーネは大抵ぱさぱさとして千切れやすいことが多いので感心しました。タイ国ではパスタの皿にバゲットを添えるのが流儀なのですか?他所様でも同じような盛り付けを経験したのでちょっとした疑問です。あしらいのバジルはホーリーバジルではありませんか。タイらしいイタリアンでした。
・マンゴームース
気のせいかもしれませんが日本のマンゴーより味が濃いように感じられます。滑らかなムースは甘さ控えめ、その代わりソースはコンクのようにダイスはジャムのようにしっかりとした甘さです。ドットに配された黒いソースはまさか…と思ったそのまさかでした。煮詰めたバルサミコです。マンゴーの酸味は淡いので、別のフルーツを食べているかのような面白さがありました。
夜の☆2.7
旅立つ前にホテルのウェブサイトから、このレストランのメニュを調べておきました。
新鮮な魚を客の好みに調理してくれるのです。魚種によって異なる100gあたりの単価が記載されていました。タイ国を訪ねてまで輸入もののサーモンなど食べたくありませんでしたので、失敗のないであろうおいしさに実績のある地物の魚・ガルーパを選ぼうと決めていたのでした。エントランスに氷漬けの魚介がディスプレイされていますので、その中から選ぶのがより良いと思います。
ご馳走様でした。
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HKT
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| 店名 |
Fisherman's Wharf
|
|---|---|
| ジャンル | タイ料理、シーフード、ヨーロッパ料理 |
|
予約・ お問い合わせ |
不明の為情報お待ちしております |
| 予約可否 | |
| 住所 |
タイ14 Kata Noi Road, Karon, Muang, Phuket 83100 |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算(口コミ集計) |
|
| 空間・設備 | 落ち着いた空間、ライブ・生演奏あり、無料Wi-Fiあり |
|---|
| ドリンク | ワインあり、カクテルあり |
|---|---|
| 料理 | 魚料理にこだわる |
| 利用シーン |
|
|---|---|
| ロケーション | 景色がきれい、海が見える、ホテルのレストラン |
| サービス | 複数言語メニューあり(英語) |
| お子様連れ |
子供可(未就学児可、小学生可) |
| ドレスコード | なし |
| ホームページ | |
| 初投稿者 |
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旅行会社からの特典として、滞在中こちら様にてランチをいただけるバウチャーをもらいました。
そのランチは前菜・メイン・デセールを選べるプリフィクスでした。ランチのグランドメニュとは構成が別のようでした。ランチのプリフィックスは公式には存在しないようです。
・前菜
胡麻でマリネした帆立とマグロの軽いソテー サラダ仕立て
緑のジェノベーゼのようなソースはあまり香らないもののおいしいものでした。酸化して黒ずんでいたのでホーリーバジルだとしたら有難いことです。空気に触れぬようオイルが充たされていました。ぽん酢も日本のものほど酸味が過ぎず、こっくりとした醤油は好みのものでした。飛びっ子は英語でもトビコと言うのですね。白胡麻でマリネされたマグロの叩きと帆立のライトソテーはとてもおいしい品でした。トビコが弾けます。
・レッドスナッパーのソテー タマリンドソース
魚の脂が酸化したにおいを感じたので及第点は差し上げられません。タマリンドソースの甘さにも食傷しました。タマリンドの酸味は強くありません。自然素材を用いてかような日本のウスターソースに酷似した品を作れるものなのですね。この品はwithライスです。タイライスとのコンビネーションを楽しみました。
・デセール
キャロットケーキ
まさに千切りの人参です。何故に白人は、食後にかような甘くて炭水化物のかたまりを求めるのでしょうか?まったく理解できません。食事にパンが付くのにcakeはまったく迎合できません。しっとりとはしていませんし、カットするとぼろぼろと崩れて美しくありません。炭水化物に過ぎるのはまったく有難くありません。日本人としては口当たりのよいプディングやパンナコッタのようなクリィミィな品を望むのです。白人受けするデセールを貫いてらっしゃるのだとしたら白人ゲストのみを迎えたいという立場なのでしょうか、受け容れ難い面もありました。
総合☆2.6
積算するとTHB1000ほどでした。良心的な価格設定だったと思います。