ありがたや！美味しいワイン　ワインコネクション！ : Wine Connection Deli & Bistro Central Festival Samui

ほんの12～3年前くらいまでサムイ島でワイン飲もうなんて考えちゃイケナかった。
だって繁華街であるはずのチャウエンですら電力がダウンして停電になってしまうことなんてしょっちゅうで　その後電力が復旧しないで停電が半日続くなんてことも日常茶飯事だった。
そんな環境下に晒されてるワインなんて信用できるわけがなく＆タイ国内のワイン熱なんてものもちっとも盛り上ってない状態でタイ人のみなさんはジョニ黒やシーバスなど高級ウィスキーの方ばかりを向いてワインを飲もう！なんてタイ人はあまりいなかった。

それが昨今の経済成長、国際的な流れでタイの人もワインを飲むようになり　このWine Connectionという気軽にワインを飲める店が99年頃かな？バンコクを拠点にオープンして人気を博しあちこちに店舗を拡大してワインが普及していった。

今回訪れたのはチャウエンの中央に新しくオープンした巨大モール Central Festival Samui の正面にテナントで入った Wine Connection Deli & Bistro さん。
このモールはチャウエンビーチロード側から斜め方向にチャウエンレイクロードまで横断するめちゃデカイ施設で不慣れなビーサンで歩きまわると足が痛くなるほどの巨大さである。数々のショップ、レストランのほかにTOP’ｓマーケット（高級スーパー）も擁しているので日常品からお土産まで買い物は全てこの施設内で事足りてしまいます。


『ワインコネクションでのおススメワインは～』
断言します！
オーストラリア、ニュージーランドなど新大陸のワインを選ぶのが絶対のお勧めです。
なぜならオーストラリア、ニュージーとタイってかなり距離が近いんです。ワイン搬送中の劣化を最小限に抑えられる距離だと想像します。
距離的に大量輸送が可能なので｢それが価格に反映して　いいワインが廉価で飲めます」
それにやっぱり近いだけあって新大陸のワインのラインナップが素晴らしく、お店側もそれらの地域のワインに力を入れているのがよくわかります。
日本じゃ見たこと無いような生産者のワインなどもありますからじっくりリストを見て選びましょう。

新大陸以外でのおススメはズバリ南アフリカのワインです。
これも距離的な問題が大きく日本までの半分の距離と時間で搬送できるし価格的にもタイの人の懐に優しい南アフリカのワインが愛され広く紹介されているのが理解できます。近年驚くほどパワフルで香り高いピノなんかが南アフリカでたくさん生産されているので要チェック。

『逆に避けたほうがいいワインｗ』
フランスワイン　ネームバリューに乗っかって人気はありますが価格と質が見合ってません。日本より割高に感じます。
村名ブルゴーニュ程度をバカ高い値段で飲みたくは無いですよね。

イタリアワイン　なぜかタイでイタリアワインさっぱり人気がありません。イタリアンレストランでしか見かけませんｗ。


さて食事は
一応ビストロと謳っていますがパスタやピッツア、ハンバーガーもある　なんでもスタイルです。
メニューも英語表記で英語はスムーズに通じるのでオーダー時に問題が生じる事はあまりないでしょう。

ムール貝香草パン粉焼き　フレッシュなムール貝をわざわざパン粉焼きに。せっかくフレッシュなんだからさっとスチームして出しゃいいのにって思いますが こういう無駄なひと手間と見てくれが西欧的な料理にタイでは付加価値を見出すようです。ま、美味しいけど食べ方間違ってると感じますｗ。

USDA　プライムカット　畜産業がまだまだの国タイですから美味しい牛肉はほぼすべて輸入物になります。一番高くって美味しいと言われているのが日本からの和牛　その次がアメリカ牛　オージービーフと続きます。

牛肉のカルパッチョ　日本のイタリアンでも定番だった生牛肉のカルパッチョです。でも日本じゃ「ユッケショック」以降 法規制で生牛肉の提供が難しくなって全ての店のメニューから消えてしまいましたよね。
懐かしくなって注文しました。生牛肉とパルミジャーノチーズ、オリーブオイル、黒コショウのハーモニーっす。

ニュージーのソーヴィニョン・ブランを飲みました。
期待通りの美味しいワインでしたよ。

ここでワインの販売もしているのでボトルを買って帰ってホテルで飲むことが出来ます。
ビーチロードのたいていのお店ではBYOを認めてるのでお気に入りのボトルが見つかれば持ち込んで飲むのもありかもですね。