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庶民的な英国パブを体験しました。(味は特別おいしいわけではない。)
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===ONE===
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| 店名 |
The King and Castle
|
|---|---|
| ジャンル | パブ |
|
予約・ お問い合わせ |
(+44) 01753625120 |
| 予約可否 | |
| 住所 |
イギリス15–16 Thames Street Windsor Berkshire SL4 1PL |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算(口コミ集計) |
|
| 支払い方法 |
カード可 (VISA) |
| 席数 |
200席 (概算です。) |
|---|---|
| 空間・設備 | カウンター席あり、オープンテラスあり、バリアフリー、無料Wi-Fiあり、車椅子で入店可 |
| 料理 | カロリー表示あり |
|---|
| 利用シーン |
|
|---|---|
| サービス | 複数言語メニューあり(英語) |
| お子様連れ |
子供可(乳児可、未就学児可、小学生可)、お子様メニューあり、ベビーカー入店可 |
| ホームページ |
https://www.jdwetherspoon.com/pubs/all-pubs/england/berkshire/the-king-and-castle-windsor |
| 公式アカウント | |
| オープン日 |
1967年 |
| 備考 |
支払いに利用したVISA以外のカードブランドの可否は未確認です。 |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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仕事で英国に3人で出張し、日曜日に観光した時に寄りました。
私が「英国パブを体験してみたい!」と日本にいる時から言っていたので、ウインザー城を観光した後、昼食をここで食べました。
私と、同行者O氏は海外・英語に不慣れですが、もう1人の同行者S氏は英国在住経験もあり英語もできるので、S氏にいろいろ教わりました。
外観や料理の写真は撮り忘れたので、公式HPやトリップアドバイザー、Googleなんかで見てくださいw
このパブはロンドン証券取引所に上場している大手パブチェーン「JD Wetherspoon」の店舗の1つです。でもHPの説明を見る限り、どうも途中で買収されて傘下に入った、という感じのようです。
パブとは日本の居酒屋にあたるような存在だと思っていましたが、S氏曰く、朝から晩まで開いていて、街の人たちが集まる公民館みたいな存在だそうです。当店の営業も朝から晩までです。老夫婦や、隣りのテーブルにはベビーカー・お年寄り連れの3世代家族などが普通に入店していて、昼はファミレスといった感じです。
日曜の午前中は朝から教会へ礼拝に行く、というのが英国では普通の習慣だそう(日曜日に営業する店舗は税金を払わないといけないとか。)で、隣りの3世代家族は、朝から一家揃って礼拝に行って、昼食をとるためにそのまま店に来た、といった雰囲気でした。子供が「Bible(聖書)」を持っていたので。
店内の雰囲気は、カウンターにはビールサーバー、その後ろに酒瓶の棚が並ぶほか、テーブル席が多数あり、コインゲームの機械も置いてあったりと、いかにもパブって雰囲気です。当店はかなり広く、確か地上2か3階(トイレへ行くのに1か2フロア上がったので)、地下1階建てです(日本式のフロア表記で)。
特に席に案内はされないので、自分で空いている席に座ります。S氏が呼んだのか見落としましたが、メニュー表を入手したら、さあ何を食べるか考えましょう。公式HPからメニューも見られます。
1人だったら不安でしたが、慣れたS氏のおかげで助かりました。こんなところ↓に文化の違いがあるのかぁ、と、興味深い体験ができました。
●店員さんを呼んで注文を取ってもらうことも可能らしいですが、その場合サービス料がかかる(チップか。決済方法は聞きませんでした。)そうなので、メニュー表をもって自分でレジのあるカウンターまで行って注文しましょう。その際、テーブル番号を聞かれるので、テーブルの端にあるプレートで確認しておきましょう。
ちなみに料理は、テーブルまで運んできてくれます。
●だいたいどれも量は多いので、昼食のボリュームとすれば、どれか1品注文すれば満腹で、ちょっと残すくらいかも、といった感じです。でもその量を、お隣の家族はおじいちゃん・おばあちゃんも普通に食べてるんですよねぇ。
料理は、ノンアルコールないしアルコール飲料とセット価格にできるものもあり、お得です。自分が選んだアルコールとのセットは9ポンド弱だったかな?アルコールは、カウンターのところにあるビールサーバーから選びました。1パイント(約473.17ml)グラスで1杯つきます。ハーフパイントも可能ということでそちらにしましたが、値段は変わらないようです。1パイントにしておけば良かったかな?
●料理は結局、O氏と分けるつもりでフィッシュ・アンド・チップスの通常サイズを1皿と、あとチキングリルバーガーを頼みました。S氏はフィッシュ・アンド・チップスのハーフサイズのみ注文。
フィッシュ・アンド・チップスはイギリス料理として有名ですね。メニュー表の中では、Pub classicカテゴリーにある「Freshly battered cod and chips - with garden peas」または「~ with mushy peas」がそれです。cod=タラ、chips=フライドポテト(ポテトチップスではない)、peas=エンドウ豆で、丸のままかマッシュしたもののどちらが付け合わせかが2つのメニューの違いです。1皿で約1200kcalとの表記にたじろぎましたが、「まあシェアするし、残せばいいよね。」と、あえて通常サイズに。
1口目から油がくどいんじゃないかと心配しましたが、タラのフライなので、そんなに抵抗なく食べられました。タラの身に柔らかさが残っていて良い感じです。もっとも、終盤は衣を剥がしましたし、ポテトはほとんど残しましたが。
グリルチキンバーガーは、焼いた鶏むね肉と、タマネギスライス等が挟まっています。バーガーのサイズ自体は、これだけの注文であれば食べきれる量ですが、こちらにもたっぷりと付け合わせのchipsが。数本つまむ程度でリタイア。肉は固かったですが、さすがに鶏むね肉を焼けば日本でも多くの場合そうなるだろうから、不味いイギリス料理を体験したとは一概には言えませんね。
●ここまで味についての言及が皆無ですが、それもそのはず。だって味がないんだもん。そう、基本的に味付けがされていません!塩コショウさえされていません。
と言ってもこの店が悪いのでなく、英国では元々、お客が卓上調味料で好きに味付けして食べるのが普通なのだとS氏が教えてくれました(最近は、味付け済みの料理・店も増えたみたいですが。)。
なので、自分で好きに味を付けましょう。塩コショウくらいはテーブルにありますが、それ以外は注文したカウンター(レジ付近)に小瓶で置いてあるので、必要なものを自席に持ってきて開けて使いましょう。私たちはケチャップとマスタードを持ってきました。あとS氏が、フィッシュ・アンド・チップスにはビネガーをたっぷりかけるのが好きということで、ビネガーも。ビネガーは置いていなかったので、店員に言ったら持ってきてくれました。酸味+ほのかな甘みが加わって、確かに食べやすくなりました。この食べ方はオススメです。
●日本のようにお手拭きが出てくることはないので、持参したウェットティッシュを使用。それは海外では普通として、ここで言及したいのは、持ってきてくれたナイフとフォークが曇っているのです!ちゃんと洗っていないんじゃないの?という感じです。
これもS氏が教えてくれました。端的に言えば、答えはYes.です。洗剤を使って洗ったあと、すすいでいないようです。でもこれも、この店が悪いのではなく、英国では洗剤をすすがないのが一般的なんだそうです。S氏曰く、日本人が「え!?何で洗い流さないの?」と尋ねれば、英国人が「え?何で洗い流す必要があるの?」と尋ね返してくるくらいのレベルだそう。
気になる人は紙ナフキンやウェットティッシュで拭いましょう。(最近は、日本みたいにピカピカの食器を出す店も増えたみたいですが。)
お皿はどうだったんだろう…?とは、考えるのを途中で止めましたw
●最後は会計です。確か、料理が揃ったところで店員さんが伝票を持ってきてくれましたので、それを持ってレジのあるカウンターへ。クレジットカードが使えるほか、伝票が1枚でも「私はこれとこれを食べた。」と言えば、会計を1人ごとに分けて精算してくれました。これも英国では一般的なことらしいです。
自分だけなら、四苦八苦して注文した挙句、味がない・食器が汚れている、いまいちの店だった、で終わってしまっていたと思います。
まあ確かに料理の味としては特別おいしかったわけではありませんが、S氏のおかげで、普通の英国人の文化と生活を垣間見た気がします。良い経験ができました。