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ケンジントンエリアの超絶飯旨パブ
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モンチッチ
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「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら
| 店名 |
The Scarsdale Tavern
|
|---|---|
| ジャンル | ヨーロッパ料理、ステーキ、パブ |
|
予約・ お問い合わせ |
(+44) 2079371811 |
| 予約可否 |
予約可 |
| 住所 |
イギリス23A Edwardes Square, Kensington, London W8 6HE |
| 営業時間 | |
| 予算 |
¥5,000~¥5,999 |
| 予算(口コミ集計) |
|
| 支払い方法 |
カード可 (VISA、Master) |
| 禁煙・喫煙 | 分煙 |
|---|
| 利用シーン |
|
|---|---|
| ホームページ | |
| 初投稿者 |
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トリップアドバイザーで見つけたレストランでロンドンの洗礼を受けたあと、中心街オックスフォード・サーカス付近をフラフラ歩きながら散歩&買い物をしました。
例えば1875年創業の百貨店リバティ。
日本最古は1904年創業の三越ですから、さらに30年近く古いリバティ。建物が圧巻です。
マーガレットハウエルのアウトレットがあると知り行ってみたり。
(アウトレットでも歯が立ちませんでした)
ただただ歩いているだけでも楽しい街ロンドン。
気温は日中でも16度くらいと涼しく、湿度が低くカラッとしています。
あてもなくフラフラ散歩を続け、お腹が空いたので夕飯を食べに行くことにします。
当初からトリップアドバイザーはほとんど当てにならない気がしていたため、保守的に日本人が紹介している美味しいパブを探していました。
そんな中、出発前に見つけていた辻仁成さんが紹介していたパブを渡英前から予約して初日の夕飯に行ってきました。
会社で辻仁成さんを知っているかと聞いたところ、若い人は誰1人として知らなかったのですが、辻仁成(つじひとなり)という名前で作家をし、辻仁成(つじじんせい)という名前で歌手・映画監督をしているであります。
辻仁成さんの本を1冊も読んだことがないですし、歌も映画も1つも知らないのですが、テレビを見て料理が上手だということだけは知っていました。
料理が得意な長髪のおじさん、ということしか知りませんでしたが、料理が得意である点のみを信じての訪問です。
(あと中山美穂氏とかつて結婚していたことも知っていました)
辻仁成さんの紹介するお店を目指して、地元パディントン駅を出発。電車で行きます。
ケンジントンエリアにあります「TheScarsdaleTavern」というお店です。
完成な住宅街にあるパブであります。
日本にいる間にWeb予約をしていきました。ロンドンはWeb予約できるお店が多いので助かります。
なんとも素敵な外観でありましょうか。
想像していた「パブ」という雰囲気ではありません。イングリッシュガーデンが広がっています。
美意識の高さから、これは美味しい料理を食べることができそうだという期待感が膨らみます。
18時に行ったのですがテラス席では多くの方が楽しそうにビールを飲んでいました。
パブは恐らくどのお店も店内は禁煙ですが、テラス席や道路際の席では煙草を吸うことができるようです。
大変な賑わいように「これは美味しいに決まっている」と思いながらも、昼間のお店も超絶混んでいたことを思い出しました。
今や拠り所は辻仁成さんの舌であります。
店内入ってすぐはバーカウンタースペース。
ロンドンのパブはこのバーカウンターがとても魅力的です。いつも人で溢れかえっています。
立っていないといけないにも関わらず、王道の特等席のようでどのお店でもカウンターは溢れかえっていました。
カウンターで飲まなくても、ビールが飲みたくなったらカウンターに行って銘柄と大きさを指定し注文します。
その場でビールを受け取れて、その場でお支払い。
カウンターでのキャッシュオンシステムでもクレジットカードが使えるのがロンドンパブの特徴の1つです。
(全てのパブがそうなのか分かりませんが、今回行ったパブでは全てのカウンターでカードが使えました)
奥はレストランエリアになっており、アンティーク調のテーブルや椅子が並ぶエリアが広がっています。
いろいろなタイプの席があり、どの席もそれぞれ味があります。
一番奥には厨房があり、繊細そうなシェフが丁寧に料理を作っていました。
それを見た際に、美味しいであろうということが確信に変わりました。
(昼間のレストランは料理というよりは作業をしているようだった)
18時を過ぎていてもロンドンは緯度が高いのでとても明るい。
外から入る明るい光ると、少し薄暗い店内のコントラストがまたよかった。
店員さんは皆とても優しく本当に親切。
我々が日本人と知ると「ああ、そうだ!」と別の店員さんを連れてきてくれて、言葉が通じるのではないかと紹介してくれました。
(残念ながら中国系の方でしたので日本語は通じませんでした)
卓上には蝋燭がセットされており、おさるさんが蝋燭を持ってくれる形式になっているスタンドでした。
料理のメニューです。おおよそ10ポンド強くらいのメニューが多く、すなわち1,500円~2,000円くらいの料理が並びます。
パブ飯なので洋食全般、いろいろなメニューがあります。
フィッシュアンドチップスは無いように見えました。
その他黒板メニューとワインのメニューは一番下に掲載しました。
なお、バーカウンターでビールを注文して自分で受け取る分にはサービス料が必要ありませんが、
テーブルに座って自分で料理や飲物をオーダーすると12%のサービス料が加算される仕組みになっています。
■SeafarerAle(£4.30≒640円)
記念すべきロンドンパブの1杯目はアイスランドのビールでした。
1パイントで640円はとても安い。
ビターな大人な味わいのビールです。ロンドンのパブで飲むと倍くらい美味しく感じます。
ロンドンに来てよかったと思える瞬間の1つです。
■LindonPortersmokedsalmon,GoldenPridesourdough,caperbutter(£8.50≒1,266円)
簡単に申しますとスモークサーモンです。見ればわかると思いますが。
普通に大変美味しいスモークサーモン。日本の高級なお店で食べるしっかりとしたスモークサーモンです。
昼間の思い出はスモークサーモン1つで吹き飛びました。
文句なく美味しく、また塩加減が抜群にいいです。
■Bread&Butter(£3.50≒521円)
小皿をお願いしたら、なぜかパンとバターが来ました。言葉の問題ゆえ甘んじて受け入れました。
しかしパンも美味しい。。。昼間はパンすら。。。昼間の話はやめよう。
パン、美味しいのですが、いくらなんでもバターが多すぎです。
しかしバターも美味しい。イギリスのバターは全般的に美味しかった。
■LambShoulder(£17.95≒2,674円)
簡単に言うとラムショルダーです。メニューそのままですが。
辻仁成さんが「美味しい」と紹介されていたので必ず頼もうと思っていたのですがグランドメニューにはありませんでした。
焦ってお店の方に確認すると黒板メニューにありました。「今日は骨付きはないよ」ということでした。
このラムショルダーが本当に本当に旨いのです。。。
最高の塩加減の素晴らしい具合に味付けされたラムショルダーは、火加減も絶妙で肉厚だがとても柔らかい極上の逸品です。
何よりジューシーで、かぶりついた肉が旨いどころの話ではありません。
ほどよくラムのクセもあり、ラム肉らしい味わいがたまりません。
また、グレイビーソースも美味しい。旨味がたっぷり凝縮されており、このラムショルダーは本当に絶品であります。
添えてある豆まで美味しい。
辻仁成さんに心の中で何度もお礼を言った一皿でした。
■Grilledhalloumi,puffedbarkey,bulgurwheat,pomegranate(£12.50≒1,862円)
簡単に言うと焼きハルーミチーズです。
クスクスの上に茄子が乗り、その上に焼かれたハルーミチーズが乗った料理です。
何料理なのか。料理です。
ハルーミチーズは「キプロス料理の一種で、ヤギ乳と羊乳の混合物から作られるセミハードタイプの非熟成塩漬けチーズ」だそうな。
とてもスパイシーな味です。トルコ料理を彷彿とさせるようなスパイシーさ。クスクスを使っているので地中海の料理なのかもしれません。
瑞々しい茄子とチーズの濃厚な味がマリアージュした一品です。これも美味しい。文句なしに美味しい。
■CarrotCoriander(£6.25≒931円)
料理があまりにも美味しかったのでスープも飲んでみたくなって、順番があべこべですが本日のスープを頼んでみました。
すると「人参だけど大丈夫?」と聞かれます。
しかもまたパンとバターが。。。パン、頼まなければよかった。。。いや違った。小皿を頼んだら来てしまっただけだった。
優しい人参の美味しいスープからはパクチーのような風味を感じます。ほどよく、しかし一定以上の強さで。
そのパクチーの風味が病み付きになるスープで、スプーンが止まらなくなります。
(あとでレシートを見たら人参コリアンダースープと書いてありました)
爽やかな味もしてほんと美味しい。これは毎日でも飲みたい。
かつて飲んだ、どんな人参スープよりも美味しいです。
■白ワイン250ml(£8.25≒1,229円)
赤ワインを頼んだはずがやって来たのは白ワインでした。またしても私の発音の悪さでしょう。
ロンドンでは、なのか、パブでは、なのかわかりませんが、グラスワインは175mlか250mlから選ぶお店ばかりでした。
250mlにしたものの、よく考えたらグラスワイン3杯飲んだらボトル1本になるではないか。
ロンドン、ワイルドです。
ロンドン旅行初日の夜、辻仁成さんのお陰で最高の食事をすることができました。
「ロンドンは不味い」はかつての話で「ロンドンはお店によっては最高に美味しい」というところまでは分かりました。
あと6日間、どんな食事に出会えるでしょうか。
===
【オーダー】
上記の通り 2人で£77.27(≒11,517円)
※2018.09両替所レート149円で計算
■黒板メニュー
■ワインメニュー