イギリスはシーフードや蟹がうまいっ : The Oystermen Seafood Bar & Kitchen

アンバ・ホテル（チャリングクロス駅）から徒歩６分の近場です。
きっとサッカー観戦のあとは、　疲れ切ってると思ったでね。
結局そんなんばっかで、　毎夜夕食は、　近場ばっか。
この界隈は もうお馴染みって気分になったわ。
初日に行ったパブの「The Porterhouse」の一本北だでね。

店の間口も狭く、　店内も狭めだ。
もう９時を過ぎているが、　まだ賑わっていた。
カウンターが空いてたので、　そこに案内される。
おひとり様だからか？
予約した意味あるかね？？

『オイスターマン』の店名から分かるように、今夜はシーフードです。
イギリスってシーフードも美味しいんだってさ。　イメージなかった～
ということで、いくつか必食のシーフード料理があるから、　ここで片付けるぜ！
カウンターの前のショーケースは、まるで寿司屋のようで、　食材の質と自信が伺える。

Tempura Oysters； Champagne Aioli, Smoked Herring Caviar　　￡8.0（約1,200円）
まずはつまみです。
確か安い白ワインも注文したと思ったが、　撮り忘れたか。　チェッ
この店名なんで、　看板メニューはずばり牡蠣ですよ。
けど、　牡蠣、　苦手なんですよね～～
唯一、カキフライなら 美味しく食べられる時もあるので・・・　と思ったが、　フライはない。
代わりに天ぷらがあった。
こっちの方が珍しくね？？
海外の天ぷらって、　日本の天ぷらとはまったく違う、レベルの低いもの・・・というイメージがあったが、　これはちゃんと天ぷらだった！！
そして、　蛤の天ぷらのようなジューシーな甘さ、　そこにキャビアの塩気とマヨ（アイオリ）が素晴らしくよく合う！ うまぁ～～

Whole Undressed Devon Brown Crab, Garlic Aioli, Lemon　　￡25/kg（約3,750円）
そして次はコレ！ 蟹っ！！
調べてたら、　イギリスって蟹が美味しいんだってさ。　これまたイメージになかった。
じゃぁ、　安いのか？と思いきや、　メニューには『時価』としか書かれてなくてビビった。
やっぱイギリスでも蟹は高級シーフード扱いなわけね。
キロ3,750円・・・　（確か黒板にいくつかバリエーションがあったと思う。）
あまり想像ができんが、　これくらいならギリ注文できるか
登場したのは、　日本で見慣れた蟹と少し違う、　なかなかのサイズの真っ赤な蟹！
この小さな足に毛が生えてるとこを見ると、　毛蟹っぽいのか？？
ほぼ茹でただけの丸ごと出てきた時は、　一瞬だけ映える！とアガり
すぐにサガった
けど、　この小鉢、　たぶん甲羅の中のだと思われる。
ある程度さばいてあるっぽいぞ！
希望が見えてきたっ
とは言え、　まあまあ大げさな武器は与えられます。
特にこのロブスターの爪のような、　ごっついペンチは、　日本では見ない武器だ。
というか、　武器の前に気に入らないのは、　このレベルの手間のかかる料理を出しておいて、
ナプキン１枚ってどういうことっ！？ アホちゃうか。
ちゃんと おしぼりやウェットティッシュを持参しといてマジよかった。
足と胴体（？）の部分は、　細やかに必死でほぐしたよ。
それこそ無言で黙々モクモクと・・・　　　　　　　あ、　おひとり様だったわ 
最初から小鉢に盛ってあったとこが、濃厚でプリップリしてて美味い。
あんま味噌はないけど。
小さめの足よりも、　このデカい爪がメインディッシュっぽいな。
けど、　この甲羅や爪の殻がスゲー分厚いんだよ！
手でパキッってレベルじゃない。
あの武器（ペンチ）で本気でやれば割れるかもだけど、　いろいろ飛び散って大惨事の予感。
けど、ちゃんと割ってあった～～～
それでさっき、　ハンマーで殴ってるような　バン！バン！ と聞こえたんだな。
ポロリと取れる爪はうまい。
うまいが、　ちょっと気持ちパサついてるかな。
だからなのか、　添えてあるマヨ＝アイオリ（ガーリックマヨ）が良く合って、うまい。
いつも蟹は、一気にほぐしてまって、　最後に美味しくほおばる派なんよ。
がんばった、　うまい。

けど、　あんな牡蠣２粒と 蟹の身だけじゃお腹はいっぱいにならず、　
あと調べといたのが、　イカスミリゾットと ヒラメか。
ドーバー海峡のヒラメは有名みたいだしな。　じゃぁ・・・
と追加注文をかましたが、　キッチンは２２時でクローズと　断られた
ぬあっ、　蟹で時間かかり過ぎたっっ！！　チキショぉぉぉぉ
食べ足りないが、　まあ味は美味かった。
ビストロみたいな雰囲気で、　スタッフも元気でフレンドリーだったしな。

じゃぁ、　帰りにもう一軒行く？　またパブとか？？
とも思ったけど、　土曜の夜だけにどこも大賑わいで、　明らかに悪酔いしてそうな連中もいたるところで目についた。
こりゃちょっとアブナいかもしれんで、　今夜はおとなしく帰るとするか・・・。
あ～～～～食べ足りない。