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【食文化考】ロンドンで博多うどん店 ICHIRYUを見つける
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バスの二階席から見つけた博多うどん店
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HPより
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HPより
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ロンドンバス（ダブルデッキタイプ）
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oyster電子カードは、PASMO・Kitaca・TOICA・manaca・ICOCA・PiTaPa・SUGOCA・nimoca・はやかけんと同じです。
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HPより
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配達する新聞の山が歩道上に置かれている
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oggeti209
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店舗情報（詳細）
「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら
店舗基本情報
| 店名 |
ICHIRYU HAKATA UDON HOUSE
|
|---|---|
| ジャンル | うどん |
|
予約・ お問い合わせ |
(+44) 2034051254 |
| 予約可否 | |
| 住所 |
イギリス84 New Oxford St London WC1A 1HB |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算（口コミ集計） |
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特徴・関連情報
| 利用シーン |
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|---|---|
| ホームページ | |
| 初投稿者 |
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その二階建てのロンドンバスは、Oxford Street を東に向かって走っていました。
駅構内で乗車カード（電子マネー）oyster (牡蠣好きの私に相応しい？)を買って、目的地の番線を確認しバスに飛び乗りました。ロンドンにはバス優先レーンがあり、タクシーを利用するより早く目的地に着くことができます。公共バスは、そこに暮らす人々の様子が手に取るように分かり、乗り降り自由な観光バスに乗っているようなものです。
「あなた、博多うどんのお店があるわよ。」と窓側に座っていた妻が教えてくれました。
慌てて妻のiPhoneを借り写真を撮りました。(写真１枚目）残念ながら入店することはできませんでしたが、HPを検索して内容を確認しましたので、ロンドン食べ物情報として掲載いたします。
博多は、日本におけるうどん伝来の地だそうです。
日本には、讃岐うどん、伊勢うどん、稲庭うどん、五島うどん、水沢うどん、京うどん、などがあり、地域性の高い麺類として広く浸透しています。最近では讃岐系のチェーン店各社が全国展開しているので気軽に楽しむことができます。私は、コシがあって喉ごしの良い冷たいうどんも好きなのですが、フワッ、トロッとした麺が出汁の効いた汁に浸かった温かいうどんも好きです。偶に自分で出汁（昆布主体、いりこ、煮干し）を引き、薄口醤油と塩で味を整えて、柔らかめに茹でた麺を啜ります。サミットも終わりましたので、未だ食べたことのない柔らかい伊勢うどんをお伊勢参りの帰りに試してみようと思っています。
＊＊＊
この店のオーナーTak Tokumine氏は、 https://blog.japancentre.com/2015/03/28/meet-tak-tokumine-japan-centre-kaicho-and-shoryu-ramen-shogun/ 1970年代にロンドンを生活の拠点としました。元々、食に関心のあった氏は、自ら興した日本の食材を扱う会社の名前を Japan Centre Group Ltd としました。その後、博多うどんと出会い、これをロンドン市民に食べてもらいたいという情熱に駆られ、このうどん店を開店しますが、他にラーメン店Shoryu Ramenや日本酒を扱うバーも所有しています。（値段は、かけうどんが、7.5£ (1200円ぐらい）ですから、物価の高いロンドン価格です。）
外国の方がそれぞれの土地で生計を立てるには、多くの苦難を伴い、強い動機と情熱がなければ長く継続することはできません。ロンドンにおいて、ネイティブな人々の比率が40%ぐらいになってしまった現在、NYやパリと同様、多民族が暮らす大都市であるが故、そこには変化する食文化があります。ロンドンには、英国統治国時代から存在しているインド料理店、中華料理店、南米料理店に加えて、ケバブなどの中近東料理店、アフリカ料理店、チェーン展開しているイタリアンカフェのコーヒー店、日本料理店などが増えています。最近、ロンドンの食事が美味しくなったという話を聞きます。多分、多民族による食文化の浸透が功を奏しているのではないでしょうか。彼らの味覚は、英国人のそれをはるかに超えています。
バスに揺られながら、こんなことを考えていました。
oyster cardの残高もありますので、次のロンドン訪問時には、ICHIRYU HAKATA UDON HOUSEへ行って、自らの舌でTak Tokumine氏の理念を確認してきます。