この口コミは、グールマンさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
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4.0
¥100,000~1人訪問時点の為替レート換算での金額になります。
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料理・味3.5
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サービス3.5
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雰囲気5.0
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CP3.5
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酒・ドリンク5.0
2023/04訪問1回目
4.0
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料理・味3.5
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サービス3.5
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雰囲気5.0
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CP3.5
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酒・ドリンク5.0
¥100,000~1人訪問時点の為替レート換算での金額になります。
ロンドンの定宿ホテルと「ローカルヒーロー」の話
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ホテル全景(HPより)
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朝食ビュッフェ
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ラウンジ
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ラウンジから見る駅構内
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客室のテラス
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Paddington Bear
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閉店・休業・移転・重複の報告
4月中下旬のヨーロッパ出張。
この週末が終わったら、ロンドンでもうひと仕事をしてドイツに戻る予定。
この先何も無ければゴールデンウィークまでには日本に帰ることができるという局面。
(結局は無事に帰れましたけど・・・ホッ)
さて最近、私はロンドンに来ると「パディントン駅」に隣接したこのホテルを利用している。
理由は「ヒースローエクスプレス」の発着駅だから。
ロンドン・ヒースロー空港は地下鉄が乗り入れるぐらいなので、
ロンドン市内から決して遠くはないものの車で行くと混雑が激しい。
しかもロンドン事務所はスタッフが少ないため送迎をしてほしくないという理由もある。
しかも、このホテルは私が好きなクラシックホテル的風格が感じられる。
やたらと窓が高い位置にある部屋が有ったり、増改築が繰り返されていたり、
廊下が迷路のようになっていたり、途中に段差があったりはご愛敬。
周辺道路は混むが、ホテルエントランスがとても利用しやすい。
アニメで有名になった「パディントンベア」も出迎えてくれる。
それに・・・なんてったって私のアジト、ベイズウォーターに近い(笑)
(地下鉄で1駅。徒歩でも15分ぐらい)
私は金曜日から週末をはさんで火曜日までこのホテルに宿泊したのですが、
この時は本社スタッフが閉所恐怖症の私に気を遣ってテラス付きの部屋を予約してくれた。
ちなみに食べログ的には、
ここの朝食はビュッフェとセットが選べるうえにとてもレベルが高い。
ホテルのラウンジでからはパディントン駅のコンコースが一望できる。
待ち合わせや時間調整にもとても便利ですよ。
***
(ここからは余談になります。興味のない方はスルーしてください)
さて、滞在中の日曜日。
私とスタッフ2人はロンドン・キングスクロス駅から急行電車で3時間かけて、
イングランド北部の街・ニューカッスルにやって来た。
前ログで書いた通り「トッテナムvsニューカッスル」のサッカーの試合を観戦するため。
トッテナムサポのイギリス人スタッフは大はしゃぎ。
前々日の屈辱など忘れたかのよう。
相手も格下のニューカッスル。
彼は勝つことを確信しているようだった。
私は彼の立ち直りの早さとはしゃぎようを見て、
彼がわざとアーセナルのチケットを入手せずこの試合のチケットを買ったのだと確信した。
そしてそれは、座席の位置(ゴール近くのトッテナムサポ席のど真ん中)でも明らかだった(怒)
でも、私がいくら付き合いだからと言って、
こんなに遠くまではるばるやって来たのには他にも理由がある。
実はニューカッスルという街は、
私が最初に留学したヨークという街の近く???で、イギリスのプロサッカーを初めて観戦した街。
「ニューカッスルvsシェフィールド・ウエンズデー」
オールドファンには懐かしい対戦でしょう???
スタジアムも当時からある「セント・ジェームズ・パーク」。
イングランドでも1・2を争うほどやかましいと言われるスタジアム。
(全席屋根がついてスタンドも大きくなってビックリ!)
当時のホストファミリー一家と来たことがあったので懐かしかったのが訪問の最大の理由。
そして、もうひとつ理由が・・・。
それは先のログでご紹介した1FCケルンのようなアンセム(合唱曲)ではないのですが、
このスタジアムでは試合開始直前に「あるテーマ曲」が流れるのです。
ダイアー・ストレイツ(日本でも『悲しきサルタン』がヒットしましたね)のメンバー、
マーク・ノップラーの曲で同名映画の主題歌にもなった「ローカルヒーロー」という曲。
(もちろん、かつて来た時にはこの曲はまだ無かったのでここで聴くのは初めてです)
私は元々この曲が大好きで、この曲のためだけに妻にサックスを習ったぐらい。
(日本でも様々なシーンでのBGMで使われているのでご存じの方も多いかと)
試合開始の前の選手入場の後にこの曲が流れ出す。
そしてケルンのように歌っているうちにいつの間にか試合が始まるのではなく、
この曲がドラムス5連打で終わるのと同時に審判が笛を吹いて試合開始になる・・・。
何という素晴らしい演出!
何というカッコ良さ!!
大好きだった曲が、思い出のセントジェームスパークでこのような形で語り継がれている。
私は感激のあまり身体中が震えている。
正直言って「もう帰っても良い」と思っていた(笑)
ちなみに、スコットランドが舞台の映画の主題歌であるこの曲が、
何故イングランドのクラブのニューカッスルのテーマ曲なのかと言うと・・・。
それは、作曲者のマーク・ノップラーがニューカッスルの大学を出て、
ダイアー・ストレイツで「悲しきサルタン」がヒットするまでずっとこの街にいたかららしい。
ちなみに「悲しきサルタン」という曲は、
何の後ろ盾もタイアップも無い中で徐々にヒットしていった曲。
日本でいえば、宇多田ヒカルさんの「AUTOMATIC」ですかね???
さらに言えば、「ダイアー・ストレイツ」は「緊迫した困窮=絶体絶命」という意味で、
彼らがこの街をベースに成りあがっていったという事を表しているともいえます。
いわば、マーク・ノップラーが「ニューカッスルのローカルヒーロー」と言う事のようです。
さて・・・そして試合は6ー1でニューカッスルの大勝。
スタッフ推しのトッテナムはまさかの大惨敗!
この後スタッフがどうなったかは書くまでもないでしょう(笑)
だから試合開始直後に帰ればよかったのにね・・・。
でも本人の意図とは関係なく、この日のチケットを入手してくれた彼には感謝です。
よろしければ是非!
ローカルヒーロー(Going Home):https://www.youtube.com/watch?v=IYilLaLHbPA
雰囲気はこんな感じ(おまけ):https://www.youtube.com/watch?v=Kd9i5I3UYco
悲しきサルタン(懐かしい!):https://www.youtube.com/watch?v=aNi0F-htDqU