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oggeti209さんの他のお店の口コミ
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| 店名 |
Wheeler’s Oyster Bar & Grill Room
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|---|---|
| ジャンル | 洋食、バー |
|
予約・ お問い合わせ |
(+44) 02076578144 |
| 予約可否 | |
| 住所 |
イギリスThreadneedles Hotel, 5 Threadneedle Street, EC2R 8AY London |
| 営業時間 | |
| 予算(口コミ集計) |
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| 利用シーン |
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|---|---|
| ホームページ |
http://www.mpwrestaurants.co.uk/restaurants/wheelers-london-bank/contact |
| 初投稿者 |
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海外旅行には少なくとも1着のダークスーツと革底(レザーソール)の靴を持参します。
レザーソールの内羽根式ストレートチップ(キャップトゥ)は、紳士靴の中で最もドレッシーとされ、どんな場面においても恥ずかしくありません。
ホテルのドアマンやレストランの案内係りは客の靴を見て状態を判断すると言われています。良いレストランへ行く時の為に上下一揃いをスーツケースに入れておきます。これは突然のパーティー出席やオペラ鑑賞の時にも役に立ちます。旅行の荷物はできるだけ減らしたいのですが、ダーク色であってもカジュアルな靴で高級レストランに入ることは、店に対して失礼ですから私は配慮します。
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今回、33年振りのロンドンであり、大した下調べもしないまま飛行機に乗ったので、何処で何を食べようかも決めていませんでした。
往きのBA便( British Airways)のCAに「ロンドンに不慣れなものですから、何処かお奨めのシーフードレストランがあったら教えていただけませんでしょうか?」と訊きました。彼女たちは毎日精一杯の忙しさですから搭乗客が考えているほど情報を持っていないことは承知していたのですが、会話のついでに確認しました。暫くして一枚のメモを手にして「何人かのCAに聞いてみましたが、シーフードでしたら此処は如何でしょう。お口に合えば光栄です。」とニッコリ笑ってメモを渡してくれました。とても嬉しいです。
Wheeler’s http://www.mpwrestaurants.co.uk/restaurants/wheelers-london-bank/
ホテルにチェックインした後、PCで調べてみるとBank's駅、セントポール大聖堂(ST.Paul's Cathedral)が近くにあり、なかなか良さそうです。 City of London ですから、バリバリの金融マンたちが集う店ではないかと期待が膨らみました。早速、生牡蠣が好きな妻の為、インターネットで予約を入れ、その日が来るのを楽しみにしていました。
ここで使われている牡蠣は、ロンドンの東にある干潟で地撒きに近い方法で養殖しているMaldon Oysterです。 http://www.maldonoyster.com/videos
MALDON OYSTERS. The Maldon oysters are grown on our own farms in the Blackwater Estuary. They are available all year round in 60-80 gram 80-110 gram and 110-140 gram sizes. They have a distinct flavour due the salt marshes where they are grown. They are excellent on the half shell, pan-fried or even baked with a variety of toppings or sauces.
この業者は、他にも
Kumomoto Oysters .These Oysters are totally wild and handpicked from our traditional oyster beds. They have a thicker than normal shell, with a slightly different shape but have an exquisite taste and meatiness.
Blackwater Wild. These Oysters are totally wild and handpicked from our traditional oyster beds. They have a thicker than normal shell, with a slightly different shape but have an exquisite taste and meatiness.
を扱っています。
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夜のロンドン、ドレスアップした妻とダークスーツを着た私は、雨の中、ホテルから黒いロンドンタクシーに乗って出かけました。しかし、期待が膨らんだ分、実態との落差は、より一層大きく感じられました。ホテルのGFにあるこの店は、入り口に大きなバーカウンターがあり、奥に牡蠣とグリルを提供するレストランがあります。入って右側の受付嬢に予約した名前を告げると「◯◯様、お待ちしておりました。」と、笑顔で席に案内してくれました。
若い男性のテーブル係がオーダーを取りに来ましたので、「まずは、シェリーを二つ。それから生牡蠣を1ダースずつください。」と伝えました。
すると彼は、申し訳そうな表情を見せ「本日は、牡蠣の入荷が少なく、残り6ピースしかありません。」と言いました。私は、「えっ、ここはオイスターバーでしょう。牡蠣を食べるために予約も入れています。」と静かに伝えましたが、「残念ながら6ピースしかないのです。」と繰り返すばかりでした。こんなことがあるのでしょうか。
私たちの後から入ってきた客も牡蠣がないことを告げられて、テーブルに座らず、退店していきましたから、本当に無かったのでしょう。いくら月曜日であっても午後7時半に売り切れてしまうのは店の手落ちです。
出てきた6ピースの牡蠣は、残り物らしく、親指サイズの小さなものでしたが、味は良かったです。期待外れの甘いシェリーを飲んで、早々にチェックして、タクシーを呼んでもらいました。見送ってくれたテーブル係は、最後まで申し訳なさそうな顔をして、雨の中、タクシーのドアを閉めてくれました。
次回は、牡蠣の入荷を確認してから行くことにします。