・Cha Ca Com Chay チャーカーは魚(カー)をチャー(揚げる)という意味で、そこにコム(ライス)のチャイ(焼く)が付くという、料理名が二つくっ付いているような名前の料理です。 それもそのはずで、魚のすり身を揚げて日本のさつま揚げのような状態のものの下にはご飯がおこげ状になったものがくっ付いています。 チャーカーは元々ハノイの名物ですが、ホーチミンでも専門店があったりするほど好まれています。 見た目はたこ焼きのようなビジュアルですが、味はさつま揚げにおこげがくっ付いたという効率的な食べものです。 チリソースにつけて食べてみると、なるほど弾力のあるさつま揚げの歯応えとおこげのカリッと感の心地良い一品。 味の想像のつきそうな食べものではあるものの、ベトナムローカルな感覚を味わえました。
・Canh Ngheu Thi La カンはスープの意味で、スープにはこのアルファベットが付きます。 ハマグリとディルを組み合わせたスープ。 真っ赤なのは唐辛子ではなく、トマトの赤。ベトナムではタイ料理のような辛い料理はほとんどありません。 ここにハマグリとディルの他に豆腐、ネギなどが入っていました。 ディルの風味が驚くくらいしっかりと感じられて、間違いなくこのスープの主役はディル。豆腐やハマグリはタンパク源としてたまたま入ってましたという感じ。 トマトベースの味が優しくて、何だか日本の味噌汁のような存在のように思えました。
・Hu Tieu Ap Chao フーティウは麺の種類で、アップチャオは鉄板のこと。 鉄板は鉄板でもファミレスなんかでハンバーグなんかが載ってくる、あの鉄板です。 ホーチミンにはCom Ap Chaoなんていう、ごはんに鉄板焼きにしたおかずが付くワンプレートメシもあったりして、ホーチミンっ子は結構鉄板焼きが好きなのかもしれません。
・Cha Ca La Vong チャーカーは前出の通りCha(揚げる)Ca(魚)ですが、ターメリックをまとわせたラン魚(雷魚ではありません)をディルやネギとともに炒め、ブンという米粉麺、ミント、せんべい、ピーナッツとともに器に取り分けて混ぜて食べる料理です。 日本ではチャーカーに使う魚を雷魚、雷魚と言いますけど、日本人の誤解も入っているのか、少なくとも雷魚を食べる習慣は今回のホーチミン訪問ではほとんど見られず、むしろ雷魚というのはベトナムではマイナーな扱いで、雷魚とは違う「ラン魚」という魚がチャーカーには用いられていました。 ラン魚のことは全く知識もありませんけど、雷魚とは違う魚であるのは事実なようです。
ドンコイ通りからNgo Duc Ke(ゴードゥッケ)通りに入ると目に飛び込んでくるHoang Yenのネオン。
オープンして15年になるという、現地人にも人気のレストランです。
本店は違うところなのですが、ドンコイ通り辺りですとこちらの店舗が便利です。
ここは他にもブッフェ式のお店もあったりするのでいろんな楽しみ方ができそうですね。
せっかくこういうお店にやってきて当たり障りのないようなベトナム料理を注文するという選択肢は、私からするともったいないの一言に尽きます。
こちらに足を運ぶのなら是非ディープなベトナム料理を試してみたいところ。
・Cha Ca Com Chay
チャーカーは魚(カー)をチャー(揚げる)という意味で、そこにコム(ライス)のチャイ(焼く)が付くという、料理名が二つくっ付いているような名前の料理です。
それもそのはずで、魚のすり身を揚げて日本のさつま揚げのような状態のものの下にはご飯がおこげ状になったものがくっ付いています。
チャーカーは元々ハノイの名物ですが、ホーチミンでも専門店があったりするほど好まれています。
見た目はたこ焼きのようなビジュアルですが、味はさつま揚げにおこげがくっ付いたという効率的な食べものです。
チリソースにつけて食べてみると、なるほど弾力のあるさつま揚げの歯応えとおこげのカリッと感の心地良い一品。
味の想像のつきそうな食べものではあるものの、ベトナムローカルな感覚を味わえました。
・Canh Ngheu Thi La
カンはスープの意味で、スープにはこのアルファベットが付きます。
ハマグリとディルを組み合わせたスープ。
真っ赤なのは唐辛子ではなく、トマトの赤。ベトナムではタイ料理のような辛い料理はほとんどありません。
ここにハマグリとディルの他に豆腐、ネギなどが入っていました。
ディルの風味が驚くくらいしっかりと感じられて、間違いなくこのスープの主役はディル。豆腐やハマグリはタンパク源としてたまたま入ってましたという感じ。
トマトベースの味が優しくて、何だか日本の味噌汁のような存在のように思えました。
・Hu Tieu Ap Chao
フーティウは麺の種類で、アップチャオは鉄板のこと。
鉄板は鉄板でもファミレスなんかでハンバーグなんかが載ってくる、あの鉄板です。
ホーチミンにはCom Ap Chaoなんていう、ごはんに鉄板焼きにしたおかずが付くワンプレートメシもあったりして、ホーチミンっ子は結構鉄板焼きが好きなのかもしれません。
フーティウはかなり太くて分厚いものを使っているようで、固まってチヂミの生地みたいになっています。
その上には中華の八宝菜のようにスープで味付けされた色とりどりの具が載っていました。
上の炒め物が食べやすいので日本人にはこれが一番合うんじゃないかな。
フーティウもパリッとしながらもモッチリしていて食べ応えがありました。
・Cha Ca La Vong
チャーカーは前出の通りCha(揚げる)Ca(魚)ですが、ターメリックをまとわせたラン魚(雷魚ではありません)をディルやネギとともに炒め、ブンという米粉麺、ミント、せんべい、ピーナッツとともに器に取り分けて混ぜて食べる料理です。
日本ではチャーカーに使う魚を雷魚、雷魚と言いますけど、日本人の誤解も入っているのか、少なくとも雷魚を食べる習慣は今回のホーチミン訪問ではほとんど見られず、むしろ雷魚というのはベトナムではマイナーな扱いで、雷魚とは違う「ラン魚」という魚がチャーカーには用いられていました。
ラン魚のことは全く知識もありませんけど、雷魚とは違う魚であるのは事実なようです。
このタレとなるのが海老を発酵させて作るマムトム。
タイ料理にも海老を発酵させて作るペースト、ガピがありますが、あの上澄みをすくったようなちょっとだけマイルドな感じ。
これは日本人は食べることはできても、本気で美味しいと感じる人は1割もいないかも。アジア系の調味料に抵抗のない私でも、あまりたくさんかけてしまうと臭みに負けそうでした。
ミントとディルという香りの強い香草に加えてマムトムのクセのぶつかり合いが日本料理にはありえない世界ではありますが、この味はハマる人はハマるんじゃないかな。
マムトムの香りも適度であればちょうど良い臭みになるように思います。
メニューには日本語で料理名が記載されたものもあり観光客にも優しいお店ではありますが、地元のベトナム人(ただし一定の富裕層)にも根強い人気があるのが良く分かりました。
せっかくこちらに訪問されるのなら、是非日本ではあまり口にできないようなベトナム料理を試してみられることをオススメしたいと思います。