暑いとき（36℃オーバー）に鍋が旨い : Minh Hai Resort

一時的に韓国から来てもらっている技術者が今月末で帰国するという事で、部員全員でランチをすることになりました。
会社（工場）の近くでまともなレストランは3軒くらいしか無い中で、またここに再訪することに。

12時前に伺ってみましたが先客も無く、経営は大丈夫なんだろうかと思ってしまうくらいでした。
メニューも以前に比べると減っているようで。。。

外気温は36度を超える中、オープンエアーのなかでの食事。
流石に日本じゃこんな事は絶対に無いだろうという環境です。
その中から部下が選んでくれたのが、エビ焼き、海鮮焼きそば、イカの塩卵黄漬け包み揚げ、それと魚の辛い酸っぱい鍋と焼いた魚。

まず出てきたのは前回も食べたイカの塩卵黄漬け包み揚げ。イカの胴体に塩出つけ込んだ卵黄を詰め、縛って軽く衣を付けてフライした物。中の卵黄が塩っぱいので何もつけなくても美味しい。
そしてエビ焼き。新鮮なエビを焼いているので甘みが強い。日本じゃ相当な値段を取られるものだと思います。
そして海鮮焼きそば。いつも思うのが蒸し麺ではなくて、インスタントヌードルを使うこと。モサモサとした食感がどうも好きになれない。とは言え野菜も魚介類も多く入っていてそれなりに満足感はあります。
そして最後に鍋。日本で夏に鍋は食べるものではないと思いますが、当地ベトナムにおいては36℃の外気温でも食べるんです！これぞ文化の違いというのでしょうか。
スープは甘くて辛くて酸っぱくてと言う複雑な味わい。トムヤムクンとは違って香草も少なく香りはおとなしめです。
野菜がたっぷりで満足度が高いです。魚は川魚で泥臭さが気になりますが、このスープで煮ることで多少は緩和されている感じです。
ビーフンと一緒に頂くと美味しいです。
そして魚を焼いた物。これは鍋に半分、焼き魚に半分にして調理してくれたようです。
香辛料が比較的強く臭みも少なめ。白いご飯と一緒に食べるのが美味しいと思います。
なんやかんやいっぱい食べちゃいました。
この店はまた何かの機会があれば行くことになりそうです。

会社はドンナイ省にほど近いバリアブンタオ省にあります。
この一帯は工業団地が多く点在していて、知っているまともに使えるレストランは2軒程度。あとはPhoのお店だったり、Bunのお店だったりと日本で言うファストフード的なお店ばかり。
そんな中、スタッフから「こないだ行ったレストランが美味しかったですよ～。行ってみませんか」と提案を受けました。
そりゃ～行かなきゃ損！

12時前スタッフとお店に向かいました。会社から車で10分弱。リゾートと書かれた看板が見えてきます。国道沿いの店では無く奥に入った場所。
新しい施設ではあるものの、雑に作られているせいもあって西洋風のリゾートというより、ローカル感満載なリゾートと言った感じ。

レストランがある建物の中に入ります。
クーラーのついている部屋もあるようでしたが、景色の良い2階席に座ることにしてみました。
ここは夜が主体なのかわかりませんが、お客さんは誰もおらず我々のみ。よくこれでやって行けるな～と思ってしまいました。

メニューを見て料理を決めていきましょう。
まずはエビの焼いた物、それと海鮮チャーハン。
ココナツとエビのサラダ、いかの卵黄詰め揚げ、ハマグリのレモングラス蒸しを注文。

あまり待たずにサラダが出てきました。
ココナツがたっぷり。食べてみるとヌックマムソースの甘さがかなり強め。
嫌いじゃ無いけど、甘過ぎで途中から飽きて来ちゃう感じ。
次にチャーハン。2皿も頼んでどうするのよ～って。
食べてみると普通のご飯と揚げたご飯が半々で炒めてある。
脂っぽさは全くないのは良かったけど、かなり米が固すぎるのかな～
とは言えこの手の料理の中では美味しい方だと思います。
そしてエビ焼き。さっきまで水槽の中にいただけあって、とても新鮮。
甘みが強くて美味しい～～やっぱりエビはベトナムに限る。
そして名物のイカ料理。イカの胴体に卵黄を詰めて衣をつけて揚げたもの。
コレステロールの塊～って感じ。でも味は美味しいです。
一番美味しいと思ったのは特大ハマグリのレモングラス蒸し。
スープがとても濃厚。そしてハマグリ自体も旨い。
昼だったのでお茶しか飲めなかったけど、これならビールが進みそう。

最後の〆はスイカ。これも面白い切り方。
無駄なく食べられて良いかもしれません。

また会社の近くで宴会があればここでやることになりそうです。
次回は別のメニューをチャレンジしてみたいと思います。