24回
2020/01 訪問
シルキーで滑らかな「豚骨魚介つけ麺」に貫禄の「手揉み中華蕎麦 醤油」
間もなく12周年を迎える東十条の名店「麺処 ほん田」。
今年春頃に移転を予定していることが公式twitterでお知らせされました。
この日の注文は「豚骨魚介つけ麺」900円+味玉。
柚子or魚介と聞かれますので、魚介でお願いします。
麺皿には2種の極上チャーシュー、もみ海苔、カイワレ。
大きな容器に入ったつけ汁は熱々です。
つけ汁はきめ細かく滑らかな舌触りの豚骨。
上品さも感じるほど洗練されており、しっかりコクがあります。
麺はしっかりコシがあり、つけ汁に負けない存在感。
つけ汁の中には角切りチャーシュー、メンマ、拍子切りネギも入り食べ応え十分です。
「ほん田」と言えば肉が旨いことでも有名で、2種のチャーシューはどちらも美味。
特にスモーキーなバラ吊るし焼は、他店に大きな影響を与えています。
「濃厚昆布水の淡麗つけ麺」を食べることが多いのですが、「豚骨魚介つけ麺」もさすがの貫禄。
最後のスープ割まで隙無く旨いです。
息子はいつもの「手揉み中華蕎麦 醤油」850円+味玉。
こちらはアッサリとした中に煮干しの旨味、背脂の甘みが効いて絶品です。
本田店主がしっかり手揉みしたボコボコの麺もグッド。
「ほん田」は何を食べても美味しいです。
移転後の詳細はまだ告知されませんが、今より広くなるとのこと。
先日移転した「Japanese Soba Noodles 蔦」同様、今後の展開が楽しみで仕方ありません。
「豚骨魚介つけ麺」900円
2種のチャーシュー
味玉
きめ細かく滑らかなつけ汁
「手揉み中華蕎麦 醤油」850円
アッサリスープ
手揉み麺
海苔
「缶ビール」350円
メニュー
券売機
食券を買ってから列に並びます
外観
2020/01/14 更新
2019/11 訪問
優しく染み渡る「手揉み中華蕎麦 醤油」にキレのある「濃厚昆布水の淡麗つけ麺 醤油」、お土産ラー油
東十条の名店「麺処 ほん田」。
水曜の限定メニュー営業以外の日は、常に本田店主がメインで調理します。
2人で伺ってまずは「手揉み中華蕎麦 醤油」850円+味玉。
貫禄を感じる美しい盛り付けに惚れ惚れします。
スープはキレやパンチではなく、ふんわり染み渡る味わい。
ガラ等の優しいお出汁がしみじみ旨いです。
スモーキーな吊るし焼バラはもちろん、更にモチモチになったレアチャーシューも美味。
メンマや青菜お浸しなど、「ほん田」の具はどれも隙が無く絶品です。
もう一品は「濃厚昆布水の淡麗つけ麺 醤油」1000円。
以前はシーズン限定でしたが、今は冬でも食べられる様です。
こちらは「手揉み中華蕎麦」よりキレのあるつけ汁。
それでも、その奥にはやはりフワッと出汁が広がります。
昆布鰹水に浸かった細麺との相性も抜群。
最後まで一気に食べさせる魅力が詰まってます。
そして今回は「お土産ラー油」500円も購入。
常にある訳ではなく、twitterにてお知らせされます。
このラー油がビシッとなかなかに刺激的。
本田店主は国分寺の「担担麺 紅麗」をプロデュースしただけあって本格的です。
「琥珀」「はら田」など人気店を続々と輩出する「ほん田」。
これからも楽しみです。
「手揉み中華蕎麦 醤油」850円+味玉
スープ
レアチャーシューと吊るし焼バラチャーシュー
メンマ、青菜お浸し
「濃厚昆布水の淡麗つけ麺 醤油」1000円
昆布水に浸かった麺
つけ汁
麺
「エビスビール」350円とおつまみ
メニュー
券売機
「お土産ラー油」500円
外観
2019/11/25 更新
2019/08 訪問
イカトンビや甘海老頭も使用したお出汁ワールドの「手揉み中華蕎麦」にパンチある「濃厚昆布水の淡麗つけ麺」
東十条の行列店「麺処 ほん田」。
猛暑のピークで列は短いですが、それでも待ちが絶えることはありません。
こちらは食券を買ってから列に並ぶシステム。
まずは「エビスビール 缶350ml」350円で、チャーシューにメンマのお通しが最高です。
麺の注文は看板メニュー「手揉み中華蕎麦 醤油」850円+味玉。
スープはサラッとした清湯ですが、一口目から出汁の旨味が濃密。
動物系に煮干し等で、そこにイカトンビなど個性的な食材も。
聞くと最近は甘海老の頭に生のホタテ貝ヒモも加えているそうで、他にはないお出汁ワールド。
本田店主は「一条流がんこラーメン」が好きで、そこにヒントを得ていると思います。
しかし塩気が強すぎはせず、万人が旨いと思える一杯。
2か月前に食べた「中華蕎麦 醤油」より断然厚みを増していて美味。
手揉み麺に2種のチャーシューも旨く、食べ応えあります。
息子と伺ってもう一杯は「濃厚昆布水の淡麗つけ麺 醤油」1000円。
細麺がトロリとした濃厚昆布水に浸かっており、麺だけ食べても美味しいです。
しかし、つけ汁は醤油のコクとパンチがあり、こちらに浸けた方が間違いなく旨いという圧倒的な説得力。
チャーシューもたっぷり入っていて、特にスモーキーなバラ吊るし焼が好みです。
昆布水つけ麺もパンチがあるのですが、今回は「中華蕎麦」のスープに驚き。
猛暑でも熱い麺がスルスル入っていきます。
「ほん田」出身の人気店も多いですが、本店もいまだ進化中。
今の「中華蕎麦」は「どこかで食べた」感が無い、唯一無二の一杯だと思います。
「手揉み中華蕎麦 醤油」850円+味玉
トンビや甘えび頭も使用した濃密スープ
バラ吊し焼きチャーシュー
レアチャーシュー
「濃厚昆布水の淡麗つけ麺 醤油」1000円
昆布水に浸かった細麺
昆布水つけ麺のつけ汁
「エビスビール 缶350ml」350円
ビールに付いてくるおつまみ
メニュー
券売機
先に食券を買ってから並びます
外観
2019/08/05 更新
2019/05 訪問
食べやすくオンリーワンな「手揉み中華蕎麦 醤油」にサービス価格「スタミナ丼」
東十条の名店「麺処 ほん田」。
ちょっと前に本田店主の体調不良で1週間お休みとなりましたが、今は元気に復活してます。
平日の開店前に伺うと、既にオープンして外待ち数人。
平日でも早開けしているようで、早めに言った方が行列は短いです。
ここは先に食券を買ってから列に並ぶシステム。
注文は大好きな「手揉み中華蕎麦 醤油」850円+味玉に「スタミナ丼」250円。
麺は手揉み麺と細麺から選べるのですが、「醤油」のオススメは手揉み麺。
麺箱から出した「心の味製麺」のストレート麺を、本田店主がギュッギュッと手揉みしてちぢれを付けます。
2種のチャーシューに青菜お浸し、メンマ、海苔と独特なルックス。
スープを飲んでみると、サラッとした口当たりの中にしっかりお出汁の旨さ。
見た目は濁っていますが、重さは無くアッサリ。
背脂も適度にコクを演出してます。
手揉み麺はモチモチで凄く好みの食感。
結構存在感ある麺ですが、スープとのバランスは絶妙です。
そして低温調理とバラ吊し焼き2種のチャーシューも絶品。
しっとり低温調理、スモーキーなバラ吊し焼きともに貫禄あります。
青菜やメンマも手抜きが無く、丼一杯で完成している料理。
また、拍子切りのネギがスープに良く合います。
お初の「スタミナ丼」250円はご飯にゴロゴロとカットチャーシュー。
そこに奥久慈卵卵黄と自家製オニオンソースでそそります。
「良く混ぜてお召し上がり下さい」
とのことで混ぜると、スモーキーなチャーシューにオニオンソース、まろやかな卵黄が最高。
しっかりお茶碗一杯分あり、これで250円は間違いなくサービス価格だと思います。
一度食べるとハマる旨さで、注文率も高め。
食べやすくもあり、他に無い味わいのラーメン。
スタッフのホスピタリティ溢れる接客も見事です。
「手揉み中華蕎麦 醤油」850円+味玉
「スタミナ丼」250円
2種のチャーシュー
スープ
手揉みでちぢれた麺
「手揉み中華蕎麦 醤油」850円+味玉に「スタミナ丼」250円
手揉みされた麺
メニュー
メニュー
カウンター
外観
2019/05/29 更新
2019/04 訪問
お出汁が旨い「手揉み中華蕎麦 醤油」に貫禄十分な「昆布水つけ麺 醤油」
今年2月に11周年を迎えた東十条の名店「麺処 ほん田」。
土日は常に行列しており、最初に店内で食券を買ってから列に並びます。
まずは「エビスビール 缶350ml」350円。
チャーシュー切れ端とメンマのお通しが付く最強の缶ビールです。
息子と伺い、「手揉み中華蕎麦 醤油」770円+味玉。
麺は手揉み麺と細麺から選択でき、いつも手揉み麺です。
2種のチャーシューにメンマ、青菜お浸し、拍子切りのネギ。
スープに浸らない様レンゲに添えられた海苔の盛り付けも美しい。
少し背脂が浮いたスープは、柔らかくも出汁の深い旨味。
動物系に煮干し等の魚介ですがガツンではなく染み渡ります。
醤油は切れすぎず、冷めてくるとより独特なお出汁。
手揉みでしっかり縮れた太麺との相性は抜群です。
チャーシューは低温調理肩ロースと吊るし釜焼きのバラ。
どちらも贅沢に厚切りです。
低温調理はモッチリで吊るし釜焼はスモーキーでジューシー。
特に数年前から始めた吊るし釜焼きは貫禄の旨さです。
相変わらず旨い「中華蕎麦」で、スープはより個性を増した感じ。
これは最近になって「イカとんび」を加えているからだそうです。
イカとんびは「一条流がんこラーメン総本家」の家本も使っている食材。
この日はありませんでしたが、家元へのオマージュで「悪魔肉」トッピングもたまに100円で提供してます。
僕は「昆布水つけ麺 醤油」1000円+味玉。
券売機には表記が無く「四季の限定」1000円で、醤油と塩を選べます。
キレイに畳まれた細麺には濃厚な昆布水。
つけ汁は丼が熱々で2種のチャーシュー、メンマ、青菜です。
昆布水はかなり粘度がありトロントロン。
この昆布水により、サラリとした清湯つけ汁が麺に良く絡みます。
つけ汁はパンチある醤油に香ばしいオイル。
「中華蕎麦 醤油」よりもクッキリした味わいで、つけ麺として輪郭クッキリです。
昆布水のつけ麺は流行っていますが、「ほん田」のつけ麺は貫禄十分。
濃厚トロリな昆布水、キレのあるつけ汁ともに最高です。
そしてスープ割もちゃんとあり、煮干し系のお出汁。
そのままでも美味しいですが、残った昆布水も足すと旨味のオンパレードです。
なお、「ほん田」はラーメン好きなら誰でも知ってる有名店で、調理は常に本田店主(定休日の水曜特別営業除く)。
スタッフの接客も丁寧で、暖かみもある唯一無二のお店だと思います。
「昆布水つけ麺 醤油」1000円+味玉
低温調理肩ロースと吊るし炙り焼バラチャーシュー
出汁の旨味を感じるスープ
手揉み麺
「昆布水つけ麺 醤油」1000円+味玉
昆布水に浸かった麺
低温調理肩ロースと吊るし炙り焼バラチャーシュー
トロリとした濃厚昆布水
「エビスビール 缶350ml」350円はお通し付き
メニュー
「昆布水つけ麺」は「四季の限定」1000円です
最初に店内で食券を買ってから並びます。
外観
2019/04/21 更新
2019/02 訪問
水曜限定営業 ホールスパイスを使用した「スパイスチキンカレーつけ麺」
先日11周年を迎えた東十条の名店「麺処 ほん田」。
定休日は水曜ですが、昨年10月からは限定メニュー1本での営業を行っています。
煮干し、味噌、二郎系など月ごとにテーマを決め、3月のお題は「リクエスト」。
「地鶏そば」など週替わりで提供し、最終水曜日は1番リクエストが多かった「スパイスチキンカレーつけ麺」1000円です。
普通のカレーラーメンなら行きませんが、本田店主はスパイスカレーマニア。
「魯珈(ろか)」など色々なスパイスカレー店に伺い、試作もしているようです。
今回も本田店主のツイートにはホールスパイスの写真。
ルウ、小麦、化学調味料を使わないカレーとのことです。
店内はいつもと違いスパイスの香りが充満し、まるでにカレー店。
特別営業なので本田店主は居ませんが、スタッフ3名が手際よく調理して回転良いです。
キレイに畳まれた麺に、大きめの丼に入ったスパイスカレーつけ汁。
「追い飯」50円も必須とのことで追加しました。
カスリメティが乗ったつけ汁は、様々なスパイスの香りと旨味。
しかし複雑すぎず食べやすく、激辛では無くともヒリッとアダルトな辛さ。
ベースは豚鶏の白湯ですが、ドロドロと濃厚では無くわりとサラリ。
よく締められた太麺に絡んで美味しいです。
具はホロホロに柔らかいチキンがたっぷり。
大きめにカットされた刻みタマネギも相性抜群です。
豚魚にカレー粉と言ったつけ麺とは違い、本格的なスパイスの旨さ。
「追い飯」はもちろん必須で、こちらの方がより辛さをダイレクトに感じます。
この日だけの限定にするのがもったいない本田店主渾身の一杯。
僕はスパイスカレーが好きなので、かなり楽しめました。
水曜限定営業「スパイスチキンカレーつけ麺」1000円+「追い飯」50円
様々なホールスパイスを使用したカレーつけ汁
麺
ホロホロのチキンたっぷり
最後は追い飯をカレーつけ汁の中へ
水曜特別営業「スパイスチキンカレーつけ麺」
水曜特別営業「スパイスチキンカレーつけ麺」
外観
2019/02/28 更新
2019/02 訪問
11周年特別営業 山岸マスターに尊敬の念を込めた「特製もりそば」
2月15日で11周年を迎えた名店「麺処 ほん田」。
この日は11周年特別営業となりました。
提供するメニューは「特製もりそば」850円のみで、11:30から通し営業300食。
東池袋大勝軒の山岸マスターに尊敬の念を込めた一品です。
並は200gで、中300gは+50円、大400gは+150円。
チャーシュー増しが+300円でご飯ものはありません。
まずは「ヱビスビール」350円。
「ほん田」のアルコール類にはお通しが着くのですが、この日はそれも大勝軒仕様。
モモチャーシューの短冊にメンマ、ネギ。
味の染みたモモチャーシューがしっとり絶品です。
「特製もりそば」は茶濁したつけ汁にツヤツヤの太麺。
麺をあえてキレイに盛り付けないところも山岸マスター流です。
麺をそのまま食べてみると、しっかり締められてほど良い弾力。
小麦の香りも広がり、かなり美味しい麺です。
つけ汁は濁っているものの、粘度は無くサラリ。
ガラに魚介だと思いますが、結構煮干しが強く効いてます。
大勝軒特有の「甘辛酸」は控えめで、出汁がメイン。
煮干しもモダンでは無くクラシカルな感じです。
つけ汁の中にはモモチャーシュー、メンマ、味玉半分、ナルト。
前述したとおり、パサパサ感皆無のモモチャーシューが素晴らしいです。
本田店主によれば、
「お好みで卓上のお酢を足しながら食べるのが大勝軒流です。」
とのこと。
お酢を足すと、確かに昔懐かしい大勝軒の味になります。
スープ割りは真昆布出汁。
この出汁が加わるとより厚みが増し、更にクラシカルな旨さでホッとします。
山岸マスターの「特製もりそば」を、色々なテクでハイブリッドに再構築した様なつけ麺。
クラシックなマスターピースに「ほん田」カラーが加わり、独自な一杯になった力作だと思います。
かなり好みで、価格を抑えているのも山岸マスターイズム。
なお、「麺処 ほん田」では定休日の水曜に特別営業を実施中。
煮干しや味噌、二郎系、地鶏そばなど週替わりメニューを提供していて、そちらも久々に伺いたいです。
11周年特別営業「特製もりそば」850円
キッチリ〆られた太麺
つけ汁
豚モモチャーシュー
真昆布出汁スープ割り
お酢の味変が合います
「エビス缶ビール」350円
アルコールのお通しもこの日はモモチャーシュー
11周年特別営業「特製もりそば」850円
券売機
11周年祝いの花
外観
2019/02/15 更新
2018/12 訪問
太い旨さの「手揉み中華蕎麦 醤油」にきめ細かくシルキーな「濃厚豚骨魚介ラーメン」
東十条に根付いた名店「麺処 ほん田」。
祝日の14時頃に伺うと、この時間でも老若男女が十数人並んでいます。
ちなみに、「ほん田」は食券を買ってから列に並ぶシステム。
2名以上で来て食券購入前に1人が先に列に並んでも、ちゃんとスタッフが見ていて注意されます。
まずは「エビスビール缶350ml」350円。
この値段でチャーシュー切れ端とメンマのお通しが付く最高の一杯です。
この日は息子と2人で伺い、まずは「手揉み中華蕎麦 醤油」770円+味玉。
2種のチャーシューにメンマ、青菜、たっぷりの拍子切りネギに海苔と豪勢です。
スープを飲んでみると、豚や鶏、煮干しの太いボディにショウガのキレ。
清湯で口当たりアッサリも旨味が凝縮し、わずかにトロミも感じるほど。
背脂の甘さもあり、一口目から「旨い」と声が出るレベル。
ただ味が濃いのではなく、食後はスッキリでバランスがとても良いです。
麺は本田店主がしっかり手揉みした「中華蕎麦 とみ田」心の味製麺の平打ち太麺。
モチモチで存在感あり、スープとの相性バッチリ。
細麺も選べますが、今の太いスープには手揉み麺が良いと思います。
「醤油」を食べたのは2か月ぶりですが、スープは更に旨くなっている気がします。
そして、吊るし釜焼きのバラはスモーキーでジューシー。
肩ロースの低温調理も柔らかく、ステーキの様に旨いです。
「ほん田」は低温調理チャーシューのパイオニアですが、さすがの貫禄。
どちらも厚みがあり、ご馳走感が凄いです。
もう一杯はお初の「濃厚豚骨魚介ラーメン」780円+味玉。
「つけ麺」と間違える人も多いのか、食券を渡すとスタッフから「ラーメン」で良いか確認が入ります。
こちらは2種のチャーシューの上に辛味噌が乗り、刻み玉ねぎに青ネギ。
スープはきめ細かくシルキーで、雑味なく濃厚。
節系中心と思われる魚介の旨味もしっかりで、王道に旨い手作りの濃厚豚骨魚介。
チェーン系とは全く違う、「これ系」の旨さを再認識させてくれます。
モチモチの太麺は食べ応えがあり、刻み玉ねぎもナイスなアクセント。
後半、辛味噌を溶かすと結構辛めで、最後まで飽きません。
「醤油」がフェイバリットですが、「濃厚豚骨魚介」もかなりの旨さ。
なにもかも旨いので、そりゃ行列する訳です。
なお、先日から定休日の水曜に限定メニュー営業を始めており、そちらも大人気。
今のところ、2019年からは大人気だった「二郎」オマージュを予定しているようです。
「手揉み中華蕎麦 醤油」770円+味玉
レアチャーシュー、海苔
吊るし焼きバラチャーシュー
手揉み麺
「濃厚豚骨魚介ラーメン」780円+味玉
辛味噌、刻みタマネギ
「エビスビール 缶350ml」350円とお通し
ビールについてくるお通し
麺を素早く手揉みする本田店主 (掲載了承済み)
券売機
外観
2019/10/11 更新
2018/10 訪問
定休日の水曜に「煮干し限定営業」開始 初日は「淡麗煮干しそば」
東十条の名店「麺処 ほん田」。
水曜日定休ですが、10月31日(水)から水曜限定営業を行うことになりました。
開店前に本田店主が様子を見に来ましたが、水曜限定はスタッフ3名による営業。
大宮の「ほん田 niji」が事情により閉店したので始まった限定営業です。
この日のメニューは
「淡麗煮干しそば」800円
「和え玉」200円
「エビ風味和え玉」300円
「まぁち特製じゅーしー」200円
味玉、のり 各100円
「特製(チャーシュー、味玉、のり)」200円
水曜限定営業は基本的に煮干しラーメンとのこと。
週替わりで「濃厚」など違う構成にするそうです。
注文は「淡麗煮干しそば」。
過去の限定でも使用している小ぶりの丼で登場です。
ストレート細麺に刻み玉ねぎ、チャーシュー、海苔。
以前、本田店主が勉強しに行った煮干しの名店「中華ソバ 伊吹」を思わせます。
スープは「淡麗」と言っても濁りある茶褐色。
飲んでみると動物系の旨味が太く、しっかり煮干し。
と言っても苦味やエグミは無く、出汁として煮干しが出ている感じです。
地鶏阿波尾鶏と豚ガラで出汁を取り、そこに大量の煮干しを合わせたとのこと。
麺は煮干しならではの低加水のストレート麺。
刻み玉ねぎももちろんバッチリ合ってます。
そしてチャーシューは豚バラと鶏モモの2種。
豚バラはトロトロに柔らかく、鶏モモは恐らく吊るし焼き。
「ほん田」本店はチャーシューが美味しいのですが、限定もさすが。
いつもと違い、差別化できてます。
この日は120食売り切りでしたが、来週からは昼夜それぞれの営業予定。
煮干しの名店に負けず劣らず美味しい「煮干しそば」でした。
11月7日(水)は「中濃煮干し烏賊ver.」の予定だそうです。
「淡麗煮干しそば」800円(水曜限定営業)
地鶏、豚ガラに煮干しのスープ(水曜限定営業)
豚チャーシューと鶏吊るし焼きチャーシュー(水曜限定営業)
麺(水曜限定営業)
刻みタマネギに海苔(水曜限定営業)
丼(水曜限定営業)
メニュー(水曜限定営業)
カウンター(水曜限定営業)
外観(水曜限定営業)
2018/11/01 更新
2018/10 訪問
動物系お出汁が太くなり、更に旨くなった「手揉み中華蕎麦 醤油」
数々の弟子を輩出する東十条の名店「麺処 ほん田」。
系列店やプロデュース店も手掛け、先日は東銀座にプロデュース店「坦坦混麺 紅麗」がオープンしました。
11周年目に突入した今も行列は途切れることなく、金曜19:30頃に伺うと15人ほどの並び。
食券を買ってから並ぶシステムで、食券を持って列に向かうとすぐにスタッフが食券を回収してくれます。
45分ほどで席に着くことが出来ました。
現在の基本メニューは以下のとおり。
「手揉み中華蕎麦 醤油or塩」770円
「濃厚豚骨魚介ラーメン」780円
「濃厚豚骨魚介つけ麺」780円
「四季の限定(昆布水つけめん 醤油or塩)」1000円
「限定御飯 スタミナ丼」250円
注文は「手揉み中華蕎麦 醤油」770円+味玉。
「エビスビール 缶350ml」350円にはメンマにチャーシュー、自家製ラー油掛けのおつまみが付きます。
スタッフは数人居ますが、調理は基本全て本田店主。
麺の手揉みから麺上げ、スープの調整まで全て行い、柔らかい接客も「ほん田」の特徴です。
丼には拍子切りのネギが散らされ、丁寧に立てかけられたチャーシュー、青菜お浸し、メンマ。
海苔はレンゲに添えられ、スープに浸さない様盛り付けられます。
スープを飲むと、思っていたよりも分厚いお出汁。
僕が中華蕎麦を食べるのは夏以来ですが、豚を増やしているそうです。
明らかに旨味が太くなり、それでいて醤油や油は尖らず穏やか。
パンチでは無く、ごまかしの効かない旨いスープで奥に煮干しやショウガも感じます。
手揉みでちぢれた平打ち麺との相性も抜群で、地方の名店を食べているかのような一杯。
今の本田店主の理想の形で、数年前の淡麗でスタイリッシュなラーメンとは別物です。
更に「ほん田」は具も素晴らしく、「元祖」な低温調理チャーシューはまるでステーキ。
そして吊るし焼きバラチャーシューの香ばしさも極上。
乾燥から戻しているのか、クニッとしたメンマもかなり好みです。
本店は決して大きくないですが、ホスピタリティも含め貫録あふれるお店。
スタッフとの距離も近いので、本田店主の魅力を存分に感じられます。
「手揉み中華蕎麦 醤油」770円+味玉
太くなったスープ
手揉み麺
レアチャーシュー
吊るし焼きバラチャーシュー、味玉
メンマ、お浸し
「エビスビール 缶350ml」350円はおつまみ付き
ビールのおつまみ
メニュー
外観
2018/10/29 更新
2018/07 訪問
昆布水の濃度、醤油のキレが増した「濃厚昆布水の淡麗つけ麺 醤油」
数々の人気店を輩出している東十条の「麺処 ほん田」。
いつも行列が出来る人気店ですが、猛暑のためか土曜昼で数人待ちでした。
注文は今季二度目となる「濃厚昆布水の淡麗つけ麺」1000円。
明記はされていませんが、券売機の「四季の限定」1000円がそれです。
まずは「エビスビール缶350ml」350円。
この値段でもチャーシューとメンマのおつまみが付いてきます。
以前はジュレがかかっていましたが、今回は恐らく自家製のラー油。
ピリ辛で良いツマミになります。
昆布水つけ麺は塩と醤油があり、醤油を選択。
キレイに畳まれた細麺は昆布水に浸かってます。
麺だけを食べてみると、トロントロンの昆布水がまとわり付きます。
「昆布水つけ麺」販売開始の4月に比べ、昆布水は明らかに濃度を増して艶めかしいです。
塩味も軽くついていて、そのままでも充分美味。
ハリのある細麺も存在感あり、これをアレンジするだけで冷やしラーメンになりそう。
つけ汁はしっかりと醤油のキレ。
麺を浸けると昆布水効果でしっかりつけ汁を拾います。
昆布水だけでも美味しいですが、やはりキレのあるつけ汁に浸けると格別の旨さ。
窯焼きチャーシュー、低温調理チャーシュー、メンマ、青菜お浸しなど具もたっぷり。
昆布水の濃度、醤油のキレが増し、全体的にメリハリUP。
今年4月に食べた時よりも、間違いなく美味しくなってます。
息子は「手揉み中華蕎麦 醤油」770円+味玉。
こちらはタレの強さでは無く、丸みのある豊潤なお出汁。
しっかり手揉みされた太麺はちぢれが強く、モチモチの食感も良いです。
2種のチャーシューも美味しく、やはり吊るし焼きのバラがスモーキーで最高。
こちらはパンチでは無くしみじみ旨い一杯。
中華蕎麦、つけ麺ともに醤油を選びましたが、全く別のタイプ。
どちらかは塩を頼んだ方が良いのかとちょっと思いましたが、どちらもベクトルが違って楽しいです。
ソリッドな醤油のつけ麺、深みある中華蕎麦のどちらも旨いのが凄い。
本田店主の柔らかくて優しい接客にも癒されます。
「濃厚昆布水の淡麗つけ麺 醤油」1000円
トロントロンの昆布水
醤油のキレがあるつけ汁
醤油のキレがあるつけ汁
スモーキーな吊るし焼豚
心の味製麺の麺
「手揉み中華蕎麦 醤油」770円
出汁の旨味を感じるスープ
手揉み麺
「エビスビール 缶350ml」350円とおつまみ
おつまみ
メニュー
四季の限定「濃厚昆布水の淡麗つけ麺」1000円
外観
2018/07/17 更新
2018/04 訪問
また美味しくなった季節の限定「昆布水つけめん」
今年3月に10周年を迎えた名店「麺処 ほん田」。
その10周年記念では「雉(きじ)」を使用したラーメンをいただきました。
それから約一か月経ち、毎年恒例の季節の限定も開始。
「昆布水つけめん」1000円です。
最近は土日が混むようで、13時頃に着いて25人ほどの並び。
約1時間で入店出来ました。
なお、ここは来ていきなり並ぶのではなく、食券を店内で購入してから並びます。
食券を買わずに並んでも、スタッフから食券を買ったうえ最後尾に並ぶよう伝えられるのでお気をつけて。
まずは「エビスビール」350円ですが、新たにプレミアムモルツも選べるようになっていてそちらで。
絶品チャーシューにメンマのおつまみ付きでプレモル350mlが350円は嬉しいです。
「昆布水つけめん」は醤油と塩があるので醤油で。
なお、大盛以上を注文するとつけ汁のお代わりができ、その際味を変えることも出来ます。
キレイに畳まれた細麺は昆布水に浸かり、上には味玉と海苔。
つけ汁にはタワー状に2種のチャーシューが重ねられ、その上にお浸しが乗ってます。
まず麺だけを食べてみると、細いのにハリがあってかなり主張する美味しい麺。
10周年のラーメンで使用した麺と同じだそうですが、〆られると全く表情が変わります。
「中華蕎麦 とみ田」の「心の味製麺」で作られた麺で、小麦の甘みも感じるもの。
今年は昆布水に塩と鰹節も入っていて、そのまま食べても美味しいです。
と言っても、つけ汁に浸していただけば、間違いなくこっちが正解と思える説得力。
吊るしバラ焼き豚の香ばしさに醤油のコク、しっかりなお出汁。
麺を増せば良かったと後悔するほどスルスル麺が無くなります。
そして「ほん田」と言えばチャーシューが美味しいのも有名。
バラの吊るし焼きはジューシーで香ばしく、貫録の絶品。
また、低温調理は最近、肩ロースだったりモモだったり。
この日は初のモモでしたが、これがまた極上のしっとり感。
どちらもたっぷり入って堪能できます。
奥久慈卵を使用した味玉も黄身が凄く濃厚。
昆布水に味が付き昨年より少なくなったので、スープ割も出来ます。
こちらはしっかり煮干しで、鶏ベースに昆布水、煮干しが加わって贅沢な旨さ。
最後にまた驚かされます。
なお、息子は「手揉み中華蕎麦 醤油」770円+味玉。
前に食べた時よりしっかりめのお出汁にじんわり醤油。
キレではなく染み渡る旨さで、病み付きになります。
しっかり手揉みされたボコボコ麺もかなり美味
デフォのラーメンも色々変えているようで、かなりレベル高いです。
開店から11年目を迎え、いまだに進化が止まらないお店。
勉強熱心な本田店主なので、今後も楽しみです。
季節の限定「昆布水つけめん」1000円
昆布水に浸かった「心の味製麺」の細麺
コクのあるつけ汁
バラ吊るし焼チャーシューと低温調理モモチャーシュー
「手揉み中華蕎麦 醤油」770円+味玉
中華蕎麦のスープ
手揉み麺
「ビール」350円とツマミ
ビールに付いてくる無料ツマミ
季節の限定「昆布水つけめん」1000円
メニュー
食券を買ってから並びます
山岸マスターからのお言葉
外観
2018/04/14 更新
2018/03 訪問
10周年記念ラーメン「雉(きじ)と地鶏の醤油そば」+「雉の胸肉のたたき」
今年の2月15日で10周年を迎えた「麺処 ほん田」。
10周年記念ラーメンが3月2日(金)・3日(土)に昼夜各100食で提供されます。
この日は通常メニューが無く「雉と地鶏の醤油そば」1000円のみ。
そのほかトッピング「雉の胸肉のたたき」500円と「純粋金華豚のスタミナ丼」350円があります。
2日の昼は途中まで整理券制で、夜はそのまま並んで食べられるとのこと。
整理券を受け取り、指定時間の30分前に来ましたが、回転が良くて早めに入ることが出来ました。
ラーメンは小ぶりの丼で提供。
盛り付けはシンプルで、長州黒かしわモモ、雉胸肉たたき(有料で追加)、九条ネギ、穂先メンマ、海苔が乗ってます。
スープは一口目から濃厚なお出汁の旨さ。
地鶏と豚ベースに雉、しじみ、魚介とのこと。
鶏がメインに来ますが、様々な旨味が凝縮されてます。
醤油ダレもあと引く旨さで、周年らしい贅沢感。
そして肉もラーメン店と思えないほど秀逸。
ジューシーで柔らかい「長州黒かしわモモ」。
さっぱりフレッシュで弾力ある「雉胸肉」。
どちらも良質な肉そのものの旨味が引き出され、驚くほどの絶品。
さすがレアチャーシューのパイオニアで、肉の扱いは見事です。
今回はあえて素材の旨さを中心にしたシンプルな一杯。
それでも他店と確実に差別化出来ていて、心に刻まれる旨さ。
特に濃密なスープは、何年経っても忘れることがないと思います。
10周年おめでとうございます。
「雉と地鶏の醤油そば」1000円+「雉の胸肉のたたき」500円
長州黒かしわモモ
雉の胸肉のたたき
地鶏、豚、雉、しじみ、魚介等の濃密なスープ
九条ネギ
丼
10周年メニュー
10周年メニュー
整理券の集合時間
外観
10周年のお祝い
2018/03/06 更新
2017/12 訪問
専門店顔負けの旨さ 限定「汁なし担々麺」
東十条の行列店「麺処 ほん田」。
ほん田で修行して独立したラーメン店も多く、TRYラーメン大賞2017-2018では大賞8位にランクインされました。
この日のお目当ては「汁なし担々麺」900円。
12月14日から19日までの期間限定です。
公式には11:30開店ですが、11時には開店。
券売機に「汁なし担々麺」の文字は無いものの、「四季の限定」900円を選ぶ人多数。
カウンターの9人中6人が「汁なし担々麺」でした。
麺にしっかりタレが和えられ、その上に肉味噌、刻み玉ねぎ、水菜、ナッツ等が乗って完成。
龍の絵が描かれた丼に盛られてユニークです。
「しっかり下から混ぜてお召し上がりください」
とのことで、麺と具をしっかり混ぜ合わせます。
食べてみると、まず山椒の刺激。
単純に唇ビリビリと来るのではなく、高貴で鮮烈な刺激に「ウッ」となる感じ。
ラー油はそれほど強くはありませんが、後半辛さがやってきます。
ゴマペーストで肉味噌やラー油をまとめあげ、本格的な旨さ。
麺は心の味製麺の太麺で、もっちりした食感。
このモチモチの麺がまた美味しいです。
なお、「追い飯」は現金対応も行っており、50円、100円、150円の3種類。
具がたくさん乗った日式の「阿吽」的な汁無し担々麺ですが、かなり本格的。
特に山椒のブレンドは個性的で凄く好みです。
「ほん田」本店はたまにしか限定をやりませんが、そのクオリティは相当なもの。
秋頃まで提供していた「濃厚昆布水の淡麗つけ麺」も絶品でした。
ほん田店主によれば、好評なので「汁無し担々麺」は再度提供するかもしれないとのこと。
専門店に負けないサスガの旨さなので、ぜひまたやって欲しいです。
なお、大晦日は限定ラーメンを提供するようです。
2017/12/25 更新
2017/08 訪問
豚バラ吊るし焼の旨味が素晴らしい「濃厚昆布水の淡麗つけ麺 醤油」
10周年まで残り半年ほどとなった「麺処 ほん田」。
東十条という場所にありながら、食べログの「ラーメン 百名店 TOKYO 2017」にも選出されています。
この日は久々に昼の訪問。
ここは食券を買ってから列に並ぶのですが、それが分かっていないお客さんもチラホラ。
しかし、スタッフがまめにチェックしているので間違えても誘導されます。
なお、複数で来て一人が先に並んで待つのも禁止です。
松戸の名店「中華蕎麦 とみ田」同様、調理のメインは店主さん。
先日ご結婚された本田店主が麺上げします。
調理を見ながらまずは「エビスビール」350円。
絶品のチャーシュー、メンマが乗ったつまみも付くので、ほぼ原価です。
息子は「らーめん 塩 細麺」770円+味玉。
今のラーメンになってからの塩は初めてです。
塩でも濁りあるスープは貝の旨味などが感じられ、優しくも豊潤。
塩の方がスープのお出汁をストレートに感じられます。
そして僕は四季の限定「濃厚昆布水の淡麗つけ麺 醤油」950円+味玉。
今期二度目です。
麺はとみ田の「心の味製麺」の細麺。
濃厚昆布水に浸かっており、そのまま塩で食べても十分美味。
しかしつけ汁に浸せば、コクのある醤油に香ばしい「豚バラ吊るし焼き」の脂の旨味。
今年の淡麗つけ麺はこの点が昨年と大きく違います。
焼き豚の旨味がホントに素晴らしく、他の清湯醤油つけ麺を遥かに凌駕しています。
つけ汁の中にはその「豚バラ吊るし焼き」に肩ロースチャーシュー、メンマなど。
豚バラ吊るし焼きは本当に絶品です。
10周年が近くても妥協せず、手作りの美味しいラーメン。
並ぶ価値あります。
「濃厚昆布水の淡麗つけ麺 醤油」950円+味玉
「らーめん 塩 細麺」770円+味玉
豚バラ吊るし焼きの旨味が効いたつけ汁
「心の味製麺」の麺と昆布水
藻塩
四季の限定「濃厚昆布水の淡麗つけ麺」950円
メニュー
券売機
食券を買ってから並びます?
外観
2017/08/25 更新
2017/05 訪問
昨年とは段違いの旨さ「濃厚昆布水の淡麗つけ麺」
今年の2月で9周年を迎えた東十条の名店「麺処 ほん田」。
お目当ては季節の限定「濃厚昆布水の淡麗つけ麺」950円。
醤油と塩から選ぶことができ、醤油にしました。
休日昼はなかなかの行列ですが、平日夜の早い時間は並び10人弱。
まずは食券を買ってから並びます。
スタッフに呼ばれて席に向かうと、すでに水と「エビス缶ビール」350円がセット。
ビールには短冊チャーシューとメンマのおつまみ付です。
このチャーシューがまた絶品。
ジュレソースも旨く、350円で味わう至福の時間です。
続いて「濃厚昆布水の淡麗つけ麺 醤油」。
丼には麺線を整えて立体的に盛られた麺にタップリの濃厚昆布水と味玉、海苔。
つけ汁には大きくカットされたネギにチャーシュー、青菜。
カウンターに天然塩が置かれます。
昆布水と塩、麺でいただいてみると、それだけでも美味。
ハリのある細麺が旨いです。
しかし、つけ汁がまた素晴らしい旨さ。
ジュワッと舌に残る旨味の醤油に溶け出した吊るし焼豚の香ばしさ。
淡麗つけ麺は3年目で、僕が食べるのは周年限定も含め3度目。
1回目より2回目、2回目より3回目と旨くなってますが、今回は格段に旨くなった感じ。
粘度ある昆布水で麺につけ汁がちょうど良く絡みます。
チャーシューは低温調理と吊るし焼き豚が贅沢に7、8枚。
やはり吊るし焼き豚の旨さは抜けてます。
最後はたっぷり残った昆布水でスープ割。
スープ割も旨いですが、ブレンド醤油の旨さを味わうには、割る前のつけ汁を味わってほしいです。
ここ数年、昆布水の淡麗つけ麺をやるお店も増えてきました。
(元祖は「ロックンロールワン<現「ロックンビリーS1」>)
大体の店がどことなく似た感じになるなか、「麺処 ほん田」は提供3年目にして個性を確立した感があります。
吊るし焼豚の旨味と香ばしさが溶け出したつけ汁はオンリーワン。
10年目に突入しても奢らず、味向上の努力が実った結果だと思います。
2017/05/22 更新
2016/12 訪問
夜の「ほん田」も格別 「特製手揉み中華蕎麦 醤油」
東十条の名店「麺処 ほん田」。
初めて夜営業に訪れてみましたが、昼より穏やかな並び。
まずは「ビール(エビス350ml缶)」350円。
缶とは言え、この値段で立派なおつまみまで付きます。
ジュレソースがかけられた焼豚の切れ端にメンマ。
焼豚がさすがの旨さです。
麺は「特製手揉み中華蕎麦 醤油」970円。
「特製醤油らーめん」の食券を購入し、細麺と手揉み麺から麺を選択できます。
本田店主が麺を丁寧に丁寧に手揉み。
麺茹で、スープ、チャーシューの切り出しなど調理のほとんどは本田店主。
素朴なお店で店主自らが調理に専念する様は、「中華蕎麦 とみ田」に通ずるものがあります。
チャーシューの盛り付けがちょっと変わり、見た目もゴージャス。
スープを飲んでみると、じんわりと魚介に動物系。
今年の6月に食べた時はもっとキレキレな感じでしたが、今は醤油も抑えめ。
色々変えているそうで、今の味ももちろん旨いです。
手揉み麺と合わさるとローカルっぽい感じもありますが、それより上品で独特。
チャーシューは「ほん田」ならではの豚肩ロースレアチャーシューに豚バラ吊るし焼き。
特に豚バラ吊るし焼きは絶品で、これを食べるために「特製」にしてしまいます。
なお、吊るし焼きは確実に前より旨くなりました。
味玉、メンマ、青菜のお浸しなどの具材も隙がありません。
「ほん田」出身のラーメン店も多く、最近では三鷹の「さくら井」が絶妙でした。
しかし、本店はやはり別格。
次回はどんな味になっているのか楽しみです。
2017/06/20 更新
2016/07 訪問
夏期限定「濃厚昆布水の淡麗つけ麺」
東十条の行列店「麺処 ほん田」。
2016年夏の限定「濃厚昆布水の淡麗つけ麺」900円が始まりました。
開店10分前に行くと既に開いており、外待ち10名ちょっと。
食券を買ってから列に並びます。
醤油と塩があるそうで、醤油で注文。
30分ほどで席に案内されました。
スタッフは本田店主含め3名。
麺茹でを始め、調理はほぼ店主です。
完成した淡麗つけ麺は「和」を感じる美しさ。
麺はキレイに畳まれ、昆布水に浸かっています。
昆布水はトロントロンで旨味もあり、麺をそのまま食べても美味。
つけ汁に浸けてみると、昆布水のおかげでつけ汁が良く絡みます。
前回食べた醤油の中華そばでも驚きましたが、今回のつけ麺でもしっかりと醤油の旨味。
チャーシューは薄切りの豚バラ吊るし焼き。
8周年記念から始めたチャーシューで、これがもう絶品。
スモーキーな風味と脂の旨さがたまりません。
つけ汁にミルフィーユ状に積み重ねられており、量もたっぷり入ってます。
最後はたっぷり残った昆布水割り。
昆布の旨味が濃厚で、最後まで満足できました。
オープンから9年目を迎え、ラーメン店としてはもう老舗といえるお店。
それでもまだブラッシュアップするのが凄い。
淡麗つけ麺は8月いっぱいまであるようです。
2017/05/22 更新
2016/06 訪問
本田店主が自ら作る絶品「特製手揉み中華そば 醤油」
先日、8年目を迎えた「麺処 ほん田」。
この日は「特製手揉み中華そば 醤油」970円。
昔は「香味鶏だし」と「塩」でしたが、2015年4月から大きくリニューアル。
「手揉み中華そば」は初です。
スタッフ総勢3名で、調理はほぼ本田店主。
美しく盛り付けられた一杯の登場です。
スープを飲んでみると、アッサリとした中にググっと醤油の旨味。
全国七銘柄の醤油をブレンドしており、舌に残る旨味が絶妙です。
追い煮干しされた旨味あるベースに少量の背脂で骨太感も。
素材の効かせ方が計算された感じ。
そこに手揉みの太麺。
ちぢれの強い旨い麺で、スープとの絡みも最高。
細麺も選べますが、手揉みの方がスープに合うと思います。
上に乗るチャーシューは「ほん田と言えば」の低温調理チャーシュー。
そちらも絶品ですが、特筆すべきはその下の「豚バラつるし焼き」。
スモーキーかつジューシーで、豚の旨さと甘さが引き出されています。
これは8周年記念で初めて作られ、店主が気に入ってレギュラーにも採用されたもの。
ただし、特製またはチャーシュー増しにしか入りません。
相変わらず旨いブランデー風味の「大人の味玉」も付きますので、+200円で特製にした方が良いと思います。
前のラーメンも美味しかったですが、今回は更に「旨い」ラーメン。
正直、8周年記念、つけ博の塩よりも今回の醤油の方が好きです。
本店はあまり限定をやらず、デフォメニューの向上に力を入れているのでしょう。
9年目に突入しても色々試しているようで、その成果を感じました。
2017/05/22 更新
今年2月で12周年を迎えた東十条の名店「麺処 ほん田」。
来る3月30日で東十条での営業を終え、4月から秋葉原に移転が決定しています。
営業終了まで残り一週間の昼に伺うと、平日の開店時で既に30人以上の行列。
公式twitterによれば、この日は13時に並んだ方で昼の部終了と、まるで高田馬場「べんてん」閉店時の勢いです。
この後は更に混み合うと思われ、僕も東十条では今回が最後の訪問。
注文は大好きな「手揉み中華蕎麦 醤油」850円です。
麺を茹でる直前に、本田店主自らが「心の味製麺」太麺をしっかり手揉み。
二種のチャーシューにメンマ、青菜お浸し、海苔と唯一無二のビジュアルです。
スープはアッサリとした清湯で口当たりが良く、それでいて醤油と煮干しの心地よい余韻。
重すぎずも出汁の旨味は厚く、最高のバランスです。
手揉みされたボコボコの麺と相性は抜群。
スープと麺だけで満足出来てしまいそうです。
ムチムチのレアチャーシューにスモーキーな釜焼きバラはどちらも素晴らしい。
メンマや青菜お浸しも丁寧に調理され、一杯としての完成度が抜群です。
この日はサイドメニュー「スタミナ丼」250円も注文。
「マツコの知らない世界」でも紹介された名物丼です。
サイコロチャーシューに卵黄が乗り、青ネギとスタミナソース。
ほんのりエスニックなカレー風味もあり、単純な「チャーシュー丼」とは違う逸品です。
なお、秋葉原移転後は自家製麺となり、丼も新調予定。
新天地での活躍が今から楽しみです。