デイルス・マイビスさんが投稿した一条流がんこ総本家分家四谷荒木町(東京/四谷三丁目)の口コミ詳細

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デイルス・マイビスのラーメン&一人呑みメモ

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一条流がんこ総本家分家四谷荒木町四谷三丁目、曙橋、四ツ谷/ラーメン

37

  • 昼の点数:5.0

    • ¥1,000~¥1,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク -
37回目

2022/05 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

家元ご勇退 総本家改め「一条流がんこ総本家分家荒木町」にて「上品 塩」

「がんこラーメン」創設者の「家元」こと一条安雪が厨房に立ってきた四ツ谷荒木町の「一条流がんこラーメン総本家」。
4月24日をもって家元がご勇退され、弟子の後藤店長が後を継いでいます。

家元最後の日は事前告知無しでしたが、察したファンが駆け付け4時間待ちとのこと。
弟子の「覆麺」店主らも応援に来ていた様です。

公式ブログによれば、「総本家」は実弟である一条 修氏の相模原店に譲るそう。
旧総本家は「一条流がんこ総本家分家荒木町」となります。

また、公式ブログでの告知も終わり、下記twitterにてお知らせ。

一条流がんこラーメン総本家【公式】
https://twitter.com/ganko_yotsuya

たまに以下でも情報が発信されます。

がんこ総本家四谷荒木町 小池
https://twitter.com/ganko_tk

僕は勇退から一週間たった日曜にようやく訪問。
今まで日曜は貝やカニを使用したスペシャルでしたが、この日は純正で以下のメニューです。

濁ったスープ
・雪(100)

澄んだスープ
・上品醤油
・上品塩

ともに通常(麺200g)1100円。
大盛300g+100円 特盛400g+300円です。

ちなみに並び方もtiwitterに記載され、1Fに並べるのは21人まで。
この日は階段上の28番目ほどに並び、入店、ラーメン提供まで約1時間でした。

「上品 塩」1100円
澄んだスープにサッポロめんフーズの黄色い麺。
国産豚チャーシュー2枚にメンマ、味玉、カニカマが乗ります。

スープは節を感じるも様々な旨味が溶け込んだ濃密お出汁。
最初よりも後半に塩ダレのエッジを感じるショッパ旨です。

バツバツ食感の麺も変わらず旨い。
フワフワでとろけるチャーシューも文句なしです。

間違いなく凄く良く出来ている上品塩ですが、家元が作った一杯ほど凄みは無いような気も。
これはレシピを作った家元と継いだものの違いなのか、食後に何度も何度も自問自答してみました。

自分なりに出した結論としては、恐らく味ではなくここに家元が居ないと言う違和感。
僕なんてたまにしか総本家に行かないのに、実際に家元が居ないお店に思った以上の喪失感を感じていた気がします。

家元の総本家は行くたびに味が違ったし、後藤店長が仕込んだ「上品塩」は昔の清湯「自由が丘」より全然美味しい。
それでも家元が居るか居ないかは大きな事で、改めてカリスマだったと実感しました。

なお、かつて無音だったお店には家元が歌うカラオケのBGM。
今度は家元が生み出した傑作「100」もいただいてみたいと思います。

  • 「上品 塩」1100円

  • スープ

  • 後半ショッパ旨が増してきます

  • スープと麺

  • チャーシュー

  • チャーシュー

  • メニュー

  • カウンター

  • 外観

  • 外観

  • 外観

  • 並び方

2022/05/02 更新

36回目

2021/06 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

看板メニュー「100」が酒粕加えて名前もリニューアル 甘みとコクのある「雪」

四谷三丁目の行列店「一条流がんこラーメン総本家」。
がんこ創設者にして今年74歳の家元 一条安雪氏によるレジェンド店です。

ここの平日スープは清湯の「上品」に濁った「下品」の2種。
「下品」のタレ無しを「100」と呼び、これが総本家の看板メニューです。

先日から酒粕を加えた「酒粕100」を始め、好評のためこれが新スープに。
6月8日からこのスープは「雪」と命名され、家元が作る最後のスープだそうです。

「みなさん、雪でいいですか?」

と家元が聞くと、僕の座った回は全員「雪」。
ちなみにラーメンは無化調で原価もかかるため、今回から100円値上げして1100円になってます。

「雪」1100円
フワフワ国産豚チャーシューに2枚にどっさり悪魔肉。
肉は以前の倍くらいになっており、割高感は全くありません。

濃ゆい色のスープはしっかり甘みとコク。
粘度は無くサラッとしており、旨味が強いです。

酒粕なのでかす汁を想像しましたが、言われなければ酒粕と分からないブレンド。
節系も増やしたのか、ちょっと豚骨魚介にも似た味わいを感じます。

以前の「100」も食べるたびに味が違ったものの、今回はより分かり安い感じ。
バツバツな黄色いサッポロめんフーズの麺も良く合います。

具はかなり多くなり、チャーシューに悪魔肉5枚ほどと肉だらけ。
味玉にクニクニメンマとボリュームあります。

ちなみに新しい「上品」はモミジの代わりに丸鶏2羽使用とのこと。
今度は上品の「瀬川瑛子(醤油)」または塩行きたいと思います。

  • 「雪」1100円

  • 酒粕が加わった100スープ

  • サッポロめnフーズの麺

  • フンワリチャーシュー2枚

  • 悪魔肉ドッサリ

  • 味玉、メンマ

  • メニュー

  • カウンター

  • 並び場所の扇風機

  • 外観

  • 外観

2021/06/09 更新

35回目

2021/04 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

見た目以上に他に無い味わい 「上品 塩」

四谷三丁目のレジェンド店「一条流がんこラーメン総本家」。
コロナ以来休業も多く、約1年ぶりの訪問となりました。

その間に変わったことも多く、まずは並び方。
椅子は無くなり間隔を開けて目印が置かれ、その目印の場所に並びます。

カウンターには仕切りが付き、サポートは奥様から後藤店長に変更。
平日のラーメンは変わらず1000円で、炊き込みスープの「100」に清湯スープの「上品」です。

「上品 塩」1000円
いつもはパンチある「100」ですが、この日の気分は「上品」。
丼の両端に大判チャーシューが乗り、メンマ、カニカマ、味玉、海苔、ネギがキレイに盛られます。

澄んだスープは優しく染み渡る出汁の旨味。
節っぽい風味もありますが、素材が一丸となり中国の上湯の様なリッチな味わいです。

「がんこ」でも塩ダレは尖りすぎず、オイルの風味も熟練の格。
「上品」と言えば前は「醤油」だけでしたが、「塩」相当好みです。

サッポロめんフーズの黄色い麺はもちろんグッド。
しっとり分厚いチャーシューも絶品です。

なお、食べてる途中で

「次はやはり好きな『100』を食べに来よう」

とも思っていたのですが、途中から「上品 塩」に大満足。
後半は「がんこ」らしい塩気もしっかり感じ、食べ終える最後の一滴が一番旨いと思うバランスでした。

自分の年齢のせいもあるのか、今までに総本家で食べた清湯ではNo.1。
家元の腕に更に磨きがかかっているようにも感じたので、次回は本気で「100」と「上品」で迷いそうです。

  • 「上品 塩」1000円

  • 最初じんわり、途中でキレを増すスープ

  • チャーシュー

  • カニカマ、味玉、メンマ、海苔

  • カウンターは仕切り付き

  • 外観

  • 目印の場所に立って並びます

2021/04/23 更新

34回目

2020/02 訪問

  • 昼の点数:4.8

    • [ 料理・味4.8
    • | サービス4.8
    • | 雰囲気4.8
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

他に代わりが無い強烈な一杯 「100ラーメン」

唯一無二のラーメン店「一条流がんこラーメン総本家」。
初めての方は分かりにくいかも知れませんが、現在の提供メニューは以下のとおりです。

※家元のブログに加筆して引用。
-------------------------------------------
月~金(営業時間10:00~13:00 不定休なのでブログを確認のこと 月・金の休みが多いです)
◆100ラーメン(炊き込みスープで可なり濁っていて・スッキリしたラーメンでは有りません!)
◆上品ラーメン(綺麗に澄んだ正油ラーメンです♪)

土・日・祝日は限定スペシャルラーメン(営業時間9:00~12:00 蟹や貝を使用して時価・ブログ参照)
・定番ラーメンは有りません!
悪しからず!
-------------------------------------------

僕が大好きなのは「100ラーメン」1000円で、SUSURU.TVで紹介されたのもこれ。
更に「100」には<純正>と<不純>があり、<不純>は土日祝のスペシャルラーメンをベースにしたものです。

この日は純正の「100ラーメン」。
お店の前には椅子が20個ほど並べられ、奥まっているので風も吹き込みません。

一人出たら一人入るシステムで、家元に聞かれてから注文。
奥さまが近づいたら前払いでお金を手渡しします。

丼には分厚いチャーシューに悪魔肉、味玉、メンマ、海苔と具材がギッシリ。
ちなみに箸はカウンター引き出しに入ってます。

「100」はタレ無しですが、茶濁色のスープは出汁から出た塩分でショッパ旨なパンチ。
濃密に出汁が詰まっていて強烈です。

なお、以前食べた純正の「100」に比べると、節系の魚介の旨味が前面に出ている感じ。
2月から値上がりしたので、それに合わせて食材も豪勢にしているかも知れません。

バツバツの黄色い細麺との相性は抜群。
デフォで200gあり、大盛り300gは+100円、特盛り400gは+300円になってます。

しっとり国産豚チャーシューは厚切りでホロホロと超贅沢。
悪魔肉(甘辛に煮込んだ豚バラ)も以前よりたっぷり入っている気がします。

背脂もちょっと入っており、後半はより濃密で甘ジョッパに変わるスープ。
終わりにしようとお冷やを飲んだ後も、何故かまたレンゲですくってしまう麻薬的なスープです。

「総本家が食べたい」と思ったら最後、どこにも代わりが無い凄い一杯。
値上がりして1000円になりましたが、その数倍の満足度と元気をもらえます。

  • 純正「100ラーメン」1000円

  • タレ無しでも濃密にショッパ旨いスープ

  • バツバツ細麺

  • 分厚いしっとり国産チャーシューに味玉

  • 悪魔肉

  • メンマ、海苔

  • メニュー

  • カウンター

  • 箸はカウンター引き出しに

  • 待ち椅子は20席ほど

  • 外観

  • 外観

2020/02/20 更新

33回目

2020/01 訪問

  • 昼の点数:4.8

    • [ 料理・味4.8
    • | サービス4.8
    • | 雰囲気4.8
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

3連休初日は剥きガニスープにマテ貝の「上品醤油スペシャル」 ※初めての方へ簡単なガイド付き

四谷三丁目のレジェンド店「一条流がんこラーメン総本家」。
1月11日(土)から冬休み明け営業開始となり、土日祝は9時から12時に営業時間が変更となりました。

11日は剥きガキ5キロスープにマテ貝をトッピングした「上品醤油スペシャル」1200円のみで営業。
100ラーメン、下品ラーメン、悪魔の提供は無しです。

丼にはマテ貝、チャーシュー、味玉、メンマ、カニカマ、海苔、ネギ。
相変わらず他店の「特製」レベルに具がドッサリ乗ってます。

スープはアッサリとした優しい醤油味で、「100」の様なしょっぱさは無し。
ガツンと牡蠣では無く、あと引く余韻になっていてしみじみ旨いです。

牡蠣を入れたからか、通常の「上品」よりは油少なめ。
それでもバツバツなサッポロめんフーズの麺と合うのが不思議です。

マテ貝は出汁ガラではなく、トッピング用に煮付けたもの。
博多の屋台にも良くある縦長の二枚貝で、プリプリ食感の上品な旨味は贅沢です。

しっとりホロホロなチャーシューにメンマなどもグッド。
パンチでは無く、「上品」に旨いラーメンです。

なお、「SUSURU TV.」で2019ラーメン総括があり、総本家が特別賞(動画無しのため)となっていました。
https://youtu.be/9xyqpPEHI2s
しかし、そこで紹介されていたのは「上品」では無く「100」ラーメンです。

平日は「上品」と「下品」があり、「100」ラーメンは「下品」のタレ無し。
出汁から出た塩気だけでパンチがあり、出汁の旨味も濃い唯一無二の一品で僕も大好きです。

今回の「上品スペシャル」とは全く違うので、初めて行かれる方は家元(店主)のブログを確認した方が良いでしょう。
http://ganko1joh.hatenablog.jp/

総本家の凄さを知るには、まず「100」を食べた方が良いと思います。

以下、初めての方へ簡単なご案内(2020年1月11日現在)

・営業時間は平日10:00~13:00、土日祝9:00~12:00です。
 休みは不定期なので、必ず家元のブログを確認しましょう。
 また、当日急にお休みになることもあるので、出かける前にもう一度ブログのチェックを。

・手前から奥に向かって並び、長い場合は突き当たりで折り返してます。
 総本家のお客さんは皆優しいので、分からない場合は聞けば教えてくれます。

・一人出たら一人入ります。
 複数の場合は家元に伝えれば、優しく調整してくれます。

・注文は家元に聞かれるまでじっと待ちましょう。
 「初めて」と言えば優しく教えてくれます。
 SUSURU君が絶賛していたのは「100」ラーメンです。

・前金制です。
 奥さまが「○○円です」と言われたら手渡ししてください。

・箸はカウンター引き出しにあります。

・食べ終えたら丼をカウンターに上げ、布巾で拭いて終了です。
 ラーメンが大好きな方、ぜひ伺ってみてください。

  • 1月11日限定「上品醤油スペシャル」1200円

  • 出し殻では無いトッピングのマテ貝

  • しっとりホロホロチャーシュー

  • 剥きガキ5キロ使用のじんわり余韻あるスープ

  • サッポロめんフーズの黄色い麺

  • 平日は上品、下品、100、悪魔すべて900円

  • 箸はカウンター引き出し

  • 「本当にラーメンが大好きな方 どーぞお入り下さい。」

  • 料金は前払い

  • 外観

  • 外観

2020/01/11 更新

32回目

2019/11 訪問

  • 昼の点数:4.8

    • [ 料理・味4.8
    • | サービス4.8
    • | 雰囲気4.8
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人

今回は大当たり 不純マングローブガニの「100」

9月の営業再開からも行列が絶えない「一条流がんこラーメン総本家」。
2ヶ月ぶりに訪れると、家元も奥さまも元気そうです。

ここのスープは「上品」と「下品」があり、どちらも900円。
注文はいつもどおり「100」(タレが入らない下品スープ)です。

ちなみに「100」には純正と不純があり、不純は日曜のスペシャルスープをベースにしたもの。
この日は「マングローブガニ」ベースです。

丼にはドッサリと悪魔肉、国産豚チャーシュー、味玉、メンマ、海苔、ネギとド迫力。
色の濃いスープは一口目からズドンと濃密な出汁です。

マングローブガニがベースでもストレートにカニでは無く、あらゆる素材がブレンド。
カニを軸に味が締まっており、今回のスープは猛烈に旨いです。

前に食べたカニベース不純は濃すぎて口内が痺れるほどでしたが、今回はそれが無く食後の渇きも少なめ。
家元はまた新たな境地に行ってしまったのか、大当たりなスープだと思います。

タレ無しでも他店の普通のスープより間違いなく濃く、パンチ抜群。
止めようと思ってもレンゲが止まらない麻薬的な一杯です。

前の不純がキツすぎたので「上品」にしようかと思いましたが、「100」で大正解。
改めて唯一無二のラーメンであると再確認出来ました。

  • マングローブガニの不順「100」900円

  • 悪魔肉

  • 国産豚チャーシュー

  • タレ無しでも濃密スープ

  • カウンター

  • 外観

2019/11/13 更新

31回目

2019/09 訪問

  • 昼の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.7
    • | 雰囲気4.7
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人

祝営業再開! 家元にしか作れない最高の「100」

唯一無二のラーメンで絶大な人気の「一条流がんこラーメン総本家」。
家元(店主)と奥さまの2人体制ですが、奥さまの股関節亀裂骨折により6月中旬からお休みになっていました。

約3ヶ月が経ち、9月8日(日)からようやく再開。
根強いファンが多いお店なので、当日は朝4時半からお客さんが訪れ、9時前には80人の行列になったそうです。

それから数日、完全に再開とのことで公式ブログに「お休み」と書かれない限りは営業。
また、営業終了は14時から13時に変更となり、この日は10時半頃に伺って30人弱の行列になっていました。

ここは回転が良いので30人で1時間前後の待ち時間。
店内に入ると、家元はもちろん奥さまも元気そうで良かったです。

注文は「100」900円。
ここは上品スープと下品スープの2種類があり、「100」は下品スープのタレ無しです。

丼を覆い尽くす悪魔肉に丼からはみ出た大判のチャーシュー。
それに味玉、海苔、メンマ、ドッサリのネギと変わらずそそる盛り付けです。

茶褐色のスープは動物系や魚介、イカトンビなどの濃厚な旨味。
「がんこ総本家」ならではの、どこにも無い味で変わらず旨いです。

タレが入らずとも、出汁素材から出た塩味で十分な塩気。
ドロドロでは無くサラッとしていますが、食べた後は口がペタペタです。

サッポロめんフーズのバツバツな黄色い細麺ももちろん健在。
大きなしっとり国産豚チャーシューに煮込んだバラの「悪魔肉」と食べごたえ十分です。

もう食べられないかも知れないと思っていたので、感動もひとしお。
家元にしか作れない一杯、また食べることが出来て最高です。

  • 「100」900円

  • 家元にしか作れない濃密スープ

  • 悪魔肉

  • 大判チャーシュー

  • サッポロフーズの麺

  • メニュー

  • カウンター

  • 内観

  • 外観

2019/09/13 更新

30回目

2019/05 訪問

  • 昼の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.7
    • | 雰囲気4.7
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人

食べやすくも個性的で濃密なお出汁 純正の「100」

四谷三丁目の行列店「一条流がんこラーメン総本家」。
家元が作る誰も真似できないラーメンが人気のお店です。

壁に掛かったメニューには「ラーメン」800円としかありませんが、「上品」と「下品」の2本スープ。
上品は清湯で、下品は様々な食材から出汁を取った濃厚スープです。

注文は「100」800円で奥さまに前払い。
「100」はタレ無しの下品スープです。

大きな低温調理チャーシューに悪魔肉、味玉、メンマ、海苔。
800円でもこれでもかと言うくらい具が乗り、麺が見えません。

濁ったスープはサラッとしており、ギュウギュウに詰まった出汁の旨さ。
動物系にイカトンビ、煮干し等ありとあらゆる素材の旨味が混ざり合い、唯一無二の濃いスープ。

「100」はタレが入りませんが、出汁の塩味だけで十分な塩気です。
数年前から「100」を食べてますが、前より尖り無くまろやか。

なお、家元は日曜にカニ、貝、海老を使った「スペシャル」をやり、そのスープを使った下品が「不純」。
前に「カニの不純」を食べたときは出汁が濃すぎて口内がジーンとするほどでした。

「純正」と呼ばれる定番「100」の方が、食べやすくて僕は好み。
(とは言っても一般のラーメンに比べるとかなり濃ゆい出汁ですが)

ちょっと塩っぱい「悪魔肉」にチャーシューとたっぷりの具材も食べごたえ十分。
唯一無二の一杯堪能しました。
今度は「上品」をいただきます。

  • 「100」800円

  • 誰も真似できない濃厚お出汁(「100」はタレなしで出汁の塩味のみ)

  • 悪魔肉

  • チャーシュー

  • デフォで具沢山

  • メニュー表記は「ラーメン」のみ

  • カウンター

  • 箸はカウンターの引き出しに

  • 外観

2019/05/31 更新

29回目

2019/01 訪問

  • 昼の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.7
    • | 雰囲気4.7
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人

贅沢なお出汁を堪能出来る清湯の「上品」

朝10時から開店している行列店「一条流がんこラーメン総本家」。
「上品スープ」と「下品スープ」2本のラーメンを提供しています。

お店の看板メニュー「下品」には純正と不純があり、「不純」は日曜のスペシャルスープを元に仕込んだもの。
前回、久々に「不純」の日に伺うと11時前で20人弱。

今回は「純正」の日で、11時前で10人未満の行列でした。
やはり「純正」の日は若干空いている様です。

いつも頼むのは「下品スープ」を使用したタレ無しの「100」800円。
しかし今回は、久々に「上品」800円にしました。

「上品」には「悪魔肉」は乗らず、キレイな澄んだスープに国産豚チャーシューが2枚。
それに味玉、メンマ、カニカマ、海苔、ネギとこちらも800円とは思えない盛りっぷりです。

スープを飲んでみると、香味油に頼らず上品で贅沢なお出汁。
清湯でももの足りなさが一切無く、それでいて高貴すぎない「旨い醤油ラーメン」です。

鶏ガラなどが目立つわけでは無く、高級中華の「上湯(しゃんたん)」の様な味わい。
昔食べた「上品」よりも、更に旨くなっている気がします。

そしてフワフワのチャーシューはスープの熱でホロホロに柔らか。
「下品」「100」にも同じチャーシューが入りますが、「上品スープ」の方が間違いなくベストマッチ。
醤油のスープを吸って、より旨くなっています。

家元によれば、昔は「上品」が2日続けて全く出ない日もあったそう。
しかし、今や「上品」のファンも多いそうです。

食べやすい定番の醤油ラーメンでありながら、お出汁は恐らくかなり贅沢。
食後に喉も渇かないし、年齢的にも僕も「上品」の方が合っているのかも知れません。

  • 「上品」800円

  • 奥深い上品スープ

  • チャーシュー

  • 味玉、メンマ、カニカマ

  • チャーシュー2枚入ります。

  • 本当にラーメンが大好きな方 どーぞお入り下さい

  • 看板

2019/02/14 更新

28回目

2019/01 訪問

  • 昼の点数:4.3

    • [ 料理・味4.3
    • | サービス4.7
    • | 雰囲気4.7
    • | CP4.3
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人

栗ガニのスペシャルスープを使った不純スープの「100」

四谷三丁目の行列店「一条流がんこラーメン総本家」。
店の前には椅子が16席置いてあり、最近は一人一つまで私物を置いて行けるようになりました。

つまり整理券方式の様なもので、開店の10時までに戻ればOK。
遅れた場合は最後尾だそうです。

この日は16名ほどの行列。
調理時間が短いので、40分ほどで中に入れました。

「今日は何にしましょう」

と家元に聞かれ、「100」800円をお願いします。

総本家は清湯の「上品」と濁った「下品」2つのスープ。
「100」は下品スープのタレ無しです。

また、下品のために一から仕込んで作ったものを「純正スープ」。
日曜に行う「スペシャル」のスープを元に作ったのが「不純スープ」です。

月曜は休むことが多いので、大体火曜が不純スープ。
この日は栗ガニを使用したスペシャルの不純です。

丼には豚バラを甘辛く煮た「悪魔肉」に大判のチャーシュー。
煮玉子にメンマ、海苔、ネギまで入っていつもながら豪勢です。

背脂も浮いたスープは確かに蟹ベースで、タレ無しでも十分な旨さ。
しかし、蟹が主体だから複雑ではない様に思います。

「不純」の日は混むので、僕は最近「純正」の100がほとんど。
純正はもっと混沌とした旨味があるのですが、スペシャルがベースだとこんな感じになるのでしょうか。
スープの色も「純正」はもっと濁ってます。

また、食べ終えてしばらくすると舌がシビれた感じに。
ここで、「もしかしたらアレの日なのかな」、、、と。

家元は昨年末にあえて業務用スープを使い、事前に告知することもあれば、後からバラしたり。
ブログには

「これから(業務スープは)告知無しでやりますので%

 アッ、今日のは

 多分そうだろう

 と思ったら!

 恥ずかしい等と思わず(勉強と思って)

 メモって見せて
 
 下さい!」

とあったので、後でメモって見せたら、

「年末からもうやってませんよ」

と言われました。

混沌としていないのは「蟹ベース」だから。
後で舌がシビれたのは化学調味料と勘違いするほど出汁を取っているからでしょうか。
家元のブログによれば「90点と言っていい」出来栄えとのこと。

いずれにせよ、自分には「純正」の100が合っている感じです。
今度は「上品」か「純正100」にします。

  • 栗ガニ不純スープの「100」800円

  • 日曜のスペシャル「栗ガニ」をベースにした不純下品スープ

  • 悪魔肉

  • チャーシュー

  • 具だくさん

  • カウンター

  • 椅子の数だけ早く来れば予約?出来ます。

  • 外観

2019/02/04 更新

27回目

2018/11 訪問

  • 昼の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.7
    • | 雰囲気4.7
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人

サンマの丸干し入り平日スペシャル「100」

四谷三丁目の行列店「一条流がんこラーメン総本家」。
「上品」と「下品」2種のラーメンを提供し、中毒性が高くリピーターの多いお店です。

なお、家元はご高齢なので臨時休業も多く、公式ブログは必ず要チェック。
当日の朝、臨休のお知らせをすることも少なくありません。

また、公式ブログでは日曜のスペシャル食材についてもお知らせ。
加えて最近は、たまに業務用スープをワザと使ったりもしてます。

この日は平日でしたが、

「さて明日はサービススープ!
 ◆サンマの丸干し入りスープです♪
 勿論本炊きスープです!
 800円でやりましょう♪」

とのことで11時前に訪問すると、12人ほどの並び。
「がんご総本家」にしては少ない行列で、20分ほどで入店できました。

注文は「100」800円。
「100」はタレの入っていない下品スープで、注文率No.1。

丼にはドッサリと肉が乗り、国産のチャーシューに味玉、メンマ、海苔、ネギ。
相変わらず、800円とは思えないゴージャスさ。

スープはタレ無しでも濃い色で、濃厚なお出汁。
出汁の素材から出た塩分で十分味があり、ここでしか味わえない分厚いスープです。

「こんな大きい煮干し使うのは初めてだよ。
 出汁がねぇ、良く出るんだよ。」

と寸胴の中の大きなサンマ丸干しを見せてくれましたが、確かにしっかりサカナ出汁。

「100」は食べるたびに微妙に味が違いますが、今回はサンマがメイン。
ある意味分かりやすい構成で、底の方は軽くトロリと動物系も顔を出します。

大量の肉は、味濃く煮付けられた通称「悪魔肉」。
チャーシューも厚くて大きくてしっとりと食べ応えあります。

ハリのある細麺も美味しいし量はあるし、満足度が高いラーメン。
間違いなく家元にしか作れない一杯で、毎回興奮させてくれます。

  • 「100」800円

  • サンマ節を使った下品スープ

  • チャーシュー、味玉

  • 悪魔肉

  • カウンター

  • 外観

  • 本当にラーメンが大好きな方 どーぞお入りください

2018/11/20 更新

26回目

2018/06 訪問

  • 昼の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.7
    • | 雰囲気4.7
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人

ガツンと中毒性高い純正ヒロポンの「100」

食べログ百名店にも選ばれた四谷三丁目の「一条流がんこラーメン総本家」。
昼間しか営業しておらず、平日は「上品」と「下品」、日曜は「スペシャル」を出しています。

日曜の「スペシャル」はカニや貝など、週替わりでスペシャル食材を使用したラーメン。
しかしあまりにも行列するため、先月から整理券制となりました。

それでも整理券を持って行くだけで来ない客も居るため、現在は1000円と引き替えに整理券を渡しています。
なお、平日の「下品」スープには純正ヒロポンと不純の2種類。

不純は「スペシャル」のスープを基とした下品スープ。
純正は「下品」のために仕込んだスープです。

僕は純正を食べることが多いのですが、スペシャルのカニスープがたくさん余っているらしいので久々に「不純」狙い。
しかし、休み明けの火曜は急用が入ってお休み。

翌水曜もスープが80点に届かないためお休み。
どちらも当日朝、公式ブログにてお休みが告知されたので、必ず行く寸前にブログをチェックした方が良いです。
(家元によれば、水曜の10時前に並んでいた21人分は無料で提供したとのこと。)

と言うわけで、その翌日に訪問。
12時前で24,5人の並びで、1時間弱で入店、提供となりました。

注文はタレが入らない下品スープの「100」800円。
僕の注文はほぼこれです。

丼にはドッサリと悪魔肉(ややしょっぱく煮込んだバラ)に低温調理チャーシュー、味玉、メンマ、海苔、ネギ。
山盛りの具で麺が見えません。

濃い色のスープは、ガツンと濃密でオリジナルなお出汁の旨味。
動物系やら海産物やらトンビ(イカの口)やらの、家元にしか作れないメリハリある抜群のスープです。

「100」は食べるたびに味が微妙に違いますが、この日は素晴らしいバランス。
タレ無し「100」でもしょっぱい時がありますが、今回は塩分も強すぎず、食後に喉が渇きません。
2日連続で急遽お休みしたので、家元も気合いが入ったのでしょうか。

国産豚の分厚い低温調理チャーシューはしっとり柔らかく、たっぷりの悪魔肉も食べ応えあり。
これに太メンマ、味玉で800円は恐ろしいです。

ガツンと旨い「100」は、どこにも真似できない中毒性が高い一杯。
今度は不純をいただこうと思います。

  • 純正ヒロポンの「100」800円

  • タレ無しの濃厚お出汁スープ

  • 低温調理チャーシュー

  • たっぷり悪魔肉

  • 味玉、太メンマ、海苔

  • メニューは「上品」と「下品」のラーメンのみ

  • カウンター

  • 箸はカウンター下の引きだし

  • 日曜スペシャルは1000円と引き換えの整理券方式

  • 外観

2018/06/20 更新

25回目

2018/03 訪問

  • 昼の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.7
    • | 雰囲気4.7
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人

原価率4.5割のタレなし濃密出汁スープ「100」※4月から金・土が定休日です

四谷三丁目の超人気店「一条流がんこラーメン総本家」。
家元(店主)は「がんこ」創始者にして、ここ数年は他の「がんこ」と違う独自路線を突っ走っています。

家元は昭和22年生まれで御年71歳。
元気に営業していましたが、今年2月に体調を崩して10日ほどお休みしました。

その影響で「そろそろ引退では」と噂が流れたのか、復帰後は平日でも大行列。
家元も連日の大行列に困り、「2,3ヶ月で辞めることはありません」とブログでお知らせするほど。

ほとぼりも冷めたと思い、3月下旬の土曜13時過ぎに伺うと20人ちょっとの行列。
すぐ出来るので回転は悪くなく、40分ほどで入店出来ました。
なお、4月からは金・土が定休日となってます。

メニューは「下品スープ」と「上品スープ」のラーメンのみ。
この「下品スープ」が家元が最後に行き着いた傑作で、上品スープは昔ながらの澄んだ清湯です。

「下品スープ」はたっぷりの素材からスープを取ったもの。
濃厚で素材の塩分もあり、タレ無しのラーメンが「100」、タレありが「下品」。

そして常連のマニア向け、凄くしょっぱい「悪魔」。
悪魔は更に細かくレベルが分かれていますが、こちらは初心者が食べない方が良いと思います。
(ちなみに悪魔のレベルは「サマンサ」など「奥さまは魔女」の登場人物名)

この日の注文はタレ無しの「100」800円。
毎度ながら恐ろしい盛り付けで、低温調理チャーシュー2枚に悪魔肉、味玉、太メンマ×2、海苔、ネギ。

バラをしょっぱく煮込んだ「悪魔肉」が少なくなっていたので、通常1枚の低温調理が2枚。
麺は全く見えません。

濃い色のスープは出汁が濃く、タレ無しでも一口目から圧倒的な旨さ。
いつ食べても違う味わいなのですが、この日は色んなものを煮込んだ「おでん」を強烈に濃密にした感じ。

タレ無し「100」でも猛烈にしょっぱく後でノドが乾くこともありますが、この日は辛すぎない良いバランス。
もしかしたら体調を崩してから、塩分はちょっと穏やかになったのかも知れません。

と言っても他店が真似できない旨さなのは間違いなし。
パツパツの細麺も相性バッチリです。

低温調理は厚みがありしっとり美味。
出汁の染みた太メンマも柔らかいです。
低温調理チャーシューや太メンマなど、70代で新しい具に挑戦するのも凄い。

これで800円はどう見ても破格。
家元のブログによれば下品スープの原価率は4.5割だそうです。

なお、この日の家元はとても元気そうで、初めてのお客さんに下品と上品のスープを嗅がせて選ばせていました。
奥さまとの営業もふんわり暖かい雰囲気があり、殺伐さは一切ありません。

家元が元気なうちにまた伺います。
なお、平日は14時までにお店に並べば食べられます。
日・祝は13時で並びが40人超えていたらそこで終了です。

  • タレ無し下品スープの「100」800円

  • 低温調理チャーシュー

  • 悪魔肉

  • 味玉、太メンマ

  • ヒロポンスープ

  • カウンター

  • 平日は14時ラストオーダー

  • 外観

2018/04/06 更新

24回目

2017/12 訪問

  • 昼の点数:4.6

    • [ 料理・味4.6
    • | サービス4.6
    • | 雰囲気4.6
    • | CP4.8
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人

スペシャル後の不純スープな「100」

お昼しか営業せず、連日行列の「一条流がんこラーメン総本家」。
この日の注文は不純スープの「100」800円です。

総本家では下品スープと上品スープの2種類があり、「100」はタレ無しの下品スープ。
平日の下品スープを「純正ヒロポン」と呼びます。

不純スープは日曜の「スペシャル」を元に作った下品スープのこと。
日曜は週替わりで貝や甲殻類を用いた「スペシャル」が提供され、今回は海蘊ガニ(上海ガニの仲間)を10kg使用。

なので、月曜の定休日明け火曜日の下品スープは、カニの不純スープとなりました。
家元から

「何にしましょう」

と聞かれてから注文し、お代は先払いです。

この日のスープは濃厚な色合いで、ガツンとカニ。
動物系の出汁も濃厚に出ており、軽くとろみがあります。

タレ無しでも味は濃いめで、一口目から持って行かれる旨さ。
家元が

「今日は92、3点」

と言っていたとおり、かなり「当たり」のスープでした。
(味の違いはあれ、「ハズレ」の日もありませんが)

「悪魔肉が少ないので」
ということで、チャーシューは悪魔肉1枚に低温調理チャーシュー1枚と低温調理の切れ端。

低温調理は国産豚なので、こちらの方が贅沢な気も。
ふんわり柔らかく美味しいです。

「上品」も美味しいですが、「100」は唯一無二。
中毒性あります。

  • 「100」800円

  • スペシャルスープを基にしたスープ

  • 国産豚の低温調理

  • 悪魔肉

  • カウンター

  • 電気ストーブ

  • 外観

2017/12/12 更新

23回目

2017/10 訪問

  • 昼の点数:4.6

    • [ 料理・味4.6
    • | サービス4.6
    • | 雰囲気4.6
    • | CP4.8
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人

唯一無二の味わい 濃厚な出汁の旨味ヒロポンの「100」

四谷三丁目の行列店「一条流がんこラーメン総本家」。
平日は下品スープと上品スープの2種を提供しています。

なお、日祝は貝、カニなど高級食材を使用したスペシャルラーメン。
先日「フジツボ」を使用した際に行ってみたら30人ほどで諦めたこともあります。

平日の13時過ぎに到着すると10人ちょっとの並び。
調理が早いので回転が良く、20分ほどで入店出来ました。
営業時間は14時までですが、この時間でも常に10人ちょっと待っている感じです。

前回食べたのは上品スープの「自由が丘」。
これが美味しくて今回も悩んだのですが、「100」800円にしました。

「100」は下品スープのタレ無し。
タレ入りは「下品」で、過剰にタレを入れたショッパイメニューが「悪魔」です。

国産豚のチャーシュー2枚に悪魔肉、メンマ、味玉、海苔、ネギ。
本来、下品はチャーシュー1枚に悪魔肉ですが、悪魔肉が少ないので2枚に。

この過剰なサービス精神も家元ならでは。
麺が見えないほど具だくさんで、800円とは思えません。

濃い色のスープは様々な食材を用いた「純正ヒロポン」。
家元はスペシャルのスープをベースにした下品スープを「不純」と呼びます。

「下品」と言ってもベタベタでは無く、サラッとした中に濃厚な出汁の旨味が凝縮。
トンビ(スルメの口)等も入り、ここにしかない味わい。

素材が何かは分からないほど一丸になってますが、濃厚な海鮮風味。
また、タレが入らなくても、素材から出た塩分でキレもあります。

ふんわり国産豚に味の染みたメンマ。
トロトロの味玉も美味です。

なお、家元によれば「スペシャルは基本の具材に当日のスペシャル具材を入れたスープ」。
「ヒロポンは基本の具材だけをスペシャルスープ以上に贅沢に入れたスープ」。

なので「平日のヒロポンこそが実質上スペシャル」と言ってます。
このスープと具材で800円は確かに驚異的。

定番のラーメンを贅沢に作った「自由が丘」も旨いですが、「100」はやはり個性炸裂。
次回もどちらを頼むか悩むことになりそうです。

  • 「100」800円

  • 旨味が詰まったタレ無しスープ

  • 大判チャーシュー

  • 悪魔肉

  • カウンター

  • 外観

2017/10/31 更新

22回目

2017/07 訪問

  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.8
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人

「下品スープ」だけでなく「自由が丘」も相当な旨さ

四谷三丁目の名店「一条流がんこラーメン総本家」。
夏になるとたくさんの扇風機が店頭に並び、外で待っていても涼しいです。

メニューは「ラーメン」800円のみで、大盛(300g)+100円、(400g)+300円。
スープは2種類あり、上品な「自由が丘」と下品スープ。

ここ数年下品スープの虜で、注文はほぼタレを入れない「100」。
食材から出た塩気で十分味が付いており、食べるごとに味が違います。

しかし、今回の注文は久々に「自由が丘」800円。
先日、総本家で偶然一緒になったラーメンマニアなラーメン店主が「自由が丘」を満足そうに食べていました。

家元(店主)も最近の自由が丘は美味しいとブログで書いてます。
店の外に流れる下品スープの香りを振り切り「自由が丘」を注文しました。

キレイな清湯スープに国産肩ロース、味玉、メンマ、カニカマ、海苔。
いつ来ても800円とは思えない具が乗ってます。

スープを飲んでみると、一口目から溢れる旨さ。
攻めてくるお出汁に醤油、オイル。

下品スープの油も入れているようで(多分)、コクもあります。
わずかに焦がしネギ的な香ばしさも。

味はやや濃いめで「正油ラーメン」が好きな方なら必ずハマります。
下品スープがオンリーワンスープなら、こちらは「ラーメン」を贅沢かつパンチ強めに作った感じ。

そして分厚くスライスされた国産肩ロースのチャーシュー。
「自由が丘」は悪魔肉(しょっぱく煮込まれたバラ)が入らない代わりに、肩ロースが2枚。
しっとり肉の旨さを満喫できます。

昔食べた清湯の「南千住」「下町中華」とは次元の違う旨さ。
家元に
「自由が丘も旨いですね」
と伝えると

「私の自信作です」


他のお客さんに
「あなたは両方食べた?
 どちらが好きかな?」

と聞いたところ
「上品な方(自由が丘)」
と答えてました。

下品と違い正統派のクセになるラーメン。
次回は「下品」と「自由が丘」で迷いそうです。

  • 「自由が丘」800円

  • 贅沢な旨味のスープ

  • 国産肩ロースのチャーシュー

  • 味玉

  • メンマにカニ窯

  • 外待ちに向けた扇風機

  • 外観

2017/07/20 更新

21回目

2017/04 訪問

  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.8
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人

誰もマネ出来ない旨味の洪水

昼のみ営業(10時~14時)する四谷三丁目の名店「一条流がんこラーメン総本家」。
家元(店主)は「がんこラーメン」の創始者でありながら、現在唯一無二のラーメンを作る鬼才です。

現在は「下品」と「自由が丘」のラーメンがあり、ともに800円。
初めての方には「下品は煮込んだスープ、自由が丘はキレイなスープ」と説明しています。

僕の注文は決まって「100」。
下品スープのタレ無しストレートスープです。
(「下品」と注文するとタレが入ります)

メニューはラーメン、大盛(「300g」100円、「400g」300円)のみで、デフォで超具だくさん。
フワフワチャーシューに悪魔肉、味付け玉子、海苔、ネギ。

そしてこの日はメンマの代わりにちくわ。
今年から800円に値上げしたのですが、値上げした以上に具が増えてます。

スープは日によってわずかに味が違い、この日は貝のような海鮮系の旨味がビシッ。
何を使用しているか分からないほど色々な食材が煮込まれ、どこにも無いオンリーワンの旨味の洪水です。

なお、日曜はカニや貝を大量に使ったその日限りのスペシャルメニュー。
月曜(月曜が休みの時は火曜)にはそのスペシャルを元に「下品」を作るのですが、家元はそれを「不純スープ」と呼びます。

平日に「悪魔(タレ多めの超ショッパイ下品)」のために作る「下品」は「純正ヒロポン」。
マブシャブだそうです(笑)
マブシャブの意味は家元のブログから以下のとおり。
-----------------------
マブシャブとは?
・当時も悪徳ブローカーや密売人が横行して! 水増し品(アスピリン等を混ぜる)が当たり前の時代が在ったのです!

だから純正品を、
・真優い(マブ・真に優れた意味)から ・マブシャブと言ったのです!
後にいい女を、 あの女マブイね♪ 等と引用される様に もなりました!
-----------------------
この日はまさに純正ヒロポン。

タレが入らなくとも、ダシの塩気だけでそこらのラーメンよりは塩分高め。
「悪魔」に挑戦する気はありませんが、「100」でも超中毒性があります。
今回も最高でした。

<追記>
「敷居が高そう」とコメントいただいたので、以下にマニュアル的なものを記載します。

・入口向かいから奥に向かって並んでますので、その後ろに並ぶ。
・一人出たら一人入るシステム。左右に出入り口があるので、出てきた方から入ります。
 (店内狭くお客さんの後ろを通れません)
・座ったら家元が話しかけてくるまで待ちましょう。
 初心者の方は家元が丁寧に教えてくれます。
 店内に緊張感は無く、家元がジョークを言っていて和やかです。
・注文した後は奥さんが手の空いたときに前金で受け取ります。
・箸はカウンター下に付いている引き出しの中です。
・食べ終えた丼はカウンターへ。
 使用したティッシュはカウンター上のゴミ箱へ。

唯一無二のラーメン。
ぜひ食べてみてください!

  • 「100」800円

  • しっとりチャーシュー

  • 悪魔肉

  • 味玉とメンマ代わりのちくわ

  • 唯一無二のスープ

  • カウンターには唐辛子も

  • 外観

2017/05/04 更新

20回目

2017/01 訪問

  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人

2017年から生の国産肩ロースチャーシュー この日は大量煮干しも使用し、まだ進化する「下品スープ」

四谷三丁目近くの行列店「一条流がんこラーメン総本家」。
日曜の「スペシャル」だけでなく、平日でも行列が出来ます。

この日は新年通常営業初日ということもあってか、20人ほどの並び。
スープは人気の「下品」と透明な清油「自由が丘」。

初めてのお客さんには家元が
「キレイなスープと真逆のスープ、どちらにします?」
と聞いてくれます。

オススメはもちろん「下品スープ」。
タレの入らない「100」。
タレが入った「下品」。
タレが過剰に入った初心者厳禁のショッパイ「悪魔」。

僕の注文はいつも通り「100」。
通常700円ですが、この日は煮干しを大量に入れたそうで800円。

今年からチャーシューが生の国産豚に変わり、見栄えも一変。
メンマの代わりにさつま揚げが乗り、唯一無二のルックスです。

まずスープを飲んでみると、濃厚な旨味と甘み。
粘度も脂っこさも無く、もの凄い出汁の旨味です。

いつもの「100」に比べると煮干しを感じますが、流行の濃厚煮干しとは別モノ。
また、「100」はタレ無しでもギンギンにしょっぱい場合がありますが、今回はまろやかで芳醇な甘さ。

「悪魔」を注文したお客さんに

「今日はスープが良いからねえ、ほどほどにしておくよ。
 その方が絶対美味しいから」

と家元が言っていたくらい絶品スープ。
とても「下品」と呼ぶスープでは無く、素晴らしいです。

そして生の国産肩ロースはフワフワ。
今までのブリンとしたチャーシューも旨かったですが、こちらは更に旨い。

バラスライスを煮込んだ悪魔肉は結構しょっぱめ。
味玉、さつま揚げ、大きな海苔と800円でも具がタップリ。

後半はカウンターのタレをちょっと入れてみました。
麺が無くなってもレンゲが止まりません。

毎回違う味ですが、ここ以外で絶対に味わえない一杯。
家元のラーメンはやはり凄いです。

  • 大量煮干しの「100」800円

  • この日はしょっぱくない絶品スープ

  • 2017年からチャーシューは生の国産肩ロースに。

  • 悪魔肉とメンマ代わりのさつま揚げ

  • タレ

  • 外観

2017/01/17 更新

19回目

2016/10 訪問

  • 昼の点数:4.3

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人

平日の「100」はタレなし濃厚出汁のヒロポン

昼のみ営業する行列店「一条流がんこラーメン総本家」。
今は入り口向かいから奥に向かって並ぶシステム。
十数名分は簡易椅子があってありがたいです。

現在のスープはクリアな清湯の「自由が丘」と濁った「下品スープ」の2種。
下品スープはタレを入れない「100」、

タレが入った「下品」、
ムチャクチャしょっぱい「悪魔」があります。

家元は「悪魔」を旨く食べられる様に作った「下品スープ」を「ヒロポン」と呼んでます。
以前食べた「ヒロポン」の「100」がもの凄いキレとパンチでした。

スペシャルスープで作る「100」よりも中毒性抜群。
この日もヒロポンとのことなので「100」を注文。

分厚いチャーシュー2枚の上には甘辛く煮られたバラ肉(通称「悪魔肉」)。
それにメンマ、味玉、海苔。

普通の店なら「チャーシュー味玉ラーメン」と呼ばれる代物で、これで700円です。
この日のスープは動物系が濃厚で、口がややペタペタするほど。

キレはそれほどでも無いですが、濃厚な旨味と塩気。
パツパツ細麺との相性は抜群です。

誰かが真似しようと思っても出来ない唯一無二のラーメン。
今まで食べてきた「100」も毎回味が違うので、いつ来てもワクワクします。

2017/01/17 更新

18回目

2016/07 訪問

  • 昼の点数:4.3

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人

スペシャル翌日 蟹が効いた「100」

唯一無二のラーメンを作り出す「一条流がんこラーメン総本家」。
日曜日には高級食材でスペシャルを行っており、この週は本ズワイガニと牡蠣。

その翌月曜は、このスープを元にした下品スープを作るとのこと。
なお、月・火は基本定休日なので、やるかどうかは家元のブログ必見です。

夏場は入り口に扇風機が置かれ、出入りは奥から。
注文はタレの入らない下品スープ「100」です。

たまに困っている方も居ますが、箸はカウンター下の引き出し。
ラーメンは700円で先払いです。
スープの色は穏やかで、しっかりと蟹が主張。

蟹だけで無く、様々な食材から出た出汁が分厚くミックス。
毎回違う味わいながら、総本家の下品スープ以外にあり得ない味です。

いつも通り黄色い細麺に分厚いチャーシュー、味玉。
ちょっとしょっぱい悪魔肉の下にはちくわがありました。

スペシャル翌日の下品スープは豪華にスペシャルの出汁が味わえますが、家元曰く「不純なスープ」。
家元は最近「悪魔」に凝っており、普段の下品スープは「悪魔」に合わせた仕様。

「悪魔」は超しょっぱい中毒者向けラーメンで、普段は「ヒロポンを効かせてる」とのこと(笑)
先日食べた「100」はヒロポンが効いており、タレ無しでも今回の100よりキレキレのしょっぱい一品でした。

蟹の美味しさを堪能しつつ、先日のパンチある「100」も懐かしくなったり。
こういうのを中毒と呼ぶのでしょう。

家元奥さんの優しい接客や、家元の
「行ってらっしゃい!」
と言う送り出しも素敵です。

2017/01/17 更新

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