4回
2023/11 訪問
3回目の訪問。
天よこたは、 天冨良よこ田の創業者の息子が開いた店だ。人気がかなり高く、夜の2回転制だが予約を取りにくい。店内は8人掛けのカウンターのみ。
最初に供された蛤の出汁が素晴らしく、その後への期待が高まる。
醤油に漬けた牡丹海老は、上品な甘みが素晴らしい。
その後は天麩羅となるが、品数が多いので、全般的な感想のみ。海老、キス、 穴子などの定番に加えて、季節が逆のオーストリアから輸入したアスパラガスなども供される。
帆立貝は2種類の方法で供された。半身の一つは通常の揚げ方。外側は揚がっているのに、中はレアに近い見事な揚げ方。新しい趣向として、もう一つの半身を磯辺焼きの要領で海苔に包んで手渡しする。鮨屋みたいな演出だ。
衣は薄く、揚げ方はとても軽くて精妙。全て美味しい。塩かカレー粉か天汁で食べるが、個人的には、魚は塩かカレー粉で、茄子などの野菜は天汁で食べるのが良いと思う。
最後は天丼か天茶だが、僕は天丼を選んだ。少し甘いタレで締めくくり。
弟子も取り、店主の横田氏には貫禄が付いてきた。客に対して冗談を言う余裕も出てきている。名人への道を歩み始めたと感じる。
2023/11/05 更新
2023/07 訪問
天よこたは、 天冨良よこ田の創業者の息子が開いた店だ。開店して2年ほどだが、人気がかなり高く、夜の2回転制だが予約を取りにくい。店内は8人掛けのカウンターのみ。
最初に供された蛤の出汁が素晴らしく、その後への期待が高まる。
醤油に漬けた牡丹海老は、上品な甘みが素晴らしい。
その後は天麩羅となるが、品数が多いので、全般的な感想のみ。海老、烏賊、キス、 穴子などの定番に加えて、髭付きのとうもろこしやマッシュルームなどの変り種も供される。衣は薄く、揚げ方はとても軽くて精妙。全て美味しい。塩かカレー粉か天汁で食べるが、個人的には、魚は塩かカレー粉で、茄子などの野菜は天汁で食べるのが良いと思った。
最後は天丼か天茶だが、僕は天丼を選んだ。少し甘いタレで締めくくり。
開店して2年経ち、店主の横田氏には貫禄が付いてきた。客に対して冗談を言う余裕も出てきている。名人への道を歩み始めたと感じる。
2023/07/09 更新
2022/04 訪問
先代の味を忠実に受け継ぐ精妙で軽い揚げ方
かつて麻布十番に「天冨良よこ田」という店が在った。過去形で書いたが、同じ名前の店は今でも在る。しかし2020年末に創業者が引退した際に経営権がチェーン店に売却され、現在その店に横田一族は関わっていない。僕は店を創業者の息子が継いだと勘違いし、去年(横田家が関わっていない)「天冨良よこ田」に訪れて、「味が大きく変わった」と驚いたものだ。しかし、息子さんが実は「天よこた」という別の店を開いていたと知り、この度訪れてみた。
場所は元の店の近く。店は6-7人掛けられる小さなカウンターのみ。一人で揚げているので、丁度いい広さだ。
最初に供された蛤の出汁が素晴らしく、その後への期待が高まる。
息子さんの揚げる天ぷらは、基本的には先代の味を忠実に受け継いでいる。精妙で極めて軽い揚げ方だ。蛍烏賊や鱒などの新作も有るものの、海老、烏賊、キス、穴子など正統的なネタが多い。時期的に山菜も幾つか有り、微かな苦味が心地良い。凝った一品料理や高級食材は無く、素朴な天ぷらだが、それがとても美味しい。
先代は接客に癖が合ったが(僕はそれも個性として受け止めていたが)、二代目は謙虚かつ適度に客と会話を交わすので、この接客は良いと思う。
ミシュランの評価に一喜一憂すべきではないかもしれないが、この店が開店一年でミシュランの一つ星を得たのは喜ばしい。ようやくクレジット カードが使えるようになったのも朗報。
2022/04/23 更新
4回目の訪問。
天よこたは、 麻布十番の天麩羅屋だ。人気がかなり高く、予約を取りにくい。店内は8人掛けのカウンターのみ。
最初に供された蛤の出汁が素晴らしく、その後への期待が高まる。
醤油に漬けた牡丹海老は、上品な甘みが素晴らしい。
その後は天麩羅となるが、品数が多いので、全般的な感想のみ。海老、キス、帆立貝、 穴子などの定番に加えて、とうもろこしやマッシュルームなどの変り種も供される。
とうもろこしは甘味が有るが、意外にも天麩羅にしても美味しい。マッシュルは、ペースト状にしており、香りが立ってくる。帆立貝は、レアに近い揚げ方で、そのまま供した後に、海苔に巻いた磯部焼きとしても供する。
衣は薄く、揚げ方はとても軽くて精妙。スダチか塩かカレー粉か天汁で食べるが、個人的には、魚は塩かカレー粉で、茄子などの野菜は天汁で食べるのが良いと思った。
最後は天丼か天茶だが、僕は天丼を選んだ。少し甘いタレで締めくくり。
店主の横田氏は、職人気質ながら新たな試みにも積極的に取り組んでいる。