「ヨーロッパ料理」で検索しました。
1~5 件を表示 / 全 5 件
Patous(パトゥ)は麻布台ヒルズ近くのフランス料理店だ。 シェフは神戸で活躍していて、数年前に東京に移ってきたという。白を基調とした上品な内装。 北海道産根セロリムース コンソメジュレ 滑らかな食感のアミューズ ブーシュ 山形産おばこさわらの燻製 焼きなす レフォールのソース コリアンダーの香り さわらには程良く脂が乗り、燻製香が心地良い。 京都田鶴農園の聖護院大根のスープ 滑らかな食感で上品な味 根室産鱈白子のムニエル 大野芋のガレット 秋トリュフ 白子はネットリとした食感 徳島産白甘鯛のポアレキャベツのブレゼ ポロネギとじゃがいものソース 甘鯛は模範的な鱗焼き。ソースはスープ状で葱の微かな繊維感が変化を与えている。 旭川産蝦夷子鹿のロースト ソースポワヴラード 適度に歯応えが有りつつ、かつ柔らかい。ソースも上質。 青りんごのソルベ 甘みと微かな酸味のバランス。 ジャスミンティーのブランマンジェ しまなみマドンナのジュレ 複数の微妙に異なる柔らかな食感の組み合わせ。 料理は確かな技量に裏付けられた正統的なもの。古典の素養を感じさせつつ、現代的な軽さがある。 接客も丁寧。
2024/12訪問
1回
2回目の訪問。 Mansalva(マンサルヴァ)は恵比寿のイタリア料理店だ。 長いカウンターにテーブルが3卓、更に個室も有る。白と灰色の階調の付いた壁と、木のカウンターの対比がスタイリッシュ。ジャズがBGMとして流れている。コースのみ。 突き出しは、鶉の卵を練り込んだそら豆のペースト。適度にネットリとした食感が良い。 冷前菜は、金目鯛のマリネに新玉ねぎや南高梅を添えている。上質なマリネに酸味がアクセントを加えている。 温前菜は、スミイカとほうれん草。イカ墨が背徳感のある食感だ。 続く皿は、春野菜と生ハムとリコッタ。下に敷いたクリームの甘さがアクセントを加えている。 仔牛とサフランとレモンのタリオリーニ。レモンの酸味がかなり強く、もう少し控えめにした方が良いと思った。 熊本県産あか牛の牛肉の炙り焼きは、素材も適度にレアな焼き方も、良い。柚子胡椒でシンプルに食べる。 イタリア料理はドルチェが弱いことが多いが、この店はドルチェも良質だった。カカオとアマレットの組み合わせは適度に濃厚。 料理は典型的なイタリア料理というより、パスタも供されるフランス料理という感じがする。それと関連するかどうか判らないが、ワインもイタリア産とフランス産が半々程度。 内装も料理も現代的でスタイリッシュ。接客も好印象。 Mansalva(マンサルヴァ)は恵比寿のイタリア料理店だ。 10人掛けの長いカウンターにテーブルが3卓、更に個室も有り、満席だった。白と灰色の階調の付いた壁と、木のカウンターの対比がスタイリッシュ。ジャズがBGMとして流れている。厨房3人、接客4人で店を回している。コースのみ。 突き出しは、シュー生地にリコッタ チーズを練り込んだもの。適度にネットリとした食感が良い。 冷前菜は、鯵をマリネにし胡瓜で巻いた、爽やかな味。乳製品から作ったソースが味に深みを与えている。 温前菜は、トウモロコシと茸を半熟卵で和えた上に、トリュフを散らしている。背徳感のある食感だ。 続く皿は、スペインのカルドソという米料理。芯を残して炊いて、水分が多め。具の蛸も良質。 タリオリーニのパスタは、鮎の苦味が心地良い。 牛肉の炙り焼きは、素材も適度にレアな焼き方も、とても良い。 イタリア料理はドルチェが弱いことが多いが、この店はドルチェも良質だった。冷製のメロンにクリームを掛けており、上品な甘味。 料理は典型的なイタリア料理というより、パスタも供されるフランス料理という感じがする。それと関連するかどうか判らないが、ワインもイタリア産とフランス産が半々程度。 内装も料理も現代的でスタイリッシュ。接客も好印象。人気の高さに納得。
2024/04訪問
2回
12年振り2回目の訪問。 Bon Chemin(ボン シュマン)は五本木のフランス料理店で、2002年創業という老舗だ。東横線の学芸大学駅と祐天寺駅のどちらからも離れている立地で、地元民でないと行きにくいかもしれない。 レンガ造りの壁と、模様のついた布地をあしらったベンチ シートが、温かみを感じさせる内装。コースのみ。 突き出しは鮎のパテ。原型は留めていないが、鮎独特の苦味を感じさせる。定石通り瓜系の野菜も添えてある。 次の皿は、メヒカリのフリットという意表を突いたもの。素材もパリパリとした食感も良い。 鰹のカルパッチョは、添えた野菜も新鮮で美味しい。 ガスパッチョは、スープというより具材主体の調理。鮑や丁寧に煮た茄子が上質で、蛤のスープも中々のもの。 今度は一尾で出てきた鮎は、焦がしバターのムニエルという意外な調理法だが、これも美味しい。 オマールのパイ包みは、とても良かった。濃厚なアメリケーヌ ソースから立ち上る香りが鼻腔を刺激する。パイの食感は軽く、詰め込まれたオマールは凝縮感がある。 牛肉は硬すぎもせず柔らか過ぎもせず適度な食感で、酸味を湛えたマヨネーズ状のソースも良く合っている。 デセールはアイスクリームとメレンゲという手堅いものだったが、メレンゲの食感はとても軽い。 この店は老舗で、古典を踏まえながらも時代に沿って進化した料理を供している。立地が不便だが、東横線沿線の人なら訪れる価値があるだろう。
2022/06訪問
1回
ARVAはアマン東京のイタリア料理店だ。 天井が高く開放感のある空間。ガラス張りで開放的な眺望。最近の高級ホテルの定石通りであるが、それdwもやはりシックだ。 窓側の席から皇居が見える。昼は深い緑が美しいのだろうが、夜は暗くて夜景が美しい訳ではない。これは仕方ない。 コースが品数に応じて2種類あり、少ない方を頼んだ。 白身魚を炙った品、ズッキーニらしき野菜を焼いた品、人参のピュレなどの突き出しも中々のもの。 次の皿は個性があった。生で細切りにした烏賊とルッコラを組み合わせ、その上に蛸のぶつ切りを載せている。弾力のある烏賊とシャキシャキしたルッコラの食感の組み合わせが意外と良い。蛸も更に食感に変化を与えている。 リゾットは、米に粒立ちがあり、細かく刻んだキノコ類とパルミジャーノ ソースが味の基調を作っている。更に上のチコリらしき素材が苦味のアクセントを与えている。 次の皿は給仕の説明がなかったが、白身魚と大ぶりの海老を焼いて、刻んだ香味野菜が味に変化を与え、緑のピュレ状ソースが爽やかだ。 鹿のローストは、臭みはなく、適度な歯応えで、ジャガイモのピュレなどの付け合わせが添えられている。 ドルチェはフロマージュ ブランに続き、かなり濃厚なチョコレート。 ホテルのレストランという位置付けゆえか、強い個性を出すのではなく、多くの人に好まれそうな料理だ。料金は高めだが、場所代込みと評価すべきだろう。
2026/01訪問
1回
La Gloireは溜池山王のフランス料理店だ。 シェフは以前Floraisonという店でミシュランの一つ星を獲得し、独立して1年で再び一つ星を獲得した実力者だ。 かつてシュマンという店があった跡地に入居しているが、居抜きでなく内装は完全に新調している。オープン キッチンで、カウンターに少人数、テーブルが6卓という構成だ。白を基調色とした内装は上品だ。給仕兼ソムリエはスーツを着ており、皿出しはエプロン姿の厨房のスタッフが直接行う。高級感と気軽さの中間の雰囲気だ。 コース制で主菜の肉は複数から選べる。 Canapé バルメザンチーズのチュイル・柿根セロリ 自家製ブレザオラ 千葉県産おおまきりのチュロス・ブーダンノワール・サーモンクレープ フィンガー フードは、様々な素材が組み合わされて、見た目以上に凝っている。 La spécialité du chef 北海道産甘海老のタルタル 花びらに見立てた根菜のラメル燻製バターミルクソース この店の定番だそうだ。ネットリとした甘海老の上に、シャキッとしたビーツや大根が乗り、滑らかなサワー クリームが添えられている。複雑な食感。 Entrée 鰆の炙りカルパッチョ菜の花のクーリ柑橘のヴィネグレット 香りを付けた鰆に菜の花などで彩りを添えている。前の店からの特徴だが、シェフは柑橘類で酸味にアクセントを付けるのが上手い。 Entrée chaud 柔らかく蒸しあげた青森県産蝦夷鮑根と豚足のガレット 鮑は柔らかさと弾力感を備えている。肝から取ったソースは、苦味を主張するのでなく、食感に滑らかさを与える裏方の役割を果たしている。 Poisson 和歌山カネナカ水産石鯛のポワレ 甲殻類のジュアニスの香りで 上質な素材を的確な火入れで。添えられた野菜は健康にも良いし、見た目が美しい。 Viande 石黒農場ホロホロ鳥のファルシー 主菜は複数から選んだ。ホロホロ鳥自体は淡白な素材だが、中の詰め物(ファルシー)やソースが味に変化を与えている。 Avant dessert 青森県産 早生ふじとサワークリームのクレモー 林檎のコンポートを薄く切って上品な甘さを生み出している。 Dessert 和栗のモンブラン 滑らかなモンブランの外側に、パリッとした食感のチュイルが変化を与えている。 ハーブ ティーとお茶菓子で締めくくり。 尖った個性を出すというより、素材の組み合わせや技量の総合力で高い水準の料理を作り出している。色彩設計が卓抜で、見た目が美しいのも特筆点。