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料金は手頃だが素晴らしい料理
2019/05訪問
1回
ЯIOTA(イオタ)は四谷の気軽なイタリア料理店だ。 駅近くの繁華街から少し離れて、周りに飲食店のない所に在る。オープンキッチンで、7人掛けのカウンターとテーブル1卓の店を、二人で廻している。 菊芋と海老のポタージュは滑らかな喉越し。胡椒が味に変化を付けている。 魚のカルパッチョは、素材も中々で、ジュレが食感に変化を与えている。 鯛のソテーは藁で香りを付けている。白身魚にこのように香りを付けるのは珍しいが、意外と良い効果になっている。 墨烏賊のソテーは、柔らかさと弾力感が両立しており、野菜を組み合わせている。 パスタは唐墨の塩気が味に変化を与えている。シェフは、イタリアの唐墨は塩気が強すぎると思っており、唐墨は自分で作っているそうだ。 蝦夷鹿のローストは上質な素材を的確な火入れで仕上げている。ソースは味が軽めだが、良い味わいだ。 セミフレッドのドルチェとハーブ ティーで締めくくり。 調理のピークが過ぎてからシェフと少し話してみたが、明るい好青年だった。 気軽な雰囲気の店だが、各皿とも工夫が凝らされており、楽しめる。
2026/01訪問
1回
Merachi(メラキ)は西麻布のイタリア料理店だ。 10人掛けのカウンターにオープンキッチンという今風の造り。厨房の配色は個性的だ。基調色を白系統にする店が多いが、この店の厨房は、焦茶と黒のタイル造りで、存在感を出しつつ客席と一体化した配色となっている。 前菜、パスタ、主菜を複数から選べるコース構成。 小前菜から凝っている。 本日の小前菜 パーネ ブッロエアリーチ パンにクリームを載せて、唐墨が塩気を加えている。何かの酸味も加わっており、複雑な味わい。 カボチャのパンナコッタ/ いくらのタルト カボチャのパンナコッタは滑らかな食感。イクラは盛りが気前良い。 木更津の竹島さん水牛モッツァレッラボッコンチーノと生ハム 新鮮なモッツァレッラに生ハムが塩気を加えている。何気ないが美味しい。 前菜は2品選んだ。 ポルチーニ ホロホロ鶏のフラン ホロホロ鶏から取ったスープが香り高い。 白子グラチネ 燻製スカモルツア 熱した白子のグラタンでワインが進む。 パスタも2品選んだ。 蛤出汁 唐津産カラスミ スパゲッティ 弾力感の有るパスタに細かく砕いた唐墨が食感の変化を与えている。 香り舞茸のアノリーニ トリプルコンソメスープ ラビオリも美味しいが、コンソメの香りが素晴らしい。 主菜は複数から1品選ぶ。 北海道産エゾ鹿ロース シンプルで的確な火入れ。 ドルチェも複数から選べる。 マンゴーソルベ スプマンテジュレ シンプルだが、滑らかな食感。 料理は何気無い感じだが、良く考えられえている。 皿だしも順調。
2025/10訪問
1回
食べログ イタリアン TOKYO 百名店 2025 選出店
中目黒、祐天寺、代官山/イタリアン、ワインバー、イノベーティブ
ristorante scintilla(リストランテ シンティッラ)は中目黒のイタリア料理店。 始めての訪問だと場所は判りにくい。系列のThe Greenというカフェに入り、その奥から地下に降りる。店内は灰色を基調としたシックな雰囲気。 桜鱒のクロケッティーナ 桜鱒を練り込んだコロッケ。掴みは上々。 優しく火を入れた鶉 春豆のカチョエペペと緑のブッラータチーズ 鶉が主菜でなく早い段階で供された。火入れはかなり浅く、半生に近い。柔らかい食感で、野菜とも良く合っている。鶉の料理として、かなり斬新で、印象に残った。 鰆45°C春菊の香り 和食で多用される食材だが、和食とは異なる魅力を引き出している。低温で調理しているためか、身が硬くならず柔らかい。春菊のソースは美しく、かつ美味しい。 桜海老と唐墨のタリオリーニ 桜海老の香ばしい味がアクセントを付けている。 香りを包み込んだラヴィオリ"トルテッリーニ" ラヴィオリの中にポルチーニが入っており、上から更にトリュフを掛ける。香りが良い。 青森県産 フィレキャネットと小さな愉しみ 上質な鴨を的確な火入れで。直後に出された「小さな愉しみ」はフォアグラをバンズで挟んだもの。 オプションで頼んだチーズも良かった。 ヴェッキオ・サンペーリのジェラート シンプルながら上質。 チョコレート ヘーゼルナッツ 砕いたヘーゼルナッツの歯応えが、柔らかなチョコレートの食感に捻りを加えている。 満席だったが、皿だしは速かった。 料理は伝統的なイタリア料理と一線を画し、創意工夫に富んでいる。素材の組み合わせや温度感が良く考えられている。
2025/04訪問
1回
IL Lato(イル ラート)は新宿三丁目のイタリア料理店。 店内は気軽な雰囲気で、8人掛けのカウンターと4卓のテーブルが満席だった。 2種類のコースのうち、品数の少ない方を選んだ。料理は魚が主体。 程よく脂の乗った鰆。下に敷いた豆が効いている。 野菜のカポナータ。柔らかく煮てあり、上に載せたクリームとの相性も良い。 次も野菜系だが、前の皿とは異なり、煮込まずに、小さく切った様々な野菜をソースで纏めている。味の変化を楽しめる。 鯛のソテー。火入れも的確。オリーブ油系のソースも良い。 魚が続く。鮟鱇はシンプルにソテー。程よい弾力感が心地良い。 肉のラグーのパスタ。腰の強さが的確。 ホロホロ鳥は淡白な素材だが、ソースと合わせて優しい味わい。 ドルチェはゼリーとクリームの組み合わせ。微妙に異なる二種類の食感の組み合わせ。 魚主体の料理は、強い押し出しはないものの、優しい味わいが印象に残る。料金も手頃。再訪したい。
2024/10訪問
1回
Mark’s Tokyoは、目黒駅から目黒川に向けて歩いて行ける距離にある。8人掛けのカウンターとテーブル2卓の店をシェフを含めて3人で回している。我々はカウンターに座った。 シェフの自己紹介によれば、シェアは日本人とイタリア人のハーフで、かつアメリカで生活していたので、幾つかの国の影響を受け、かつ日本の食材を使った料理を供している。お任せのコースにした。 野菜のスープは印象的だった。白菜やキャベツを丁寧に漉している。出汁は昆布にドライトマトを加え、微かな酸味を湛えている。オリーブオイルや塩がアクセントを付け、味の組み合わせが良く考えられている。 帆立貝はやや深めの火入れ。アラレや甘夏など意外な素材で食感に変化を付けている。 フェトチーネは、腰を残して茹で方で、空豆やトウモロコシで爽やかな味付け。 豚のローストは素材が上質。付け合わせのマッシュポテトは丁寧に漉してある。 アイスクリームは堅実な味。 お勧めされた目黒区のクラフトビールは、とても美味しかった。ワインはカリフォルニア産が多そう。 カウンターに座ると、シェフが丁寧に料理を説明してくれる。語り口が料理への愛を感じさせる好青年だ。
2023/06訪問
1回
2回目の訪問。 Mansalva(マンサルヴァ)は恵比寿のイタリア料理店だ。 長いカウンターにテーブルが3卓、更に個室も有る。白と灰色の階調の付いた壁と、木のカウンターの対比がスタイリッシュ。ジャズがBGMとして流れている。コースのみ。 突き出しは、鶉の卵を練り込んだそら豆のペースト。適度にネットリとした食感が良い。 冷前菜は、金目鯛のマリネに新玉ねぎや南高梅を添えている。上質なマリネに酸味がアクセントを加えている。 温前菜は、スミイカとほうれん草。イカ墨が背徳感のある食感だ。 続く皿は、春野菜と生ハムとリコッタ。下に敷いたクリームの甘さがアクセントを加えている。 仔牛とサフランとレモンのタリオリーニ。レモンの酸味がかなり強く、もう少し控えめにした方が良いと思った。 熊本県産あか牛の牛肉の炙り焼きは、素材も適度にレアな焼き方も、良い。柚子胡椒でシンプルに食べる。 イタリア料理はドルチェが弱いことが多いが、この店はドルチェも良質だった。カカオとアマレットの組み合わせは適度に濃厚。 料理は典型的なイタリア料理というより、パスタも供されるフランス料理という感じがする。それと関連するかどうか判らないが、ワインもイタリア産とフランス産が半々程度。 内装も料理も現代的でスタイリッシュ。接客も好印象。 Mansalva(マンサルヴァ)は恵比寿のイタリア料理店だ。 10人掛けの長いカウンターにテーブルが3卓、更に個室も有り、満席だった。白と灰色の階調の付いた壁と、木のカウンターの対比がスタイリッシュ。ジャズがBGMとして流れている。厨房3人、接客4人で店を回している。コースのみ。 突き出しは、シュー生地にリコッタ チーズを練り込んだもの。適度にネットリとした食感が良い。 冷前菜は、鯵をマリネにし胡瓜で巻いた、爽やかな味。乳製品から作ったソースが味に深みを与えている。 温前菜は、トウモロコシと茸を半熟卵で和えた上に、トリュフを散らしている。背徳感のある食感だ。 続く皿は、スペインのカルドソという米料理。芯を残して炊いて、水分が多め。具の蛸も良質。 タリオリーニのパスタは、鮎の苦味が心地良い。 牛肉の炙り焼きは、素材も適度にレアな焼き方も、とても良い。 イタリア料理はドルチェが弱いことが多いが、この店はドルチェも良質だった。冷製のメロンにクリームを掛けており、上品な甘味。 料理は典型的なイタリア料理というより、パスタも供されるフランス料理という感じがする。それと関連するかどうか判らないが、ワインもイタリア産とフランス産が半々程度。 内装も料理も現代的でスタイリッシュ。接客も好印象。人気の高さに納得。
2024/04訪問
2回
Archan(アーチャン)は恵比寿のイタリア料理店だ。古民家を現代的に改装したような内装。オープン キッチンで石造りのカウンターが洒落ている。店名はオーナーの渾名から取ったそうだ。コースとアラカルトが有り、アラカルトを選択した。 四種類の前菜は中々のもの。帆立貝のカルパッチョは肉厚で新鮮。甘海老のジュレ仕立ては上品な味。 パンに添えられた生クリームがとても美味しい。僕は普段は余りパンを食べないが、この日は生クリームの美味しさ故にかなりパンを食べた。 焼いた鰆は堅実な味。添えた野菜も良い。 ミートソースのパスタは適度に腰があり、肉もたっぷり入っており、食べ応えがある。 鴨ローストは、素材も焼き加減も良く、ソースも美味しい。 ワインはお任せにしたが、グラス毎に選択肢が幾つか有るのが良い。 雰囲気が洒落ていて、手頃な値段ながら美味しい料理を楽しめる。
2022/03訪問
1回
2回目の訪問。 Convivioは北参道のイタリア料理店だ。大通りから少し奥まった住宅街の集合住宅(マンション)の1階を店舗に改装している。小さな店舗だが、空間には余裕があり、客席の間隔は十分に有る。 突き出しは、鰆の燻製やチーズのチップスなど、様々な盛り合わせ。 鰹のマリネと蛍烏賊は、爽やかな味。 続くは定番というバーガー。バンズに挟む具材は、その時々で変わるそうだ。この日のサーモンは上品な味にタルタルを組み合わせ、ハンバーガーを換骨奪胎している。 カルボナーラは、少しネットリした食感と胡椒の相性が抜群。 平目は焼き加減が良く、揚げた桜海老が食感に変化を与えている。 牛肉は素材も焼き方も良く、下に敷き詰めたジャガイモのピューレも丁寧に濾してある。 締めの感覚で供されたラザーニャは、唐辛子で辛く仕上げてある。下世話だが癖になりそうな美味しさ。 クリームのドルチェは、ネットリとした食感。 食後の飲み物は、コーヒーやエスプレッソや紅茶は無く、何と緑茶だが、これが中々美味しかった。卵を模した容器に入れたお茶菓子も、手抜きの無い美味しさ。 接客は丁寧で、挨拶に来たシェフも好青年。 Convivioは北参道のイタリア料理店だ。大通りから少し奥まった住宅街の集合住宅(マンション)の1階を店舗に改装している。小さな店舗だが、空間には余裕があり、客席の間隔は十分に有る。 コースの一皿目は、さつま芋を閉じ込めた最中。微かな甘さ。 続く前菜は、オリーブ、ホウズキ、チップスなど様々な品の盛り合わせ。 低温で調理したサーモンはかなり良かった。微かに火を通しながらも生に近く、絶妙の火加減だ。添えたハーブも良く合っている。 続くは定番というバーガー。バンズに挟む具材は、その時々で変わるそうだ。この日の帆立貝は、肉厚で少し焦げ目を付けた焼き方も見事。 カルボナーラは、少しネットリした食感と黒胡椒の相性が抜群。 魚のスジアラは、ブイヤベース風のソースがとても美味しかった。 牛肉は素材も焼き方も良く、下に敷き詰めたジャガイモのピューレも丁寧に濾してある。 締めの感覚で供されたラザーニャは、唐辛子で辛く仕上げてある。下世話だが癖になりそうな美味しさ。 ドルチェは冷製の柿。柔らかな食感と上品な甘味。イタリア料理としては、かなり攻めたドルチェだ。 食後の飲み物は、コーヒーやエスプレッソや紅茶は無く、何と佐賀県の嬉野の緑茶だが、これがかなり美味しかった。卵を模した容器に入れたお茶菓子も、手抜きの無い美味しさ。 接客は丁寧で、挨拶に来たシェフも好青年。 中々良い店だと思う。
2024/05訪問
2回
ARMONICO(アルモニコ)は、代官山の中心部から少し逸れた所に在るイタリア料理店だ。白い壁に明るい茶色の木の床。簡素だが上品な内装だ。小さな店だが、客席の間隔は十分に有る。コースを頼んだ。 突き出しのトマトのジュレとモッツァレラ チーズのムースは、濃厚さとアッサリさとの中間の上手い味付け。 生ハムとメロンの前菜は、微かな甘味を塩が引き締めている。 シェフは大分県の出身で、この後の魚介類は、地元の伝で仕入れた豊後水道産だそうだ。 真蛸のトマト煮込みは、香辛料を使って辛く仕上げている。 豊後水道で採れるカマガリという白身魚は初めて食べたが、中々のものだ。味噌で味付けしたというソースも美味しい。 剣先イカとフルーツ トマトのパスタは、更に二種類のチーズを使って、複雑な味に仕上げている。 和牛トリッパとサフランのリゾットは、臭みの出る寸前で上品さを保っている味。 ニュージーランド産の子羊は、素材も火入れも良い。 パンナコッタやお茶菓子も上質。 少ない人数で店を回しているが、客席への目配りも十分だ。
2021/08訪問
1回
6回目の訪問。 Principio(プリンチピオ)は麻布十番のイタリア料理店だ。店内は狭めで気楽な雰囲気だが、料理は中々のもの。6品のコースで、主菜は3種類の肉から選ぶというシステムだ(主菜に魚介類は無い)。 突き出しのオリーブが何気無い感じだが、とても良い。 STUZZUCHINO カプレーゼ 良質のチーズと青林檎の酸味の組み合わせが印象に残る。 ANTIPASTI ファッソーネ ヴィテッロトンナート サマートリュフ マッシュルーム ローストした牛肉にマッシュルームを組み合わせ、複雑な食感を生み出している。トリュフもよく香っている。 郡上鮎 梨グリーンペッパー イタリア料理店らしからぬ攻めた一品。鮎はシンプルに焼いて、無理にソースで味を重ねないが、細かく切った梨で味と食感に変化を付けている。素材を活かしながらも、和食とは異なる味わいを生み出している。 PRIMI PIATTI カヴァテッリ モンサンミッシェルムール貝 マリナーラ カヴァテッリという日本では余り見かけないモチっとした食感のパスタに、良質のムール貝を組み合わせている。 タリアテッレアルラグー ポルチーニ茸 この店はラグーが上手い。深みの有る味にポルチーニの香りが合っている。パスタが2品続くが、味や食感が変化しているので、飽きずに楽しめる。 *京中”熟成 鹿児島県産 厳選豚 炭火焼き 3種類の肉から豚を選んだ。堅実な味。付け合わせの玉葱は、良く炒められており、甘みが引き出されている。 ドルチェは2種類からナガノパープルというブドウを選んだ。アイスクリームと瑞々しい葡萄の組み合わせが印象的。 ハーブティーで締めくくり。 かなり攻めた前菜、食感や味に変化を付けたパスタ、王道の肉。派手さは無いが、光る店だ。 5回目の訪問。 Principio(プリンチピオ)は麻布十番のイタリア料理店だ。店内は狭めで気楽な雰囲気だが、料理は素晴らしい。7品のコースで、主菜は3種類の肉から選ぶというシステムだ(主菜に魚介類は無い)。 突き出しのオリーブは何気ないが美味しい。 ゴールドラッシュ(トウモロコシの一種)のフロマージュ ブラン。微かな甘みと滑らかな食感。キャビアが塩気を添えている。 イタリア料理では珍しい鮃のカルパッチョ。粉末状にした青トマトと合わせるという意表を突く調理法だが、この食感の組み合わせが成功している。 次もイタリア料理では珍しい甘鯛の鱗焼き。鱗のパリパリとした食感が素晴らしい。スープも深い味わい。冬瓜やフィノッキオ(ウイキョウ)との組み合わせも効果的。 パスタが二品。先ずは冷製のタリオリーニ。アオリイカの弾力と雲丹の滑らかさとの組み合わせ。唐辛子の辛みやレモンの酸味が複雑な味わいを生み出している。 タリアテッレは合わせたラグーが深い味わい。 主菜は3種類から短角牛を選択した。柔らかさよりも適度な噛みごたえを重視している。付け合わせの万願寺唐辛子もいい感じ。 ドルチェは2種類からマンゴーを選択した。果肉と滑らかなムースの組み合わせが口の中でとろける。 料理は素材の組み合わせや食感がよく考えられている。自然体の接客にも好印象を抱く。 Principio(プリンチピオ)は麻布十番の気楽なイタリア料理店だ。コロナ ウィルス禍の営業時間短縮要請に応じて、普段に比べてコースの皿数を若干減らして営業している。ワインはお任せにした。 突き出しの何気無いオリーブが美味しい。 鰆の炭火焼きは、ギリギリまでレアにした攻めた火入れだ。 蝦夷鮑と八色しいたけのインパデッラ(フライパン焼き)は、鮑に弾力感が有り、ソースの微かな苦味も良い。しいたけの食感が、少し鮑に似ている。トリュフも良く香っている。 白魚とサルディーニャ産からすみのタリオリーニは、パスタの茹で加減が良く、粉末状にしたからすみと和えた食感が良い。 蝦夷鹿ロースの炭火焼きも、ギリギリまでレアの火入れ。付け合わせの野菜は、シンプルながら上質だ。 ピスタチオとクリームのドルチェは、上品な甘さ。 愛想が良く自然体の接客にも好印象を抱く。 店内は狭めで気楽な雰囲気だが、料理は素晴らしい。7品のコースで、主菜は3種類の肉から選ぶというシステムだ(主菜に魚介類は無い)。 突き出しの空豆のムースは、食感が滑らか。 その後アンティパストとして、『栄螺(さざえ)のインサラータ、バジル風味のクスクス』と『穴子のフリット、胡瓜とオクラのサルサヴェルデ』が続く。この両者とも、素材の組み合わせの妙や食感に唸った。メニューを見ただけでは相性が想像付かない素材を上手く組み合わせるのは、シェフの才能だろう。さざえの蒸し方や穴子の揚げ方など、一つ一つの技量も高い。 続いてパスタが2種類供されるが、茹で方やソースとの相性も抜群だ。茴香(ういきょう)の微かな苦味が味にアクセントを添える。 主菜に選んだ羊は、肉質も焼き方も最良だ。 ドルチェも複数の選択肢が有り、僕の選んだ品は、ピスタチオのジェラートが滑らかで、クリーム ブリュレの焦げ目の付け方も完璧だ。 値段も高くない。この値段でこれだけの満足感を得られるのに驚く。
2025/09訪問
4回
ARVAはアマン東京のイタリア料理店だ。 天井が高く開放感のある空間。ガラス張りで開放的な眺望。最近の高級ホテルの定石通りであるが、それdwもやはりシックだ。 窓側の席から皇居が見える。昼は深い緑が美しいのだろうが、夜は暗くて夜景が美しい訳ではない。これは仕方ない。 コースが品数に応じて2種類あり、少ない方を頼んだ。 白身魚を炙った品、ズッキーニらしき野菜を焼いた品、人参のピュレなどの突き出しも中々のもの。 次の皿は個性があった。生で細切りにした烏賊とルッコラを組み合わせ、その上に蛸のぶつ切りを載せている。弾力のある烏賊とシャキシャキしたルッコラの食感の組み合わせが意外と良い。蛸も更に食感に変化を与えている。 リゾットは、米に粒立ちがあり、細かく刻んだキノコ類とパルミジャーノ ソースが味の基調を作っている。更に上のチコリらしき素材が苦味のアクセントを与えている。 次の皿は給仕の説明がなかったが、白身魚と大ぶりの海老を焼いて、刻んだ香味野菜が味に変化を与え、緑のピュレ状ソースが爽やかだ。 鹿のローストは、臭みはなく、適度な歯応えで、ジャガイモのピュレなどの付け合わせが添えられている。 ドルチェはフロマージュ ブランに続き、かなり濃厚なチョコレート。 ホテルのレストランという位置付けゆえか、強い個性を出すのではなく、多くの人に好まれそうな料理だ。料金は高めだが、場所代込みと評価すべきだろう。
2026/01訪問
1回
2回目の訪問。 GOLDEN CHIMEは、目黒区の武蔵小山という場所のイタリア料理店だ。一般的には不便な立地だが、目黒区民の僕にとっては訪れやすい。かなり流行っていて、実質的に2回転だった。早い時間帯は予約の客が多いが、遅めの時間帯になると、「今から入れますか?」という電話が何本か掛かってきていた。 初回はコースにしたが、今回はアラカルトにした。 「詰め物をした玉ねぎ」は、ピエモンテ州に伝わるカステルマーニョチーズも混ぜ込んで、時間を掛けて焼き上げている。柔らかく、かつ自然な甘みがある。これは気に入った。 パスタは具材とパスタの組み合わせの数がかなり多い。 「猪のラグーソースのパスタ カカオ風味」は、程良い野趣を感じるソースとタリアテーレの組み合わせが良い。 「ノルチャ風 トリュフクリームのパスタ」 は、濃厚で香りの良いソースを、ショート パスタに絡めた。 「ペボーゾ」は、トスカーナ綿土料理である牛の黒胡椒ワイン煮。牛肉はやや繊維感が有ったが、柔らかく煮込んである。黒胡椒も使ったソースは辛めの味わい。 「モンテビアンコ」はイタリア版モンブラン。濃厚な味わい。 シェフは気さくな性格。一人で店を回しているためか、値段はお手頃。 GOLDEN CHIMEは、目黒区の武蔵小山という場所のイタリア料理店だ。一般的には不便な立地だが、目黒区民の僕にとっては訪れやすい。 アラカルトも有るみたいだが、予約の際にコースを頼んでおいた。 お通しの後に出てきたのは、筋子とチーズと青海苔いう意外な組み合わせ。筋子の塩気が味のアクセントとなっている。 茹でた蛸は、烏賊墨ソースと絡みあっている。 柔らかい鶏は、辛いカレー風ソースを組み合わせた個性的な味わい。 パスタは日本的な締めの感覚で最後に出される。複数種類から選ぶことができ、僕が選んだ品は、かなり細い麺に木の子がしっとりと絡んでいる。 シェフは気さくな性格。一人で店を回しているためか、値段はお手頃。ペット連れも可。
2025/02訪問
2回
San Ciro(サン チーロ)は広尾の気軽なイタリア料理店だ。カウンターとテーブル一卓の小さな店をシェフ一人で切り盛りしている。アラカルトで頼んだ。 定番だという前菜の盛り合わせ。真ん中にあるのは、意外にもサヨリのマリネ。サヨリの骨から作ったパルパリした煎餅が美味しい。豚の血から作ったブーダン ノワールは濃厚な味。 少し焦がして焼いたホワイト アスパラガス。卵を合わせる店が多いが、ここでは代わりにパプリカのソースを合わせている。爽やかな味。ベーコンがアクセントを付けている。 空豆を詰めたラヴィオリは、とても美味しかった。トマトとペコリーノ チーズのソースは丁寧な仕事振り。 ホロホロ鳥に菊芋を詰めたローストは、素材も焼き加減も良い。これにはグリーン アスパラガスが添えられている。 遅い時間にバーみたいな使い方もできそう。値段は手頃。
2022/04訪問
1回
RINASCIMENTO(リナシメント)は目黒のイタリア料理店。大通りから外れた住宅街に在る。 焦げ茶色と白を基調とした内装は、簡素ながらシック。小さな店だが、客席の間隔は十分にある。 品数の少ないコースを頼んだ(食欲の旺盛な人は品数の多い方を選択した方が良いだろう)。 前菜は30種類もの素材の盛り合わせ。詳細なメニューを見ながら食べていくのが面白い。準備にかなり手間の掛かりそうな品だ。 パスタはつぶ貝に加えて何と空心菜も用いている。パスタの茹で加減も良く、意外な素材も上手く合っている。 主菜は名古屋コーチンのカツレツ。仔牛でなく鶏を使っているのが珍しいが、鶏も付け合わせの野菜も上質。 ドルチェのパンナコッタは適度に濃厚かつ上品。 接客の感じも良く、価格も手頃。
2021/08訪問
1回
食べログ イタリアン TOKYO 百名店 2021 選出店
目黒、白金台、高輪台/イタリアン、ステーキ、パスタ
Trattoria Dal Birbante Giocondo(トラットリア ダル ビルバンテ ジョコンド)は目黒に在る気楽なトラットリアだ。煉瓦を所々にあしらい白い漆喰の壁を基調とした店内は、イタリアのトラットリアを思わせる。アラカルトのメニューはかなり多く、給仕のお薦めを頼りにして注文を決めた。 イサキのカルパッチョは新鮮で、微かな燻製感が有る。 稚鮎とヤング コーンと銀杏のフリットは、稚鮎の微かな苦味も揚げ方も良い。 ズッキーニのスパゲティは、モッチリとした食感。 あか牛のステーキは、中はレアに近く外側には火が通っている。添えられた細いアスパラガスも美味しい。 素朴だが美味しい料理を手軽な料金で楽しめる。
2021/06訪問
1回
ワゴンに盛られた食材を見ながら、給仕と相談して料理を選ぶのが楽しい