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2回目の訪問。 Les deuxは中目黒のフランス料理店だ。 数人掛けのカウンターとテーブルが数卓。灰色の壁と濃い茶色のテーブル。シックな内装だ。 コースで、主菜の肉とデセールは複数の選択肢から選べた。 グジュールとキッシュのアミューズ ブーシュも手が掛けられている。 北海道羅臼産天然ブリの燻製 ブリと野菜の微塵切り、イクラ、マッシュポテトの付け合わせなどが複雑な食感の組み合わせを生んでいる。 北海道産ズワイ蟹と帆立ウニのカクテル この品は定番だそうだ。ズワイ蟹や帆立をジュレにし、ウニとの滑らかな食感の共鳴を楽しむ。 フォアグラとなめこのフラン 和食に触発された品。微妙に異なる滑らかな食感の組み合わせ。 天然飽と天使の海老のパイ包焼き 良質の鮑や海老とパイの軽い食感との対比が心地良い。ソースは仄かな磯の香りをたたえた深みの有る味。 東京湾走水産釣り太刀魚 太刀魚は淡白な素材なのでフランス料理で使うのは難しい。しかし、この店では味を無理に重くせずに、木の子や野菜と組み合わせて、かつスープ仕立てにして、滋味有る味わいにしている。 主菜の肉は複数の選択肢から選んだ。 ハンガリー産鴨胸肉のロースト 良質な素材を的確な火入れで。肉汁から取ったソースも美味しい。 デセールも複数から選んだ。 早生みかんのジュレ仕立て 爽やかな酸味をジュレ仕立てにしている。アイスクリームとの食感の組み合わせも良い。 調理一人、接客一人という少人数でだったが、皿出しは順調だった。 分量はかなり多い。経営的な観点から分量を少なくしても、満足感は変わらないと思う。 コースの構成は良く考えられており、良い店だと思う。 Les deuxは中目黒のフランス料理店だ。 数人掛けのカウンターとテーブルが5-6卓。灰色の壁と濃い茶色のテーブル。シックな内装だ。 コースで、主菜の肉とデセールは複数の選択肢から選べた。 焼きトウモロコシの冷製ポタージュ 桜海老と岩海苔のケーク・サレ トウモロコシの自然な甘み。冷製なので、初夏には嬉しい品。合わせたケーク・サレの微かな塩味が、アクセントとなっている。 北海道産ズワイ蟹と帆立、ウニのカクテル この品は定番だそうだ。ズワイ蟹や帆立をジュレにし、ウニとの滑らかな食感の共鳴を楽しむ。 三陸産飽の天火焼き 弾力感のある鮑の外側を、焦げ目を付けるように焼いている。焦げ目の匂いがアクセントとなっている。 長崎県対馬海峡穴子のフリット 良質な穴子を揚げている。軽い食感が心地良い。 本日の鮮魚、ブイヤベースソース 魚は太刀魚だった。海老や烏賊も添えてある。魚介類から取ったスープが深い味わい。 フォアグラとオマール海老を詰めたスペイン産うずら肉のロースト うずらはレアに近い焼き方。フォアグラとの組み合わせは滑らかな食感 北海道産富良野メロンのスープ フレッシュチーズのムース添え 丁寧に漉したメロンは上品な甘み。冷製の温度感も適切。かなり気に入った。 調理一人、接客一人という少人数で大勢の客に対応しているが、皿出しは順調だった。 コースの構成は良く考えられており、控えめな価格ながらも、良質な料理を楽しめる。
2025/11訪問
2回
神楽坂まる富は、神楽坂の坂を登り切った所に在る和食店だ。 カウンターと個室2室の店内は、簡素だが凛とした雰囲気。我々は調理の様子が見えるカウンターを選んだ。ジャズが低い音量で流れている。 座附 冷やし茶碗蒸し 海胆めかぶ花穂 美味出汁ジュレ 海胆やめかぶなど複数の食材が、滑らかかつ微妙に異なる食感を紡いでいる。 椀 清汁仕立て 毛蟹真薯姫竹 木の芽 出汁が良かった。薄口ながら印象的。丁寧に解した毛蟹真薯の食感も素晴らしい。 造里 金目鯛 アオリ烏賊 鰹 藁焼き 行者大蒜 造りは二皿供される。 金目鯛とアオリ賊は素材の質の高さを感じさせる。 鰹は、藁焼きする様がカウンターから眺められる。かなりの量の藁を使って、かつ焼きすぎないように気を付けながら、香りを付けていく。行者大蒜の苦味が、味に複雑さを加えている。 焚合せ たい子 筍 若布 鯛の稚魚は初めて食べた。上品な味わいが凝縮されている。筍は軽く揚げて、食感に変化を加えている。 揚肴 岩手 天然山菜 タラの芽 こしあぶら こごみ 乾略富来 檸檬 幾つかの山菜を揚げて、苦味を楽しむ。ミシュランの星を取ってから外国人観光客が増えたが、山菜を説明するのに苦労すると、女将は苦笑いしていた。 肉肴 和牛ヒレ肉 炭火焼 山椒たれ 花山椒 しどけ酢味噌和え 親方(と女将が呼んでいた)の実家が精肉業を営んでいるそうで、そこから仕入れた上質な牛肉。花山椒の苦味や香りが味に変化を与えている。 食事 鯛 炊き込みご飯 香の物 味噌汁 鯛を贅沢に盛り込んだご飯も美味しい。食べきれなかったので、折に入れてお土産にしてもらった。 デザート くず餡玉 さくらんぼ 枕杷 デザートはアッサリとした味。 料理は奇を衒わず、正攻法で上質。手数が掛かっている。女将の接客はとても丁寧。
2024/05訪問
1回
珀也(びゃくや)は神楽坂の和食店だ。店名は大将の名前かと思ったが、(陽の沈まない)白夜をもじったそうだ。 簡素な内装。8人掛けのカウンターのみという小さな店を二人で回している。ピアノのジャズがBGMとして流れている。品数の少ないコースを頼んだ。 最初は上質なイクラがご飯の上に載っている。滑らかな食感。 走りだという銀杏は、上品でビールのおつまみに良い。 鯛の椀は、蕎麦との組み合わせで、堅実な味。 鰹の刺身は、辛子や塩で食べるが、これが中々のもの。 揚げたての茄子の煮浸し。万願寺唐辛子と組み合わせて。素材自体は淡白な味だが、恐らく意図的に出汁を濃いめにしてある。 鰻は本日最も印象に残った。蒸すのでなく焼いてあり、皮がクリスピーで香ばしい。 蛸や南瓜の椀。蛸は弾力があるのは良いが、噛み切るのに苦労したので、もう少し薄く切った方が良いと思う。 最後のご飯には、おかずとして焼いた鮭が添えられているが、意外と量があって、満腹になった。 大福餅にシャインマスカットを詰めたデザートは、上品な甘さ。 付かず離れずだが、適度に客達の会話に加わってくる接客は好印象。 コロナ禍の2020年に開店したそうだ。少しずつ客足が伸びてきているのは何よりだ。
2023/09訪問
1回
「鮨 和さび」は四谷三丁目の鮨屋だ。駅の直ぐ側に存り、8人掛けのカウンターのみ。開店したのは10年ほど前だが、2年前に改装し、店内には清潔感が漂う。ジャズ ピアノのBGMが流れていた。大将1人、弟子1人、接客1人の3人体制で店を回している。 握りの間に魚介類の摘みも挟んでくる。舎利は柔らかめで、かつ酢の利かせ方は穏やか。控えめな個性の舎利だ。 牡蠣の摘みは、出汁がミルキー。 蕗のとうの茶碗蒸しは、微かな苦味が心地良い。 牡丹海老の握りは上品な甘味。煮詰めた味噌も美味しい。 子持ち烏賊の摘み。長年使い続けているタレが染みている。 鰻の摘みは、脂の乗った素材を香ばしく焼いている。 カワハギの握りは、弾力感が有り、肝が味に変化を与えている。 トロの握りは脂の乗り方が上品。 小肌はかなり大きく、酢を効かせすぎないので食べやすい。 鮪の赤みも上質。 焼いた喉黒。鮨屋では余り見ない素材だが、脂の乗り方がとても良い。 鯵の握りは、青味魚の程よい香り。 リゾット風のご飯は、白トリュフで味付けしており、艶めかしい味。 雲丹の握りは、口の中で溶けていく。 車海老の握りは、大きな種が立派。 ここでカラスミが供され、酒が進む。 穴子の握りは柔らかく、口の中で解れていく。 かなり満腹になったが、追加で北寄貝の摘みを頼んだ。適度な弾力。 デザートの代わりに何と梅干しの握りが出てきた。甘さと酸味が料理の最後を締めくくる。 舎利の個性は控えめだが、種は全般的に上質。大将は、握る前に種に細かく包丁の切れ目を入れている。大将は明るい性格で、適度に冗談を言いながら、客を和ませる。気楽に美味しい鮨を楽しめる。
2023/03訪問
1回
2回目の訪問。 「築地すし Omakase」は、その名の通り、旧築地市場の近くに在る鮨屋。 この辺りは早い時間帯で閉まる店が多いが、この店は例外的に夜も営業している。長めのカウンターに加え、テーブル数席、更には個室まで有り、広い店だ。 本日は個室に通されたので、大将達が鮨を握っている様子を見ることはできなかった。 高級店に比べてかなり料金が安く、使える素材に限度が有るが、その範囲内で中々の鮨を供している。 握りは小さめ。シャリはやや硬めで、粒が立っている。酢の効かせ方は控えめ。種は熟成させているものが多いが、熟成のさせ方も良い。 面白い演出も有り、燻製にした鯖の握りは、ガラスのクロッシュみたいな蓋をしており、客の前で3分ほど燻って香りを付けている。摘みも工夫を凝らしており、長芋の摺り下ろしの滑らかな食感が印象に残っている。 プライス パフォーマンスが高い店だ。 「築地すし Omakase」は、その名の通り、旧築地市場の近くに在る鮨屋。この辺りは早い時間帯で閉まる店が多いが、この店は例外的に夜も営業している。長めのカウンターに加え、テーブル数席、更には個室まで有り、広い店だ。カウンターはかなり先まで予約が入っており、テーブル席を選んだ。テーブル席は2階にあり、大将達が鮨を握っている様子を見ることはできない。 簡素で気軽な内装。コースが品数に応じて二種類あり、品数の少ない方を選んだ。それでも摘み、握りともに、品数はかなり多い。品数が多いので、感想は全般についてのみ。 高級店に比べてかなり料金が安いが、予想以上に美味しかった。高価な鮪の大トロなどに頼らず、手軽な値段の素材を使いながら満足度の高い鮨を供している。握りは小さめ。シャリはやや硬めで、粒が立っている。酢の効かせ方は控えめ。種は熟成させているものが多いが、熟成のさせ方も良い。面白い演出も有り、燻製にした鯖の握りは、ガラスのクロッシュみたいな蓋をしており、客の前で5分ほど燻って香りを付けている。摘みも工夫を凝らしており、長芋の摺り下ろしの滑らかな食感が印象に残っている。 接客の気遣いも良かった。プライス パフォーマンスがとても高い店だ。
2025/05訪問
2回
「鮨 いち」は西麻布交差点近くのやや判り難い所に在る。店内は8人掛けのカウンターだけであり、鮨屋にしては珍しく、ジャズ風のBGMが掛かっている。 摘みから始まり、握りへ進むというスタイルだ。 印象的だった摘みの一つが、湯葉の上に雲丹を載せて、そこに餡を掛けたもの。トロリとした食感が良い。 燻ったカマスは、程よく脂が乗っている。 鰯の摘みは胡麻を掛けているが、その組み合わせが意外と良い。 雲丹が再度握りとして出てくるが、シャリに雲丹を練り込み、その上に大振りな雲丹を載せており、とろけるような食感に陶然とする。 小肌の握りは、酢が弱めなのが良い。 赤身とトロの鮪も上質。 穴子は甘めの煮切りで供される。 車海老の握りと北寄貝の握りを追加し、ブランマンジェのデザートで締める。 全体的に中々美味しく、満足した。
2020/09訪問
1回
「たまさか」は丸の内の気軽な和食店だ。 厨房は、食器を洗ったり下準備をする所と、仕上げをする所の二つに分かれていて、後者をカウンターが両面から取り囲むような作りになっている。二種類あるコースの内、皿数の少ない方を選んだ。 先付けの「海老芋とあんぽ柿白和え」は柔らかな食感。 椀の「黒海苔真丈」は、微かに磯の香りがする。 お造りは堅実。刺身としては珍しいハタも有った。 蒸物の「香箱蟹 蕪蒸し」は優しい食感。 八寸に印象的な品が有った。鮟肝にレーズンバターを練り込んだ品は、適度に濃厚でネットリとした食感。これは酒を呼ぶ。合鴨も美味しい。 鍋物の「牡蠣鍋 粕汁仕立て」は、酒粕の微かな甘み。 締めの「天麩羅せいろ」は、専門店並みの味。 甘味の「大納言最中」は、優しい甘さ。 丸の内ブリックスクエアという立地を鑑みると、料金は安め。
2021/12訪問
1回
鮨 はつめは恵比寿の気軽な寿司屋だ。 少し変わった構造となっており、本店と姉妹店が隣合わせとなっており、両者がバックエンドを共有している。本店は6人掛けのカウンターと2人掛けのテーブル1卓。店内は明るく軽音楽が鳴っている。2回転制の1回目に臨んだ。 品数が多いので、全般的な感想のみ。客単価が安い店なので使える素材に限度はあるが、その制約の中で中々の鮨を提供している。鮪と白身と光り物をバランスよく握る。舎利の酢の利かせ方は控えめで、強い個性は無いが、好き嫌いが分かれないもの。穴子を握る際に笹の葉を巻き付けて、客の目の前でバーナーで炙って香りを付けるなど、エンタテインメント性も意識している。握りの合間に摘みが幾つか供されるが、これらは伝統的な鮨屋とは一味異なる。例えば、海老にカダイフ(中東の極細の麺)を巻き付けて揚げたものなど、工夫を凝らしている。 握り手の安齋勝氏は、(年齢は訊かなかったが)若そうで真面目な青年。鮨屋の料金が高騰した東京において、手軽な料金で楽しめる鮨屋は有難い。