大晦日の昼、女衆がお節料理を作っている隙間を利用して、労うために私が、Paccheri Pescatóre(魚介のパッケリ)を作りました。
レシピは写真をご覧ください。
調理のポイントは、大蒜を低温でゆっくり(1時間ぐらい)熱することです。これによりオリーブオイルに旨味が浸透します。決して焦がしてはいけません。イタリア人から教わりました。
Paccheriの表面には筋があり、ここにオリーブオイルの乳化したパスタソースが絡みます。
トマトは、フルーツトマトなど糖度が高いものほど美味しいのですが、仕上げの最後に加え、煮過ぎないことです。酸味が残っているぐらいが一番です。
Paccheriは、ロングパスタと異なりナイフとフォークで上手に食べることができますので、右利きの私はとても重宝しています。
「凄く美味しい!」と賛辞の声が絶えません。30年ぐらい前からおだてられていつの間にか台所に立つことになりました。