ノバンディさんが投稿した浅草じゅうろく(東京/浅草)の口コミ詳細

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浅草じゅうろく浅草(つくばEXP)/そば、日本料理

30

  • 夜の点数:4.4

    • ¥20,000~¥29,999 / 1人
      • 料理・味 4.4
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク 4.0
10回目

2019/02 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気3.8
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク3.7

こんなカキフライを探していた

再訪。10回目。

今回のハイライトは、なんと言ってもカキフライだ。
塩分濃度がバッチリ。牡蠣が元々含んでいる塩分濃度そのまま。
全く臭みのない大粒の牡蠣が、衣を纏ってタプタプに旨味と水分を蓄える、淡い味わい。
ソースも塩も必要ない。衣の中に潜んでいる牡蠣本来の旨味を探して探して意識をそこに集中したくなる味わい。
傑作です。

また、今回は鴨鍋ではなく、鴨鍋の椀を出していただいたのだが(他の方の鴨鍋のお裾分け?)、
これはいわゆる「ぬき」そのものであり、日本酒の当てにピッタリ。
出汁も美味いし鴨肉も美味いしセリも美味いんだから、この「ぬき」の旨さは推して知るべし。
このレベルの「ぬき」が出てくる蕎麦屋なんて他にないよ。笑

さて、今回の蕎麦は、黒と白をせいろで。
黒の蕎麦粉は丸岡産?永平寺産?で、白は大野産。
今回の蕎麦は、蕎麦自体も美味しいのは言うまでもないが、つゆとの相性がぴったんこ。
蕎麦の個性が更に広がり、いやむしろ昇華するほどの相性。

———

それにしても、今回のコースも素晴らしかった。
(1)青森産シジミの味噌汁
(2)八寸
(3)穴子の握り寿司
(4)お造り(秋田産のヒラメ、バフンウニ)
(5)ぬき(鴨すい)
(6)のどぐろの焼きもの
(7)海老芋の天ぷら
(8)カキフライ
(9)とらふぐの皮のポン酢和え
(10)湯葉豆腐
(11)蕎麦
(12)デザート

最初の(1)味噌汁は、先付けとしてぴったり。味噌の選択がとても良いと思う。
甘みや辛みを抑え大豆そのものの発酵感がしっかりある。
その滋味感で舌が引き締まり、味覚が活性化する。

(2)八寸は安定のクオリティ。
黒豆は相変わらず美味しい。今回は豆の質感がしっかりめ。

(3)穴子の握り寿司は、穴子の質が前回よりも良くなっていた。
ただ、酢飯の酢の香りが最初に強めに出るので、その後のシャリの感じ方に影響を与えてしまうような気がする。

(4)お造りは、これまでで最高の味わい。
白味魚固有の余計なキラキラ感が綺麗に取り除かれており、
ヒラメの旨味に自分の味覚を持っていかれるような感覚。
1万円クラスのコース料理でこのレベルのお造りが出てくるお店は他にないと思うし、
いや、数万円クラスでもここまでのものは滅多に出てこない。

(6)のどぐろの焼きものは、脂がほろほろ。
中はほろほろで、外はカリッと焼きめ。
身にたっぷり脂と旨味を蓄えて今にもはち切れそう。
のどぐろ特有の強い香りは抑えられ、旨味も敢えて凝縮させない調理法。
のどぐろをこんな方向性で楽しめるなんて新たな発見だった。
強めの塩分も、バッチリ決まっている。

(7)海老芋の天ぷらは、一転して塩分弱めで、衣も米粉?
そのため、海老芋そのものの味わいに意識が集中。
直前ののどぐろで口の中が脂でいっぱいになっていたところで、この海老芋でリフレッシュ。
心憎い流れだ。

(9)とらふぐの皮のポン酢和えは、前回、前々回よりも、茗荷や胡麻風味が弱めでちょうど良いバランス。
ポン酢も美味しい。

(10)の湯葉豆腐は、急遽出していただいたもので、そのためもあってか温度低め。これは致し方なし。

(12)デザートは、水ようかんといちご。
水ようかんはもう完成の域に達しましたね。素晴らしい出来栄え。
いちごは、いちごらしい香りと酸味。キリッとした味わいで、水ようかんと一緒に頂いて引き立つものが選ばれている。

いや〜今回も美味しかった。
素材も調理もコースの組み立ても、細部に渡って必然性がある。
それに気づくと楽しくてしょうがない。

この内容で約1万円のコースなんて有り得ない。

2週間後の訪問も楽しみです。

2019/02/09 更新

9回目

2019/01 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気3.8
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク3.7
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

大野在来種の蕎麦がハンパない

再訪。9回目。
ほぼ毎月通っている蕎麦屋。

「大野在来種の試し打ちを始めます」という知らせがあり、速攻で予約。

結論から言えば、いや~素晴らしかった。
先月の永平寺の蕎麦粉も良かったけれど、この大野在来は飛び抜けている。
蕎麦の旨みと香りが素晴らしい。
もうね、つゆは全く不要。蕎麦だけで充分。薬味も不要。蕎麦だけで旨い。
軽く咀嚼して飲み込んでも旨いし、よく咀嚼しても旨い。
最初も旨いし、しばらく時間が経っても旨い。
この蕎麦は、間違いなく東京で最も美味しい蕎麦だ。

あ~やっぱりここは蕎麦屋だ、と再認識。w

一応、蕎麦以外の料理についても触れておくと。

今回良かったもの:
・八寸:黒豆最高。
・鴨鍋:先月よりも鴨肉もセリも、美味しくなっていた。

前回の方がよかったもの:
・穴子の握り鮨:前回の穴子がスペシャル過ぎ。
・天ぷら:今回はさつま芋の天ぷらの甘みが弱め。

相変わらずボリューム多し。
原因は、鴨鍋の餅とそばがき、椀の海老芋、天ぷらのさつま芋、と炭水化物が多めだったこと。
これは改善の余地がありそう。(ちなみに、個人的には余裕だったが)

今回、蕎麦は1枚だけにしたが、
次回は事前に多めにリクエストしておこうと思う。

この日のコース内容:
(1)八寸
(2)穴子のにぎり寿司
(3)海老芋の椀
(4)明石の鯛のお造り(追加)
(5)鴨鍋
(6)ふぐの皮の湯引き
(7)穴子の天ぷら、さつま芋の天ぷら
(8)蕎麦
(9)水羊羹
会計は、2名利用で、日本酒4合頂いて、約13,000円/人。
所要時間は約3時間。個人的に、とても楽しい時間を過ごせました。

2019/01/14 更新

8回目

2018/12 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気3.8
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク3.7
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

穴子の握り寿司がヤバイレベル(ちなみに蕎麦屋です)

再訪。8回目。
女将さんが復帰されて、元のじゅうろくに戻った。やはり楽しい。

この日の料理のハイライトは、最初に出てきた穴子のにぎり寿司。
あまりもの美味しさにぶっ飛んだ。
高級鮨屋の穴子の握りを遥かに凌駕している。
酢飯そのものや、酢飯と穴子のバランスにはまだ改良の余地はありそうだが、
それが気にならないくらいに穴子の質と調理が抜群に素晴らしい。
蕎麦屋の握りだろ?とかバカにしないで、
一度、世の中の鮨職人はこの穴子の握りを召し上がってみたほうがいい。

また、キスのフライ、カキのフライも秀逸だった。
キスは、肉厚でほくほく。
カキは、この時期にしては珍しい巨大サイズ。
どちらも、この店でしか頂くことができないフライだ。

この日の蕎麦は、せいろで黒。また、白を試食程度で。そして、かけそば。
この日の蕎麦粉は、福井県の永平寺。
しっかりとした味わいの上に、軽く青々とした風味がある。
やはりじゅうろくの蕎麦は旨い。
かけそばは、この日は返しが強め。蕎麦の風味よりも強めなので元に戻して欲しい。
また、ここまで熱くする必要はないと思う。
ちなみに。かけそばは、コースには入っておらず、追加で。
僕は平気だけれど、普通の人はコースだけで腹パンになるので、
かけそばまで追加する人はあまりいないようだ。

この日のコース内容:
(1)穴子のにぎり寿司
(2)八寸
(3)お造り
(4)鴨鍋
(5)焼き白子
(6)ふぐの皮の湯引き
(7)キスのフライ
(8)カキのフライ
(9)蕎麦
(10)水羊羹

次回は1月を予定。

  • 穴子のにぎり寿司

  • 八寸

  • お造り

  • 鴨鍋

  • 鴨鍋の鴨肉、そばがき

  • 焼き白子

  • ふぐの皮の湯引き

  • キスのフライ

  • カキのフライ

  • 蕎麦(黒)

  • 蕎麦(白)

  • かけそば(白)

  • 水羊羹

2018/12/18 更新

7回目

2018/09 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気3.8
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク3.7
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

予定調和の満足感

再訪。7回目。
2ヶ月半ぶり。

個人的に、鶯谷駅からの都バスルートを発見したので(そんな大袈裟な話じゃないが)、
お店に行き易くなって嬉しい。

お任せコース。鮎が組み込まれ、価格設定は確か8,500円(?)。
構成はこんな感じ。
(1)八寸
(2)お造り(ほしがれい)
(3)四万十川の天然鮎の炭火焼き
(4)石川芋とゆり根と湯葉
(5)そば味噌
(6)天然虎河豚の皮の湯引き
(7)鹿カツ
(8)蕎麦
(9)蕎麦羊羹

8ヶ月で7回も来ているのでほぼ毎月来ていることになる。
そうなると、料理の移り変わりや蕎麦の移り変わりが如実に分かって、なかなか面白い。

今回の(1)八寸も見事だった。特に、穴子の握りは秀逸。
高級鮨店をも凌駕する穴子クオリティ。これはマジで美味いな。
この穴子は、いつか白焼きでも食べたい。
また、鰊(ニシン)の煮付けは、調味料に頼らず、鰊の身の旨味が主役。最高に美味しい。
鰊の煮付けというと濃厚に甘辛く煮付けるのが一般的だが、これは調味料が必要最低限。
身に染み込ませるというより、細胞と細胞に間に潜り込ませる感じ。
こんな味わいの鰊の煮付けはなかなかないよ。

(2)お造りは、今回も高クオリティ。毎度毎度、こちらのお造りは凄いなと思う。
このレベルのホシガレイは、この価格帯のお店ではなかなかお目にかかれない。

(3)四万十川の天然鮎の炭火焼きは、ほくほくした仕上がり。
前回感じた炭焼きの焦げ臭さは今回は全くなし。
なお、この季節だと仕入れ値がかなり安いとのこと。

(4)石川芋とゆり根と湯葉は、初登場。かなり手間のかかった一品。
下茹でして出汁を含ませ、更に衣をつけて揚げて香ばしさを加え、
更にそれをゆり根と湯葉と軽くとろみのある出汁で混ぜ合わせ。
仄かな塩分と上品なお出汁が、香ばしい石川芋を引き立てる。

(5)そば味噌は、初登場。甘めの味噌(西京味噌?)にネギと蕎麦の実。
全体的に甘めの仕上がりで、かつ、柔らかめな仕上がり。
このため、蕎麦の実の粒々感や、それが弾ける際に広がる香りが楽しい。
蕎麦屋の酒肴というよりは、コース料理の中での端休め的な位置付け。

(6)天然虎河豚の皮の湯引きは、香味野菜がちょっとゴチャゴチャしてしまった感。
素材がいいのだから、もっとシンプルでもいいのに。

(7)鹿カツは、これまでの仕入先とは異なる仕入れ先。
ただ、お弟子さんとのことなので、基本的には味の方向は同じ。
今回は、オス鹿で身が少々硬め。ただ、味わい的にはかなり濃厚。美味しい。
硬い部分の食感が、やっぱりメス鹿の方がいいなぁと思ったので、
次回以降は是非メス鹿の方を頂いてみたい。

(8)蕎麦は、これまで同様、福井県丸岡産在来種使用。
さすがにこの時期になると蕎麦の味や香りはだいぶ弱くなってしまっているが、
それでも他店のこの時期のものと比べると遥かにクオリティが高い。

(9)蕎麦羊羹は、正直、前回の水羊羹の方がいいな。

いつもは3~4時間くらいゆっくりのペースだが、
今回は、他の客との兼ね合いがありトータル2時間ほど。
たまには、こういうのもいいね。

相変わらず高コスパ。
もし、東京で8,500円の和食コースでこのレベルのものを頂けるお店が他にあるのなら、
是非教えていただきたい。

  • 八寸

  • お造り(ホジガレイ)

  • 四万十産の鮎の炭火焼

  • 石川芋とゆり根と湯葉

  • そば味噌

  • 天然トラフグの皮の湯引き

  • 鹿カツ

  • 蕎麦

  • 蕎麦

  • 蕎麦ようかん

  • 日高見

  • 鍋島

2018/09/05 更新

6回目

2018/06 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気3.8
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク3.7
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

想像を遥かに超える味に出会うと人は無口になる

再訪。6回目。

今回は、会食での利用。
この日のためにお店で食材や蕎麦などいろいろとご用意して下さった。
特に蕎麦は、出産を間近に控えられた女将さんの、文字通り渾身の手打ち。
只々、感謝。

お任せコース。鮎が組み込まれ、価格設定は確か10,500円。
構成はこんな感じ。
(1)八寸
(2)お造り(ほしがれい)
(3)鮎塩焼き
(4)お椀(はも)
(5)虎河豚の皮の湯引き
(6)湯葉
(7)鹿カツ
(8)蕎麦
(9)水羊羹

楽しい会食。
いつものように美味しい料理を頂きながら、ご一緒させて頂いた方々と話が弾む。
八寸も美味しかった。
お造りも美味しかった。
鮎の塩焼きも美味しかった。
だから話が弾んだ。

だけど、(7)鹿カツを頂いた途端に、会話が急にピタリと止まる。静寂が広がる。

恐らく全員がこう思ったはずだ。
「なんだこれは」。

鹿肉に対する既成概念を根底からひっくり返すような鹿肉。
生っぽい肉汁が滴っているのに、全く獣臭くない。
今まで体験したことのない鹿肉の旨味。
いや、これに似た旨味はこれまで何度も他店で経験してきた。
しかし、同じ種類の旨味なのに、全く次元が異なる。
鴨と仔牛の旨味と滋味を2×2で掛け合わせたような味わい。
深いのに淡い。淡いのに深い。
中まで温かいのに生。生なのに温かい。
しかも、鹿肉なのに柔らかい。これが鹿肉なの?
更にそこにカツの衣が加わり、新たな旨味と新たな温度と新たな食感が加わり、もう訳が分からなくなる。
旨味の捉えどころと、温度の捉えどころと、食感の捉えどころが分からない。
でも確実に美味しい。でも何故?
脳内が混乱。すると、言葉が出ない。無口になる。

きっと人間は、想像を遥かに超える味に出会うと、無口になる。

あの場の静寂は、忘れられないな。

素晴らしい鹿肉料理だ。

あと、今回の蕎麦。
2週間前の訪問時とは一転して、甘み重視。
前回は黒で今回は白という違いはあるものの、同じ丸岡産の蕎麦粉を用いながらも、
こうも性格の異なる蕎麦をよく打てるなぁと思う。
甘みという旨味全開の素晴らしい蕎麦だった。

ちなみに今回は、女将さんの計らいによる会食。
素敵な若者ご夫婦2組と5人で。
レビューを長く書いてきてよかったなと思ったひとときでした。

2018/06/25 更新

5回目

2018/06 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気3.8
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク3.7
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

通いたい日本料理店

再訪。5回目。
そろそろ行きたいなぁと思っていたところ、
お店のFacebookを見ているとキャンセルが多くあったとのことで、
丁度いい機会と思い当日午後に電話予約。
18時半に他のお客様と一斉にスタート。
お一人様3名、二名様2組の7名でカウンター席。いや~、楽しかった。

今回は、おまかせコースで。鮎が組み込まれ、10,800円。
日本酒3杯、追加のツマミを2品で会計は15,500円。
内容を考えるとむしろお安い。

この日のコース内容:
(1)八寸
(2)お造り(星かれい、かんぱち)
(3)炭火焼き(鮎)
(4)炭火焼き(椎茸)
(5)鱧の湯引き
(6)生湯葉
(7)天ぷら(アスパラガス)
(8)天ぷら(穴子)
(9)天ぷら(さつま芋)
(10)せいろ(黒)
(11)水羊羹
追加のツマミ:
(12)枝豆
(13)お造り(馬糞ウニ)
お酒:
(14)天の戸×3合

以下、料理の感想。
(1)八寸は、黒豆の煮物が最高の出来栄え。黒豆本来の個性が最大限に引き出されている。
煮汁の調味料は最低限。例えば砂糖。甘みを黒豆に滲み込ませるのではなく、
黒豆自体の甘みが綺麗に引き出され、その甘みと煮汁の甘みとが上手く合体。
今回も、八寸で1時間・・・。(笑)

(2)お造り(星かれい、かんぱち)は、星かれいの質がすごいレベル。
これが惜しげもなく山盛りになって盛り付けられている。ありえない。
ご主人は「原価割れ」と仰っていたが、そうだと思う。

(3)炭火焼き(鮎)は、炭火で2時間じっくり焼かれて、綺麗に水分が抜けて旨みが凝縮。
一般的に鮎の塩焼きは、しっとり感を残して内臓の旨みと香りの広がりを楽しむが、
この炭火焼は、しっとり感を残さず香ばしさと共に内臓の旨みと香りの広がりを楽しませる。
なので、味わいとしては一風変わった感じになるのだけれど、
鮎の香りが綺麗に鼻に抜けるのはこの調理方法ならでは。旨過ぎる。

(4)炭火焼き(椎茸)は、しっとりと柔らかい。
椎茸特有の芳醇すぎる強い香りはなく、むしろ椎茸出汁を思わせる旨みが主役。

(5)鱧落としは、淡雪のような舌触り。
強すぎない旨みが、柔らかな身を噛み締めるたびに広がる。

(6)生湯葉は、仄かに青豆っぽさがある。箸休め的な位置付け。

(7)天ぷら(アスパラガス)は、極太の青いアスパラと白いアスパラの2種。
ほっくほくで、アスパラガスの新たな旨みの発見。
それにしても、衣が秀逸。

(8)天ぷら(穴子)は、江戸前穴子使用。これも衣が綺麗。
お陰で、穴子の水分が綺麗に抜けて、また食感的にもサクッとして、最高。
穴子自体の旨みは強くはないが、繊細な旨みが上手く活かされている。

(9)天ぷら(さつま芋)は、紅はるか使用。春と初夏に収穫期を迎えるとのことで、
だから名前がはるか(春夏)らしい(真偽の程は定かではないが)。
このさつま芋の天ぷらは、他の天ぷら屋で頂いたどのさつま芋の天ぷらよりも遥かに美味しい。
さつま芋の甘みを引き出しつつも、強い甘みに変わる寸前で止められており、
酒肴としての天ぷらになっている。また、皮の香ばしさが大変素晴らしく、
これが全体のバランスを綺麗に整えると共に、食感の妙も与えている。素晴らしい。

(10)せいろ(黒)は、福井県の丸岡産の在来種を使用とのこと。丸岡産の在来種なら、
確かにこの時期でもちゃんと旨みがあるし香るよね。しかし、お店ではそれに満足せず、
手挽きの粉も入れて、この時期の粉自体のベースを底上げされており、
とことんまで美味しさを追求されるところに脱帽。ここまでくるともう変態ですね。

(11)水羊羹は、最高の出来栄え。前回も美味しかったけれど寒天が少し強いと思ったところが、
今回綺麗に改善されており、最高の出来栄えになっていた。すごいよ、これ。
日本料理店のデザートって、最近は様々な工夫を凝らしたアレンジ系のものが多いけれど、
こちらのお店は王道の水羊羹をそのまま素直にお作りになられ、
その中で美味しさを追求されていらっしゃる。すごい。

そのように考えると、デザートだけでなく他の料理もすべて、変なアレンジはなく、
ただただ素直にシンプルに調理されていらっしゃる。
もちろん、裏では大変な手間がかかっているのだけれど。

蕎麦の提供が一旦最終日となる次回の訪問も楽しみです。
次回は初めてお会いする方々とご一緒させて頂くので、これも楽しみです。

  • 八寸

  • お造り(星かれい、かんぱち)

  • 炭火焼き(鮎)

  • 炭火焼き(椎茸)

  • 鱧落とし

  • 生湯葉

  • 天ぷら(アスパラガス)

  • 天ぷら(穴子)

  • 天ぷら(さつまいも)

  • せいろ(黒)

  • せいろ(黒)

  • 水羊羹

  • 枝豆

  • お造り(馬糞ウニ)

2018/06/11 更新

4回目

2018/04 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気3.8
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク3.7
    ¥6,000~¥7,999
    / 1人

通いたい日本料理店(お蕎麦屋さんですが)

再訪。4回目。
3名でカウンター席を利用した。

今回は、蕎麦をたっぷり頂きたいと思い、コースではなく、
わがままにも、八寸と若竹煮と蕎麦(白、黒、かけ)だけを予約して訪れた。
あの八寸は、必ず食べたくなるよね。
あの若竹煮は、前回頂いたときに感動ものだったので、また食べたくなるよね。
蕎麦は、せいろもかけも食べたくなるよね。そして、白も黒も食べたくなるよね。

しかしながら、八寸を頂いて、若竹煮を頂いてしまうと、
食欲に火がついてしまい、他のものも追加で頂いてしまって、
結果的にはほぼコースと同じ内容になってしまったけれど。(笑)
でも、いい感じの腹具合で蕎麦3種になだれ込めた。

蕎麦は、せいろとかけを、それぞれ白と黒で出して頂いた。
つまり、白のせいろ、黒のせいろ、白のかけ、黒のかけ、の4種類を頂くという贅沢。
お手間をかけさせてしまい、申し訳なかったです。
蕎麦は総じて、前回よりも香りと旨みが若干弱め。
その分、せいろもかけも、蕎麦よりもつゆの方が強めに出てしまっているように感じた。
それは、かけにすると、顕著に表れた。
前回、かけのつゆの返しの強さの好みと出身地との関係の議論があったのだが、
そういう点で、恐らくこれは東京ご出身の方の好みに近いのではないかと思われる。
ちなみに、西の方の出身の僕の好みでいえば、
かけは、前回の白、今回の白、今回の黒、の順で好み。
とはいえ、これって、すごく微妙な違いでの議論でしかなくて、
総じて大変美味しいかけそばであることは間違いない。

若竹煮は、合馬産の筍を使用。筍自体の質が大変素晴らしい。
ココナッツミルクのような芳醇な香りが広がる。
そして繊細なお出汁。筍にきれいに滲み込んでいる。
素晴らしく美味しい。

ヒレカツも、相変わらず素晴らしい。
名店といわれるとんかつ屋のヒレカツのレベルを遥かに超えている。
ヒレ肉特有の滋味が綺麗に活かされている。

今回の八寸は、桜えびのかき揚げと、もろこの山椒煮が出色の出来栄え。
特に桜えびのかき揚げは、天ぷら屋で出てくるかき揚げのレベルを遥かに超えている。

ここはお蕎麦屋さんだけど、僕の中では日本料理店の認識。
ずっと通いたいお店。

  • 八寸

  • 重ね豆腐

  • 若竹煮

  • お造り(真子ガレイ、馬糞ウニ)

  • 岩魚の炭火焼

  • ヒレカツ

  • ヒレカツ

  • かけ(黒)

  • かけ(白)

  • せいろ(黒)

  • せいろ(黒)

  • せいろ(白)

  • せいろ(白)

  • 水羊羹

2018/06/10 更新

3回目

2018/04 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気3.8
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク3.7
    ¥6,000~¥7,999
    / 1人

八寸と日本酒のふわふわ感

再訪。3回目。
前回訪問時のレビューを書いていたら行きたくなってしまい、
書いた翌日に訪問。w

月曜、夜8時半。直前に電話予約しての訪問。
この時間帯だと、1回転目のお客が終了するタイミングと若干重なるので、
お客が徐々に少なくなる余韻と共に、
しっぽりと料理と日本酒を楽しめる雰囲気になっていく。
2回転目の楽しみ方を今回覚えられた感じ。

今回頂いたのは、
・八寸
・まこがれい刺
・お通し(重ね湯葉)
・かけそば
それと日本酒2合。会計は8,000円弱。

八寸を今回じっくり楽しめた。
八寸の9品すべて素材重視の味付け。塩分も控えめに効いている。
もし塩分が強いと、それを洗い流す為に日本酒を一気に流し込んでしまいたくなるが、
塩分が弱めなので、日本酒をちびちび飲みながら素材の味わいが更に広がっていく。
日本酒の余韻の中で素材の旨みが広がり、
素材の旨みの上に日本酒の旨みが広がる。
この、ふわふわとした感じが、何とも楽しい。
決して僕に技量がある訳ではないが、こういうのは意識的にやらないと、
なかなか旨みを感じられないし広がっていかないものだ。
だから今回、とても楽しかった。
今回頂いた中では、春菊の胡麻和え、小松菜の茎わさび漬け、が秀逸。
春菊の茹で加減は最高。春菊の華やかな香りと旨みがイキイキしている。
小松菜の茎わさび漬けは、わさびの効かせがとても綺麗。日本酒のアテに最高。
結局、なんだかんだで、予想通り、この八寸で1時間弱、日本酒2合。
これでも、時間を早めて、かつ日本酒はセーブ気味。
明太くんせいは、今回も美味しかった。ただ、前回の方がしっとりしていて、
僕の好みに近かった。

まこがれい刺は、前回よりもまこがれいの熟成が進み、ねっとりとした旨み。

お通しの重ね豆腐は、前回よりも大豆の華やかさは抑え気味で、
むしろ大豆の旨さ重視の方向。なんとなく重たさを感じたので、
口に含んだ後に自分で箸先で塩を加えて丁度いい塩梅に調整。
こういう調整ができるのも、あまり捏ね繰り回さずに素材本来の味重視で
仕上げてくださっているからだ。塩や醤油などの調味料が綺麗に乗っかってくれる。

そして今回のメインイベント。かけそば。
いや~、素晴らしかった。
お出汁の旨みと酸味。返しの旨みと酸味。
質の異なる旨みと酸味が綺麗に重なり合い、新たな旨みと酸味が生まれる。
単に混ざり合うのではなく、化学反応を起こして別のものが生まれるイメージ。
そして、そこに極上の蕎麦が加わり、蕎麦の香りと炭水化物的な甘みが加わり、
更に別のものが生まれるイメージ。
また、極細の蕎麦がいい感じにつゆと馴染んでくれるので、
これらの旨みが更に一体感を増す。
蕎麦を思い切り啜ったときの香りと旨みの広がりは最高。
いや~、これまでいろいろなお店でかけそばを頂いてきたけれど、
これは茨城「慈久庵」の「葱天ぷらそば」の葱天ぷら抜き版や、
大分「ゑつ」の「かけそば」よりも抜きん出て美味しい。
つまりは、最も美味しかった、ということ。

いや~、それにしても楽しかったな。
いろいろお話ができる2回転目も楽しいな。
個人的に仕事でいろいろあって少し落ち込んでいたんだけれど、
美味しいものを頂いて、元気をもらった。感謝。

またすぐ行きます。w

  • 八寸

  • まこがれい刺

  • お通し(重ね豆腐)

  • かけそば

2018/04/10 更新

2回目

2018/03 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気3.8
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク3.7
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

八寸と蕎麦の完成度の高さに唸る

再訪。2回目。
お任せのコースを予約して。

今回も素晴らしかった。
特に八寸と蕎麦の完成度が大変素晴らしい。

<八寸>
八寸は、今日のコースはこれで終わってもいいよ、
と思えるくらいに内容が充実している。
丁寧に調理されているので、少しずつ大切に頂きたくなってしまい、
八寸だけで1時間くらい粘れるんじゃないかと思える。
素材の良さが1品1品きちんと引き出されているので、
少し摘んでは味わい、そして日本酒を味わい、
また少し摘んでは味わい、そしてまた日本酒を味わい、
ということを繰り返していくと、
あっという間に1時間くらい経ってしまいそうなのだ。

琵琶湖の天然もろこの山椒煮は、極上の味わい。
もろこって、こんなに美味しかったんだ、と思えるような味わい。
また、明太くんせいは、表面が軽く燻製されることで香ばしくなり、
逆に明太子の生臭さは消える。そして熱が加わることで、
明太子の旨みが活性化されて引き上げられるイメージ。
この1切れで日本酒1合いけてしまいそうだ。

<蕎麦>
この日は、白と黒の2種類を頂いた。
あまりにも美味しかったので、かけそばを追加で頼もうと思ったら、
飛び込みのお客さんで店内がほぼ満席になり、蕎麦がなくなるとのことで、
かけそばは次回ということになった。
さて、今回の蕎麦。
見事な極細打ち。粗挽き粉でありながら、綺麗に繋がっている。
白の方はまだ分かるが、
黒の田舎風蕎麦はどうしたらこんなに綺麗に繋がるのか不思議なくらいに見事だ。
太さが均一なので、茹で加減も均一。蕎麦の味わいも綺麗に均一。
味に全く淀みがない。
香りが、甘みが、旨みが、綺麗に広がり、スッと抜け、後に余韻を残す。
白の完成度は「ふじおか」に迫り、
黒の完成度は「じゆうさん」に迫る。
いや、単純に比較などするべきではないのかもしれないけれど、
この蕎麦の完成度を伝えるには、この表現が分かりやすいと思うので、ご容赦を。

また行きます。

  • 湯葉、豆腐

  • 八寸

  • まこがれい刺

  • 若竹煮

  • 柳だこ、銀杏

  • イワナ炭火塩焼

  • とりがい刺

  • ひれかつ

  • そば(白)

  • そば(白)

  • そば(黒)

  • そば(黒)

  • デザート

2018/04/08 更新

1回目

2018/01 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気3.8
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク3.7
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

天才蕎麦職人の店

多くの方からオススメされていたお店。
浅草の蕎麦屋。
いや、内容的には割烹と言うべきか。
でもいや、蕎麦を頂いてみると、やっぱり蕎麦屋と言うべきだと自己納得。
そんなお店。

ようやくの訪問。

浅草と言っても、メトロ浅草駅からは遠く、
TX浅草駅からも田原町駅からも距離がある。
今回、極寒の中での訪問とあって、田原町からタクシーにてアクセス。

カウンター席利用。2名にて。

電話予約時に、初めてのお客さんはコースをお願いしているとのことで、
鴨鍋コース(8,500円)と、鴨鍋なしの刺身付きコース(7,500円)のいずれかの選択肢が提示され、
信頼できるレビュアー様が以前召し上がっていた鴨鍋が美味しそうだったこともあり、
僕たちは鴨鍋コースを予約しておいた。

お店に着いてから、鴨鍋コースに更に刺身を付けるかと訊かれたが、
コースのボリュームが未知数だったため今回は遠慮させてもらった。

この日の鴨鍋コースの内容は以下の通り。
(1)八寸
(2)ヤナギダコ煮物と新じゃが
(3)鴨鍋
(4)若竹煮
(5)出汁巻き玉子
(6)天ぷら(竹岡キス天、アスパラ天、式部草天)
(7)トラフグ皮 鳴門わかめのポン酢
(8)二八そば
(9)デザート
これに、ビール、日本酒を3合ほど頂いて、会計は2人で確か25,000円ほど。
内容を考えると素晴らしく安い。

料理の方向は、上質な食材を使った王道の割烹料理。
高級過ぎず、気取り過ぎず、気を衒わず、変なアレンジもせず。
上質な食材を、その個性をきちんと活かし、真っ直ぐに調理されている。
ここまで素直なコース料理を頂いたのはいつ振りだろうか。
ちょっと感動してしまった。

出来合いのものを全く使わない(1)八寸で、僕の胃袋と心臓が鷲掴みされた。
どれも薄味。いきなり塩分ガッツリなんてことはない。
コースの最初だもの。味覚の柔軟体操にぴったりだ。

(2)ヤナギダコの煮物は完璧な出来栄え。
蛸の旨味が抜けることがなく、煮汁の調味料もしっかり染み込んで、絶妙バランス。
温度もちょうどいい。
これはすごいです。ここまでのものはなかなか出会えない。

(3)鴨鍋は、鴨肉が上質。セリがいい効果をもたらして、鍋全体が滋味深い味わいに。
恐らくセリの根っこがいい働きをしていると思われ。
お出汁も綺麗。鍋の食材から染み出した旨味が綺麗に乗っかる。
鴨鍋を頂きながら(4)(5)(6)(7)が出てくる流れは圧巻。

(4)若竹煮は、超薄味の淡い味わい。
鴨鍋の濃いめの味わいと対比させる意図があると思われ、いい具合に味覚がリセットされるような感覚。
淡いお出汁に、淡く繊細な若竹。美味しい。
そこに力強い鳴門わかめ。美味しい。

(5)出汁巻き玉子は、お出汁たっぷりのふわふわの淡い仕上がり。
蕎麦屋の出汁巻き玉子はこうあって欲しいと思えるようなお手本。

(6)の天ぷらは、上品過ぎない、天つゆに合う仕上がり。
もちろん、塩にも。

ここでポン酢の(7)が登場して味変化。
そして、さりげなく高品質なトラフグの皮。
あぁ、なんて憎いことを。
そして鳴門わかめで、これまで続いた「蕎麦前」をフィニッシュ。

さて。ここで、真打ちの(8)二八蕎麦が登場。
あぁ、美しい。
端正で、キリッとしていて、しなやかで、艶やか。
ここまで美しい蕎麦が他にあるだろうか。
口に含むと、そのルックス通りの食感。そして艶っぽい味わい。
蕎麦を征服する快感の後、おとなしめの味わいの中から強い自己主張があり、
それでいて旨みと香りが優しく広がる。
啜って啜ってとても心地いい蕎麦だ。
お腹いっぱいの筈なのに、なんて心地よく喉を通り、胃に収まっていくのか。

お話をいろいろ伺っていると、蕎麦を打つ若き女将の蕎麦打ちの感性が、もはや常識を超えたところにあることが分かる。
理論と知識。本質的に質のいい蕎麦粉の選定。蕎麦を打つ技術。蕎麦の状態と向き合う感性。
これらの要素がひとつも欠けることなく噛み合い、
相互に作用したときに一体どういうことが起きるかを、
この蕎麦は如実に表している。
コースの中での蕎麦も良いが、一度、空腹状態で頂いてみたい。

相互作用という観点では、ご主人と女将が互いに尊敬しあい互いに相手を高め合っている点も素晴らしいと感じた。

あらゆる点で、僕の中での理想に出会えた。

  • 八寸

  • ヤナギダコ煮物と新じゃが

  • 鴨鍋

  • 鴨鍋の鴨

  • 若竹煮

  • 出汁巻き玉子

  • 天ぷら(竹岡キス天、アスパラ天、式部草天

  • トラフグ皮 鳴門わかめのポン酢

  • 二八そば

  • 二八そば

  • デザート

2018/02/14 更新

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