「静岡県」で検索しました。
1~7 件を表示 / 全 7 件
浜松2日目のお昼は、手打ち蕎麦naruさんに。当初はこちらで夜の蕎麦飲みを目論んでいたのだけど、あいにくディナータイムの予約はいっぱい。ところが平日のお値打ちランチセットが素晴らしい内容で、結果的に大満足のランチタイムとなった。 naruさんは浜松駅からも徒歩圏内にある好アクセスのお店だが、この日はちょうど午前中に見学した秋野不矩美術館からの帰りが遠鉄利用だったので、遠鉄「第一通り」駅経由で。徒歩2分ぐらいの抜群のアクセスだった。週末は階段下まで行列ができることもあるようだが、平日とあってそこまでの混雑ではなく、予約もしてあったのでスムーズに入店できた。 平日ランチセットはご覧の通り豪華な内容。この日の混ぜご飯と小鉢の内容が非常に魅力的、且つお目当てのクルミだれせいろ蕎麦も選択肢にあったので、蕎麦を並盛りにしてオーダー。メニューの後方ページには、店主の蕎麦愛を感じる「蕎麦の小話」が掲載されていて、この人が打つ蕎麦は絶対美味しいに違いない、と食べる前から確信してしまった。 平日限定ランチセット ◆小盛り蕎麦(せいろ・クルミ・かけから選択可能) ◆自家製がんも ◆だし巻きたまご ◆本日の混ぜご飯:レモンご飯 梅かつお ◆本日の小鉢:蒸し茄子の胡麻酢和え ◆本日の小鉢:鶏団子と冬瓜の炊き合わせ 二八の蕎麦は繊細で味わい濃く、何口かはそのまま何もつけずにするする頂いてしまったほど。つゆにつけて啜ると喉越しも申し分なく、好きなタイプの蕎麦!クルミだれは焙煎した胡桃を使っているそうで、なるほどコク深く、キリっと骨太なのが辛つゆ好きにはとても嬉しい。 蕎麦のみならず、丁寧に作られたお料理の数々も出色。爽やかな香り広がるレモンご飯。ふわふわしっとりのだし巻き卵。たっぷりの餡に浸った自家製がんも。滑らか濃厚な胡麻酢(美味!)がかかった翡翠色の蒸し茄子。おぼろ昆布があしらわれた瑞々しい冬瓜。大きな鶏団子はジューシーで食べ応え十分。 どれも出汁がしっかり効いていながら繊細な薄味で、食べ疲れせず主役の蕎麦も邪魔しない。飲兵衛ならば蕎麦前→〆の蕎麦の流れだろうが、こんなふうに蕎麦を手繰る合間にひとつひとつの料理をゆっくり味わう楽しみ方もいいものだな。 こちらは外観・内観共に蕎麦屋らしからぬ店構えで、剝き出しのダクト、ベンチシートやカウンター、DIYっぽい棚、ステッカーやポスターが貼られた壁などは、まるでカフェかダイニングバーだ。 奥に長い店内は広々としていて清潔感があり、ラフな雰囲気ながらも妙に居心地が良い。食後もすぐに立ち上がる気になれず、もう少し長居させてもらおうと、蕎麦の実チーズケーキとコーヒーも追加(チーズケーキに添えられたレモンアイスが果肉ふんだんでまたもや感激!)。尻に根が生えそうだ…。 大満足のランチセットだったが、この居心地の良さを考えると、やはり夜にも再訪したい。鴨汁せいろやトマトせいろも美味しそうだし、かけのつゆはどんなだろう?鶏団子が美味しかったので他の鶏料理も気になるし、天ものも食べてみたいなぁ。興味は尽きず、これでまた浜松再訪の理由がひとつ増えた。 ごちそうさまでした!
2025/10訪問
1回
静岡県といえば…「さわやか」でしょう!と浜松遠鉄百貨店内にある店舗を再訪。 初めてさわやかさんのハンバーグを食べたのは6年前に沼津にて。げんこつハンバーグの肉肉しさとオニオンソースの美味しさが期待以上だったので、今回も静岡エリアに来たならば!とまた鼻息荒く乗り込んだ。 オーダーは同じくげんこつハンバーグ。見た目は6年前のものと寸分違わず、店員さんがナイフを入れて熱々の鉄板に肉の断面を押し付け、ちょっとレア気味で提供されるのも同じ。 なのにあれ?美味しい、美味しいんだけど、なんかちょっと記憶の味や食感と違うような…。ソースもちょっと濃いめに感じる? 美味しかった記憶ってこれだから怖い。提供する側は変わらぬ味を保ち続けているのに、過去の記憶が美化されて期待値が上がり過ぎているかもしれないからだ。 あるいは受け手の嗜好や体質が変わっている可能性もある。6年前から私は年を重ねて最近はあっさりしたものを好むようになってるし、減塩を心がけているうちに濃いめの味に敏感になっている。これが違和感の理由なのか? 一方で、提供側が味を進化させたりメニューを改善している場合もある。「味が落ちた」と表現されることもあるが、記憶の味と違うからって一概に味が落ちたといえない場合もある。 逆に、昨今の価格高騰で原料を変えていたり、単純に作り手が変わり、本当に味が落ちたと感じる例もある。実際に、仙台のある人気餅店は餅嫌いの私を虜にしたほどの旨さだったのだが、昨年再訪したらびっくりするほど食感が様変わりしていた。かつての味を知る人と共にショックで言葉が出ず、そそくさと食べ終え無言で退店した時の無念よ…。 今回の同行者は初さわやかで、私のような「記憶の味」がないため意見を求めることもままならず。おそらく私のさわやか期待値が高くなり過ぎていたんだろう。加えて私の舌が年を取って変わってしまった可能性は大。そう考えると、昼に食べた福みつさんの餃子、10年ぶりの再会で更なる感動を呼び起こすなんて神業過ぎるんじゃないか…。 とまれ、げんこつハンバーグは決してお味が悪かったわけではなく、美味しく頂いた。リーズナブルな価格設定、アクセスの良さ、元気でフレンドリーな接客などさわやかさんの魅力は余すことなく堪能しました。 ごちそうさまでした!
2025/10訪問
1回
昨日から浜松に。浜松に来るのは2回目で、前回は日中浜松で餃子のハシゴをしたのち、静岡に移動して旬香亭さんでディナーして日帰り、というなかなか強行な駆け足旅だった。 前回食べた浜松餃子の中で、私的ぶっちぎりトップが福みつさん。機会があればぜひもう一度!と切望していたので、今回の浜松滞在中の福みつさん再訪問は必然だった。 記録を遡ったら前回伺ったのはなんと10年前。あの頃より店舗は改装され駐車場も整備されていたが、お店の佇まいは記憶と大差なく、ファミレス的なカジュアルさ、アットホームな雰囲気は変わらない。近所の方々の日常利用も多くて、地元に愛されているのが良くわかるが、親しみやすいお店の雰囲気ゆえアウェイの人間にも敷居が低く、気楽な気持ちで行ける店だ。 10年前は浜松餃子巡りで他店もハシゴするので数を控えめにしたのだが、今回は福みつさんオンリーで挑む。繁盛店でとにかくお客さんが途切れることがない様子だが、通し営業なのと回転が早いので平日はそれほど待たされる印象はない。今回も平日のランチタイムを少し過ぎた時間帯だったので10分も待たずに入店し、意気揚々とオーダー。こちらのメニューは餃子10個~40個までの5個刻みの単品か、10・15・20個にご飯と味噌汁・キムチか漬物がついた定食のみ。ご飯や汁物に胃を明け渡す余裕はないので、私も同行者も餃子単品で、まずは15個ずつ。 焼き餃子に関する自分の好みは「カリッとクリスピー、餡はあっさり」で、東京なら例えば浅草の餃子の王さまがそれに当たる。福みつさんの餃子もこの好みの範疇ではあるのだけど、唯一無二といえるのがその軽やかな皮の焼き加減。とにかくパリサクで、超薄焼きせんべいの如くひたすら軽快。どうやったら焼き餃子でこんなに軽快な歯ごたえに仕上げられるんだろう?揚げ餃子みたいにクリスピーなのに、油敷いて焼いているのかな?と思えるほどオイリーとは無縁で、後味がひたすら軽い。 齧った時のカリッと小気味良い音と歯応えの後には、ジューシーというよりさっくりと表現したい、大きめに切った蒸し野菜のような状態の熱々の餡が現れる。餡の中身はキャベツと葱と肉と聞いたことがあるど、肉の気配は僅かで圧倒的にキャベツの甘みと旨みが冴え渡っていて、これが軽やかな皮と相まって後を引くことこの上ない。 そう、この餃子は永遠に食べ続けられそうなのだ。小ぶりな上に前述の通りの軽やかさなので、サクサクと音を立てながら次々に口の中に吸い込まれていく。リズミカルに咀嚼しつつ旨さに恍惚という福みつ餃子ハイになるあまり、同行者との会話も疎かになる有様だ。 そして今回は餃子以外で「チャンジャと干し大根和え」なる漬物との嬉しい出会いも。前回は気が付かなかったのだが、福みつさんは漬物類もお得意なようで、白菜キムチ・オイキムチ・カクテキなどのキムチ類や、セロリ・みょうが・えごまの葉の漬物などがメニューにラインナップ。オーダーしてみたらまさかの容器ごと大容量で提供されたのだが、この干し大根がまた歯応え良くチャンジャの旨味もしっかりで、侮れない逸品。食べきれない分はそのまま持ち帰れるのもすごく嬉しい! 餃子サクサクの合間にこの漬物をカリポリつまめば、歯応えの強弱と味の緩急でさらに美味しさ倍増される感じで、餃子サクッ→ビールぷはぁっ→餃子サクッ→漬物ポリポリ→ビールクイッ→餃子サクッ…と無限ループに突入。15個ではやっぱり全然足りない!というか、浜松にそんなに来る機会はないのでここで止めたら後悔する!と追加オーダーした。 しめて25個、心ゆくまで堪能しました…。もっと食べられる気もするけど、食べ過ぎると本当に美味しいものの価値は半減してしまうので、このあたりが潮時。(しかし1時間後にはもう恋しくて、また食べたくなってしまった)ちなみに後から追加した方が再度焼き立ての熱々が食べられるので、最初から25個頼むより結果的には良かった。厨房の方にはお手数かけることになるのだけれど。 餃子は持ち帰りもできるけど、この独特な焼き方は家では再現不可能なため、持ち帰り餃子も焼いた状態でしか提供していない。いや、たとえ隣に住んでいたとしても、店内提供される熱々サクサクには敵わないだろう。次に浜松に行く機会を得たらもう福みつさんの近くに泊まりたい。そして昼夜どちらも餃子を頂き、お土産には漬物類をたくさん買って、自宅で漬物をつまみながらまた餃子の味を反芻したいなぁ。 ごちそうさまでした!