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東京に生まれ育っても、自宅からそんなに遠いわけではないのに人生を通してあまり縁がない地域ってある。生まれが下町、育ちは城西、勤め先は山手線南側ばかりだった私にとって人生で最も馴染みが薄かったのが城北エリアだ。 この日は、生まれて初めて大塚駅に降り立った。久しぶりの友人と時間を気にせず過ごしたくて都内で一泊して語り明かそうと企て、せっかくなら未踏のエリアに行ってみよう!とOMO5大塚宿泊と相成った次第。 初めての地とは言え、行ってみたかった飲食店はたくさんあって、その一つが「地酒や もっと」さん。店名通り日本酒を始めとしたお酒の品揃えが豊富で、当然お品書きもお酒に合いそうなものばかり。そのどれもが刺さりまくりで、メニュー選びが悩ましいことこの上ない。 下戸のくせにつまみ系料理を好む友人と共に考え抜いた末の選択二人分としては多すぎるかもしれないが、これでも諦めたものも随分あるのだ。お店の方も若干引き気味だったが、「大丈夫です、ちゃんと残さず頂きます!」と高らかに宣言してオーダー。 ◆あん肝オレンジ煮と春菊お浸し ◆墨烏賊と九条葱のぬた ◆銀杏と昆布素揚げ ◆押し麦とアスパラの濃厚魚介スープリゾット ◆自家製干し肉と干し野菜の土瓶蒸し ◆里芋の揚げ出し ◆かますの舞茸包み焼き銀杏ソース ◆鱈白子と銀杏、ちぢみほうれん草の春巻き ◆黄身とろ巻き(ハーフ) ◆本日のジビエ2種焼き盛り合わせ(この日は熊と猪) ◆酒粕ヨーグルトアイス こちらの料理で心惹かれたポイントのひとつは私の大好物・熟成や発酵の手法も取り入れられていることで、お店の名物・黄身とろ巻きは、熟れ鮨のような旨味と酸味のある赤酢の酸飯とねっとりした醤油漬けの黄身が中の鮪と鯛に最高に合う!こうして思い返すだけでも唾が湧く…。土瓶蒸しは、干したことで凝縮した肉の旨味が出汁に溶け出して、その出汁が形容しがたい複雑な旨さで唸った。蓋を開けた瞬間の得も言われぬかぐわしさもご馳走。 ほかに印象深かったのは、プチプチとした押麦の食感も楽しく、皿まで舐めたいくらいの旨味爆弾だったスープリゾット。そして、自分史上こんなにかますを美味しくてイカした料理法で頂いたことがないかも…と感動したかますの舞茸包み焼き。銀杏ソースってのがまた泣かせる。目玉のジビエも言うことなし! 一方、お浸し、揚げ出しや素揚げ、ぬたなどシンプルな料理だって、まずもって私の好みの食材ばかりだし、塩気も穏やかで、燗酒を傾けながらゆっくり味わうのにぴったりな、しみじみ旨い品ばかり。とはいえそんなに飲める口ではないので、好みをお伝えしてお勧めされた燗酒ハーフを傾けただけではあるが…。反省点といえば、喉の渇きに抗いがたく先にビールとどぶソーダを飲んでしまったこと。やっぱり燗酒の方が合うお料理なので、もっと早くから燗酒にしてみるべきだった。 ともあれ、食べも食べたり11品(お通しを入れたら13品)で、どれひとつとしてオーダーに悔いなし!しかし、胃袋のキャパを考え諦めた蝦夷鹿のカツレツ、鰤大根、発酵豚ひき肉と豆腐の春雨煮込み、こちらのお店ならでの熊のしゃぶしゃぶもこの季節は最高に美味しそうで未だ心惹かれる。この日の入荷の都合で青森天然きのこと芹のさっと煮が食べられなかったことも至極残念。 ということで、引き続き私を魅了して止まない地酒や もっとさん。同じ都内ながら遠いイメージだった大塚との距離が一気に縮まったことだし、再訪は間違いなしだな。 ごちそうさまでした!
2025/11訪問
1回
西荻窪駅南口にある柳小路は、西荻住まいで知らなきゃモグリの名物エリアだ。狭い路地の両側にひしめき合う建物群は、戦後の闇市跡だったと知れば納得の面影。一軒一軒は極狭空間ながらキャラ濃い店が立ち並ぶカオスな通りは、夜な夜な酔客で賑わう。 この柳小路の一画にあるハンサム食堂さんは1月29日にめでたく25周年を迎えた。こちらもつとに有名で、そのインパクトある店名ゆえ西荻民ならたとえ利用したことがなくとも名前は見聞きしているはず。かくいう私も日頃からお世話になっているお店の一つで、おめでたさにあやかろうと創業記念日から4日間の周年記念営業中に友人たちと繰り出した。 柳小路でもひときわ目立つ外観のみならず、入り組んだ迷路のような店内には毎度ワクワクする。アジアンテイスト雑貨で飾られた味のある店内に入れば、タイの街角に迷い込んだ気分。2階奥の窓際付近の席に通される頻度が高く、この日も階段下席に。ちなみに2階の窓から見おろす柳小路の風景も異国かはたまた昭和の路地裏か…といった趣で、タイムスリップした気分になれる。 オーダーシステムもユニークで、用紙にオーダーしたいメニュー&テーブル番号を記入し透明カプセル(カプセルトイに使われるやつ)にイン。蓋をしっかり締めてから壁沿いに張り巡らされた透明パイプにカプセルを入れると1階キッチンに届く、エアシューター方式。子供が喜びそうだが、大人だって楽しい! 周年記念営業中はおトクなメニューが盛りだくさんで、通常200gの豚の炭火焼き・ムーヤーンが250gにボリュームアップ。香ばしくしっとり柔らかい豚肩ロースで、甘辛いタレにお酒が進む。炭火焼きは他にも鶏肉のガイヤーン、牛肉のヌアヤーンもあり、どれも甲乙つけがたい。 おつまみメニューも充実していて、タイライムが効いたサワディーナッツ、バナナチップのパッションフルーツサンド、ローストココナッツは、手が止まらなくなるあと引きスナック。タイスキの具材をチリソースに付けて食べるおつまみタイスキと、アボカドのグリーンカレーソースは初めて頂いたが、ありそうでない面白い組み合わせ。こちらも美味しかった。 個性的なイメージが先行しがちなハンサム食堂さんだが、お料理はきっちり本格的。具がみちみちたっぷりで見目麗しい生春巻き、ガパオたっぷりのパットガパオクン、シャキシャキパパイヤのソムタム・タイ、きゅうりのチリソース和えにパクチーとナッツが載ったチリQ、〆には忘れちゃいけない銘品パッタイなど、甘辛酸塩旨の五味が調和したタイ料理の醍醐味を堪能できるものばかりだ。特にパッタイは記憶に残る一品で、コロナ禍に猛烈にこの味に恋焦がれるあまりテイクアウトした回数は数知れず。 たまに登場する珍しいメニューにも目が離せない。何年か前に実施されたタイの朝ごはんイベントでは、タイ式お粥や目玉焼きプレート、ラオス式のサンドウィッチなどのメニューがラインナップされてとっても楽しかった。当日は祝日朝9時半からの営業で、オープン直後から柳小路を埋め尽くさんばかりの長蛇の列という大盛況。周年営業中ももちろんお客さんが引きも切らず。多くの人に愛されてるお店だなぁと実感した。 この日は嬉しいことに、各日先着25名という25周年記念特製ビアタンブラーを頂いた。可愛い! 25周年本当におめでとうございます。今後も足繁く通います。 ごちそうさまでした!
2026/02訪問
1回
年末年始となれば大人数で集まる機会も多くなるシーズン。私は美味しいものを食べるなら、出来ればサシで、多くても3~4名での食事を好む派。相槌中心だったり気を配ったりでせっかく美味しいものが出ても没入しにくい大勢の宴会的食事シーンは苦手だ。だったら正直どんな店でもいいし、いっそ何も食べなくったって良いくらい。 しかしこの日は長ーい付き合いで気心知れた友人たちとの会。彼らとならたくさんお喋りして旧交を温めながらでも、遠慮なく美味しいものと向き合える。つまり、急に私が無言になってうっとり食べ物を味わっていても顰蹙を買わないし、逆に「これ美味しいから食べてみ!」と強力にお勧めしても面白がって貰える間柄ということだ。 そんな集まりの場として選んだお店は、中野「マグロマート」さん。冷凍ものは使わず生の鮪を部位ごとに仕入れることで鮮度良し・コスパ良し、存分にマグロを堪能できるお店としてつとに有名だが、私は初訪問。系列店の「トトト」さんには何回も行ってるのだが、「マグロマート」さんは大人数でこそより楽しめるのでは…と思っていて、私にとってはめったにない、今回のような好機を密かに狙っていた。 コースはいくつかあるのだけど、マグロ尽くしでさすがに飽きるかもしれないし、腹具合を見ながらアラカルトを追加すればいいかな…とミニマム7品コースにしてみた。ラインナップはこんな感じ。 ◆ マグロ先付(握り) ◆ マグロユッケ ◆ マグロマート盛り ◆ 出汁ポテト ◆ マグロ南蛮 ◆ マグロ中落ち ◆ 酢飯と海苔 結果的にこのコース選択で正解。マグロに飽きが来るからではない。惜しみない質・量ゆえに7品でも十分満足できるからだ。 なにしろ先付からして赤身とトロの握りだ。乾杯のテンションも冷めやらぬうちに握りが出て歓声が上がり、マグロユッケをつまみながら近況報告に興じていれば、ほどなく現れたマグロマート盛りでまたまたテンションが上がる。 赤身、トロ、ヒレ、脳天、ハチノミ、炙り…滴るような濡れ濡れとした切り身が連なって、テーブルは深紅のグラデーションに覆われる。一切れが厚いので、味の濃さや脂の乗り方など部位ごとの味わいがはっきりわかるし、食べ応えも十分。希少部位も入っているので、取り皿に描かれたマグロ部位の絵と首っ引きで感想を交わしながらの食べ比べも楽しい。 箸休めとして好評だったのが出汁ポテト。マグロ出汁で味付けした和風ポテトフライだが、生ものが続いたタイミングだったので、この出汁ポテトと、続くマグロ南蛮の温かい料理がちょうどよい口直し。 そして満を持して登場するのが、名物マグロ中落ち。骨ごとドーンと供されるものを木製スプーンで各自こそげて頂くという趣向なので、盛り上がることこの上なし。それは他のテーブルでも然りで、店内あちこちから聞こえるどよめきが証明している。 自分で身を掬って食べる行為も楽しく、思う存分中落ちが食べられるなんて!とホクホクだったが、しかし!この中落ちは想像以上にたっぷりと身がついていて、食べても食べても減らない!序盤は赤酢の酢飯と海苔で手巻きにして美味しいね~なんてぱくついていたが、酢飯が追い付かないほどの中落ちの量なので、これは大勢で頂くが吉。 ホントは、生うにとマグロを和えた生うにしょや、あん肝飯と本マグロの細巻きも食べたかったのだけど、「さすがにもう腹パン…」と私も含め全員白旗を上げ、これにて終了(もちろん2軒目には行ったのだけど)。考えてみたらこんなにもマグロばっかり食べたことないが、全然飽きなかった。いやぁ…堪能した! 料理は美味しかったし、趣向も楽しかったし、メンバーにはたいへん好評で、店を選んだ私の株も上がり、愉快な夜でした。今回は晴れてマグロマート盛りや中落ちなどの大物を体験できたので、次回は炭火焼き、天ぷら、煮付けやステーキなど豊富にある鮪料理なども食べてみたいな。 ごちそうさまでした!
2025/12訪問
1回
思い切り魚を食べたい!という欲にかられたときの私の選択肢は、北口のさかなづきさん、南口のしんぽさん。刺盛りをお願いした時の質・種類・量が期待以上なのも理由のひとつだが、様々な調理法によって美味しい魚を一層美味しく頂ける体験ができることが大きい。 獲れたて新鮮な刺身は間違いない美味しさだけど、「焼き」の皮目の香ばしさと身から滲む脂の旨さ、旨味が溶けだしたとろり煮汁と共にほろっと崩れる「煮魚」の身、「蒸し」の蓋を開けた時の得も言われぬ香りや「揚げ」の衣から現れるホクホクの身など、ひと手間かけることで生では味わえない感動を得られるのは、魚自慢のお店ならでは。自慢の美味しい魚を色んな形で食べてほしい!という、お店の愛と気合いに毎回感服する。 どちらを選ぶかは、時間帯(しんぽさんは16時から営業)や品書き、天候にもよる。さかなづきさんは我が家からかなり近いため、南口まで行くのさえ億劫な悪天候な時や、犬の散歩ついでに店外のお品書きをチェックし、目当ての魚介が出ていたら帰宅して出直すなんてことも。この日も所用で外出した際にお品書きを目にして今夜はさかなづきだ、と即決。 夏のある日頂いたのは ◆ごぼうの唐揚げと煮凝り(お通し) ◆椎茸焼き ◆刺身盛り合わせ ◆秋刀魚の肝和え ◆蛤と木の子の酒蒸し ◆米茄子の南蛮味噌焼き ◆イカとネギの肝バター焼き ◆活き車海老の塩焼き ◆山葵めし 秋刀魚の当たり年の今年は秋刀魚を食べまくっているが、秋刀魚の肝和えは肝好きとしては見逃せないメニュー。ほろ苦い肝を脂ののった柔らかな秋刀魚の身と共に…旨くないわけない!歓喜。スープか?と思う量で供された蛤と木の子の酒蒸しは蛤の旨味が染み渡る蒸し汁の香りに思わず深呼吸。イカとネギの肝バター焼きは肝バターソースが美味しすぎて、残ったソースを〆のご飯にもオン。ちなみに〆は、伊豆田子節がたっぷりかかった山葵めしか、発酵熟成した独特の塩気がクセになる塩かつをうどん、どちらにするかで毎度激しく迷う。 さかなづきさんのメニューは仕入れ次第ゆえ一期一会の時もある一方、お店の方の推し魚介に出会えるラッキーも。この日も車海老がトロ箱の中でピッチピチに跳ねまくってる様子を見せてくれ、おススメの塩焼きで頂いた。そうそう、煮付けたごぼうをカリッと揚げたお通しも美味しかったなあ。写真は撮っていないが期間限定という鬼おろしパイナップルサワーも、珍しさに惹かれて飲んでみたら甘すぎずめちゃくちゃ好みだった。甘露〜。 高頻度で利用しているので私のスマホにも、過去に頂いた塩かつをうどん、アラ大根、ねぎま串、煮魚などの数々の写真が。眺めていたらまた行きたくなってきた…。 ごちそうさまでした!
2025/08訪問
1回
浜松2日目のお昼は、手打ち蕎麦naruさんに。当初はこちらで夜の蕎麦飲みを目論んでいたのだけど、あいにくディナータイムの予約はいっぱい。ところが平日のお値打ちランチセットが素晴らしい内容で、結果的に大満足のランチタイムとなった。 naruさんは浜松駅からも徒歩圏内にある好アクセスのお店だが、この日はちょうど午前中に見学した秋野不矩美術館からの帰りが遠鉄利用だったので、遠鉄「第一通り」駅経由で。徒歩2分ぐらいの抜群のアクセスだった。週末は階段下まで行列ができることもあるようだが、平日とあってそこまでの混雑ではなく、予約もしてあったのでスムーズに入店できた。 平日ランチセットはご覧の通り豪華な内容。この日の混ぜご飯と小鉢の内容が非常に魅力的、且つお目当てのクルミだれせいろ蕎麦も選択肢にあったので、蕎麦を並盛りにしてオーダー。メニューの後方ページには、店主の蕎麦愛を感じる「蕎麦の小話」が掲載されていて、この人が打つ蕎麦は絶対美味しいに違いない、と食べる前から確信してしまった。 平日限定ランチセット ◆小盛り蕎麦(せいろ・クルミ・かけから選択可能) ◆自家製がんも ◆だし巻きたまご ◆本日の混ぜご飯:レモンご飯 梅かつお ◆本日の小鉢:蒸し茄子の胡麻酢和え ◆本日の小鉢:鶏団子と冬瓜の炊き合わせ 二八の蕎麦は繊細で味わい濃く、何口かはそのまま何もつけずにするする頂いてしまったほど。つゆにつけて啜ると喉越しも申し分なく、好きなタイプの蕎麦!クルミだれは焙煎した胡桃を使っているそうで、なるほどコク深く、キリっと骨太なのが辛つゆ好きにはとても嬉しい。 蕎麦のみならず、丁寧に作られたお料理の数々も出色。爽やかな香り広がるレモンご飯。ふわふわしっとりのだし巻き卵。たっぷりの餡に浸った自家製がんも。滑らか濃厚な胡麻酢(美味!)がかかった翡翠色の蒸し茄子。おぼろ昆布があしらわれた瑞々しい冬瓜。大きな鶏団子はジューシーで食べ応え十分。 どれも出汁がしっかり効いていながら繊細な薄味で、食べ疲れせず主役の蕎麦も邪魔しない。飲兵衛ならば蕎麦前→〆の蕎麦の流れだろうが、こんなふうに蕎麦を手繰る合間にひとつひとつの料理をゆっくり味わう楽しみ方もいいものだな。 こちらは外観・内観共に蕎麦屋らしからぬ店構えで、剝き出しのダクト、ベンチシートやカウンター、DIYっぽい棚、ステッカーやポスターが貼られた壁などは、まるでカフェかダイニングバーだ。 奥に長い店内は広々としていて清潔感があり、ラフな雰囲気ながらも妙に居心地が良い。食後もすぐに立ち上がる気になれず、もう少し長居させてもらおうと、蕎麦の実チーズケーキとコーヒーも追加(チーズケーキに添えられたレモンアイスが果肉ふんだんでまたもや感激!)。尻に根が生えそうだ…。 大満足のランチセットだったが、この居心地の良さを考えると、やはり夜にも再訪したい。鴨汁せいろやトマトせいろも美味しそうだし、かけのつゆはどんなだろう?鶏団子が美味しかったので他の鶏料理も気になるし、天ものも食べてみたいなぁ。興味は尽きず、これでまた浜松再訪の理由がひとつ増えた。 ごちそうさまでした!
2025/10訪問
1回
ずっと食べてみたかった瓦そば。まさか神田で初体験できるとは! 旅の楽しみはその地に根差した郷土料理を頂くことでもあるが、あいにくこれまで山口県に行く機会が訪れず、同県の郷土料理・瓦そばはずっと気になる存在だった。ドラマ「逃げ恥」で山口県出身の平匡さんがみくりと一緒に瓦そばを作るシーンがあり、そのビジュアルを見て一層興味を募らせていたところだ。 山口の郷土料理と瓦そばが味わえる「瓦.Tokyo-神田style」さんを見つけたのは偶然で、千疋屋フルーツパーラーに行くために神田から日本橋方面に向かう途中で発見。ここ何度も通っているのに、いつも反対側の歩道を歩くので気が付かなかったー。コレド室町で軽くお昼でもと考えていた矢先、ちょうど11時の開店時間のタイミングだったのでこちらへの入店即決。 こちら、お昼の営業時間は瓦そば専門店となっていて、ランチは瓦そば一択。そばや肉は大盛りも選択できて、サービスでわかめご飯もつくのだけど、このあとに千疋屋でガッツリデザートを頂く予定だったので、この日は普通盛りの瓦そばのみオーダー。 ほどなく湯気をたたえて運ばれてきた瓦そばは、艶やかに黒光りした瓦の上に、茶そばの緑、錦糸卵の黄色、もみじおろしの朱赤が綺麗に映え、見た目から食欲が湧く!香ばしい焦げ目もつき始めた茶そばが瓦の上でパチパチと静かな音を立てていて、香りも音もごちそうだ。 お店の指南書通り、まずはトッピングのレモンともみじおろしをつゆに入れ、続いて錦糸卵・葱・海苔・肉もつゆに投入して準備完了。早速茶そばを手繰りつゆにつけて啜ってみる。 茶そばは太めなので表面がパリッと香ばしく、内側がふわっと柔らか、と食べる箇所によって違いが楽しめる。蕎麦を焼いてあるので堅焼きそばに似てるかと思いきや、あのカリカリ感よりも、むしろご飯のお焦げを思わせるパリッふわっの食感に近いと感じた。 つゆは以西の郷土料理らしく甘めの醤油が使われているけど、レモンやもみじおろしで爽やかさも加わっているのでくどくない。味は断然好みだが、私には若干濃すぎる感じもしたので、ちゃんと出汁で割って薄めることもできるシステムが本当に有難かった!ただしつけ汁ゆえ薄めすぎは厳禁、と出汁で薄めるのはほんのちょっとだけにして、ちょうどいい塩梅に。 甘辛+酸のつゆといえば、柑橘果汁が入る中華つけ麺や肉つけ蕎麦の感じにも似て超好みだが、決定的な違いはやっぱりそばが焼いてあること。焼いた茶そばの香ばしさがプラスされることで満足感は大きく、肉入りなので食べ応えもある。中華つけ麺をやや重たく感じてるようになってきた私には、むしろ瓦そばの方が飽きずに食べられるかも。 同じく指南書に書かれている通り、途中で柚子胡椒も入れて味変すればこれまた旨し。「最後は具材の旨味が凝縮されたつゆをお召し上がりください」とのお店のおすすめに従い、そばを食べ終えた後は、蕎麦湯のようにつゆに出汁を加え薄めて完飲。最後の最後まで美味しく頂いた。 結論。瓦そば美味しい!好きだー!個人的には、久しぶりに味覚の初体験が出来たのもすごく嬉しい。食いしん坊ゆえに普段から家でも外でもけっこう果敢に色んな食べ物を体験してきた方なので、最近は「コレ初めて食べる!」という感動とご無沙汰だった。好みであろうとなかろうと、未知の食べ物や料理に出会う瞬間のワクワクは、やっぱり何物にも代えがたい。 唯一の心残りは量で、美味しくてペロッといけちゃったせいもあるけど普通盛りではやや物足りず大盛でも全然大丈夫そう。場所柄オフィスワーカーの常連さんも多かったが、見てると結構みんな大盛オーダーしていた。よし、次回はそばも肉も大盛でいってみよう。 ごちそうさまでした!
2025/09訪問
1回
いきなりの夏日やら肌寒日やらの寒暖差に疲れ、なんだかダルい季節の変わり目。夕食はおろかつまみを作るのさえ面倒になった時は、 選り取り見取りで何かしらうまいもんにありつける西荻住まいの恩恵に与ってお外へGO! この日は多湿でもあり、ご飯というよりビールとおつまみでさくっと済ませたいなーととりあえず南口を目指して目についた台北餃子張記さん @taipeigyoza_n_choki へ。 店頭のビビットなネオンサインや、ホルモンやこぼれ○○的なガツン系メニューラインナップに若い人向け?と思ってたけど、店内老若男女楽しんでおられる様子に安心して入店。 この日頂いたのは ◆クラゲとキュウリのさっぱり和え ◆丸かじり青椒肉絲 ◆鍋張棒焼餃子 ◆もっちり水餃子 ◆鶏焼売 ◆手包小籠包 ◆明太子と大葉の小籠包 ◆台湾混ぜそば ◆レモンクラフトビール ◆高円寺ハイボール(八角やシナモンなどのスパイス入り) 攻めてる感じでは…との予想は良い意味で裏切られ、お通しの生姜スープから〆の台湾混ぜそばまで、どれも輪郭しっかりなのにトンガったところのない穏やかな味。台湾で食べた品々を思い起こさせる。 半割生ピーマンに青椒肉絲の具が詰まった丸かじり青椒肉絲は、ピーマン好きには嬉しい一品!餃子も良かったけど焼売や小籠包などの蒸し物系が特に好みだったなー。台湾混ぜそばのタレも濃い味過ぎず塩梅良くて、追いご飯にタレを絡めて最後まで美味しく完食。 サク飲み予定だったのに結局あれこれ食べてしまった(^^;どれも美味しかったから次はもっとお腹を空かせて他のメニューも食べてみたい。 接客も丁寧だし今の時季は入口からの風が気持ちよくリラックスできる居心地良いお店でした。こうやって新しいお店を開拓するのもやっぱり楽しい。 ごちそうさまでした。 #美味しいって幸せ #台湾好き #餃子好き #蒸し料理は最高 #青椒肉絲 #ピーマン好き #にら大好き #飲めないつまみ好き #台湾また行きたい #西荻窪
2024/04訪問
1回
西荻窪「食べごと屋 のらぼう」(再々訪)~今年もお世話になりました~