『今年の長い雨がウラメシイ。秩父の蕎麦探訪、10月22日から11月7日。』なかせんどうさんの日記

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蕎麦探訪byなかせんどう

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秩父のそば屋で、「秩父産の蕎麦」を使えるのは、数%。
しかも、「秩父産の蕎麦の実を使用」なんてメニューに書けるのは、自家栽培のお店と、畑ごと買い取る契約をできる蕎麦店しかないでしょう。
紅葉シーズン突入の11月の初め・・・新そばの時期・・・に、秩父のお店を、探しても、秩父産と確かめられたのは、1店舗のみ。以前のお店を、加えても、4店舗のみ。
信州や会津と同じように、「産地の蕎麦を楽しむ為に、そこへ行く」という事が成立しないのです。
最上川そば街道や、金砂郷のそばも、行けば地元の味が楽しめるのですが、秩父はそれが成立しないのです。
観光協会、麺類販売の協同組合などが、地産地消を唱えても、農協が力を入れなければ、外国産などを使わざるを得ないほど消費量が大きいのです。
日本の国 全体で、蕎麦を国産の実で打つ、という事を「こだわる」より、利益確保に向かう、こだわらない粉屋、「オモテナシ」しない「裏があり」のお店も多いでしょう。
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