44回
2025/03 訪問
ソファ席の宴は充実感この上無し @読売ランド前
開店以来お世話になっているお店。
内外装ともに年季が入って、これもまた雰囲気が良い。
店内はオープンキッチンを中心に客席が配され、カウンター席、テーブル席、ハイチェア席、ソファ席と多彩。
ドリンクと前菜を仕切るマスターと、チャコールグリル操るシェフの兄弟がこのお店を営んでいて、カウンター内の彼らのパフォーマンスを眺めたり、カウンター越しの会話を楽しみに訪れるお客も多い。
当日は家族一同でソファ席に。
大きなテーブルはいつの間にかワイングラスと彩のある料理で一杯に。
これが賑やかで楽しい。
そして、人数が揃うと料理をシェアしながら多種の味が楽しめる。
旬の素材を活かしたシェフの即興の料理、当日の雰囲気と料理に合わせたワイン。
自分たちの嗜好を知ってくれている安心感と特別感が嬉しく、ご機嫌の宴となった。
◆真鯛のカルパッチョ
ガラスの器に繊細なハーブが盛られ爽やかな装い。
オイルとビネガー、ハーブの絶妙なバランスに包まれて、しなやかでほのかな熟成感のある鯛の旨みが冴える。
◆生ハム
◆苺のカプレーゼ
水牛のモッツァレラチーズにオリーブオイル。
それらが苺のジューシーさと甘味を引き立てる。
主役をはっきりさせた潔さが気持ちよかった。
◆インカのめざめのポテトフライ【名物】
このメニューも名物と言っても良いのでは。
ホクホクで香ばしく揚げられたインカのめざめは品のある甘味を伴う。
そこに、森林を思わせるトリュフの香りとエネルギッシュな塩が乗り、ものすごく充実した味わいに。
◆アスパラと菜の花のグリル ビスマルク風
菜の花とアスパラの緑が冴える。
ほろ苦さと軽快な歯応えに新鮮な春のパワーを頂く感じる。
◆筍とカラスミのペペロンチーノ
黄金の大皿。
旬の筍は大きめのカットで、コリッコリの食感と地のエネルギーを感じる美味さ。
それがオイルに絡んで、カラスミと合わさり芳醇さを纏う。
豪快にして繊細な旨みの構成だ。
◆ピッツァマルゲリータ
食欲を掻き立てるイタリアントリコロールカラー。
バジルの香りが立ち昇る。
自家製の生地はしっかりとした厚み。
それがトマトに馴染んで絶妙なバランスだ。
◆ポルケッタ【名物・絶品】
このお店の名物料理。
様々な香草を大きな豚肉で巻いて炭火でグリル。
脂が多いが、焼き目の香ばしさと薫感で味わう。
レモンを絞って爽やかさを交えるとまた美味。
2025/04/26 更新
2025/02 訪問
ガチウマがレベチ @読売ランド前
最近の若い人達ならそう表現しそうなお店。
地元のクリエイティブで親しみやすい兄弟が営んでいる。
マスターが料理に合うとびきりのオーガニックワインを紹介してくれる。
時にはシェフがグランドメニューにない特別な料理を作ってくれる。その創作感溢れる美味さには胸を打たれる。
当日は数カ月の訪問。
カウンター越しに彼らと交わす会話も楽しみつつ、そのパフォーマンスを眺めつつ、フレッシュな気分で美味を味わった。
◆前菜
・切りたてのプロシュート
・苺のカプレーゼ
・熟成芋のフライ トリュフ
◆蛍烏賊と菜の花のオムレツ【超絶】
エネルギッシュな色合いが食欲をそそる。
ほろ苦くも旨みの深いホタルイカを玉子の甘みが包む。
菜の花が食感のアクセント、カラスミが味の奥行き感を演出、玉子の焦げがスパイスとして効いていた。
贅沢で充実した美味さ。
◆シラスのピッツァビアンカ
自家製の生地はサクッとしていて、具材としっかり一体化。
繊細にシラスと芳醇なチーズの相性抜群。
◆牛の赤身と生ハム【超絶】
組み合わせによる美味の完成度の高さに驚く。
赤身の旨みを包む豊かな香りが素晴らしかった。
◆ピスタチオのジェラートとダブルエスプレッソ
2025/03/25 更新
2024/08 訪問
台風の隙をついて美味にありつく @読売ランド前
来るか来ないか分からない迷走台風。
電車は安全のために各駅停車に。
そんな時に閃いた。
今日だったら入れるのではないか。
大人気につき敷居が高くなっていたこのお店。
台風の影響が読めない中で予約キャンセルが続いてらしく、すんなりと入ることができた。
いつもなら鈴なりのカウンターに1人、なんという贅沢。
久しぶりにマスターと話が出来て良かった。
シェフも即興を加えた美味い料理を作ってくれる。
あー、懐かしいな。
◆前菜
・鯛のカルパッチョ【絶品】
トマトとガーリックが絶妙に効く。
・生ハム
◆い ち じ く【超絶】
フライにした衣の香ばしさとジャムのようにとろけるイチジク。
そして、ゴルゴンゾーラの風味
そして、燻製したアーモンドの食感のアクセント
そして、香り高い生ハム
見事な多重奏。
◆ポルケッタ【定番・超絶】
7年の歴史を積んだ逸品。
今日の焼き具合と風味のコンディションは最高。
カリッとした表層。
立ち上るハーブの香り。
付け合わせのポテトにローズマリーが品よく香る。
レモンを絞って味変。
厳選されたマスタードは酸味抑えめで甘味を感じる。
◆まさかのラーメン
丁寧に仕込んだ白湯スープは低温ではコラーゲンのおかげでプリンプリン。
いつの間にかこの領域まで研究の幅を広げていたのか。
感心しつつ、スープを啜る。
雑味なし。それが第一印象だ。
具材はポルケッタ。
トッピングにトマトや玉ねぎ。
日本を知るイタリア人シェフが作るラーメンが話題を呼ぶが、イタリアを知った日本人のシェフが作るラーメンがこれだ。
なんとなく、そう感じる。
まあ理屈はさて置き、奇を衒うことなく個性を持った
◆ピスタチオのジェラートとエスプレッソ
お決まりの〆。
至福の時間、感謝。
2024/09/19 更新
2023/02 訪問
節分に春の兆しを楽しむ @読売ランド前
一足早い春の味を。
シェフがそんな提案をしてくれた。
蛤、蕗の薹、そら豆、グリンピース、菜の花などなど。
四季の変化を料理で楽しむという日本の贅沢をイタリアンで体験する贅沢なディナーとなった。
創作する力って素晴らしい。
◆前菜盛り合わせ
・ハム2種
・完熟苺のカプレーゼ
・真鯛のカルパッチョ
・タコとセロリとみかんのマリネ
◆牡蠣と芽キャベツのフリット【超絶】
これは最高に美味い。
極薄の衣が素材の旨みをしっかりと保存。その軽快な歯触りの後から牡蠣のジューシーな旨みが溢れ出る。キリッとレモンを絞り蕗の薹のソースと絡めると味の深さと楽しみが増す。
◆蛤の酒蒸し 菜の花、春キャベツ、そら豆、グリンピースと共に【絶品】
薄肌色と数種の緑で彩られた上品で美しい装い。
蛤の出汁がしっかり出たスープと一緒に具材を楽しむ。
菜の花のほろ苦さと春キャベツは甘さ、そら豆の若い青みのある味が良かった。グリンピースはパリパリと皮が弾けて楽しいい。絶妙な炊き具合だ。
◆白子のソテーを乗せたリゾット【超絶】
なんと贅沢な。
大きな椎茸を土台にリゾット白子、トッピングに九条ネギとは。
白子のソテーは香ばしくとても芳醇で、桜エビの香りを纏っている。
九条ネギは甘く深い風味。それぞれと食べ合わせることでこの料理の印象に一体感を与える。
秋田小町のリゾットはモチモチ感あり。グリンピースのコクと歯応えがアクセントに。土台の椎茸の旨みが合わさることで滋味深さが増しているように感じた。
◆炭焼きポルケッタ【名物】
チャコールの香りを纏った豚の脂の甘み。挟み込まれたハーブの香りが沁みた柔らかな肉。
トッピングは紫キャベツのマリネ。軽快な酸味と食感が重厚なポルケッタによく合っていた。
◆アラビアータ スパゲットーニ
チーズを作る際に出る透明な液体、ホエー。脂肪が無く栄養が豊富と言われている。そのホエーと生唐辛子を熟成させて自家製のペーストを作ったそうだ。
それを用いてアラビアータに。酸味とコク、鮮度を感じる辛さが新しい美味。
太くしなやか、もちもち感のあるスパゲットーニにそのソースが実によく絡む。
後半はそのペーストを加えてみる。
頭から一気に汗が。
シンプルかつ奥の深い美味さ。
◆ドルチェ
・ピスタチオのジェラート
・ティラミス
大人の甘さ。ラム酒などで香り豊かに。
。
2023/02/07 更新
2022/09 訪問
収穫の秋は贅沢なキノコとムール貝の宴 @読売ランド前
この時期にこのお店では希少で最高級と言われる食材を利用したメニューが楽しめる。
イタリアでキノコと王様と言われるポルティーニ茸。そして、フランスの超名門モン・サン・ミッシェル産のムール貝だ。
それぞれの特性を巧みに引き出した料理に感動を覚えつつ、ご機嫌の宴は続く。
◆前菜
生ハムとイチジクとチーズをサラダ仕立てで。
ヘルシーでありながら様々な味覚を刺激。白ワインと良くマッチ。食のモチベーションが上がる。
◆ポルティーニ茸のフリット【絶品】
これよこれこれ、生のポルティーニですよ。
それを丸ごとフリットし、食べやすくカットしてくれている。熱々を頂く。独特の旨味がジューシーに溢れる。繊維の歯応えにも品があり。
衣にも味付けがされており、その存在が少しだけ気になったが、十分にポルティーニの美味さが楽しめる。
生ハムと交互に食べて味の残像の変化を楽しんだり、レモンをギュッと絞って味変したり。
日本でこんな贅沢な楽しみ方をさせてもらえるお店は数少ないはず。ありがたや。
◆肉厚椎茸のミートパイ【絶品】
大きな原木椎茸をベースにしたボリューム感のるミートパイ。とろけるチーズと肉汁をたっぷりと吸った椎茸、パイの香ばしさなどなど。それは形だけではない非常に立体感のある美味さ。
炭火の香りが残る付け合わせの玉ねぎの甘さはトマトクリームソースと融合している。
一皿で色々な体験ができる贅沢。
◆モンサンミシェル産ムール貝のボンゴレビアンコ【超絶】
待ってました。
鮮やかなムール貝の黄色にドライトマトの赤、ハーブの緑、それが地色となる貝殻の黒の上で映える。その圧巻の彩に息を呑む。
鮮度のあるムール貝はプリプリの食感で、旨味がしっかりと残されている。
モンサンミシェル産は小ぶりとなるケースが多いが、このお店のそれは一つ一つを楽しむボリュームとしても満足度が高い。
しっかりと出汁の出たソースをパスタに絡めて楽しませて頂いた。
◆ピスタチオのジェラート
最後のお楽しみはいつものこれだ。エスプレッソとのマッチング最高。
2022/10/19 更新
2022/07 訪問
美味さ探求の勢いが止まらない @読売ランド前
最近、当日予約が難しくなって来た。
当日はラッキーなことにカウンターが取れた。
早めに行ったのだが先客が3組くらい。空いている全てのテーブルの上では小さな焼物のロバ達が口にカードを咥えて待っている。全て、予約済みなのだ。
毎日が嵐のよう。
にもかかわらず、キッチンの中に疲労感は一切見えない。その爽やかな挑戦の勢いは中央のキッチンから全てのテーブルに届いているようだった。
◆前菜盛り合わせ
・トウモロコシのムース
宮崎のキャビアとウニのトッピング。とうもろこしの甘みに複雑さとアクセントが加わってゴージャスな味に。
・真鯛のカルパッチョ
ケッパーの風味が爽やか。
・生ハム3種
切り立ては香り高く舌触りしっとり。
・桃のカプレーゼ
モッツァレラはイタリア産だとか。癖がなく濃厚で桃の甘味と良くマッチしていた。
・ゴルゴンゾーラのムース【絶品】
いつもながらクリーミーでとても食べやすい。ハチミツの甘さとゴルゴンゾーラのほのかな香り。
◆太刀魚の炭火焼き【絶品】
沢山の野菜のマリネの中にそれは隠されていた。
太いアスパラを太刀魚で巻いて炭火焼きしたもの。脂の乗りが最高で、アスパラのジューシーさと合わせて食べるとその旨味が広がる感じだ。
レモンを絞って爽やかさを加えて食べるのが良かった。
◆炭焼きポルケッタ【名物】
このお店のスペシャリテ。
仕込んでいるのを覗いたことがある。大きな豚バラ肉にミックスした香草を乗せて巻いて大きな筒状にして紐で縛ってきたような。かなりの迫力だったな。それを丸ごとグリルしてスライスすると渦のような断面が見える。
仕上げに炭火焼きするのかな。これは想像。
豚の脂の旨みにハーブな香りが乗っている。チャコールの風味が際ダイナミックさを引き立てている。
◆スカンピのトマトソースリゾット【超絶】
手の長い海老。それが丸ごと入った贅沢な一品。
米はイタリア産で尖った長粒米だ。これがまた美味い。艶のある舌触りとモチモチ感があって、ベタベタにならないところが良いな。
味深いトマトのソースがしっかり絡んでくれていた。
◆IRORIプリン、ティラミス
いつものピスタチオジェラートが品切れだったので。
ほろ苦くキャラメル感のあるプリンは大人の雰囲気。
ワインの上質な香りのするティラミスは2層式。
新しい感覚が知れて良かった。
2022/10/10 更新
2022/04 訪問
ここには必ず感動がある @読売ランド前
コロナも安定した様子を見せ始め、3年ぶりに制限なしでGWを迎えることが出来そうだ。
しかし、皆、一気に気を緩めるようなことはしないだろう。この暗黙の信頼感は安心の元となる。
そんな安心感を頼りにこのお店に伺いたくなった。リラックして心からの感動を味わいたいと本能が求めているんだろうな。
そんな期待に見事に応えてくれるシェフとマスターには本当に感謝。
◆マンゴーとパッションフルーツのカプレーゼ【超絶】
テーブルに乗せられて瞬間にとても華やかな気分になる。そしてその芸術的な色彩と盛り付けに圧倒される。
全て天然の素材の色。
マンゴーの完熟した甘みにパッションフルーツの果肉ソースの酸味が絶妙なバランス。それをチーズと食べ合わせることでコクと広がりが加わって旨味が無限大に広がるような。これぞ天然素材のマッチングによる贅沢。
◆前菜盛り合わせ
・3種のハム グリッシーニと共に
これは定番の美味さ。舌触りに艶を感じるハムが絶品。
・レバーパテをバゲットに乗せて
臭みなく、品のある芳醇さが好きだ。
・ゴルゴンゾーラをバゲットに乗せて
ハチミツが大事な役割を果たしていそう。
・初鰹のカルパッチョ
滑らかな舌触りとか熟成感のある赤身。
◆筍と仔牛のコトレッタ【絶倒】
立体的で美味の想像力を掻き立てる盛り付けだ。
仔牛の肉に香草やレモンの皮をミルフィーユ状に重ねてグリルされている。乳飲み牛は引き締まった若々しい食感。それに幾重にも織りなす香りや味の変化。フライ状になったパン粉の香ばしさもイイ。肉汁の旨味とアンチョビの香りを纏った筍はシャキッとしてコリッ。歯応えが最高だ。今朝採れた京都の若い筍だとか。
トッピングは酸味を効かせたホワイトアスパラ細切りで拡散する味覚を引き締めているようだった。
終盤にレモンをギュッと絞って頂く。
豊腹絶倒、珠玉の一品だった。
◆トウモロコシのアラビアータ
巨大なチューブ状のパスタはパッケリ。イタリア語でビンタ(平手打ち)を意味するらしい。茹で時間はなんと20分強。それが濃厚なトマトソースに良くマッチ。噛み締める歯応えを感じながらソースを味わう。
ピリッとしたトマトソースに甘味のあるトウモロコシ。ハーブと共にワイルドかつ洗練された大人の風味だ。
◆ドルチェ
今宵の甘美なる体験を回想しながら、ピスタチオのジェラートとエスプレッソで〆る。
2022/05/18 更新
2022/02 訪問
絶品づくしの夜 @読売ランド前
いつものカウンターに落ち着いて、
前菜を楽しんでる間にシェフが提案してくれる。ディナーの方針を出すこの話し合いが楽しい。
おかげで今宵も最高の体験をさせて頂いた。
◆生ハム3種
口の中でトロける生ハムは味良し香り良し。
◆前菜盛り合わせ
・スカマルツァ【絶品】
燻製したモッツァレラのソテー。これは上等。
・ヒラメのカルパッチョ
・キャロットラペ
・紫キャベツ かもの旨味
・はっさくのサラダ
◆肉厚椎茸のミートパイ【絶品】
鴨の脂身や鹿肉の旨味も染みた椎茸にふっくらとしたパイが被っている。その焼き具合のおかげでパイ自体が大きな丸いキノコに見える。
◆鶏胸肉のインヴォルディーニ【超絶】
沢山のハーブとや卵白を大きな鳥の胸肉で巻き、更に生ハムで覆ってグリルした料理。
これが超絶に美味い。今年食べた何よりも美味い。
具材の旨味がしっかりと肉に絡んで、焼き目の香ばしさ加わり、最後にはプラムのような深い甘味が後味を包み込む。
形はしっかりしているがとても柔らか。
赤ワインとの相性も抜群だ。
◆シラスとトマトのペペロンチーノ【絶品】
艶のある綺麗な橙色。
和える時に茹で汁で乳化させないようにしました、と。ついに理解は出来なかったが、この透明感のある鮮やかさはそのおかげなのかな。
トマトとガーリックの風味が素直に伝わってくる。シラスの舌触りが気分を上げて、食欲を唆る。
2022/03/29 更新
2022/01 訪問
創造し続ける姿に感動 @読売ランド前
創造は生命
これ、日本を代表するゲーム開発会社の社是なんです。それは、人々が感動する体験を創造し続けることが使命、ということ。
このお店の絶えることのない創作意欲のパワーとスタミナはとにかく凄い。
◆前菜盛り合わせ
・ハム三種に新たなナインナップが。
モルタデッラ 塩とペッパーだけで蒸したハム。張りのある食感と、きめの細い艶のある舌触り。
・ヒラメのカルパッチョ ハーブと塩の加減が絶妙。
・紫キャベツ【絶品】
鴨肉の旨味で下味が。何度も食べてきたのだが、改めて感じだ深い美味さ。
◆宮崎牛のサルシッチャのフレッシュローレル包み焼き【創作・超絶】
気がつくとカウンターの花器にフレッシュローレルが生けてあった。シェフがそれをパチパチとハサミで切って収穫。
しばらくして出てきたのはイタリアントリコロールが美しい一皿。
先程収穫したフレッシュローレルで包んだサルシッチャだ。その中にも細かく刻んだフレッシュローレル柔が入っている。
ローレルの香りが肉に染みている。朴葉の包み焼きみたいな効果かな。これは素晴らしく美味。
トマトソースにつけておろしたてのチーズを乗せて、変化を楽しんだり。レモンが一番、この料理の特徴を引き立てていたように感じる。
感動のうちに、あっという間にペロリだ。
トマトソースが余ったので、マスターがバゲットをら、一切れ出してくれる。さりげなく温めてくれたのだが、これが微かなチャコールの香りがして、また美味し。
◆鴨のコンフィ
フランス産の鴨。ポテトにリフトされて立体的。上昇感のある美しい盛り付けだ。
やや荒めに切られたパンがまるで衣のように鴨を纏っている。それに旨味が染み込んでサクサクの食感と共に香ばしさが。その美味さのおかげで身の味が淡白に感じてしまうほど。
ポテトは、いんかの目覚めだったか。しっかり熟成させることにより贅沢な甘味を放っていた。
お腹いっぱい胸いっぱい。
ということでパスタはパスだ。
お決まりのピスタチオジェラートとエスプレッソで落ち着いて帰路に着く。
2022/02/07 更新
2021/11 訪問
冬の一人飲みを極めれば @読売ランド前
ウィズコロナを生き抜く術の一つが「一人飲み」だろう。
信用できる安全なお店で最上の料理とお酒を楽しめれば。ストレス解消、免疫力も維持できるというものだ。
◆前菜盛り合わせ
ガラスの丸皿の宇宙。
安定の美味さ。生ハムは口の中で脂がとろけて芳醇な味わいが広がる感が素晴らしい。
食べる直前でカルパッチョにレモンをギュッと。引き締まった旨味が冷えたワインと合う。
ゴルゴンゾーラのムースはとてもクリーミーな舌触り。蜂蜜とマッチしてバゲットとよく絡む。
◆蝦夷鹿ラグーソースのペンネ
シンプルそうに見えるがとても奥行き感のある美味 さ。硬めに茹でられたペンネ。それに絡むソースが素晴らしくコクがあって滋味深い味わいだ。一本、そしてまた一本と、しっかりとした歯応えと小麦の味わいを極上のソースで楽しみながらワインをスーッと流し込む。
このループがたまらない。
2022/01/19 更新
2021/09 訪問
モンサンミッシェルと日本の秋を舌で旅する感じかな @読売ランド前
コロナ禍で旅行にも行けず自然の変化を見て季節の移ろいを感じることが難しくなっている今日この頃、小生はひたすらに食材の変化を観察する。
それは単なる食欲による追求というより、感性を守ろうとする心の防衛本能なのだろうか。
◆前菜盛り合わせ
・スライスしたての生ハム
・芳醇さと爽やかさを併せ持つゴルゴンゾーラムースバゲット
・笑顔も輝くシャインマスカットのカプレーゼ
・大人の旨味染み出す鴨ロースト
・シャキシャキの歯応えと酸味さっぱりキャロットラペ
そして、
・アスパラガスのフリット生ハム添え【超絶】
前菜の立体的な盛り付けの奥に潜む最強な一品。
なんて贅沢な。
アスパラはシャキッととした歯触りでジューシーだ。それが香ばしい衣に染み、ハムの芳醇さに触れる。
美味のハーモニーを奏でる化学反応が起きている。
◆モンサンミッシェルのムール貝の白ワイン蒸し【超絶・レア】
当日の朝に追加入荷したものだとか。こんな実入りのしっかりし新鮮なたムール貝は他では食べれませんぞ。
モンサンミッシェルには行ったことがないが、いつかあのシルエットを近くで見上げてみたいと思っていた。
そして、本場のムール貝を食べたいと思っていた。
正に、テレワークならぬ、テレイートか。
◆キノコのグリル【絶品】
収穫の秋近づく。
活き活きとしたキノコたちはチャコールで炙られ、アンチョビの香りを纏っている。
素材の香りや味、食感を見事に残した調理に感服。
◆厳選後の炭火焼き タリアータ風
上等な赤身の肉はこうやって食べるのが一番だな。
肉汁は一滴も漏れず、旨味がしっかり留まった感じだ。
んー上手いから美味い。
◆カチョエぺぺ風パスタ
当日は月桂樹の葉が乗せられていた。
私は死ぬまで変わりません、そんな花言葉があるようだ。
チーズのみのソース。
ポリシーが効いたお気に入りのメニューだ。
◆ピスタチオのジェラートとダブルエスプレッソ
これは、ポリシーか。
2021/10/05 更新
2021/09 訪問
一人カウンターで秋の収穫を味わう @読売ランド前
一本物の巨木で造られたハイカウンター。
使い込まれて飴色になって、今や名物に。
表面には製材時についたノコギリの跡が地模様のように残る。よく見ると畳の目に似ているのでご確認あれ。
さて、
◆前菜盛り合わせ
真っ白のぷっくりしとした丸皿に、立体的な盛り付けが映える。
ここの生ハムは本当に美味い。食べる直前に極薄にスライスしてくれる。フワフワと漂う芳醇な香りと共に口の中一杯にその旨味が広がる。
レバーパテとゴルゴンゾーラのクリームチーズはバゲットと共に。
この季節のお楽しみ、シャインマスカットのカプレーゼも一流だ。
冷えた白ワインでご機嫌のスタート。
◆厳選牛と季節のキノコの炭火焼き【美味悶絶】
原木椎茸、エリンギ、舞茸、シメジにアンチョビの風味を加えて炭火焼き。辛めのオリーブオイルを絡めて仕上げている。
焼き加減が絶妙。キノコな香りしっかり、歯応えの変化楽しい。アンチョビの芳醇さにチャコールのスパイスがマッチ。
深みがあってとても贅沢な料理。
赤身の牛も最高のコンディションだが、この横にあるキノコの美味さには悶絶していまう。
◆トマトソースのペンネ アンチョビ風味【超絶】
これもメニューにない一皿。
ワインを飲みながらつまめるようにと、トマトソースのペンネをアレンジしてくれた。
これがまた美味。
アンチョビソースを染み込ませたカリカリのバゲットがサイコロ状に。これが軽快な歯応えと風味のアクセントになっていた。
ペンネは噛み締める感覚が楽しい。
じんわりと後から湧き上がる辛味と赤ワインがマッチ。その繰り返しで、かなり良い酔い心地になる。
2021/09/22 更新
2021/08 訪問
多種メニューをシェアできるグループ利用は楽しい @読売ランド前
いつもは一人か二人で伺うのだが、当日は久々に家族で。
賑やかで楽しい。それだけではなく、人数が増えるとアラカルトの種類も増える。それをシェア出来るので、美味い料理を少しずつ数多く楽しめる。
一品の量としては4人が丁度良い具合かな。
カウンターでマスターやシェフと話しながらの食事も良いが、ソファで賑やかな美味料理を囲むのにも別の楽しみ方がある。
◆前菜盛り合わせ
盛り合わせ感爆発の一皿。
・夏野菜のフリットは熱々でレモンをギュッと絞って頂く。甘〜いトウモロコシは輪切りで揚げてある。なるほど付け根までしっかり楽しもう。
・桃のカプレーゼはヒンヤリトロンとした食感。瑞々しく爽やかな甘さの桃が濃厚なモッツァレラと良くマッチ。
・自家製レバーペースト
・生ハム
◆モンサンミッシェルのムール貝のワイン蒸し【超絶】
こんなムール貝は東京でも食べれないっ。と驚愕するほどのクオリティ。プックリ、そして、しっかりとした見入り。旨味もしっかり詰まってる。
空輸で直送された物だとか。この類の料理は素材の流通の力がモノを言う。
不思議と地元民としてそれを誇りにおぼえたり。
慌ててバゲットを追加。スープに浸してあっという間にペロリ完食だ。
◆クアトロフォルマッジ カチョエぺぺ風【絶品】
ご存知、チーズと黒胡椒だけのピザ。
ストイックなコンセプトだが、驚くほどグラマラスな味わいだ。
◆インカノメザメのポテトフライ トリュフ風味
深い甘みのインカノメザメをトリュフの風味が包む。贅沢な。
◆宮崎赤牛 イチボのタリアータ【絶品】
ご覧あれ、この彩りの美しさを。
何度か頂いているが宮崎牛のイチボはイイね。赤身肉の旨味と霜の甘みのバランスがとてもスマート。
チーズのコクと酸味、ハーブとオイルとチャコールの香りが加わって見た目以上に凝った味わいなのだ。百聞は一食に如かず。
日によって産地が異なるので、シェフに相談しつつ、是非お試しを。
2021/09/12 更新
2021/07 訪問
見て楽しんで食べて楽しんで @読売ランド前
プロの働く姿は美しい。
カウンターに座ってそれを眺めるのもこのお店の楽しみの一つだ。
チャコールグリルの煙と炎、大きなパスタ鍋から立ち登る湯気、湯切りやガス台で振る鍋の音。
目の前でスライスされる生ハム、綺麗に盛り付けられる前菜達。
◆前菜盛り合わせ
いつもの美味な前菜に、トマトソースの冷静パスタが添えられている。
モッツァレラかな、その深みと極細パスタの舌触りのコントラスト楽しみ。
◆ピザ クアトロフォルマッジ カチョエぺぺ風
とにかくチーズが盛り沢山。厳選されただけあって、その品質とブレンドは素晴らしい。
もちろんハチミツでの味変も最高。
◆宮崎牛 ランプとザブトンの食べ比べ
今日は宮崎牛の美味いところが入りましたとシェルフの誘い。オリーブオイルを塗りながら炭火でグリルするその姿は頼もしい。時折、人の背の高さ程の炎が立ち登る。
食べる前から、らいいね。
食べても美味。しかも、ランプとザブトンの食べ比べとは。ダイナミックな焼き方とは打って変わってその味わいの変化は繊細だ。目をつぶって噛み締めてしっかり分かる。甘味の旨さと繊維の違い。
楽しい。
◆レモンのトマトクリームパスタ フェットチーネ
これは新しい体験。トマトとは全く別物の爽やかな酸味が加わり、クリームのコクと深さがバランスしている。
この爽やかながら力強いソースが太いフェットチーネと良く合っていた。
2021/09/07 更新
2021/07 訪問
アドリブの幅の広さがリピート意欲を掻き立てる @読売ランド前
プロフェッショナルによる臨機応変な対処って嬉しい。想像をし得ない発想に感心したり、未知の世界に感動することが出来るからだろう。
このお店でも、そんな体験が出来る。
もちろん、それはお店とお客の互いのリスペクトがあってこそ。
リピートとリスペクトが生む美味体験か。いいね。
◆前菜
・生ハム
・ゴルゴンゾーラムースと蜂蜜/バゲット【定番・美味】
・レバーパテ/バゲット【定番・美味】
・ジェノベーゼの冷製パスタ
今年の夏は盛り合わせの一品に即席の冷製パスタを加えてくれる。これがヒンヤリ美味。シャンパンが残っているうちに頂けるところが良いな。
◆ピザマルゲリータ
世界最大の花、ラフレシアを思わせる妖艶な装い。
その味も普通のマルゲリータとは大違いだ。
それは生ハムの風味と生地のサクフワ感が活かされた美味。
◆アンガス牛ざぶとんの香草焼き【超絶】
シェフがその場でアレンジの提案をしてくれた。
肉の塊の一つの面にグリーンの香草がたっぷり。それをチャコールグリルで丁寧に。
黒いスレートの皿に盛られた赤身の美しさ、付け合わせやソースのデザインが素晴らしい。
もちろん味の方も。赤身は肉汁がしっかり留まり、それ自体の旨味を味わえる。歯応えはしなやか。そしてソースや岩塩を付けながら赤身の美味さを堪能。時折香草の風味に触れてその変化を楽しむ。
◆カチョエぺぺ
チーズと胡椒だけのパスタ。シンプルだけにチーズの配合や調理へのこだわりを感じる。好物。
◆ピスタチオのジェラート
これとエスプレッソで〆るのが常。
コクのあるミルクをピスタチオの風味で包んだような味わい。大人の甘さがエスプレッソのほろ苦さで引き立つ。
和むな。
2021/08/09 更新
お洒落で美味い。
洗練されていてカジュアル。
兄弟で営む人気イタリア料理店はあっという間に創業8年を迎えるとのこと。
今までシェフを務めていた弟さんが新たな事業に挑戦されるという。
しばらく会えないと思うと寂しいが、きっとクリエイティブな何かをやってくれるはず。その展開が楽しみだ。
これからはゲストとのコミュニケーションやドリンク、前菜を受け持っていたお兄さんがシェフの役を務めるとのこと。
新しい発想によるメニューが楽しみになる。
◆前菜盛り合せ
ガラスの丸皿に賑やかで楽しそうな盛り付け。
それぞれの個性や世界観しっかり。
しっかりとしたシチリアの白ワインと頂く。
いつもながらの美味の演出にモチベーションが上がる。
◆鯛のフリット タコス風【超絶】
なんとこのお店でタコスが食べられるとは!
とは言ってもしっかりIRORI風。
彩りと形が綺麗。これらを自分で巻いて食べるのが楽しい。
鯛のフリットはサクッとした歯触りにふわっとした食感、そして熱々だ。
とろりとした玉ねぎの甘み。そこにトマトやオリーブのフレッシュな刺激。
ソースは粒マスタードかな。
それらの美味が口の中で一体となっていく過程が素晴らしい。
いつもながらの創造力に唸る。
◆シラスとカラスミのブルスケッタ【絶品】
ゴールドに輝く出立ちに目を見張る。
カラスミの上品な芳醇さとシラスの塩味と舌触り。
カリッと焼かれたバゲットの厚みが絶妙だった。
◆和牛赤身のタリアータ【名物・超絶】
このお店の赤身は本当に美味い。
牛の種類や部位は日によって異なるが、最上質で個性のある肉。
炭でグリルされ、燻されたことによりワイルドさが加わって素材の旨みを引き立てている。
レアな赤身に載る艶やかで透けるチーズ。
その塩味とコクが大切な役割を果たす。
途中からレモンをギュッと絞って味変を。
ここ、チャコールグリルのお店の名物に相応しい絶品の一皿だ。
◆アラビアータ【名物・絶品】
適度な酸味を残しながら深い味わいソース。
モチモチとした極太とロングパスタ。
しっかりとしたパワーとトマトの旨みを素晴らしい一体感として味わえる。
筋が通った料理。このお店を象徴しているかもしれない。