43回
2018/07 訪問
初物尽くし
猛暑に負けず、7月の部活に行ってきました。これで8月も乗り切れそうです。
いや〜、初物尽くしの素晴らしい夜でした。
初物は、松茸、秋刀魚、烏賊!!!こんなに暑いのに、もう松茸が生えてるんですね〜。
恒例のつまみから。
海素麺
よく食べるモズクではなく、ベニモズク科の紅藻という海藻です。生姜の効果もあって爽やか。
自家製ボイルハム
イタリアン出身の方(通称:マエストロ)のお仕事。
ボイルしているので、あっさり旨味だけ残ったハムでした。
松茸 炭火焼
松茸 天婦羅
半分に切った松茸を異なるお仕事でいただきました。
炭火で焼いた松茸を塩と酢橘で。口に広がる香りが素晴らしい。
松茸の香りを閉じ込めた天婦羅。衣に閉じ込められた旨味が口の中で一気に開放されます!
自家製ニョッキ
ギリギリまで小麦粉の使用量を抑えた自家製ニョッキ。
食感と味ともにジャガイモ感が非常に強いニョッキでした。
鱧と松茸の吸物
鱧と松茸のスライスが入りまくった吸物。
吸物と言いながら、味はもう完全に松茸。松茸が入りすぎてて笑ってしまうレベルでした(笑)。
とてつもなく美味いので、おかわりしたくなる一杯です。
いよいよ握りへ!
新子 4枚づけ
新子 2枚づけ
新子食べ比べ。4枚づけを普通の酢飯で、2枚づけを赤酢の酢飯でいただきました。
小さければ小さいほど身がやわらかく、小肌に向けて成長して行く様子がよくわかりました。
初物シリーズ
新烏賊
秋刀魚
パリッと心地よい食感の新烏賊、これからどんどん脂を上乗せする秋刀魚。
一足お先にいただく初物はいいですね〜。
梅雨鰯
毎年恒例のこちら。栄養をたくさん摂った鰯はたまりません。
鮨でよし、塩焼きでよし。これを知ってしまったら、普通の鰯では満足できなくなります。
鮑御飯
突然の鮑御飯!!!
歯がなくても食べられるほどやわらかい鮑をやや甘めのタレで。
ここからさらに食欲が増進される逸品でした。
大トロ ボストン産
砂ずり ボストン産
日本近海の本鮪は旬を終え、ボストンに変わりました。
脂のりまくりで、香りもいいですね〜。ふわっとした後、さっと消える脂なのに決してもたれません。
穴子御飯
まさかの穴子御飯!!!鮑に続いて(笑)。
こちらも歯がなくても大丈夫な穴子でした。溶けていくレベルのやわらかさ。
途中から黒七味をかけて味変化。辛みが加わると、雰囲気が締まります。
雲丹食べ比べ
馬糞海胆 利尻産
紫海胆 石巻産
比べてみると、紫海胆のほうがねっとりとして甘みが強いですね。馬糞のほうが食べやすいので、ねっとり感が苦手な人向きだと思います。
涸沼産天然鰻の焼リゾット
〆は茨城県涸沼の天然鰻。こちらもマエストロのお仕事だそうです。
香ばしく焼いたリゾットに、これまた香ばしく焼かれた鰻をのせたもの。チーズと山椒がよいアクセント。
今宵のお供は次の3種。
鳳凰美田 純米吟醸 無濾過本生(栃木県) 米のうまみがつよくまろやか。丸みのある飲口。
作 純米吟醸 Z(三重県) 最初から最後までフルーティー。久々の作でした。
磯自慢 純米吟醸 秘蔵寒造り(静岡県) 作がフルーティーすぎて、あっさりに感じられました。1杯目なら違う印象だったはず。。。
やっぱり鮨屋はおまかせでしょう。
仕入れがあるので、おまかせで予約しておくのがベスト!
宝石箱(2018年7月)
松茸
海素麺
自家製ボイルハム
松茸 炭火焼
松茸 天婦羅
自家製ニョッキ
鱧と松茸の吸物
新子 4枚づけ
新子 2枚づけ
新烏賊
秋刀魚
梅雨鰯
鮑御飯
大トロ ボストン産
砂ずり ボストン産
穴子御飯
穴子御飯
馬糞海胆 利尻産
紫海胆 石巻産
涸沼産天然鰻の焼リゾット
鳳凰美田 純米吟醸 無濾過本生(栃木県)
作 純米吟醸 Z(三重県)
磯自慢 純米吟醸 秘蔵寒造り(静岡県)
磯自慢 純米吟醸 秘蔵寒造り(静岡県)
初さんま
2018/07/27 更新
2018/06 訪問
リストランテ松榮
今年度の運を使い果たしたかな!?というくらい凄い部活でした。
とんでもない構成だった・・・
イタリアン出身の方が新しく調理場に入られ、そっち方面のメニューも登場するようになりました!というわけで、リストランテ松榮も営業開始です。
いつも通り、まずはつまみから。
この日は、夏の風物詩である鱧尽くしでした。人生でもっとも鱧を食べた日になりました。中でも雄の鱧は超激レアで、他店で食べることは適わないでしょう。
鱧白子 鱧の白子!?初体験にして、人生最後かもしれない超希少部位。あっさりめだけど濃厚。
鱧子玉よせ 鱧の卵!?こちらも珍しい逸品。あえて濃い目の味つけで、日本酒が進みました。
鱧炭焼 トマトと実山椒のイタリアンソース ピリッと唐辛子のきいたソースと香ばしく焼かれた鱧!
鱧 タレ焼 おかわりしたくなるタレ焼き。
鱧(雄)しゃぶ 九条葱 150匹に1匹程度しかいない雄の鱧。脂のりまくりの最強しゃぶしゃぶ。出汁は鱧の骨を焼いてとったもの。大量の九条葱と一緒にいただき、まるで京都を満喫したかのよう。
鱧天 鱧尽くしの〆。衣の中に鱧の旨味が閉じ込めれられていました。
続いて握りへ。
終わりの時期が近づいていますが、今年度最強クラスの本鮪が入荷されました。長崎県壱岐の定置網で穫られた若い魚体でした。久しぶりの御神体!
新子 3枚付 新子のやわらかさがたまりません。
甘鯛 昆布〆 鯛×昆布の最強タッグ。まったく隙なし!
松榮丼(喉黒+UKG) 雲丹かけご飯の上に喉黒という超絶贅沢な松榮丼。リピート必至(笑)!しかも、喉黒は紅瞳というブランドもの。
時鮭 またしても時知らず。こんなに脂ののった鮭はめったに食べられるもんじゃない。
生鳥貝 京都府丹後産 シャリより遥かに大きい鳥貝。松榮鮨ならではのクオリティーだと思います。
怒濤の本鮪三連戦!
赤身 若い魚体のせいか、さわやかな赤身でした。
中トロ 赤身と大トロのいいとこ取り!2018年もっとも美味しい本鮪でした。
砂ずり ふわ〜っと溶けていきました。後口のまったく残らない刹那の晩餐。
最後はまさかのパスタ!!!
さっきまで生きていた生の毛蟹を使った、トマトクリームソースパスタ。
イタリアンで生の毛蟹を使うととんでもない値段になりそうです。松榮鮨だからなせる技でしょう。
さんざん食べてお腹いっぱいに近いのに、さらに食欲を増進させる美味さでした。
珍しくデザートもいただきました。
女将さんの実家である”ふる川製菓”の水羊羹。
甘すぎず、小豆の風味がよくわかる水羊羹でした。
この日のおともは次の三種でした。
三井の寿 CO2(福岡県)
寫樂 純米吟醸 夏吟うすにごり(福島県)
而今 純米吟醸 山田錦無濾過生(三重県)
毎度すごいですが、その中でも特別すごい日でした。
この内容で2万ちょいですから、CPも激高。都内なら実現不可能なレベルだと思います。
宝石箱(2018年6月)
宝石箱(2018年6月)
御神体(長崎県壱岐 定置網)
御神体(長崎県壱岐 定置網)
御神体(長崎県壱岐 定置網)
丸恭の生うに
鱧白子
鱧子玉よせ
鱧炭焼 トマトと実山椒のイタリアンソース
鱧 タレ焼
鱧(雄)しゃぶ 九条葱
鱧(雄)しゃぶ 九条葱
鱧の骨出汁
鱧天
新子 3枚付
甘鯛 昆布〆
松榮丼(喉黒+UKG)
時鮭
生鳥貝 京都府丹後産
赤身 長崎県壱岐産
中トロ 長崎県壱岐産
砂ずり 長崎県壱岐産
毛蟹のトマトクリームソースパスタ
鱧出汁
水羊羹
三井の寿 CO2(福岡県)
寫樂 純米吟醸 夏吟うすにごり(福島県)
而今 純米吟醸 山田錦無濾過生(三重県)
2018/06/29 更新
2018/06 訪問
久々の自主練
来客があり、久々に自主練してきました。
もちろんおまかせで、オーソドックな感じにしていただきました。
いつも通りつまみから。
3品くらいかと思ったら、怒濤の7品(笑)。
初めての方々には感動いただけたようで何より!
生白魚 最近の定番になってきた生白魚。最初から白飯が欲しくなるw
生蛸 久方ぶりの生蛸。絶妙な食感を残した厚さが技なんですよね〜。
鰹藁焼 説明不要の藁焼。
稚鮎フライ 松茸もそうでしたが、フライにすると驚くほど香りが閉じ込められるんです!
生銀鱈 新鮮なので漬けにする必要がない生銀鱈。脂のりまくり。
熟成常陸牛 石焼きステーキ 熟成されてミルキーな味わいの常陸牛を目の前でフランベ。
できたて玉 焼き上がり大放出!!!店中に振る舞われていました。
続けて握りへ。
新子 4枚付け この時期しか食べられない新子。成長過程を味わいには毎月通うしかありません。
時鮭 栄養のすべてを旨味に変えたときしらず。鮨でも焼いても最強です。
赤烏賊 ねっとり&コリコリ。
生白海老 ねっとり甘みが強い白海老。後口はすっきり。
生鳥貝 いつも巨大なサイズです。シャクシャクした食感と独特の甘味がクセになります。
中トロ 青森県産 大間の隣の市くらいの本鮪。定置網で穫られたのでストレスが少ないそうな。
大トロ 青森県産 中トロも大トロもスッと消えていきました。身体にいい脂。
金目鯛 炙り 香ばしすぎて炙りの威力を改めて確認できました。相変わらず美味い。
雲丹 北海道産 いい海苔の仕事してます感がハンパないです。大迫に負けていません!
ネギトロ巻 この日最後の晩餐でした、文句なしのネギトロ。
大将は他にも用意してくれていたようですが、お腹がGive upしてしまいました(笑)。
部活級の素晴らしい自主練でした。ありがとうございました!
生白魚
生蛸
鰹藁焼
稚鮎フライ
生銀鱈
熟成常陸牛 石焼きステーキ
熟成常陸牛 石焼きステーキ
熟成常陸牛 石焼きステーキ
新子 4枚付け
時鮭
赤烏賊
生白海老
生鳥貝
中トロ 青森県産
大トロ 青森県産
金目鯛 炙り
雲丹 北海道産
ネギトロ巻
できたて玉
鰹藁焼
2018/06/25 更新
2018/05 訪問
常磐前の片鱗
5月の部活動報告です!
茨城県の食材を中心とした、常磐前を体験してきました。
江戸前同様、近隣の都道府県だけですべての食材を揃えることはできないので、遠方のものが入るのは仕方ないと思います。例えば、上質な鮪や雲丹が穫れる場所は限られますから。
まずはつまみ4連発。
白魚と鶉の黄身、ネギ
いきなり美味すぎた・・・白飯がほしくなります、これ。
蓮根と生姜の天麩羅 茨城県産の生姜。揚げたてサクサク。
蛤 鹿嶋産 茨城県にこんなにおおきな蛤がいたとは・・・味つけなしでも磯の香りが超濃厚。
目光の唐揚 こちらも茨城県産。少し水っぽい感じがしましたが、大きくて食べ応えあり。
続いて、握りへ。
鱸 ほのかな甘さと強い弾力。釣り人を魅了するだけの運動量からすると、納得の弾力でした。
赤次鰈 茨城県産 初めて聞いた鰈。赤次まこがれいやマガレイとも言うそうな。あっさり美味。
鰹の藁焼 藁の香りがたまらない鰹。鰹が消えた後も口の中に藁の余韻が残ります。
そろそろ旬が終わる本鮪ゾーンへ。赤身からカマトロまで赤酢のシャリで。
肉質で香りの強い赤身、赤身と脂のいいとこ取りの中トロ、ほどよい口溶け感のある砂ずり、脂の風味MAXのカマトロ。どれもこれも美味でした!
赤身 京都府舞鶴産
中トロ 京都府舞鶴産
砂ずり 京都府舞鶴産
カマトロ 京都府舞鶴産
茨城県では外せない常陸牛ゾーンへ。
松榮鮨では初の常陸牛。すき焼き風の味つけの肉鮨で、鶉の黄身とともにいただきました。
牛肉の旨味が強いロース、脂を楽しみたいサーロイン、備長炭で直に香ばしく炙られた熟成ランプ、〆は常陸牛と雲丹の共演。食べていないことにして、もう1回最初からスタートしたくなるコースでした(笑)。
常陸牛ロース
常陸牛サーロイン
常陸牛熟成ランプ炙り
常陸牛サーロイン雲丹肉
この日のおともは新政尽くし。「新政 頒布会酒 2018」という貴重な3本セット。4〜6月の3ヶ月間のみ、別の組み合せの3本セットが出るそうで、こちらは4月バージョンだそうです。数量限定のレアな日本酒を堪能しました。飲み進めるに従い、日本酒の旨味がよくわかりました。あ〜、50%でも日本酒ってこんなに美味しかったんだ!みたいな。
新政 頒布会酒 2018(4月)
新政 純米 96% 4%しか削っていない米で作られた日本酒。逆転の発想ですね〜。もの凄い荒削りな風味で、白米を噛んだあとのような味でした。
新政 純米 亜麻猫 改 精米50%で、酸味を生み出す焼酎麹で作られた、酸味を楽しむ日本酒。
新政 純米 木桶仕込 精米50%で、旨味と木桶のフレーバーを堪能する日本酒。
いつもと変わらず、5月も素晴らしい部活動でした!
6月に向けて体調管理を怠らないようにしたいと思います。
宝石箱(2018年5月)
宝石箱(2018年5月)
本鮪 京都府舞鶴産
常陸牛熟成ランプ
常陸牛熟成ランプ
白魚
白魚
白魚
蓮根と生姜の天麩羅
蛤 鹿嶋産
目光の唐揚
鱸
赤次鰈 茨城県産
鰹の藁焼
赤身 京都府舞鶴産
中トロ 京都府舞鶴産
砂ずり 京都府舞鶴産
カマトロ 京都府舞鶴産
常陸牛ロース
常陸牛サーロイン
常陸牛熟成ランプ炙り
常陸牛サーロイン雲丹肉
玉
新政 頒布会酒 2018
新政 純米 亜麻猫 改
新政 頒布会酒 2018
おちょこ
薩摩切子と江戸切子
藁焼
2018/06/05 更新
2018/04 訪問
北海道物産展
4月も元気に部活動に勤しみました。
久しぶりのフルメンバーでした!次のフルメンはいつになることやら。
今回のテーマは「北海道」。
鮪以外すべて北海道からの仕入れで、まさに北海道物産展でした!!!
宝石箱の中は殻のあるやつらばかりで、モンスターハンターの世界のようでした。
ちょいと早く到着したため、北海道物産展以外のつまみを。
鯨ハツをネギとごま油で。
たまに鯨を食べることはありますが、ハツは初めてだと思います。筋肉の弾力があり、肉の旨味が濃かった。日本酒が進みますよ、これ。
さて、本番開始!
2種類の蟹と叩き和布蕪、レディーファースト
楚蟹(ズワイガニ)と毛蟹、叩かれまくってもコリコリの和布蕪、甘味も酸味もちょうど欲しい分だけ広がってくるレディーファーストの前菜。おかわり必至ですが、不可です!
かすべ頬肉の唐揚
かすべ(エイ)の頬の部分を唐揚げにしたものです。エイの頬がどこなのかは知りません(笑)。
コラーゲンたっぷりで、外はカリっと、中はプルプルでした。2つじゃもの足りないな〜。これも日本酒が進んでしまいます!
この日はにぎり中心だそうで、怒濤の16貫でした。
生ほっけ
魚扁に花と書いてほっけ。常用漢字でないため変換されません。
ほっけって、生で食べられるんですね・・・開きしか食べたことがありませんでしたが、ほのかな甘味と旨味を感じる魚でした。生も美味!
白貝 久々の白貝!他のメンツが凄すぎて、存在感が薄れていました(笑)。
生蛸 だいたい茹蛸ですが、生もなかなか。烏賊よりスッキリしたねっとり感があります。
本星 辛味大根
小柱の大きいものを辛味大根といっしょに。
本星だけなら少しの甘味しかないでしょうが、辛味大根との落差があるので、甘味を強く感じました。
甘海老 焼味噌と卵
甘海老の味噌を焼き、そこに卵と身を和えて軍艦にしたもの。
わずかな香ばしさと味噌のコク、身の甘味とつぶつぶの食感が、海苔の風味に包まれて一気にやってきました。鮨でなくとも、つまみとして成立する逸品でした。
生鰊
鰊(にしん)といえば、蕎麦の棒にしんを思い浮かべる人が多いと思います。
生は初体験!淡白な味なのかと思ったら、意外と味わい深い。日本酒の旨味を邪魔しないさっぱりさ。
螺貝 この日一番の食感キング。コリッコリを超えてゴリっ!この歯ごたえがたまりません。
本鱒
押し寿司でしか食べたことのない鱒。生はまろやかで、ふんわりと包み込むような柔らかな風味でした。サーモンほど強烈なインパクトはなく、もっと優しい味。
釣り喜知次 炙り 釣ったキンキの炙り。脂と香ばしさのダブルパンチ。
焼北寄貝 焼くことで水分が飛んで、甘味が倍増。貝好きにオススメ。
楚蟹
毛蟹
総合力が高いのはズワイガニで、味のバランスが良い。
甘味と旨味を濃縮したのがケガニで、蟹を食べている感が強い。
甲乙付け難い美味さ。
この日の鮪は、延縄で穫られた和歌山県那智勝浦産本鮪140kgでした。
本鮪 赤身 血の味が濃いのに、後口に残らない。これこそ鮪!
本鮪 中トロ 赤身と大トロのいいとこ取り!脂が苦手な人はこのくらいを楽しむのがベスト。
本鮪 大トロ 脂まみれなのに嫌じゃない。さっと口の中から消えていく刹那の味わい。
本鮪 カマトロ 大トロよりもさらに脂まみれ(笑)。抜群に美味いです、カマトロ!
この日のお供は以下の通り。
獺祭 磨き二割三分 発泡にごり酒(山口県)
二割三分にもスパークリングがあったんですね・・・三割九分が一番上かと思っていました。
クリスマスの時期だけに仕込まれるのが、二割三分の発泡にごり酒でレアです。
やっぱり獺祭飲みやすい。精米度が上がれば上がるほど喉越しがいいですね〜。
十四代 播州山田錦 中取り純米吟醸(山形県)
十四代では珍しい山田錦を使用した純米吟醸。
米の旨味がが超強烈。日本で一番注目されているお酒だけあって、完成度が高い。
十四代にハズレなしです。
鍋島 吟醸造り純米酒 隠し酒(佐賀県)
通称”うらなべしま”。ラベルも裏返しになっています。こちらもレア。
十四代の後に飲んでも負けない旨味と酸味のバランスが良い辛口。飲んだ後にほどよい余韻が残ります。
小生らの部活動付近の日には、いいタネが揃っています(笑)。
もちろん小生らだけで食べてしまうものもありますが、本鮪や貝類などほとんどのタネは多くのお客さんも楽しまれております!要するに、常連だけの特別なタネではないのです。松榮鮨サイコー!
宝石箱(2018年4月)
宝石箱(2018年4月)
宝石箱(2018年4月)
御神体(2018年4月)
御神体(2018年4月)
御神体(2018年4月)
和布蕪
鯨ハツ
2種類の蟹と叩き和布蕪、レディーファースト
かすべ頬肉の唐揚
生ほっけ
白貝
生蛸
本星 辛味大根
甘海老 焼味噌と卵
生鰊
螺貝
本鱒
釣り喜知次 炙り
焼北寄貝
楚蟹
毛蟹
本鮪 赤身
本鮪 中トロ
本鮪 大トロ
本鮪 カマトロ
獺祭 磨き二割三分 発泡にごり酒(山口県)
十四代 播州山田錦 中取り純米吟醸(山形県)
鍋島 吟醸造り純米酒 隠し酒(佐賀県)
2018/04/30 更新
2018/03 訪問
春到来!
3月の部活に行ってきました。
突如気温が上昇し始め、春を飛び越して初夏くらいの感覚です。
テーマは「春」でございました。まずは春の一皿から。
蛍烏賊、鯛の真子、菜花を花ごといただきました。
この季節しか堪能できない甘みと苦みの蛍烏賊、さらに鯛の真子と菜花。爽やかな一皿からスタートしました。シャキシャキの菜花がたまりません。
太刀魚塩焼
太刀魚はやっぱり塩焼が一番!煮付も美味ですが、塩焼に軍配があがります。
小骨はないし、身をほぐしやすいし、食べ疲れしないし、美味だし。文句なしの魚です。
何なら、一本丸ごと塩焼にして食べたいくらい。
小肌 定番の小肌!新子も合わせると、松榮鮨でもっとも食べているタネでしょう。
桜鯛 ほんのり甘く、弾力のある身が最高に美味しい。
天然帆立 天然の帆立は3月頃から出回るそうな。あま〜〜〜〜い!!!
細魚 黄身醤油 松榮鮨の名物になってきたように思います。黄身のコクで一段階美味に変身!
鰆 漬け ねっとりと舌にまとわりつくアミノ酸の旨味。
生鳥貝 もう鳥貝は生でしか食べられない身体になってしまいました・・・
初鰹 芽ネギ 初物なのに脂がのっている鰹。芽ネギの爽やかさとの相性抜群。
焼喉黒 少しずつ崩していただく焼喉黒のお鮨。焼かれて脂が落ちてもなお美味。白身の帝王!
車海老 茹で上げたばかりの車海老をそのまま握りに。甘みが強く、味噌の風味まで味わえる逸品。
白魚 玉子とじ 解禁されたばかりの白魚を玉子といっしょに。丼一杯でも可(笑)。
菜花昆布〆 昆布の旨味を吸集した菜花。口休めと思いきや、美味すぎて休まらない!
煮蛤 こちらも茹で上がったばかりの煮蛤!
〆は海苔づくしの土鍋御飯と大浅蜊汁!
四万十川の岩海苔と海の海苔、白魚の素揚げが入った七分づきの土鍋御飯。
1杯目はそのままかき込んで、2つ目はおにぎりでいただきました。
これはあかんやつです・・・12貫も食べた後なのに何杯でもいけてしまうやつです・・・
セーブしないと、Road to Debuになってしまいます!幸いなことに、皆で分けたらおにぎり1つずつで終了になりました(嬉涙)!
獺祭 磨き三割九分 スパークリング(山口県)
松榮鮨で獺祭を飲んだのは初めてかもしれません。三割九分ですから、スパークリングの日本酒としては最高級クラスでしょう。クセがなく飲みやすい。
仙禽 ナチュール Six(栃木県)
ワイン酵母で造られた仙禽。日本酒を飲んでいる感覚はまったくありませんでした。
酸味のある、パインのような、柑橘系のようなフルーティーな味わいでした。
HARVEST 2017(秋田県、NEXT5 第8弾)
秋田県の五つの酒蔵が結集した醸造団体がNEXT5です。構成蔵は「一白水成」(福禄寿酒造)、「ゆきの美人」(秋田醸造)、「春霞」(栗林酒造店)、「山本」(山本合名会社)、「新政」(新政酒造)です。
2013年に始まり、2014年から外部の著名芸術家とコラボし、ボトルをデザインしてもらっているそうです。2017年版は一白水成で、建築家の田根剛氏がボトルをデザインされています。
喉の奥にスーッと入っていくほど飲みやすく、米の旨味と甘味が感じられました。限定販売なので、すでに正規ルートでは入手できませんが、自宅に1本ほしいくらいです。
3月も素晴らしい部活動でした。
来月からいよいよ新年度に入り、5月からは3周年に突入します。
楽しみの尽きない部活動には、感謝しかありません!
宝石箱(2018年3月)
宝石箱(2018年3月)
宝石箱(2018年3月)
宝石箱(2018年3月)
四万十川 天然岩海苔
春の一皿(蛍烏賊、鯛の真子、菜花)
春の一皿(蛍烏賊、鯛の真子、菜花)
太刀魚塩焼
小肌
桜鯛
天然帆立
細魚 黄身醤油
鰆 漬け
生鳥貝
初鰹 芽ネギ
焼喉黒
車海老
白魚 玉子とじ
菜花昆布〆
煮蛤
土鍋御飯
土鍋御飯
土鍋御飯、大浅蜊汁
土鍋御飯のおにぎり
獺祭 磨き三割九分 スパークリング(山口県)
仙禽 ナチュール Six(栃木県)
仙禽 ナチュール Six(栃木県)
HARVEST 2017(秋田県、NEXT5 第8弾)
器のある風景
座敷
2018/04/03 更新
2018/02 訪問
九州前×江戸前
2月の部活動であります。
大将が九州に料理の勉強に行かれとのことで、2月のテーマは「九州前×江戸前」になりました!
九州の魚に江戸前の仕事、そして大将のアレンジ。それだけでヨダレが垂れてきます(笑)。
そろそろ旬が終わる松葉蟹登場!
今年は漁獲量が少なく、例年なら3月まで食べられるそうですが、残念ながら終わりに近いようです。
まずはのれそれ+鶉の卵。
のれそれは穴子の稚魚。魚を食べている感じがまったくしません。生臭さもありません。
麺類を啜っているかのような食感で、非常に食べやすい。
続いて、松葉蟹尽くし。
蟹しゃぶ いきなりK点超え!ふっくらと花咲いた身は甘く、舌を柔らかく包み込みました。100本は余裕でいけます。
蟹味噌づけ やっぱりKing of 蟹はズワイガニだと思います。この一品で確信しました。
甲羅酒 これはいけない!飲み過ぎる(笑)。
蟹鮨 どうせならシャリの部分も蟹にしてくれていいんですよ?というくらい蟹感に溢れた握り。
烏賊雲丹 叩いた烏賊の上に雲丹を添えて。烏賊やわらかっ、雲丹甘っ!と口の中が騒がしい。
虎魚 おこぜの鮨なんて初めて!肝が一気に口の中をコーティーングし、その中でコリコリの身をいただきました。鮟鱇や皮剝の肝よりあっさり。
鯵 出水産 鯵の日本三大ブランドの1つ鹿児島県出水産。この鯵を知ってしまうと、普通の鯵では満足できません。
春子鯛 塩で抜かれた水分が酢と昆布に入れ替わり、旨味が増された春子鯛。抜群に美味い。
鰯 梅雨鰯でもないのに脂がのりまくっていました。押し黙るほど濃い旨味。
鯖寿司 九州で学んできたという鯖寿司。身が厚すぎて、寿司というかほぼ鯖でした(笑)。
胡麻鯖 セラノ・ペッパー 九州でよく目にする胡麻鯖。一瞬辛みがぐっと来るセラノ・ペッパーをのせて。こちらも大将のアレンジです。
炙り真魚鰹 これも久々。白いので煮切りがよく映えます。
メジマグロ 中トロ 黒鮪の幼魚。成魚ほどの肉感はありませんが、逆に魚の美味さがあります。
メジマグロ 大トロ 十分脂のってます!
生鳥貝 解禁されたばかりとは思えない成熟ぶりの鳥貝。鳥貝独特の甘みも弾力も強い!
トロなら 一般的にはトロたくですが、大将が好きではないらしく、奈良漬バージョンです。クセの少ない奈良漬で、シャキコリの食感が素晴らしい。
炙り喉黒 紅瞳 喉黒の中の紅瞳というブランドものを炙りで。白身とは思えない強烈な脂。
広島巻 こちらも九州の広島巻の改良版。長芋のわさび漬を野沢菜で巻いたもの。〆にふさわしい爽やかな巻物でした。
蟹汁 最後も蟹で。出汁が出すぎているせいか、鼻水も出ましたw
この日のお供は次の3種。
作 IMPRESSION-G(奈良県) 久々の作、2018年の新ボトルです。フルーティーで実にさわやか。
酒是日本魂 純米吟醸(福岡県) 初の熱燗!これを飲み過ぎたせいで、頭がバグりました。
日高見 中取り 大吟醸 ベネチアンボトル(宮城県) Bottega Venetaのグラスでいただきました。より高級な感じがしますね(笑)。
毎月毎月進化を続ける大将。
いつの日か、常総前(じょうそうまえ)と呼ばれる鮨が完成するかもしれません。
宝石箱(2018年2月)
宝石箱(2018年2月)
松葉蟹
生鳥貝
セラノ・ペッパー
のれそれ
蟹しゃぶ
蟹しゃぶ
蟹しゃぶ
蟹しゃぶ
松葉蟹尽くし
甲羅酒
松葉蟹
雲丹
烏賊雲丹
虎魚
鯵 出水産
春子鯛
春子鯛
鰯
鯖寿司
胡麻鯖 セラノ・ペッパー
炙り真魚鰹
メジマグロ 中トロ
メジマグロ 大トロ
生鳥貝
トロなら
炙り喉黒 紅瞳
広島巻
蟹汁
作 IMPRESSION-G(奈良県)
酒是日本魂 純米吟醸(福岡県)
日高見 中取り 大吟醸 ベネチアンボトル(宮城県)
日高見 中取り 大吟醸 ベネチアンボトル(宮城県)
Bottega Venetaのグラス
笠間焼のおちょこ
2018/02/27 更新
2018/01 訪問
鮨とマリアージュと私
2018年一発目の部活に行ってきました。
この日の大将のコンセプトは『マリアージュ』!!!
料理と日本酒5種類を逢わせながらいただきました。
仙禽 無垢(栃木県)
飛露喜 吟醸 生詰(福島県)
篠峯 純米生原酒 直汲み無濾過(奈良県)
純米大吟醸 花の香 桜花(熊本県)
栄光冨士 純米大吟醸 無濾過生原酒(山形県)
あん肝煮付×仙禽 無垢(栃木県)
一品目はあん肝の煮付と仙禽 無垢。
先に仙禽 無垢をいただくと、甘くてフルーティー。あん肝の後にいただくと、甘さが抑えられることで、よりフルーティーかつ米の旨味が感じられました。仙禽 無垢単独でも美味すぎました。これは、自宅用に買っておいてもいいくらいでした。
いきなりマリアージュの洗礼を浴びました!!!
のれそれと雲丹
久々ののれそれ。のれそれ = 穴子の稚魚です。
のれそれの食感は、超高級な素麺を食べているかのよう。雲丹の甘みと出汁が加わって最高でした。
生銀鱈×飛露喜 吟醸 生詰(福島県)
生銀鱈をスモークガンで燻した瓶詰め。
瓶を開けると、煙とともにジーニーではなく生銀鱈が現れました。
生銀鱈の余計な脂が落とされ、薫製の良い香りを蓄え、単に焼いたとき以上の旨味が濃縮されていました。10切くらい入れといてほしかった・・・そんな生銀鱈と飛露喜、合わないはずはありません。
牡蠣フライ×篠峯 純米生原酒 直汲み無濾過(奈良県)
冬の醍醐味牡蠣フライ!
篠峰が微発泡でさわやかな酸味のある風味なので、フライの脂を吹き飛ばしてくれます。
それにしても、毎回牡蠣フライが美味すぎる。何もつけなくても味が濃い!
ここから、日本酒2種をいただきつつ、鮨をつまみました。
墨烏賊 ねっとり舌にまとわりつき甘みが強い。
蛸 真空低温調理 新しく導入した真空調理器の第一弾!柔らかいのに生で食べている感覚!
小肌 脂のノリが最高潮!柚子がいい仕事してます。
阿古屋貝 真珠を作る時の貝って、食べても美味しいんですね!知らなかった・・・
牡丹海老 定番の牡丹海老。
焼北寄貝 焼くことで香ばしく、甘みを増した北寄貝。めちゃうま〜。
炙り鰤ハラス 大蒜醤油漬 鰤の一番脂がのった腹の部分をにんにく醤油につけて炙ったもの。クセになる美味さ。
金目鯛ハラス昆布〆 金目鯛の一番脂ののった部分を昆布〆にしたもの。衝撃的なほど美味。この日一番気に入りました。
細魚×鶉の卵 細魚を鶉の黄身につけた逸品。黄身がついているのでTKG感もある不思議な鮨。
鰹 脂のりすぎな鰹。奇跡の薬味を添えて。
1ヶ月熟成本鮪網焼 大間産×河豚葱 大間の本鮪を1ヶ月熟成し網焼きに。まるでA5ランクの和牛のよう。
穴子 そろそろ終盤のお知らせ、穴子です。このやわらかさに毎回ほっこりさせられます。
牡蠣出汁鮨 牡蠣の握りを出汁ごといただきました。崩さないよう一気に!
恵方巻 節分間近ということで、松榮鮨特製の恵方巻きを。中身が豪華すぎて方角とかどうでもよくなってしまう恐ろしい巻物(笑)。
味噌汁 極寒の帰宅に耐えられるよう、身体を温めさせていただきました。
メインの日本酒は、純米大吟醸 花の香 桜花(熊本県)。
ワインの国フランスで開催された初の日本酒コンクール「KURA MASTER」(2017年)で、Prix du Jury Kura Masterに輝くとともに、審査員特別賞まで獲得した、今もっとも注目されている日本酒です。
さわやかで米の旨味が漂う日本酒なのに、洋食によく合うだろうな〜という印象の味わいでした。和食以外、フレンチでもイタリアンでも対応できそうです。
トリは、おそらく日本で一番有名な日本酒の十四代と同じ酒未来(酒米)から作られた栄光冨士 純米大吟醸 無濾過生原酒(山形県)。圧倒的な米の風味。飲みやすい。名前そのままに、これからの日本酒の未来を担う重要な一本でしょう。
日本の最先端の日本酒が集った夜でした。
そして、大将もどんどん最先端に突き進んでいました!松榮鮨研究所と呼んでも過言ではありません。
宝石箱(2018年1月)
宝石箱(2018年1月)
宝石箱(2018年1月)
聖水5種
純米大吟醸 花の香 桜花(熊本県)
純米大吟醸 花の香 桜花(熊本県)
あん肝煮付×仙禽 無垢(栃木県)
生銀鱈×飛露喜 吟醸 生詰(福島県)
牡蠣フライ×篠峯 純米生原酒 直汲み無濾過(奈良県)
鮨×純米大吟醸 花の香 桜花(熊本県)
鮨×栄光冨士 純米大吟醸 無濾過生原酒(山形県)
あん肝煮付
のれそれと雲丹
スモーク生銀鱈
スモーク生銀鱈
牡蠣フライ
牡蠣フライ
墨烏賊
蛸 真空低温調理
小肌
阿古屋貝
牡丹海老
焼北寄貝
炙り鰤ハラス 大蒜醤油漬
金目鯛ハラス昆布〆
細魚×鶉の卵
鰹
1ヶ月熟成本鮪網焼 大間産×河豚葱
穴子
穴子
牡蠣出汁鮨
牡蠣出汁鮨
恵方巻
恵方巻
味噌汁
2018/01/29 更新
2017/12 訪問
極上鮨 その先へ
1年ぶりのランチ。昼間に行けるのは、年末年始くらいです。
部活ではなく自主練のため、今回は単独で突撃してきました。
2018年も少しでも前進できるようにと願を掛け、その先へを注文しました。
ちなみに、ランチメニューはこんな感じです。
昼の上鮨(1500円)
昼の特上鮨(2200円)
昼の極上鮨(3200円)
極上鮨 その先へ(6000円)
ランチの”その先へ”が、ディナーのおまかせに相当します。
極上鮨 その先へ(6000円)
昼間から御神体(本鮪 大間産)を愛でました(笑)。
小肌
瘤鯛
九絵 三週間熟成
障泥烏賊
生蛸
キングサーモン
トロ鰹
生いくら
中トロ 大間産
金目鯛炙り
雲丹
鰤
喉黒炙り
赤貝
大トロ 大間産
かんぴょう巻
玉、あら汁、サラダ
怒濤の16貫!!!
ランチとは到底思えない、とんでもない構成でした。これで6000円は安いでしょう!
ついこの間食べたばかりの九絵が三週間ほど熟成され、さらに旨味が濃縮されていました。目ん玉飛び出るかと思うくらい美味。熟成するとこんなにも味が変わるのか!?と感動しました。
松榮鮨では定番の大間産本鮪。築地の最上級を仕入れているので、問答無用の美味さ。しかし、他の寿司屋の鮪に満足できなくなるというデメリットがあります(笑)。
大間の本鮪というと、それだけでありがたがる人が多いのは事実でしょう。大将のこだわりで、旬の時期にしか仕入れないため、夏場は別の漁場で穫れた鮪を使うことが多いです。
2017年の〆にふさわしい、素晴らしいランチタイムでした。
2018年も全12回の部活動に励むべく、体調管理を徹底したいと思います!
御神体(2017年12月)
小肌
瘤鯛
九絵 三週間熟成
障泥烏賊
生蛸
キングサーモン
トロ鰹
生いくら
中トロ 大間産
中トロ 大間産
金目鯛炙り
雲丹
鰤
喉黒炙り
赤貝
大トロ 大間産
大トロ 大間産
かんぴょう巻
玉
あら汁
サラダ
ランチメニュー
外観
2017/12/31 更新
2017/12 訪問
九絵を食え!
2017年最後の部活に勤しんできました。
年末特別仕様でしたから、自ずと気合いが入りました!
この日は史上最強の九絵尽くしでした!!!
九絵刺
九絵塩焼
九絵唐揚
九絵しゃぶ
九絵鍋
〆の九絵鍋雑炊 三変化
まさか、つまみが九絵尽くしとは・・・
予想を遥かに上回る圧巻の素材、感無量でございました。
銀座の鮨屋でこんなメニュー組んだら、とてもじゃないけど3万円では足りないはず・・・
大将、いつもありがとうございます!!!
白身でたんぱくそうな見た目なのに、コリっとした歯ごたえのある食感、絶妙な脂、香ばしい鱗、そして1種類だけの魚から出たとは思えないほど強烈な出汁。九絵恐るべし!!!
九絵だけで終わってもいいような内容なのに、満喫した後握りへ。
そして、握りも九絵(笑)。
九絵 旨味が強い、さすが高級魚!
九絵トロ葱 九絵の腹の部分と馬関小ねぎをあわせて。脂の風味と葱の爽快感に舌鼓。
お久しぶり!1年ぶりの再開(笑)。この時期だけ登場するトリュフ!!!
豪快にスライスしまくっていただきました。こんなに香りの強いトリュフには、イタリアンやフレンチでもなかなか出会えません。
本鮪 大間産+モートリュフ 大間の本鮪にこんなことするなんて!第一弾、チーズともよく合う。
本鮪 大間産+トリュフ 大間の本鮪にこんなことするなんて!第二弾、鮪もトリュフも強烈だから、釣り合いが取れていました。
中トロ 大間産 安定の中トロ。美味すぎて泣く。
大トロ 大間産 一瞬で消え去る大トロ。美味すぎて笑う。
〆は九絵鍋雑炊 三変化!
まずはそのまま九絵鍋雑炊!
続いて、九絵鍋雑炊+Belper Knolle!
最後は、九絵鍋雑炊+トリュフ!
そのまま食べても激美味な雑炊でした。オニオンとペッパーの香りがするBelper Knolleをかけると、コクが増して別次元へ!そして、トリュフをかけると、異世界へ!
あまりの量だったので、残りをお土産にいただいて帰宅しました。
この日のお供は次の通り。
明鏡止水 すぷらいと 純米超辛口(長野県) あのスプライトではありません(笑)。
新政 コスモス 2015(秋田県) ボトルの見た目のまんま、甘みの強い日本酒でした。まさにクリスマス向き!
日高見 純米大吟醸 弥助(宮城県) 日高見最高級のひょうたんボトル。2017年の〆にふさわしいフルーティーで華のある日本酒でした。
2017年も全12回の部活を終えました。毎回がクライマックス級の素晴らしい内容でした。
2018年も志新たに鮨道(食べる側w)に精進したいと思います。
宝石箱(2017年12月)
宝石箱(2017年12月)
トリュフ
トリュフ
馬関小ねぎ
九絵刺
九絵刺
九絵塩焼
九絵塩焼
九絵唐揚
九絵唐揚
九絵しゃぶ
九絵しゃぶ
九絵しゃぶ
九絵鍋
九絵鍋
九絵鍋
九絵鍋
九絵
九絵トロ葱
本鮪 大間産+モートリュフ
本鮪 大間産+トリュフ
本鮪 大間産+トリュフ
中トロ 大間産
大トロ 大間産
九絵鍋雑炊
九絵鍋雑炊
九絵鍋雑炊
九絵鍋雑炊+Belper Knolle
九絵鍋雑炊+Belper Knolle
九絵鍋雑炊+トリュフ
九絵鍋雑炊+トリュフ
明鏡止水 すぷらいと 純米超辛口(長野県)
新政 コスモス 2015(秋田県)
日高見 純米大吟醸 弥助(宮城県)
2017/12/24 更新
2017/11 訪問
日本最強の部活動記録
11月も迷うことなく部活動に参加しました!行きたくないと思わせない最高の部活動です。
いや〜、鮨部って本当に素晴らしいですね。
11月の宝石箱には、解禁になったせこ蟹、赤貝、蝦蛄などが鎮座していました。
2017年ギリギリ最後の上物の鰹が入ったとのこと。
いきなり玄関先で藁焼き!!!
1年ぶりに見ました、藁焼きの豪快な炎を。
表面を一気に焼くので、旨味がぎゅっと閉じ込められ、さらに表面の香ばしさときたら犯罪に近いものがありました。
上物の鰹の身は虹色に輝くので、非常に美しいです。脂のノリが最高レベルで、一品目からクライマックスか!?というくらい美味しかった。
続いて、せこ蟹尽くし。
身は美味いし、外子も内子も美味。何も付けなくてもめちゃ美味。
やはり蟹、全員無言になります(笑)。
極めつけは、セコロッケ!何と、せこ蟹のクリームコロッケなのです!
鮨屋でコロッケを食べるとは思いませんでした(笑)。
せこ蟹を牛乳でボイルし、さらに煮詰めて、蟹の旨味を極限まで濃縮したクリーム。もちろん身も外子も内子も入ってました。B級じゃないですが、B-1グランプリにそのまま出したら優勝してしまうレベル。原価率がドえらいことになりますがw
桜海老と九条葱のかき揚げ。
もちろん駿河湾の桜海老!
海老と葱の甘みが混じり合って、さらに香ばしさも加わり、悶絶するしかありません・・・
つまみ3種を堪能し、いよいよ握りへ。
鱚 昆布〆 いつもお世話になってます!鱚は昆布〆に限ります!
鯖 贅沢な三枚重ね!
赤貝 渡波産 vs 山口県産 人生初!赤貝食べ比べ!味と風味は渡波産、食感は山口産。
ひも巻 ひもだけでも美味いのに、炙った海苔の風味が合わさると・・・
生いくら 皮がやわらかく、プチプチの食感が最高。
蝦蛄 松榮鮨では初対面の蝦蛄。出汁をかけていただくので、超濃厚でした。
鮪食べ比べ!
青森県三厩産の本鮪でございます。
本鮪 赤身 いい鮪の香りは本当に素晴らしい。獣とまでは言いませんが、強い風味がいい!
本鮪 中トロ(血合際一番) 赤身の香りとトロの脂のいいとこ取り。
本鮪 大トロ 肉の脂のような重さはなく、さっと消える刹那の口幸。
松榮巻 本鮪のあらゆる部位を混ぜ、紅白に仕上げた巻物。松榮巻と命名されたそうです!注文するときは、”松榮巻”で通るはず!
煮蛤 鮪の後、出汁たっぷりの煮蛤でほっこり。
せこ蟹の味噌汁 最後もまたせこ蟹。蟹の姿はありませんが、その存在を感じざるを得ないほどの蟹の出汁が含まれた味噌汁でした。
本日のお供はこちら。
鳳凰美田 剱 辛口純米 瓶燗火入酒(栃木県) すっきり辛口で、甘みもあるタイプ。飲みやすい!
澤屋まつもと 守破離 山田錦(京都府) 起伏の少ない味わいで、クセが欲しい人には物足りないかも。
而今 純米吟醸 八反錦火入(三重県) まろやかでフルーティーな而今。これまた飲みやすいので、一気飲み注意!
11月もハイレベルな部活動でした。
2017年最後の部活に向け、体調管理に全力を注ぎたいと思います!
宝石箱(2017年11月)
宝石箱(2017年11月)
宝石箱(2017年11月)
せこ蟹
赤貝食べ比べ(山口県産 vs 宮城県石巻市渡波産)
鰹藁焼き
鰹藁焼き
鰹藁焼き
鰹藁焼き
せこ蟹尽くし
せこ蟹尽くし
せこ蟹尽くし
セコロッケ(せこ蟹のクリームコロッケ)
セコロッケ(せこ蟹のクリームコロッケ)
セコロッケ(せこ蟹のクリームコロッケ)
桜海老と九条葱のかき揚げ
鱚 昆布〆
鯖
赤貝 渡波産
赤貝 山口県産
ひも巻
生いくら
蝦蛄
本鮪 青森県三厩産
本鮪 青森県三厩産
本鮪 赤身
本鮪 中トロ(血合際一番)
本鮪 中トロ(血合際一番)
本鮪 大トロ
本鮪 大トロ
本鮪 大トロ
本鮪 大トロ
本鮪 赤身
本鮪 中トロ(血合際一番)
本鮪 大トロ
松榮巻
煮蛤
せこ蟹の味噌汁
鳳凰美田 剱 辛口純米 瓶燗火入酒(栃木県)
澤屋まつもと 守破離 山田錦(京都府)
而今 純米吟醸 八反錦火入(三重県)
2017/12/02 更新
2017/10 訪問
台風過ぎてガメラ現る!
10月も部活動に勤しんできました。
しかし、台風が日本を縦断したせいで、魚の入荷が全国的に少なかったとか。
毎月行ってれば、そういう日もあります!
寒くなってきましたから、今年初のお鍋をいただきました。
冬眠に向けて栄養を蓄えたすっぽんを!!!
まずは生牡蠣食べ比べ。
三重県浦村、北海道厚岸、岩手県広田湾、山口県下関を順々にいただきました。
小ぶりですが、濃厚な海の風味とクリーミーさを満喫できました。
生牡蠣を4つもいただいたものの、お腹を壊すことはなく問題ありませんでした!
すっぽんの茶碗蒸し
すっぽんの唐揚げ
まる鍋
怒濤のすっぽん尽くし。天然物なので、血は飲めません。
すっぽんのことをまると呼ぶので、通称”まる鍋”です。小生、蒼太の包丁で知りました(笑)。
牡蠣で冷えた身体を温めるべく、まずはゆっくり茶碗蒸しをいただきました。
ところどころ出会うすっぽんの身に舌鼓を打ちつつ、小生の好物百合根を堪能しました。
すっぽんの唐揚げは初めてでした。食感は鶏の唐揚げのようで、臭みがまったくありません。美味いな〜、これ。3個くらい食べたい。
最後はゼラチンたっぷりのまる鍋。よく出汁が出ているので、スープまで美味でした。これからの季節にもってこいです。
続いて握りです。
小肌 脂がのりまくっているので、最高の状態で出てきます。この時期の醍醐味!
鯵 淡路島産 しばらく出水産ばかりでした。小ぶりですがぎゅっと身がつまった肉厚な鯵でした。
生いくら こちらも定番。宝石のごとく光り輝くいくらが、口の中でプチプチと潰れて美味。
白子 ボラの白子。クリーミーなのにさっぱりいただけました。
天然縞鯵 八丈島産 何度か登場している天然縞鯵。口一杯に広がる脂が最高です。
車海老 湯でたての車海老をまだ少し温かい状態で。甘みが強かった!
紅白 鮪づくし 大間産 鮪の各部位を混ぜた海苔巻。それも大間産で!酢飯と赤酢飯で紅白に仕上げられた、非常にめでたい逸品。最高の贅沢でしょう。
〆はまる鍋雑炊!
味を変えつつ、3杯もいただいてしまいました・・・
1杯目はそのまま、2杯目は生いくらを散らして、3杯目はトリュフオイルをかけて。
ま〜旨い(笑)。
台風のせいで寿司ネタが少なかった分、雑炊で腹一杯になりました。
この日のおともは2杯だけ。
仙禽 無垢(栃木県) 栃木県の2017年新酒。やや辛口のフルーティー。
榮光冨士 純米大吟醸 酒未来(山形県) 十四代と同じ酒米から作られた日本酒。よりフルーティーで甘口だが、スッキリして飲みやすかった。
今月も全力で部活動に参加しました。
来月も全力で臨むべく、体調を整えようと思います!
宝石箱(2017年10月)
宝石箱(2017年10月)
すっぽん
生いくら
生牡蠣(浦村、厚岸)
生牡蠣(広田湾、下関)
生牡蠣
生牡蠣(三重県浦村)
生牡蠣(北海道厚岸)
生牡蠣(岩手県広田湾)
生牡蠣(山口県下関)
すっぽんの茶碗蒸し
すっぽんの茶碗蒸し
すっぽんの唐揚げ
すっぽんの唐揚げ
まる鍋
まる鍋
小肌
鯵 淡路島産
生いくら
白子
天然縞鯵 八丈島産
車海老
紅白 鮪づくし
まる鍋雑炊(1杯目)
まる鍋雑炊(1杯目)
まる鍋雑炊(2杯目)
まる鍋雑炊(3杯目)
仙禽 無垢(栃木県)
榮光冨士 純米大吟醸 酒未来(山形県)
2018/01/29 更新
2017/09 訪問
大間からの刺客
肌寒い季節となって参りました。
寒さに負けず、9月も元気に部活動に勤しんできました。
<告知>
ついに松榮鮨がTVに登場するようです!
タカトシのぶらぶらサタデー(毎週土曜日12:00~13:30放送)に。
10月21日放送予定らしいので、観るしかありません(笑)。
この日は1つ勉強になりました。
本牡丹海老が入ったそうでいただきました。
「それなら、いつも食べている牡丹海老は何なんだ?」という疑問が当然湧いてきます。
一般に出回っている牡丹海老は、正式にはトヤマエビ(富山海老)だそうで、赤い縞模様から虎牡丹海老と呼ばれることもあります。富山と名前が付いていますが、一大産地は北海道です。
対して、本牡丹海老は縞模様ではなく、斑点が特徴です。めったに穫れることがなく、超希少なのだとか。本牡丹海老が出回れば良かったのですが、希少かつ鮮度を保つのが困難だったため、収穫が多く鮮度を保ちやすいトヤマエビが牡丹海老と呼ばれることになったそうです。
松榮鮨に通っていなければ、一生得ることのない知識でした!
いつも通り、つまみからいただきました。
前菜:鰹、蛸、子持ち昆布
10月になれば分かりますが、この美しい盛りつけはスペシャルエディションです!
白子 出汁に浸けられたものなのでそのまま。ご飯が進む系ですw
鮟肝の煮付 茨城では鮟肝を食べる機会が非常に多いですが、煮付は初。ご飯が進む系ですw
本ししゃもフライ その辺に売ってる偽のししゃもではなく、本物です。身が美味い!
生銀鱈の煮付 生の銀鱈を仕入れているから実現可能な煮付。めちゃ美味で、ご飯が進む系ですw余った煮汁に追いシャリ!一周回して、シャリが崩れないよう一口で一気に!
出汁巻きサンド 前々から大将が研究されていたそうで、ついに初披露!流行の出汁巻きサンド!美味すぎるので、間違いなくテイクアウト必至の逸品になるでしょう。
続いて握りへ。怒濤の16貫!!!
墨烏賊 コリっと噛むと甘みが湧いてきます。
小肌 脂がのってきた小肌。肉厚で美味!
九絵 下関産 淡白ですが、ほのかな甘みが素晴らしい。
虎河豚 芽ネギの香りと河豚の歯応えがいい相性。
鶏魚炙り 鼻に抜ける香ばしさ!
八角 グロテスクな見た目ですが、独特の風味がクセになります。
赤貝 この食感だけは飽きがきません!
鰤トロ とろけるほどの鰤をおろしでさっぱりと。
金目鯛炙り 金目の脂もたまりませんね〜。炙りで香ばしさが加わると、もう鬼に金棒。
生いくら 皮が柔らかく、新ものの良さが発揮されていました。
真梶木 以前は鮪以上の高級魚。脂っぽすぎずちょうどいい。
漬け鮪 大間産 いい鮪って、香りが素晴らしいんですね〜。漬けでも大トロでも、鮪の香りが口いっぱいに広がります。
中トロ 大間産 赤身と大トロのいいとこどり!
大トロ 大間産 すぐに溶けてなくなりました。刹那の旨さ!
きんき炙り(喜知次炙り) 高級魚の1つきんき。香ばしくて甘くて・・・煮付で食べることが多いですが、寿司も美味い!
本牡丹海老 江戸前 真打登場!人生で最後かもしれない本牡丹海老。肉厚の食感に甘海老のような甘さを兼ね備えた最強の海老でした。普段食べている富山海老よりさらに甘みが強い。よく見ると、本牡丹海老と富山海老は卵が全然違いますね〜。
この日のお供は次の三品。
白瀑純米 ど辛(秋田県)辛口だけど飲みやすい。
純米吟醸 来福(茨城県) ど辛よりさらに辛口。
槽垂れ 十四代(山形県) 辛口、辛口と続けたので、十四代の甘みのある豊かな香りがとてつもなく美味しく感じられました。
一つ賢くなった部活動でした。
毎度毎度、素晴らしいお鮨をありがとうございます!
宝石箱(2017年9月)
宝石箱(2017年9月)
御神体(大間本鮪、真梶木)
前菜
前菜
白子
鮟肝の煮付
本ししゃもフライ
生銀鱈の煮付
追いシャリ
出汁巻きサンド
出汁巻きサンド
墨烏賊
小肌
九絵 下関産
虎河豚
鶏魚炙り
八角
赤貝
鰤トロ
金目鯛炙り
生いくら
真梶木
漬け鮪 大間産
中トロ 大間産
大トロ 大間産
きんき炙り(喜知次炙り)
本牡丹海老
白瀑純米 ど辛(秋田県)
純米吟醸 来福(茨城県)
槽垂れ 十四代(山形県)
2017/09/30 更新
2017/08 訪問
怪物は甲子園だけじゃない!
8月といえば甲子園。甲子園には毎年毎年怪物と呼ばれる選手が登場します。
茨城県笠間市には、なんと毎月毎月怪物と呼ばれるネタが登場します!
毎月ですよ、毎月!!!
甲子園球児に負けないよう、8月も部活に参加してきました。
”行きたくない”と思うことが決してない最強の部活です(笑)。
宝石箱だけかと思いきや、超巨大牡蠣&牡丹海老&北寄貝がのった宝石皿まで!
手のひらよりも大きな牡蠣でした。牡蠣が大きすぎて、牡丹海老の衝撃が薄れていますが、こちらも怪物クラス。ちなみに、牡蠣は8年もので築地市場最大です!
いつも通りつまみから。
生白魚 生の白魚を鶉の卵と松榮鮨特製の薬味であわせて。このポン酢うますぎ!
超巨大生牡蠣 身の半分くらいでこの大きさ。大味ではなくクリーミー。
ミンク食べ比べ(赤肉・尾肉・鹿の子) 部位ごとにまったく味が違います。鯨とニンニクは合う!
チーズ盛合わせ まさかのチーズ!鮨屋でチーズ!チーズの種類はブルーデコース、ミラボー ノア、タレッジオ、モッツァレラ ディ ブファラ。それらにドライトマトとメンブリージョ(果実パテ)をあわせていただきました。タレッジオが好み!果実パテなるものが存在すると初めて知りました。
牡蠣フライ 磯の香りが強いので、塩もソースも不要です。
そして、握りへ。
細魚 細魚独特の食感が◎。昆布がいい仕事してました。
新子 そろそろお別れの新子。成長を見守り、来年会うのを楽しみに。
鯵 鹿児島県出水産 出水の鯵に慣れてしまったら、もう他の鯵では満足できません。
鰯 北海道産 どれだけ脂のっとるねん!と突っ込みたくなる鰯。
秋刀魚 秋の王様秋刀魚。いい塩梅に栄養がたまってきてました。
鰹漬け 焼きではなく漬けで!香りが強くてたまりません。
天然縞鯵 淡白そうなのに、歯ごたえと脂ののりに感動。さすが天然ものと言わざるをえません。
白貝 初めてかも。コリっとした食感とやわらかい甘み。
北寄貝 長万部産 遠いとこから遥々茨城へ!こちらもいい食感!
煮鮑 鮨屋の定番、貝類の帝王でしょう。文句なしの美味さ。
鮪 ボストン産 まてしてもボストン!ぎゅっと旨味がつまった赤身でした。
トロ ボストン産 夏場だと大間よりも脂ののりがいいそうで、大将の目利き通りトロけました。
牡丹海老 巨大ですから、これで半分(笑)。歯ごたえと甘みが同居した最高の牡丹!
牡丹海老 with 卵 残りは卵にあわせて。卵のシャクシャクした食感がクセになります。
2017年新生いくら 2017年の生いくら登場!静かに目を閉じて1粒1粒味わいたくなりますね〜。後半は振り柚子で味を変えて爽やかに。
今宵のおとも。
朝日鷹 特撰 特別本醸造(山形県) 名酒十四代と同じ酒蔵で造られた酒。飲みやすい〜!
黒龍 吟醸 垂れ口(福井県) 黒龍全種行くんじゃないか!?というくらい黒龍いただいてますw
早瀬浦 純米大吟醸酒(福井県) 福井県には名酒が多い。まろやかでキレのいい日本酒。
とてつもなく腹パンパンになりました・・・嬉しい悲鳴(笑)。
9月の部活に向けて体調を整えていきたいと思います。
宝石箱(2017年8月)
宝石箱(2017年8月)
宝石箱(2017年8月)
宝石皿(2017年8月)
手より大きい牡蠣
超巨大牡丹海老
生白魚
生白魚
超巨大生牡蠣
超巨大生牡蠣
ミンク食べ比べ(赤肉・尾肉・鹿の子)
ミンク食べ比べ(赤肉・尾肉・鹿の子)
チーズ盛合わせ
チーズ盛合わせ
牡蠣フライ
細魚
新子
鯵 鹿児島県出水産
鰯 北海道産
秋刀魚
鰹漬け
天然縞鯵
白貝
北寄貝 長万部産
煮鮑
鮪 ボストン産
トロ ボストン産
牡丹海老
牡丹海老
2017年新生いくら
2017年新生いくら ふり柚子
朝日鷹 特撰 特別本醸造(山形県)
黒龍 吟醸 垂れ口(福井県)
早瀬浦 純米大吟醸酒(福井県)
早瀬浦 純米大吟醸酒(福井県)
チーズリスト
2017/09/02 更新
2017/07 訪問
怪物現る!!!
7月も元気に部活動に参加してきました。
非常に有意義な活動でございました!
宝石箱だけかと思いきや、とんでもない大きさの伊勢海老が別皿で登場する始末!!!
仕入れた日の築地市場最大の伊勢海老だそうです。
その大きさたるや、車海老の5倍くらいありました(笑)。
<つまみ>
生くらげ まずは生のくらげをコリコリといただきました。
梅雨鰯 塩焼 梅雨の川を流れた養分を存分に吸収した鰯。美味い魚は塩焼きに限ります!超美味!
伊勢海老刺 1匹で6人分は余裕ですから、刺身をちょいといただきました。他の海老にはない弾力!
松茸フライ 松茸をフライにすると、ここまで香りを閉じ込めることができるんですね!衝撃です。
伊勢海老ソテー 弾力凄まじい刺身が、プリプリの香ばしいソテーに変身。もはや説明不要!
<鮨>
新子 少しずつ成長していく新子を見守りつつ、小肌を楽しみに待っております。
新烏賊(墨烏賊) 1貫につき1匹の墨烏賊を使った贅沢なお寿司。烏賊の新子版的な存在。
佐島産蛸 西の明石、東の佐島といえば蛸の名産地。手間のかかる仕込みで完成された蛸で、歯ごたえが凄まじかった!
城下鰈(真子鰈) 安心安定の真子鰈。もう何度もいただいているお馴染みの味でした。
甘海老 久しぶりの甘海老。とろっとした食感と舌にまとわりつく甘みがたまらない!
エボダイ(イボダイ) 人生初のエボ(イボ)ダイ。タイという名前ですがスズキ目の魚なので、あっさりした味でした。
出水産鯵 出水といえば日本最高峰の鯵!これに慣れると、もう他の鯵では満足できません。
梅雨鰯 塩焼だけではなかった(笑)。脂のりまくりで身も分厚いので、鰯とは思えませんw感動すら覚える鰯!
ボストン産鮪 築地にはボストンからも鮪がやってくるのでしょうか!?大将がアメリカ時代によく仕入れていたらしいボストン産の鮪。ものすごい脂がのってて美味でした。
<〆>
伊勢海老・甘海老・芝海老のパスタ まさかの鮨屋でパスタ(笑)。3種の海老で作られた最高のソースをフェットチーネに絡めていただきました。イタ飯屋も唸る美味さ!
カステラ玉子 たまに出てくるカステラ玉子。芝海老が入っているので、最後まで海老尽くしの夜でした。
<日本酒>
八海山 純米吟醸生原酒(新潟県) 生原酒の濃厚な味わい。
ALPHA 風の森 TYPE1 純米 無濾過無加水 生酒(奈良県) 微発泡で後口が香ばしい。
新政 No.6 X-type(秋田県) 「NO.6」の最上級モデルで、さわやかな甘みのある一杯。
7月もつまみ、鮨、日本酒すべてを堪能することができました!
8月の部活に向け、コンディションを整えたいと思います。
宝石箱(2017年7月)
宝石箱(2017年7月)
伊勢海老
伊勢海老
伊勢海老 vs 車海老
生くらげ
梅雨鰯 塩焼
梅雨鰯 塩焼
伊勢海老刺
松茸フライ
松茸フライ
伊勢海老ソテー
新子
新烏賊(墨烏賊)
蛸 佐島産
城下鰈(真子鰈)
甘海老
エボダイ(イボダイ)
鯵 鹿児島県出水産
梅雨鰯
鮪 ボストン産
鮪 ボストン産
伊勢海老・甘海老・芝海老のパスタ
伊勢海老・甘海老・芝海老のパスタ
伊勢海老・甘海老・芝海老ソースをパンにつけて
カステラ玉子
八海山 純米吟醸生原酒(新潟県)
ALPHA 風の森 TYPE1 純米 無濾過無加水 生酒(奈良県)
新政 No.6 X-type(秋田県)
2017/08/25 更新
2017/06 訪問
衝動買いの夜
またしても凄まじい夜を過ごしてしまいました・・・
しばらく会えないだろうと思っていたあいつも・・・
大将の衝動買いによって(笑)!!!
この日の宝石箱もいつも通りの輝き。さらに、宝石皿まで出てくる始末!
巨大鮑だけでも十分な内容なのに、幻のぶどう海老まで登場しました。
まずは軽くつまみからスタート。
鮑のおへそ刺から鮑刺へのリレー。神業的な弾力は大将の包丁裁きの成せる業!
コリッと歯をはじくのに、1回で噛み切れました。
続いて天麩羅ゾーンへ突入。
葉生姜の天麩羅(炭塩)、葉生姜の天麩羅(味噌) 生姜の爽やかな風味漂う天麩羅でした。
とうもろこし(ゴールドラッシュ)の天麩羅 酸味から一気に甘みへシフト。何個でも食べられます、これ!
鮑の天麩羅 先ほどの刺身とはまったく表情の異なる天麩羅。柔らかく、水分が飛んだ分だけさらに旨味が濃縮さていました。
アスパラガスの天麩羅 言うまでもないでしょう、一気食いですw
アスパラガスのおかき揚げ 祭りの露店にありそうでなかった一品。アスパラ1本丸ごと揚げるなんて洒落てる!
天麩羅を終えてもまだ続くつまみ!
鮑のソテーからの、鮑の肝ソースソテー!
ニンニクが効いて美味。やはり肝ソースは鉄板ですね〜。汁も残したくない・・・
思いが通じたのか、出てきたのがパン(笑)。鮨屋でパンを食べたのは生まれて初めてです(爆)!
このパンに鮑ソースを染み込ませていただきました。本当に美味かったですね〜。
そして、ようやく握りへ。
新子 1年ぶりの再開!ここからまた成長を見守ります。
石垣貝 とり貝のような食感ですが、さらに甘みが強い。解禁してすぐなのにこの大きさ!
ぶどう海老 存在すら知らなかった、幻のぶどう海老。甘海老の甘みと牡丹海老の肉厚な食感が同居した奇跡の海老です!
鯖寿司 京都のいづうやいづ重を食べて研究されたという鯖寿司。鯖のグレードを上げて、さらに美味しくなっていました。
中トロ 定番の中トロ。このくらいの溶け具合がちょうどいいですね〜。
ネギトロ 見た目は中トロですが、ネタの下にネギが敷かれたネギトロです。
芽ねぎ 口の中をさっぱりさせる芽ねぎ。これでリセットということは、この後さらに何かが続くのか!?
まさかの大トリ出現!!!
松榮鮨に通いはじめてから2度目の天然海鰻!!!
しかも、ぶどう海老も味噌汁付き!!!
こんな超豪華なセット、他の店で食べることは不可能でしょう。
前回の天然海鰻よりさらに脂がのり、皮はやわらかく、まったく臭みもなく・・・
自家製の身山椒を添えていただくと、さらに美味!めちゃくちゃ美味しい天然鰻丼でした。
ぶどう海老の出汁たっぷりの味噌汁も当然美味しいのですが、鰻のインパクトが凄すぎました(笑)。
この日のおともは次の3本。
名水仕込み 越乃景虎 特別純米酒(新潟県)
飛露喜 吟醸 生詰(福島県)
飛路喜 純米大吟醸(福島県)
これだけの内容、都内ならとんでもない値段でしょう。
素晴らしい夜をありがとうございました。
来月以降も大将の衝動買いに期待★★★★★
<告知>
8月土用丑の日あたりに、松榮鮨で鰻を食べることが可能です。
要予約で、天然鰻も食べられますよ!!!
宝石箱(2017年6月)
ぶどう海老
新子
鮑
鮑
鮑のおへそ刺
鮑刺
葉生姜の天麩羅
葉生姜の天麩羅
とうもろこし(ゴールドラッシュ)の天麩羅
鮑の天麩羅
アスパラガスの天麩羅
アスパラガスのおかき揚げ
鮑のソテー
鮑のソテー
鮑の肝ソースソテー
鮑の肝ソースソテー
パンと肝ソース
新子
石垣貝
ぶどう海老
鯖寿司
中トロ
ネギトロ
芽ねぎ
天然海鰻の蒲焼き
天然海鰻丼
天然海鰻丼
ぶどう海老の味噌汁
自家製身山椒
名水仕込み 越乃景虎 特別純米酒(新潟県)
飛露喜 吟醸 生詰(福島県)
飛路喜 純米大吟醸(福島県)
2017/07/08 更新
2017/05 訪問
2周目突入!原点回帰!
1年間毎月1回以上通わせていただき、いよいよ2年目に突入しました。
今回は、原点回帰して握りを心ゆくまで堪能させていただきました!
松榮鮨の矜恃が身に染みわたる、渾身の部活でありました。
まずは、つまみから。
蛍烏賊と野菜の生春巻き スイートチリソースで
何だ、何だ!何が始まるんだ!?と動揺してしまうビジュアル(笑)。
蛍烏賊とサラダを自分で生春巻きに仕上げ、スイートチリソースをつけていただく逸品。東南アジア料理ではよくみるソースが、鮨屋で出てくるとは誰が想像できましょう!すべて包むのはもったいない気がしたので、蛍烏賊1匹と少量の野菜を残しました。新鮮な野菜の食感、蛍烏賊の苦味、スイートチリソースの甘みと辛みが口の中で暴れ回って大変でした。それぞれバラバラに食べても、当然美味!
時鮭(ときしらず)
シンプルな焼きに、大根おろしを添えて。
人間で時知らずはただのボケですが、これが鮭なら絶品食材に変わります。不思議なものですねぇ〜。
脂ののりかたが最高。少し残しておにぎりにしたい!
稚鮎のフライ
春が過ぎ、じわじわと夏を思わせる稚鮎。
頭からかぶりついてもやわらかく、カリッとした食感と川魚特有の苦味がいい感じ。
つまみを終え、いよいよ握りへ!圧巻の19貫(笑)!
赤烏賊 墨よりは甘み控えめですが、歯茎を弾かんばかりの食感がいい!
墨烏賊 赤より甘み重視。ねっとりと舌にまとわりつく。
鱚 昆布〆 鱚と同じく昆布で〆られてみたくなる逸品w
細魚 少しこりっとした食感と風味が素晴らしい。
鯵 出水 日本三大鯵の1つ。こんなに大きくて美味い鯵はなかなかないですよ。
小肌 我々の部活の時だけしっかり脂をのせてくる小肌最高!
真子鰈 噛ごたえありますね〜。鯵はあっさり、次のネタから始まる脂メドレーの前にはちょうどいい。
金目鯛炙り 炙りで少し脂を落とし、それでも口一杯に広がる旨味。皮の香ばしさも素晴らしい。
黒鯥 赤ほどではないですが、黒も捨てがたい。
赤鯥炙り いわゆる喉黒、白身の帝王と言っても過言ではない美味さ。
牡丹海老 エメラルドグリーンに輝く卵といっしょに!
鰯 口の中をさっぱりさせてくれる爽快感のある鰯。
生鳥貝 丹後 この時期になってようやく解禁されるため、巨大生物と化している生鳥貝。丹後からわざわざ水戸までw
猛者海老 富山の猛者!身に締まりがあり、甘みは控えめ。初めていただきました。
本鮪 中トロ 限りなくトロに近い中トロ
本鮪 大トロ炙り 炙らないとこちらの身がもたないくらいの脂のノリ。夏前にここまで脂がのっているのはすごい!
白魚 茶鮨 白魚をお茶漬け風にさらさらと。
最中ちらし寿司 ふる川の最中にちらしを閉じ込めたシャレオツな一品!
煮穴子 定番の煮穴子ですが、久しく食べたような気がします。
新蛤の味噌汁 身も心も落ち着けてくれる、新蛤の味噌汁。ほっと一息つく同時に、握りの終焉を感じさせてくれます。
今宵の日本酒は以下の通り。
上喜元 純米吟醸(山形県) 超辛口!食欲増進効果あり(たぶん)!
谷風 純米大吟醸(宮城県) きりっとしていますが、甘みもあり女性受けしそうな日本酒です。
鍋島 純米大吟醸 愛山(佐賀県) 愛山シリーズの最高峰、当然美味でございました。
怒濤の19貫を食べきり、2周年記念を終えました。
素晴らしい部活であり、宴でありました。
また来月も全力で楽しもうと思います!
宝石箱(2017年5月)
宝石箱(2017年5月)
蛍烏賊と野菜の生春巻き スイートチリソースで
蛍烏賊
蛍烏賊と野菜の生春巻き スイートチリソースで
蛍烏賊と野菜の生春巻き スイートチリソースで
時鮭(ときしらず)
時鮭(ときしらず)
稚鮎のフライ
稚鮎のフライ
赤烏賊
墨烏賊
鱚 昆布〆
細魚
鯵 出水
小肌
真子鰈
金目鯛炙り
黒鯥
赤鯥炙り
牡丹海老
鰯
生鳥貝 丹後
猛者海老
本鮪 中トロ
本鮪 大トロ炙り
白魚 茶鮨
最中ちらし寿司
最中ちらし寿司
煮穴子
新蛤の味噌汁
生鳥貝 丹後
生鳥貝 丹後
猛者海老
本鮪 大トロ
上喜元 純米吟醸(山形県)
谷風 純米大吟醸(宮城県)
鍋島 純米大吟醸 愛山(佐賀県)
醤油差し
キレキレの醤油差し
厨房
座敷
入口
2017/05/27 更新
2017/04 訪問
祝!一周年記念!
通い始めてから、ついに1年が経過しました!
この日もスペシャルな内容でしたが、何と寿司は5貫のみという異例の構成で、これまでで最少でした。
松榮鮨ならぬ松榮肉と化していました(笑)。
桜海老と有精卵 久しぶりの桜海老。桜海老の甘みと有精卵のまろやさとコクは最高の相性!
陸前高田産雪解牡蠣 雪解け水のミネラルをたっぷり蓄えたシーズン最後の牡蠣。旨味が濃厚!
白海老の天麩羅 超高級かっぱえびせん!香ばしくて美味。
明石産天然鯛しゃぶ 明石の鯛をフュメ・ド・ポワソンで。鯛を食べてこんなに美味しいと思ったことはない、人生ベスト!
牡丹鍋 一度も冷凍していない生の猪。まさかの牡丹鍋でした(笑)。まったく臭みはなく、ジビエ特有の旨さがありました。
ここから寿司へ。
小肌 新子から見守って小肌へ。やはり脂ののり方が違いますな〜。
赤身 天照大神の國伊勢からいらした本鮪、銀座でもなかなか入荷しないレベルだそうです!確かに味が濃い。
血合際一番 赤身とトロのいいとこ取りの血合際、本当に美味いです。
大トロ 圧巻の大トロ!口いっぱいに脂が広がり、さっと消えてなくなります。脂が多いのにまったくしつこくありません
長須鯨 A4〜5ランクの和牛を食べているかのような感触。
桜海老の素揚げ入り土鍋ご飯 〆の桜海老ご飯。そのまま→イクラを添えて→出汁茶漬と3段階の変化。おこげもまた美味〜。
日本酒は以下の通り。
寳劔 純米酒超辛口(広島県) 切れ味鋭い超辛口。
麒麟山 大吟醸辛口(山口県) これも辛口ですが、寳劔ほどではありません。
寫樂 純米吟醸(福島県) この4種の中で一番気に入りました!まろやかな味わい。
東洋美人 純米大吟醸 壱番纏(山口県) プーチン大統領にふるまわれた東洋美人。
4月を堪能し尽くしてしまいました。
来月から2周目が始まります。気持ち新たに12ヶ月を楽しもうと思います!
宝石箱(2017年4月)
桜海老と白海老
長須鯨
桜海老と有精卵
桜海老と有精卵
陸前高田産雪解牡蠣
陸前高田産雪解牡蠣
白海老の天麩羅
白海老の天麩羅
明石産天然鯛しゃぶ
明石産天然鯛しゃぶ
明石産天然鯛しゃぶ(フュメ・ド・ポワソン)
牡丹鍋
天然の生牡丹
牡丹鍋
牡丹鍋
御神体(伊勢産本鮪)
御神体(伊勢産本鮪)
御神体(伊勢産本鮪)
小肌
赤身
血合際一番
大トロ
長須鯨
長須鯨
桜海老の素揚げ入り土鍋ご飯
桜海老の素揚げ入り土鍋ご飯
桜海老の素揚げ入り土鍋ご飯
生イクラ
桜海老の素揚げ入り土鍋ご飯 生イクラを添えて
桜海老の素揚げ入り土鍋ご飯 出汁茶漬け
桜海老の素揚げ入り土鍋ご飯 出汁茶漬け
〆のフュメ・ド・ポワソン
かしわ餅
寳劔 純米酒超辛口(広島県)
麒麟山 大吟醸辛口(山口県)
寫樂 純米吟醸(福島県)
東洋美人 純米大吟醸 壱番纏(山口県)
2017/05/06 更新
2017/03 訪問
春を告げる鮨
2016年度最後の部活に行って来ました。
来月でいよいよ12ヶ月巡礼の旅が終わり、5月から二巡目が始まります。気持ち的には鮨遍路であります。
1年間通い続け、カウンターで旬を堪能させていただきました。
今回、3月ということで年度末スペシャルでした!
毎回スペシャルなんですが(笑)。
宝石箱だけかと思いきや、宝石皿まで出てきました。
とてつもなく巨大なボタン海老とサザエ!
あまりの大きさに度肝を抜かれ、まだこんな隠し球持っとるか〜と感嘆させられました。
ちなみに、築地で一番大きいサイズです。
まずはつまみから。
一品目は超巨大サザエの刺身で、コリコリしてもらうために生まれて来たような怪物でした。
ワサビだけをつけて食べると、サザエの甘みとコリっとした食感を楽しめるし、醤油と合わせても美味でした。
続いて、ボタン海老の刺身。巨大がゆえの肉厚さと甘エビのような甘みが同居した刺身でした。これはクセになる!
そして、残りのボタン海老を炙ったものと、海老味噌と卵のソース。炙り身をそのまま食べただけでも、甘みがさらに濃縮されて旨かった。ソースもこの上なく美味でしたから、相乗効果が素晴らしすぎて「おかわり!」と叫んでしまいそうなほど。
残りのサザエが巨大な鎧に入れられ、つぼ焼きになって帰ってきました。
火が通ることにより、刺身とは異なる弾力を手に入れたサザエは、自分の出汁にまみれて別次元の旨さを手にしていました。
独特の苦味が心地よく、最後に残ったサザエスープの一滴まで美味しくいただきました。
そして、ボタン海老はもう終わったものだと思っていたら、最後の最後に頭がカリっと揚げられていました。甲殻のすべてが香ばしくいただけるほどに揚げられているため、ヒゲの1本も残させず供養しました。
わずか2種類の食材なのに、あまりに巨大がゆえに多種の料理に化けました。
大将のエンターテイメントに、毎度驚かされるばかりです!
いよいよ鮨へ。
白海老 ちょいちょい顔を出す白海老。ねっとりとして美味。
アオリイカ 種類を変えつつ1年間お世話になり続けている烏賊!舌にまとわりつく甘みがたまらない。
桜鯛 普段食べる鯛はもっと淡白なのに、少しの甘みと脂ののり具合が素晴らしい。
小肌 1年を通して成長を見守って来ました!新子から脂ののった小肌へ成長。しみじみといただきました。
細魚の昆〆 細魚の隙間にいい塩梅に昆が入り込んでいました。爽やかな、まさに春を告げる魚。
初鰹 さわやかな赤身の香りが吹き抜ける初鰹!
金目鯛の炙り 生で良し・焼いて良し・煮て良しの代表格金目。炙りの香ばしさと脂が絶妙のハーモニー。
大柱 巨大なため、小柱ではなく大柱。言わずもがな美味。
生とり貝 生だからなのか、貝独特の甘みが強い。
ボタン海老の味噌と卵のソース飯 まだ残っていたのかソース!それを小さな飯に〜!
のど黒の炙り 定番ののど黒炙り。人気なのが頷ける美味さ。白身でここまで脂がのった魚、他にありますか!?
カステラ玉子 いつもと違う玉。江戸前鮨でよく使われるタイプで、魚のすり身や芝海老が入っているそうな。
雲丹(厚岸産) 厚岸産といえば牡蠣のイメージですが、雲丹もなかなかどうして。
かんぴょう巻 〆のかんぴょう。仕込みが丁寧!
今宵の日本酒たち。
農口 山廃吟醸(石川県) 2年前に引退された伝説の杜氏農口尚彦氏の貴重な一本。調べてみると、どうやら2017年に杜氏としてカムバックされるもよう!!!
貴(山口県) 獺祭だけじゃない、山口の名酒。
十四代 超特(山形県) 泣く子も黙る十四代。こんな美味い日本酒、他にないです。
田酒(青森県) 田の中のものしか使わないというコンセプトの田酒。そういう姿勢は貫き続けてほしい!
鮨だけではなく、日本酒マニアでもある大将。
現在、日本全国から60種類の名酒を手に入れてあるそうな。
毎回3〜4種類ずついただいているので、1年で40種類前後の計算。2年間以上は通い続けないといけませんね(笑)。
宝石箱(2017年3月)
宝石皿(2017年3月)
小肌
巨大ボタン海老
巨大サザエ
サザエの刺身
サザエの刺身
巨大ボタン海老
ボタン海老の刺身
ボタン海老の味噌と卵のソース
ボタン海老の炙り
巨大サザエのつぼ焼き
巨大サザエのつぼ焼き
サザエ出汁
ボタン海老の頭揚げ
白海老
アオリイカ
桜鯛
小肌
細魚の昆布〆
初鰹
金目鯛の炙り
大柱
生とり貝
ボタン海老の味噌と卵のソース飯
のど黒の炙り
カステラ玉子
雲丹(厚岸産)
かんぴょう巻
農口 山廃吟醸(石川県)
貴(山口県)
十四代 超特(山形県)
田酒(青森県)
2017/03/31 更新
8月の部活動報告です。7月に続き、今回もフルメンバーで出席しました。
宝石箱にヒカリモノがたくさん。一番光っているのは、大将の腕なんですけどね!!!
いつも通り、つまみから鮨という流れのおまかせ。
特注の炊飯用土鍋が部活前日に入荷(笑)!握りの途中から、炊きたてのご飯を酢飯にしていただくという贅沢な日でした。
枝豆豆腐
一品目は、珍しく手の入っていない料理です。
枝豆豆腐を塩と本わさびでいただきました。味は枝豆そのもの!
こちらの豆腐、「築地 安達屋」から入手可能。小生も買いに行こうと思います。
岩もずく
もずくよりしっかりした食感の岩もずく。歯ごたえが良い。
生姜と酢でさっぱり。
桜煮
蛸の二大巨頭といえば、「西の明石、東の佐島」!
神奈川県佐島産の蛸を桜煮にしたものです。鮮やかな紅色のやわらかい蛸、日本酒とよく合います。
三種の蟹の茶碗蒸
蝤蛑(ガザミ)、花咲蟹、鱈場蟹(タラバガニ)の3種から出汁をとり、身まで入った茶碗蒸。
豪華すぎて鼻水が吹き出そうな茶碗蒸でした。チーズが散りばめられていて、まろやかでコクのある味わいでした。おかわり必至の逸品。
蛸 低温調理
佐島産の蛸を低温調理で。
生とも桜煮とも違う独特の食感。粘りのある弾力を保ちながらやわらかい。
秋刀魚の蒲焼
旬の秋刀魚を蒲焼で。濃い黄身の温泉玉子と合わせながらいただきました。もちろん茨城県産の卵です。白飯1つ!と注文しそうなほど美味かった・・・皮がパリパリで身はふっくら。
ちなみに、茨城県は全国1位の鶏卵出荷量を誇る卵大国です。
ここから握りです。
炙り鯖寿司 鯖寿司の表面は炙って香ばしく!1本お持ち帰り希望(笑)。
生蛸 佐島産 蛸の三段変化!生の弾力もいいですね〜。
白烏賊 小みかんを搾って。粘り気が控えめで、爽快感が際立っていました。
新子 この時期だから可能な新子と小肌の食べ比べ!
小肌 大きくなってきたとはいえ、まだまだ新子がやわらかい。
鯵 脂ののった鯵は無敵。薬味も美味すぎる・・・
石垣貝 たまにしか見かけないシャク甘の石垣貝。
生いくら 2018年の初物!プッチプチの弾ける皮の強さは今しか味わえない風物詩。
鮪三連発!!!
赤身 ボストン産 お馴染みのボストン産。夏場なら、日本のものよりボストン産がオススメです!
トロ ボストン産 濃い赤身、中トロに近いトロ、大トロの順にいただきました。
大トロ ボストン産 鮪のいいとこ取りで、鮪を味わい尽くしました。
御飯もの三連発!!!
鮑御飯 濃いめに味付けされた鮑と味付き御飯。丼で注文したい!
穴子御飯 7月に引き続き、穴子御飯第二弾。今回は御飯が五目仕様にパワーアップ!
煮蛤 リゾット風 蛤の出汁を吸い尽くした御飯。汁気があるので、もう一気飲みです(笑)。
この日のお供は次の通り。
東洋美人 CO2(山口県) かなり甘い東洋美人の微発泡。女性に人気がありそう。
仙禽一聲(栃木県) フルーティーな味わい。自宅に1本ほしい。
而今 純米大吟醸 NABARI 2017(三重県) さすが大吟醸、米の旨味が強い。
暑さと台風で仕入れに難渋する8月。
そんな影響をまったく感じさせない松榮鮨に感謝感激雨霰でございます!