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夜の点数：4.5
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料理・味 4.0
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|サービス 4.0
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|雰囲気 4.0
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|CP 4.0
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|酒・ドリンク 5.0
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［ 料理・味4.0
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| サービス4.0
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| 雰囲気4.0
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| CP4.0
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| 酒・ドリンク5.0 ］
最高のワインバー
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2025/11/11 更新
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Egly-Ouriet Brut Grand Cru
まずはエグリ・ウーリエで景気づけ。
アンボネイの力強さと繊細さが同居する、RM（レコルタン・マニピュラン）の名手による一本。
ナッティな香りに熟成由来のブリオッシュ、キメ細かな泡が口中を優雅に駆け抜ける。
デゴルジュマンは2020年。酸と厚みのバランスが完璧で美しい。
Bernhard Huber “Alte Reben” Chardonnay 2019
続いて、バーデンの雄ベルンハルト・フーバーによる古樹シャルドネ。40年以上の老木から採れる果実は緻密で、
まるでムルソーを思わせるような芳香と、ドイツ的な冷涼感が同居する。
ナッツ、バター、青リンゴ、そして仄かなスモーク。
一口飲むごとに「ここ、本当にドイツ？」と首をかしげたくなるほどの完成度。
シャルドネという葡萄が、国境を軽やかに越える。
・プリューレ・ロック ニュイ・サン・ジョルジュ1級2015
自然派の神髄。濁りあるルビー色に命の気配が宿る。
香りは妖艶でややヒネ感のある雰囲気、口に含むとピュアな果実が全身を駆け抜ける。「ワインは生き物」とはこのこと。
・クスダ・ピノ・ノワール 2022（マーティンボロー）
ニュージーランドのピノノワールの良い面と、日本人醸造家ならではの繊細さと集中力が前面にでる。優美で、芯が強い。今飲んでも寝かしても美味。
・レシュノー ニュイ・サン・ジョルジュ 1er Cru “Les Pruliers” 2015
クラシカルでありながら艶やか。滑らかでしっかりしたタンニンのもと、プラムと森の下草が香る。
静かにグラスを回すたび、どんどん本領を発揮するポテンシャルは素晴らしい。
・シャトー・ラグランジュ 2019（サン・ジュリアン）
カシス、ブラックベリー、樽香、ミネラル、すべてが整列して堂々たる風格。若きヴィンテージながら、すでに高貴な貫禄を見せつける。
シャンパーニュからドイツ、ブルゴーニュ、ニュージーランド、ボルドーへ。
グラス6杯で、まるで世界を旅したかのような多層的体験。ワインの選定、温度管理、注ぎ方――どれを取っても完璧。店内は静謐ながら温かく、時間がゆっくりと溶けていく。
最高のラインナップ。
是非また伺いたい。