「ワインバー」で検索しました。
1~20 件を表示 / 全 21 件
大阪・北新地の「弘屋」で行われた合同誕生日会。7月の終わりにこれほどリッチな夜を迎えられる人は、日本の人口の0.001%くらいではなかろうか。 幕開けはドン・ペリニョン1978と枝豆のシェリー蒸し。「僕らの最高の誕生日会」の始まり始まり! 前菜のラインナップもなかなかのモノで、ウニとジュンサイの清涼感、自家製コンビーフサンドの背徳、グジェールのカリフワ感、生牛肉の柚子セビーチェのからみのキレ。前菜で既にフルコースを終えた気分になる。 桃のカッペリーニにはシュロス・ゴベルスブルクのリースリング2015。桃の甘やかさとリースリングの酸が溶け合う。さらにトマトの白ミソ椀に合わせたコングスガード・シャルドネ2021がまた憎い。和とカリフォルニアがこんなに仲良くできるとは思わなかった。 ハイライトのひとつは松茸キャビアご飯。そこにメゾンルロワのボーヌ1978を合わせる暴挙。震える美味さとはまさにこのこと。続くジュンサイとパプリカのアイスにはエシェゾー1978。ピークは過ぎているが、余韻に漂うグラン・クリュの威厳は失われていない。むしろ「老いてなお美しい」とはこのことか。 甘鯛のウロコ焼き、翡翠茄子と流れるように料理が続き、メインは岡崎牧場の長期肥育牛のカツレツ。脂の質感が見事で、シャトー・ラヤス ピニャン2006と噛み合って「北新地の夜はここに極まれり」と唸る。 さらに鮑と黒トリュフのリゾットで贅沢を重ね、アラビアータで締めにかかる潔さ。デザートのブルーベリーケーキに、50年熟成のスコッチ、アーマー12年をソーダで割るという大人の余裕。普通なら暴挙だが、ここではただただ粋。 菅沼シェフの料理と、ワインの数々に抱かれて大団円。もちろん来年も開催確定。いや、むしろそれまでに何回もやりたい。
2025/07訪問
2回
2025/01訪問
1回
2025/01訪問
1回
2024/06訪問
1回
同窓会で利用
2024/05訪問
1回
2025/09訪問
1回
食べログ ステーキ・鉄板焼き WEST 百名店 2025 選出店
大阪、梅田、大阪梅田(阪神)/ステーキ、ダイニングバー、ワインバー
最高のワインバー