2回
2025/05 訪問
南青山コースで極上の焼き肉体験を
【煌 -KIRAMEKI- @外苑前】
いちょう並木近くで極上の焼肉体験を。
久しぶりの訪問。
食べログ焼肉百名店にも選出されたんですね。
お店は外苑前と青山一丁目の中間あたり。
ビルの2Fに上がると、シックな雰囲気の中で大きな『煌』のロゴが出迎えてくれます。
席はパーティションで区切られた半個室と窓際に円形の完全個室が完備。
黒を基調とした内装が高級感を醸し出してます。
—————
◇南青山コース◇
14,500円のこちらのコースを。
お店の方がフルアテンドして焼いてくれるのはとてもありがたいです。
◆黒毛和牛のレアローストビーフ
◆黒毛和牛のタルタルミート
大きなイチョウの葉を模したお皿に載っての登場がイイ演出です。
しっとりとしたローストビーフの旨みも素晴らしい。
タルタルミートもジュワっとした肉の味とパルメザンチーズの風味がベストマッチ。
ここで、本日使用するお肉の塊のプレゼンテーション。
どれも美味そう過ぎて期待で胸が高鳴ります!
◆特選牛タン三種
・カマルグ塩入ミックススパイスのとろ牛タン
・葱たれのとろ牛タン
・柚子七味のとろ牛タン
名前のとおり、とろける食感の牛タンでどれも素晴らしい!
個人的な推しは、さっぱりぴりりとした風味の柚子七味。
◆レバー 葱タレ
◆国産ハツ ミックススパイス
レバーは軽く炙った後に葱タレを載せて食べると最高!
柔らかな歯応えのハツも良き。
◆煌特製ファーマーズサラダ
エディブルフラワーも鮮やか。
チーズもかけられた新鮮なサラダで口の中がさっぱりリセットされます。
◆花椒塩 胡椒塩
・黒毛和牛特上カイノミ
・黒毛和牛特上ハラミ
バランスよくサシの入ったカイノミはふわっと柔らかな食感とともに花椒塩で豊かな味わい。
ジューシーなハラミは肉の繊維が優しくほぐれるとともに肉汁が溢れてきます。
◆味噌タレ焼き:特選ほほ牛肉
ほどよい弾力のほほ肉に、香ばしく火が通った味噌タレが実にイイ!
◆本日のお米
・青森県 青天の霹靂
・季節野菜漬物
『青天の霹靂』って大好きなんですよね。
お代わり自由なのも嬉しい。
漬物は特に牛蒡が美味しかったです。
◆栃木県とちぎ和牛カメノコと宮城県仙台牛のシンシン特製つけだれと共に
あらかじめつけだれに漬けられた希少部位2種を軽く炙りそのままパクリと。
赤身の旨みとつけだれの味が絡み、これはご飯がめっちゃ進む美味しさです。
◆大葉肉巻き京味噌焼き(京都の本田味噌 有明初摘海苔)
軽く炙り、一口サイズの味噌おにぎりに載せて海苔で巻いていただきます。
肉の旨みに加え、大葉の爽やかな風味と海苔の磯の香り、そこに京味噌のコクの味わいが重なり合い、一口で食べるのがもったいないと感じるほどの美味しさ。
◆金の炙りユッケ キャビアを乗せて
味噌で味付けされたユッケの上にはキャビア・金粉・とろろこんぶが載り、卵・胡麻油・酢橘で作られた特製ソースが入ったスポイトが刺さってます。
様々な風味が複雑に絡みあった極上の美味しさに仕上がってます。
◆三重県松阪牛のサーロインを2日間煮込んだ和牛スープとトマトと
ミニトマトが載ったサーロインに和牛スープを回しかけていただきます。
トマトでさっぱりしつつも旨みたっぷりのスープを纏ったサーロインが、文句なしで美味い!
さらに残ったスープに青天の霹靂を投入して雑炊として食べると最高でした。
◆山形県山形牛のミスジを特製ちりずと共に
ふわっと柔らかなミスジに大根おろしと酢橘の特製ちりずと大葉を載せて一口で。
肉の濃厚な旨みが、ちりずのおかげでしつこさもなくでさっぱりいただけます。
◆茨城県常陸牛のシャトーブリアンの二色串揚げ
薄く衣を纏ったシャトーブリアンを京都の味噌、香川県の柚子を使用したポン酢の2種でいただきます。
香ばしい衣とともに肉自体の旨みが口の中でとろけていきます。
さっぱり食べるならポン酢がイイですが、個人的に味噌の風味がお気に入り。
◆選べるお食事:大人の牛たんスパイスカレー
牛タンがほぐれたカレールーで最初に甘さがきて後から辛さが追いかけてくる味わい。
◆デザート
・自家製夏みかんのミルクシャーベット
・黒胡麻小豆ミニ最中
シャーベットで口の中をさっぱりと。
黒胡麻の風味が利いた最中が甘さ控えめながら美味しい。
—————
◆マスターズドリーム
◆グレンフィディック12年 ハイボール
◆白州 ハイボール
◆レモンサワー
◆箕面ビール ヴァイツェン
—————
とにかく質も量も大満足な内容のコースで、極上の焼肉を体験することができました。
スタッフがフルアテンドで焼いてくれるので、ベストな焼肉を味わうことができます。
お店の雰囲気も素晴らしいので、デートや会食など特別な日にも利用するのもイイですね。
2025/05/24 更新
2020/07 訪問
高品質な肉+独創的な調理法=煌めく美味しさ
梅雨の真っただ中でしたが、知人に教えてもらった美味しい焼き肉を食べに都内にお出かけ。
外苑前でのディナーなんて久しぶりですね。
海味に寿司食べに行って以来かな。
今回向かったこちらのお店は、ミシュラン星付きのすき焼き屋である「日山」とともに肉を仕入れてるんだとか。
その仕入れた最高級の肉を色んな技術を使って美味しく提供していただけるということで、期待が高まります。
お店は外苑前と青山一丁目のちょうど中間あたりですね。
ビルの2Fになりますが、階段はなくエレベータで上がります。
エレベータを降りるとそのままお店の中になり、「煌」の字が出迎えてくれました。
私たちは、青山通りのいちょう並木が見える円卓の個室へ。
お店の奥の方には4人掛けのテーブルが並んでます。
そちらのテーブルはロールスクリーンもあり、半個室のような感じでもありますね。
無煙ロースターなので、匂いが服に付くこともなかったです。
今回いただいたコースの構成はこんな感じでした。
【前菜】
◆レアローストビーフ
◆黒毛和牛のタルタル
大きないちょうの葉の形がしたお皿にいちょうの葉が敷き詰められてます。
外苑前のいちょうの葉っぱをつかっているらしいです。
その上に前菜が2種類載せられて供されました。
レアローストビーフは醤油ダレを軽くつけて、タルタルはそのままいただきます。
ローストビーフはほんのり甘く、タルタルは口の中でチーズと絡まってたまりませんね。
「もっと食わせてくれ!」って感じで、食欲が増します。
【先付】
◆水ナスのさしみ
◆山芋塩昆布
◆桜大根
この中では、水ナスって初めて食べるかも。
ナスというよりナシのような印象、果物に近い感じですね。
肉間にポリポリいただきました。
【塩焼】
◆昆布塩のとろ牛タン
◆葱たれのとろ牛タン
◆黒毛和牛ハツ
◆黒毛和牛レバー
ここで焼き肉の登場です。
肉は全てお店の方が焼いてくれて、それぞれベストな焼け具合を見計らって提供してくれます。
私たちは、ラッキーなことに社長自らに焼いてもらえました。
牛タンは二種食べ比べって感じですね。
どちらも厚めに切られた牛タンで舌の根本あたりの柔らかい箇所を使ってるとのこと。
これを片面を少し焦がすぐらいに長めに焼いて、裏面はサッと炙る程度。
香ばしくかつ肉も柔らかい状態で口の中が幸せです。
昆布塩の方がシンプルにタンを味わえて好みですね。
ハツも程よい焼け具合。
サクッとしたハツ独特の食感が気持ちいいです。
レバーはさっと炙る程度。
ごま油と塩でいただきます。
レバーはこの味付けが今でもベストだと思います。ウマー
【サラダ】
◆煌特製ファーマーズサラダ
オリジナルのドレッシングで口の中もさっぱりして、次のタレ焼きを新鮮な感覚で迎えることができますね。
【タレ焼】
◆黒毛和牛特選ハラミ
◆黒毛和牛特選カイノミ
タレ焼きのタレがこれまたいい味してますね。
そして同じタイミングでご飯も供されます。
お店の方からは、「ぜひご飯にバウンディングして食べてください」と。
バウンディングのみならず、OTR(オンザライス)いや、RTR(ローリングザライス)でお肉もご飯も美味しくいただきました。
肉も極上なのでご飯足りません。
【本日のお米】
◆青天の霹靂
このお米がほんと美味しいんですよね。
自宅でも一時期食べていたんですが、何しろ近所のお店になかなか入荷されない&小さいサイズしか手に入らず、あまり食べられないんです。
その青天の霹靂をお釜で炊き上げれば、美味しさ間違いないです。
ご飯のお代わり自由ということで、この後も胃袋のキャパが許す限りお肉と共にがっつきました。
【煌オリジナル】
◆サーロインを和牛スープとトマトと共に
◆塩焼 リブロースを特製ちりずと共に
◆煌特製きのこソースウチモモの低温調理と黒トリュフ
◆ハバキを備長炭直火焼を北海道産山わさびと共に
ここから独創的なメニューが続きます。
サーロインは60℃に温めた器に載せ、ほんのり熱が通ったところに和牛スープを注ぎます。
サーロイン自体の脂の甘みが溶け出し、肉自体もいい柔らかさとなるし、スープがさらに美味しくなります。
さすがサーロイン、文句なしの美味しさですね
で、このサーロインを食べ終わった際に残った和牛スープをご飯にかけちゃいました。
これがマジで最高でした。
リブロースはチリ酢でさっぱり美味しくなります。
こいつも当然OTRです。
この時点でご飯何杯お代わりしてたかな、幸せすぎて忘れちゃいました。
ウチモモはあらかじめ低温調理されていて、ロースターで軽く火を通されます。
食べごろの大きさにカットされ、その後ワイングラスで出てきた黒トリュフを目の前でスライス。
じっくり煮込んで作られたキノコソースとトリュフなので相乗効果もありいい香りです。
肉自体もすごく美味しいですなぁ。
私は肉の美味しさ=脂の美味しさと捉えていてサーロインやカルビがなんだかんだ好きなんですが、この赤身はそれを覆しますね。
今回のコースではこれが最の幸でした。
ハバキというのはいわゆるソトモモとのことです。
これは部位というよりも焼き方が独創的ですね。
備長炭がロースターの上に敷かれ、どうするのかと思いきやその炭の上に直接肉を載せて熱を通します。
和食にある技法なんだとか。
そして、その肉を山わさびと一緒にいただきます。
山わさびをつけずに食べた一口目が特に顕著だったのですが、独特の清涼感がある味わいでした。
炭の上に載せるという野趣あふれる調理法ですが、上品な香りが鼻を抜けていきますね。
これは、炭自体の香りなのか、それとも和牛香というものなのか自分の経験値からは判断できなかったです。
意外性という意味ではこちらが一番でした。
【締め】
◆時雨煮うどん
細めですがコシがしっかりしたうどんに時雨煮の濃い味が絡んで美味しいです。
【デザート】
◆白玉ぜんざい
もうかなりお腹いっぱいでしたが、一口サイズだったのでちょうど良かったですね。
お店の方が終始丁寧に焼いてくれますし、拘りポイントなど肉への愛情を感じるお話も聞けて、舌も目も耳も大満足のディナーでした。
ただ、いわゆる普通の焼肉を期待して行くと肩透かしを喰らうかもしれません。
例えば、過去のお客さんからも「普通、焼肉屋ならキムチとかメニューにあるだろう?」と言われたりしたらしいです。
お店としては和をテーマにした独創的な調理法をぜひ楽しんで欲しいということなので、そこはご愛嬌といったところですかね。
2020/07/24 更新
オリジナリティ溢れるコース焼き肉
高級感のある雰囲気
デート・接待いろいろ使える
2020/07/23 更新