china_blueさんのマイ★ベストレストラン 2017

日本三大稲荷に数えられる茨城県笠間市の「笠間稲荷神社」の隣にある鰻屋さん。ご主人は武蔵野にあった「田川」出身で、茨城弁バリバリな陽気な兄さん。今回は友達もいたので、事前に訪問した時に今回の予約を入れさせてもらった。優しいニコニコ女将がいろいろ相談に乗ってくれる。普段はお任せコースが6千円くらいなのかな。せっかくなのでもうちょっと予算いけますと伝えると、なんか見繕うわねって、頼もしいお言葉。それがこんな展開に発展するとはその時は予想もせず、白焼きか肝焼きを追加で食べれればいいやくらいに期待していた。

この店、外から全開で大将の焼き姿が見れる作りで、到着すると窓越しに「今日は天然よ～～！」と大きな声をかけて頂き、天然もさることながら、顔を覚えてくれててとてもうれしい。最初は豆腐とマグロのお造りと焼きたて出汁巻き。アツアツの出汁巻きがまた美味しいんですよ！しばらくすると大将が本日の鰻を持ってきてくれた。で、でかい！80センチくらいあるんじゃないか。どこの鰻か聞いたら「那珂川（なか川）だよ！」と、それって那須から水戸まで流れてる清流那珂川じゃないか！！！西の四万十川、東の那珂川と呼ばれるような関東随一の清流！最近用事があってそっちのほうによく行くので知ってるのですが、ここって普通に天然のサケが遡上するくらいの清流で、秋になれば誰でも何処でも川を遡るサケが見れる。アユとかウナギの淡水魚も有名。だからか水戸にはたくさん老舗鰻屋がある。ただ、収穫量が劇少なく、都内まで行くことはほぼ無い。まさに地産地消！ちなみに那須の御用邸で皇族の皆様に出される鰻も地元那珂川産らしく、昭和天皇も大好きだったと聞きました。ああ、いつか那珂川の天然鰻を食べれたらなぁと思っていたら、思いもよらぬ形での機会となり、いきなり夢がかなって気分も最高潮へ！

割いた状態で再度見せてくれたが、なんという生命力、割かれた状態でもなおピクピクされてる。まずは半分白焼きでとの事で、せっかくなんで、蒸さないで、地焼きで塩でどうかな～との大将の提案。完成したら、結局勢いで一匹焼いちゃったみたいで超豪華な白焼きに。軽く塩を振り、ワサビと頂く。大将の焼き加減が焦げ目も含めて完璧すぎて、超分厚い身に、パリパリの皮、間にはバランスの良い脂とコラーゲンがプリプリで最高。流石の清流那珂川産っていうだけあって臭みはゼロ！試しにちらっと醤油をかけたのも香ばしく最高でした。間に肝焼き入りまして、今度はかば焼き！結局天然もう一匹焼いちゃったよ～というビビる一言と一緒に登場、美味しいかば焼きを、今回は麦とろと一緒に頂きました。ちなみに麦とろ用の自然薯も地元の名産で、ちょっと街を出ると、山芋畑だらけです。

そして最後までびびったのがお会計で、これだけ食べて、ありえない金額で、タイミングもあったのでしょうが、最後までビビりっぱなしの量深さんでした。帰り際も相変わらずニコニコな大将と女将さん、近所に笠間稲荷神社もありますし、都内から小旅行では最高だと思いますよ。ただ、いつも車なので、お酒を飲めないのは、今回の内容ではさすがに後悔しました。。。

あと、今回日曜日でしたが、昼12時に伺った時「本日売り切れ～～！」と書かれてましたので、事前にご連絡することをお勧めします。

下北沢と三軒茶屋の中間あたりにある、カフェのような素敵な空間のレストランです。オーストラリアで修行した若い兄さんがシェフで、どの料理もチャレンジングで独創性があって美味しかったです。要所要所にオーストラリアンエッセンスもあり、にやっとします。もう一人、理系っぽい兄さんが料理にあったお酒類を選んでくれるのですが、それもまた楽しかったです。彼のうんちくも楽しかったし、弟キャラでナイスなシェフは、料理を作るのがほんとに好きなんだろうなといった感じでほほえましいです。また行きたいし、応援したいレストランです。あと、しっかりベジマイトが置いてありました。（笑）

恵比寿駅西口から線路沿いをアメリカ橋の方へ坂上っていった、最近飲食店が増殖中のエリアにある小さなオープンキッチンのレストラン。食べログの「アメリカ料理」ってのがあってるのかわからないけど、無国籍な感じはアメリカ料理なのかしら。ご夫婦でやられてて、奥様がシェフで旦那様がソムリエ。このパターンは目黒駅近くの某ビストロと同じで正直いいイメージがない。がしかし、ここは一味も二味もちがった。料理の一個一個レベルがすごい。味もそうだし、アイディアやセンスが半端ない。料理はお任せで、お酒は個々に頼んでもいいし、料理とのペアリングもしてくれる。僕らは好きなワインをボトルで頼みつつ、ペアリングもお願いしたところ、旦那様が選び出すペアリングの数々も料理に対してドンピシャで気分も上がる一方です。これぞ逆「あうん」なのか。奥様の料理はエンターテイメント性に富み、圧倒的にアーバン（都会的）なんだけど、押しつけがましさはゼロで、天才ってこういう事を言うんだろうなと。ご夫婦のチャーミングなギャグと素敵な笑顔も加算され、素敵な夜を過ごせると思いますよ。

恵比寿と広尾の中間にある割烹料理屋さん、そんなに大きな店ではないけど、活気と笑顔にあふれてる感じのいいお店。料理は当然すべて美味しいのだが、日本酒との相性がとてもいいのは、たぶん大将自身が日本酒が大好きなんだからだと思う。伝統的な割烹料理屋さんだが、日本酒好きの酒飲みには大いにオススメできる素敵なお店だと思う。どっかの点数高めだが、日本酒は端麗辛口しか置いてませんとかわけわからない事いう和食のお店とは対極にいる、本物の日本酒好きのお店だと勝手に思っています。熱燗マシーンもカッコイイ！お店は6名くらいのカウンターと個室があるみたいです。四季折々、伺いたいと思うお店でした。もしかしたら一人で行って、大将と日本酒話に花を咲かせるのも楽しいかもです。

友達に誘われて初訪問。友達は1年前に予約したらしい。すごい店だなと思いながら席につく。カウンター8人、テーブル2個くらいの小さな店を、ご夫婦と若い姉さんできりもりされてる。この大きさで美味しければそりゃ予約困難だなぁと思いつつ、意外と普通な感じのお店でほっとする。女将さんは優しい感じでステキ♡

ここは養殖モノと天然モノを食べ比べさせてくれるのが売りみたいで、僕らには熊本の天然鰻が用意されていた。串が7種類くらい→地焼白焼→蒲焼きという流れ。味付け焼き目も素晴らしく、ついついお酒が進んでしまう感じ。日本酒もフロアの姉さんに頼むと、美味しいとこお任せで持ってきてくれて、若いのになかなかのチョイスだ。モノによっては何年か寝かせた日本酒で、ウナギのパンチに負けてないラインナップは流石。熊本の天然も、小ぶりながら、バランスのよい1匹で、養殖とともに酒が進んで美味しかったです。

ただ、なんでこんなに予約困難かつ日本一と言われるのかは謎でした。このレベルのウナギは美味しいウナギ屋なら普通だし、タレや焼き目、ウナギの好みなんてみんなバラバラだし、天然なんてその日の出会いだし、なんかなぁって感じでした。前はお店で次の予約できたみたいですが、今はできないって貼紙。それでいいと思うし、普通に美味しかったし、二代目も夫婦でがんばっててほほえましいし、女将さん一生懸命串焼いてる姿が萌えるし、自分で言うのもあれだけど、普通にほっといてあげなよって思いました。とりあえず最初で最後の訪問かもだけど、とても美味しかったし、飲みまくったので、暴言御免。

大工町のウナギストリートにある鰻屋さん。こちらもかなり老舗です。5,500円だったか、料理も出てくるコースを注文。前菜、お椀、お造り、煮物で鰻だったか、ただ、鰻以外の料理が中々美味しい。もしかしたら、大工町鰻御三家の中で、一番鰻以外の料理が美味しいんじゃないか。一つ一つ丁寧な仕事で、結構手間かけて作ってます。別で注文した肝焼きも味付けも含め、とても美味しかったです。鰻は薄味超絶ふわふわ系で結構好きな感じでした。焼き目（こげ）も少ない感じ。一瞬白焼きかと思うような真っ白さです。他の方がレビューで味が濃いと書かれてたのですが、僕の時は薄味でした。別にお好みでかけれるタレが出てきたので、もしかしたら好みで変えれるようにしたのかもです。このウナギと料理でこの値段はかなりコストパフォーマンス高いです。お店の人も親切で、部屋も綺麗で、いままで行かなかった事が残念でした。事前に予約すれば、高いコースも頼めるみたいです。また伺いたいです。

気軽に入れて、美味しくて、スタッフも素敵ないいお店。見た目によらず、ただの和食でなく、固定メニューが少なく、常に旬なものを厳選して提供してくれます。居酒屋とは言えないが、居酒屋級に入りやすくて、旬の美味しいものを食べる事ができます。ちょっと駅から遠いですが、その分リーズナブルです。スタッフは皆さん若目ですが、みんな優しくて、とてもいい時間を過ごせると思いますよ。日本酒も各種そろっています。大将は見た目若いですが、かなりしっかりしてて、食材の知識も豊富で、安心してオススメ料理を食べれる感じですよ。

今年恵比寿にオープンした、焼肉鳥「gg」鶏肉に特化した焼肉屋は珍しいですね。なんじゃそりゃと思いながら伺ったら、想像以上に美味しかったです。まず、ありえないくらいの種類の全国の地鶏たち！サイドメニューの炙ったレバーも美味しかったし、ユッケも美味しかった。焼き物は、いろんな部位を楽しませてくれたし、初めてチャレンジした熟成鶏肉も味わい深かった。〆の冷麺は太麺で超好みでした。

なんだろ？鶏肉焼肉って時点で「ん？」となるのか、お店はまだまだ空いてるんだけど、確実に今恵比寿で一番穴場だと思いますよ。なかなか予約取れない高額焼鳥屋にヤキモチするくらいなら、こちらの庶民系のほうが倍幸せですわ。定員さんも気が利いて親切だったし、恵比寿で生き残ってほしいお店です。次回は大人数で行きたいお店ですね。

マイナス点は、カウンターがちょっと座りずらい事くらいかなぁ。目の前のショーケースに並んでるお肉を見れるので、特等席といえば特等席なんですけどね。。。余った付け合わせのオニオンスライスにドレッシングかけて出しなおしてくれたり、盛り合わせの中身も臨機応変に変更してくれたり、お店のサービスはとてもよかったですよ！

あと、お店のビルは、駒沢通りと裏道、どちらからも入れます。看板とお店は裏道に面してます。

青物横丁駅にある大衆ウナギ店丸富。今回は平日夕方に伺ったらすんなり入れ、近所の方が飲んだくれていました！なので長居できるお店みたいです。たしかに串類も豊富なので、瓶ビール飲みながら、ちょこちょこ食べるのもいい感じかもです。話を聞いてると、大将含め、みんなお客さん思いで、優しい感じです！

今回は、前回から食べたかったうな丼W！その名の通り、ウナギがダブル入って丼から溢れかえってます！4,300円くらいだったか、最初は食べきれるか不安でしたが、意外とサクッと食べれました。食べても食べてもウナギで、幸せの極意でした。写真撮るの忘れましたが、肝焼きも美味しかったです。

京急青物横丁駅の近くにあります。なにがあるわけじゃないけど、人がたくさん歩いてる活気ある街です。そんな街にあるこちらの鰻屋さんは、吉野家のようなカウンターしかない大衆店、鰻も注文すると5分くらいででてきます。だけど丼から溢れる鰻、しっかり焼きの入った身は関西風で本当に美味しいです。値段もリーズナブルですし、あまりの忙しさに一瞬無愛想な姉さんもほんとは優しく、長居するような店ではありませんが、B級グルメとしての鰻丼、最高のお店です。鮫洲試験場から歩けるので、都民の皆様は、免許の更新の帰りに寄ってみては？講習で疲れ果てた身と心が癒されますよ。