24回
2025/03 訪問
ラーメンを健康食にするモロヘイヤ
2025年3月
「モロめん」 1,000円
モロヘイヤという葉物野菜がある。王様の野菜などと言われ、1980年代に日本で健康食品としてブームになった。北アフリカまたはインド原産と言われている。
これを刻んで辛く味付けし、ラーメンに載せたものが、「モロ麺」である。全国的にはいくつか似たラーメンがあるが、ごく珍しい変わり種ラーメンだ。
モロヘイヤは刻むと粘りが出て、海藻かトロロのような感じになる。青臭さは全く感じない。ピリ辛で、あっさり目の醤油味ラーメンに載っている。スープも全体的にトロッと粘り気を帯びている。
これが旨い。独特の食感だ。チャーシュウやコーンが載っているが、全体的には地味な見た目だ。揚げニンニクチップがちりばめられていて、スパイシーでエキゾチック。他で食べたことのない風味なのである。だから最初は戸惑うが、よくよく味わうと、個性的で旨い。
「ふうらいぼう」には、塩ラーメンとか台湾まぜそばとか担々麺とか、おいしい看板メニューがたくさんあるから、モロめんは目立たない。だが、これは結構個性的だし、ちゃんとおいしいピリ辛ラーメンなのだ。そして、モロヘイヤの栄養価の高さにも期待できる。
「ふうらいぼう」に何度も来たことのある人は、是非モロ麺も味わってほしい。
2025/03/30 更新
2024/12 訪問
傑作名古屋メシを「はなび」大会の里・長岡でいただく
2024年12月
「台湾まぜそば 」1,000円
寝る前に、明日はどこでランチを取ろうかと考える。そろそろ台湾まぜそばを食べたいなあ、と思うともう止まらない。もう絶対に行くと決める。一応、臨時休業はないかSNS等で確認する。
次の朝、ああ仕事だるいなあ、起きるの寒いなあと思いつつ、そうだ、ランチは風来坊で台湾まぜそばの予定だった、と思い出す。すると自然と体が動く。心を無にしてルーティーンをこなす。
よっしゃ、平日1:20に到着。そろそろランチタイムの客が終わって引き始める頃だ。駐車場にはいくつか空きがある。券売機でメニューを確かめつつ、レギュラーサイズの台湾まぜそばを購入。長岡店だけのメニュー。
カウンター席に着き、ルイボスティーを楽しみつつ店内を観察。ははあ、白い丼が多いということは、今日は塩ラーメンが多かったな。ふむふむ、コールはやはり「濃厚」が多いな。角の先客、淡麗チャーシュウメンの大盛か。体つきからして元気モリモリだなあ。えっ、今まで濃厚塩を食べていた細身の若者、店員を呼んで濃厚醤油のチケットで追加オーダーしたぞ。遠方からの食べ歩きラヲタかな。…平然と受ける店員も、慣れたもんだね。
台湾まぜそば着丼。まずはひたすら混ぜる。そしてすすりこむ。しばらくしたらミルですり立てホワジャオを投入。ゆず七味も投入。更に混ぜ直して食べ進む。
うむむ、やはり旨い。生にらニンニクどんとこい。全粒粉入り太麺なのに薬味がよくからむ。麺の表面を傷つける「麺屋はなび」(本店・名古屋)の手法を使っているからだ。
最後に追い飯。いやあ満足。
2024/12/24 更新
2024/10 訪問
人気店の当初メニューに再注目
2024年10月
「淡麗塩ラーメン 」930円
柏崎市に本店を構えているが、2号店の長岡店の方が規模は大きい。開店以来の大盛況は、今も続いている。旨辛担々麺、台湾まぜそば、つけ麺などの人気メニューをそろえるが、オープン時からの不動の看板メニューは、塩ラーメンである。淡麗と濃厚の二種類をそろえているが、今回は久しぶりに淡麗塩ラーメンを賞味したいと思う。
券売機でチケットを買い、カウンター席に案内された。平日、ランチタイム30分前だが、駐車場は8割埋まっていた。この時間帯は一人客が多いのか、カウンターだけ満席だ。
厨房スタッフは女性が多い。みなキビキビ立ち働いて、熟練店員の趣。後客が続々と来ている。厨房へのオーダー通しの声を聴いていると、今日はグッと気温が下がったせいか、汁麺のオーダーが多い。
改めて、しみじみと淡麗塩をいただく。スープは、やはりホタテ貝柱の出汁が個性的だ。スープは、いわゆる中華そば王道の味からはかなりずれている。和風に傾いているのだ。
麺は、最近の加水率を抑えたザクッとした食感の麺と、古典的な茹で上がりに透明感のあるツルツルの中華麺の間くらい。18番中太麺でほぼストレート。色が白いのが印象的だ。あと、大盛りでなくとも麺量が多い。ちなみに大盛りのチケットも同じ値段である。
トッピングは、細めに整えられたメンマが面白い。麺の太さに近づけてあるから、一緒に食べやすい。チャーシュウは大ぶりなビジュアルが良く、スープづくりと並行して仕上げるタイプ。旨すぎないから、食べる時に全体を邪魔しない。
やはり人気店の当初メニューからある一杯は、秀逸である。
2024/10/23 更新
2024/05 訪問
台湾まぜそばサイコーッ!
2024年5月
「台湾まぜそば1,000円」
開店15分後、5人待ち。一巡目の客が食べ終わるのを待つ。日曜だけに、このくらいは覚悟の上だ。大箱だから、1~2人で行けば結構回転がよくて割と早くカウンター席に座れるのだ。今日は台湾まぜそば一択で来店。
5分ほどでカウンター席へ。客層が若いなー。
混ぜそば着丼。よーく混ぜて一口。ひゃー、うんめぇー。久しぶりに食べるとまあ、旨いのなんの。全粒粉入りの茶色い太麺に、具材がよくからむ。14番くらいかな。久しぶりに熱狂的に食べた。お休みで気が緩んでるのかも。慌てて食べたんで、口の中を一度かんでしまった。んー、痛い、でもそしゃくは止まらない。
カウンターは、左右ともに隣客も台湾まぜそばだ。やはり人気メニューなのだ。右隣は更に大盛らしい。左隣は煮卵付きか。アプリのクーポンか何か使ったみたいだ。
さて、追い飯タイムに突入。ポットのルイボスティーを継ぎ足しながら、今度はしみじみと味わう。1000円でこんなに幸せになれるなんて、ラーメンめぐりって、結構安くていい趣味かもね。
2024/05/20 更新
2024/02 訪問
自省反省日に三省
2024年2月
「濃厚塩ラーメン940円」
急に昼食を外食にすることになり、同行者に何でもいいと言われたので、何でもいいならラーメンだ、とこちらへ来店。久しぶりにモロめんでも食べようかなと思っていたのだが、同行の二人がそろって淡麗塩ラーメンにするものだから、なんとなくそちらへ気分が引っ張られてしまい、濃厚塩ラーメンをオーダー。正午前だが、既に5人待ち。
テーブル席へ案内され、大盛り無料だがどうするかと聞かれ、反射的に大盛りオーダー。
なんだか今日は何となく行動してしまっている。こういう優柔不断さは不吉だ。やがて着丼した大盛濃厚塩ラーメンは、やや縦長な丼の中に麺がぎっしり。おいしく笑顔で食べ終えたが、実は結構きつかった。二日酔いだったし。スープも少し残してしまった。普通盛りで心からにこにこ食べ終えるべきだった。大盛り無料→お願いしますというような年齢ではなくなったことを自覚せねばっ。
楽しいラーメンタイムに自ら影を落としてしまった。反省~。
2024/02/14 更新
2023/10 訪問
追い飯はすなわち台湾まぜ飯
2023年10月
「台湾まぜそば940円」
平日のランチタイム後半に利用。平日でも満席御礼の人気店。とはいえ、平日なら13:00前くらいから急速に空いてくるし、駐車場にも余裕が出てくる。私は12:45頃行ったので、ジャスト満席で席待ち3分だった。
券売機前でしばし迷う。淡麗塩がいいのよ、いや濃厚もいいのよ、久しぶりに担々麺って手もあるか。いや、それともモロめんリピート行っちゃうか。…しかし、結局今日も台湾まぜそばなのだ。
割と早く着丼。よく混ぜて一口、いやもう一口。なんて旨いんだろ。そして、すりたて花椒を念入りに追加。ゆず七味も数振り追加。ラー油を三まわし垂らす。おおー、これだよ旨いよタマランよ。
ちょっと麺量が少なくなった感じがする。お値段据え置きで、麺量を減らしたみたいだ。そして、台湾まぜそばにも大盛りメニューを追加したんだな。普通が940円、大盛りが1,000円。今までは、量を選べずに問答無用で大盛りサイズだったからな。
麺を終えたら至福の追い飯タイム。鍋の後の雑炊みたいな存在。初めから丼ごはんに同じ具とタレをかけて「台湾まぜ飯」なんてやっても、売れるかも。…もう名古屋じゃやってるんだろうな、たぶん。
2023/10/05 更新
2023/03 訪問
限りないもの、それは欲望 (井上陽水の曲より)
2023年3月
「台湾まぜそば940円」
休日朝、店が混むことは分かっていたが、どうしても台湾まぜそばを食べたくなった。そこで、朝食をごく軽めにしておいて、開店5分後になら大丈夫だろうと強行訪問。駐車場は残り3台。店内最後のテーブル席に間に合った(カウンター席にはまだ空席あり)。
さて、半年ぶりの台湾まぜそばだ。追い花椒、追いラー油、追いゆず七味をたっぷりかけて、よく混ぜる。生ニラ、すりおろしニンニクの容赦ない刺激が心地よい。全粒粉の16番太麺は、豊かな穀物の風味がする。海苔の風味、タレの塩梅、肉みそのボリューム、魚粉のコクを次々に感じつつ食べ進む。いやあ、旨い。
初めてこのメニューを食べたときは、興奮した。「何だこれは、何だこの旨さは」という熱狂の中で食べ終えた。さすがに今は、それはない。知っている旨さ、既知の喜びである。食べ終えて、恐ろしくなった。食べたいものを食べて満足しながら、まだ何かを欲しているこの私はナニモノなのだ。人間の業は深い。
2023/03/08 更新
2022/08 訪問
これこれ、この味
2022年8月
「台湾まぜそば890円」
お店には二か月ぶりだが、このメニューは1年ぶり。袋麺の台湾まぜそばや、冷凍の台湾まぜそばを家で食べてみたのだが、やはりどうも違う。それぞれ卵黄やニラ、のりを用意したのだが、決定的に違うのは、麺と具のバランスだ。具が多けりゃいいってものでもないんだな。久しぶりにプロの台湾まぜそばを賞味しちゃうぜ。
やはり旨い。麺量とタレ・具材の黄金バランス、素人には再現できませんでした。これなのよ、これ。刺激のある具材、濃厚なタレの旨み、全体をまろやかにまとめる卵黄、それらと五分に渡り合う太麺。
そしておまけの混ぜ飯、最高!旨いなあ、さすがだなあ。
2022/08/12 更新
2022/06 訪問
あえての混雑タイム、あえての濃厚醤油
2022年6月
「濃厚醤油ラーメン850円」
「ふうらいぼう」では塩ラーメンか台湾まぜそばを注文しがちなのだが、今日はあえて濃厚醤油のチケットを買った。土曜のランチタイム真っただ中だとどれくらいの人気かなあと、これまたあえて混雑する時間に来てみた。
駐車場は満杯、3組10人待ち。まあこんなものでしょうな。開店以来ずっと人気店、さすがですね。人気ぶりを確認できて満足。接客はにこやかで、人気店のおごりを感じない。更に、大盛り無料サービス継続中。やるね。
濃厚醤油、あらためてじっくり味わうと、旨いねー。豚骨白湯にホタテ中心の魚介出汁が加わり、少し和風な仕上がり。
成形しないバラ肉チャーシューはトロトロ。20番中細麺は、手もみの縮れがほんのり付いている程度。加水率は、ラーメンにしてはやや低め。
味には全く飽きがこないが、あえて終盤にゆず七味で味変してみた。これまた旨い。
濃厚醤油、意外とオリジナリティーが高いぞ。と、店内をぐるりと見渡してみると、黒い丼で食べている人が意外と多い。なんだよ、醤油も旨いこと、みんなとっくに気付いているじゃん。
2022/06/21 更新
2021/12 訪問
幸せは頭頂部より立ち昇る
2021年12月
「台湾まぜそば890円」
月命日の読経後、導師の説法で「あり難き今日」の話を聞いた。人は必ず今日を迎えることができると決まっているわけではない。せっかく迎えられた今日、これが最後かもしれないと有り難く、一番食べたいラーメンを食べようではないか。(こじつけ)
台湾まぜそばだな、と思いこちらへ。券売機に新作「白味噌ラーメン」の表示を見つけたが、すでに心と体は「台湾まぜそば」一択。ええい新人め、今更秋波を送ってくるでない!
憤然とカウンター席に着くが、厨房スタッフのきびきびした動作を見ているうちに、心が静まっていく。有り難き今日に感謝。名古屋で「麵屋はなび」の大将は、よくぞ台湾まぜそばを考案してくれた。「麺場ふうらいぼう」の店主は、よくぞ名古屋で食べ歩き、この混ぜそばを長岡にもたらしてくれた。感謝、感謝。
よく混ぜ、数口食べる。旨い。味を確かめたのち、卓上の花椒とゆず七味を思い切り追加する。口の中をビリビリしびれさせながら、いただく。ああ幸せ。頭頂部から、幸せの湯気が立つ。(茶柱かっ)
2021/12/28 更新
2021/07 訪問
反省の一日
2021年7月
「台湾まぜそば890円」
本日はランチの選択権が、従者の私にはありません。同行者の機嫌を損ねぬよう、提案にいちいち「おお、それいいね」「ああ、それもイイね」と相槌を打ちます。適度な熱意を込めておかないと、テキトーに上の空だと指摘されるので、細心の注意を払います。
ありがたいことに、大好きなお店に行くことになりました。新潟県独自に出されていた感染症についての警報が解除されたせいか、ここしばらく見なかった混みようです。駐車場の最後のスペースに滑り込み、券売機で「台湾まぜそば」890円を買います。おススメを聞かれたので「淡麗塩か濃厚塩が人気だね」と簡潔かつ的確にアドバイスします。なぜこんなに低姿勢かというと、ゆうべ深酒して後片付けも皿洗いもしないで寝室じゃないところで寝てしまったからです。しこりを残さないよう、今日はひたすら低姿勢に徹します。
私達も二人待ちの状態で入店しましたが、食事中に7~8人待ちになりました。
「台湾まぜそば」は今日も美味しかったです。もう刺激に慣れてきたので、花椒、ラー油、ゆず七味の三種類をかなり追加投入して、激辛にして食べました。長岡で何軒かが提供する台湾まぜそばですが、わたしは「ふうらいぼう」のやつが一番旨いと思います。何度もアップしたメニューなので、今回のシャシンは一枚だけにします。
2021/07/07 更新
2021/01 訪問
本年もお世話になります(人気店に時間差初詣)
2021年1月
「台湾まぜそば 税込890円」
ラーメン好きの皆様ならばご存じだろう、台湾まぜそば。2008年に名古屋で誕生した新ご当地ラーメンだ。長岡市内で本格的台湾まぜそばを食べたいならば、迷わずこちら「麺場ふうらいぼう」さんを訪れるべし。生ニラとニンニクの強烈な刺激が容赦なく、大衆にこびて食べやすいソフトな味に日和った「もどき」とは次元が違うのだ。長岡市で台湾まぜそばとくれば、「ふうらいぼう」一択である。キッパリ(個人的な意見です)。
台湾まぜそばといえば、10年ほど前一時的なブームになりかけたものの、全国的には人気が定着せずに下火になってしまった感がある。だがね、旨いものは旨いのだよ。辛さは大辛。生卵、魚粉、肉みそ、生にら、ネギ、海苔等をまずガッツリ混ぜる。激辛好きで辛さが足りなければ、卓上の花椒(ホアジャオ)を足せばよい。瓶の上部をまわせばすりたてを振りかけることができ、シビレる辛さ「麻」の刺激が更に増す。唐辛子系「辣」の辛さを足したければ、ラー油を一まわし。
頭から湯気を立てながら麺を食べ終えたら、白飯を入れて「追い飯」にするのが流儀。ゆず七味で味変するのも楽しい。旨い、辛い、旨辛い!唯一無二!(長岡市内)
2021/01/23 更新
2020/07 訪問
麺が~麺が~ススムくん♪
2020年8月
「特濃つけ麺 (税込900円)」
思いがけず一人自由な昼食時間。仕事も約束もなく、食事を作る必然性もなく、平日。あれこれネット検索し、人気店の未食メニューに決定。こういう時間は楽しい。
平日昼やや遅い時間、店内ほぼ満席。券売機で「特濃つけ麺」を買う。結構高めの900円。テーブル席でチケットを出したとき、心の準備の無いところに「大盛り無料ですがいかがいたしますか?」と聞かれた。つい、長年使ってきた返事「じゃ、大盛りお願いします」で返す。言ってしまってからハッとしたが、まあ大丈夫だろう。…と思ったところ、運ばれてきた皿に盛られた麺の量を見てギクッとする。いやオレ、ユーチューブのフードファイターじゃないんですけど…。なんちゅう大盛り。ま、何とかなるかと食べ始めた。
他店に比べると特濃というほどスープの粘度は高くない。でも、味は濃いね。トッピングの煮卵もチャーシューも味が濃いめ。単独で食べると塩辛いので、麺と一緒にもぐもぐ食べる。ああ、こりゃいいや。麺がススムくんだ。16番太麺で、浅黒い全粒粉入り麺。素人の推定加水率は高めの38%。
危機感無く食べ終えたが、最後の一口はさすがにどしっと腹にこたえた。だからスープ割りは頼まなかった。予想以上に旨い麺だったが、次は普通盛りにしよう。
2020/09/01 更新
2020/05 訪問
「つけめん」始めました
2020年5月
「淡麗塩ラーメン大盛 税込790円」
テイクアウトのメニューを始めた。ちらほらと、テイクアウトを買っていく人がいる。また、店内には案内があるまで入らないで、とのことだが、カウンターの席数を少し減らしたようだ。もともと店内は広めだったからテーブル席はそのままだね。
新潟県民は、一部飲食店の営業緩和で少しホッとしたのか、こちらのお店はジャスト満席。ご家族連れも二組小上がりでラーメンを楽しんでいる。
私は、今日は「淡麗塩ラーメン」を大盛り無料サービスで。台湾まぜそばと濃厚が良く出ているなあ。丼の種類で区別されてるからわかりやすい。あれ?あの丼と皿は何だろう?ありゃ、つけ麺もレギュラー化したのか。
淡麗塩、おいしくいただいた。お客側へのお願いとして、ティッシュ等は残さず自分で出入り口のごみ箱へ始末してくれとのこと。確かに、使用済みティッシュをさわるのはお店側にとってリスクが大きいもんなあ。…皆さんちゃんと守って片付けてる。…もともとラーメン屋の客って、店の手が足りないときにテーブルを拭いたり丼を下げたりすることのできる文化の人だもんね。
帰り際、「濃厚つけ麺」を券売機で確認した。暑くなったらこれ食べよう。
2020/06/27 更新
2019/12 訪問
令和元年食べおさめラーメン(といいながらまぜそば)
2019年12月
「台湾まぜそば 税込890円」
今年最後のラーメン屋さんはどこにしようかと考え、こちらへ。長岡店のレギュラーメニューに定着した台湾まぜそばをオーダー。あ、今日はオーナー店長が来てるじゃないの。ラッキー。しばらく様子を見ていたが、切れの良いきびきびした動き。それに口調が明るい。店員も緊張するというよりは楽しそうにしている。たまに来たオーナーが麺揚げをして、店の感じが活気づくというのは、いい店だと思うなあ、しみじみ。
台湾まぜそばは、当初から全く変わらない仕様。今日は16番太麺の色がやけに黒い気がするが、小麦の種類や状態によるものだろう。もともと全粒粉入り麺なので。でも麺と具の絡みが良くなった気がする。
卓上の花椒をすり入れてみる。お、やはり香りが立つねー。
混ぜそば、旨い。追い飯も、旨い。今年一年ありがとう。来年もよろしく。
2019/12/30 更新
2019/10 訪問
塩だけでなく醤油も旨いぜ
2019年10月1日(火) 11:50「麺場 ふうらいぼう」濃厚醤油らーめん 税込850円
4か月ぶりの訪問ながら、濃厚醤油らーめんは2年半ぶり。何度か遠出してラーメン店に行った後、「こんなに近くにいい店があるのに、なんでわざわざ遠くに行っちゃうのかなあ。遠くの人は『近くにあったら通うこと間違いなし』とか書いてるのに。」と反省して訪問してしまう店。
濃厚醤油も、間違いない。相変わらず旨いだろうなあと予想して、その通り旨い。鶏ガラと豚骨を乳化させ、アゴ水出しや煮干し水出し、乳化させない方のすっきりスープの三種類を混ぜたそうだ。テーブルにある説明書きの内容が以前と変わっていた。
麺は18番中麺ストレート。推定加水率35%。開店時より加水率が上がったような気がする。大盛りサービスを断って、珍しく二日酔いじゃないからじっくり味わった。旨かった。
2019/10/02 更新
2019/06 訪問
このスープは単品料理レベルです
2019年6月
近頃、長岡市の信濃川西側地区に人気ラーメン店の開店・移転が何軒も続いている。新規店につられる客が多いだろうから、その分今までの人気店は入りやすいかもと考え、こちらを訪問。…平日とはいえ、昼でも満席とまではいかない状態で、狙い通り。
券売機で人気の濃厚塩ラーメンを久々に選択。このメニューをリピートするのは4~5年ぶり。つけ麺がラインナップされているので、ちょっと気になったが、今日はこれでいく。次の客が、「お、つけ麺もあるのか」とつぶやいていた。ははは、皆リピーターだね。
カウンターでのんびりと待つ。客入りは7割といったころだが、そもそも今まで満席になり続けているのが不思議なくらいの大箱なので、平日の客入りとしては十分だろう。オーダーは、目の届く範囲では、台湾まぜそば、つけ麺だな。新メニューのつけ麺、すかさずオーダーしてる人が複数いるね。
久々の濃厚塩ラーメン、旨い。スープから何かおいしそうな香りがする。壺に入った中華スープのよう。乳化豚骨ベースなのに、かぐわしい。麺は18番中麺、推定加水率35%の固めゆであげの中華麺。終盤、せっかくだから卓上に置いてある「ゆず唐がらし」と「花椒」を振りかけて、辛味プラス。おお、香りがいいね。プチ・シビカラだ。
麺大盛りサービスを辞退したのに、スープ完飲しちまった。でも仕方ないよ。ラーメンの汁だからって残す人がいるが、麺料理とスープ料理が一緒に出てきたら、スープを残す人はいないはず。このスープは、料理として成立するレベルだもんね。残す方が間違ってるよね、ぷんぷん。(はい、絵に描いたような逆ギレ)
2019/06/22 更新
2019/02 訪問
謎メニュー・モロめん
2019年2月
モロめん 830円
モロヘイヤ醤入り「モロめん」の食券を買う。これ、まだ未食メニュー。半年前くらいに見たんだけど、ほとんど話題になってないし、情報も少ない。モロヘイヤってのは、あのヌメリのある葉っぱだよね。大盛り無料。
着丼した一杯は、淡麗しょうゆベース。とろろ昆布みたいにモロヘイヤのペーストをトッピングしてある。青臭さはなく、ピリ辛に仕立ててある。鰹節ダシにとろみが加わって面白い食感。というか、旨いじゃん。粘り気のある成分が溶けだし、ラーメン全体に影響している。特に、麺の表面にツルツルした粘りが出て、別な麺のように感じる。18番ストレート麺で推定加水率やや低めの30%、レギュラー麺そのままだと思うのだが、まるで麺自体にモロヘイヤを練りこんだみたいにツルツルして、麺が旨いよ。大盛りも難なく完食。
このメニュー、リピありだな。
2019/02/18 更新
2018/10 訪問
お正月を思わせる上品な出汁
2018年10月
淡麗塩ラーメン 750円
平日の夜8時過ぎ、ラーメン食べて帰ろうと長生橋を渡っていくと、A店はスープ切れ。へへん、ラーメン屋なんか山ほどあるわい、とB店に向かうが、のれんも幟もしまってある。おいおい、と更に車で新産地区へ向かうと、C店は駐車場がいっぱいで入れない。な、なにー?平日の夜だぞ、おい。どいつもこいつもラーメン屋に押しかけてるんじゃねーよ!(おまえもな)
そこで、キャパの大きい「麺場 ふうらいぼう」様を思い出し、席の一つくらい空いているだろうと向かうと、駐車場が数台分開いていた。やれうれしや。ごめんね、浮気して。本当は君のことが一番好きなんだよ、と浮気男の気分で店内へ。おいしいラーメンが食べたい、と迷うことなく淡麗塩ラーメンの食券をポチ。
カウンター席へ着く。遅いのに、にこやかな接客。社長、みんなの給料上げてやってね。夜遅いから大盛り無料は無しで。
改めて思うが、旨いねえ。麺は18番中麺。角のはっきりしているタイプ。白っぽいから無かん水麺かも。
スープは、鶏ガラ、豚骨、野菜、昆布を濁らせないでとったもの。豊かで深い味わい。特徴的なのは、ホタテ貝柱の旨み。あさりのようなわかりやすい貝味じゃないから、貝が苦手な人でも大丈夫。お正月のような上品な味。お正月の煮ものには、貝柱を使うでしょ?あれに通じる味。旨いよう。
2018/10/23 更新
2025年6月
「麺場ふうらいぼう」台湾まぜそば1,000円
8月の長岡花火が近づいてきた。土手の草刈りなど、整備が着々と進んでいる。「はなび」と言えば、名古屋の有名ラーメン店。もちろん看板メニューは台湾まぜそばだ。
ハイ、長岡市で台湾まぜそばと言えば「ふうらいぼう」…少々強引なマクラだったが、半年ぶりにこのメニューを楽しみにやって来た。平日ランチタイム。券売機でチケットを買い、食堂ホールへ。
店内は8割ほどの客入り。カウンター席は満席で、二人掛けテーブル席へ案内された。平日だから、仕事のランチ休憩でやって来た一人客が多いようだね。冷たいルイボスティーを楽しみながら、直木賞候補作(逢坂冬真「ブレイクショットの軌跡」)を読み進めること5分程度。追い飯が運ばれ、続いて台湾まぜそば着丼。
ニラ、刻みのり、魚粉、すりおろしにんにく、刻みネギ、肉そぼろ、卵黄のトッピング。丼の底に醤油ベースのタレがたまっている。麺は全粒粉入りの浅黒い太麺。切り歯は推定14番だから、極太麺と言っていい。加水率は高め。
早食いは血糖値を急上昇させ体に負担をかけるので、ゆっくりゆっくりと自分に言い聞かせつつ、まずは良くかき混ぜ、一口すする。うーん、旨い。すぐに次を食べるのは我慢し、よーく観察して分析。トッピングで主張の強いのは、生にらだな。次ににんにくかな。卵黄のコクも大切だ。
次の一口はレンゲにまとめ、ミル付き花椒で追いサンショしてみる。ふふん、味も辛さもあまり変化がないが、華やかな香りが強化される。あ、後からビリビリ刺激来襲。いいね。
その次の一口には、ゆず七味を加えてすする。ほう、こちらの方が更に変化が少ない。ほんのりとゆず風味が足され、雅な上品さが加わるかな。どちらかを選べと言われたら、花椒に軍配を上げたい。
ひぐちくーん、ペース配分!(ひげ男爵のギャグ)と脳内ツッコミを入れ、ゆったり食べ進んで、追い飯。
今回も最高でした。
蛇足ながら、長岡花火の座席チケットがネットで転売されていると新聞に出てた。許せない。まだチケット配られてないんだよ。絶対買っちゃダメ。ほぼ詐欺だから。転売自体、買う方も売る方も載せるサイトも許せない。