mad_methodさんが投稿したsio（東京/代々木上原）の口コミ詳細

定期訪問のsioさん。
そろそろコースが変わるタイミング。
逃しちゃアカンというわけでキャンセル席を予約。
緊急事態宣言で、アルコールを楽しめないためアルコール営業が再開されるタイミングまで日延べキャンセルされるお客さんが多いようです。
コロナめ-_-ﾁｯ
そんな訳で今回はフルでノンアルペアリングな訳ですが、安心して下さい。
sioさんのノンアルペアリングは凄いんです！
他のお店でノンアルだと物足りないなぁと思うことがたまにあるのですが、ここはもう満足しかない。
ノンアルでしか味わえない本当のペアリングが味わえます！
これを機会に是非。

a.三年熟茶ティースパークリング
宮崎県産三年熟茶(菜・葉・茎に焙煎を掛けて、三年寝かせて、出荷する前に再度釜炒りを掛ける香ばしいお茶)に、ベルベーヌー、ローズヒップ、セミドライのクランベリー、ハチミツを加えてスパークリング。
梅酒のような爽やかなニュアンス。
フランボワーズビネガーで和えたビーツのサラダが乗った馬肉のタルタルに特によく合います。

1.冷製スープ
沖縄県産トウモロコシと水と塩だけの冷製スープ。
いつもより粘度高め。

2.馬肉のタルタル
いつものスペシャリテ。

b.釜炒り茶ベースドリンク
宮崎県産釜炒り茶に、トゥルシーというネパール産のホーリーバジル、フレッシュディルと大葉、オーストリア産白葡萄果汁を加えたもの。
フレッシュな青い香りが爽やか。

3.大根ラビオリ♡♡
ラビオリの生地の代わりに甘酢に漬けた大根の薄くスライスしたものを使い、手前はほぐしたズワイ蟹、奥はホタテを巻いています。ソースは、ヨーグルト、ココナッツミルク、コリアンダーを使ったもの、リンゴの泡ソース、乾燥ケールパウダー。
ゴーヤ、ケール、天豆とともに。
前回コースのカルパッチョに似た雰囲気。
柔らかい酸味が心地良い。
蟹とホタテを分けているのが、印象が変わってとても良い。

c.ダージリンセカンドフラッシュ
二番摘みのダージリン。
蜜のような甘い香りがします。

4.スフレオムレツ、ビスクソース♡♡♡
出来立てフォンダンショコラのようなスフレオムレツ。
中にはタレッジョとフォンティーナチーズ。
とろけます、心もとろけます笑
周りにはオマール海老を使ったビスクソース、仕上げにローストヘーゼルナッツと白トリュフオイル。
ただでさえめちゃくちゃ美味しいスフレオムレツ。
ビスクソースなんて合わせたら、もはや反則。
ル・ルソールのフォカッチャでソースを綺麗に拭って超満足。
卵の優しい甘さに寄り添うダージリン。

d.凍頂烏龍茶ベースドリンク
台湾の凍頂烏龍茶、タイのベイハーブ、桜の燻製チップ、オーガニックの黒葡萄果汁を加えたもの。
酸味スッキリで飲みやすい。
お茶ベースでこんなに美味いの…。

5.ガルガネッリ、ホロホロ鶏のラグー♡♡
手打ちのガルガネッリ。
少し甘みのあるホロホロ鶏のラグーソースには、牛蒡が加えられており、土の香りが力強い。
粉の旨味からの滋味深い味わい。
そして凍頂烏龍茶の酸味と甘みがとても良く合います。

e.甜茶ベースドリンク
静岡県甜茶にホワイトペッパー。
単独で飲むとかなり？なドリンク。
料理食べてニヤけました、これぞペアリングの醍醐味。
アルコールだとコレはできない。
アルコールとノンアルコールは違うもの、代替するだけでは意味がないと教えてくれます。

6.金目鯛、お粥ソース仕立て♡
昨年に引き続き、今年も金目鯛のお皿。
皮目を風乾した上でバリっと焼き上げ、仕上げに胡麻油で香ばしく、身はバターアロゼでふっくら焼き上げています。
お米をピュレ上にして、蛤出汁にE.V.O.で仕上げたお粥ソースが下に敷いてあります。
昨年よりトロトロ状態で一体感が増した気がします。
お米の甘みと金目鯛と蛤の旨味でとても優しい味わい。
そこまで中華を感じるお皿でもないのですが、ペアリングのノンアルドリンクを飲むと…あら不思議！
めちゃくちゃ中華を感じる、そして旨いっ！
最後に感じるホワイトペッパーの香りが中華の世界へと誘ってくれます。

f.中国紅茶ベースドリンク
岩肌に生える茶葉の紅茶、金観音岩茶にトンカ豆、ジャワペッパー、キャラメリゼしたお砂糖、色付けにビーツエキス、フランボワーズビネガーとカカオビネガーのシロップを加えたもの。

7.スノーホワイトチェリバレーのフィレ肉♡
オーブンでじっくり火入れした合鴨。
ソースは二種類。
オレンジ香る黄身酢ソースとフォンドヴォーソース。
添えられているのは、トレビスのサラダ。
鴨うんめぇ〜！

8.ガリの冷製パスタ♡♡♡
新生姜を使ったガリとミョウガ、蛤出汁による冷製パスタ。
これには参りましたm(_ _)m
甘みと酸味が最高っ！

9.アヴァンデセール
生姜のグラニテ。
トマト、ブラッドオレンジ、ブッラータチーズが潜んでいます。
口の中サッパリして気持ち良いっ！

10.sioアイス
11.紅茶とminimalチョコレート

久しぶりにフルでノンアルコールペアリング体験しましたが、これぞお店のオリジナルって感じが出ていて素晴らしかったです！

鳥羽さんは相変わらずいらっしゃらないし、厨房やサービスのスタッフも知らない子だらけ。
お店が大きくなってきてますねぇ。
今後も楽しみに通いたいと思います！

2ヶ月ぶりにsio！
そろそろ予約を入れとかないと今コース逃しちゃうってことで、空いている日に滑り込みました。
今回も誰も誘わず一人で訪問です。

この春に新店舗を2店舗も出されるsioさん、スタッフの移動もありキッチンスタッフもだいぶ入れ替わりました。
お忙しい鳥羽さんはいらっしゃいません。
居なくてもちゃんと回るお店作りをされているのが、見事です。
右腕のsioのシェフ熊野さんが加わったことがとても大きいでしょうね。

今回のコースはイタリアン寄りとのこと、めっちゃ楽しみにしてきました！

以下、出てきたもの順に。

a.キームン紅茶スパークリング
ローズマリー、デコポン、蜂蜜。
めちゃくちゃ美味しい、これ。
1.ポンデゲージョ
o/sioのスペシャリテというかお通しのポンデゲージョがsioバージョンだとどんな感じなのかな？
柚子、クリームチーズ、カラスミというキーワードを聞いた上で食べたのにイメージと違ってさらにサッパリ爽やか。
クリィミィな酸味とちょっとした塩気、モチモチの食感、たまりません。
ワードイメージの上をゆく美味しさでした。
そしてペアリングのお茶との相性が素晴らしいすね。

2.馬肉のタルタル
毎度印象の違ってくるsioのスペシャリテ。

b.Menti Giovanni Arsiglia 2017
苦味が面白い白。
まるでグレープフルーツのよう。
3.サラダ♡
空豆、スナップエンドウ、キウイ、アスパラガス、ケール、ピスタチオ等を使ったサラダ、下にはソテーしたベーコンとホタテ、ジャガイモピュレが隠れています。
上にはクラムチャウダーの泡。
朝ディナーよりちょっとボリューム感じます。
とても美味しかった。

4.鰆のカルパッチョ♡♡♡
sioでカルパッチョ食べるの初めてかも。
鰆の上には蓮根、ブラータチーズ、トマト、グレープフルーツ、柴漬け、花穂紫蘇、芽ネギ。
塩気や酸味とかが心地良く、軽い蓮根の食感とか、ねっとりした鰆の旨味とか悶絶した。

c.ミルクティー
アッサムの豆乳ミルクティー、シナモン、カルダモン、ブラックペッパー、キャラメリゼした砂糖と醤油を合わせてみたらし風にしたものを溶かしてあるとのこと。
前もニョッキに合わせてミルクティーをペアリングされてたことがあったなぁ。
5.椎茸のマルタリアータ♡♡
島根県の原木椎茸、バター、蛤出汁、平打ちのマリタリアータ。
キノコの香りが素晴らしい。
そしてパスタの食感がたまらん。
めちゃくちゃ美味しい〜。
そしてペアリングのミルクティーとも良い具合、凄い。

d.Francesco Parrilla Ciro
紅茶色のロゼワイン。
酸味が華やか。
6.鱈バーニャカウダ♡
アロゼした鱈の上に菜の花のピュレを塗り、上にほうれん草を被せて、オクサリス(カタバミ)が乗っています。
添えてあるのはトピナンブール(菊芋)、ニンニク、アンチョビで作られたバーニャカウダソース。
鱈がめちゃくちゃ美味しい、ふわっとしてバターの香り良き。
バーニャカウダソースも美味しいなぁ。

e.L'Arco Arcum Rosso Veroneese 2015
陰干した葡萄を使用。
甘さを感じる赤。
7.岩中豚ロースト♡♡
岩中豚の肩ロース。
上には行者ニンニクと蕗味噌のソース、フライパンで炒ったパン粉、スナップエンドウの新芽ピーテンドリル。
添えてあるのは、ゴルゴンゾーラチーズとクリームソースを合わせ焦がしネギと山椒が掛けられたソース。
蕗味噌ソースの苦味とパン粉のサクサク感とか、ゴルゴンゾーラソースの旨さとか、美味しいし楽しいなぁ。

f.2番摘みのダージリンスパークリング
8.ピゼリ入り山利しらすご飯♡♡♡
ニラ醤油TKG山利しらすご飯、雲丹のパスタの中から選択。
この時期ならではのピゼリ。
皮を剥いて、皮のみご飯と炊き込み、炊き上がってからご飯と合わせて山利のシラス、E.V.O.と牡蠣醤油を回し掛けたもの。
香りが爆発じゃあ〜、めちゃくちゃうめぇ。
反則的な美味しさです。

9.アヴァンデセール
酒粕のブランマンジェ、砕いたチーズケーキと蓬のスポンジ、ケールパウダー、苺によるデザート。
さっぱり、ほのかな苦味が良き。

10.sioアイス
11.Minimalのチョコレートとコーヒー

いやぁ〜相変わらず素晴らしい。
昼下がりのこの満足感たまらんね。
次もお昼にしよっかな。

sioさんで話題の朝ディナーをいただいて参りました。

朝ディナーってワードを初めて聞いた時、うわぁ〜めちゃくちゃ面白そうって思ったんです。
何つうパワーワード。
一言で伝えたいこと全部伝わるじゃん！
でも、世の中の人はそうでもない人もかなりいらっしゃるようで…。

朝はモーニングだろ！やらブレックファーストだろ！
終いには朝モーニングコースじゃダメなのか？って意見もSNS上で見かけました。
杓子定規に言葉尻を捉えて、言葉の裏に含まれる文脈とか一切想像できない人が結構いて…正直ビックリ。
(ちなみにディナーという言葉は、単純に夕ご飯と言う意味ではありません。一日の主たる食事、正餐のことを言います。それを朝いただきましょうというのが朝ディナーの主旨です。)

ぶっちゃけディナーの訳なんてどうでも良いんだと思うですよね。
本質はそこじゃないよ、こんなに伝わる造語なかなかないのになぁ〜。
なんで体験もしていないのに批判とかできちゃうんだろう？
人の価値観は人それぞれですが…少しでも世の中ポジティブに伝わりますように。

そして経験したからこそお伝えします。
あくまで私の主観ですが、朝ディナー最高っ！笑笑

以下、出てきたもの順に。

アルコールは朝から提供できないので、ティーベースのノンアルコールペアリングが可能です。
これがまた素晴らしかったです。

a.スパークリングティー
ニルギリ茶ベースにディル・セージ、オーストラリア産白葡萄ジュース
1.舞茸香るブロードスープ
1つ前のコースに出てきた、舞茸を瞬間的に香りだけを移したスープ。
温かいスープで一気に身体に活力が漲ります。

2.シン・馬肉のタルタル
クミンのスパイスが心地良い。
朝だからより感じるのかもしれません。

b.広東紅茶
水出し、ウンカが噛んだ茶葉
3.帆立のグリーンサラダ
美しいグリーンサラダの下には、グリルした帆立とベーコン、グレープフルーツやキウイ、キヌアやアーモンド。
口の中でリズムが生まれる。
蛤とジャガイモのピューレを用いたクラムチャウダーの泡ソースが全体をまとめています。

4.スフレオムレツ♡
これも1つ前のコースにあったやつ。
オムレツにスプーンを入れるとトロトロのチーズ。
クリィミィなソースにはビネガーが用いられているのでほど良く酸味が効いて爽やか。
白トリュフオイルの風味も素晴らしいし、チーズのコクもたまらん。
サラダ、オムレツと朝っぽいメニューが続いてとても良い。

c.そよ風
水出し緑茶、甘くて香り良し
5.鰆、蕪のソース♡
現在のコースにも組み込まれているこちら。
蕪と西京味噌を使用したソースがどこまでも優しい味わい。
これがまた朝に良い。
コース構成でここまで印象が変わるとは。

d.プーアール茶
カカオビネガー等加えて
6.大山鶏、甜麺醤ソースと南瓜ピューレ
風で乾燥させた上で皮目をパリッパリにアロゼ。
フォンドヴォーと甜麺醤を使ったソースで。
南瓜のピューレは優しい甘さ。
嗚呼美味しい〜。

7.ご飯セット
あきたこまち、味噌汁、山利のしらす×ニラ醤油、お漬物三種(べったら、柴漬け野沢菜)、椎茸の甘辛煮

バーミキュラで炊き立てのご飯、一口目の感度たるや。
米うまぁ〜！
しらすニラ醤油、家でやるより感動デカいよ。
ご飯は美味すぎて、おかわりもしっかり致しました。
おかずがあればもっと食べちゃってたかも笑笑
ご飯のお供開発したら良いと思うなぁ。

8.sioアイス
デザートまでしっかり。

あっという間の2時間弱。
お腹いっぱいだけど、優しい味わいのコース構成で食後感が素晴らしい。
元気モリモリです！

ディナー2回転を朝昼晩の3回転に分けてちゃんと密を回避されています。
これは普段からですが、フレンチ(既にジャンル超えちゃってますけど…)では珍しくお一人様も対応していただけます。

朝ディナー、これは素晴らしい体験価値の創造だと思いました。
色々意見はあって良いと思いますが、願わくばポジティブに。

ちょうど1,500件目の投稿のようです。

久しぶりにお一人様でsioさんへ。
12-1月のディナーコースを食べ損ねそうだったのですが、その日たまたま出たキャンセル席を奪取！
これまた久しぶりに鳥羽さんがいない静かなsioを堪能させていただきました笑笑

以下、出てきたもの順に。

a. Delamotte Brut Champagne Grand Cru 'Le Mesnil-sur-Oger' N.
サロンの姉妹メゾン。
そういえば、TACUBOさんとこで年越パスタコースの時、飲んだやつ！
グレープフルーツのニュアンス、美味しい！
1.蕪のブロード
丸鶏ブロードに、蕪の香りと甘さを移して。
温かくて胃が動き出します！

2.シン・馬肉のタルタル
定番なれど、いついただいても新鮮！

b.新政瑠璃2019-Lapis Lazuli-杜氏別撰袋吊りsio限定
3.鰤照り焼き＋豚生姜焼き♡
昨年のコースにも入っていた旨いやつ。
抜群の火入れの鰤の照り焼きの上に豚の生姜焼き。
という魚×肉の足しまくり算のお皿で、心をまず絡め取られます。
甘、辛、苦、旨の抜群なバランス！
昨年との違いは、べったら漬けが食感と独特の風味をもたらし、さらにうまぁ〜。

c.タルトタタンイメージのお茶
カモミールルイボスティーベース
4.ラビオリ、グリーンカレーソース
羊肉、海老、レンコンの入ったラビオリをグリーンカレーソースといただきます。
ぷりっとした皮、中の餡の旨味、微かなレンコンの食感、水餃子みたいな感じで美味しいです。
ソースには苦味のある蕗の薹も使われています。
ソース、かなり辛いんですけど、めちゃくちゃ美味しいんですよねぇ〜。
そして、ペアリングのタルトタタンティーがまた抜群に合うんです。
口の中にかなり刺激的な余韻を残していきます。

d.Damijian Podversic Ribolla Gialla 2015
オレンジワイン
5.エスニックお好み焼き風オムレツ
オムレツの中には牡蠣とイカ。
上にはナムプラー、スウィートチリソース、ブラータチーズのソースが塗られ、さらにミョウガ、大葉、万能ネギの薬味が乗って、五香粉が掛かっているそう。
先程のラビオリの辛さの余韻から甘辛の味への移行が心地良く、なんとも美味しい。
いつの間にか辛さが口から消えてるから不思議。

e.阿里山烏龍茶
6.鰆、蕪のソース♡♡
白の仕立ての美しい魚料理のお皿。
皮目パリパリ、しっとり火入れされた鰆の上には蕪のサラダ、下には蕪のソースとE.V.O.。
やはり鰆にはレア感はいらない。
ふんわりとした身が口の中で解ける感じが好きだなぁ〜。
これだけ単品で食べると印象薄いのかもしれないですが、前の二品があってこのシンプルな料理をいただくと…心持っていかれます。
味のジェットコースターやっ！
めちゃくちゃ美味しいよぉ〜！

7.アニョンのロースト♡
予約の際、オーストラリア産仔羊の良いのが入ったのでどうですかとオファーいただき、もちのろんでお願いします。
骨付きキャレをじっくり火入れ。
ソースはフォンドヴォーに赤ワイン、かぼちゃのソースとともに。
赤身はミルキーで甘く、皮目から脂身にかけては仔羊の風味が豊かで。
添えてあるマスタードシードがよく合います。

8.雲丹のティエドパスタ♡
プラス¥2,000で雲丹のパスタか山利さんのしらすご飯。
いつもは両方いただくのですが、夕方早い時間なのもあり、お腹はそこそこ良い具合。
雲丹のパスタをお願いしました。
細めのリングイネは、稲庭うどんぽくもあり、ツルツルっとした感じがとても良い。
生温かい温度帯の雲丹のソースは蛤の出汁も効かせてあってうまぁ〜。
昨年いただいた雲丹のパスタ三種類の良いところ取りした感じで進化しておりました。
これぞ至高の雲丹パスタ！

9.バナナケーキ♡
アヴァンデセール。
スパイスを効かせたバナナケーキ、上にはメープルシロップのシャンティクリームとバナナ、タイっぽいイメージでエディブルフラワーを乗せて。
ちっこいのに破壊力ヤバい。
バナナケーキ自体にスパイスを効かせてあるからかガツンと甘さ来たと思ったらスッと爽やかな余韻。
これはとても美味しかったです！

10.sioアイス
11.Minimalのチョコレートと紅茶

今日も大満足！
sioチーム、鳥羽さんが居なくても全然問題なし。
お店の雰囲気が以前に比べてとても良くなっている気がするほど、良いですねぇ。
本来なら「青鳥」を表参道に出店する予定で鳥羽シェフはsioから居なくなっていたかもしれないわけですし。
しかし、色々あって延期するようです。
代わりに鳥羽シェフがプロデュースするお店をされる模様。

一週間ちょい後には、今話題の朝ディナーに伺います！
そちらも楽しみです。

帰省しないことを決定してからお節的なもんどうしよう？って急になり…そういえばsioさんの贅沢おせちらし重は売り切れてたよなぁって思いながら聞いてみたらキャンセル出たから2日の分なら用意できますよとのことで、即お願いしました！
しかも、せっかくだからと三蔵ボトルセットで。

当日お店まで取りに行って、鳥羽さんやスタッフの皆さんにご挨拶。
お弁当受け取って、外で暫し歓談笑

ワクワクしながら家に持って帰ります！

そして開封！
テンション上がりまくる。
おぉ〜相変わらず美しい見映え。
小皿に取り分け、一品一品説明を読みながらいただきます。

以下、メニュー内容

〜三蔵ボトルセット(ボトル300ml)〜
A：新政 No name
S：仙禽 オーガニック・ナチュール2020
J：而今 東条山田錦2019

〜謹賀新年sioの贅沢おせちらし重〜
伊達巻、かまぼこ、数の子、大根人参の生酢、イクラがちらしてあります。
もちろん牛すき焼き、雲丹もこれまで通り。
これだけでもめちゃくちゃ美味しいんだよなぁ。
味のバランスが素晴らしいんだよなぁ。

〜おかず1段〜
・おかわりしたい蟹と根セロリ生春巻き
ペアリングwith S

・来年まで待ちきれないふつうの栗きんとん
ペアリングwith A
2品目にして心持っていかれました。
どこまでも滑らかで栗の風味がとても良い。
マジ旨いわ、これっ！

・地味に人気イカ墨コロッケクリクリいかソテー
ペアリングwith J

・どうか箸を休めてくださいほうれん草と春菊ゴマ和え
ペアリングwith S

・フォアグラハンバーグロールキャベツスタイル
ペアリングwith A

・ぷりっぷりのぷり大海老ココナッツミルク炒め
ペアリングwith J

・白ワインや日本酒と一緒にボナペティ可憐なキャロットラペ
ペアリングwith S

・止まらないたまらないぶりの照り焼き
ペアリングwith A
これまた最高に美味しい！
上品な甘辛さ、新政にもよく合います。

・グラマシー＆セクシー明石の酢蛸
ペアリングwith A

・旨味vs旨味牡蠣のソテー生ハム巻き
ペアリングwith J

・薫るフレーバーごぼう
ペアリングwith A

・そう来たか白トリュフ薫る泰斗商店の鰻巻き
ペアリングwith J

・絶妙な火入れ黒鮑コンソメ煮
ペアリングwith S

最高な贅沢体験でした！
受け取りに行ってお話しして楽しく、持ち帰りながらワクワクして、開ける瞬間のテンションの上がり方、見た目の美しさ、食べて説明を読んで味わって、抜群に美味しくて…素晴らしいです！

何かの記念日には是非っ！ってくらいオススメです、贅沢弁当！

やっちまったぁ〜！
せっかくレビュー書いたのに、誤って削除しちまった…orz
少し簡略して再度のUP。

定期訪問のマイホームレストランsioさん。
鳥羽さんがシェフとしてsioに立たれるのを味わえるのも今回を入れて残すところ2回となりました！
各方面で東奔西走の活躍の鳥羽シェフです。
今回のコースは、フレンチらしい料理が前面に出たコース構成でした。

以下、出てきたもの順に。

a.Vilmart & Cie Grande Reserve Brut Champagne Premier Cru N.V. 2019
シャンパンで乾杯、フレッシュな印象！

1.舞茸香るコンソメ
乾燥舞茸を10秒ほど浸して瞬間的に香りを纏わせたコンソメ。
ε-(´∀｀*)ﾎｯとする味わい。

2.シン・馬肉のタルタル
食材の比率を変えたそうです。
タルタル多くなって、ラスクもサクサク感がより感じられたような気がします。

b.茸紅茶
国産紅茶にポルチーニのエキス、カナダ産のメープルシロップを加えて。
とても面白い、そしてペアリングの妙です。

3.スフレオムレツ白トリュフ掛け♡
追加¥2,000で白トリュフ掛けのオファー、もちのろんでっ！
二種類のチーズを使ったスフレオムレツ。
チーズはタレッジョとフォンティーナ。
ソースは、ブロードに生クリームとトリュフオイル、ホワイトバルサミコ酢を煮詰めたものを加えて。
さらに上から白トリュフを削ってもらいます。
芳醇な香り、たまらん。
スプーンを入れるとトロトロのチーズが流れ出てきて、このライブ感が楽しいっ！
白トリュフの香り、ふわふわオムレツの食感、チーズのコク・旨味、円やかなソースの中に酸味と甘みが混在していて、この組み合わせの妙、最高です！
酸味を合わせてくるのが、sioさんらしく、挑戦的でクリエイティブな一皿です。

そしてこのタイミングで出てくるルルソールさんのフォカッチャ…ソース塗りたくって最高っ！

c.Mas de la Garrigue Vieux Rivesaltes 1974♡
デザートワインのようなんだけど、甘さが後味として残らずスッと抜ける感じがとても面白い。

4.フォアグラクレープ♡♡
フォアグラのポワレ、栗の甘露煮、レバーペースト、フレッシュバナナと黒無花果、キャラメリゼしたヘーゼルナッツ等をチョコレートクレープで包み、アクセントにゴボウチップス、栗の泡、赤ワインと黒トリュフのペリグーソースで。
控えめに言ってめちゃくちゃ美味しかったです！
甘じょっぱい中に苦味や酸味が効いて複雑な味わい。
流石の一皿でした！

d.静岡県産さえあかり
さっぱりした旨味のある緑茶。

5.ラビオリ♡
根セロリとじゃがいものピューレ、リコッタチーズを内包したラビオリ。
上には根セロリとりんごのサラダ仕立てが乗ります。
バターソースで。
とても香りが良く口の中がさっぱりして美味しいです。
クレープからの流れが気持ち良い一皿。

e.広島県今田酒造さんの富久長白麹Shell Lovers
柑橘系のニュアンス感じる味わい。

6.鰆のポワレ
皮目をパリッと焼き上げ、オーブンの出し入れで最高の火入れを施した鰆。
ソースは、白ワインをベースに西京味噌、蛤、春菊を用いたヴァンブランソース。
付け合わせに酢レンコンと百合根のフリット。
ペアリングを含めていただくと、鰆の西京焼き的な印象が感じられる再構築系の一皿。

f.Cachat Ocquidant Monopole Corton Grand Cru 'Clos des Vergennes
とても美味しいピノノアール。

7.岩中豚のとんかつ♡♡♡
久しぶりにsioさんのとんかつ！
一度揚げてから、オーブンでさらに火入れ。
サーブの時間も計算した儚いまで完璧な火入れ。
衣はサクサクを越えてザクザク。
厚めのカットにより肉の旨味が存分に感じられます。
脂身付近がめちゃくちゃ美味しいんだよなぁ。
付け合わせは、ブラータチーズ、トレビス、素揚げのカボチャにサツマイモ。
何も付けなくても存分に美味しさを実感できますが、黒にんにくソースを付けていただくと悶絶級です。
以前いただいた時より進化してますねぇ。
熟成豚とかにしたら尚美味しそうだなぁ。

8.渡蟹のパスタ♡
毎年出しているという渡蟹のパスタ。
今年は過去8年の中で最高傑作だそうです。
蟹のエグ味を出さずにソース化することができるようになったそうで、ハーブを一切使わなくても良いくらいとのこと(昨年はディルが乗ってました！)
セドリックカサノヴァのオリーブオイルとの完璧なまでのマッチング、最高です！

9.アヴァンデセール
苦味の効いたガトーショコラ、蕎麦の実、キャラメリゼされたヘーゼルナッツ、シャンピニオンディクセル、マスカルポーネチーズ、フランボワーズビネガー、ブラックオリーブ…とまぁ複雑過ぎる構成。
5味感じる素敵なデザートです。

10.sioアイス
絶妙なクネル形状、口当たり滑らかで円やか。

11.Minimalのチョコレートと紅茶

今回も最高でございました。
いよいよ、来年1月に青山に新店を出されます。
青山に鳥羽が来た！で青鳥さん！
いやぁ〜とても楽しみです。
そして若手が育つ場としてのsioさんの今後もとても楽しみです。

なんかもっと良いこと書いてたような気がしてたんですが、忘れてしまいました笑
というか、まだあと1回あるなっ！？

いやぁ〜予約が取りづらくなった、マイホームレストランsioさん！
9月に入ってすぐに白シャツ三男を連れて伺いました。
お店が有名になり過ぎて、勘違いマウンティングレビューしてくるFoodieも多く訪れるようですが、美味しくないっ！とはまだ言われてはいないようです笑
レストランのレビューは、あくまで個人の好みでしかないと思っています。
#グルメな人とつながりたいとSNSにあげるなら、ポジティブなものであって欲しい。
ネガティブな共有は見ていて嫌なもんです。

話が逸れました。
この日は外国人や女子会の人とか来ていて、なんかめちゃくちゃ賑やかでした。
振り返ってみたら、ちょうど伺った日の2年前が初めてsioさんに伺った日だった…意図せず凄い偶然。

いつもの如く、アルコール・ノンアルコール織り混ぜてペアリングをお願いします。

以下、出てきたもの順に。

a.BLANC DE BLANCS RÉSERVE BRUT CHAMPAGNE GRAND CRU Avize
Champaneで乾杯！

1.蛤のスープ
蛤の出汁にバルセート(ホワイトバルサミコ酢)を合わせたスープ。
蛤とモロヘイヤが具材として入っています。
絶妙な酸味の用い方。
過ぎゆく夏への切なさが滲み出ています。


2.馬肉のタルタル
レシピは変えていると思うのですが、毎度変わらず美味しいやつ。
サクサクのラスク、ねっとりと甘い馬肉、スパイシーでシャキシャキのビーツラぺ。
泡によう合います。


b.京都抹茶ベースにスイカの果汁とカラマンシービネガー

3.焼き茄子♡
焼き茄子の中にブラータチーズとオクラ、ミョウガ・生姜・紫蘇・穂紫蘇・鰹節が掛かり、甘みのある八方出汁に浸かっています。
茄子が気持ち良さそうにお風呂に浸かっているみたい。
焼き茄子のねっとりした食感に甘さとブラータチーズのコク、オクラや薬味の爽やかさ、EVOの香り、甘めの出汁が抜群に合う。
そして、ペアリングが最高っ！
最後に抹茶がふわっと鼻腔を抜けていくんです、たまらんです。


c.橘ケンチ×木戸泉酒造コラボafs橘
2019年と2009年古酒のブレンド。
シェリー樽で寝かせたそうなので、シェリー酒のニュアンスあり。

3.ニョッキ♡♡♡
ニョッキ、モンサンミッシェル産ムール貝、枝豆、ポルチーニ茸、トレビス、上から唐墨。
ニョッキの食感にビビる、ナニコレ？
もちもちとかではなく、口の中で溶けるなんとも官能的な食感…。
そこに様々な旨味のレイヤードが押し寄せます。
旨味の強いブレンドの日本酒がよく合います。


d.中国ジャスミン茶ベース、パッションフルーツ果汁、カカオビネガー(カカオ+ヴィンコットビネガー)：写真撮り忘れ笑

4.穴子のフリット
昨年同様穴子のフリットはコーンフラワーを使ってザクザク食感の衣。
仕立ては大きく変わりまして、甘じょっぱい自家製ビーフジャーキーに根セロリピューレのソース、金時草のお浸しを添えて。
土の親和性、甘じょっぱい味付けによる親近感のある味わい。
とても美味しいです。


e.凍頂烏龍茶
48時間掛けて水から抽出したそうです。

5.タリアテッレのカチョエペペ
チーズとバターのみを使った濃厚なソースにアルデンテで斬れ味がある北イタリア産の最高級タリアテッレ(乾麺)。
アクセントでニラ醤油。
麺がめちゃくちゃ旨いっ！
こういうのがサラっと出てくるのが良いんですよねぇ。
イタリアンと和の融合。


f. Paul Jaboulet Aine Crozes Hermitage Les Jalets 1994
ヴィンテージもの。
フルボディで重めだけど、スッキリしている印象。

6.岩中豚のロースト♡♡
岩手県産岩中豚の肩ロース、白ソースは卵と生クリームによるもの、赤ソースはフォンドボーと赤ワインビネガーに唐辛子を合わせたもの、付け合わせはゴーヤ。
ゴーヤチャンプルーのイメージです。
SPF故の素晴らしい火入れ。
白ソースの甘味、赤ソースの旨味と酸味と辛味、ゴーヤの苦味、組み合わさると最高っ！


7.雲丹のタリオリーニティエド_〆1
利尻産雲丹を使用。
ティエドとは、熱くなく常温でもない、生温かい状態のこと。
冷製よりも雲丹の甘みや旨味、風味が立っています。
雲丹がもう濃厚なバターのような味わいです。


8.アジのりゅうきゅう丼_〆2
通常、〆はどちらかを選ぶのですが、いつも通り両方で笑
バーミキュラで炊いた最高のご飯の上には、大分県の郷土料理でもあるアジのりゅうきゅう。
甘めのタレで和えられた脂の乗ったアジに、たっぷり薬味。
ご飯の熱でアジがもう〜(*´Д`)ﾊｧ
たまりません。
しらすご飯と言い、〆に食べるとなんか落ち着きます。


9.アバンデセール
今回もアバンデセールはブランマンジェ。
上にはマスカットを凍らせたもの、セロリのピクルス、さらに抹茶とレモングラスのグラニテを乗せて。
ブランマンジェは練乳入り。
ん？かき氷？
セロリのピクルスの酸味と食感がとても心地良いです。
女子がヾ(*´∀｀*)ﾉ ｷｬｯｷｬｯと騒ぐ見映えはないですが、めちゃくちゃ美味しいです。

10.デセール
変わらないブリアサヴァランを練り込んだミルクジェラート。
塩味と甘みの絶妙なバランスで美味しいです。
でも、そこだけではないんです！
溶けないギリギリの温度での提供に拘っていて、究極の滑らかさを感じられます。
放っておくとすぐに溶けちゃいますのでご注意を。
シェリー酒をスポイトで垂らして大人な味わいに。

最期にミニマルのチョコレートと紅茶をいただいてご馳走様でしたっ！
いやぁ〜今回も凄かった。
幸せなひと時でした。

今回は、イタリアンと和食が融合している感じでしたね。
次のステージへの料理が垣間見えた気がします。
鳥羽さんは、来年オープンする新店舗の方に立つようになるので、鳥羽さんのsioを味わえるのもあと1〜2回かな？

この日はsioオープン2周年記念日。
2周年無事に迎えられておめでとうございます。
鳥羽さん、スタッフの皆さん、いつも楽しく美味しいひと時をありがとうございます！
益々のご活躍をお祈り申し上げます。

そんな訳で白シャツ三男を連れて訪問です。
いやぁ〜この日は凄かったぁ〜。

以下、出てきたもの順に。

まずはChampagneで乾杯！
1.トウモロコシの冷製スープ
昨年もいただいたトウモロコシと水と塩でできた冷製スープ。
とてもミルキーでゴクゴク飲める感じ。
ほど良い甘さ、それを引き立てる塩味。
気持ち良い爽快感のあるスープ。
つうか旨なってない？笑

2.馬肉のタルタル
いつもの最高なやつ！

3.鰹の生春巻き冷製スープ仕立て
鰹の漬けとブラータチーズ、レタス、オクラ、トマト、薬味としてニンニク、ミョウガを使った生春巻きと冷製ドライトマトスープ。

旨味からの爽快感！
ねっとり旨い中心部から徐々に爽快感へとグラデーション掛かった料理です。
素晴らしい。

ノンアルコールで合わせるのは、トゥルシーというホーリーバジルとローズヒップによるブレンドハーブティー。
トマトスープの酸味と旨味にとても合う爽快感！


4.ボタンエビ
ボタンエビのしゃぶしゃぶレア、アボガド、雲丹、リンゴ、根セロリ、トレビス、ナッツを使用したインドネシアのマテソースと甜麺醤を合わせたソースに、添えてあるオレンジ色のソースはピリ辛酸味のパプリカソース。

食べて思い出したのは、HEY！バインミー。
味の構成が同じっ？！
震える…凄いっ！
HEY!バインミーがレストランの味の詰まったものだったんだぁって改めて納得。

ノンアルコールで合わせるのは、ネパールのクワパニ茶園の甘く爽やかな香りのお茶。


5.鮎のコンフィ
骨を一切感じさせないくらい柔らかな鮎。
8時間丸ごとコンフィにしたもの。
青い野菜とともに。
加賀太きゅうりの瞬間ピクルス、グリーントマト、食感に枝豆とオカヒジキ、香りにマイクロクレソン、泡状・液体ソースともにきゅうりの皮のエキスから抽出したもので、液体の方はヨーグルトとジンを合わせたもの、泡状の方にはケールのパウダーと辻田さんの山椒を合わせています。
さらに鮎の腸の苦味に合わせて白イチジク。

苦味とイチジクがベストマッチ、本当良き。
昨年のマスカットも良かったですが、鮎とイチジクは素晴らしい組み合わせ。
枝豆の塩味が全体を引き締めているように思いました。

合わせるアルコールは、新政酒造の亜麻猫。
苦味と酸味を甘さで流し込む！


6.ボロネーゼ
通常のコースだとペンネアラビアータが出るみたいですが、鳥羽さんがボロネーゼ食べてと出てきたボロネーゼ、しかも大盛り笑
ポートワインで仕上げたボロネーゼソースは甘みがあって肉の旨味が前面に出ています。
乾麺のタリアテッレに肉の旨味を吸わせるように仕上げていて激旨っ！

合わせるのはノンアルコールで、夏摘みのダージリン、ジャワペッパー、マニゲット、キャラメリゼした砂糖にビーツのエキスを合わせたシロップを使用したドリンク。
甘さに同調したペアリング、秀逸！


7. アニョンのロースト
メインはアニョン(仔羊)！
骨付きのキャレ(背肉)をじっくりローストして骨を取り外したもの。
ソースは、フォンドヴォーとカラブリアという唐辛子を使った甘酸っぱいソース。
付け合わせは焼き茄子に鰹節。
トロトロの鰹節香る焼き茄子と仔羊とソースを合わせると、得も言われぬ美味しさでした！

この日BARFOUTという雑誌の連載、＜sio＞と、料理と、今日の私。で緒川たまきさんにお出しした本日出来たばかりの料理だそうです！
素晴らしいの一言。

合わせる赤ワインは、南仏のDomaine de la CharbonnirèreのChâteauneuf du Pape Cuvée Vieilles Vignes 2011。
グルナッシュとムールベールの濃い葡萄で作られた果実味溢れミルキーな一杯。
ミルキーさをアニョンのミルキーさに合わせたそうです。


8.山利のしらすご飯
決して抗えない…あなたはこの誘惑に抗えるだろうか？

和歌山県の山利さんの釜揚げしらす、VermicularのOvenPotを使ってブロードで炊いたご飯に牡蠣醤油とEXVOで。
しらすがふわふわで口の中で溶けるよう。
そして米が抜群に美味しい。
今年三度目だけど、止まらぬ旨さです。
わかっているので、もちのろんで大盛りでお願いします。


9. 根室産雲丹の冷製カッペリーニ。
通常しらすご飯か雲丹のカッペリーニかを選ぶのですが…まぁ選べませんよね笑

蛤の出汁に合わせた雲丹の冷製パスタは何度かいただいたことがあるのですが、今回はフルーツトマトを合わせたクリィミィな感じ。
雲丹の甘さとフルーツトマトの酸味と甘さ。
上にぱらりと振り掛けられたお塩がさらに甘さを強調しています。

完全に食べ過ぎ…今までで一番sioさんで食べたかも。
ボロネーゼ大盛り、しらすご飯大盛り、雲丹のカッペリーニまで食べ、さらにはフォカッチャをお代わりして、三男の鹿肉まで半分食べるっていう…。
でもフォークが止まらない笑
最高っ！


10. ブランマンジェ
アヴァンデセール。
ハーブで香りをつけたブランマンジェ、フレッシュマンゴーとパッションフルーツ、マンゴーソルベ、ゴーヤのエキスを抽出したソースとともに。
口の中さっぱりして、美味しい〜！


11. sioジェラート
シグネチャーのジェラート。
ブリアサヴァランチーズを練り込んだミルクジェラート。
塩のクランブルとともに。
そして今回はシェリー酒をスポイトで数滴垂らしてうまぁ〜。

最期にミニマルのチョコレートと紅茶をいただいてご馳走様でしたっ！
いやぁ〜凄かった。
幸せなひと時でした。

次回のメニューは、シンプルにイタリアンで攻めるようなことを仰ってました。
ますます楽しみがつきません。
今後ともよろしくお願い致します。

6月から通常営業に戻ってもテイクアウトは続けているsioさん。
近隣の方からテイクアウトは続けてねって言う応援もあり、幸福の分母を増やすのを使命にされているsioさんとしては見過ごせないのでしょう。
6月は既に店内営業の方は予約でいっぱいのようです。

6月からは日替わり弁当をやめて、新規開発商品とHEY!バインミー(日によって豚の生姜焼きかチキン南蛮)を販売していくとのこと。
新規開発商品とは究極のジャンクチラシ、その名もチキントーバーライス！笑
税込¥1,300なり。
チキンオーバーライスとタコライスを合体させたようなライスです。
スタートから連日完売のようなので、予約フォームでちゃんと予約してから伺いました。

当日受け取って家に帰って早速開封！
目玉焼きがでーんと乗ってタコライスちっくな印象。
スプーンを入れると、色んな具材が掬われて、いざ口の中に。
十六穀米のサフランライスに、甘辛いチキンソテー、タコミート、苦味・酸味・食感の異なる野菜たち、ナッツやトルティーヤ、フライドオニオン、チーズと様々な具材が使われています。

食べてみると流石の美味しさ。
5味+食感のレストランクオリティ。
チキンは女性でも一口でイケるサイズにカットされていて米の中に隠れているので、意表を付いた感じで口の中に入り楽しい〜！美味しい〜！
食べづらいというストレスが一切ありません。
野菜もいっぱい入っているので罪悪感も減ります。
そしてとにかく食べていて、爽快！気持ち良いんです。

テイクアウトで色々食べましたが、コレが優勝なのかもしれません。
是非食べてみてもらいたい逸品です！

コロナ禍で評価を一段と伸ばしたsioさん。
テイクアウトで始めたHEY!バインミーは、一日に300本売れることもあるという。
通常種類は豚肉の生姜焼きとチキン南蛮の2種類あって、日によって替わります。

そんなHEY!バインミーが期間限定でコラボすることに。
6/5〜6/10の6日間限定。
コラボ相手は、鎌倉のイチリンハナレさん！
そうっ！あのよだれ鶏です！
よだれ出るバインミー。

6/5〜6/7のランチタイムはイチリンハナレの斉藤シェフも製作から受け渡しまでいらっしゃるそうです。

ということで、早速伺ってきました。
HEY!バインミーテイクアウト！
…って鳥羽さんがまさかの不在。
2本以上買えば、お二人と記念撮影できる特典もあるとかないとか言われてたのに笑
そんな訳で、斉藤シェフに軽く会釈して帰宅。

広げてみると、赤いタレが滲み出たHEY!バインミー！
香りがたまりませんね。
白髪葱がこんもり乗っています。
そして、ファーストバイト。

イチリンハナレの特製よだれ鶏のタレに絡んだしっとり柔らかい鶏胸肉、他はいつものHEY!バインミーに入っている具材。
見事に調和しております。
辛さ故か、りんごジャムが味として立っていましたね。
後味として山椒かな？
こりゃ美味しいわ。

6/10までなのでこの機会に是非っ！
鳥羽シェフのTwitterから予約フォームがリンクされていますので、予約してから伺うことをお勧め致します。

うっかり今回のコースを逃してしまいそうだったsioさんへ、3月ぶりかな。
今回のコースは過去最高だからっ！って鳥羽さんに毎回言われるわけですが…。
それは鳥羽さんの必ず前のコースより進化させて過去最高にしてやるっていう料理人としての矜恃を感じさせてくれるものであり、逃したくない機会な訳です。
すべり込めて良かったぁ〜、やっぱり過去最高っ！笑

以下、出てきたもの順に。

a.CHAMPAGNE FLEURY Boléro EXTRA BRUT 2009
1.ドライトマトの冷製スープ
ドライトマトのエキスをお水で抽出したスープ。
エクストラヴァージンオリーブオイルが一滴。
塩梅最高っ！

2.馬肉のタルタル
下からパンにバターを染み込ませて薄く延ばしたラスク、会津の馬肉、鮎の魚醤、薫製梅干、フランボワーズヴィネガーで和えたビーツにトンカ豆。

b.宮崎釜炒り新茶、セルフィーユ、ディル、りんごの皮のエキス
りんごの風味が爽やか。
3.グリーンアスパラガスのお皿♡
グリーンアスパラガス、おくら、キュウイフルーツ、帆立のミキュイ、蛤とじゃがいものクラムチャウダーソースの泡、カラマンシーのソース。
アスパラガスが瑞々しい。
帆立は少し温かく香りが立って、キュウイフルーツやカラマンシーソースの酸味、ハーブ類の苦味、クラムチャウダーソースの旨味と合わさって口の中が幸せです。

c.DOMAINE MARCEL DEISS RIBEAUVILLÉ
とても飲みやすい！
これはかなり好み。
4.ホワイトアスパラガスのお皿♡
なんとパンクな一皿！
無水調理したドイツ産ホワイトアスパラガスの上には、甘辛で旨ぁ〜なビーフジャーキー！
パンクなソースは酢味噌とトリュフを感じるsioカルボナーラを合わせたソース。
上には、パルミジャーノレッジャーノとつじ田さんの山椒が掛かっています。
これはかなり美味しいっ！
酢味噌の酸味が濃厚に感じ過ぎないよう、バランス良くまとめています。

d.蜜香紅茶
5.ペペロンチーノ♡
乳化させない状態で提供され、フォークで巻きながらいただいていくと、徐々に乳化。
ニンニクもコンフィしたものを使っているそう。

e.民宿とおのの濁酒を生姜のエキスを抽出したハーブウォーターで割ったカクテル仕立て
中華粥ソースにテクスチャーが似て面白い。
6.金目鯛のお皿♡♡
皮目を1時間風乾、皮をバリっと焼き上げ、中心部分は300度近いオーブンで一瞬だけ火を入れたそう。
下のソースは蛤の出汁を含ませた中華粥、上には薬味(ネギ・針生姜・ミョウガ)を胡麻油でまとめたものとマイクロパクチー。
添えてあるピンクの粉は桜の塩漬をパウダー状にしたもの。
これはめちゃくちゃ美味しかった。
火入れも見事だし、お粥ソース等中華エッセンスも素晴らしい。

f.DOMAINE DES ROCHES NEUVES Saumur Champigny 2017
7.大山鶏のもも肉のロティ♡♡
皮目を1時間風乾して、皮目をパリッと。
ドゥソースは、姫人参とバターで煮込みピューレ状にしたソースとフォンドボーと甜麺醤のソース。
前回食べた時より、さらに美味しい。
パリッパリからの肉汁溢れるほど柔らかくてジューシーというテクスチャーの違いによるコントラスト。
そしてナイフの切れ味も最高っ！
ここまでこだわっているレストランはなかなかないです。

g.滋賀県大津市のNINE LEAVESというラム酒をベースに宮崎の釜炒り茶とティムルというネパールの山椒から抽出したハーブウォーターで割ったもの。
8.山利のシラスご飯♡♡
和歌山県の山利さんの釜揚げシラスをチキンブイヨンと牡蠣醤油で仕上げたご飯に乗せてオリーブオイルを掛けたもの。
旬の破壊力、ふわっふわで口の中で溶けるシラス。
旨過ぎるっ！
大盛りで食べても物足りないくらい、最高っ！
仕立ても素晴らしいんだよなぁ。

9.一口クレープ
タマネギとサワークリーム、ガラムマサラを使ったクレープ。
蜜もタマネギによるもの。
ガラムマサラが効いてて美味しいっ！

10.sioアイス
11.紅茶とminimalのチョコレート

やっぱりレストランの食事って楽しいわ、素敵な夜でした！
鳥羽さんがいつになく喋りかけてこないので別のレストランに来たようだったなぁと思ったのは内緒です。

危機的な状況下において、時にクリエイティブはとてつもなく進化すると言います。
料理人の中には、職人的な志向をされている方と、稀にクリエイター的な志向をされている方がいるように思います。
sioの鳥羽周作シェフは間違いなく後者。

5/5、子供の日は彼の誕生日。
まさしく、彼の誕生する日にふさわしい祝日だ笑
そんな日に、5/1から数量限定で販売を開始したsio贅沢弁当を予約させていただきました。

受け取ったのはマットな紺色の紙袋、sioのロゴが金色に箔押しされています。
素敵なブランド品をGETして帰る時のような高揚感。
家に着くや否や、早速開封の儀。
紙袋の中には紺色の風呂敷に包まれたお弁当箱、紺色の箸ケースに納められたお箸、イケウチオーガニックさんのタオルハンカチ…とsioのロゴが箔押しされた封筒。
封筒の中には、お弁当のおかずの段のメニュー、それと料理賛歌と謳った料理への思いが書かれた手紙が入っています。

コロナ禍の中、テイクアウトで始めたHEY!バインミーや日替わりのsio弁当。
これまで出逢えなかったお客さんと出逢うきっかけにもなり、テイクアウトという手法は、小さなお子さんがいてなかなか外食できなかったり、仕事が不規則でゆっくりレストランに足を運ぶことができない方にも喜んでいただける機会だと気付かされたそうです。

このことが、冷めても美味しく、家で気軽に食べられるのに華やかな気分になれて、sioらしく五味がバランス良く詰まった少し贅沢なお弁当を開発するきっかけとなったそう。
これはとても素敵なことだなぁって思うんです。

4月は自宅に籠もってお弁当というとてつもなく難しい課題に向き合うことに。
そうして、ようやく完成したのがこの「sio贅沢弁当」！というわけです。
それは、鳥羽シェフのクリエイティビティが遺憾なく発揮され愛が詰まったお弁当でした。

開封の儀。
蓋を開けると、まずおかずの段。
写真を見ていたので既に知っていたのに、思わず美しい〜と唸ってしまいます。
真ん中の笹の葉の仕切り以外、料理しか入っていません。
余計な仕切りや包装がないのに、これだけ美しく盛り付けてあるとは…。

以下がおかずの段のメニュー内容。

・グラマラス&セクシー 明石の酢蛸
・おかわりしたい カニと根セロリ生春巻
・しっとりofしっとり 胸肉の棒棒鳥
・白ワインと一緒にボナペティ 可憐なキャロットラペ
・絶妙な火入れ黒アワビ コンソメ煮
・フォアグラハンバーグ ロールキャベツスタイル
・地味に人気イカ墨コロッケ クリクリいかソテー
・口の中の洪水 緑と白のアスパラ 瞬間ピクルス
・旨味vs旨味 牡蠣のソテー生ハム巻き
・そう来たか 白トリュフ薫る泰斗商店の鰻巻き
・どうか箸を休めてください ほうれん草と春菊ゴマ和え
・やみつきホタテの燻製 照り焼き
・ぷりっぷりの大海老 ココナッツ炒め

相変わらず凄いネーミング笑

一品一品、食べ進める毎に笑ける。
何これ？
なんて凄いお弁当なんでしょう。
酸味と食感、酸味と甘み、酸味と旨味、酸味と水分量、旨味と旨味、旨味と香り、苦味と香り、旨味と甘み、もう様々な味の組み合わせで楽しめます。

そして下のご飯の段。
こちらは、『しらすを超えたしらす 泣く子も黙る山利のしらす重』か『駄目だこりゃ〜なすき焼き重 まさかのウニ乗せ』の組み合わせで選べます。
今回山利のしらす重がめちゃくちゃ美味しいのは知っているので迷ったのですが、すき焼き重をお願いしました。
こちら、本当駄目だこりゃ〜です。
旨すぎる。
ご飯が酢飯になっていて、旨味たっぷり甘辛い椎茸と最高に好きな食感のレンコンが和えてあります。
お肉は絶妙な甘辛さで、ウニが黄身の代わりのように存在してクリィミィさとコクをプラス。
全く食べ飽きません。

これで大体1.5人前くらいありますね。
一人で食べたのでお腹いっぱい大満足です。
レストランで味わえるものとは違うものですが、それと同じ感動がこの二段の箱には詰まっていました。

数量限定で予約販売しているお弁当です。
詳しくは、鳥羽シェフのTwitterアカウント、sioyoyogiueharaのInstagramアカウント等から情報を得て応募してみてください。
最高なお弁当体験を約束します！

現場帰りに代々木上原駅で降りてsioさんへ。
コロナ禍の中、sioさんは元気ですっ！
テイクアウトにデリバリー、レシピ公開#おうちでsio等色々なことに挑戦されています。
スタッフの皆さんが完全に覚醒して乗り切ろうという感じが伝わってきて、こちらも元気をいただけます。

緊急事態宣言下、通常営業もされつつ、sioさんではテイクアウトと渋谷区限定のデリバリーをされています。

メニューは以下の通り。
・日替わり弁当 ¥1,500(税込)
・HEY！バインミー ¥1,000(税込)
・ミノチキ ¥1,000(税込)
・ストチキ ¥1,000(税込)
※¥5,000以上お買い上げの方は、お惣菜1品追加してくれるそう(ストチキ or 唐揚げ or 無限ピーマン)

日替わり弁当の内容は、鳥羽シェフのTwitterで前日？に公開されています。
11:45から販売開始。
前日までの予約は予約専用フォームがあります。
当日は電話予約にて。
予約しなくても残っていれば購入可能ですが、数に限りがあるので、予約されてから行かれる方が確実です。

詳しくはnoteの#sio 公式で検索して、『#トーバーイーツ はじまりの6日間』という記事にまとめられているので、ご参照されると良いかと思います。

さて、今回はHEY！バインミーを予約していました。
実はすでに3回目だったりします笑
バインミーが¥1,000って高くない？って思うかもしれませんが、こいつが凄いんです。
sioの味を体現する存在感を示す逸品なんです。

まずは、パン。
柔らかなフランスパンは、駒場東大前のル・ルソールさんのもの。
sioさんのコースに出てくるフォカッチャはこちらのもの。
パン自体がとても美味しいです。

中身は、豚バラ肉の生姜焼きをメインに、人参と大根のなます、レンコンのきんぴら、レバーペースト、リンゴジャム、トレビス、赤玉ねぎ、パクチー、ハリッサマヨネーズソース、黒七味。
五味のバランスによるレイヤードされたsioの味がいただけちゃうわけです。
食べていたら、いつの間にか手から消えてしまいます。
めちゃくちゃ美味しい〜。
思わず叫んじゃう、HEY！バインミー！

そして、バインミーだけのつもりが、日替わり弁当も残っていたのでこちらも買って帰りました。
この日は鮭弁当。
見た目、普通な鮭弁。
味付けがやはり私の好みだからなのか？
なんか箸が止まりません。
食べ終えて、いたって普通の鮭弁なのに、満足感があります。
思い返してみると、鮭の塩梅良くて飯進むなぁ。
玉子焼き、甘過ぎず絶妙だなぁ。
筑前煮、ジューシーで美味いなぁ。
とかとか。
当たり前のことを丁寧にされているお弁当でした。
また食べたくなります。

今後はハレの日用の贅沢弁当も計画されているようで、ますます目が離せないマイホームレストランです。

1月ぶりにsioさんへ。
と言っても前の週にクラウドファンディングで募集のあったsioラーメンをいただきに参りましたけどね(衝撃のラーメンはinstagramに載せてます)。
もうMy Home Restaurantと言っても良いでしょう笑
昨年末、静岡のてんぷら成生さんで席がご一緒だった関西のフードコラムニストの方にsioさんをご紹介したので、いらっしゃる日に合わせてその時のメンバーで近くの席でご一緒しました。

最近シティポップにハマっている鳥羽さん…懐かしい80〜90年代の曲が流れる不思議なレストランです笑
エモくて和んじゃって長居しちゃう。

以下、出てきたもの順に。
ペアリングは、いつも通りアルコール、ノンアルコール織り混ぜてお願いします。
鳥羽さんの料理も凄いですが、ソムリエの亀井さん、塚越さんの飲み物の合わせも凄いんですっ！

a.FLEURY Bolero 2009
ピノノワールのシャンパーニュ。
後味がデザートワインやウイスキーのそれに近い印象。
1.蕪とブロードのスープ
前回と同様のスターター。
鶏の優しい旨味、蕪の香りが立っています。

2.馬肉ビーツ
マイナーチェンジしながら進化するスペシャリテ。
今回はトンカ豆を使用しているそう。
香りがとても良いです。

b.台湾烏龍茶ベースにキャラメリゼした砂糖、大葉、ホワイトバルサミコ
大葉の香りと酸味が爽やかな味わい。
3.ヤリイカとカリフラワー
食感を楽しむ一皿。
旬のヤリイカのソテー、トウモロコシの粉によるカリフラワーのフリット。
見えませんが、下にはソースとして旬のホタルイカをペーストにしてニンニクを効かせたバーニャカウダ風ソース。
上にはイタリアのトンナータというツナマヨネーズソース、新玉葱、卵、チュニジアの唐辛子を使ったファリッサ、コリアンダーを効かせたタルタルソース。
カリフラワーは下茹でした上で揚げられています。
カリッサクッとからのカリフラワーの食感と香り、対照的なヤリイカの食感と甘み、ホタルイカソースの香りと苦味、ドリンクの酸味と抜群のペアリング。
╭( ･ㅂ･)و ̑̑ｸﾞｯ!っと心鷲掴みにされます。

c.シュラブカルピス
イギリスのボタニカルハーブビネガーシュラブ、水切りしたヨーグルト(ホエー)、カルピスを使用したドリンク。
4.牡蠣
見た目モジャモジャと泡…下には牡蠣がっ！？
牡蠣は52°でポシェしてじっくり火入れした後、しっかり塩を打ってフライパンでソテー。
ホエー、りんごのコンポート、ハラペーニョとグリーントマトのソース、泡状のソースは蛤と牛乳を合わせて濃縮したクラムチャウダー。
付け合わせは、アレッタという茎ブロッコリー。
ペアリングが最高っ！
ノンアルコールでここまで料理を引き立てるのかぁ。
旨味の強い牡蠣にりんごホエーの酸味と甘み、クラムチャウダーの旨味、アレッタの苦味、それに合わせる旨味が強く酸味と甘みのあるシュラブカルピス、最高ですっ！

d.宮崎の小玉醸造さんの杜氏潤平という芋焼酎をネパールの胡椒を漬け込んだ水で割ったもの
なんともフルーティ、あまり芋の香りはしない感じで飲みやすいです。
5.ラビオリ
手打ちラビオリ。
形状、厚み、全て計算された一品。
中にはバターでピュレ状にした越冬じゃがいも(メイクイーン)。
上にはアンチョビフィレが…。
ラビオリの食感から、じゃがいもの甘み、アンチョビフィレを敢えてそのまま使うことでよりじゃがいもの甘みが立つよう考えられています。
ビックリする甘さ、ペアリングにもとてもよく合ってます。
めちゃくちゃ美味しいっ！

e.新政陽乃鳥
貴醸酒、上品な甘さ。
6.鮭のリゾット♡♡
生米から炊いたリゾット。
中には春の香り蕗の薹、食感としてソテーしたホワイトアスパラガス。
上には、焼いて身をほぐした紅鮭、キャベツに見立てたトレビスに西京味噌でちゃんちゃん焼きイメージの仕立て。
ミモレットチーズ、カラスミを削り掛け、キャラメリゼしたアーモンドを細かく砕いたもの、オレンジピール、大阪堺のつじ田さんの柚子七味が掛かっています。
いやぁ、ヤバい美味しさ。
蕗の薹、ホワイトアスパラガス、トレビスの苦味とミモレットチーズ、カラスミ、西京味噌の旨味の対比をトレビスの酸味と西京味噌の甘みが取り持ち、オレンジピール、柚子七味の香りと辛味で爽やかに。
レイヤードされた旨味が新政ととてもよく合います。

f.Philippe Charlopin Pernand Vergelesses 2017
ピノノワール、凝縮した感じ。
7.大山鶏もも肉のロティ
他のテーブルのメインが届けられる数分前からレストラン中がめちゃくちゃ良い香りになるんですよ。
鼻が他人より利くので、もうワクワク。
鶏もも肉の皮目を3時間も乾燥させて、パリパリに焼いて、シェリービネガーとフォンドボーのソース、燻製させた白人参のピューレ、人参の無水調理の付け合わせ、上にはパクチーと赤タマネギのサラダ。
皮パリでもも肉ジューシー、コントラストが素晴らしく、もも肉の油とパクチーの爽快感がなんかもう超気持ち良いっ！
そして重要なナイフの切れ味。
パリパリの皮としっとりジューシーなお肉、相反するテクスチャをストレスなしで切れます。
いやぁ、美味しい〜！

g.フランボワーズピューレ幹茶(写真なし)
お茶の幹から抽出した幹茶にフランボワーズの香りがとても爽やか。
8.あまおうのカッペリーニ
トマトソースとタバスコを使ったソースによる冷製カッペリーニ、その上に甘海老とグレープフルーツのサラダ、それを覆うあまおう、乙女ちっく！
鶏の脂を拭うかのようにさっぱり。
見た目と違って、甘々しくはなく、トマトソース、グレープフルーツの酸味と相まって爽やかな美味しさです。

9.ガトーショコラ
ビターに焼き上げたガトーショコラを一度冷凍庫で凍らせて細かく粉砕したもの、下にはマスカルポーネチーズベースのムースにフレッシュバナナを合わせたソース、塩気としてギリシア産ブラックオリーブ、旨味という観点で細かく切った茸をフライパンで焼いて仕上げたシャンピニオンディクセル、食感で蕎麦の実とキャラメリゼしたヘーゼルナッツ、まとめ役にエクストラヴァージンオリーブオイル。
もうなんか訳わからんけど、sioさんらしい複層的な味わい。
とても美味しい。
旨味感じるデザート、凄いです。

10.sioアイス
11.紅茶とminimalのチョコレート

ちゃんと食べたのに、まだ全然いけそうな食後感。
相変わらず素晴らしいクリエイション。
鳥羽さんのプレゼンテーションはとても楽しいし、お連れした人、ご紹介した人、まず100%気に入っていただけます。
S yusaku I tsumo O ishii！！
My Home Restaurantは今日も今日とて最高でした！

昨年末伺った際は、スペシャルメニューを堪能させていただきましたが、12-1月の通常メニューもヤバイよって鳥羽さんから聞いていたので、行こうと思いつつ行ってるタイミングがないなぁなんて思っていたんですが。
インフルエンザでキャンセル席が出たと言うので、急遽行かせてもらうことに。

いつも通りアルコール・ノンアルコール半々のペアリングでお願いしました。

以下、出てきたもの順に。

a.キームンという中国のお茶に鹿児島の喜界島産のクリハーという柑橘を合わせてスパーリングさせたお茶
前回シャンパーニュだったのですが、今回はお茶からスタート、爽やかで美味しいっ！
特に馬肉ビーツの燻製梅干によく合います。
1.蕪のスープ
前回に同じ。
2.馬肉ビーツ
前回は雲丹が乗っていたんですが、今回は通常バージョン。
されど、燻製梅干を使うなど改良。
燻製香が馬肉の旨味を引き立てます。
美味しい〜。


b.Amour Schiwihr Côtes d'Ammerschwihr
グレープフルーツのような酸味が良い感じ。
蟹によく合います。
3.蟹アップルパイ
前回に同じ。
相変わらず美味しい不思議なテイスト。


c.新政瑠璃2018-Lapis Lazuli-
4.鰤+しょうが焼き
鳥羽さんからこれ食べてもらいたいってずっと言われていて…。
鰤の照り焼きの上には豚肉のしょうが焼きがっ…!!!(ΦΘΦ;)!!!
トレビスの千切りとマイクロ春菊を乗せて、七味とダージリンが掛かっています。
下にはマッシュポテト。
しょうが焼きのタレからは燻製香が漂います。
鰤の照り焼き、豚のしょうが焼き、マッシュポテト、野菜と全て一緒に口の中に。
マッシュポテト、仄かな甘味が…そして覚えのある風味。
マヨネーズを使っているそう。
キャベツの千切りにマヨネーズを掛けて豚肉のしょうが焼きで包み込んで食べるのが好きなんですが、それを鰤の照り焼きと合わせた感じです。
間を取り持つのは、燻製香。
毎度ビックリさせられます…なんて美味しいんだっ！
破天荒です。
ル・ルソールさんのフォカッチャと食べて、うんまぁ〜。


d.宮崎県産釜炒り茶にカルダモンやエルダーフラワーを加えた蜂蜜のイメージがあるお茶
単品で飲むと甘んまぁ！って思ったんですが、リゾットと合わせると抜群！
5.ブルーチーズのリゾット
生米からアルデンテに仕上げ、フランス産ブルーチーズのブルードーベルニューを使ったリゾット。
お米と同じくらいのサイズにカットしたセロリも入れてあって食感が楽しい。
上から胡椒ではなく、山椒を掛けて。
この山椒の香りがとんでもなく凄い。
前の席、後ろの席からも香ってくるほど。
でも、食べるとそんなに主張せず、痺れとかもないんです。
堺のやまつ辻田さんの山椒とのこと。
素晴らしかったです！


e.ラプサンスーチョン
前回オマールエビの海老フライに合わせて出たお茶
お醤油っぽい香りが鰆によく合います！
6.鰆のポワレ
抜群の火入れが成された鰆のポワレ。
蛤の出汁を使ったブールブランとマッシュポテト、牛蒡を合わせたソース。
田芹を添えて、黒トリュフ、アニス、カカオニブが掛けられています。
アニスの香りが良い感じ。


f.Côte-Rôtie Rose Poupre 2007
7.鳩のソテー
今現在の最強だからとこの日は鳩がメイン。
ソースは3種、その全てにガラムマサラを合わせています。
鳩にガラムマサラをたっぷり付けていただくとまぁ〜美味しい。
ガラムマサラのスパイス感が鳩の血と相まって一段階上の風味を醸し出します。
なんだこれ、めちゃくちゃ美味しいっ！
添えられた野菜は、ちぢみほうれん草と四万十産の椎茸。
ちぢみほうれん草は濃厚な味わい。
椎茸は噛み締める毎に旨味が口の中に溢れます。
いなぁ〜、まさしく最強！

8.手打ちパスタ
麺はタリアテッレ。
ブロードの出汁で和えて、ベルギー産バターが添えられているだけ。
シンプルだけど物凄く奥が深い。
手打ちパスタの最高な歯切れの食感。
バターの風味と絶妙な塩梅の出汁だけで十分。
参りましたm(_ _)m


g.98wines SABI 2013
クレープをいただいた後の余韻でいただいた山梨のシェリー風仕込みのワイン。
とても良かった！
9.クレープ
サワークリームとラム酒を使っているそう。
白トリュフオイルで香り付け。
前回は白トリュフが中に入っていました。
また別物ですが美味しかったです。

10.sioアイス
11.紅茶とminimalのチョコレート

いやぁ〜、やはり鳥羽さんのクリエイションはとんでもね〜笑
スペシャルメニューは高級食材を使って素材の良さで押してそれはそれで素晴らしかったんですが、通常メニューの方がより料理のクリエイティビティが感じられ楽しかったです。
次のメニューも自信作、楽しみにしてて下さいってまだまだsioのコースは進化が止まらないようです！

おみ乃さんの次の日は偶然にもこちらへ。
ミシュラン一つ星獲得後、初訪問のsioさん！
今年最後の訪問です。

ミシュラン獲得故なのか、それとも12月だからなのか、全く席が空いておりませんっ！
無理矢理ランチで訪問をお願いしました。
来年から予約はOMAKASEからになるようです。
OMAKASE、SUGEEEEEEEEEヽ(ﾟДﾟ)ﾉEEEEEEEEE!!!!

12月は2万円のスペシャルメニューをやると鳥羽さんから伺っていたので、そちらでお願いしました。
時間ぴったりにお店に到着！
夜のムードある空間も好きですが、昼の明るい空間も何気に好きです！

ペアリングは、アルコール・ノンアルコール半々くらいでお願いしました。

以下、出てきたもの順に。

a.Cuvée Saint La 1er Cru
シャンパーニュスタートで。
リンゴの果実味感じる爽やかな味。

1.蕪のスープ
丸鶏、香味野菜、蕪、塩味のみのスープ。
相変わらず絶妙な塩梅、優しい味わい。
胃が温まって俄然食べるぞっ！って気分に。

2.馬肉ビーツ+雲丹
いつもの馬肉ビーツがなんとオレンジ色！
タルタルの上に根室産の雲丹、更に黒トリュフまで削られて掛かっています！
雲丹の甘み旨味、馬肉タルタルの旨味、トリュフの香り…めちゃくちゃ集中して食べました。
一言、美味しい…これしかない。


b.ルイボスティーをベースに乾燥リンゴ、リンゴ酢、シナモンを加えて。
酸味強め、ナイスペアリング！

3.蟹アップルパイ
蟹が泡吹いたお皿が出てきました。
甲羅をどかせてみると中には…。
下からサツマイモのピュレ、リンゴのコンポート、砕いたパイ生地、紫玉葱、根セロリ、ズワイガニの身、そして泡はココナッツミルクによるもの。
これが衝撃的に美味しいっ！
何をどう考えたらこんなアイデアが浮かぶんだか…。
そしてペアリングの妙、素晴らしいの一言。
これは通常のメニューにも組み込まれているそうです。


c.ラプサンスーチョン
中国産の紅茶の元祖と呼ばれるお茶です。
正露丸のようなフレーバー、なかなか独特。
ちょっとみたらし団子のタレ的風味も感じられます。
されど凄く美味しかったです！

4.オマールエビの海老フライ+雲丹タルタルソース
オマールエビの海老フライ!!!(ΦΘΦ;)!!!
まずはそのままいただいてみます。
衣がうめぇ〜！
今この衣と同じ衣を使った海老フライ(オマール海老ではない)がパーラー大箸さんでもいただけるそうです！
そのままでもえらく美味しいのですが、タルタルソースを付けて食べると悶絶もの。
タルタルソースに雲丹って合うんですね。
より雲丹の甘さが際立つ印象です。
これは超贅沢な組み合わせでした。

5.ル・ルソールのフォカッチャ
残ったタルタルソースを付けて食べたら悶絶笑


d.宮崎県産釜炒り茶をベースにカルダモンやスパイスを加えて。
完全にペアリングしてました。
料理も変態なら、飲み物も変態過ぎる…。

6.黒アワビのグリーンカレーソース
殻の方にはグリーンカレーソースが敷いてあり、その上にバターで肝と一緒にソテーされた黒アワビ、ナンプラーで和えられた紫玉葱・ミョウガ・パクチーのサラダ、更に黒トリュフ。
グリーンカレーソースの辛味からのアワビの旨味、サラダの苦味、酸味、香り、更に黒トリュフによる香りの追撃。
黒トリュフはなくても良いくらい。
もはや、うめぇうめぇしか言えてない笑


e.新政瑠璃2018-Lapis Lazuli-
ラピスラズリは初めていただきました。
味にレイヤーがあるとソムリエの亀井さんから伺い飲んでみると、なるほどっ！？

7.雲丹のアメリケーヌソースリゾット
凄いのｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!
見た目に雲丹たっぷり。
直前に作ったアメリケーヌソース、全くエグミなし。
雲丹の甘さと、甲殻類の香りと、米の旨さしかない。
新政と合うなぁ〜。
悶絶ものの一皿でした、幸せ過ぎる。


f.夏摘みダージリンにマニゲットとカカオニブを加えて。
この組み合わせ、お肉料理によく合うんですよねぇ。

8.和牛のすき焼き風
この前、鮨ノ蔵さんとのコラボイベントでもいただいたこちら。
天草産和牛の内腿肉は完璧な火入れ、上には甘塩っぱい椎茸と椎茸の泡、これですき焼き。
さらに添えられた黒にんにくとイカ墨を使ったソースを使うと焼肉感も併せて体感できます。
TACUBOさんと同じ研ぎ師藤原さんによるナイフの切れ味も美味しさの要素！
素晴らしいです。


g.新政陽乃鳥橘
EXILEの橘ケンチさんとのコラボ酒。
亜麻猫のオーク樽を使った貴醸酒です。

9.手打ちフェットチーネ+アルバ産白トリュフ
アルバ産の白トリュフ、出ましたっ！
厨房の方から持ってくる時点で既に香ってくるほど、艶めかしい香り。
蓋代わりのグラスを嗅ぐと…これだけでも飯食えそ笑
と言っている間に手打ちのフェットチーネが出てきました！
削ってくれるのかな？と思っていたら、まずは目の前に置いた白トリュフの香りを嗅ぎながらフェットチーネをお楽しみくださいとのこと。
手打ちのフェットチーネをまずは味わおうという趣向かなと一口。
パスタの歯切れの食感が素晴らしい。
美味しいなぁ〜。
…その後も削ってくれそうな気配が…ない。
えっ？！何この意地悪タイム？とか思っていたら、ニヤリと笑って、ちゃんとパスタを持ち上げて下さいと…。
？と思ってパスタを持ち上げてみると…白トリュフがパスタの下に隠れておりました。
削って掛けると白トリュフの香りばかりになるので、中に仕込みましたとのこと。
バター・チーズ・ブロードによる旨旨ソース、存在感ある白トリュフの香り、パスタの食感による口福！


h.蜜果紅茶
ウンカという虫が噛んだ茶葉による紅茶。
ウンカが噛むことで茶葉が抵抗して抗体のような物質を作り出し、それが発酵することで甘い蜜のような香りを醸し出すそうです。
マスカットのような香りですっきり甘い印象です。

10.白トリュフクレープ
シンプルなクレープ。
中には白トリュフとサワークリーム。
これもう悶絶してため息出まくるような美味しさでございました。
これは忘れられない味わいです。
ビックリしました。

11.sioアイス

12.静岡産の紅富貴とminimalのチョコレート

本格的に食べ歩きを始めて一番居心地良く、味が好みにドンズバなお店sioさん。
今年はo/sioさんにパーラー大箸さんと出店され、鳥羽さんの料理を食べさせてもらえる機会が増えて良かったのと同時に、その守備範囲の広さに驚かされるばかりです。
こんな料理人はなかなかいないかと笑
来年は首都圏外にも色々と出店計画もあるそうで、益々その活躍が楽しみであります。

来年もよろしくお願い致します。

写真はsioさんの品と鮨ノ蔵さんとのコラボのみ載せました。
鮨ノ蔵さんの品は鮨ノ蔵さんの方に載せています。
そちらも是非ご参考に！

sio×鮨ノ蔵さんコラボ第3回目！
知り合いの食べ友をお誘いして4人で伺いました。
お一人はなんと北海道からの参戦、ありがとうございます。
その方がsioに入っていらした際、井川さんが何でここにいるの？って凄く驚いてらしたのが印象的でした笑

以下、出てきたもの順に。

1.茶碗蒸し(sio)
愛媛の変態漁師藤本さんの真鯛のお頭を使って取った出汁を使用した茶碗蒸し。
鯛の良い香りしかしません。
もう塩加減がドンピシャ。
これ以上だと塩を感じてしまうし、これ以下だと薄っ！ってなってしまう絶妙な塩梅。
一発目から衝撃的！

A.キュヴェ・サン・リー
シャンパンでスタート！
寿司シャン笑

2.鳩の握り(sio×鮨ノ蔵)
sioの鳩を鮨ノ蔵が握る。
超美味しい〜！
前回食べたのより更に美味しい〜。

3.タチドライトマトスープ(sio)
クリィミィな白子、からのぉ〜仄かな酸味のドライトマトスープ。
絶妙過ぎ、合う〜！

4.イカ(鮨ノ蔵)
ハンダゴテで火入れのイカ。
火入れすることで、香りが立ち、甘くて美味しい〜！

B.仙禽ナチュール
仙禽さん、美味しいなぁ。

5.帆立と百合根のフリット(sio)
帆立、めちゃくちゃ美味しいっ！
帆立の繊維一本一本がたまらん旨さ。
とうもろこしの粉を使ったザクザク衣も良いっ。
百合根もホクホクで美味しいです。

6.真鯛(鮨ノ蔵)
愛媛の変態漁師藤本さんの真鯛。
血抜き2割残しというのがポイントらしい。
旨味があるんですが、スッキリした味わい。

7.やま幸さんの鮪中トロ(鮨ノ蔵)
トロける〜。
脂と赤身のバランスの良さ。
これは美味しい〜！

8.トレビスで包まれたイカのソテー(sio)
8〜9月のメニューにあった一皿。
トレビスの上にはチーズが削られており良い香り。
下にイカとブラウンマッシュルームのソテーにイカ墨とアンチョビのソースを合わせられて、マスカットが一緒に和えられています。
イカが旨いっ！

9.帆立(鮨ノ蔵)
ハンダゴテで火入れの帆立。
火入れすることで、香りが立ち、甘くて美味しい〜！

10.タチ焼きリゾット(sio)
火を入れることで白子がとっても甘く感じられます。
ぐちゃぐちゃに混ぜて、ウンマぁ〜！

C.かをるやま
ワイン樽で熟成させた日本酒でほんのりピンク色。

11.明太子パスタを超えた明太子パスタ(sio)
生感ある明太子、ガーリックオイル、蛤出汁、めちゃくちゃ美味しいっ！
数口でいつの間にやら消えていた…儚い。
o/sioに食べに行こうっと♪

12.白甘鯛(鮨ノ蔵)
今日一好きだったかなぁ。
スッキリして美味しいっ！

13.鰆の大根おろしポン酢添え(sio)
ナイス火入れ！
大根おろしポン酢も合うっ！

14.キンキ(鮨ノ蔵)
あぁ〜、脂乗ってめちゃくちゃ美味しいなぁ！

D.ムルソー・ルージュ

15.鰆漬け(鮨ノ蔵)
白身の魚の漬けなんて食べるの初めてですが、かなり良いですっ！
皮目が炙ってあって、その薫香がまた良いなぁ〜。

16.和牛のすき焼き風(sio)
和牛の上には甘塩っぱくした椎茸と椎茸の泡が乗っています。
すき焼きみたいなテイストです。
黒ニンニクのソースも秀逸！

17.鰊(鮨ノ蔵)
鰊は軽く焼いてあって温かいです。
シャリは低めの温度なので、温度差のコントラストがバランス良く、とても美味しいっ！

E.日輪田
山廃純米大吟醸。
香りが強め。

18.牡蠣のリゾット(sio)
ルッコラ、舞茸、エノキ、蛤出汁、牡蠣出汁。
旨くないわけがないっ！

19.イクラ雲丹丼(鮨ノ蔵)
イクラ、プチプチ感、味付け全てがちょうど良い。
雲丹も美味しいなぁ〜。

20.カブのスープ(sio)
最期に優しい味わいのカブのスープ。
トロトロになったカブの甘み、オリーブオイルで味が締まります。
本当ε-(´∀｀*)ﾎｯとする味わい。

21.sioアイス

今回も最高でしたっ！
食べ友さんとの食事は楽しく、食べ終えて店外で鳥羽さん・井川さんとの会話も楽しく、嬉しい報告も伺えて素晴らしい一日でした。
いい加減、鮨ノ蔵さんのお店にも行ってみたいなぁ。

連休初日の夜、SNSを見ているとsioさんのストーリーに明日ランチ空席あり情報！
ナイスタイミングとばかりに即連絡笑
ランチですが、ディナーメニューでお願いしました。
夜も良いですが、陽の光が入るsioさんの空間好きなんすよね。
今回もノンアルコールペアリングでお願いしました。

以下、出てきたもの順に。

A.釜炒り茶スパーリング、青みかん果汁
スパーリングきつくない？青みかん果汁いる？って一瞬なったんですが、茶碗蒸しと食べてドンピシャ！
ペアリングってこういうことなんすねぇ。

1.蛤出汁のフラン
昨年は鈴廣の蒲鉾を使っていたと記憶していますが、今回はシンプルに蛤出汁のみ。
塩梅ギリギリ、蛤の旨味が上品、唸る。
即、心を持っていかれます。

2.馬肉ビーツ
毎回進化して味わいが違います。
なんか前に比べて上品な印象…気のせい？

B.ラフランスジュース、タイム
タイムの香りが結構強め。

3.帆立のサルササラダ仕立て
帆立、胡瓜、キウイ、アボカド、トルティーヤチップス、おかひじき、乾燥ケールパウダー、ホワイトバルサミコ、ハラペーニョで和えられています。
よく混ぜ混ぜしていただきます。
食感楽しく、五味全て感じる味わい。

C.ルイボスティー、ハイビスカス、スパイス

4.鯖クレープ
越田商店のもの凄い鯖を使った一品。
鯖、鳥レバー、リンゴジャム、バナナ、赤タマネギ、トレビス、押麦、モレソースをカカオクレープで包んで、上からセップ茸の粉、栗の泡が掛かっています。
甘しょっぱ旨ぁ〜い！
不思議な組み合わせなんですが、口の中でちゃんとまとまるんです、不思議。

D.ミルクティー

5.ムール貝とニョッキ
ロメインレタスの下にはモンサンミッシェル産のムール貝とカボチャのニョッキがインドネシアの串焼き料理に使用されるサテソースで和えられています。
さらに奈良漬、オレンジ、ミモレットチーズ、唐墨、サラミも入っています。
旨味の強いもの同士の構成。
ロメインレタスと奈良漬のシャキシャキ感からのムール貝とニョッキのくにゅっていう食感が口の中で楽しい。
オレンジの酸味も爽やかで。
ミルクティーを飲むと、舌で感じた味わいが包み込まれるような感覚を覚えます。

食べ終える頃、フォカッチャ出てきてソース付けていただく…うまぁ〜！

E.熟木茶
お茶の枝木を3年熟成させてお茶にしたそうで…チョコレートのような味わい。

6.大根餅コンソメスープ
大根餅出てくるってもはや何料理ですか？
コンソメスープには舞茸の香りも。
めちゃくちゃ美味しい！
大根餅最高っ！
熟木茶ともよく合う。

F.夏摘みダージリン、カカオニブ、マニゲット

7.岩中豚のロースト
今回はさつまいもピューレ、付け合わせはゴボウチップス。
ナイフの切れ味から抜群な火入れ、豚肉美味しくてたまらん。

8.カルボナーラ
シャンピニオンデュクセルが乗ったカルボナーラ。
トリュフの香りもします。
めちゃくちゃ美味しいです、お皿いっぱい食べたい笑

G.蜜果烏龍
この前恵比寿えんどうさんでもいただいたやつ、爽やかな甘み。

9.柿
マスカルポーネで和えられた柿の上にはオレンジヴィネガーを使ったキャロットラペ、キャロットパウダーも掛かって。
昨年のものより凄く進化していて美味しいです！
蜜果烏龍とよく合います。

10.sioアイス
11.紅茶とminimalさんのチョコレート
手前が紅茶に合わせるチョコで、奥がコーヒーに合わせるチョコ。
紅茶の方は爽やかな酸味を感じ、コーヒーの方はナッツのような味わいを感じました。

あ〜美味しかったぁ、大満足！
毎度最高を超えてきますね。
鳥羽さんがいなくても完璧な味わい、sioのイズムはしっかり継承されております。

定期訪問のsioさん。
食べ友をお連れして伺いました。
お店に向かう途中、シェフの鳥羽さんから連絡があり、施工中の新店舗でアクシデント発生とのことでお店に戻れそうにないとのこと。
残念なれど致し方なし。

前回ランチでいただいているメニューに関しては説明割愛しています。
いつも通り私はノンアルペアリングで。

A.紫蘇のモヒート
1.スイカスープ
2.馬肉ビーツ

B.ラフランスジュース、バジル
3.冷製サラダスープ仕立て
夏の日のノスタルジックな気分になる情緒的な一皿。
この皿好きだぁ〜！

C.岩茶
4.トレビスで包まれたイカのソテー
塩味を敢えて強くした一皿とのこと。
表面はトレビスの紫色が映えます。
上にはチーズが削られており、いい〜香り。
トレビスをめくると、イカとブラウンマッシュルームのソテーにイカ墨とアンチョビのソースを合わせ、マスカットにセロリなんかも一緒に和えられています。
トレビスの苦味、マスカットやセロリの甘みや酸味、香り高いブラウンマッシュルーム、塩辛いイカ墨ソースをまとったイカを一緒にいただくことで、口の中で調和します。

パンがフォカッチャに変わって、残ったイカ墨ソースでいただくと、うま〜。

D.八女茶
5.穴子のフリット、ツルムラサキのおひたし添え
やはり美味しい、これ。
大根おろしに使用されているのはホワイトバルサミコ酢とのこと。

E.ローズアッサム、ローズヒップ、ハイビスカス
6.ムール貝のリゾット
ムール貝はモンサンミッシェル産。
上に掛かっているのはディルと唐墨。
枝豆に水菜も入って…あそこで食べたお皿と同じっ！？
実はsioさんで7月に食べた鮎のコンフィに近いお皿が8月あそこで出ていたんだよねぇ(ﾟ∀ﾟ)ｱﾋｬﾋｬ
リゾットなので、よりクリーミィな味わいで、めちゃ旨っ。

F.ダージリン、マニゲット、カカオニブ
7.鳩
何回食べても美味しいっ！

G.番茶、蜂蜜、生姜
8.パスタ
通常だとガリの冷製パスタらしいんですが、鳥羽さんから蟹かカルボナーラに良かったら変更して食べて行ってくださいとのことで、前々回食べたけど蟹をお願いしました。
前食べた時よりさらに美味しかった！
追加でカルボナーラもいっても良かったんですが、自重しときました笑
ちなみにアルコールペアリングは日本酒で、仙禽さんのラベルなし2種。
sioさん用に作ってもらったそう。

9.口直しのグラニテブランマンジェ
ホワイトビールとグレープフルーツジュースを煮詰めて作ったグラニテ、その下にバジル香るブランマンジェ…うまっ！
苦味でさっぱりからの甘み、そしてガリガリ氷からのポヨンポヨンのブランマンジェ。
衝撃的に美味しいっ！
口直しからのsioアイスへの繋ぎに素晴らしい。
単独で出されたらアレだけど、コースだから活きてくる、凄いなぁ。

10.sioアイス
11.ミニャルディーズのカヌレと紅茶

これだけ食べても、全然まだ入りそうだから不思議。

鳥羽さんがいないsio初体験！
なんか凄い静かな感じで、別のレストランに伺ったかのような違和感笑
でも、バッチリ運営されてました！
スタッフの人たち、凄く優秀だから店舗増えても大丈夫そうですね。

帰り際に来月からの新メニューもチラッと伺ったところ( ﾟДﾟ)ﾊｧ？って言ってしまいそうなぶっ飛んだメニュー出てきそうで楽しみです。
毎回楽しく美味しいひと時を送れる素晴らしいレストランです。

二ヶ月に一度のディナーだけでは勿体ない気がして、一度ランチ、一度ディナーって感じで二ヶ月を堪能したいなぁと思い、久しぶりにランチで訪問！
10月以降には新店舗もオープンされるので、そちらも楽しみにしております。

1.ウェルカムドリンク
白桃ジュースにレモンやらタイムのハーブウォーターやら合わせたドリンク。
氷でキンキン。
夏いぜっ！

2.スイカスープ
鳥羽さんとの会話に夢中で撮り忘れる笑
スイカの香りが立った爽やかなドリンク。
甘過ぎないのが凄く良い。
夏いぜっ！

今回ペアリングのドリンクも一切撮っていなかったorz
ノンアルコールで1杯目は、モヒート風！
爽やかな一杯。

3.馬肉ビーツ
梅の蜂蜜漬けがアクセント。
毎回アップデート、常に進化！
爽やか。
スイカスープからの文脈。
スイカの甘さを敢えて抑えて薄くして、香りにフォーカスさせた意味が出てくる。
流れ大切。

ノンアルペアリング2杯目は、洋梨を使った爽やかなソーダ。

4.メニュー名わからないので、夏の日の2019
思わず唸る美しい一皿！
キヌアの台座の上に、アジと茄子、パプリカ等の夏野菜を和えたものが乗り、さらにディルにエディブルフラワー。
これにドライトマトウォーターを掛けてスプーンでいただきます。

ナニコレ？ラピュタを想起したんすけど。
味がまた夏いぜっ！
冷製の御茶漬け的な感じでディルの香りがめちゃくちゃ爽やか。
冷たい清流で採れたての野菜を冷やして食べたあの夏…的なノスタルジックな気持ちにさせられます。
心象風景まで刺激します。

5.穴子のフリット
成生さんの天ぷらも美味しいけど、どうっすか！と出てきた穴子のフリット。
衣はトウモロコシの粉を使っているそう。
さっくりというより、ザクザクした衣！
仄かにトウモロコシの甘さが感じられる衣、穴子の身はふわっと、そして皮目の美味しさが立っています。
添えられているのは、おひたしとかでも使うツルムラサキ。
大根おろし(多分ドライトマトを使ったポン酢とともに)も添えてあります。
酸味で味が締まり、素晴らしい一皿に。
唸る美味しさでした。

ノンアルペアリング3杯目は、八女茶。
かすかにお芋のような香りが立ち、味は爽やかなトロピカルフルーツ感も。

6.カチョエペペ
お皿がテーブルに置かれた瞬間、あ〜香りがヤヴァイ！
チーズの香り、バターのコク、ブロードの旨味、胡椒の風味、麺の太さ、全てが調和しています。
めちゃくちゃ美味しい。
量もっと欲しくなる〜。

ノンアルペアリング4杯目は、水金亀(すいきんき)にマニゲット等のスパイスを合わせて。

7.鳩
今回のメニューのメインのおススメは鹿って伺っていたんですが、次回のディナーに楽しみは取っておきました。
お任せでお願いしていたら鳩でした。
しかも結構量乗せていただいて。
sioさんの鳩はマジ美味しいです！
火加減も塩梅も最高！
鳩一羽がっつり堪能させていただきました。

8.sioアイス
いつも美味しい！

9.ミニャルディーズのマドレーヌと紅茶
食後感が素晴らしいの一言。
全然疲れません。

夏の日の最高ランチ！
次回ディナーも楽しみです！