2回
2026/01 訪問
渓谷に身を預けるだけで、日常が静かにほどけていく
水と緑の景勝地、養老渓谷に佇む、大人のためのラグジュアリーリゾート「THE SHINRA」がプロデュースする温泉リゾート。
テラスや部屋から見える懸崖境は、地球の長い歴史を感じさせる、自然が作り出したスケール感のある風景。
チェックインの後は、テラスで涼風を浴びながらビール。
オールインクルーシブなので、アルコールもつまみもフリー。
貸し切り露天風呂と、温水プール「プー露〜FUKASAWA〜」で疲れをとった後は夕食。
夕食は、ダイニング「FUKUSUI」で、房総半島の海の幸や山の幸、季節の食材を活かした 創作日本料理 。
個室ダイニングで会話をゆっくり楽しめる。
落ち着いた照明と丁寧なサービスが、特別なディナーを演出。
まず、スパークリングワインで乾杯。
・KWVキュヴェ・ブリュット
・マルス甲州スパークリング
[先附]
・飛騨牛芯玉手肉柚子風味塩麹漬
・焼き筍
・蕪蒸し
[旬菜]
・天豆雪花菜まぶし
・束ね守口大根
・子持ち鮎有馬煮
・黒蓮根
・角珍味入れ(大豆、鮑大船渡煮、小梅花人参)
・冬猪バラ肉燻製風味焼
・助子玉子〆
・羽衣鮨(木更津サーモン、木の芽、天子卵)
[津久里]
・五種盛り(鯛、甘海老、鮪、平目、かんぱち)
[煮物椀]
・沢煮仕立て黒毛和牛脛肉
・独活
・陸ひじき
・金時人参
・ムキ茸
[名代]
・黒毛和牛すき焼き
[酢物]
・炙りカマス
[食事]
・松茸ご飯
・味噌汁(青味、あおさ海苔)
・香物(大根漬け、こんこん菜、胡瓜漬け)
[水物]
・大多喜豆腐のブランマンジェ
・苺
・メロン
いただいたお酒は、
[日本酒飲み比べセット]
・農口尚彦研究所 純米 無濾過生原酒
・伯楽星 純米大吟醸
・黒龍 大吟醸
[スプリングバレー JAPAN エール 香]
養老渓谷の静けさを、そのまま皿の上に写したような会席。
地元食材を軸にしつつ、奇をてらわない構成で、素材の良さと出汁の完成度が際立つ。
一品一品は端正で、味付けは総じて控えめ。
でも物足りなさは微塵も感じさせない。
提供テンポも心地良い。
落ち着いた大人の滞在にしっくりくる、完成度の高い夕食に大満足。
酔いを楽しむかのように、夜風に当たりながら部屋まで歩き、そのまま大きな露天風呂に飛び込み、何も考えずに懸崖境の暗闇を眺める。
幸せ。
2026/01/17 更新
朝は、温水プー露「FUKASAWA」。
美しい渓谷とせせらぎを独占。
ダイニング「FUKUSUI」 での朝食は、「炭火で焼き上げた厳選した干物」、「炊きたての釜炊きご飯」、そして「地元食材を使った彩り豊かな旬菜」など、日本料理の基本を丁寧におさえた料理。
朝食のメニューは全ての種類がお替わり可能。
器へのこだわりや盛り付けのセンスが朝食にも反映されていて、目でも楽しめる。
まずはブルーベリーヨーグルトスムージーとりんごジュースで身体を起こす。
炭火の焼き物は、鰆、鮭、チャンジャ焼き、そして豚と鶏。
素材の旨みに炭火の香りがまとわり、ご飯が進む。
具沢山の豚汁は、身体だけでなく心もポカポカ。
何より、ご飯が美味しい。
全てのおかずが、ご飯を引き立てる脇役に徹している。
食後はラウンジでコーヒーとマフィン。
そして、部屋に戻ってチェックアウトまで黒湯に浸かる。
養老川に沿って設計されたリゾートは、せせらぎの音と木々のざわめきがBGMのように寄り添う。
自然の中で過ごす時間が、まるで静かな物語の一場面のように心に残る。