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大将の船越久生氏は、日本を代表する和食の名店『片折』の店主・片折卓矢氏が「玉泉邸」で料理長を務めていた時代から6年間にわたり師事し、その後、福岡・春日の名店「菊鮨」で1年間修行を積んだ経歴の持ち主です。確かな技術と経験を武器に、33歳という若さで独立を果たした実力派。 場所は高宮駅からタクシーで10分程。 祖父母の築70年の一軒家を改装して開業。 設計は船越氏のお父様によるもので、茶室を思わせる清楚な空間が広がります。 料理はおまかせのみ。 まずつまみが一通り供され、その後に握りが続く流れ。九州産の食材や有機農業にこだわり、出汁の美味しさは割烹を凌ぐほど。 一品目の渡り蟹のお椀で、その実力を見せつけてくれます。その後も、のどぐろの焼き物や風味豊かな国産の胡麻をあしらったほうれん草の胡麻和え、車海老を忍ばせた百合根饅頭など、絶品の摘みが続きました。 握りのシャリは赤酢を使用。 酢の効き具合やしっかりとした粒立ちのシャリは好みが分かれるところかもしれませんが、ネタとの調和を含めて、大将のこだわりと意図は確かに伝わってきます。光り物や貝類にはベストなシャリだと感じました。 ガリの代わりにきゅうりと白菜の漬物というのも面白い発想。 この日初めてお伺いさせて頂きましたが、物腰の低さと柔らかな姿勢、そして謙虚さが伝わってくる大将のお人柄は、終始心地よさを感じさせてくれました。 師匠・片折氏の薫陶を受け、九州の地産地消を大切にした料理を届ける船越氏のお店は、近い将来、間違いなく福岡を代表する寿司屋へと成長していくことでしょう。 素晴らしいひとときを、ありがとうございました。ご馳走様でした。
2025/11訪問
1回
2024年餃子百名店に選ばれた人気店。 場所は赤坂駅、天神駅から共に徒歩8分程のところ。餃子のラインナップは、焼き餃子、ネギだれ焼き餃子、水餃子、エビチリ水餃子の4種類。 今回は、焼きと水餃子を注文。 どちらもボリューム満点で美味しかったですが、個人的にはジューシー&もちもち食感の水餃子がお勧め。四川風の麻婆豆腐は、思ったよりマイルドな辛さ。タレをしっかり絡めて頂きましょう。〆に頼んだ旨辛肉味噌中華そばは、ピリ辛で醤油ベースの癖になる味付けでした。 この日は、はしご酒だったこともあり、餃子を全制覇できませんでしたが、機会があればエビチリ水餃子にトライしたいと思います。 ご馳走様でした。 ◆水餃子 ◆焼き餃子 ◆四川風麻婆豆腐 ◆旨辛肉味噌中華そば ◆焼きいもアイス
2025/11訪問
1回
博多駅(筑紫口)目の前の都ホテルにて、「呼子のイカ」を堪能。 博多で呼子のイカが食べたくなった時は「河太郎」さんに行くことが多いですが、今回は予約が取れなかったので、口コミを参考にしながらこちらに決めました。 都ホテルと同じビル内のレストラン(入口は別)というだけあって、店内はお洒落で落ち着きのある空間。 お目当ての「活きいか御前」は、イカシュウマイや小鉢、茶碗蒸し、明太子などが付いて3,600円とリーズナブル。 この日は、仕入れの都合でヤリイカではなく、アオリイカ(水イカ)の提供でしたが、結果的に大満足。 イカは、ひとり100gを超えると追加料金が発生するシステム。アオリイカはサイズが大きく、一杯500g以上のものが多いみたいですが、4名でシェアしたら追加料金なしと言われたので、皆でシェアすることにしました。 イカは新鮮そのもので、九州醤油と共に食べると、甘みが一層際立ち、箸が止まりませんでした。ミミ(エンペラ)も美味しかったです。 後づくりは、焼き、お刺身、天ぷらから調理方法が選べます。 残りの胴体部分はお刺身で、ゲソは天ぷらにして頂きました。お刺身は、最初に頂いたものとは違う独特の食感で面白かったです。 ゲソ天も食べ応えがありました。 新鮮なアオリイカを色々な食べ方で楽しめたので、大満足のランチ。 ご馳走様でした。
2025/11訪問
1回
博多駅地下街で朝ラー!
2025/11訪問
1回
24時間営業&一杯290円のチェーン店ですが、侮る事なかれ。コクのあるあっさり系の豚骨ラーメン。 〆にも朝ラーにももってこい。
2025/12訪問
1回
素材選びから調理まで一切の妥協を許さない、大将こだわりの天ぷらが味わえるお店。 名店「銀座 天一」に21年間在籍し、料理長も務めた経歴を持つ田中秀樹氏は、これまで培ってきた経験と技を余すことなく発揮するだけでなく、日々さらなる高みを目指し精進し続ける生粋の職人。 九州の食材を活かした地産地消スタイルも、この店の大きな魅力のひとつ。 食材は毎朝柳橋市場に足を運び、選び抜いたものを使用。油は太白胡麻油と太香胡麻油を、その日の気温や湿度に合わせて独自にブレンド。 揚げ方に関しては、素材を活かすため「蒸す」という感覚を大事にしていたり、コースの序盤と終盤では油の状態が変わるため、その変化に対応する工夫を施したりと、とにかく細部へのこだわりが凄いです。 今回は博多グルメ遠征の一環としてランチのおまかせ(11,000円)を頂きました。 初手の海老は、一本目を高温で香ばしく、二本目を低温でふんわりと揚げることで、異なる食感を楽しませてくれます。 まさに職人技の冴えを感じる一皿。 有明産芝海老のすり身が詰められた原木椎茸は「天一」時代の定番を思わせる逸品。 中がレアめの牡蠣や、ふわふわ食感のメヒカリも絶妙な仕上がりで、どれも文句なしの美味しさ。 店主のこだわりと情熱が一品一品に宿り、天ぷらの奥深さを改めて実感させてくれる、まさに至福のひとときでした。 また福岡を訪れる際には、ぜひ再び足を運びたいと思います。ご馳走様でした。