2回
2024/10 訪問
神秘アルカナの料理
中伊豆にあるオーヴェルジュ。
渓流沿いに露天風呂がある部屋もかなり素敵だったけど、料理は久しぶりにかなり驚くレベルだった。
レストランは全面ガラス張りで伊豆の自然を感じながら食べられる仕掛け。
料理は秋をコンセプトととし、一品目はシェフ自家製の木で作った吊り橋という作品が器に。これだけでかなり衝撃だったけど、一品一品が全て凝っていてしかも全て美味しい。
地元で取れた鮎や鹿、アマゴという川魚にズカニ等様々な食材を楽しめた。
どれも美味しかったけどズカニのビスクやさつまいもとりんごキャラメルのデザート2品目は特に美味しかった。
木を使った器は全て糸井シェフの手造りというからどれだけ器用な人なんでしょう。
大満足の晩餐でした。
そして翌朝、1時間ほど宿の周りを散歩して腹べらししていざ朝食。
今度は、森の中のピクニックというコンセプト。
卵料理は直接シェフが作ってくれ、自分は木の子やトマト、ソーセージが入ったオムレツをオーダー。
卵も新鮮なんだろうけど絶妙な美味しさ。
サラダのドレッシングにはワサビをその場で擦って食べる趣向。ワサビは自家製ハムと食べても美味しかった。
小さな器にはポテトの上にわざわざ燻製にしたシラスが乗っていたり、インドで食べるというデザートが乗ってたりと創意工夫の度合いが半端ない。
季節毎に色々コンセプトが変わるとのこと。
これだけの料理が食べれてこれだけくつろげる宿はないかも思う満足度でした。
ご馳走さまでした。
最後に、アルカナとはラテン語で神秘、という意味らしい。
原田マハの短編にもここが舞台となってる作品があり、滞在中それも楽しめました。
2024/10/02 更新
中伊豆にあるアルカナイズを1年ちょっと振りに再訪。
渓流を眺めながらの露天風呂も良いけど、ここは夜朝のご飯が美味しい。
この日は昨年とはテイストが異なるシェフ手造りの木の器でまずは前菜5品。
その後は地元の川魚アイゴやキノコ、伊豆牛を使った料理が続く。
見た目楽しく一品一品手が混んでいて、翌日の朝食とともに細かいところまで神経が行き届いているのを感じて今年も感心しきり。
朝食は夜と打って変わった風景を前にこれまた様々な料理を。今回はオムレツをイカそぼろ味噌、甘唐辛子、ニラソースにしてみたけどオムレツにこんな発想が面白いし良く合ってて驚きです。
前回ほどではないにせよ今回も色々な新鮮味があり、何よりクオリティが高いので大満足。
ご馳走さまでした。