KEN21さんが投稿した鮨 しみづ(神奈川/藤沢)の口コミ詳細

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鮨 しみづ藤沢、石上/寿司

30

  • 夜の点数:4.7

    • ¥30,000~¥39,999 / 1人
      • 料理・味 4.7
      • |サービス 4.7
      • |雰囲気 4.4
      • |CP 4.7
      • |酒・ドリンク 4.5
30回目

2025/11 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.7
    • | 雰囲気4.4
    • | CP4.7
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

手間暇かけて出汁の旨味を含ませた白子は、白子自身が持つ旨味を引き出されていて

2025年11月下旬に再訪です。

この日はかみさんとディナー。
 
やって来たのがこちらの鮨店。

場所は、JR藤沢駅南口から徒歩5分ほどの雑居ビルの6F。

コースは1種類のみですので、

・しみづ季節のお任せコース 30250円 × 2人前

を予約しての訪問になります。

エレベーターに乗って6Fで降り立つと左手前方がお店。
暖簾をくぐって店内に入ります。

すぐに女将さんに席に案内されます。
我々はカウンター中央付近に案内されました。

お店は、ご主人と女将さんのみ。
お二人だけでのオペレーションですのでむっちゃ大変なのですが、そこはベテランの
ご夫婦になりますので焦った様子はお客さんには見せずです(* ̄∇ ̄*)b

BGMはいつものジャズ。

この日のしみづ季節のお任せコースの内容は以下になります。

・農口 本醸造 無濾過生原酒 五百万石2024 石川 2180円
  私のオーダーです。
  石川県小松市に蔵を構える、農口尚彦研究所の造る無濾過生原酒。
  まずは酸味が印象的で、4秒後にビターな旨味が来ます。

・梅酒ソーダ割り 880円
  かみさんのオーダーです。
  かみさんはこればかり飲んでいます。
  沈んでいる青梅が食いたいだけですが(T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

・超ノンストレス蛸の桜煮
  定番の蛸の桜煮。超ノンストレス蛸です。
  海中で銃で撃って、銛で突いて捕獲し、海中で〆る技を駆使したもの。
  究極の素早さで〆るため身が硬直しないそうです。
  それを煮汁で仕上げたもの。
  相変わらず繊維を感じさせない柔らかさなので、
  前回からお客さんの来店に合わせて仕上げることにしたそうですが、
  さらにそれを超える柔らかに仕上がったそうです。
  どこまで進化を続けるんでしょうか(T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

・魚介出汁スープ
  様々な魚介から抽出した出汁スープ。
  濃厚過ぎず、魚介の旨味をしっかりと堪能できます。

・20日間熟成 五島列島産クエ
  白身の王者。それも35㎏という見事な型。塩と山葵で頂きました。
  熟成したことでむっちりとした白身の美味しさを引き出しています。

・炊き立てのシャリと山葵の巻物
  こちらのお店の挨拶代わりの巻物。定番です。
  出来立てホヤホヤのシャリを山葵とともに、
  海苔で巻いたものを手渡しでサーブされます。
  有明産の「極み」という極上の海苔と、最高品種である長野県安曇野産山葵。
  この後の握りで供される馴染んだシャリとの違いを愉しむ趣向。
  日本酒とともに味わうことでマリアージュが楽しめます(* ̄∇ ̄*)b
  なのでこれを作り始めると日本酒が残っているのかをチェックします。

・鱈の白子の出汁仕立て
  鱈の白子を48度の低温で2時間火を通し、昆布と鰹節で取った濃いめの出汁に浸し、
  毎日新しい出汁に変えながら1週間熟成した鱈の白子。柚子皮を散らして。
  鱈の白子まで熟成するんですかい(T▽T)ノ_彡☆ばんばん!
  通常であれば、紅葉おろし、あさつき、ポン酢あたりで食べさせるのですが、
  それだとポン酢の味が強すぎるので、このように白子そのものの味を引き立てたそうです。
  食べてみるとポン酢とは全然異なる美味しさ。白子の旨味を出汁がさらに昇華。
  これは旨いですぜえ(* ̄∇ ̄*)b

・羽根屋 純米吟醸 雄町 MOONLIGHT BEAUTY 富山 1580円
  私のオーダーです。
  富山県富山市に蔵を構える、富美菊酒造の造る純米吟醸。
  農口 本醸造 無濾過生原酒 五百万石2024とも似ていますが、
  こちらの方がほんの少し甘みを感じます。

・鮟肝裏漉し
  宇宙一美味しい鮨しみづの鮟肝のSDGsみたいなもんでしょうね。
  しかしながら美味しいことに変わりは無く(* ̄∇ ̄*)b
  かぼす果汁と思われる隠し味を感じますね。
  これは毎度のことながら大事にちょびちょびと食べ続けます。

・梅酒ソーダ割り 880円
  かみさんのオーダーです。同じものをお代わり。

・ドラゴン太刀魚と15日間熟成一夜干しカマスの炭火焼き
  4.5㎏という見事な型の太刀魚はもの凄い身の厚みでふわふわ。旨味も濃いです。
  カマスも15日間熟成した後に一夜干しにしたのでこれまた旨味が凝縮。
  それが一皿に盛り付けられるんですからなんと贅沢なことでしょう(〃^▽^〃)

・美田 純米吟醸 中採り実り 福岡 1380円
  私のオーダーです。
  福岡県三井郡に蔵を構える、みいの寿の造る純米吟醸。
  これはしっかりと辛口の旨口で通好みの一杯。

・九十九島産牡蠣 太白胡麻油仕立て
  牡蠣を太白胡麻油で3時間じっくりと火入れしたもの。
  生で食べるよりも無茶苦茶味が濃くなっています。
  私もかみさんも貝類は少しでも火入れをした方が美味しいと思っていますが、
  まさにこれなんかはその象徴とも言えるでしょう。生牡蠣より絶対に美味しいです。
  さらには上に乗った生姜が泣かせる美味しさなんです(〃^▽^〃)

・カラスミ餅と数の子の味噌漬け
  分厚く切ったカラスミに餅を巻いて焼き上げたものと味噌漬けにした数の子。
  これまた尿酸値ヒートアップな一皿(T▽T)ノ_彡☆ばんばん!
  こちらのカラスミは超濃厚なのですが、塩味という部分ではきつ過ぎず。
  なので餅との相性がいいんだと思います。

・茶碗蒸し
  鮨しみづお得意の出汁だけのシンプルな茶碗蒸し。
  出汁の神髄を味わう茶碗蒸し。
  スプーンですくって食べて、日本酒をぐびっとね。

・梅酒ソーダ割り 880円
  かみさんのオーダーです。同じものをお代わり。

おつまみがりとフィンガーガーゼが準備されました。
ここから握りのスタートです。

・田中六五 純米酒 福岡 1580円
  私のオーダーです。
  福岡県糸島市に蔵を構える、白糸酒造の造る純米酒。
  酸味と旨みと甘みのバランスがいいです。
  鮨しみづでは常に用意されている銘酒。
  握りとの相性も抜群ですので握りのタイミングで頼むことが多いのですが、
  今回もまさにそのタイミングでのオーダー。

・7日間熟成 唐津産アオリイカ
  久しぶりのアオリイカ。
  7日間熟成したアオリイカの身はシャリとの一体感が半端無いです。
  そこにかぼすの香りと塩の塩味が合わさって。
  舌に絡みつくアオリイカとシャリ。これが鮨なんだよなあ。旨いわ・・・

・20日間熟成 天草産白甘鯛
  単なる甘鯛ではなくさらなる高級魚、白甘鯛ですよ。
  それも3.2㎏という見事な型の物。
  弾力を感じる身と熟成ならではの旨味。
  そしてそれがこのシャリと合うんだわ(〃^▽^〃)

・20日間熟成 五島列島産クエ
  刺身でも登場したクエですが、やはりシャリと一体となった方が旨味の相乗効果が有ります。

・12日間熟成 天然シマアジ
  ムニュムニュとした食感になっていて、透明感のある脂でスッキリとした旨味。
  青魚特有の臭いも皆無で旨味のみを引き出しています。

・45日間熟成 長崎産シロカワカジキ
  根付きの300㎏という巨大なシロカワカジキ。
  それだけの魚体だからこそ45日間という熟成にも耐えられると。
  脂の多い魚ですが、熟成によって脂が中和されて旨味に変わっています。

・田中六五 純米酒 福岡 1580円
  私のオーダーです。同じものをお代わり。

・20日間熟成 大間産本鮪赤身
  意外にもあっさりとした味わいでした。
  熟成は30日間を超えるくらいの方がいいのかも。
  ちなみに120㎏の型だったそうです。

・おつまみがり 0円
  私もかみさんもお代わり。

・34日間熟成 塩釜産本鮪トロ
  こちらは産地を変えて160㎏の魚体。
  熟成も進んでいますのでさすがの味の濃さ。
  これは鮨しみづらしい美味しさを堪能ですよ(〃^▽^〃)
  必ずしも大間が良いとは限らないという例でしょうね。

・もずく酢
  本鮪トロが来ていますので、口直し的なタイミングでのサーブ。
  もずく自体も弾力とシャキシャキとした歯応えがあり美味しいのですが、
  この合わせ酢が美味しんだよなあ。もちろん毎回完飲です。

・8日間熟成 佐賀産小肌
  江戸前では無くて九州前の小肌。
  魚体の状態を見て最適な熟成日数や仕込み方法を変えているんです(* ̄∇ ̄*)b
  この〆過ぎていない酢の加減が塩梅良くて。

・北海道礼文産馬糞雲丹と生いくらの小丼
  別名、痛風小丼 (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!
  雲丹の甘さが引き出されていて、生いくらはプチッと弾けて、
  こちらも旨味がじゅわっと溢れ出てきて。

・あおさの味噌汁
  あおさの香りも良くて、麦味噌と白味噌をブレンドしているので
  愛媛出身の私の好みにドンピシャ(〃^▽^〃)
  もちろん渾身の出汁の美味しさが秀逸で。

・熱い緑茶

・自家製最中
  こちらは定番。ご主人の家紋を焼き印にしたバージョン。
  サクサクの最中の皮の中には、花豆で作った餡に
  コーヒーフレーバーを加えたもの。それがたっぷりと入っていて。
  何度食っても旨いですよ(〃^▽^〃)

これでサービス料10%を加えて〆て73750円。一人当たり36875円。カードでのお支払いです。

今宵も食って飲ませて頂きましたわ(〃^▽^〃)

今回は、鱈の白子の出汁仕立てという新作も堪能することが出来ました。
鱈の白子をポン酢や鍋以外で食べることって滅多に無いのですが、
これだけ手間暇かけて出汁の旨味を含ませた白子は、白子自身が持つ旨味を引き出されていて。

次回は来年になりますが、その前に鮨しみづのラストとなるお節を取りに伺います(* ̄∇ ̄*)b
それを食べながら紅白を観るのがここ数年のマイブーム(〃^▽^〃)
あ、うちって大晦日からお節を食べるので(T▽T)ノ_彡☆ばんばん!
来年からは鮨しみづのお節は無くなるので、さて、また自分たちで用意するか???

ご馳走様です!(2025/11現在、3.57ポイント)

  • 農口 本醸造 無濾過生原酒 五百万石2024 石川

  • 農口 本醸造 無濾過生原酒 五百万石2024 石川

  • 梅酒ソーダ割り

  • 超ノンストレス蛸の桜煮

  • 魚介出汁スープ

  • 20日間熟成 五島列島産クエ

  • 炊き立てのシャリと山葵の巻物

  • 鱈の白子の出汁仕立て

  • 羽根屋 純米吟醸 雄町 MOONLIGHT BEAUTY 富山

  • 羽根屋 純米吟醸 雄町 MOONLIGHT BEAUTY 富山

  • 鮟肝裏漉し

  • ドラゴン太刀魚と15日間熟成一夜干しカマスの炭火焼き

  • 美田 純米吟醸 中採り実り 福岡

  • 美田 純米吟醸 中採り実り 福岡

  • 九十九島産牡蠣 太白胡麻油仕立て

  • カラスミ餅と数の子の味噌漬け

  • 茶碗蒸し

  • おつまみがりとフィンガーガーゼ

  • 田中六五 純米酒 福岡

  • 田中六五 純米酒 福岡

  • 7日間熟成 唐津産アオリイカ

  • 20日間熟成 天草産白甘鯛

  • 20日間熟成 五島列島産クエ

  • 12日間熟成 天然シマアジ

  • 45日間熟成 長崎産シロカワカジキ

  • 20日間熟成 大間産本鮪赤身

  • 34日間熟成 塩釜産本鮪トロ

  • もずく酢

  • 8日間熟成 佐賀産小肌

  • 北海道礼文産馬糞雲丹と生いくらの小丼

  • あおさの味噌汁

  • 熱い緑茶

  • 自家製最中

2025/11/28 更新

29回目

2025/09 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.7
    • | 雰囲気4.4
    • | CP4.7
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

さらに進化した超ノンストレス蛸の桜煮に、超貴重な煮鮑、走りの鮟肝、旬の松茸

2025年9月中旬に再訪です。

この日はかみさんとディナー。
 
やって来たのがこちらの鮨店。

場所は、JR藤沢駅南口から徒歩5分ほどの雑居ビルの6F。

コースは1種類のみですので、

・しみづ季節のお任せコース 30250円 × 2人前

を予約しての訪問になります。

エレベーターに乗って6Fで降り立つと左手前方がお店。
暖簾をくぐって店内に入ります。

すぐに女将さんに席に案内されます。
我々はカウンター中央左手付近に案内されました。

お店は、ご主人と女将さんのみ。この日はスタッフさんが都合で揃わずみたいでした。
お二人だけでのオペレーションですのでむっちゃ大変なのですが、そこはベテランの
ご夫婦になりますので焦った様子はお客さんには見せずです(* ̄∇ ̄*)b

BGMはいつものジャズ。

この日のしみづ季節のお任せコースの内容は以下になります。

・而今 純米吟醸 雄町 生 三重 1780円
  私のオーダーです。
  三重県名張市に蔵を構える、木屋正酒造の造る純米吟醸。
  銘酒の代名詞ともいえる存在。
  さすがの而今。スッキリ系で酸味のバランスが素晴らしい。

・梅酒ソーダ割り 880円
  かみさんのオーダーです。
  かみさんはこればかり飲んでいます。
  沈んでいる青梅が食いたいだけですが(T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

・超ノンストレス蛸の桜煮
  定番の蛸の桜煮。超ノンストレス蛸です。
  海中で銃で撃って、銛で突いて捕獲し、海中で〆る技を駆使したもの。
  究極の素早さで〆るため身が硬直しないそうです。
  それを煮汁で仕上げたもの。
  相変わらず繊維を感じさせない柔らかさなのですが、
  今までの中でもとびっきりに柔らかいんです。
  なんとお客さんの来店に合わせて仕上げることにしたそうで。
  どこまでも進化を続ける鮨しみづですなあ(〃^▽^〃)

・魚介出汁スープ
  海老、クエ、のどぐろ、鯖の骨などから抽出した出汁スープ。
  濃厚過ぎず、魚介の旨味をしっかりと堪能できます。

・真鯛
  3.5㎏の見事な型の真鯛を熟成し、あえて分厚くカット。
  塩と山葵で頂きました。
  相変わらず熟成した程よい弾力と真鯛の香り、味わい。
  ねっとりと舌に絡む旨さ。

・煮鮑
  超貴重となった鮑様。それをじっくりと煮込んで浸けたもの。
  煮汁は水だけで調味料は使って無いそうです。鮑だけの力を信じて。
  まずは鮑だけを頂きますがそれだけでも美味しい(〃^▽^〃)
  続いて塩と山葵で頂きましたがこれまた素晴らしい味わい。

・羽根屋 純米吟醸 ひやおろし 富山 1580円
  私のオーダーです。
  富山県富山市に蔵を構える、富美菊酒造の造る純米吟醸。
  フルーティーな味わいと米の旨味、そして熟成感のある甘い香り。
  軽快な酸味と透明感があり美味しいです。

・鮟肝
  鮨しみづで食べるのは12回目となる鮟肝。
  9月だったので食べられないだろうなあと思っていたら超走りの鮟肝が手に入ったそうで。
  相変わらず極上の吟醸豆腐が如くの滑らかさ。フルフルですよ。
  漬け汁のエキスがしっかりと内部にまで浸透していて、
  鮟肝とは思えないほど濃厚でありながらもスッキリとした後口。
  鼻から抜ける香りもたまらんのですよ。
  これは毎度のことながら大事にちょびちょびと食べ続けます。
  沖縄の発酵食品である豆腐ようと同じような食い方ですね(* ̄∇ ̄*)b

・5日間熟成 甘海老 海老味噌添え
  熟成したことでねっとりとした食感と旨味を放つ甘海老。
  そこに、桜海老の香ばしさや赤味噌のコクも合わせた海老味噌を添えて。
  1時間練って仕込んだ海老味噌は超濃厚で美味しい。これだけ舐めて酒が飲めます。
  そうえいば鮨しみづで甘海老を食べるのはお初。
  今までは甘海老の出汁の茶碗蒸しは食べたことがあるのですが。

・梅酒ソーダ割り 880円
  かみさんのオーダーです。同じものをお代わり。

・炊き立てのシャリと山葵の巻物
  こちらのお店の挨拶代わりの巻物。定番です。
  出来立てホヤホヤのシャリを山葵とともに、
  海苔で巻いたものを手渡しでサーブされます。
  有明産の「極み」を超える極上の海苔と、最高品種である長野県安曇野産山葵。
  この後の握りで供される馴染んだシャリとの違いを愉しむ趣向。
  日本酒とともに味わうことでマリアージュが楽しめます(* ̄∇ ̄*)b
  なのでこれを作り始めると日本酒が残っているのかをチェックします。

・日高見 超辛口純米酒 宮城 1380円
  私のオーダーです。
  宮城県石巻市に蔵を構える、平孝酒造の造る純米酒。
  超辛口というラベルですが、程よい辛口です。

・松茸の茶碗蒸し
  香り松茸といいますが香りが素晴らしいです。
  そしてそれよりも茶碗蒸しの生地が旨い(* ̄∇ ̄*)b

おつまみがりとフィンガーガーゼが準備されました。
ここから握りのスタートです。

・田中六五 純米酒 福岡 1580円
  私のオーダーです。
  福岡県糸島市に蔵を構える、白糸酒造の造る純米酒。
  酸味と旨みと甘みのバランスがいいです。
  鮨しみづでは常に用意されている銘酒。
  握りとの相性も抜群ですので握りのタイミングで頼むことが多いのですが、
  今回もまさにそのタイミングでのオーダー。

・梅酒ソーダ割り 880円
  かみさんのオーダーです。同じものをお代わり。

・15日間熟成 シマアジ
  ムニュムニュとした食感になっていて、透明感のある脂でスッキリとした旨味。
  青魚特有の臭いも皆無で旨味のみを引き出しています。
  青魚が苦手という方も鮨 しみづの青魚はペロッと食べて帰るらしいですよ(* ̄∇ ̄*)b
  熟成によってその手の嫌味な部分がまろみとなって変わっていくのかもね。

・20日間熟成 クエ
  白身の王者。熟成したことでむっちりとした白身の美味しさを引き出しています。

・琵琶鱒
  超貴重なので幻の琵琶鱒と呼ばれることも。
  普通の鱒と比べると香りが違うかも。
  仕込みの違いでそう感じるだけかも知れませんが。

・18日間熟成 カナダ産鮪赤身
  お初となるカナダ産鮪。これはご主人が一目ぼれしたそうです。
  握っていても楽しいと仰っていましたね(〃^▽^〃)
  確かに食べてみても国内ブランド鮪に一切引けを取らない美味しさ。
  ラブ・レター・フロム・カナダですね(* ̄∇ ̄*)b。
  昭和の人しか分からんか(T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

・18日間熟成 カナダ産鮪中トロ
  今度は淡いピンク色の見事な中トロ。
  むふうっ・・・ 凄い。ほんと国内産ブランド鮪とタメを張れるわ。
  大間産鮪に綺麗なバトンリレーが出来そうですね(* ̄∇ ̄*)b

・田中六五 純米酒 福岡 1580円
  私のオーダーです。同じものをお代わり。

・のどぐろ炙り
  鮨しみづでは大トロ扱いののどぐろ。
  本鮪が無くてもこちらは出すくらい、年中提供出来るのは珍しいとのこと。
  炙った香ばしさ、透明感のある脂の旨み、もちもちの身。
  熟成した味わいを極めたのどぐろ炙りの旨さを今宵も堪能(〃^▽^〃)

・秋刀魚
  まさに旬となる秋刀魚。
  少し酢で締めているそうですが脂ノリノリで凄いです。
  ちなみにむっちゃ高額の秋刀魚なんです。スーパーで売っている秋刀魚の10倍近いくらい。

・おつまみがり
  私もかみさんもお代わりです。

・佐賀県産ヤリイカ
  何日間も熟成したであろうヤリイカ。
  いつもながらに見事な飾り包丁。
  ねっとりとした食感に旨み、甘みが乗っていて。

・8日間熟成 平貝
  細かな包丁を表面に入れています。
  食べると期待通りのサクサク食感。そして平貝の風味と旨み。

・雲丹
  雲丹は蒸気に当ててからマイナス2度に急冷し熟成したものだと思います。
  冷たいまま食べるのがオススメですが、とにかくコクが凄い。凝縮の旨味。

・あおさの味噌汁
  あおさの香りも良くて、味噌は私好みの白味噌にも近い甘めのタイプ。
  もちろん渾身の出汁の美味しさが秀逸で。

・長崎県対馬産煮穴子
  定番の煮穴子ですが、相変わらずホロホロ、トロトロの儚い柔らかさ。
  無茶苦茶旨いのですが、と同時にこれで握りは終了もしくは終了近くの合図(^^;
  私は毎回食べているのですが、出来上がりが不満だと出さないそうです。
  今のところ全回食べられているのは幸せってことですね(* ̄∇ ̄*)b

・自家製最中
  こちらは定番。ご主人の家紋を焼き印にしたバージョン。
  サクサクの最中の皮の中には、花豆で作った餡に
  コーヒーフレーバーを加えたもの。それがたっぷりと入っていて。
  何度食っても旨いですよ(〃^▽^〃)

・熱い緑茶

これでサービス料10%を加えて〆て79320円。一人当たり39660円。カードでのお支払いです。

今宵も食って飲ませて頂きましたわ(〃^▽^〃)

さらに進化した超ノンストレス蛸の桜煮に、超貴重な煮鮑、走りの鮟肝、旬の松茸、
幻の琵琶鱒、極上秋刀魚、白身の王者クエなどを堪能。

次回は晩秋の海の恵みを頂きに参上したいと思います。
寿司ネタとしても賑やかなシーズンになると思いますので今から生唾もんですわ(〃^▽^〃)

ご馳走様です!(2025/9現在、3.53ポイント)

  • 而今 純米吟醸 雄町 生 三重

  • 而今 純米吟醸 雄町 生 三重

  • 梅酒ソーダ割り

  • 超ノンストレス蛸の桜煮

  • 魚介出汁スープ

  • 真鯛

  • 煮鮑

  • 羽根屋 純米吟醸 ひやおろし 富山

  • 羽根屋 純米吟醸 ひやおろし 富山

  • 鮟肝

  • 5日間熟成 甘海老 海老味噌添え

  • 炊き立てのシャリと山葵の巻物

  • 日高見 超辛口純米酒 宮城

  • 日高見 超辛口純米酒 宮城

  • 松茸の茶碗蒸し

  • おつまみがりとフィンガーガーゼ

  • 田中六五 純米酒 福岡

  • 田中六五 純米酒 福岡

  • 15日間熟成 シマアジ

  • 20日間熟成 クエ

  • 琵琶鱒

  • 18日間熟成 カナダ産鮪赤身

  • 18日間熟成 カナダ産鮪中トロ

  • のどぐろ炙り

  • 秋刀魚

  • 佐賀県産ヤリイカ

  • 8日間熟成 平貝

  • 雲丹

  • あおさの味噌汁

  • 長崎県対馬産煮穴子

  • 自家製最中

  • 熱い緑茶

2025/09/20 更新

28回目

2025/07 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.7
    • | 雰囲気4.4
    • | CP4.7
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

春の千葉県勝浦産、夏の長崎県壱岐産、そして青森県大間産本鮪と続く至福の連鎖

2025年7月上旬に再訪です。

この日はかみさんとディナー。
 
やって来たのがこちらの鮨店。

場所は、JR藤沢駅南口から徒歩5分ほどの雑居ビルの6F。

コースは1種類のみですので、

・しみづ季節のお任せコース 27500円 × 2人前

を予約しての訪問になります。

エレベーターに乗って6Fで降り立つと左手前方がお店。
暖簾をくぐって店内に入ります。

すぐに女性スタッフの方に席に案内されます。
我々はカウンター中央右手付近に案内されました。

お店は、ご主人と女将さん、男性、女性スタッフ。そして奥の調理場に男性の板さんかな?

BGMはいつものジャズ。

この日のしみづ季節のお任せコースの内容は以下になります。

・冩楽 純米吟醸 夏吟うすにごり 福島 1780円
  私のオーダーです。
  福島県会津若松市に蔵を構える、宮泉銘醸の造る純米吟醸。
  飲み口は微炭酸でしぼりたてのようなフレッシュな酸味を感じます。
  米の旨味、甘みがバランス良く口の中で広がり、
  後味はすっきりとした切れ味のある印象。
  好みの銘柄なのですが、ほんといつ飲んでも旨い(〃^▽^〃)

・梅酒ソーダ割り 880円
  かみさんのオーダーです。
  かみさんはこればかり飲んでいます。
  沈んでいる青梅が食いたいだけですが(T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

・鱧と夏野菜の冷やし鉢
  鱧落とし、じゅんさい、とうもろこし、オクラ、ミニトマトをポン酢ジュレで合わせたもの。
  鱧の力強い味に、夏野菜の爽やかな旨味が合わさります。

・魚介出汁スープ
  クエの頭や海老などの甲殻類から抽出した出汁スープ。
  店内に海老を焼いたような匂いが立ち込めていたのですがこれだったのか。
  濃厚過ぎず、魚介の旨味をしっかりと堪能できます。

・7日間熟成 フエフキダイ
  山葵、塩、醤油、すだちが添えられます。
  2切れ有りますのでまずは山葵&塩&すだちで。
  7日間熟成した白身はねっとりと舌に絡みつき、じんわりと旨味が口内に広がります。
  あとは香りがいいんですよね。
  続いて、山葵&醤油&すだちで。これも美味しい。

・天賦 純米吟醸 鹿児島 1780円
  私のオーダーです。
  鹿児島県日置市に蔵を構える、西酒造の造る純米吟醸。
  わりとフレッシュな酸味を感じますね。これも旨いです。

・炊き立てのシャリと山葵の巻物
  こちらのお店の挨拶代わりの巻物。定番です。
  出来立てホヤホヤのシャリを山葵とともに、
  海苔で巻いたものを手渡しでサーブされます。
  有明産の「極み」を超える極上の海苔と、最高品種である長野県安曇野産山葵。
  この後の握りで供される馴染んだシャリとの違いを愉しむ趣向。
  日本酒とともに味わうことでマリアージュが楽しめます(* ̄∇ ̄*)b

・梅酒ソーダ割り 880円
  かみさんのオーダーです。同じものをお代わり。

・福岡県糸島産煮鮑
  超貴重となった鮑様。それをじっくりと煮込んで浸けたものでしょうかね。
  煮汁は水と酒だけかも知れません。鮑だけの力を信じて。
  そのようなあっさりとした旨味に溢れていましたので。
  なので山葵との相性も良かったです。

・長崎産穴子白焼き 茶豆添え
  黒山椒を敷いてその上に長崎産穴子白焼きを2切れ鎮座。茶豆も添えて。
  鮨しみづでは鰻の炙りが供されることが多いのですが今回は珍しく穴子。
  握りの〆には必ず煮穴子が提供されますが、こちらの方が型が大きいものを使用するそうです。
  じっくりと焼くことで自らの脂で自分を焼いていますね。
  鰻とは違った香りがまた面白く。

・7日間熟成 シマエビ
  純米吟醸に漬け込んで7日間熟成したシマエビ。
  そこに拘りの岩手県産卵の卵黄を絡めます。
  山葵とかぼすスライスを添えて。
  純米吟醸に漬け込んでいますが、酒は落としていますので酒の匂いはしません。
  シマエビの甘みを出すためにそれだけの仕込みをしているんです。

・大那 超辛口純米 栃木 1280円
  栃木県大田原市に蔵を構える、菊の里酒造の造る特別純米酒。
  超辛口というネーミングですので辛口なのですが、
  と同時にある意味スッキリにも思えるテイスト。

・雲丹蕎麦
  紫雲丹と蕎麦をかえしと供に和えた蕎麦。
  紫雲丹の濃厚な旨味がシャッキリと〆られた冷たい蕎麦をコーティング。
  酒のススム蕎麦です。別名通風蕎麦(T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

・梅酒ソーダ割り 880円
  かみさんのオーダーです。同じものをお代わり。

・茶碗蒸し
  鮨しみづお得意の出汁だけのシンプルな茶碗蒸し。
  出汁の神髄を味わう茶碗蒸し。
  スプーンですくって食べて、日本酒をぐびっとね。

おつまみがりとフィンガーガーゼが準備されました。
ここから握りのスタートです。

・10日間熟成 白甘鯛
  単なる甘鯛ではなくさらなる高級魚、白甘鯛です。
  10日間熟成させたことで水分の多い白甘鯛の身を凝縮。
  それによって旨味も凝縮され弾力を感じる握りとなっています。
  白甘鯛の握りってなかなかお目にかかれないのですが、
  熟成技の光る鮨しみづならではの仕事と言えるでしょう。
  これが昆布〆だと締まり過ぎますし身が白くなって見た目が悪いし。

・田中六五 純米酒 福岡 1580円
  私のオーダーです。
  福岡県糸島市に蔵を構える、白糸酒造の造る純米酒。
  酸味と旨みと甘みのバランスがいいです。
  鮨しみづでは常に用意されている銘酒。
  握りとの相性も抜群ですので握りのタイミングで頼むことが多いのですが、
  今回もまさにそのタイミングでのオーダー。

・25日間熟成 カンパチ
  18kgという見事な型のカンパチを25日間も熟成。
  程良い脂の香りが漂います。熟成ならではの透明感のある脂の旨味というか。

・佐賀県産ヤリイカ
  何日間も熟成したであろうヤリイカ。
  いつもながらに見事な飾り包丁。
  ねっとりとした食感に旨み、甘みが乗っていて。

・12日間熟成 金目鯛
  3kgという見事なサイズの金目鯛だったらしいです。
  だからこその脂の乗り具合を熟成することで旨味に変えています。

・20日間熟成 長崎県壱岐産本鮪赤身
  鮨しみづでは20日間はまだ早い方なのですが、それでも濃厚な旨味を従えています。

・20日間熟成 長崎県壱岐産本鮪トロ
  ええええええええっ!まさかの撮り忘れ(T▽T)ノ_彡☆ばんばん!
  美しい脂のサシ。口に含むと香りが良くて切れの良い脂の旨味。
  これぞ熟成鮨の極みといわんばかりの。7月にこれだけのクオリティ。
  大間にも負けんぜ!みたいな。

・小肌
  江戸前では無くて九州前の小肌。
  魚体の状態を見て最適な熟成日数や仕込み方法を変えているんです(* ̄∇ ̄*)b
  この〆過ぎていない酢の加減が塩梅良くて。

・田中六五 純米酒 福岡 1580円
  私のオーダーです。同じものをお代わり。

・おつまみがり 0円
  私もかみさんもお代わり。

・のどぐろ炙り
  鮨しみづでは大トロ扱いののどぐろ。
  本鮪が無くてもこちらは出すくらい、年中提供出来るのは珍しいとのこと。
  炙った香ばしさ、透明感のある脂の旨み、もちもちの身。
  熟成した味わいを極めたのどぐろ炙りの旨さを今宵も堪能(〃^▽^〃)
  本鮪トロは撮り忘れましたがこちらのトロはセーフ(T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

・もずく酢
  のどぐろ炙りが来ていますので、口直し的なタイミングでのサーブ。
  もずく自体も弾力とシャキシャキとした歯応えがあり美味しいのですが、
  この合わせ酢が美味しんだよなあ。もちろん毎回完飲です。

・北海道長万部産北寄貝
  超お気に入りの北寄貝ですが約2年ぶりかな(〃^▽^〃)
  北寄貝らしいシャキシャキ食感は残しつつ、北寄貝の旨みのオールスターですよ。
  全部北寄貝の旨味のみで構成されているんです。

・長崎県対馬産煮穴子
  定番の煮穴子ですが、相変わらずホロホロ、トロトロの儚い柔らかさ。
  無茶苦茶旨いのですが、と同時にこれで握りは終了もしくは終了近くの合図(^^;

・あおさの味噌汁
  あおさの香りも良くて、味噌は私好みの白味噌にも近い甘めのタイプ。
  もちろん渾身の出汁の美味しさが秀逸で。

・玉子焼き
  ほんのり甘い味付けで、適度にふんわり、しっとりとした仕上がり。
  もちろん鮨しみづお得意の出汁を効かせた味わいです。
  これはかみさんのドストライクゾーン。

・自家製最中
  こちらは定番。ご主人の家紋を焼き印にしたバージョン。
  サクサクの最中の皮の中には、花豆で作った餡に
  コーヒーフレーバーを加えたもの。それがたっぷりと入っていて。
  何度食っても旨いですよ(〃^▽^〃)

・熱い緑茶

これでサービス料10%を加えて〆て73380円。一人当たり36690円。カードでのお支払いです。

今宵も食って飲ませて頂きましたわ(〃^▽^〃)

超貴重な福岡県糸島産鮑も素晴らしかったですし、
長崎県壱岐産本鮪の7月の実力を知ることが出来ましたし。
前回は春の千葉県勝浦産本鮪のクオリティの高さには驚きを禁じ得なかったですが、
夏の本鮪もこれで安泰ですし、その先には大間も控えていますしね(* ̄∇ ̄*)b

次回は早秋の海の恵みを頂きに参上したいと思いますが、その前に真夏の食材を味わいに
飯や しみづに伺おうと思っております(* ̄∇ ̄*)b

目の前に人参をぶら下げておかないと頑張れない人間でして(T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

ご馳走様です!(2025/7現在、3.53ポイント)

  • 冩楽 純米吟醸 夏吟うすにごり 福島

  • 冩楽 純米吟醸 夏吟うすにごり 福島

  • 梅酒ソーダ割り

  • 鱧と夏野菜の冷やし鉢

  • 魚介出汁スープ

  • 7日間熟成 フエフキダイ

  • 天賦 純米吟醸 鹿児島

  • 天賦 純米吟醸 鹿児島

  • 炊き立てのシャリと山葵の巻物

  • 福岡県糸島産煮鮑

  • 長崎産穴子白焼き 茶豆添え

  • 7日間熟成 シマエビ

  • 大那 超辛口純米 栃木

  • 大那 超辛口純米 栃木

  • 雲丹蕎麦

  • 茶碗蒸し

  • おつまみがりとフィンガーガーゼ

  • 10日間熟成 白甘鯛

  • 田中六五 純米酒 福岡

  • 田中六五 純米酒 福岡

  • 25日間熟成 カンパチ

  • 佐賀県産ヤリイカ

  • 12日間熟成 金目鯛

  • 20日間熟成 長崎県壱岐産本鮪赤身

  • 小肌

  • おつまみがりお代わり

  • のどぐろ炙り

  • もずく酢

  • 北海道長万部産北寄貝

  • 長崎県対馬産煮穴子

  • あおさの味噌汁

  • 玉子焼き

  • 自家製最中

  • 熱い緑茶

2025/07/09 更新

27回目

2025/03 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.7
    • | 雰囲気4.4
    • | CP4.7
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

ご主人は鮨分野において変態ですが、付き合いのある生産者もそれぞれの分野で変態(* ̄∇ ̄*)b

2025年3月中旬に再訪です。

この日はかみさんとディナー。
 
やって来たのがこちらの鮨店。

場所は、JR藤沢駅南口から徒歩5分ほどの雑居ビルの6F。

コースは1種類のみですので、

・しみづ季節のお任せコース 大体27500円くらい × 2人前

を予約しての訪問になります。

エレベーターに乗って6Fで降り立つと左手前方がお店。
暖簾をくぐって店内に入ります。

すぐに男性スタッフの方に席に案内されます。
我々はカウンター中央左手付近に案内されました。

お店は、ご主人と女将さん、男性、女性スタッフ。そして奥の調理場に男性の板さんかな?

BGMはいつものジャズ。

この日のしみづ季節のお任せコースの内容は以下になります。

・而今 純米吟醸 八反錦生 三重 1480円
  私のオーダーです。
  三重県名張市に蔵を構える、木屋正酒造の造る純米吟醸。
  銘酒の代名詞ともいえる存在。
  さすがの而今。スッキリ系で微炭酸があり酸味と甘みのバランスが素晴らしい。

・梅酒ソーダ割り 880円
  かみさんのオーダーです。
  かみさんはこればかり飲んでいます。
  沈んでいる青梅が食いたいだけですが(T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

・長野県安曇野産山葵
  この日は黒檀を土台にした特製のおろし金で長野県安曇野産山葵を卸していました。
  土台自体に重量があるため左手を添えないで右手だけで卸せてしまう優れもの。
  左手に力が入らないと自然と右手にも力が入らず、そのくらいの加減が
  山葵を卸すのに最適とのことで山葵農園特注のおろし金の模様。
  ご主人も鮨の変態ですが、農園の方も山葵の変態ですね(T▽T)ノ_彡☆ばんばん!
  ねっとりと卸された山葵は香り高く甘みを感じます。
  今までも山葵には力を入れていたご主人ですが、2025年からはさらに力を入れるとのこと。
  ここまで山葵に拘りを持つジャンルは鮨以外には無いので極めてみたいそうです(* ̄∇ ̄*)b

・姫鮑と蛸の桜煮
  定番の蛸の桜煮なのですが今回は姫鮑を添えての登場。
  海中で銃で撃って、銛で突いて捕獲し、海中で〆る技を駆使した
  超ノンストレス蛸の桜煮は相変わらず繊維を感じさせない柔らかさで、
  姫鮑も極上の煮汁をたっぷりと含んだ美味しさを発揮。
  これらを先ほどの卸し立て山葵と供に頂くとヘブン(〃^▽^〃)

・6日間乾燥熟成 宮崎県日南沖初鰹 玉ねぎ醤油仕立て
  ひき縄漁で水揚げし、すぐに腋に抱えて血抜きをした鰹の皮と身を何㎝か削いで6日間乾燥熟成。
  そこに特製の玉ねぎ醤油をかけて完成。
  まずは無茶苦茶香りがいいです。
  そして初鰹とは思えない味の濃さ。乾燥熟成したことで旨味が凝縮しているのではと。

・鍋島 純米吟醸 山田錦 佐賀 1420円
  私のオーダーです。
  佐賀県鹿島市浜町に蔵を構える、富久千代酒造の造る純米吟醸。
  こちらも銘酒の代名詞ともいえる存在。
  酸味と甘みと旨味のバランス。
  何度も飲んできた銘酒ですが毎回旨い(〃^▽^〃)

・真牡蠣 低温調理仕立て
  名残りの真牡蠣ですが名残りとは思えない見事な身の厚み。
  これも何日間も熟成しているんだと思いますが、
  真牡蠣のミルキーな味わいと、上に添える生姜との調和が見事。
  60度の油でゆっくりと火入れをしたことで生牡蠣では味わえない旨味を味わえます(* ̄∇ ̄*)b

・梅酒ソーダ割り 880円
  かみさんのオーダーです。同じものをお代わり。

・炊き立てのシャリと山葵の巻物
  こちらのお店の挨拶代わりの巻物。定番です。
  出来立てホヤホヤのシャリを山葵とともに、
  海苔で巻いたものを手渡しでサーブされます。
  有明産の「極み」を超える極上の海苔と、最高品種である長野県安曇野産山葵。
  この後の握りで供される馴染んだシャリとの違いを愉しむ趣向。
  日本酒とともに味わうことでマリアージュが楽しめます(* ̄∇ ̄*)b

・豊後水道産イサキ
  1.5kgの見事な魚体だそうです。
  切身だけを見るとクエとかの大型魚かと思いましたもん。
  自家製醤油も添えられそちらで頂きましたが、ねっとりと舌に絡みつく熟成白身の味わい。
  それにしても醤油まで仕込むんだ(*゚Д゚*)

・一夜干し甘鯛の松笠焼き
  甘鯛は一夜干ししていますので身の水分が程良く抜けていてフワフワ。
  そしてパリッと焼き上げた鱗がこれまたたまらんわけで(〃^▽^〃)

・長野県安曇野産山葵
  へへへ。私もかみさんもお代わり(〃^▽^〃)

・一夜干し鰻の炙り
  一夜干しシリーズでしょうか。
  福岡県柳川の放流鰻という半養殖で育ったもの。
  天然ものにも近い状況で育っているんです。
  キリッとした特製醤油を塗って関西風にパリパリに焼き上げるのですが、
  一夜干しにしたものを焼き上げていますので表面のパリパリ加減が半端なく。
  そのまま食べたり山椒を浸けたりしながら食べ進めましたが、
  関東風のフワフワ鰻の蒲焼とは全く別の料理と言えます(* ̄∇ ̄*)b

・大那 特別純米 初しぼり 栃木 1280円
  栃木県大田原市に蔵を構える、菊の里酒造の造る特別純米酒。
  初しぼりというネーミングですが飲み口は辛口。
  そして通好みの旨口タイプでボディもしっかり。
  しかしながらかみさんは今回の中では一番好みとの弁。
  もはやイケる口でんがな(T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

・茶碗蒸し
  鮨しみづお得意の出汁だけのシンプルな茶碗蒸し。
  出汁の神髄を味わう茶碗蒸し。
  スプーンですくって食べて、日本酒をぐびっとね。

おつまみがりとフィンガーガーゼが準備されました。
ここから握りのスタートです。

・田中六五 純米酒 福岡 1580円
  私のオーダーです。
  福岡県糸島市に蔵を構える、白糸酒造の造る純米酒。
  酸味と旨みと甘みのバランスがいいです。
  鮨しみづでは常に用意されている銘酒。
  握りとの相性も抜群ですので握りのタイミングで頼むことが多いのですが、
  今回もまさにそのタイミングでのオーダー。

・梅酒ソーダ割り 880円
  かみさんのオーダーです。同じものをお代わり。

・15日間熟成 鰆
  鰆って皮を炙りにすることが多いのですが、白い身のみを握りに。
  水分の多い魚ですが15日間熟成することで余分な水分は抜け
  旨味も濃くなりとろけるような食感に。さすがです。

・長崎産ヒラスズキの昆布締め
  伝説の漁師が銛で突いて捕獲したヒラスズキだと思います。
  ただでさえ高級魚のヒラスズキを熟成してさらに昆布締めに。
  モチモチ食感に引き締まっていて旨味が濃いです。

・26日間熟成 千葉県勝浦産本鮪赤身漬け
  勝浦の本鮪は個人的には珍しいなと。
  口に含むと爽やかな香りと旨味。
  春の勝浦産本鮪も他のブランド鮪に負けてません(〃^▽^〃)

・26日間熟成 千葉県勝浦産本鮪中トロ
  続いて中トロ。
  こちらは塩で頂きましたがこれが旨い(〃^▽^〃)
  塩と脂の競演。それを支えるのが鮨しみづ渾身のシャリ。
  シャリ、ネタ、握りが一体となってこの美味しさを発揮しているんです。
  しかしそこに至るまでは気の遠くなる仕込みが。
  これだって一口で食べていますが熟成期間だけでも26日間ですからねえ。

・田中六五 純米酒 福岡 1580円
  私のオーダーです。同じものをお代わり。

・16日間熟成 金目鯛
  意外にも金目鯛の握りはこちらでは4回目。
  わりと脂はあっさりとしていて柑橘系の香りをまとっていて風味も良く。

・おつまみがり
  私もかみさんもお代わり(* ̄∇ ̄*)b

・7日間熟成 対馬産のどぐろ炙り
  鮨しみづでは大トロ扱いののどぐろ。
  本鮪が無くてもこちらは出すくらい、年中提供出来るのは珍しいとのこと。
  炙った香ばしさ、透明感のある脂の旨み、もちもちの身。
  熟成した味わいを極めたのどぐろ炙りの旨さを今宵も堪能(〃^▽^〃)

・もずく酢
  のどぐろ炙りが来ていますので、口直し的なタイミングでのサーブ。
  もずく自体も弾力とシャキシャキとした歯応えがあり美味しいのですが、
  この合わせ酢が美味しんだよなあ。もちろん毎回完飲です。

・太刀魚炙り巻き寿司
  なんと炙った太刀魚を短冊に切り分け、それを超極上の海苔で海苔巻きに。
  太刀魚でこの食べ方は人生初ですが、太刀魚自体の身の繊維が細かいため、
  シャリとの一体感が良くて海苔巻きとして食べるのは相性が良いそうです。
  海苔はパリッとしていますし、太刀魚もすっと噛めますので確かに食べやすく。
  そして同時に美味しいと(* ̄∇ ̄*)b

・5日間熟成 熊本県天草産小肌
  江戸前では無くて九州前の小肌。
  魚体の状態を見て最適な熟成日数や仕込み方法を変えているんです(* ̄∇ ̄*)b

・26日間熟成 千葉県勝浦産本鮪中トロ ?円 × 2貫
  私もかみさんもお代わり。
  へへへ。贅沢なこって(〃^▽^〃)

・26日間熟成 千葉県勝浦産本鮪赤身漬け ?円 × 2貫
  私もかみさんもお代わり。
  へへへ。贅沢の2乗(T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

・高等葱の味噌汁
  高等葱とはふぐ刺しとかにも使われる細いねぎのこと。
  それを浮かべた味噌汁ですが、相変わらず出汁の旨味が素晴らしい。
  麦味噌と白味噌をブレンドしているので愛媛出身の私の好みにドンピシャ(〃^▽^〃)
  麦味噌の香りはノスタルジーを感じるんです(* ̄∇ ̄*)b

・長崎県対馬産煮穴子
  定番の煮穴子ですが、相変わらずホロホロ、トロトロの儚い柔らかさ。
  無茶苦茶旨いのですが、と同時にこれで握りは終了もしくは終了近くの合図(^^;

・玉子焼き
  ほんのり甘い味付けで、適度にふんわり、しっとりとした仕上がり。
  もちろん鮨しみづお得意の出汁を効かせた味わいです。
  これはかみさんのドストライクゾーン。

・熱い緑茶

・自家製最中
  こちらは定番。ご主人の家紋を焼き印にしたバージョン。
  サクサクの最中の皮の中には、花豆で作った餡に
  コーヒーフレーバーを加えたもの。それがたっぷりと入っていて。
  何度食っても旨いですよ(〃^▽^〃)

これでサービス料10%を加えて〆て79620円。一人当たり39810円。カードでのお支払いです。

今宵も食って飲ませて頂きましたわ(〃^▽^〃)

千葉県勝浦産本鮪を食べるのはおそらく初めてではと思いますが、
春の千葉県勝浦産本鮪のクオリティの高さには驚きを禁じ得なかったです。
大間の本鮪の時期が終了してもその先には勝浦が待ち控えてるぜみたいな。

ご主人は鮨分野において変態ですが、付き合いのある生産者もそれぞれの分野で変態(* ̄∇ ̄*)b
拘りが強い者同士は惹かれ合うので変態の周りには変態が集まると(T▽T)ノ_彡☆ばんばん!
もちろんこれは最上級の誉め言葉ですからね(〃^▽^〃)

さあて次回は晩春の恵みを頂きに参上したいと思います(* ̄∇ ̄*)b
何が食べられるかはお楽しみ!

ご馳走様です!(2025/3現在、3.41ポイント)

  • 而今 純米吟醸 八反錦生 三重

  • 而今 純米吟醸 八反錦生 三重

  • 梅酒ソーダ割り

  • 姫鮑と蛸の桜煮

  • 6日間乾燥熟成 宮崎県日南沖初鰹 玉ねぎ醤油仕立て

  • 鍋島 純米吟醸 山田錦 佐賀

  • 鍋島 純米吟醸 山田錦 佐賀

  • 真牡蠣 低温調理仕立て

  • 炊き立てのシャリと山葵の巻物

  • 豊後水道産イサキ

  • 一夜干し甘鯛の松笠焼き

  • 一夜干し鰻の炙り

  • 大那 特別純米 初しぼり 栃木

  • 大那 特別純米 初しぼり 栃木

  • 茶碗蒸し

  • おつまみがり

  • 田中六五 純米酒 福岡

  • 田中六五 純米酒 福岡

  • 15日間熟成 鰆

  • 長崎産ヒラスズキの昆布締め

  • 26日間熟成 千葉県勝浦産本鮪赤身漬け

  • 26日間熟成 千葉県勝浦産本鮪中トロ

  • 16日間熟成 金目鯛

  • 7日間熟成 対馬産のどぐろ炙り

  • もずく酢

  • 太刀魚炙り巻き寿司

  • 5日間熟成 熊本県天草産小肌

  • 26日間熟成 千葉県勝浦産本鮪中トロ

  • 26日間熟成 千葉県勝浦産本鮪赤身漬け

  • 高等葱の味噌汁

  • 長崎県対馬産煮穴子

  • 玉子焼き

  • 熱い緑茶

  • 自家製最中

  • 長野県安曇野産山葵

2025/03/17 更新

26回目

2025/01 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.7
    • | 雰囲気4.4
    • | CP4.7
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

脳内麻薬であるβ-エンドルフィンが分泌されまくってバキバキにキメた状態に

2025年1月中旬に再訪です。

この日はかみさんとディナー。
 
やって来たのがこちらの鮨店。

場所は、JR藤沢駅南口から徒歩5分ほどの雑居ビルの6F。

コースは1種類のみですので、

・しみづ季節のお任せコース 大体27500円くらい × 2人前

を予約しての訪問になります。

エレベーターに乗って6Fで降り立つと左手前方がお店。
暖簾をくぐって店内に入ります。

すぐに男性スタッフの方に席に案内されます。
我々はカウンター中央付近に案内されました。

お店は、ご主人と女将さん、男性スタッフ。そして奥の調理場に男性の板さんかな?

BGMはいつものジャズ。

この日のしみづ季節のお任せコースの内容は以下になります。

・天賦 純米吟醸 鹿児島 1780円
  私のオーダーです。
  鹿児島県日置市に蔵を構える、西酒造の造る純米吟醸。
  フルーティーな甘さと酸味。これは旨い。

・梅酒ソーダ割り 880円
  かみさんのオーダーです。
  かみさんはこればかり飲んでいます。
  沈んでいる青梅が食いたいだけですが(T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

・超ノンストレス蛸の桜煮
  定番の蛸の桜煮。超ノンストレス蛸です。
  海中で銃で撃って、銛で突いて捕獲し、海中で〆る技を駆使したもの。
  究極の素早さで〆るため身が硬直しないそうです。
  それを煮汁で仕上げたもの。
  相変わらず繊維を感じさせない柔らかさで旨い。ほんと幸せ(〃^▽^〃)

・平目
  鮨しみづにしては珍しく前日に〆たばかりの平目。なので刺身で供されました。
  確かに〆てからそれほど経過していない身の弾力を感じますね。
  縁側も添えられましたが良く噛むと旨味が溢れます(〃^▽^〃)

・シマアジ
  程良い脂の乗りとサクッとした食感。これも旨いなあ。

・九十九島牡蠣 太白胡麻油仕立て
  牡蠣を太白胡麻油で3時間じっくりと火入れしたもの。
  生で食べるよりも無茶苦茶味が濃くなっています。
  私もかみさんも貝類は少しでも火入れをした方が美味しいと思っていますが、
  まさにこれなんかはその象徴とも言えるでしょう。生牡蠣より絶対に美味しいです。
  さらには上に乗った生姜が泣かせる美味しさなんです(〃^▽^〃)

・而今 純米吟醸 愛山火入れ 三重 1480円
  私のオーダーです。
  三重県名張市に蔵を構える、木屋正酒造の造る純米吟醸。
  銘酒の代名詞ともいえる存在。
  さすがの而今。スッキリ系で酸味のバランスが素晴らしい。
  天賦 純米吟醸と比べると少しビターな後口も感じました。

・炊き立てのシャリと山葵の巻物
  こちらのお店の挨拶代わりの巻物。定番です。
  出来立てホヤホヤのシャリを山葵とともに、
  海苔で巻いたものを手渡しでサーブされます。
  有明産の「極み」というまさに極上の海苔と、最高品種である伊豆真妻種の山葵。
  この後の握りで供される馴染んだシャリとの違いを愉しむ趣向。
  日本酒とともに味わうことでマリアージュが楽しめます(* ̄∇ ̄*)b

・梅酒ソーダ割り 880円
  かみさんのオーダーです。同じものをお代わり。

・鮟肝
  鮨しみづで食べるのは11回目となる鮟肝。
  相変わらず極上の吟醸豆腐が如くの滑らかさ。フルフルですよ。
  漬け汁のエキスがしっかりと内部にまで浸透していて、
  鮟肝とは思えないほど濃厚でありながらもスッキリとした後口。
  脳内麻薬であるβ-エンドルフィンが分泌されまくってバキバキにキメた状態に。
  今回の鮟肝はご主人も唸るほどのものだったそうです。
  これは毎度のことながら大事にちょびちょびと食べ続けます。
  周りを見ていると2口くらいで無くなってますがワシにはその勇気が無い(T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

・鰻の一夜干し炙り
  福岡県柳川の放流鰻という半養殖で育ったもの。
  天然ものにも近い状況で育っているんです。
  キリッとした特製醤油を塗って関西風にパリパリに焼き上げるのですが、
  今回は一夜干しにしたものを焼き上げていますので表面のパリパリ加減が半端なく。
  そのまま食べたり山椒を浸けたりしながら食べ進めましたが、
  関東風のフワフワ鰻の蒲焼とは全く別の料理と言えます(* ̄∇ ̄*)b

・鍋島 特別純米 佐賀 1420円
  私のオーダーです。
  佐賀県鹿島市浜町に蔵を構える、富久千代酒造の造る特別純米。
  酸味が印象的。そこに甘味と旨味が重なりあってきます。
  何度も飲んできた銘酒ですが毎回旨い(〃^▽^〃)

・鰹出汁の茶碗蒸し
  鮨しみづお得意の出汁だけのシンプルな茶碗蒸し。
  それも今回は鰹出汁。一丁目一番地とも言われる出汁の基本。
  余計な具が無い方が出汁の神髄を味わえますよ(* ̄∇ ̄*)b

・梅酒ソーダ割り 880円
  かみさんのオーダーです。同じものをお代わり。

おつまみがりとフィンガーガーゼが準備されました。
ここから握りのスタートです。

・田中六五 純米酒 福岡 1580円
  私のオーダーです。
  福岡県糸島市に蔵を構える、白糸酒造の造る純米酒。
  酸味と旨みと甘みのバランスがいいです。
  鮨しみづでは常に用意されている銘酒。
  握りとの相性も抜群ですので握りのタイミングで頼むことが多いのですが、
  今回もまさにそのタイミングでのオーダー。

・梅酒ソーダ割り 880円
  かみさんのオーダーです。同じものをお代わり。

・天然トラフグ白子炙り
  シャリの上に高等葱、煎り胡麻を散らし、天然トラフグの白子炙りという高級食材。
  白子を潰してシャリに混ぜながら頂きましたがヘブン・・・
  尿酸値ヒートアップは薬で抑え込みます(T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

・カラスミ餅
  分厚く切ったカラスミに餅を巻いて焼き上げたもの。
  こちらのカラスミは超濃厚ですので何かと一緒に食べた方がその旨味を共有できますね(〃^▽^〃)

・3日間熟成 細魚
  爽やかな身の香り。サクサクク、ムニュムニュとした弾力。
  穏やかに旨い。

・8日間熟成 鰤
  まさに旬の鰤。
  熟成すると身が程良く柔らかくなり、シャリとの一体感が違います。
  脂臭さなんか皆無で無茶苦茶旨い鰤。
  これぞ熟成鮨の醍醐味でしょう(* ̄∇ ̄*)b

・28日間熟成 京都舞鶴産本鮪中トロ
  180㎏の見事な魚体からの中トロ。
  年を越して熟成した年越し中トロになります(* ̄∇ ̄*)b
  中トロですので赤身の旨味に脂の旨味も加わってきます。
  脂の旨味が身全体に行き渡っていてたまらんです。
  これが熟成技の醍醐味でしょう。赤身と脂の一体感を出せるんです。
  そしてそれぞれの旨味をさらに昇華してくれると。

・もずく酢
  中トロが来ていますので、口直し的なタイミングでのサーブ。
  もずく自体も弾力とシャキシャキとした歯応えがあり美味しいのですが、
  この合わせ酢が美味しんだよなあ。もちろん毎回完飲です。

・28日間熟成 京都舞鶴産本鮪小トロ
  今度は背びれの部分。良く動かす部位ですので旨味が濃いですよ(* ̄∇ ̄*)b
  驚くべきは歯がなくても食えるキメ細やかな肉質。これも熟成したから成せる業。

・田中六五 純米酒 福岡 1580円
  私のオーダーです。同じものをお代わり。

・8日間熟成 鰯
  細かく包丁を入れてトロンとした食感でシャリとの一体感が出ています。

・ヤリイカ
  何日間も熟成したであろうヤリイカ。
  いつもながらに見事な飾り包丁。
  ねっとりとした食感に旨み、甘みが乗っていて。

・天然車海老
  鮨しみづで車海老の握りを食べるのは3回目。わりと登場回数が少ないネタなんです。
  甘みと旨味が濃厚。このシャリが車海老の良さを引き出しているんだと思います。

・3週間熟成 煮蛤
  これももちろん熟成したんだと思いますが、58度で3回火入れしたもの。
  かなりの時間をかけてじっくりと火を入れたんだと思います。
  何度も煮たり冷ましたりしながら。
  しっかりとした食感があり、そして味が濃いです。
  シャキシャキしつつも煮汁に負けない蛤自身の旨み。
  良く噛んで食べるとその旨味が分かります。
  ずっと噛んでいたい (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

・車海老の頭の炙り
  へへへ。一番美味しいところだよね(〃^▽^〃)

・エゾバフンウニ
  ウニトップブランドの「浜中 小川水産」のエゾバフンウニ。
  甘味が濃厚です。

・長崎県対馬産煮穴子
  定番の煮穴子ですが、相変わらずホロホロ、トロトロの儚い柔らかさ。
  無茶苦茶旨いのですが、と同時にこれで握りは終了もしくは終了近くの合図(^^;

・生海苔の味噌汁
  生海苔の香りと出汁の香りが素晴らしい味噌汁。
  ホント美味しいんですよ(〃^▽^〃)

・玉子焼き
  ほんのり甘い味付けで、適度にふんわり、しっとりとした仕上がり。
  もちろん鮨しみづお得意の出汁を効かせた味わいです。
  これはかみさんのドストライクゾーン。

・3日間熟成 赤貝 ?円 × 2貫
  こちらを追加で。
  赤貝も容赦なく3日間熟成しています。
  熟成赤貝を食べるのは5回目ですが、今宵もシャキシャキ食感で、
  赤貝らしい香りとともにじんわりと旨みが滲み出てきます。
  通常、赤貝の身の表を上にして包丁を入れて握るのですが、
  鮨しみづでは包丁を入れると香りが飛ぶことを嫌って裏側にして握るそうです。
  見た目は地味になりますが香りを重視しているんですね(* ̄∇ ̄*)b

・自家製最中
  こちらは定番。ご主人の家紋を焼き印にしたバージョン。
  サクサクの最中の皮の中には、花豆で作った餡に
  コーヒーフレーバーを加えたもの。それがたっぷりと入っていて。
  何度食っても旨いですよ(〃^▽^〃)

・熱い緑茶

これでサービス料10%を加えて〆て77060円。一人当たり38530円。カードでのお支払いです。

今宵も食って飲ませて頂きましたわ(〃^▽^〃)

2025年の初鮨しみづも上々のスタート。
絶品の蛸、牡蠣、鮟肝、天然トラフグ白子、鰻、鮪・・・等々。

さあて次回は春の恵みを頂きに参上したいと思います(* ̄∇ ̄*)b

ご馳走様です!(2025/1現在、3.47ポイント)

  • 天賦 純米吟醸 鹿児島

  • 天賦 純米吟醸 鹿児島

  • 梅酒ソーダ割り

  • 超ノンストレス蛸の桜煮

  • 平目

  • シマアジ

  • 九十九島牡蠣 太白胡麻油仕立て

  • 而今 純米吟醸 愛山火入れ 三重

  • 而今 純米吟醸 愛山火入れ 三重

  • 炊き立てのシャリと山葵の巻物

  • 鮟肝

  • 鰻の一夜干し炙り

  • 鍋島 特別純米 佐賀

  • 鍋島 特別純米 佐賀

  • 鰹出汁の茶碗蒸し

  • おつまみがりとフィンガーガーゼ

  • 田中六五 純米酒 福岡

  • 田中六五 純米酒 福岡

  • 天然トラフグ白子炙り

  • カラスミ餅

  • 3日間熟成 細魚

  • 8日間熟成 鰤

  • 28日間熟成 京都舞鶴産本鮪中トロ

  • もずく酢

  • 28日間熟成 京都舞鶴産本鮪小トロ

  • 8日間熟成 鰯

  • ヤリイカ

  • 天然車海老

  • 3週間熟成 煮蛤

  • 車海老の頭の炙り

  • エゾバフンウニ

  • 長崎県対馬産煮穴子

  • 生海苔の味噌汁

  • 玉子焼き

  • 3日間熟成 赤貝

  • 自家製最中

  • 熱い緑茶

2025/01/21 更新

25回目

2024/11 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.7
    • | 雰囲気4.4
    • | CP4.7
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

ゴーマンかましてよかですか? 熟成してない鮨は食いとうない(T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

2024年11月下旬に再訪です。

この日はかみさんとディナー。
 
やって来たのがこちらの鮨店。

場所は、JR藤沢駅南口から徒歩5分ほどの雑居ビルの6F。

コースは1種類のみですので、

・しみづ季節のお任せコース 大体27500円くらい × 2人前

を予約しての訪問になります。

エレベーターに乗って6Fで降り立つと左手前方がお店。
暖簾をくぐって店内に入ります。

すぐに女性スタッフの方に席に案内されます。
我々はカウンター中央付近に案内されました。

お店は、ご主人と女将さん、男性スタッフ、女性スタッフ。そして奥の調理場に男性の板さんかな?

BGMはいつものジャズ。

この日のしみづ季節のお任せコースの内容は以下になります。

・鍋島 特別純米 佐賀 1480円
  私のオーダーです。
  佐賀県鹿島市浜町に蔵を構える、富久千代酒造の造る特別純米。
  酸味が印象的。そこに甘味と旨味が重なりあってきます。
  さすがは全国で名だたる銘酒の一つですがこれも旨いねえ。

・梅酒ソーダ割り 880円
  かみさんのオーダーです。
  かみさんはこればかり飲んでいます。
  沈んでいる青梅が食いたいだけですが(T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

・超ノンストレス蛸の桜煮
  定番の蛸の桜煮。超ノンストレス蛸です。
  海中で銃で撃って、銛で突いて捕獲し、海中で〆る技を駆使したもの。
  究極の素早さで〆るため身が硬直しないそうです。
  それを煮汁で仕上げたもの。
  相変わらず繊維を感じさせない柔らかさで旨い。ほんと幸せ(〃^▽^〃)

・4日間熟成 長崎産カワハギ肝和え
  しっかりと塩をして肝も含めて4日間熟成したカワハギの身を切身にし、
  肝と高等葱で作ったタレで和え、穂紫蘇を散らしたものです。
  カワハギの身はムッチムッチの弾力。噛むと旨味が滲み出て来て肝のコクがそこに合わさり。
  これまた凄い仕事ですよ(〃^▽^〃)
  熟成させないと絶対にここまで旨くならないです。

・陸奥八仙 純米吟醸 青森 1580円
  私のオーダーです。
  青森県八戸市に蔵を構える、八戸酒造の造る吟醸酒。
  酸味、甘味、旨味、スタンダードに美味しいタイプ。
  これはシャリとの相性がいいだろうなあとふと思いました。

・炊き立てのシャリと山葵の巻物
  こちらのお店の挨拶代わりの巻物。定番です。
  出来立てホヤホヤのシャリを山葵とともに、
  海苔で巻いたものを手渡しでサーブされます。
  有明産の「極み」というまさに極上の海苔と、最高品種である伊豆真妻種の山葵。
  この後の握りで供される馴染んだシャリとの違いを愉しむ趣向。
  日本酒とともに味わうことでマリアージュが楽しめます(* ̄∇ ̄*)b
  偶然にも先ほど頼んだ陸奥八仙 純米吟醸がドンピシャの相性(〃^▽^〃)

・梅酒ソーダ割り 880円
  かみさんのオーダーです。同じものをお代わり。

・7日間熟成 長崎五島産鰹叩き
  7日間熟成した長崎五島産鰹を炭火で叩きにし、それを厚めに3切れ。
  胡麻油に漬けた生姜をおろして添えます。
  鰹は舌で押し潰せるくらいの柔らかさに透明感のある脂を従えヘブン(〃^▽^〃)
  これも凄い・・・ ご主人も端っこを味見していましたが納得の笑みを。

・自家製カラスミ
  お節の季節が近づいていますので恒例のカラスミを仕込んでいます。
  香りが良くてねっとりとした旨味。さらに旨くなるそうなので年末が楽しみ(* ̄∇ ̄*)b

・香箱蟹
  旬の香箱蟹の脚肉、外子、内子を甲羅に詰め込んで温めたものです。
  通常は冷製で供されることが多いのですが、温めることで香りが引き立ちますね(〃^▽^〃)

・香箱蟹プチ丼
  中身を半分ほど食べたところでシャリを追加して香箱蟹プチ丼に。
  へへへ。シャリを追加した方がさらに美味しくなりまっせ(* ̄∇ ̄*)b
  2度美味しい。

・而今 純米吟醸 愛山火入れ 三重 1480円
  私のオーダーです。
  三重県名張市に蔵を構える、木屋正酒造の造る純米吟醸。
  銘酒の代名詞ともいえる存在。
  さすがの而今。スッキリ系で酸味のバランスが素晴らしい。

・雲子の出汁仕立て
  鱈の白子を出汁でさっと煮て、柚子皮を散らしたもの。
  鱈の白子は、プチッ、トロッ、ジュワっ。旨いねえ。
  もちろん出汁も旨い(* ̄∇ ̄*)b

・蛤出汁の茶碗蒸し
  鮨しみづお得意の出汁だけのシンプルな茶碗蒸し。
  今回は蛤の出汁。余計な具が無い方が出汁の神髄を味わえますよ(* ̄∇ ̄*)b

・梅酒ソーダ割り 880円
  かみさんのオーダーです。同じものをお代わり。

おつまみがりとフィンガーガーゼが準備されました。
ここから握りのスタートです。

・田中六五 純米酒 福岡 1580円
  私のオーダーです。
  福岡県糸島市に蔵を構える、白糸酒造の造る純米酒。
  酸味と旨みと甘みのバランスがいいです。
  鮨しみづでは常に用意されている銘酒。
  握りとの相性も抜群ですので握りのタイミングで頼むことが多いのですが、
  今回もまさにそのタイミングでのオーダー。

・20日間熟成 鰆
  鰆って皮を炙りにすることが多いのですが、白い身のみを握りに。
  水分の多い魚ですが20日間熟成することで余分な水分は抜けとろけるような食感に。
  旨い。さすがです。

・16日間熟成 真鯛
  重量脱水という最近開発した手法で吊るして脱水を施し、16日間熟成。
  相変わらず熟成した程よい弾力と真鯛の香り、味わい。
  ねっとりと舌に絡む旨さ。
  真鯛は淡白な魚と思っている方がいるかも知れませんが、
  火を入れたり、このように熟成すると淡白どころか
  河豚のような旨味を持っていることを気付かせてくれます(* ̄∇ ̄*)b

・ヤリイカ
  何日間も熟成したであろうヤリイカ。
  いつもながらに見事な飾り包丁。
  ねっとりとした食感に旨み、甘みが乗っていて。

・35日間熟成 大間産本鮪赤身
  へへへ、前回に引き続いての大間産本鮪(* ̄∇ ̄*)b
  ただでさえ美味しい大間の鮪をご主人の技で35日間も熟成したもの。
  まずは口に放り込む前に香りを楽しんで。
  それから口に入れて一噛み、二噛み・・・
  とにかく鮪の香りがいいです。そして赤身特有の濃い旨み。
  そこに合わさる鮨しみづ渾身のシャリ。たまらん・・・

・田中六五 純米酒 福岡 1580円
  私のオーダーです。同じものをお代わり。

・35日間熟成 大間産本鮪中トロ
  今度は中トロ。赤身の旨味に脂の旨味も加わってきます。
  脂の旨味が身全体に行き渡っていてたまらんです。
  これが熟成技の醍醐味でしょう。赤身と脂の一体感を出せるんです。
  そしてそれぞれの旨味をさらに昇華してくれると。

・もずく酢
  大間の鮪が来ていますので、口直し的なタイミングでのサーブ。
  もずく自体も弾力とシャキシャキとした歯応えがあり美味しいのですが、
  この合わせ酢が美味しんだよなあ。もちろん毎回完飲です。

・五島の鯖押し寿司
  赤酢のシャリと同じ大きさの見事な厚みのある五島の鯖を乗せ、昆布シートを被せ。
  鯖特有の臭みは一切なくてただただ旨味のみ。
  赤酢のシャリとのバランスも素晴らしい。
  鯖寿司のメッカ、京都もびっくりのクオリティ。  

・大分県産天然車海老
  鮨しみづで車海老の握りを食べるのは意外にも2回目。
  お節のネタとかで頂くことはあったのですが。
  食べてみると甘みと旨味が濃厚。
  このシャリが車海老の良さを引き出しているんだと思います。

・鰤
  確か夏鰤の名残と聞いたような。
  もちろん鰤くらいの魚体になるとかなり熟成出来ると思いますが、
  鰤の脂臭さは皆無で旨味のみですよ。

・礼文島蝦夷馬糞雲丹とイクラのプチ丼
  器の中にシャリを仕込み、その上に超高価な礼文島蝦夷馬糞雲丹とイクラ。
  もちろん尿酸値ヒートアップの旨さ(T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

・玉子焼き
  ほんのり甘い味付けで、適度にふんわり、しっとりとした仕上がり。
  もちろん鮨しみづお得意の出汁を効かせた味わいです。
  これはかみさんのドストライクゾーン。

・長崎県対馬産煮穴子
  定番の煮穴子ですが、相変わらずホロホロ、トロトロの儚い柔らかさ。
  無茶苦茶旨いのですが、と同時にこれで握りは終了の合図(^^;

・あおさの味噌汁
  あおさの香りも良くて、味噌は私好みの白味噌にも近い甘めのタイプ。
  もちろん渾身の出汁の美味しさが秀逸で。

・自家製最中
  こちらは定番。ご主人の家紋を焼き印にしたバージョン。
  サクサクの最中の皮の中には、花豆で作った餡に
  コーヒーフレーバーを加えたもの。それがたっぷりと入っていて。
  何度食っても旨いですよ(〃^▽^〃)

・熱い緑茶

これでサービス料10%を加えて〆て72500円。一人当たり36250円。カードでのお支払いです。

今宵も食って飲ませて頂きましたわ(〃^▽^〃)
カウンター9席は満席御礼でご主人の握る鮨の美味しさを享受。

2024年最後の鮨しみづ詣では終了したのですが、
大晦日には絶品のお節を受け取りにお店には伺ってご主人や女将さんと年末の挨拶を。
そして2025年は1月に予約を入れて鮨しみづ詣でを早速開始したいと思います(* ̄∇ ̄*)b

ご馳走様です!(2024/12現在、3.51ポイント)

  • 鍋島 特別純米 佐賀

  • 鍋島 特別純米 佐賀

  • 梅酒ソーダ割り

  • 超ノンストレス蛸の桜煮

  • 4日間熟成 長崎産カワハギ肝和え

  • 陸奥八仙 純米吟醸 青森

  • 陸奥八仙 純米吟醸 青森

  • 炊き立てのシャリと山葵の巻物

  • 7日間熟成 長崎五島産鰹叩き

  • 自家製カラスミ

  • 香箱蟹

  • 香箱蟹プチ丼

  • 而今 純米吟醸 愛山火入れ 三重

  • 而今 純米吟醸 愛山火入れ 三重

  • 雲子の出汁仕立て

  • 蛤出汁の茶碗蒸し

  • おつまみがりとフィンガーガーゼ

  • ・田中六五 純米酒 福岡

  • ・田中六五 純米酒 福岡

  • 20日間熟成 鰆

  • 16日間熟成 真鯛

  • ヤリイカ

  • 35日間熟成 大間産本鮪赤身

  • 35日間熟成 大間産本鮪中トロ

  • もずく酢

  • 五島の鯖押し五島の鯖押し寿司寿司

  • 大分県産天然車海老

  • 礼文島蝦夷馬糞雲丹とイクラのプチ丼

  • 玉子焼き

  • 長崎県対馬産煮穴子

  • あおさの味噌汁

  • 自家製最中

  • 熱い緑茶

2024/12/02 更新

24回目

2024/09 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.7
    • | 雰囲気4.4
    • | CP4.7
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

鮨しみづに惚れ込んで通う理由の一つは、飽くなき味への挑戦をし続けるご主人のその姿勢

2024年9月下旬に再訪です。

この日はかみさんとディナー。
 
やって来たのがこちらの鮨店。

場所は、JR藤沢駅南口から徒歩5分ほどの雑居ビルの6F。

コースは1種類のみですので、

・しみづ季節のお任せコース 大体27500円くらい × 2人前

を予約しての訪問になります。

エレベーターに乗って6Fで降り立つと左手前方がお店。
暖簾をくぐって店内に入ります。

すぐに女性スタッフの方に席に案内されます。
我々はカウンター中央付近に案内されました。

お店は、ご主人と女将さん、女性スタッフ。そして奥の調理場に男性の板さんかな?

BGMはいつものジャズ。

この日のしみづ季節のお任せコースの内容は以下になります。

・山形政宗 純米吟醸 秋あがり 山形 1580円
  私のオーダーです。
  山形県天童市に蔵を構える、水戸部酒造の造る純米酒。
  辛口のニュアンスで、酸味と程良い甘みで美味しいです。

・梅酒ソーダ割り 880円
  かみさんのオーダーです。
  かみさんはこればかり飲んでいます。
  沈んでいる青梅が食いたいだけですが (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

・超ノンストレス蛸の桜煮
  定番の蛸の桜煮。超ノンストレス蛸です。
  海中で銃で撃って、銛で突いて捕獲し、海中で〆る技を駆使したもの。
  究極の素早さで〆るため身が硬直しないそうです。
  それを煮汁で仕上げたもの。
  毎度のことながら抵抗感の無い柔らかさで旨い。ほんと幸せ(〃^▽^〃)

・鍋島 特別純米 佐賀 1580円
  私のオーダーです。
  佐賀県鹿島市浜町に蔵を構える、富久千代酒造の造る特別純米。
  酸味が印象的。そこに甘味と旨味が重なりあってきます。
  さすがは全国で名だたる銘酒の一つですがこれも旨いねえ。

・鰹のたたき
  ひき縄漁で水揚げし、すぐに腋に抱えて血抜きをした鰹の皮と身を何㎝か削いで乾燥熟成。
  たれを塗り、粒マスタード、高等葱を添えてのサーブ。
  皮目を炙った香ばしさに、戻り鰹特有の脂の旨味。
  身はとろけますよ。

・炊き立てのシャリと山葵の巻物
  こちらのお店の挨拶代わりの巻物。定番です。
  出来立てホヤホヤのシャリを山葵とともに、
  海苔で巻いたものを手渡しでサーブされます。
  有明産の「極み」というまさに極上の海苔と、最高品種である伊豆真妻種の山葵。
  この後の握りで供される馴染んだシャリとの違いを愉しむ趣向。
  日本酒とともに味わうことでマリアージュが楽しめます(* ̄∇ ̄*)b

・梅酒ソーダ割り 880円
  かみさんのオーダーです。同じものをお代わり。

・10日間熟成牡蠣 低温油仕立て
  牡蠣を、65度の油で3時間じっくりと火入れしたもの。
  生で食べるよりも無茶苦茶味が濃くなっています。
  私もかみさんも貝類は少しでも火入れをした方が美味しいと思っていますが、
  まさにこれなんかはその象徴とも言えるでしょう。生牡蠣より絶対に美味しいです。

・而今 純米吟醸 朝日火入れ 三重 1480円
  私のオーダーです。
  三重県名張市に蔵を構える、木屋正酒造の造る純米吟醸。
  銘酒の代名詞ともいえる存在。
  さすがの而今。スッキリ系で酸味のバランスが素晴らしい。

・なめろう
  重力脱水という技を駆使した鰺を味噌とともに叩いて軍艦巻きにしています。
  紫色の穂紫蘇がこれまた映える(〃^▽^〃)
  海苔はしっとりとなってから崩すようにと言われたのに、
  最初っからかじっちゃう失敗を(T▽T)ノ_彡☆ばんばん!
  人の話はちゃんと聞きなさい(T▽T)ノ_彡☆ばんばん!
  これはちょびちょびとつまみながら頂きました。

・鰻炙り
  福岡県柳川の放流鰻という半養殖で育ったもの。
  天然ものにも近い状況で育っているんです。
  キリッとした特製醤油を塗って関西風にパリパリに焼き上げるのですが、
  これがいつも美味しくてねえ (〃^▽^〃)
  今回はもちもちの旬の銀杏も添えて。

・梅酒ソーダ割り 880円
  かみさんのオーダーです。同じものをお代わり。

・甘海老の茶碗蒸し
  極上の茶碗蒸しの生地に、これまた極上の甘海老の出汁。
  甘海老の風味が出まくっています。

・鍋島 特別純米 佐賀 1580円
  私のオーダーです。同じものをお代わり。

おつまみがりとフィンガーガーゼが準備されました。
ここから握りのスタートです。

・生いくらの小丼
  小さな器に少量のシャリをよそって、その上に生いくらと山葵。
  生いくらプチッと弾けて、旨味がじゅわっと溢れ出てきて。
  こちらもちょびちょびと頂きました。

・20日間熟成 長崎県平戸産平目
  20日熟成するととにかく口に含んだ時の香りがいいんです(〃^▽^〃)
  王道の白身の美味しさを堪能。

・16日間熟成 鰆の漬け
  銛で突いて獲った鰆を16日間熟成し漬けに。
  鰆らしい身の柔らかさを感じながらも程よい弾力と、
  鰆らしい風味。癖という物は微塵もなく。そこに醤油だれの味わいが重なって。
  それらを纏め上げるのがシャリですわ(* ̄∇ ̄*)b

・きのこのお浸し
  箸休め的に旬のきのこを。
  こちらもちょびちょびと頂きました。
  結構、脇にこの手の小皿が溜まっていると(T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

・25日間熟成 大間産本鮪赤身
  久しぶりに登場する大間産本鮪。
  ただでさえ美味しい大間の鮪をご主人の技で25日間も熟成したもの。
  まずは口に放り込む前に香りを楽しんで。
  それから口に入れて一噛み、二噛み・・・
  とにかく鮪の香りがいいです。そして赤身特有の濃い旨み。
  そこに合わさる鮨しみづ渾身のシャリ。たまらん・・・

・25日間熟成 大間産本鮪中トロ
  今度は中トロ。赤身の旨味に脂の旨味も加わってきます。
  脂の旨味が身全体に行き渡っていてたまらんです。
  これが熟成技の醍醐味でしょう。赤身と脂の一体感を出せるんです。
  そしてそれぞれの旨味をさらに昇華してくれると。

・25日間熟成 大間産本鮪大トロ
  こちらは塩で。むふうっ・・・
  大トロまで来るとくどさも出てくる店が多い中、
  鮨しみづの熟成技でくどさなんかは微塵もない極上の大トロに昇華。
  口に含むとナニコレ?という旨みの凄さ。
  熟成大トロ、シャリ、塩のハーモニー。
  塩で食べることで熟成した大トロの脂のクリアな旨みが際立つんです。

・20日間熟成 のどぐろ
  いつもは皮目を炙るのですが、新たなる技で皮も美味しくする熟成技を開発。
  炙っていないのに皮と身、シャリとの一体感が味わえるんです(* ̄∇ ̄*)b
  私が鮨しみづに惚れ込んで通う理由の一つとして、飽くなき味への挑戦を
  し続けるご主人のその姿勢にあるんだと思います。

・もずく酢
  大間の鮪にのどぐろと来ていますので、口直し的なタイミングでのサーブ。
  もずく自体も弾力とシャキシャキとした歯応えがあり美味しいのですが、
  この合わせ酢が美味しんだよなあ。もちろん毎回完飲です。

・小肌
  江戸前では無くておそらく九州前の小肌。
  魚体の状態を見て最適な熟成日数や仕込み方法を変えているんです(* ̄∇ ̄*)b

・帆立貝柱
  鮨しみづではもちろん貝類も熟成します。殻に付けたまま。
  太白胡麻油で作ったねぎ油に漬けこんだものに、煎り胡麻をトッピング。
  サクサク食感の帆立はシャリとの相性も抜群です。

・ヤリイカ
  何日間も熟成したであろうヤリイカ。
  いつもながらに見事な飾り包丁。
  ねっとりとした食感に旨み、甘みが乗っていて。

・紫雲丹
  紫雲丹は蒸気に当ててからマイナス2度に急冷し熟成したものです。
  冷たいまま食べるのがオススメですが、とにかくコクが凄い。凝縮の旨味。

・梅酒ソーダ割り 880円
  かみさんのオーダーです。同じものをお代わり。
  この日は飲むねえ。

・高等葱の味噌汁
  高等葱とはふぐ刺しとかにも使われる細いねぎのこと。
  それを浮かべた味噌汁ですが、相変わらず出汁の旨味が素晴らしい。
  これで鍋を食いたい(T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

・長崎県対馬産煮穴子
  定番の煮穴子ですが、相変わらずホロホロ、トロトロの儚い柔らかさ。
  無茶苦茶旨いのですが、と同時にこれで握りは終了の合図(^^;

・田中六五 純米酒 福岡 1580円
  私のオーダーです。
  福岡県糸島市に蔵を構える、白糸酒造の造る純米酒。
  酸味と旨みと甘みのバランスがいいです。
  鮨しみづでは常に用意されている銘酒。
  握りとの相性も抜群ですので握りのタイミングで頼むことが多いのですが、
  今回は終盤のタイミングでオーダー。
  ちょびちょび食べていた小皿が残ってるし。

・玉子焼き
  ほんのり甘い味付けで、適度にふんわり、しっとりとした仕上がり。
  もちろん鮨しみづお得意の出汁を効かせた味わいです。
  これはかみさんのドストライクゾーン

・自家製最中
  こちらは定番。ご主人の家紋を焼き印にしたバージョン。
  サクサクの最中の皮の中には、花豆で作った餡に
  コーヒーフレーバーを加えたもの。それがたっぷりと入っていて。
  何度食っても旨いですよ(〃^▽^〃)

これでサービス料10%を加えて〆て72960円。一人当たり36480円。カードでのお支払いです。

今宵も食って飲ませて頂きましたわ(〃^▽^〃)
いつも以上にご主人ともお話が出来ましたしね(* ̄∇ ̄*)b

今後の予定としては11月下旬に2024年を締めくくる最後の鮨しみづ詣でをして、
その後は絶品のお節を受け取りに大晦日に伺って終了。

おっと、その前に10月下旬には飯や しみづの予約も入れさせて頂きました(* ̄∇ ̄*)b
なので、10月、11月、12月とご主人とはお会いすることになり、そして2025年のスタート。

へへへ。このように自分へのご褒美をぶら下げておくのって大事ですよね(T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

ご馳走様です!(2024/9現在、3.52ポイント)

  • 山形政宗 純米吟醸 秋あがり 山形

  • 山形政宗 純米吟醸 秋あがり 山形アップ

  • 梅酒ソーダ割り

  • 超ノンストレス蛸の桜煮

  • 鍋島 特別純米 佐賀

  • 鍋島 特別純米 佐賀アップ

  • 鰹のたたき

  • 炊き立てのシャリと山葵の巻物

  • 10日間熟成牡蠣 低温油仕立て

  • 而今 純米吟醸 朝日火入れ 三重

  • 而今 純米吟醸 朝日火入れ 三重

  • なめろう

  • 鰻炙り

  • 甘海老の茶碗蒸し

  • おつまみがりとフィンガーガーゼ

  • 生いくらの小丼

  • 20日間熟成 長崎県平戸産平目

  • 16日間熟成 鰆の漬け

  • きのこのお浸し

  • 25日間熟成 大間産本鮪赤身

  • 25日間熟成 大間産本鮪中トロ

  • 25日間熟成 大間産本鮪大トロ

  • 20日間熟成 のどぐろ

  • もずく酢

  • 小肌

  • 帆立貝柱

  • ヤリイカ

  • 紫雲丹

  • 高等葱の味噌汁

  • 長崎県対馬産煮穴子

  • 田中六五 純米酒 福岡

  • 田中六五 純米酒 福岡

  • 玉子焼き

  • 自家製最中

2024/09/30 更新

23回目

2024/08 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.7
    • | 雰囲気4.4
    • | CP4.7
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

飽くなき探求心を持つご主人は新たな技を開発。これぞ究極の真鯵の血抜き。

2024年8月上旬に再訪です。

この日はかみさんとディナー。
 
やって来たのがこちらの鮨店。

場所は、JR藤沢駅南口から徒歩5分ほどの雑居ビルの6F。

コースは1種類のみですので、

・しみづ季節のお任せコース 大体27500円くらい × 2人前

を予約しての訪問になります。

エレベーターに乗って6Fで降り立つと左手前方がお店。
暖簾をくぐって店内に入ります。

すぐにご主人と挨拶を交わし席に案内されます。
我々はカウンター中央付近に案内されました。

お店は、ご主人と女将さん、男性スタッフ。そして奥の調理場に男性の板さんかな?

BGMはいつものジャズ。

この日のしみづ季節のお任せコースの内容は以下になります。

・松の寿 純米吟醸 雫ラベル 栃木 1380円
  私のオーダーです。
  栃木県塩谷郡塩谷町に蔵を構える、松井酒造の造る純米吟醸。
  わりとしっかりとしたボディで、飲み進めると米の旨味がしっかりの通好み。

・梅酒ソーダ割り 880円
  かみさんのオーダーです。
  かみさんはこればかり飲んでいます。
  沈んでいる青梅が食いたいだけですが (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

・ノンストレス蛸の桜煮
  定番の蛸の桜煮。超ノンストレス蛸です。
  海中で銃で撃って、銛で突いて捕獲し、海中で〆る技を駆使したもの。
  究極の素早さで〆るため身が硬直しないそうです。
  それを煮汁で仕上げたもの。
  毎度のことながら抵抗感の無い柔らかさで旨い。ほんと幸せ(〃^▽^〃)

・4日間乾燥熟成 宮崎県日南沖鰹
  ひき縄漁で水揚げし、すぐに腋に抱えて血抜きをした鰹の皮と身を何㎝か削いで4日間乾燥熟成。
  たれを塗り、おろし生姜を添えてのサーブ。
  まずは無茶苦茶香りがいいです。
  そして初鰹とは思えない脂の旨味。乾燥熟成したことによる脂らしいです。
  1本釣りではなくひき縄漁で水揚げしたことで鰹の身の状態がいいことも影響。

・而今 純米吟醸 朝日火入れ 三重 1480円
  私のオーダーです。
  三重県名張市に蔵を構える、木屋正酒造の造る純米吟醸。
  銘酒の代名詞ともいえる存在。
  さすがの而今。今回もフルーティーで酸味のバランスが素晴らしい。
  かみさんも唸る美味しさ。

・対馬産鮑
  見事な大きさの鮑を薄くスライス。
  なんと水と酒だけで煮ただけ。
  それなのに鮑自身の出汁で上品な味わいになっています。

・炊き立てのシャリと山葵の巻物
  こちらのお店の挨拶代わりの巻物。定番です。
  出来立てホヤホヤのシャリを山葵とともに、
  海苔で巻いたものを手渡しでサーブされます。
  有明産の「極み」というまさに極上の海苔と、最高品種である伊豆真妻種の山葵。
  この後の握りで供される馴染んだシャリとの違いを愉しむ趣向。
  日本酒とともに味わうことでマリアージュが楽しめます(* ̄∇ ̄*)b
  以前までは佐賀県の天日干し米を使っていましたが、
  最近から魚沼産コシヒカリに変えたそうです。水分量の違いから。

・梅酒ソーダ割り 880円
  かみさんのオーダーです。同じものをお代わり。

・10日間熟成 ボタン海老
  ねっとりとした甘みがあります。
  これは握りにしても最高なんだろうなあ(〃^▽^〃)
  こちらでボタン海老を食べるのは初めてだよなあと言っていたのですが、
  2021年9月に食っとるやんけ(T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

・鰻炙り
  半年ぶりにお目見えした鰻炙り。
  福岡県柳川の放流鰻という半養殖で育ったもの。
  天然ものにも近い状況で育っているんです。
  キリッとした特製醤油を塗って関西風にパリパリに焼き上げるのですが、
  これがいつも美味しくてねえ (〃^▽^〃)
  今回は黒七味をかけていました。

・而今 純米吟醸 朝日火入れ 三重 1480円
  私のオーダーです。同じものをお代わり。

・ボタン海老の茶碗蒸し
  極上の茶碗蒸しの生地に、これまた極上のボタン海老の出汁。
  ボタン海老の風味が出まくっています。

おつまみがりとフィンガーガーゼが準備されました。
ここから握りのスタートです。

・7日間熟成 長崎県平戸産平目
  7日熟成するととにかく口に含んだ時の香りがいいんです(〃^▽^〃)
  王道の白身の美味しさを堪能。

・20日間熟成 スズキ
  自家製かぼすと白醤油で仕上げてくれましたが清涼感が素晴らしい。
  熟成技を加えることでスズキが高級魚に変身しますよ。

・梅酒ソーダ割り 880円
  かみさんのオーダーです。同じものをお代わり。

・26日間熟成 本鮪漬け
  相変わらず口に含んだ時の香りが素晴らしい(〃^▽^〃)
  スッキリした漬けの味わいと、ねっとり濃厚な食感。
  人によっては赤身の漬けが一番という方もいますからね。

・26日間熟成 本鮪中トロ
  今度は中トロを塩と山葵で。
  中トロの脂の旨味が身全体に行き渡っていてたまらんです。
  これが熟成技の醍醐味でしょう。赤身と脂の一体感を出せるんです。
  そしてそれぞれの旨味をさらに昇華してくれると。

・おつまみがり
  私もかみさんもお代わり。

・田中六五 純米酒 福岡 1580円
  私のオーダーです。
  福岡県糸島市に蔵を構える、白糸酒造の造る純米酒。
  酸味と旨みと甘みのバランスがいいです。
  鮨しみづでは常に用意されている銘酒。
  握りとの相性も抜群ですので最近は握りのタイミングで頼むことが多いです。
  ご主人も赤酢のシャリとの相性を考えてこちらを選んでいるとのことです。

・5日間熟成 対馬産のどぐろ炙り
  鮨しみづでは大トロ扱いののどぐろ。なので中トロの次に持ってきたんでしょうね。
  炙った香ばしさ、透明感のある脂の旨み、もちもちの身。
  熟成した味わいを極めたのどぐろ炙りの旨さを今宵も堪能 (〃^▽^〃)

・もずく酢
  箸休め的に。
  もずく自体も弾力とシャキシャキとした歯応えがあり美味しいのですが、
  この合わせ酢が美味しんだよなあ。飲んでも旨味があるので。

・ヤリイカ
  何日間も熟成したであろうヤリイカ。
  いつもながらに見事な飾り包丁。
  ねっとりとした食感に旨み、甘みが乗っていて。

・〆鯖
  酢が立っていなくて塩味と旨味が素晴らしいんですよ。
  見事な鯖なのですがこれでも走りだそうです。9月頃になるとさらに美味しくなるとか。

・梅酒ソーダ割り 880円
  かみさんのオーダーです。同じものをお代わり。
  今回は飲むねえ。4杯目だけど。

・7日間熟成 佐賀県産小肌
  江戸前では無くて九州前の小肌。
  魚体の状態を見て最適な熟成日数や仕込み方法を変えているんです(* ̄∇ ̄*)b

・佐賀県唐津産紫雲丹
  紫雲丹は蒸気に当ててからマイナス2度に急冷し熟成したものです。
  冷たいまま食べるのがオススメですが、とにかくコクが凄い。凝縮の旨味。

・煮蛤
  これももちろん熟成したんだと思いますが、58度で3回火入れしたもの。
  かなりの時間をかけてじっくりと火を入れたんだと思います。
  しっかりとした食感があり、そして味が濃いです。
  シャキシャキしつつも煮汁に負けない蛤自身の旨み。
  良く噛んで食べるとその旨味が分かります。
  ずっと噛んでいたい (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

・田中六五 純米酒 福岡 1580円
  私のオーダーです。同じものをお代わり。

・ボタン海老 ?円 × 2貫
  追加オーダー。
  前半戦に食べたボタン海老を握りで。
  やはり赤酢のシャリとの相性は抜群でより一層旨い(〃^▽^〃)

・高等葱の味噌汁
  高等葱とはふぐ刺しとかにも使われる細いねぎのこと。
  それを浮かべた味噌汁ですが、相変わらず出汁の旨味が素晴らしい。
  麦味噌と白味噌をブレンドしているので愛媛出身の私の好みにドンピシャ(〃^▽^〃)
  麦味噌の香りはノスタルジーを感じるんです(* ̄∇ ̄*)b

・26日間熟成 本鮪中トロ ?円 × 2貫
  同じものを追加です。天国に再度昇りたくて (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

・8日間熟成 真鰺 ?円 × 2貫
  追加オーダー。例の鰺があるとのことで。
  飽くなき探求心を持つご主人は新たな技を開発したとのこと。
  鯵を生理食塩水につけて洗って、動脈から生理食塩水を入れた注射針を刺しこみ、
  しばらくしてからそれをすうっと抜くと、普通の血抜きよりも大量の血液が出たそうで、
  これで〆た鰺はさらなる美味しさに昇華したそうです。
  これは論文を読んだのではなくて自ら開発した模様。
  本書いて印税で儲けた方がいいのでは (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!
  そんな究極の真鯵を堪能ですよ(* ̄∇ ̄*)b
  青魚臭さなんか微塵も感じず、最高峰の真鯵の味わい。
  もったいないのは5合飲んでいたので記憶が怪しい(T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

・長崎県対馬産煮穴子
  定番の煮穴子ですが、相変わらずホロホロ、トロトロの儚い柔らかさ。
  無茶苦茶旨いのですが、と同時にこれで握りは終了の合図(^^;

・玉子焼き
  ほんのり甘い味付けで、適度にふんわり、しっとりとした仕上がり。
  もちろん鮨 しみづお得意の出汁を効かせた味わいです。
  これはかみさんのドストライクゾーンですので毎回唸ってますねえ (* ̄∇ ̄*)b
  1年振りに食べましたよ。

・自家製最中
  こちらは定番。ご主人の家紋を焼き印にしたバージョン。
  サクサクの最中の皮の中には、花豆で作った餡に
  コーヒーフレーバーを加えたもの。それがたっぷりと入っていて。
  何度食っても旨いですよ(〃^▽^〃)

これでサービス料10%を加えて〆て74180円。一人当たり37090円。カードでのお支払いです。

今宵も食って飲ませて頂きましたわ(〃^▽^〃)

お隣の常連さんは高確率で同席させていただいている方たちでしたので、
今宵もその方たちとも話が弾んで楽しい晩餐になりました(〃^▽^〃)

2024年の今後の予定としては、9月、11月と攻めていきたいと思います。
9月はその場で予約を入れさせて頂きました(* ̄∇ ̄*)b

今年はお節は用意しないそうですが、その代わりに正月用のおつまみを用意するそうです。
次回9月に伺う頃には全容が固まっているそうですのでそちらを予約して11月にお支払い、てな感じで。

それにしても早いなあ。もう年末の話をしなければならないくらいに。
つい最近2024年が始まったような気分なのに(T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

ご馳走様です!(2024/8現在、3.53ポイント)

  • 松の寿 純米吟醸 雫ラベル 栃木

  • 松の寿 純米吟醸 雫ラベル 栃木

  • ノンストレス蛸の桜煮

  • 4日間乾燥熟成 宮崎県日南沖鰹

  • 而今 純米吟醸 朝日火入れ 三重

  • 而今 純米吟醸 朝日火入れ 三重

  • 対馬産鮑

  • 炊き立てのシャリと山葵の巻物

  • 10日間熟成 ボタン海老

  • 鰻炙り

  • ボタン海老の茶碗蒸し

  • おつまみがりとフィンガーガーゼ

  • 7日間熟成 長崎県平戸産平目

  • 20日間熟成 スズキ

  • 26日間熟成 本鮪漬け

  • 26日間熟成 本鮪中トロ

  • 田中六五 純米酒 福岡

  • 田中六五 純米酒 福岡

  • 5日間熟成 対馬産のどぐろ炙り

  • もずく酢

  • ヤリイカ

  • 〆鯖

  • 7日間熟成 佐賀県産小肌

  • 佐賀県唐津産紫雲丹

  • 煮蛤

  • ボタン海老

  • 高等葱の味噌汁

  • 26日間熟成 本鮪中トロ

  • 8日間熟成 究極の真鰺

  • 長崎県対馬産煮穴子

  • 玉子焼き

  • 自家製最中

2024/08/07 更新

22回目

2024/06 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.7
    • | 雰囲気4.4
    • | CP4.7
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

鮨しみづの仕立てる熟成鮨の数々。何度食べてもこの感動は色あせない。

2024年6月上旬に再訪です。

この日はかみさんとディナー。
 
やって来たのがこちらの鮨店。

場所は、JR藤沢駅南口から徒歩5分ほどの雑居ビルの6F。

コースは1種類のみですので、

・しみづ季節のお任せコース 大体27500円くらい × 2人前

を予約しての訪問になります。

エレベーターに乗って6Fで降り立つと左手前方がお店。
暖簾をくぐって店内に入ります。

すぐにご主人と挨拶を交わし席に案内されます。
我々はカウンター中央付近に案内されました。

お店は、ご主人と女将さん、そして奥の調理場に男性の板さんかな?
この日は男性スタッフの方が急遽お休み?になったようで女将さんがフル回転。

BGMはいつものジャズ。

この日のしみづ季節のお任せコースの内容は以下になります。

・而今 純米吟醸 山田錦火入れ 三重 1780円
  私のオーダーです。
  三重県名張市に蔵を構える、木屋正酒造の造る純米吟醸。
  銘酒の代名詞ともいえる存在。
  さすがの而今。今回もフルーティーで酸味のバランスが素晴らしい。
  かみさんも唸る美味しさ。

・梅酒ソーダ割り 880円
  かみさんのオーダーです。
  かみさんはこればかり飲んでいます。
  沈んでいる青梅が食いたいだけですが (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

・福岡県能古島産 子持ちシャコ
  旬となるメスの子持ちシャコ。
  じっくりと時間をかけて火入れをしていますので、
  身と卵が一体化しているんです。
  なかなか美味しいシャコに出会える機会が無いのでこれは嬉しい(〃^▽^〃)

・大分県産 鱧の出汁仕立て
  大分県産ですが瀬戸内海に抜ける所で捕獲された鱧。
  頭や骨も全て出汁にしていますので鱧尽くしの逸品。
  身ももちろん美味しいのですが出汁が秀逸なんですよ(〃^▽^〃)

・福岡県志賀島産 蛸の桜煮
  定番の蛸の桜煮。超ノンストレス蛸です。
  海中で銃で撃って、銛で突いて捕獲し、海中で〆る技を駆使したもの。
  究極の素早さで〆るため身が硬直しないそうです。
  それを煮汁で仕上げたもの。
  毎度のことながら抵抗感の無い柔らかさで旨い。ほんと幸せ(〃^▽^〃)

・鍋島 特別純米 佐賀 1580円
  私のオーダーです。
  佐賀県鹿島市浜町に蔵を構える、富久千代酒造の造る特別純米。
  酸味が印象的。そこに甘味と旨味が重なりあってきます。
  さすがは全国で名だたる銘酒の一つですがこれも旨いねえ。

・黒鮑の肝ソース仕立て
  絶滅危惧種ではと思われるほど入荷が困難で高価な黒鮑。
  それをじっくりと火入れをし、肝のソースをかけたもの。
  食べてみると黒鮑らしい風味と味わい。クニュクニュと食感も柔らかく仕上げていて。
  黒鮑じゃないとこの風味と味が出ないんだよなあ。
  ほんの少量、皿に肝ソースが残りましたが、この後の炊き立てのシャリと山葵の巻物で
  綺麗に拭って完食ですわ(* ̄∇ ̄*)b こんな貴重な食材、1滴も残せん。

・炊き立てのシャリと山葵の巻物
  こちらのお店の挨拶代わりの巻物。定番です。
  出来立てホヤホヤのシャリを山葵とともに、
  海苔で巻いたものを手渡しでサーブされます。
  有明産の「極み」というまさに極上の海苔と、最高品種である伊豆真妻種の山葵。
  この後の握りで供される馴染んだシャリとの違いを愉しむ趣向。
  日本酒とともに味わうことでマリアージュが楽しめます(* ̄∇ ̄*)b

・10日間熟成 帆立貝柱
  鮨しみづではもちろん貝類も熟成します。
  太白胡麻油で作ったねぎ油に10日間漬けこんだものに、
  煎り胡麻とブラックペッパーをトッピングしたのかな。
  イメージはレバ刺しとのことでしたが、まさにそんな印象で、
  胡麻油とねぎの香りをまとった帆立は極上のレバ刺しの雰囲気も出していました。

・瀧自慢 超辛口特別純米 PROUD EXTREME DRY 三重 1380円
  私のオーダーです。
  三重県名張市に蔵を構える、瀧自慢酒造の造る特別純米。
  確かにしっかりとした辛口で同時に旨口でもありますね。
  これは通好みでしょう。
  なんとかみさんも美味しいとの評ですのでもはやイケる口だなあ。

・梅酒ソーダ割り 880円
  かみさんのオーダーです。同じものをお代わり。

・6日間熟成鰹
  1本釣りした鰹の皮と身を何㎝か削いで6日間熟成。
  おそらく自家製のポン酢あたりをまとっていると思いますがやたらと旨い。
  身はもちもちと濃厚な舌触り。なのに後口はスッキリと爽やか。
  初鰹らしさに乾燥熟成という旨味を加えた極上の一皿。
  何気に生姜が旨いし。

・桜海老の茶碗蒸し
  極上の茶碗蒸しの生地の中には、これまた極上の香ばしさと旨味を出しまくる桜海老。
  サクサクとした食感も心地良くて、普通に想像できる桜海老の旨味を超えています。
  桜海老は香りが出るようにじっくりと炒っているんだと思います。

・而今 特別純米 生 三重 1780円
  私のオーダーです。
  三重県名張市に蔵を構える、木屋正酒造の造る純米吟醸。
  銘酒の代名詞ともいえる存在。
  さすがの而今。特別純米も甘味、酸味、旨味のバランスが素晴らしいです。

おつまみがりとフィンガーガーゼが準備されました。
ここから握りのスタートです。
と同時にこの日のネタの全貌をプレゼンテーションしてくれました(〃^▽^〃)

・10日間熟成 長崎県平戸産平目
  10日熟成するととにかく口に含んだ時の香りがいいんです(〃^▽^〃)
  王道の白身の美味しさを堪能。

・7日間熟成 長崎産鯵
  鰺は獲れたてが一番というのが通説かも知れませんが、
  鮨しみづにおいて熟成せずに出すことは有り得ません。
  この鰺も何度も言及して来ましたが青魚臭さは皆無ですよ。
  鮨しみづにおいて「臭み」という言葉は辞書にありません(* ̄∇ ̄*)b

・ヤリイカ
  何日間も熟成したであろうヤリイカ。
  いつもながらに見事な飾り包丁。
  ねっとりとした食感に旨み、甘みが乗っていて。

・本鮪漬け
  相変わらず口に含んだ時の香りが素晴らしい(〃^▽^〃)
  スッキリした漬けの味わいと、ねっとり濃厚な食感。
  人によっては赤身の漬けが一番という方もいますからね。

・田中六五 純米酒 福岡 1580円
  私のオーダーです。
  福岡県糸島市に蔵を構える、白糸酒造の造る純米酒。
  酸味と旨みと甘みのバランスがいいです。
  鮨しみづでは常に用意されている銘酒。
  握りとの相性も抜群ですので最近は握りのタイミングで頼むことが多いです。
  ご主人も赤酢のシャリとの相性を考えてこちらを選んでいるとのことです。

・梅酒ソーダ割り 880円
  かみさんのオーダーです。同じものをお代わり。

・35日間熟成 宮城県塩釜産大トロ
  ただでさえ美味しい天然本鮪なのに、それを鮨しみづの熟成技で
  さらに極上の大トロに昇華したものです。
  口に含むとナニコレ?という旨みの凄さ。
  シャリ、熟成大トロ、塩のハーモニー。
  塩で食べることで熟成した大トロの脂のクリアな旨みが際立つんです。
  これは凄いわ。何度食べてもこの感動は色あせない。

・もずく酢
  箸休め的に。
  もずく自体も弾力とシャキシャキとした歯応えがあり美味しいのですが、
  この合わせ酢が美味しんだよなあ。飲んでも旨味があるので。

・長崎県産金目鯛
  後味がスッキリとした旨味があります。

・おつまみがり 0円
  私もかみさんもこのタイミングでお代わり。

・京都丹後産鳥貝
  へへへ。貝類の中でも鳥貝が大好物で(〃^▽^〃)
  生の鳥貝のシャキシャキ食感に鳥貝らしい香りの良さ。
  たまらんです。

・煮蛤
  これももちろん熟成したんだと思いますが、58度で3回火入れしたもの。
  かなりの時間をかけてじっくりと火を入れたんだと思います。
  しっかりとした食感があり、そして味が濃いです。
  シャキシャキしつつも煮汁に負けない蛤自身の旨み。
  良く噛んで食べるとその旨味が分かります。
  ずっと噛んでいたい (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

・馬糞雲丹
  ひんやりを冷えた馬糞雲丹の握りです。海苔は無しで。
  雲丹の甘みがストレートに来ますね。

・長崎県対馬産煮穴子
  定番の煮穴子ですが、相変わらずホロホロ、トロトロの儚い柔らかさ。
  無茶苦茶旨いのですが、と同時にこれで握りは終了の合図(^^;

・高等葱の味噌汁
  高等葱とはふぐ刺しとかにも使われる細いねぎのこと。
  それを浮かべた味噌汁ですが、相変わらず出汁の旨味が素晴らしい。
  麦味噌と白味噌をブレンドしているので愛媛出身の私の好みにドンピシャ(〃^▽^〃)
  麦味噌の香りはノスタルジーを感じるんです(* ̄∇ ̄*)b

・35日間熟成 宮城県塩釜産大トロ ?円 × 2貫
  こちらをお代わりで(〃^▽^〃)/
  天国にもう一度 (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

・35日間熟成 宮城県塩釜産中トロ漬け ?円 × 2貫
  こちらを追加で(〃^▽^〃)/
  これだけの極上の中トロを漬けにする贅沢。
  天国に行きっぱなし (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

・熱い緑茶
  ほっと一息。

・かぼすの蜜煮
  これはお節にも入っているデザート代わりのものですね。
  お店で頂くのは初めてだと思います。

・自家製最中
  こちらは定番。ご主人の家紋を焼き印にしたバージョン。
  サクサクの最中の皮の中には、花豆で作った餡に
  コーヒーフレーバーを加えたもの。それがたっぷりと入っていて。
  何度食っても旨いですよ(〃^▽^〃)

これでサービス料10%を加えて〆て71640円。一人当たり35820円。カードでのお支払いです。

今宵も食って飲ませて頂きましたわ(〃^▽^〃)

超貴重な黒鮑をはじめ、シャコや鳥貝などの大好物も満載で相変わらずの超大満足。
2024年に入ってからは黒鮑を3回頂いていますが、その全てが鮨しみづなんです。
それだけ入手が困難ですし、原価を考えるとおいそれと出せない代物。

この日は両隣とも気さくな常連さんでしたので、その方たちとの会話も楽しくて(〃^▽^〃)
いいお店には自然といいお客さんが付いてくれるのかも知れません。
私も周りからいいお客さんと思われるように精進したいと思います。
かみさんから言わせると「うるさい」とのことですが (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

2024年の今後の予定としては7月下旬か8月上旬に予約を入れて、
その後は9月、11月と攻めていきたいと思います。
あとは合間に離れとなる、飯や しみづも入れたり、年末にはお節を予約ですな(* ̄∇ ̄*)b

ご馳走様です!(2024/6現在、3.50ポイント)

  • 而今 純米吟醸 山田錦火入れ 三重

  • 而今 純米吟醸 山田錦火入れ 三重

  • 梅酒ソーダ割り

  • 福岡県能古島産 子持ちシャコ

  • 大分県産 鱧の出汁仕立て

  • 大分県産 鱧リフトアップ

  • 福岡県志賀島産 蛸の桜煮

  • 鍋島 特別純米 佐賀 

  • 鍋島 特別純米 佐賀 

  • 黒鮑の肝ソース仕立て

  • 炊き立てのシャリと山葵の巻物

  • 10日間熟成 帆立貝柱

  • 瀧自慢 超辛口特別純米 PROUD EXTREME DRY 三重

  • 瀧自慢 超辛口特別純米 PROUD EXTREME DRY 三重

  • 6日間熟成鰹

  • 桜海老の茶碗蒸し

  • 而今 特別純米 生 三重

  • 而今 特別純米 生 三重

  • おつまみがりとフィンガーガーゼ

  • この日のネタの全貌をプレゼンテーション

  • 10日間熟成 長崎県平戸産平目

  • 7日間熟成 長崎産鯵

  • ヤリイカ

  • 本鮪漬け

  • 田中六五 純米酒 福岡

  • 田中六五 純米酒 福岡

  • 35日間熟成 宮城県塩釜産大トロ

  • もずく酢

  • 長崎県産金目鯛

  • 京都丹後産鳥貝

  • 煮蛤

  • 馬糞雲丹

  • 長崎県対馬産煮穴子

  • 高等葱の味噌汁

  • 35日間熟成 宮城県塩釜産大トロ

  • 35日間熟成 宮城県塩釜産中トロ漬け

  • 熱い緑茶

  • かぼすの蜜煮

  • 自家製最中

2024/06/10 更新

21回目

2024/04 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.7
    • | 雰囲気4.4
    • | CP4.7
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥40,000~¥49,999
    / 1人

都内に行かなくてもこれだけの極上の鮨や料理を堪能できる幸せ

2024年4月上旬に再訪です。

この日はかみさんとディナー。
 
やって来たのがこちらの鮨店。

場所は、JR藤沢駅南口から徒歩5分ほどの雑居ビルの6F。

コースは1種類のみですので、

・しみづ季節のお任せコース 大体27500円くらい × 2人前

を予約しての訪問になります。

エレベーターに乗って6Fで降り立つと左手前方がお店。
暖簾をくぐって店内に入ります。

すぐにご主人と挨拶を交わし席に案内されます。
我々はそのカウンター中央付近に案内されました。

お店は、ご主人と女将さん、男性スタッフ2名。
そして奥の調理場に男性の板さんかな?

BGMはいつものジャズ。

この日のしみづ季節のお任せコースの内容は以下になります。

・山形正宗 純米吟醸 うすにごり 山形 1480円
  私のオーダーです。
  山形県天童市に蔵を構える、水戸部酒造の造る辛口純米。
  うすにごりらしい甘みが印象的。もちろん嫌味な甘さでは無くて美味しいです。

・梅酒ソーダ割り 880円
  かみさんのオーダーです。
  かみさんはこればかり飲んでいます。
  沈んでいる青梅が食いたいだけですが (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

・蛸の桜煮
  定番の蛸の桜煮。超ノンストレス蛸です。
  海中で銃で撃って、銛で突いて捕獲し、海中で〆る技を駆使したもの。
  究極の素早さで〆るため身が硬直しないそうです。
  それを煮汁で仕上げたもの。
  毎度のことながら旨い。ほんと幸せ(〃^▽^〃)

・10日間熟成 大分県産イサキ
  大分県の豊後水道で獲れたイサキ。
  それを10日間、半真空で氷温熟成を施し、
  最後に昆布出汁に浸けてウェットに仕上げたもの。
  活きのいいイサキを単に切って並べただけの刺身では無いんです。
  この2切れの刺身として提供されるまでにどれだけの仕事が施されているのか。
  だからこそ我々は鮨しみづに通うんです(* ̄∇ ̄*)b
  それこそ口に含むとサクッとした歯切れの良さと程良い弾力。
  じんわりと来る旨味が口内に滲み出てきますよ。

・而今 特別純米 生 三重 1480円
  私のオーダーです。
  三重県名張市に蔵を構える、木屋正酒造の造る純米吟醸。
  銘酒の代名詞ともいえる存在。
  さすがの而今。今回も甘味、酸味、旨味のバランスが素晴らしいです。

・炊き立てのシャリと山葵の巻物
  こちらのお店の挨拶代わりの巻物。定番です。
  出来立てホヤホヤのシャリを山葵とともに、
  海苔で巻いたものを手渡しでサーブされます。
  有明産の「極み」というまさに極上の海苔と、最高品種である伊豆真妻種の山葵。
  この後の握りで供される馴染んだシャリとの違いを愉しむ趣向。
  日本酒とともに味わうことでマリアージュが楽しめます(* ̄∇ ̄*)b

・5日間熟成 帆立貝柱
  鮨しみづではもちろん貝類も熟成します。
  太白胡麻油に5日間漬けこんだものに、塩昆布と煎り胡麻をトッピングしたもの。
  サクサクの食感になっていて胡麻油の風味が染みわたっています。

・龍力 特別純米 新川 一番船 生 兵庫 1480円
  私のオーダーです。
  兵庫県姫路市に蔵を構える、本田商店の造る特別純米。
  生酒らしい酸味と甘み。さらには通も好む旨味を併せ持っています。
  かみさんはこれもイケルとの評。ということはイケる口じゃん。

・梅酒ソーダ割り 880円
  かみさんのオーダーです。同じものをお代わり。

・黒鮑と蒸し雲丹の餡仕立て
  キロ6万円ともなる超入手困難な黒鮑様に、
  極限までレアに仕上げた蒸した紫雲丹をトッピングし、
  出汁と葛粉で作った餡をかけたものです。
  黒鮑らしい奥行きのある風味と旨味。クニュクニュとした心地良い食感。
  そこに蒸した紫雲丹のこれまた違う角度からの風味と旨味と食感が合わさります。
  それをまとめあげるのがこれまた極上の餡。
  貴重な食材ですので大事に頂きました。

・7日間熟成 太刀魚炙り 新玉ねぎ酢醤油がけ
  太刀魚には皮目に細かく包丁を入れて炙っています。
  そこに、刻んだものとすりおろしたものの2種類の新玉ねぎを酢醤油に仕立てたものをかけて。
  太刀魚は7日間熟成し、焼く前日に風干しをしたもの。
  もう身はふわっふわで、そこに新玉ねぎ酢醤油の甘み、辛味、旨味が重なります。

・宮崎日南沖産鮟肝
  鮨しみづで食べるのは10回目となる鮟肝。
  相変わらず極上の吟醸豆腐が如くの滑らかさ。フルフルですよ。
  漬け汁のエキスがしっかりと内部にまで浸透していて、
  鮟肝とは思えないほど濃厚でありながらもスッキリとした後口。
  この時期は名残りの鮟肝だそうで。
  これは毎度のことながら大事にちょびちょびと食べ続けます。
  名残りになるので次に登場するのは晩秋くらいかなあ。

・茶碗蒸し
  鮨しみづお得意の出汁だけのシンプルな茶碗蒸し。
  出汁の神髄を味わう茶碗蒸し。
  スプーンですくって食べて、日本酒をぐびっとね。

・梅酒ソーダ割り 880円
  かみさんのオーダーです。同じものをお代わり。

おつまみがりとフィンガーガーゼが準備されました。
ここから握りのスタートです。

・賀茂金秀 特別純米 うすにごり 生 広島 1280円
  私のオーダーです。
  広島県東広島市に蔵を構える、金光酒造の造る特別純米。
  口当たりは微発泡で、うすにごり生らしい爽やかな甘みと心地良い酸味。
  これは旨いなあ。今回の中では一番好みかも。

・10日間熟成 春子
  まさに春の風物詩。いわゆる鯛の幼魚になります。
  幼魚ですがそれでも10日間熟成に耐えられると。
  かぼすの爽やかな香りに春子自体の香り。

・14日間熟成 細魚
  なんと骨は抜かないで酢に当ててから2週間熟成したもの。
  もはや骨は消えてなくなっていてまったく障りません。
  サクサククニュクニュとした食感に細魚らしい爽やかな旨味。

・5日間熟成 宮崎産鰹
  黒潮に乗る手前で捕獲された6㎏の鰹。
  この時期の鰹は寝かせが効かないそうですがそれでも5日間熟成です。
  熟成すると香りが良くなるんですよねえ。旨味と共に。

・35日間熟成 気仙沼産本鮪赤身
  120㎏の本鮪。これだけの大きさになると長期熟成にも耐えられます。
  相変わらず香りの良さがビンビンに際立っていますね。
  口に含むと笑みがこぼれるんですよ(〃^▽^〃)
  とにかく赤酢をブレンドしたシャリとの調和が素晴らしく。

・おつまみがり 0円
  私もかみさんもこのタイミングでお代わり。

・35日間熟成 気仙沼産本鮪大トロ
  今度は大トロ。
  120㎏の見事な大きさの本鮪。それを5度からマイナス2度の間を
  行ったり来たりさせながら35日間熟成したものです。
  美しく光る脂の光沢。口に含むと極上の香りと旨味。ヘブン・・・
  35日間熟成したことでたっぷりとまとった脂が中和されてしっとりと落ち着いた印象に。
  そして塩の影響により甘みと旨みをより一層感じるんです。
  この世のものとは思えない美味しさ。
  これぞ熟成技の集大成とでも申しましょうか。絶対に熟成しないとこうはならないです。
  他で大トロを食べると脂がくどいので、中トロくらいが丁度良く感じるんです。

・賀茂金秀 特別純米 うすにごり 生 広島 1280円
  私のオーダーです。同じものをお代わり。

・対馬産 のどぐろ炙り
  鮨しみづでは大トロ扱いののどぐろ。なので大トロの連荘。
  炙った香ばしさ、透明感のある脂の旨み、もちもちの身。
  熟成した味わいを極めたのどぐろ炙りの旨さを今宵も堪能 (〃^▽^〃)

・10日間熟成 佐賀県アオリイカ
  久しぶりのアオリイカ。
  10日間熟成したアオリイカの身はシャリとの一体感が半端無いです。
  そこにかぼすの香りと醤油の旨味が合わさって。
  舌に絡みつくアオリイカとシャリ。これが鮨なんだよなあ。旨いわ・・・

・3日間熟成 大分県産赤貝
  赤貝も容赦なく3日間熟成しています。
  熟成赤貝を食べるのは4回目ですが、今宵もシャキシャキ食感で、
  赤貝らしい香りとともにじんわりと旨みが滲み出てきます。
  通常、赤貝の身の表を上にして包丁を入れて握るのですが、
  鮨しみづでは包丁を入れると香りが飛ぶことを嫌って裏側にして握るそうです。
  見た目は地味になりますが香りを重視しているんですね(* ̄∇ ̄*)b

・梅酒ソーダ割り 880円
  かみさんのオーダーです。同じものをお代わり。
  今日は飲むねえ。

・高等葱の味噌汁
  高等葱とはふぐ刺しとかにも使われる細いねぎのこと。
  それを浮かべた味噌汁ですが、相変わらず出汁の旨味が素晴らしい。
  麦味噌と白味噌をブレンドしているので愛媛出身の私の好みにドンピシャ(〃^▽^〃)
  麦味噌の香りはノスタルジーを感じるんです(* ̄∇ ̄*)b

・対馬産煮穴子
  定番の煮穴子ですが、相変わらずホロホロ、トロトロの儚い柔らかさ。
  無茶苦茶旨いのですが、と同時にこれで握りは終了の合図(^^;

・10日間熟成 佐賀県アオリイカ ?円 × 2貫
  てなことでこちらをお代わり(〃^▽^〃)/
  舌に絡みつく美味しさ!

・35日間熟成 気仙沼産本鮪大トロ ?円 × 2貫
  こちらをお代わりで(〃^▽^〃)/
  天国にもう一度 (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

・14日間熟成 紫雲丹 ?円 × 2貫
  雲丹もありますよとのことでこちらを追加で!
  紫雲丹は蒸気に当ててからマイナス2度に急冷し2週間熟成したものです。
  冷たいまま食べるのがオススメですが、とにかくコクが凄い。凝縮の旨味。

・自家製最中
  こちらは定番。ご主人の家紋を焼き印にしたバージョン。
  サクサクの最中の皮の中には、花豆で作った餡に
  コーヒーフレーバーを加えたもの。それがたっぷりと入っていて。
  何度食っても旨いですよ(〃^▽^〃)

これでサービス料10%を加えて〆て80520円。一人当たり40260円。カードでのお支払いです。

今宵も食って飲ませて頂きましたわ(〃^▽^〃)

一つ一つお聞きすると仕事にならなくなるのですが、それでもその仕事の一端を
教えてくれると、刺身を出すに至るまでの工程や仕入れの大変さが分ります。
刺身と握りでは仕込み方も変えなければいけませんので、同じ柵を使えばいいというものでは無く。
その一皿としてお客様に提供されるまでにはどれだけ大変な仕事が隠されていることか。

若い頃はそんなことは知らずに「切って乗せるだけでなんでこんなに高いんだ?」と
鮨に対するコストパフォーマンスは高くないものと思っていました。
確かにそういう寿司屋が多いのも事実では有りますが、鮨しみづのように仕事に妥協はしない
寿司屋も多いはずです。だから食通の方は寿司屋に通われるんでしょう。
若い頃はそのようなレベルの寿司屋に出会えなかったんだと思います。金も無いし(^^;

都内に行かなくてもこれだけの極上の鮨や料理を提供してくれる鮨しみづが
藤沢で営業してくれている幸せを当たり前とは考えずに感謝しながらまた次回もね(〃^▽^〃)

そういえば店内奥の壁には「一期一会」と書かれた書が飾られているのですが、
なんとご主人直筆だったことが判明(*゚Д゚*)
マジっすか?どう見てもプロが書いたと思ってましたもん。
今回初めて知りましたが、ご主人は書道7段の腕前だったんです。
海原雄山か (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

ご馳走様です!(2024/4現在、3.51ポイント)

  • 山形正宗 純米吟醸 うすにごり 山形

  • 山形正宗 純米吟醸 うすにごり 山形

  • 梅酒ソーダ割り

  • 蛸の桜煮

  • 10日間熟成 大分県産イサキ

  • 而今 特別純米 生 三重

  • 而今 特別純米 生 三重

  • 炊き立てのシャリと山葵の巻物

  • 5日間熟成 帆立貝柱

  • 龍力 特別純米 新川 一番船 生 兵庫

  • 龍力 特別純米 新川 一番船 生 兵庫

  • 黒鮑と蒸し雲丹の餡仕立て

  • 黒鮑様リフトアップ

  • 7日間熟成 太刀魚炙り 新玉ねぎ酢醤油がけ

  • 宮崎日南沖産鮟肝

  • 茶碗蒸し

  • おつまみがりとフィンガーガーゼ

  • 賀茂金秀 特別純米 うすにごり 生 広島

  • 賀茂金秀 特別純米 うすにごり 生 広島

  • 10日間熟成 春子

  • 14日間熟成 細魚

  • 5日間熟成 宮崎産鰹

  • 120㎏の気仙沼産本鮪

  • 35日間熟成 気仙沼産本鮪赤身

  • 35日間熟成 気仙沼産本鮪大トロ

  • 対馬産 のどぐろ炙り

  • 10日間熟成 佐賀県アオリイカ

  • 3日間熟成 大分県産赤貝

  • 高等葱の味噌汁

  • 対馬産煮穴子

  • 10日間熟成 佐賀県アオリイカ

  • 35日間熟成 気仙沼産本鮪大トロ

  • 14日間熟成 紫雲丹

  • 自家製最中

2024/04/08 更新

20回目

2024/02 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.4
    • | CP4.7
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

拘り抜いた漁法で捕獲した旬の魚介を、鮨しみづ特有の超絶熟成技でさらに昇華

2024年2月中旬に再訪です。

この日はかみさんとディナー。
 
やって来たのがこちらの鮨店。

場所は、JR藤沢駅南口から徒歩5分ほどの雑居ビルの6F。

コースは1種類のみですので、

・しみづ季節のお任せコース 時価(大体2万円台くらい) × 2人前

を予約しての訪問になります。

エレベーターに乗って6Fで降り立つと左手前方がお店。
暖簾をくぐって店内に入ります。

すぐにご主人と挨拶を交わし席に案内されます。
我々はそのカウンター中央付近に案内されました。

お店は、ご主人と女将さん、男性スタッフ、女性スタッフ。
そして奥の調理場に男性の板さんかな?

BGMはいつものジャズ。

この日のしみづ季節のお任せコースの内容は以下になります。

・而今 純米吟醸 千本錦生 三重 1480円
  私のオーダーです。
  三重県名張市に蔵を構える、木屋正酒造の造る純米吟醸。
  銘酒の代名詞ともいえる存在。
  さすがの而今。今回も酸味のバランスが素晴らしい。かみさんも唸る美味しさ。

・梅酒ソーダ割り 880円
  かみさんのオーダーです。
  かみさんはこればかり飲んでいます。
  沈んでいる青梅が食いたいだけですが (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

・三陸産牡蠣 低温油仕立て
  三陸産牡蠣を、65度の油で3時間じっくりと火入れしたもの。
  生で食べるよりも無茶苦茶味が濃くなっています。
  私もかみさんも貝類は少しでも火入れをした方が美味しいと思っていますが、
  まさにこれなんかはその象徴とも言えるでしょう。生牡蠣より絶対に美味しいです。

・ヨコワ 玉ねぎ酢仕立て
  ヨコワとは本鮪の幼魚になります。関東だとメジマグロと言った方が通用しますね。
  その皮目を炙って自家製玉ねぎ酢と合わせたもの。
  ヨコワは幼魚とは思えない脂の乗り。なにこれ?状態。
  お前本当に幼魚か? (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!
  長崎の対馬海流で獲れたそうなのですが、
  イカをたっぷりと食べて育っているのでこれだけ美味しいんだとか。

・冩楽 純米吟醸 おりがらみ 福島 1780円
  私のオーダーです。
  福島県会津若松市に蔵を構える、宮泉銘醸の造る純米吟醸。
  飲み口はしぼりたてのようなフレッシュな酸味を感じます。
  米の旨味、甘みがバランス良く口の中で広がり、
  後味はすっきりとした切れ味のある印象。
  少し苦味も感じるのですがおりがらみだからかな?
  好みの銘柄なのですが、ほんといつ飲んでも旨い(〃^▽^〃)

・炊き立てのシャリと山葵の巻物
  こちらのお店の挨拶代わりの巻物。定番です。
  出来立てホヤホヤのシャリを山葵とともに、
  海苔で巻いたものを手渡しでサーブされます。
  有明産の「極み」というまさに極上の海苔と、最高品種である伊豆真妻種の山葵。
  この後の握りで供される馴染んだシャリとの違いを愉しむ趣向。
  日本酒とともに味わうことでマリアージュが楽しめます(* ̄∇ ̄*)b

・梅酒ソーダ割り 880円
  かみさんのオーダーです。同じものをお代わり。

・黒鮑の肝ソース仕立て
  絶滅危惧種ではと思われるほど入荷が困難で高価な黒鮑。
  それをじっくりと6時間火入れをし、肝のソースをかけ、
  さらにはシャリと肝を和えたものをリゾットのように添えています。
  食べてみると黒鮑らしい風味と味わい。クニュクニュと食感も柔らかく仕上げていて。
  黒鮑じゃないとこの風味と味が出ないそうで、2月~4月はもはやサービスで出しているそう。
  なにせ仕入れ価格で25000円/個もする超貴重な黒鮑。
  2024年食い初めの黒鮑でしたがもう一度食べるために4月にも伺おう(* ̄∇ ̄*)b

・黒龍 しずく 純米大吟醸 福井 4160円
  私のオーダーです。
  福井県吉田郡に蔵を構える、黒龍酒造の造る純米大吟醸。
  最高級の酒米「山田錦」を使用し、じっくりと丁寧に低温発酵させた純米大吟醸。
  「しずく」の名のとおり、透き通るように綺麗な味わい。
  私の人生において一合価格最高額なのですが、鮨しみづにおいてはケチらない作戦なので。

・自家製カラスミの餅サンド
  自家製の極上カラスミをスライスし、焼いた細長い餅でサンド。
  カラスミは塩分が濃いのではなくて旨味が濃いです。
  相変わらず美味しい。

・鮟肝
  鮨しみづで食べるのは9回目となる鮟肝。
  相変わらず極上の吟醸豆腐が如くの滑らかさ。フルフルですよ。
  漬け汁のエキスがしっかりと内部にまで浸透していて、
  鮟肝とは思えないほど濃厚でありながらもスッキリとした後口。
  散らした完熟カボスの皮かな?柚子皮かな?がアクセントになっていてたまらん(〃^▽^〃)
  これは大事にちょびちょびと食べ続けます。
  もったいなくて一気にパクリとはいけんのです(T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

・而今 純米吟醸 千本錦生 三重 1480円
  私のオーダーです。1杯目と同じものをお代わり。

・梅酒ソーダ割り 880円
  かみさんのオーダーです。同じものをお代わり。

・鰻炙り
  久しぶりにお目見えした鰻炙り。
  福岡県柳川の放流鰻という半養殖で育ったもの。
  天然ものにも近い状況で育っているんです。
  キリッとした特製醤油を塗って関西風にパリパリに焼き上げるのですが、
  これがいつも美味しくてねえ (〃^▽^〃)
  炭塩かな?黒い塩が添えられましたのでそちらも活用しながら。

・茶碗蒸し
  鮨しみづお得意の出汁だけのシンプルな茶碗蒸し。
  出汁の神髄を味わう茶碗蒸し。
  スプーンですくって食べて、日本酒をぐびっとね。

おつまみがりとフィンガーガーゼが準備されました。
ここから握りのスタートです。

・田中六五 純米酒 福岡 1580円
  私のオーダーです。
  福岡県糸島市に蔵を構える、白糸酒造の造る純米酒。
  酸味と旨みと甘みのバランスがいいです。
  鮨しみづでは常に用意されている銘酒。
  握りとの相性も抜群ですのでこのタイミングで。

・18日間熟成 ヒラスズキ
  伝説の漁師が銛で突いて捕獲したヒラスズキだそうです。
  即死させていますので透明感のある肉質になっているんですね。
  ただでさえ高級魚のヒラスズキですが熟成してさらに昇華した味わい。

・気仙沼産本鮪漬け
  気仙沼で獲れた150㎏び本鮪赤身を熟成し漬けにしたもの。
  まずは香りが素晴らしいです。
  スッキリした漬けの味わいと、ねっとり濃厚な食感。

・気仙沼産本鮪中トロ
  今度は中トロですが、熟成していますので脂のくどさは一切ないです。
  その代わり旨味に変換されている印象。

・おつまみがり 0円 × 2人前
  私もかみさんもお代わり。

・気仙沼産本鮪大トロ
  今度は大トロですが、熟成していますのでこちらも脂のくどさは一切ないです。
  ビジュアルからはこれでもかと言わんばかりの脂が乗っているのにも関わらず。
  普通は大トロだと脂がくどくなるので中トロ好きな方が多いと思うのですが、
  鮨 しみづの熟成鮨においてはその常識は通用しません。
  無茶苦茶美味しいんです(〃^▽^〃)

・トラフグ白子炙り
  今度はトラフグの白子という高級食材。
  あえて白子を潰してシャリに混ぜながら頂きましたがヘブン・・・

・7日間熟成 佐賀県有明産小肌
  江戸前では無くて九州前の小肌。
  魚体の状態を見て最適な熟成日数や仕込み方法を変えているんです(* ̄∇ ̄*)b

・6日間熟成 鰯
  トロンとした食感でシャリとの一体感が出ています。旨い。

・ヤリイカ
  何日間も熟成したであろうヤリイカ。
  いつもながらに見事な飾り包丁。
  ねっとりとした食感に旨み、甘みが乗っていて、そこに完熟かぼすと塩。

・青海苔の味噌汁
  青海苔の香りが素晴らしいです。
  出汁の旨みと味噌の甘み。

・田中六五 純米酒 福岡 1580円
  私のオーダーです。同じものをお代わり。
  握りも追加注文したので酒も追加しないとね(* ̄∇ ̄*)b
  6合も飲んでるんですけど (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

・煮穴子
  定番の味わい。口に入れるとほろほろに崩れて無くなります。

・鮟肝 ?円 × 2人前
  私もかみさんもこちらをお代わりで。
  天国にもう一度行きたくて (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!
  天国に行ってたらまさかの写真撮り忘れ (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

・気仙沼産本鮪大トロ ?円 × 2貫
  私もかみさんもこちらをお代わりで。

・気仙沼産本鮪漬け ?円 × 2貫
  私もかみさんもこちらをお代わりで。

・自家製最中
  こちらは定番。ご主人の家紋を焼き印にしたバージョン。
  サクサクの最中の皮の中には、花豆で作った餡に
  コーヒーフレーバーを加えたもの。それがたっぷりと入っていて。
  何度食っても旨いですよ(〃^▽^〃)

これでサービス料10%を加えて〆て69190円。一人当たり34595円。カードでのお支払いです。

今宵も食って飲ませて頂きましたわ(〃^▽^〃)

超貴重な黒鮑をはじめ、トラフグの白子などの高級食材に、宇宙一美味しい鮟肝。
拘り抜いた漁法で捕獲した旬の魚介を、鮨しみづ特有の超絶熟成技でさらに昇華。

2024年も素晴らしいスタートを切れましたが、今度は春の恵みを頂きに参上します(* ̄∇ ̄*)b

ご馳走様です!(2024/2現在、3.52ポイント)

  • 而今 純米吟醸 千本錦生 三重

  • 而今 純米吟醸 千本錦生 三重

  • 梅酒ソーダ割り

  • 三陸産牡蠣 低温油仕立て

  • 三陸産牡蠣 低温油仕立てアップ

  • ヨコワ 玉ねぎ酢仕立て

  • ヨコワ 玉ねぎ酢仕立てアップ

  • 冩楽 純米吟醸 おりがらみ 福島

  • 冩楽 純米吟醸 おりがらみ 福島

  • 炊き立てのシャリと山葵の巻物

  • 黒鮑の肝ソース仕立て

  • 黒鮑の肝ソース仕立てアップ

  • 黒鮑の肝ソース仕立てリフトアップ

  • 黒龍 しずく 純米大吟醸 福井

  • 黒龍 しずく 純米大吟醸 福井

  • 自家製カラスミの餅サンド

  • 鮟肝

  • 鰻炙り

  • 茶碗蒸し

  • おつまみがりとフィンガーガーゼ

  • 田中六五 純米酒 福岡

  • 田中六五 純米酒 福岡

  • 18日間熟成 ヒラスズキ

  • 気仙沼産本鮪のプレゼンテーション

  • 気仙沼産本鮪漬け

  • 気仙沼産本鮪中トロ

  • 気仙沼産本鮪大トロ

  • トラフグ白子炙り

  • 7日間熟成 佐賀県有明産小肌

  • 6日間熟成 鰯

  • ヤリイカ

  • 青海苔の味噌汁

  • 煮穴子

  • 気仙沼産本鮪大トロ

  • 気仙沼産本鮪漬け

  • 自家製最中

2024/02/20 更新

19回目

2023/12 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.4
    • | CP4.7
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

この世のものとは思えない宇宙一美味しい鮟肝に、キラ星が如くの熟成鮨の数々

2023年12月中旬に再訪です。

この日はかみさんとディナー。
 
やって来たのがこちらの鮨店。

場所は、JR藤沢駅南口から徒歩5分ほどの雑居ビルの6F。

コースは1種類のみですので、

・しみづ季節のお任せコース 時価(大体2万円台くらい) × 2人前

を予約しての訪問になります。

エレベーターに乗って6Fで降り立つとそこはお店の目の前。
暖簾をくぐって店内に入ります。

すぐにご主人と挨拶を交わし席に案内されます。
我々はそのカウンター中央に案内されました。

お店は、ご主人と女将さん、男性スタッフ。そして奥の調理場に男性の板さんかな?

BGMはいつものジャズ。

この日のしみづ季節のお任せコースの内容は以下になります。

・磯自慢 純米吟醸 静岡 1850円
  私のオーダーです。
  静岡県焼津市に蔵を構える、磯自慢酒造の造る純米吟醸。
  程良い酸味に米の旨味。

・梅酒ソーダ割り 880円
  かみさんのオーダーです。
  かみさんはこればかり飲んでいます。
  沈んでいる青梅が食いたいだけですが (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

・岩手県米崎産牡蠣 低温油仕立て
  岩手県米崎産牡蠣を、65度の油で3時間じっくりと火入れしたもの。
  生で食べるよりも無茶苦茶味が濃くなっています。のっけからたまらん(〃^▽^〃)

・30日間熟成 北海道戸井産本鮪大トロ
  140㎏の見事な大きさの本鮪。それを5度からマイナス2度の間を
  行ったり来たりさせながら30日間熟成したものです。
  美しく光る脂の光沢。口に含むと極上の香りと旨味。ヘブン・・・
  もはや当たり前のように頂いている熟成技の料理ですが、
  ご主人は熟成関係の研究論文も読みながら試行錯誤をしているそうです。
  本当の意味で研究熱心だったんですね(* ̄∇ ̄*)b

・惣誉 純米 栃木 1180円
  私のオーダーです。
  栃木県芳賀郡市貝町に蔵を構える、惣譽酒造の造る純米酒。
  純米酒らしい味わいにピリピリっとした酸味も。

・梅酒ソーダ割り 880円
  かみさんのオーダーです。同じものをお代わり。ペースが速いな。

・炊き立てのシャリと山葵の巻物
  こちらのお店の挨拶代わりの巻物。定番です。
  出来立てホヤホヤのシャリを山葵とともに、
  海苔で巻いたものを手渡しでサーブされます。
  有明産の「極み」というまさに極上の海苔と、最高品種である伊豆真妻種の山葵。
  この後の握りで供される馴染んだシャリとの違いを愉しむ趣向。
  日本酒とともに味わうことでマリアージュが楽しめます(* ̄∇ ̄*)b

・鮟肝
  鮨しみづで食べるのは8回目となる鮟肝。
  相変わらず極上の吟醸豆腐が如くの滑らかさ。フルフルですよ。
  漬け汁のエキスがしっかりと内部にまで浸透していて、
  鮟肝とは思えないほど濃厚でありながらもスッキリとした後口。
  散らした柚子皮がアクセントになっていてこれまたたまらん(〃^▽^〃)
  これ食うとフォアグラって脂臭いと思っちゃいますよ。
  この鮟肝に勝てるフォアグラは今のところ食べた経験がありません。
  これは大事にちょびちょびと食べ続けます。
  もったいなくて一気にパクリとはいけんのです(T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

・尾瀬の雪解け 鮨い純米 群馬 1580円
  私のオーダーです。
  群馬県館林市に蔵を構える、龍神酒造の造る純米酒。
  こちらは酸味が印象的。

・自家製カラスミ炙り
  お節の季節が近づいていますので恒例のカラスミを仕込みました。
  お値段もかなり高騰しているようですが頑張って仕入れたそうです。
  普通のカラスミはねっとりとした食感もあるのですが、
  このカラスミは卵の粒々感が強く感じられ、サクッとまではいきませんが、
  そのようなニュアンスを感じるのと、旨味というか塩気が濃過ぎないんです。
  とにかくスッキリとした旨味のみを出していますね。
  これも酒ドロボー (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

・河豚と雲子の小鍋仕立て
  寒い季節なので鍋を出したいなと考えて特別な器で小鍋仕立てに。
  河豚の骨から取った出汁の中に、河豚の身と雲子、白菜。
  それを高等葱と自家製ポン酢で頂きます。
  意外に美味しいのが河豚の出汁を吸いまくった白菜。
  これをポン酢に浸して食べるとむっちゃ美味しくて(〃^▽^〃)

・梅酒ソーダ割り 880円
  かみさんのオーダーです。同じものをお代わり。

・尾瀬の雪解け 鮨い純米 群馬 1580円
  私のオーダーです。同じものをお代わり。

・茶碗蒸し
  鮨しみづお得意の出汁だけのシンプルな茶碗蒸し。
  出汁の神髄を味わう茶碗蒸し。
  スプーンですくって食べて、日本酒をぐびっとね。

おつまみがりとフィンガーガーゼが準備されました。
ここから握りのスタートです。

・バッテラ
  九州の定番でしょうか。
  鯖の臭みは一切無くて、程よい脂と昆布の旨味、赤酢のシャリの旨みの協演。
  煎り胡麻の風味もアクセントに。

・田中六五 純米酒 福岡 1580円
  私のオーダーです。
  福岡県糸島市に蔵を構える、白糸酒造の造る純米酒。
  酸味と旨みと甘みのバランスがいいです。
  鮨しみづでは常に用意されている銘酒。
  握りとの相性も抜群ですのでこのタイミングで。

・20日間熟成 鰤
  熟成すると身が程良く柔らかくなり、シャリとの一体感が違います。
  無茶苦茶旨い鰤。未在で出される氷見の寒鰤よりも何倍もです。
  これぞ熟成鮨の醍醐味でしょう(* ̄∇ ̄*)b

・平目
  香りが良いですねえ。これも相当熟成しているのではと。

・鰺
  鰺は獲れたてが一番というのが通説かも知れませんが、
  鮨しみづにおいて熟成せずに出すことは有り得ません。
  この鰺も何度も言及して来ましたが青魚臭さは皆無ですよ。
  鮨しみづにおいて「臭み」という言葉は辞書にありません(* ̄∇ ̄*)b

・ヤリイカ
  何日間も熟成したであろうヤリイカ。
  いつもながらに見事な飾り包丁。
  ねっとりとした食感に旨み、甘みが乗っていて。

・おつまみがり
  私もかみさんもお代わり!

・35日間熟成 塩竈産本鮪漬け
  刺身で提供されたものとは産地の異なる宮城県塩竈産本鮪の漬け。
  それも160㎏という見事な魚体で35日間熟成したものです。
  とにかく口に運ぶとその香りの良さがたまらんです(〃^▽^〃)

・35日間熟成 塩竈産本鮪中トロ
  今度は中トロ!赤身の香りの良さと脂身の旨味を同時に。たまらんっす(〃^▽^〃)

・もずく酢
  口直し的なタイミングでのサーブ。中トロの後ですから。
  もずく自体も弾力とシャキシャキとした歯応えがあり美味しいのですが、
  この合わせ酢が美味しんだよなあ。もちろん毎回完飲です。

・小肌
  江戸前では無くて九州前の小肌。
  魚体の状態を見て最適な熟成日数や仕込み方法を変えているんです(* ̄∇ ̄*)b

・蒸気雲丹
  ほんの少しだけ蒸気を当てて2℃で急冷した雲丹。
  これは海苔を巻かずにそのままで。トロトロで甘いわあ。

・煮穴子
  定番の味わい。口に入れるとほろほろに崩れて無くなります。
  この赤酢のシャリに合わせてるんですよねえ。そもそもが。

・生海苔の味噌汁
  生海苔の香りと出汁の香りが素晴らしい味噌汁。
  ホント美味しいんですよ(〃^▽^〃)

・10日間熟成 北寄貝握りの海苔サンド
  超お気に入りの北寄貝(〃^▽^〃) 今回は趣向を変えてその握りを極上の海苔でサンド。
  北寄貝らしいシャキシャキ食感は残しつつ、北寄貝の旨みのオールスターですよ。
  全部北寄貝の旨味のみで構成されているんです。
  そこに極上の海苔の香りが後追いして来ます。

・自家製最中
  こちらは定番。ご主人の家紋を焼き印にしたバージョン。
  サクサクの最中の皮の中には、花豆で作った餡に
  コーヒーフレーバーを加えたもの。それがたっぷりと入っていて。
  何度食っても旨いですよ(〃^▽^〃)
  今回初めて聞きましたが、この最中の皮の製法にも秘密があるんです(* ̄∇ ̄*)b

これでサービス料10%を加えて〆て59860円。一人当たり29930円。カードでのお支払いです。

今宵も食って飲ませて頂きましたわ。

のっけから、岩手県米崎産牡蠣 低温油仕立て、30日間熟成 北海道戸井産本鮪大トロとたたみ掛け、
この世のものとは思えない宇宙一美味しい鮟肝に、キラ星が如くの熟成鮨の数々。
通えば通うほどに惚れるお店、鮨しみづ。

2023年の鮨しみづ詣ではこれで終了では無くて、

・鮨とつまみおせち 8寸2段 55000円

というものを予約していますので大晦日の朝に受け取りに伺います(〃^▽^〃)
年間を通して一番ウキウキするのが大晦日かも知れません。
大晦日の番組を観ながら酒を飲み、鮨しみづのおせちで新年を迎えるのがここ数年のマイブーム。

2024年はどんな料理や鮨を食べられるんだろう???

さて、ここからは番外編。

・鮨とつまみおせち 8寸2段 55000円

の内容を記念・記録にもなりますのであくまでも備忘録として残しておきます。

以下が、2024年 しみづのおせちの内容となります。

■つまみの重
・鰤の幽庵焼き
・つぶ貝の旨煮
・数の子わさび粕漬け
・いくら醤油漬け
・車海老芝煮
・だし漬けローストビーフ
・芽かぼす蜜煮
・酢だこ
・丸十紅茶煮
・煮〆
・唐墨
・煮あわび
・花豆
・合鴨ロース煮
・鶏桑焼き
・桜えび飴炊き
・煮帆立
・あん肝ペースト

■鮨の重
・鯖のバッテラ
・穴子押し
・車海老押し
・本鮪熟酢
・玉子焼き
・おつまみがり

■別添え
・サービスの自家製白たくあん

正月だけではなくて盆まで一気に来たくらいの豪華絢爛おせち。
しみづクオリティの料理を自宅で頂ける年に一度の幸せを噛みしめながら。

ご馳走様です!(2023/12現在、3.52ポイント)

  • 磯自慢 純米吟醸 静岡

  • 磯自慢 純米吟醸 静岡

  • 梅酒ソーダ割り

  • 岩手県米崎産牡蠣 低温油仕立て

  • 岩手県米崎産牡蠣 低温油仕立てアップ

  • 30日間熟成 北海道戸井産本鮪大トロ

  • 30日間熟成 北海道戸井産本鮪大トロアップ

  • 惣誉 純米 栃木

  • 惣誉 純米 栃木

  • 炊き立てのシャリと山葵の巻物

  • 鮟肝

  • 尾瀬の雪解け 鮨い純米 群馬

  • 尾瀬の雪解け 鮨い純米 群馬

  • 自家製カラスミ炙り

  • 河豚と雲子の小鍋仕立て

  • 河豚と雲子の小鍋仕立てアップ

  • 茶碗蒸し

  • おつまみがりとフィンガーガーゼ

  • バッテラ

  • 田中六五 純米酒 福岡

  • 田中六五 純米酒 福岡

  • 20日間熟成 鰤

  • 平目

  • ヤリイカ

  • 35日間熟成 塩竈産本鮪漬け

  • 35日間熟成 塩竈産本鮪中トロ

  • もずく酢

  • 小肌

  • 蒸気雲丹

  • 煮穴子

  • 生海苔の味噌汁

  • 10日間熟成 北寄貝握りの海苔サンド

  • 自家製最中

  • 2024年 しみづのおせち つまみの重

  • 2024年 しみづのおせち 鮨の重

  • 2024年 しみづのおせち

  • 2024年 しみづのおせちの内容

2023/12/31 更新

18回目

2023/10 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.4
    • | CP4.7
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

こういう鮨を食べられる幸せを感じつつ、通い続けられるように明日からも頑張ろうと

2023年10月中旬に再訪です。

この日はかみさんとディナー。
 
やって来たのがこちらの鮨店。

場所は、JR藤沢駅南口から徒歩5分ほどの雑居ビルの6F。

コースは1種類のみですので、

・しみづ季節のお任せコース 時価(大体2万円台くらい) × 2人前

を予約しての訪問になります。

エレベーターに乗って6Fで降り立つとそこはお店の目の前。
暖簾をくぐって店内に入ります。

すぐにご主人と挨拶を交わし席に案内されます。
我々はそのカウンター中央に案内されました。
座ると手指消毒のセレモニー。

お店は、ご主人と女将さん、男性スタッフ。そして奥の調理場に男性の板さんかな?

BGMはいつものジャズ。

この日のしみづ季節のお任せコースの内容は以下になります。

・黒龍 しずく 純米大吟醸 福井 4160円
  私のオーダーです。
  福井県吉田郡に蔵を構える、黒龍酒造の造る純米大吟醸。
  最高級の酒米「山田錦」を使用し、じっくりと丁寧に低温発酵させた純米大吟醸。
  「しずく」の名のとおり、透き通るように綺麗な味わい。
  前回も飲んだのですが1杯目に飲んでおいた方がいいなと思いまずは最初に。
  なにせ一合で4160円という超高級ですからねえ。本当は5勺で売られているんです。

・梅酒ソーダ割り 880円
  かみさんのオーダーです。
  かみさんはこればかり飲んでいます。
  沈んでいる青梅が食いたいだけですが (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

・厚岸産牡蠣 ねぎ油仕立て
  ぷっくりとした厚岸産牡蠣を胡麻油を使った自家製のねぎ油で、
  65度の低温調理を施したもの。いわゆるコンフィにも近いものでしょうね。
  牡蠣の身はしっかりと火が通っていて密度が濃いのに、
  同時にジューシーでミルキーで牡蠣の旨みのみを出しまくっているんです。
  牡蠣の旨みと風味の中にねぎ油の風味が顔を覗かせて。
  これは無茶苦茶旨いですよ(* ̄∇ ̄*)b

・10日間熟成鰹
  なんというか旨味が濃いんですよ。鰹の。生姜も旨いし。
  戻り鰹の時期だとは思うのですが、切れのある旨みというか。

・博多風ごまさば
  博多の郷土料理。対馬産の生鯖を胡麻だれで和え、
  高等葱をたっぷりと散らし、山葵を添えて。
  〆てもいない生の鯖を食べること自体珍しいのですが、
  全くもって青魚臭さは皆無で、この胡麻だれに馴染んで旨いわ。
  ご飯に乗せて食べても最高なんでしょうね。
  大分にも似たような料理で「りゅうきゅう」というのがあるのですが、
  大分と福岡はお隣同士なので似たような郷土料理があるのはごく自然なんでしょう。

・炊き立てのシャリと山葵の巻物
  こちらのお店の挨拶代わりの巻物。定番です。
  出来立てホヤホヤのシャリを山葵とともに、
  海苔で巻いたものを手渡しでサーブされます。
  有明産の海苔と、最高品種である伊豆真妻種の山葵。
  この後の握りで供される馴染んだシャリとの違いを愉しむ趣向。
  私の場合は必ず日本酒とともに味わうことにしているのですが、
  何とか一口分の日本酒が残っていてセーフ。すぐに日本酒をお代わり。

・大信州 手の内 純米吟醸 長野 1580円
  私のオーダーです。
  長野県松本市に蔵を構える、大信州酒造の造る純米吟醸。
  そのネーミングからして旨口タイプかなと思いきや、
  酸味が印象的でフルーティーで爽やか。これも美味しいです。

・梅酒ソーダ割り 880円
  かみさんのオーダーです。同じものをお代わり。

・アラ昆布締め
  意外にもこちらのお店で頂くのは初めて。
  むっちりとした歯応えでアラらしい白身の旨み。
  それを後押しするのが昆布の旨み。
  福岡旅行を思い出すなあ。絶対にアラを食うぞ!と下調べをしまくって。

・大分産 カマス炙り
  皮目は香ばしく、身はしっとりとレアに仕上げたカマス炙り。
  これ以上ないと思われる見事な火入れ。そして身の厚み。
  旨味が凝縮していて身の味が濃いんですから言うこと無し (* ̄∇ ̄*)b
  ご主人が漁師に船上〆の首折りの技術を教えることで安定供給に。

・マナガツオの塩焼き
  こちらのお店ではお初のマナガツオ。
  日本料理店とかでは味噌漬け焼きで供されることの多いマナガツオですが、
  塩でシンプルに焼き上げています。身はふんわり。穏やかな旨みが乗っています。

・茶碗蒸し
  鮨しみづお得意の出汁だけのシンプルな茶碗蒸し。
  出汁の神髄を味わう茶碗蒸し。
  スプーンですくって食べて、日本酒をぐびっとね。

・子持ち鮎の醤油煮
  この時期ですので卵を抱えた鮎を醤油煮に。
  柔らかく煮こまれていて口の中で旨みと供にほぐれます。

・三井の寿 秋純吟 ポルチーニ 福岡 1380円
  私のオーダーです。
  福岡県三井郡大刀洗町に蔵を構える、みいの寿の造る純米吟醸。
  ポルチーニのように香り高い純米吟醸に仕上げ、ふくよかな香りの中に
  やわらかな酸味が感じられます。そんなフルーティーで旨口タイプな純米吟醸。

・梅酒ソーダ割り 880円
  かみさんのオーダーです。同じものをお代わり。

おつまみがりとフィンガーガーゼが準備されました。
ここから握りのスタートです。

・佐賀県産 ヤリイカ
  何日間も熟成したであろう佐賀県産ヤリイカ。
  いつもながらに見事な飾り包丁。
  ねっとりとした食感に旨み、甘みが乗っていて、そこにかぼすと塩。

・4日間熟成 長崎産鯵
  これまた見事な身の厚みの鰺。ヒラマサかと思うほどに (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!
  仕入れた当初は身が固かったらしいのですが、4日目にしてやっと使えるかなと登場。
  そもそも仕入れる魚のクオリティが半端ないんでしょうね。
  普通のお店が仕入れる鰺ってその日に食べないとヤバいレベルなので。
  もちろん味わいも高級魚ヒラマサをも凌ぐのではと思われる美味しさ。
  何度も言及して来ましたが青魚臭さは皆無ですよ。
  鮨しみづにおいて「臭み」という言葉は辞書にありません(* ̄∇ ̄*)b

・鰆の漬け
  鰆の握りもお初ですね。今日はお初が多いなあ。
  なんと銛で突いて獲った鰆(*゚Д゚*)
  網で獲るよりも即死状態なので鮮度が保たれるんだそうです。
  その鰆を漬けに。鰆らしい身の柔らかさを感じながらも程よい弾力と、
  鰆らしい風味。癖という物は微塵もなく。そこに醤油だれの味わいが重なって。
  それらを纏め上げるのがシャリですわ(* ̄∇ ̄*)b

・神雷 秋上がり 生もと純米酒 広島 1280円
  私のオーダーです。
  広島県神石郡神石高原町に蔵を構える、三輪酒造の造る純米酒。
  生もと仕込みらしい香りがほのかに感じられます。
  ほんのりとした酸味。その後に熟成から来る旨みとコク。
  まさに生もと純米らしい味わいで。

・3日間熟成 平貝
  塩で〆て3日間熟成した平貝。
  細かな包丁を表面に入れています。
  食べると期待通りのサクサク食感。そして平貝の風味と旨み。
  平貝を握りで食べるのはお初と思いきや、2023年3月に食ってるし (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

・35日間熟成 本鮪大トロ
  もはやビジュアルからして旨いのが約束されています (* ̄∇ ̄*)b
  35日間熟成したことでしっとりと落ち着いた印象を持っていて、
  そこに程良い塩をまとっています。
  食べてみると鼻から抜ける香りが素晴らしく、舌から感じる透明感のある脂。
  そして塩の影響により甘みと旨みをより一層感じるんです。
  この世のものとは思えない美味しさ。
  誤解を恐れずに言うなれば、これより美味しい黒毛和牛があるのでしょうか。
  本鮪と黒毛得和牛を比べてどうすんじゃいと言われそうですが (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!
  なんつうか脂という観点では、海の王者と陸の王者かなと思ったので。
  こういう鮨を食べられる幸せを感じつつ、通い続けられるように明日からも頑張ろうと。
  そういう意味では健康管理も非常に重要ですからね(* ̄∇ ̄*)b

・対馬産 のどぐろ炙り
  鮨しみづでは大トロ扱いののどぐろ。
  炙った香ばしさ、透明感のある脂の旨み、トロトロの身。
  熟成した味わいを極めたのどぐろ炙りの旨さを今宵も堪能 (〃^▽^〃)
  本鮪大トロ ⇒ のどぐろ炙り
  という超贅沢な連携プレーは、鮨しみづでは良くあるケース。

・もずく酢
  口直し的なタイミングでのサーブ。大トロにのどぐろの後ですから。
  もずく自体も弾力とシャキシャキとした歯応えがあり美味しいのですが、
  この合わせ酢が美味しんだよなあ。もちろん毎回完飲です。

・小肌
  江戸前では無くて佐賀とか熊本あたりの九州前の小肌だと思います。
  この時期の小肌は美味しいため、あえてそれほど寝かせないそうです。
  魚体の状態を見て最適な熟成日数や仕込み方法を変えているんですねえ。
  鮨屋なんだから当たり前なのですが、深くお伺いしてみると、
  その仕込みのレベルが普通じゃ無いのが鮨しみづなんです(* ̄∇ ̄*)b

・おつまみがり
  無くなったのでお代わり。
  いや、無くしたというのが正解か (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

・大分産 赤雲丹
  こちらの赤雲丹は無茶苦茶拘りのあるもの。
  まずもって仕入れられる人は限られています。
  生産者が合格をした人にしか卸さないというハードルの高さ。
  伝説の赤雲丹と言われており、漁期は1年でわずか2週間のみ。
  凄腕の海女さんたちが漁をしているんです。最高齢は79歳とか(*゚Д゚*)
  赤雲丹そのものも極上なのですが、とかく嫌われ者のミョウバンを
  6時間かけて焼くことで、特有の癖を排除しているようなんです。
  大きなパエリア鍋のようなフライパンを6時間も振り続けるんですよ。あり得んわ。
  そしてこの赤雲丹を使うときには絶対に海苔と山葵を使うなというのも条件。
  そんなハードルの高い面接?をくぐり抜けて無事に仕入れられるんです。
  さて、そんな凄い赤雲丹ですが食べるのはたったの一口。
  口に放り込んだ瞬間に誰もが思うのはその香りの凄さ。
  雲丹の高貴な甘い香りというのか。そんな単純な形容では表せないような。
  そして噛んでいるうちに舌に触れることで旨味がぐんぐんと感じ取れるように。
  シャリとの調和も申し分なくてこれは凄いわ。
  生産者が絶対に海苔と山葵を使うなというのは分かりますよ。使ったらこの香りが半減する。
  今までは、由良の赤雲丹が最高だと思っていたのですが、2番手に甘んじることになったかも。
  お隣の常連さんも人生最高と仰っていました(〃^▽^〃)

・北寄貝
  ここ最近では超お気に入りの北寄貝(〃^▽^〃)
  北寄貝らしいシャキシャキ食感は残しつつ、北寄貝の旨みのオールスターですよ。
  全部北寄貝の旨味のみで構成されているんです。

・帆立
  鮨しみづとしては超珍しいのですがフレッシュな帆立。
  寝かせられる帆立とそうじゃない帆立があるのですが、
  この帆立はフレッシュな状態で食べた方がよいとの判断。
  ある意味、珍しいのですがこういう普通のももちろん旨い(* ̄∇ ̄*)b

・青海苔の味噌汁
  青海苔の香りが素晴らしいです。
  出汁の旨みと味噌の甘み。

・対馬産 煮穴子
  定番の煮穴子ですが、この日の穴子はご主人もヤバイというほどの
  柔らかさに仕上がっていて。包丁を入れて手のひらに乗せるときも気を付けながら。
  まさにその言葉通りで、口に入れた瞬間に溶けます。
  かみさんのを見ていると口に入れる瞬間に端の方が切れて落ちていました。
  それほど形を保つのがギリギリだったということです。

・35日間熟成 本鮪大トロ ?円 × 2貫
  追加です。天国に昇りたくて (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

・佐賀県産 ヤリイカ ?円 × 2貫
  こちらも追加です。かみさんの大好物。この身の甘さがたまらんよね。

・大分産 赤雲丹 ?円 × 2貫
  こちらも追加です。こんな凄い雲丹は一生のうちでもそうそう食えないので。

・いくらの手巻き寿司
  珍しいのですがこちらが〆で出されました。
  ここまでの料理や握りが走馬灯のように脳裏に浮かびながら、
  こちらも美味しく名残惜しみながら頂きました。
  とにかく海苔の香りが素晴らしいんですよ。
  なので逆に、大分産 赤雲丹とは香りの喧嘩が始まっちゃうんだろうなあ。

・熱い緑茶
  お酒は以上でこちらを〆に。

・自家製最中
  こちらは定番。ご主人の家紋を焼き印にしたバージョン。
  サクサクの最中の皮の中には、花豆で作った餡に
  コーヒーフレーバーを加えたもの。それがたっぷりと入っていて。
  何度食っても旨いですよ(〃^▽^〃)

これでサービス料10%を加えて〆て69350円。一人当たり34675円。カードでのお支払いです。

今宵も食って飲ませて頂きましたわ。

のっけから厚岸産牡蠣 ねぎ油仕立てというぶったまげるほどの美味しい料理が登場してきて、
その後もコース全体を通して淀みのない構成で、極上の料理と握りを堪能。
お初もいっぱい頂けましたしね(〃^▽^〃)

お隣の常連さんとも楽しく会話をしながらでしたのでそういった意味でも愉しくて(* ̄∇ ̄*)b
良いお店には良いお客さんが自然と集まってくるのかも知れません。
特に、鮨しみづのような都心の一等地でもなくローカル色の強い藤沢の町で、
テナントビルの6Fという隠れ家感満載のロケーションにも関わらず、
その噂を聞きつけた食通の方が都内からも足繁く通うお店なんです。

そんな凄いお店に我々は、2020年1月からお仲間に加えていただくことになりました。
そういった意味では、こちらのお店を紹介してくれた鎌倉の超絶品フレンチである、
フィエルテのシェフたちにも感謝しないといけませんね(* ̄∇ ̄*)b

さて、2023年10月ともなれば早くもおせちの予約が始まる頃です。
鮨しみづとしても、

・鮨とつまみおせち 8寸2段 55000円

というものが用意されますのでもちろん今年も予約を致しました(〃^▽^〃)

大晦日の午前中に受け取って、大晦日の番組を観ながら酒を飲み、
鮨しみづのおせちで新年を迎えるのがここ数年のマイブーム。

2024年はどんな料理や鮨を食べられるんだろう???
というコメントはまだ早いな。
まだ2023年12月の訪問が残っていますので (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

ご馳走様です!(2023/10現在、3.30ポイント)

  • 黒龍 しずく 純米大吟醸 福井

  • 黒龍 しずく 純米大吟醸 福井

  • 梅酒ソーダ割り

  • 厚岸産牡蠣 ねぎ油仕立て

  • 10日間熟成鰹

  • 博多風ごまさば

  • 博多風ごまさばアップ

  • 炊き立てのシャリと山葵の巻物

  • 大信州 手の内 純米吟醸 長野

  • 大信州 手の内 純米吟醸 長野

  • アラ昆布締め

  • 大分産 カマス炙り

  • マナガツオの塩焼き

  • 茶碗蒸し

  • 子持ち鮎の醤油煮

  • 三井の寿 秋純吟 ポルチーニ 福岡

  • 三井の寿 秋純吟 ポルチーニ 福岡

  • おつまみがりとフィンガーガーゼ

  • 佐賀県産 ヤリイカ

  • 4日間熟成 長崎産鯵

  • 鰆の漬け

  • 神雷 秋上がり 生もと純米酒 広島

  • 神雷 秋上がり 生もと純米酒 広島

  • 3日間熟成 平貝

  • 35日間熟成 本鮪大トロ

  • 対馬産 のどぐろ炙り

  • もずく酢

  • 小肌

  • 大分産 赤雲丹

  • 北寄貝

  • 帆立

  • 青海苔の味噌汁

  • 対馬産 煮穴子

  • 35日間熟成 本鮪大トロ

  • 佐賀県産 ヤリイカ

  • 大分産 赤雲丹

  • いくらの手巻き寿司

  • 自家製最中

2023/10/16 更新

17回目

2023/08 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.4
    • | CP4.7
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

追い打ちをかけるようにシャリの旨さが重なり合って、「鮨」という極上の作品に

2023年8月中旬に再訪です。

この日はかみさんとディナー。
 
やって来たのがこちらの鮨店。

場所は、JR藤沢駅南口から徒歩5分ほどの雑居ビルの6F。

コースは1種類のみですので、

・しみづ季節のお任せコース 時価(大体2万円台くらい) × 2人前

を予約しての訪問になります。

エレベーターに乗って6Fで降り立つとそこはお店の目の前。
暖簾をくぐって店内に入ります。

すぐにご主人と挨拶を交わし席に案内されます。

今宵はカウンターに9席分用意されていました。満席状態です。
我々はそのカウンター中央左手に案内されます。

お店は、ご主人と女将さん、男性スタッフ。そして奥の調理場に男性の板さんかな?

BGMはいつものジャズ。

この日のしみづ季節のお任せコースの内容は以下になります。

・わかむすめ 燕子花 純米大吟醸 無濾過原酒 瓶燗火入れ 山口 3300円
  私のオーダーです。
  山口県山口市に蔵を構える、新谷酒造の造る純米大吟醸。
  純米大吟醸なのにそこまで吟醸、吟醸していなくてキレのある味わい。
  白ワインをも思わせるような味わいで美味しいです。かみさんも絶賛。

・梅酒ソーダ割り 880円
  かみさんのオーダーです。
  かみさんはこればかり飲んでいます。
  沈んでいる青梅が食いたいだけですが (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

・福岡産蛸の桜煮
  定番の蛸の桜煮。ノンストレス蛸です。
  海中で銃で撃って、銛で突いて捕獲し、海中で〆る技を駆使したもの。
  究極の素早さで〆るため身が硬直しないそうです。
  それを煮汁で仕上げたもの。
  毎度のことながら旨い。ほんと幸せですよ (〃^▽^〃)

・姫鮑の煮物
  次も煮物系。
  姫鮑を、冷凍保存しておいた黒鮑の肝と一緒に炊いたもの。
  何度も出汁を追い足してじっくりと煮含めるそうです。
  姫鮑らしい風味と食感に、鮑の王者黒鮑の旨味も加わって極上の味わいに。

・炊き立てのシャリと山葵の巻物
  目の前でシャリの仕込みが始まります。
  ぷうんっと漂ってくる赤酢の匂い。
  ご主人が切るようにシャリに仕立てていきます。
  そして出来立てホヤホヤの赤酢のシャリを山葵とともに、
  海苔で巻いたものを手渡しでサーブされます。
  有明産の「極み」というまさに極上の海苔と、最高品種の山葵。
  出来立てなのにこの美味しさ。毎回のことですがタマランです (〃^▽^〃)
  日本酒との相性は最高なので、必ず日本酒のある状態をキープ (* ̄∇ ̄*)b

・黒龍 しずく 純米大吟醸 福井 5勺 2080円
  私のオーダーです。
  福井県吉田郡に蔵を構える、黒龍酒造の造る純米大吟醸。
  5勺とは半合になりますので、鮨しみづで頂く日本酒としては最高額。
  最高級の酒米「山田錦」を使用し、じっくりと丁寧に低温発酵させた純米大吟醸。
  「しずく」の名のとおり、透き通るように綺麗な味わい。
  1杯目に飲んだわかむすめよりもクリアで香りも穏やか。

・大分産 カマス炙り
  皮目は香ばしく、身はしっとりとレアに仕上げたカマス炙り。
  これ以上ないと思われる見事な火入れ。
  旨味が凝縮していて身の味が濃いんですから言うこと無し (* ̄∇ ̄*)b
  ご主人が漁師に船上〆の首折りの技術を教えることで安定供給に。

・福岡産蛸の塩茹で
  同じノンストレス蛸で桜煮との味の対比を楽しみます。
  こちらは身の弾力がしっかりとあります。
  塩茹でですのでシンプルに蛸の持つ旨味と塩気のみ。
  そこに煎り胡麻の香ばしさも加わってヘブン。

・梅酒ソーダ割り 880円
  かみさんのオーダーです。同じものをお代わり。

・15日間熟成 玄界灘産 太刀魚炙り
  半日以上干してから熟成。
  身はふわふわでしっとり。まさに旨味が凝縮。塩気も素晴らしい。

・百十郎 純米吟醸 山廃 時代 岐阜 1380円
  私のオーダーです。
  岐阜県各務原市に蔵を構える、蔵元林本店の造る純米吟醸。
  山廃仕込みらしいどっしり旨口タイプ。
  燗にしても美味しいと思います。

・いくらの茶碗蒸し
  鮨しみづ特製の出汁で作った茶碗蒸しの生地に、
  プニュプニュ、プチプチのいくらを乗せて。
  いくらはそのまま食べたり、生地に混ぜて半煮えにして食べたりと。

・西條鶴 山田錦 超辛口 純米吟醸 広島 ?円
  私のオーダーです。メニュー外からオーダー。
  広島県東広島市に蔵を構える、西條鶴醸造の造る純米吟醸。
  超辛口ですが、まさにその通りの味わいで、香りも良くてわりとスッキリ。

おつまみがりとフィンガーガーゼが準備されました。
ここから握りのスタートです。

・16日間熟成 長崎県平戸 平目
  鮨しみづお得意の白身の熟成。
  醤油で頂きましたが熟成された平目の身とシャリとの一体感が素晴らしいです。

・梅酒ソーダ割り 880円
  かみさんのオーダーです。同じものをお代わり。

・一週間熟成 関アジ
  鮨しみづではお初となる関アジ。
  というよりも最近では鎌倉・湘南エリアではなかなかお目に掛からないかも?
  ただでさえ美味しいブランド鰺である関アジを、鮨しみづの技術でさらに熟成。
  食べた瞬間に青魚とは思えないクリアな味わい。特有の臭みは一切無し。
  冗談抜きに青魚が苦手な方でもこれならば美味しく食べられると思います。
  これは凄いわ。

・本鮪漬け
  美しい光沢のある深紅の色味。
  口に含むととにかく香りがいいんだよねえ(〃^▽^〃)

・メバチマグロ漬け
  スチーム熟成という新技を駆使して熟成し、漬けにしたもの。
  一旦スチームをかけてから熟成をするそうなのですが、
  本鮪でやるよりもメバチマグロの方がこの技法には向いているとのことで。
  言われなければ本鮪のトロのような綺麗なピンク色のサシ。
  旨いっすよ(〃^▽^〃)

・田中六五 純米酒 福岡 1580円
  私のオーダーです。
  福岡県糸島市に蔵を構える、白糸酒造の造る純米酒。
  酸味と旨みと甘みのバランスがいいです。
  鮨 しみづでは常に用意されている銘酒ですね。
  握りとの相性も抜群ですのでこのタイミングで。

・タカベ
  なかなか寿司では見かけないネタ。塩焼きが有名ですけどね。
  切身だけを眺めるとスズキ辺りにも近い印象。魚体は全然小さいですけど。
  食べてみると脂っぽいと言われるタカベがあっさり。
  やはりこれも熟成技を駆使しているのかな?

・おつまみがり 0円
  無くなったのでお代わり。かみさんも負けじと。

・鰻炙り
  久しぶりにお目見えした鰻炙り。
  福岡県柳川の放流鰻という半養殖で育ったもの。
  天然ものにも近い状況で育っているんです。
  キリッとした特製醤油を塗って関西風にパリパリに焼き上げるのですが、
  これがいつも美味しくてねえ (〃^▽^〃)
  しかしながらこの日は焦らし作戦か、ほんの一切れのみ (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

・22日間熟成 本鮪大トロ
  もはやビジュアルからして旨いのが約束されています (* ̄∇ ̄*)b
  22日間熟成したことで脂と赤身が馴染んで一体感を醸成。
  そこに塩をまとうわけですが、口に放り込んだ瞬間の香りの良さ。
  本鮪の素晴らしいところはこの香り。これは本鮪じゃ無いと出せないと思います。
  そこに追い打ちをかけるようにシャリの旨さが重なり合って、
  「鮨」という極上の作品に仕上がっているんです。
  こういう鮨を食べたいから鮨しみづに通うわけであって、これだけは代替が出来ません。
  よって通い続けるしか無いんです。

・のどぐろ炙り
  鮨しみづでは大トロ扱いののどぐろ。
  炙った香ばしさ、透明感のある脂の旨み、トロトロの身。
  熟成した味わいを極めたのどぐろ炙りの旨さを今宵も堪能 (〃^▽^〃)

・もずく酢
  口直し的なタイミングでのサーブ。大トロにのどぐろの後ですからねえ。
  もずく自体も弾力とシャキシャキとした歯応えがあり美味しいのですが、
  この合わせ酢が美味しんだよなあ。飲んでも旨味があるので。

・10日間熟成 ヤリイカ
  10日間熟成したヤリイカ。
  いつもながらに見事な飾り包丁。
  ねっとりとした食感に旨み、甘みが乗っていて。
  味付けはかぼすと塩かな。

・帆立
  相変わらず包丁の入れ方が素晴らしいです。当たり前に切って乗せるのでは無くて。
  そして煎り胡麻を添えて。
  口に入れるとそのビジュアルから期待した通りのシャリとの一体感。
  上に乗せた煎り胡麻が香ばしくて素晴らしいアクセントになっています。
  こういう風に切りつけることで口内でほぐれやすくて、シャリとの一体感を存分に味わえます。

・生海苔の味噌汁
  生海苔の香りと出汁の香りが素晴らしい味噌汁。
  ホント美味しいんですよ(〃^▽^〃)

・煮穴子
  定番の味わい。口に入れるとほろほろに崩れて無くなります。

・雲丹と本鮪すき身の海苔巻き
  贅沢にも2種類の雲丹に本鮪のすき身を使った海苔巻き。
  天国に昇るような美味しさですが、同時に尿酸値ヒートアップ (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

・北寄貝 ?円
  コースの握りとしては終了しましたが追加でこちらを。
  帆立もそうでしたが、こちらも見た瞬間からしてシャリとの一体感が約束されています。
  北寄貝らしいシャキシャキ食感は残しつつ、北寄貝の旨みのオールスターですよ。
  全部北寄貝の旨味のみで構成されているんです。

・熱い緑茶
  お酒は以上でこちらを〆に。

・自家製最中
  こちらは定番。ご主人の家紋を焼き印にしたバージョン。
  サクサクの最中の皮の中には、花豆で作った餡に
  コーヒーフレーバーを加えたもの。それがたっぷりと入っていて。
  何度食っても旨いですよ (〃^▽^〃)

これで〆て65390円。一人当たり32695円。カードでのお支払いです。

今回は飲んだことのないような銘酒が揃っていましたね。
こういうお酒は酔う前に楽しまないとね (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

あとは鮨しみづでは初めて食べる関アジ。
関アジ自体は何度も食べた経験があり、血合の逆目がくっきりと綺麗で、
さすがはブランド鰺だなと思いながら食べて来ましたが、
鮨しみづの熟成技に掛かった関アジは半端なく美味しく。

関アジに限らず、魚種、魚体、季節に応じて、熟成の仕方も管理温度も異なるそうです。
仕入れた魚に応じて食べごろを見極めて、お客さんの喜ぶ姿を想像しながら仕込むんです。
その仕込みは、ノンストレス蛸やカマスなどにも見られるように、
海中や船上から始まっているんですから、ご主人が握る作業は全工程の1%未満なんでしょうね。
その握りも実はコースを通してシャリの大きさを変えているんです。
それらは全てお客さんの満足のために計算され尽くしているんです。

2023年もそれほど月日が残っているわけではありません。
現時点での予定としては、10月、12月に伺って、
そして最後は鮨しみづのおせちを購入して大晦日に食べると(* ̄∇ ̄*)b

もう2023年が終わっちゃうやん (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

と、その前に9月に清水さんの料理を別のところで頂く機会に預かりました。
それも楽しみじゃのお(〃^▽^〃)

ご馳走様です!(2023/8現在、3.30ポイント)

  • わかむすめ 燕子花 純米大吟醸 無濾過原酒 瓶燗火入れ 山口

  • わかむすめ 燕子花 純米大吟醸 無濾過原酒 瓶燗火入れ 山口

  • 梅酒ソーダ割り

  • 福岡産蛸の桜煮

  • 姫鮑の煮物

  • 炊き立てのシャリと山葵の巻物

  • 黒龍 しずく 純米大吟醸 福井

  • 黒龍 しずく 純米大吟醸 福井 5勺

  • 大分産 カマス炙り

  • 福岡産蛸の塩茹で

  • 15日間熟成 玄界灘産 太刀魚炙り

  • 百十郎 純米吟醸 山廃 時代 岐阜

  • 百十郎 純米吟醸 山廃 時代 岐阜

  • いくらの茶碗蒸し

  • いくらの茶碗蒸しアップ

  • 西條鶴 山田錦 超辛口 純米吟醸 広島

  • 西條鶴 山田錦 超辛口 純米吟醸 広島

  • おつまみがりとフィンガーガーゼ

  • 16日間熟成 長崎県平戸 平目

  • 一週間熟成 関アジ

  • 本鮪漬け

  • メバチマグロ漬け

  • 田中六五 純米酒 福岡

  • 田中六五 純米酒 福岡

  • タカベ

  • 鰻炙り

  • 22日間熟成 本鮪大トロ

  • のどぐろ炙り

  • もずく酢

  • 10日間熟成 ヤリイカ

  • 帆立

  • 生海苔の味噌汁

  • 煮穴子

  • 雲丹と本鮪すき身の海苔巻きの作成中

  • 雲丹と本鮪すき身の海苔巻き

  • 北寄貝

  • 自家製最中

2023/08/23 更新

16回目

2023/07 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.4
    • | CP4.7
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

この一皿が出来上がるまでに、単なる仕入れ以上の努力を重ねて

2023年7月上旬に再訪です。

この日はかみさんとディナー。
 
やって来たのがこちらの鮨店。

場所は、JR藤沢駅南口から徒歩5分ほどの雑居ビルの6F。

コースは1種類のみですので、

・しみづ季節のお任せコース 時価(大体2万円台くらい) × 2人前

を予約しての訪問になります。

エレベーターに乗って6Fで降り立つとそこはお店の目の前。
暖簾をくぐって店内に入ります。

すぐにご主人と挨拶を交わし席に案内されます。

今宵はカウンターに8席分用意されていました。満席状態です。
我々はそのカウンター中央右手に案内されます。

お店は、ご主人と女将さん、女性スタッフ。そして奥の調理場に男性の板さん2名かな?

BGMはいつものジャズ。

この日のしみづ季節のお任せコースの内容は以下になります。

・鍋島 吟醸 サマームーン 佐賀 1640円
  私のオーダーです。
  佐賀県鹿島市浜町に蔵を構える、富久千代酒造の造る吟醸酒。
  まさに夏酒らしさが満開。甘みがあるのですが嫌味ではなく。

・梅酒ソーダ割り 880円
  かみさんのオーダーです。
  かみさんはこればかり飲んでいます。
  沈んでいる青梅が食いたいだけですが (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

・鰹の叩き 瞬間燻製 玉ねぎ醤油仕立て
  初鰹の皮目を炙り、玉ねぎ醤油を注いで瞬間燻製に。
  初鰹は乾燥熟成したのではと思われますが、モチモチ食感で皮目の香ばしさと旨み。
  そこに飲み干したくなるような玉ねぎ醤油が合わさり極上の味わいに。
  この玉ねぎ醤油をドレッシングにしてサラダ食いてえ (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

・玄界灘黒鮑
  絶滅危惧種ではと思われるほど入荷が困難な黒鮑。
  それをじっくりと6時間火入れをしたものです。
  食べてみると黒鮑らしい風味と味わい。クニュクニュと食感も柔らかく仕上げていて。
  これだけ美味しいのに味は黒鮑そのもので出しているんだとか。
  なんだかんだと貝の王様ですよ。貴重な黒鮑を堪能させて頂きました(〃^▽^〃)
  2023年に入ってから黒鮑を食べたのは日本料理 幸庵とここだけかも???

・1週間熟成カマス炙り
  皮目は香ばしく、身はレアに仕上げたカマス炙り。
  グラデーションのように火入れの違いを堪能することが出来ます。
  鰹出汁が効いた酢に大根おろしを乗せていますのでそのままパクリと。
  ご主人が漁師に船上〆の首折りの技術を教えたカマスですので、
  海で泳いでいたままの鮮度で店に届き熟成をしたんだと思います。
  この一皿が出来上がるまでに、単なる仕入れ以上の努力を重ねているんです。

・20日間熟成甘鯛の松笠焼き
  20日間熟成させた甘鯛を皮はパリパリの松笠焼きに仕上げたものです。
  何度も食ったことがある甘鯛の定番料理になりますが、他のお店と違うのが、
  20日間も熟成させているところ。水分の多い甘鯛ですのでそれによって旨みが凝縮して。
  しかしながら身は固くならずにしっとりふっくらとしたジューシーさを保っていて。

・梅酒ソーダ割り 880円
  かみさんのオーダーです。同じものをお代わり。

・乾坤一 純米吟醸 鈴風 宮城 1380円
  私のオーダーです。
  宮城県柴田郡村田町に蔵を構える、大沼酒造店の造る純米吟醸。
  まさに夏酒らしい辛口の口当たりと酸味が心地良いです。
  これも旨いなあ。

・炊き立てのシャリと山葵の巻物
  目の前でシャリの仕込みが始まります。
  ぷうんっと漂ってくる赤酢の匂い。
  ご主人が切るようにシャリに仕立てていきます。
  そして出来立てホヤホヤの赤酢のシャリを山葵とともに、
  海苔で巻いたものを手渡しでサーブされます。
  有明産の「極み」というまさに極上の海苔と、最高品種の山葵。
  出来立てなのにこの美味しさ。毎回のことですがタマランです (〃^▽^〃)
  日本酒との相性は最高なので、必ず日本酒のある状態をキープ (* ̄∇ ̄*)b

・茶碗蒸し
  鮨 しみづお得意の出汁だけのシンプルな茶碗蒸し。
  出汁の神髄を味わう茶碗蒸し。
  しかしながら今回は鰹粉と梅肉を味変アイテムとして添えられました。
  まずは2口ほどはそのままの出汁の味わいを楽しんでから味変も楽しみました(〃^▽^〃)

おつまみがりとフィンガーガーゼが準備されました。
ここから握りのスタートです。

・15日間熟成対馬産メイチダイ
  大きな切身を見るとヒマヤラピンクソルトの岩塩を見ているくらいに綺麗な熟成色。
  そこから1人前に切り分けていくとやっと鯛なんだなと素性が分かります。
  通常だと1㎏程度なのですがこちらは2㎏という銀座のお店も生唾物のメイチダイ。
  鮨 しみづだからこそこれを仕入れられるんです(* ̄∇ ̄*)b
  夏場にご主人が惚れ込むメイチダイですが、1貫目としては最高の白身の旨みですよ。

・澤の花 純米大吟醸 夕涼み 長野 1380円
  私のオーダーです。
  長野県佐久市に蔵を構える、伴野酒造の造る純米大吟醸。
  乾坤一 純米吟醸 鈴風よりもさらに爽やかな酸味が心地よいです。

・17日間熟成シマアジ
  ムニュムニュとした食感になっていて、透明感のある脂でスッキリとした旨味。
  青魚特有の臭いも皆無で旨味のみを引き出しています。
  青魚が苦手という方も鮨 しみづの青魚はペロッと食べて帰るらしいですよ(* ̄∇ ̄*)b
  熟成によってその手の嫌味な部分がまろみとなって変わっていくのかもね。

・梅酒ソーダ割り 880円
  かみさんのオーダーです。同じものをお代わり。

・ヤリイカ
  いつもながらに見事な飾り包丁。
  ねっとりとした食感に旨み、甘みが乗っていて。
  ここ最近は、スミイカ、アオリイカでしたので久しぶりのヤリイカですねえ。

・10日間熟成帆立
  何というか包丁の入れ方が素晴らしいですね。当たり前に切って乗せるのでは無くて。
  口に入れるとそのビジュアルから期待した通りのシャリとの一体感。
  上に乗せた煎り胡麻が香ばしくて素晴らしいアクセントになっています。
  こういう風に切りつけることで赤酢のシャリとの一体感を存分に味わえるんです。
  これぞ鮨の醍醐味でしょうなあ(* ̄∇ ̄*)b

・産土 2021 山田錦 熊本 ?円
  私のオーダーです。
  熊本県玉名郡に蔵を構える、花の香酒造の造る生酒。
  飲んだ瞬間にびっくり。微発泡どころか発泡でんがな (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!
  甘みは程よく心地良い酸味もあってこれは旨い!
  かみさんもかなりお気に入りの模様。
  ちなみに「産土」と書いて「うぶすな」と読みます(* ̄∇ ̄*)b

・22日間熟成壱岐の本鮪トロ
  22日間熟成してもこのテカり。もの凄い脂が乗っています。
  ご主人いわく山葵が効かないと。
  塩で頂きましたが脂くどさなんか皆無で、ただただそこにあるのは旨味のみ。
  また頑張って働いて食べに来ようとモチベーションアップになりますよ(〃^▽^〃)

・小肌
  おそらく江戸前では無くて佐賀とか熊本とかの九州前ではと思います。
  わりとしっかりとした酢〆に仕立てあげて。さっぱりと口直し的な位置づけに。
  鮨 しみづに来られるお客さんで相模湾産とかを期待されている方もいるそうなのですが、
  残念ながら九州を中心とした全国から取り寄せてますんで (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!
  なので江戸前鮨では無いんですよねえ(* ̄∇ ̄*)b

・のどぐろ炙り
  鮨 しみづでは大トロ扱いののどぐろ。
  炙った香ばしさ、透明感のある脂の旨み。
  熟成した味わいを極めたのどぐろ炙りの旨さを今宵も堪能 (〃^▽^〃)

・北寄貝
  帆立もそうでしたが、こちらも見た瞬間からしてシャリとの一体感が約束されています。
  北寄貝は2週間漬け込んだもの。火入れをして肝とかと供に。
  それだけの仕込みを経てやっと我々の口に入るんです。
  もう北寄貝の旨みオールスターですよ。全部北寄貝の旨味のみで構成されているんです。

・おつまみがり 0円
  無くなったのでお代わり。かみさんも負けじと。

・雲丹と生いくらの小丼
  別名、痛風小丼 (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!
  雲丹の甘さが引き出されていて、おそらく時不知鮭のものと思われる生いくらは
  プチッと弾けて、こちらも旨味がじゅわっと溢れ出てきて。
  ちなみに神馬草を食べた雲丹は旨いそうですよ(* ̄∇ ̄*)b

・玉子焼き
  ほんのり甘い味付けで、適度にふんわり、しっとりとした仕上がり。
  もちろん鮨 しみづお得意の出汁を効かせた味わいです。
  これはかみさんのドストライクゾーンですので毎回唸ってますねえ (* ̄∇ ̄*)b

・生海苔の味噌汁
  最近はシンプルに生海苔の味噌汁。
  生海苔の香りと出汁の香りが素晴らしい味噌汁。

・煮穴子
  定番の味わい。口に入れるとほろほろに崩れて無くなります。

・北寄貝 ?円 × 2貫
  コースの握りとしては終了しましたが追加でこちらを。
  この香りと味わいがたまらなくてお代わりを(〃^▽^〃)

・閖上の赤貝 ?円 × 2貫
  さらに追加で。
  日本一とも称される宮城県名取の閖上(ゆりあげ)の赤貝。
  ご主人から「閖上の赤貝がありますよ?」とオススメされもちろん頂きました(〃^▽^〃)
  そもそも貝類は大好物ですが、赤貝は高級ですのでなかなか口にすることが出来ません。
  その赤貝の最高峰ともいえる閖上の赤貝を頂ける貴重な経験をさせて頂きました。
  もちろん鮨 しみづですから赤貝も熟成。
  色っぽい艶のある色味と香り。シャキシャキと繊維を断ち切る食感。
  そして赤貝特有の磯の風味が漂う旨み。さすがですよ。
  
・本鮪の中巻
  目の前で作り始めたので誰かのお土産かなと思いきや、
  なんと全員に配り始めました(*゚Д゚*)
  中トロの部位ですがほとんど赤身寄りの私好みの部位の本鮪と、
  玉子焼き、干瓢を巻いた中巻。
  三位一体となった海苔巻きを一口で頬張る幸せ・・・

・自家製最中
  こちらは定番。ご主人の家紋を焼き印にしたバージョン。
  サクサクの最中の皮の中には、花豆で作った餡に
  コーヒーフレーバーを加えたもの。それがたっぷりと入っていて。
  何度食っても旨いですよ (〃^▽^〃)

これでサービス料10%を加えて、〆て67370円。一人当たり33685円。カードでのお支払いです。

今宵も最初から最後まで超満足(* ̄∇ ̄*)b
酒もいいのを揃えてくれているのが有難くて。

なかなか入荷出来ない黒鮑を始め、甘鯛、2㎏のメイチダイ、壱岐の本鮪、
北寄貝、そして閖上の赤貝など超貴重な食材を、
鮨 しみずの見事な仕事を通して堪能させて頂きました(〃^▽^〃)

いつも思うのは、この極上の時間がわずか3時間足らずで終わりを迎えること。。。
でも、この名残り惜しさがあるからお店を出た瞬間に次の来店のワクワク感があるわけで。

そんなわけで次回は晩夏というか初秋というか、そんな時期に訪問したいと思います。
その頃になると大間の鮪や秋刀魚、鰻あたりが出てくるのかな???
乞うご期待で(* ̄∇ ̄*)b

ご馳走様です!(2023/7現在、3.31ポイント)

  • 鍋島 吟醸 サマームーン 佐賀

  • 鍋島 吟醸 サマームーン 佐賀

  • 梅酒ソーダ割り

  • 鰹の叩き 瞬間燻製 玉ねぎ醤油仕立て

  • 鰹の叩き 瞬間燻製 玉ねぎ醤油仕立て

  • 鰹の叩き 瞬間燻製 玉ねぎ醤油仕立てアップ

  • 鰹の叩きリフトアップ

  • 玄界灘黒鮑

  • 玄界灘黒鮑アップ

  • 1週間熟成カマス炙り

  • 1週間熟成カマス炙りアップ

  • 20日間熟成甘鯛の松笠焼き

  • 20日間熟成甘鯛の松笠焼きアップ

  • 乾坤一 純米吟醸 鈴風 宮城

  • 乾坤一 純米吟醸 鈴風 宮城

  • 炊き立てのシャリと山葵の巻物

  • 茶碗蒸し

  • 茶碗蒸しアップ

  • 鰹粉と梅肉の味変アイテム

  • おつまみがりとフィンガーガーゼ

  • 15日間熟成対馬産メイチダイ

  • 澤の花 純米大吟醸 夕涼み 長野

  • 澤の花 純米大吟醸 夕涼み 長野

  • 17日間熟成シマアジ

  • ヤリイカ

  • 10日間熟成帆立

  • 産土 2021 山田錦 熊本

  • 産土 2021 山田錦 熊本

  • 22日間熟成壱岐の本鮪トロ

  • 小肌

  • のどぐろ炙り

  • 北寄貝

  • 雲丹と生いくらの小丼

  • 雲丹と生いくらの小丼アップ

  • 玉子焼き

  • 生海苔の味噌汁

  • 煮穴子

  • 北寄貝

  • 閖上の赤貝

  • 本鮪の中巻

  • 自家製最中

2023/07/04 更新

15回目

2023/05 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.4
    • | CP4.7
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

その裏に隠された99%の仕込みが、鮨 しみづの極上の握りを創り上げて

2023年5月中旬に再訪です。

この日はかみさんとディナー。
 
やって来たのがこちらの鮨店。

場所は、JR藤沢駅南口から徒歩5分ほどの雑居ビルの6F。

コースは1種類のみですので、

・しみづ季節のお任せコース 時価(大体2万円台くらい) × 2人前

を予約しての訪問になります。

エレベーターに乗って6Fで降り立つとそこはお店の目の前。
暖簾をくぐって店内に入ります。

すぐにご主人と挨拶を交わし席に案内されます。

今宵はカウンターに9席分用意されていました。MAXの満席状態です。
我々はそのカウンター中央左手に案内されます。

お店は、ご主人と女将さん、女性スタッフ2名。そして奥の調理場に男性の板さん2名かな?

BGMはいつものジャズ。

この日のしみづ季節のお任せコースの内容は以下になります。

・神雷 純米吟醸 千本錦 無濾過生原酒 広島 1250円
  私のオーダーです。
  広島県神石郡に蔵を構える、三輪酒造の造る純米吟醸。
  青リンゴのような爽やかな酸を感じ、口に含むとほのかな甘みと、
  しっかりした米の旨味を感じます。その後程良い辛さが来ますね。
  これは美味しいです。この銘柄は初めて飲みました。

・梅酒ソーダ割り 880円
  かみさんのオーダーです。
  かみさんはこればかり飲んでいます。
  沈んでいる青梅が食いたいだけですが (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

・蛸の桜煮
  定番の蛸の桜煮。ノンストレス蛸です。
  海中で銃で撃って、銛で突いて捕獲し、海中で〆る技を駆使したもの。
  究極の素早さで〆るため身が硬直しないそうです。
  それを濃いめの煮汁で仕上げたもの。
  毎度のことながら旨い。ほんと幸せですよ (〃^▽^〃)

・10日間熟成長崎県根付きの真鯛
  10日間熟成した長崎県根付きの真鯛。山葵と供に醤油で頂きます。
  相変わらず熟成した程よい弾力と真鯛の香り、味わい。
  ねっとりと舌に絡む旨さ。

・炊き立てのシャリと山葵の巻物
  目の前でシャリの仕込みが始まります。
  ぷうんっと漂ってくる赤酢の匂い。
  ご主人が切るようにシャリに仕立てていきます。
  そして出来立てホヤホヤの赤酢のシャリを山葵とともに、
  海苔で巻いたものを手渡しでサーブされます。
  有明産の「極み」というまさに極上の海苔と、最高品種の山葵。
  出来立てなのにこの美味しさ。毎回のことですがタマランです (〃^▽^〃)
  日本酒との相性は最高なので、必ず日本酒のある状態をキープ (* ̄∇ ̄*)b

・日日 山田錦 純米吟醸 京都 1650円
  私のオーダーです。
  京都府京都市伏見区に蔵を構える、日々醸造の造る純米吟醸。
  第一印象は、1杯目に飲んだ神雷にも似たニュアンス。
  ピチピチとした微発泡も感じれられ、程よい甘さと供に美味しいです。
  これはかみさんも唸っていましたね (〃^▽^〃)

・15日間熟成豊後水道イサキ
  大分県で水揚げされた豊後水道のイサキを15日間熟成し炙ったものです。
  口に含んだ瞬間の香りが良いんですよ (〃^▽^〃)
  皮目を炙った香ばしさと熟成の旨味。脂も透明感があってホント旨いわ。

・7日間熟成鰹の玉ねぎ醤油仕立て
  1本釣りした鰹の皮と身を何㎝か削いで7日間熟成。
  そこに自家製のポン酢を使った玉ねぎ醤油に生姜を添えて。
  身はもちもちと濃厚な舌触り。なのに後口はスッキリと爽やか。
  初鰹らしさに乾燥熟成という旨味を加えた極上の一皿。

・長崎県姫鮑の煮物
  長崎県の姫鮑を、冷凍保存しておいた黒鮑の肝と一緒に炊いたもの。
  何度も出汁を追い足してじっくりと煮含めるそうです。
  姫鮑らしい風味と食感に、鮑の王者黒鮑の旨味も加わって極上の味わいに。
  人生で食べた姫鮑の中では抜群に美味しいです (* ̄∇ ̄*)b
  煮汁の部分は冷えると煮凝りになりますので、残すのはもったいない。
  もちろん完飲ですよ。

・梅酒ソーダ割り 880円
  かみさんのオーダーです。同じものをお代わり。

・独楽蔵 特別純米 無農薬山田錦 2018 福岡 1380円
  私のオーダーです。
  福岡県久留米市に蔵を構える、杜の蔵の造る特別純米。
  飲んだ瞬間に男前な米の旨味を感じます。これは常温での提供。
  燗で飲んでも美味しいらしいです。グッと来る味わい深い酒ですね。

・桜海老の茶碗蒸し
  滑らかな生地の上には透明感のある銀餡を張って。
  極上の生地の中には、これまた極上の香ばしさと旨味を出しまくる桜海老。
  サクサクとした食感も心地良くて、普通に想像できる桜海老の旨味を超えています。
  桜海老は香りが出るようにじっくりと炒って、先ほど刺身で出された
  長崎県根付きの真鯛の骨で出汁を取って生地を作ったそうです。
  海老で鯛を釣る。お後が宜しいようで <(_ _)>

おつまみがりとフィンガーガーゼが準備されました。
ここから握りのスタートです。

・6日間熟成鯵
  6日間熟成した鰺です。もちろん急速熟成技を活用して。
  もちもちを超越するとろっとした美味しさ。

・佐賀県アオリイカ
  下書きの時に気付いたのですが、鮨 しみづで食べるのはなんと初めて (*゚Д゚*)
  今まではヤリイカ主体だったんですねえ。
  超熟成技を駆使したアオリイカの身はねっとりと舌に絡んで旨いです。
  あえて醤油を塗って、柑橘の果汁を搾って爽やかさもプラス。
  これはたまらん。

・庭のうぐいす KITAJIMA ulala CLASSIC 2020 福岡 1280円
  私のオーダーです。
  福岡県久留米市に蔵を構える、山口酒造場の造る純米酒。
  スタンダードにバランスの良い旨さを持っています。

・16日間熟成本鮪漬け
  沖縄で獲れた本鮪赤身を16日間熟成し漬けにしたもの。
  鮨 しみづにおいては本鮪で16日というのはわりと短い方です。
  しかしながらべっ甲色のような赤黒く染まった赤身を口に入れると、
  まずは香りの良さが来て、スッキリした漬けの味わいと、ねっとり濃厚な食感。
  キリッとした醤油の塩梅が絶妙というか。

・鰤
  熟成すると身が程良く柔らかくなり、シャリとの一体感が違いますね。
  これぞ鮨の醍醐味でしょう。

・大トロはがし
  壱岐の本鮪の大トロの筋と筋の間の部分を剥がしたものです。
  その美しいピンク色。筋が無いので綺麗なグラデーションを見せてくれます。
  その上には塩。もはやそのビジュアルからして美味しいのが約束されたもの。
  口に放り込むと、むふうっ・・・
  凄い香りの良さ。熟成されて透明感のある脂の旨味の最高峰。
  そこにややきつめに振られた塩がその旨味をさらに底上げしてくれます。
  塩味というものがいかに大事なものかを知らしめてくれる瞬間。
  β-エンドルフィンが分泌されまくりのヘブンです。

・もずく酢
  もずく自体も弾力とシャキシャキとした歯応えがあり美味しいのですが、
  この合わせ酢が美味しんだよなあ。飲んでも旨味があるので。

・梅酒ソーダ割り 880円
  かみさんのオーダーです。同じものをお代わり。

・石鯛
  ご主人曰く石鯛は水分が多いので熟成が難しいのですが、熟成成功事例だそうです。
  わりと弾力のある食感も残っていて、昆布シートの旨味と供に。

・雲丹と生いくらの小丼
  別名、痛風小丼 (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!
  雲丹の甘さが引き出されていて、秋の生いくらはプチッと弾けますが、
  この時期の生いくらはそこまで張りは無くて、とろっととろける感じ。
  やっぱ雲丹も出さないと寂しいもんねと今回は小丼で登場させた模様。

・生のあおさの味噌汁
  生なのであおさもシャキシャキ食感。香りもいいですね。
  味噌は白味噌にも近い甘めのタイプ。

・日日 山田錦 純米吟醸 京都 1650円
  私のオーダーです。2杯目と同じものをお代わり。
  これが今回の中で一番好みだったので (〃^▽^〃)
  かみさんもイチオシですしね。
  この後、追加の握りも頼んだので酒も追加した次第。
  鮨 しみづの握りは、酒と合わせた方が美味しいので (* ̄∇ ̄*)b

・佐賀県アオリイカ ?円 × 2貫
  私とかみさんの追加オーダー。
  これ旨かったもんねえ。ここでのアオリイカは初めてだったし。

・大トロはがし ?円 × 2貫
  私とかみさんの追加オーダー。
  もう一度天国に行ってみたくて (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

・おつまみガリ
  ついでにこれもお代わり。こちらはサービスになります。

・京都の鳥貝 ?円 × 2貫
  こちらも鮨 しみづでは初めて食べる鳥貝。
  この時期にしか出回らない貴重な貝。
  回転寿司で食べられるような見てくれとは全然違いますよ。
  この光沢のある色つや。
  食べてみると、シャキシャキとした繊維を断ち切る歯応えに、
  鳥貝らしい香りの良さと旨味。鳥貝は大好物ですがこれはタマラン (〃^▽^〃)
  この味わいは鳥貝にしか無いんだよなあ。他では代用が効かん。

・煮穴子
  定番の味ですが、何度食べても感動の味わい。
  ふわふわで口の中ですうっと消えていきます。
  ただしこれが出るともうフィナーレを迎えることに。

・玉子焼き
  ほんのり甘い味付けで、適度にふんわり、しっとりとした仕上がり。
  もちろん鮨 しみづお得意の出汁を効かせた味わいです。
  これはかみさんのドストライクゾーンですので毎回唸ってますねえ (* ̄∇ ̄*)b

・自家製最中
  こちらは定番。ご主人の家紋を焼き印にしたバージョン。
  サクサクの最中の皮の中には、花豆で作った餡に
  コーヒーフレーバーを加えたもの。それがたっぷりと入っていて。
  何度食っても旨いですよ (〃^▽^〃)

・熱い緑茶
  ぷふうっ・・・ごっそさん!

これで〆て65840円。一人当たり32920円。カードでのお支払いです。

今宵も超満足 (〃^▽^〃)

今回は二人で6貫の追加オーダーをしましたので初の一人3万円超えになりましたが、
全くもって極上の鮨と料理、酒を頂けましたので大々満足です!

のっけからのノンストレス蛸から感涙レベルの料理がサーブされ、
黒鮑の旨味も吸いまくった姫鮑、桜海老フレーバー全開の茶碗蒸し、
イカ熟成の極みともいえるアオリイカ、天国級の旨さの大トロはがし、
最後にはこれぞ旬の鳥貝の素晴らしさともいえる握りを堪能。

どれも話せば長くなってしまうので全ては語りませんが、
ちょっと聞くだけでもズラズラと無茶苦茶大変な仕込みをしていることが分かります。
あくまでもご主人が目の前の板場で仕上げているのは最終フェーズであり、
仕入れから考えるとほんの1%くらいの仕事なのかも知れません。
その裏に隠された99%の仕込みが、鮨 しみづの極上の握りを創り上げています。

何気に本鮪の腹上一番という極上の部位を披露してくれましたが、
極上の部位を鮨 しみづの極上の仕事でさらに昇華させてくれているんです。
マズイわけが無かろう (* ̄∇ ̄*)b

人にはそれぞれ好みがあるのは重々承知しておりますが、
仮に鮨 しみづの鮨を食べて「マズイ」と感じた方は私へのフォローを外した方がいいです。
おそらく私の嗜好と真逆と思われますので (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

どんどんと熟成鮨のお店が増えているのはいい傾向ですとご主人。
しかしながら周りが熟成鮨に辿り着いたときには、鮨 しみづはその先を行ってますんで。
と、不敵な笑みを今宵も浮かべていました (* ̄∇ ̄*)b

へい。その先にも一生付いていきますんで (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

ご馳走様です!(2023/5現在、3.32ポイント)

  • 神雷 純米吟醸 千本錦 無濾過生原酒 広島

  • 神雷 純米吟醸 千本錦 無濾過生原酒 広島

  • 梅酒ソーダ割り

  • 蛸の桜煮

  • 蛸の桜煮アップ

  • 10日間熟成長崎県根付きの真鯛

  • 炊き立てのシャリと山葵の巻物

  • 日日 山田錦 純米吟醸 京都

  • 日日 山田錦 純米吟醸 京都

  • 15日間熟成豊後水道イサキ

  • 7日間熟成鰹の玉ねぎ醤油仕立て

  • 7日間熟成鰹の玉ねぎ醤油仕立てアップ

  • 長崎県姫鮑の煮物

  • 長崎県姫鮑の煮物アップ

  • 独楽蔵 特別純米 無農薬山田錦 2018 福岡

  • 独楽蔵 特別純米 無農薬山田錦 2018 福岡

  • 桜海老の茶碗蒸し

  • 桜海老の茶碗蒸しアップ

  • おつまみがりとフィンガーガーゼ

  • 6日間熟成鯵

  • 佐賀県アオリイカ

  • 庭のうぐいす KITAJIMA ulala CLASSIC 2020 福岡

  • 庭のうぐいす KITAJIMA ulala CLASSIC 2020 福岡

  • 16日間熟成本鮪漬け

  • 大トロはがし

  • もずく酢

  • 石鯛

  • 雲丹と生いくらの小丼

  • 雲丹と生いくらの小丼アップ

  • 生のあおさの味噌汁

  • 日日 山田錦 純米吟醸 京都

  • 佐賀県アオリイカ

  • 大トロはがし

  • 京都の鳥貝

  • 煮穴子

  • 玉子焼き

  • 自家製最中

  • 熱い緑茶

  • 本鮪の腹上一番

2023/05/16 更新

14回目

2023/03 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.4
    • | CP4.7
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

すべての食材に対して一切手を抜くこと無く、極上の皿に仕立て上げる技と気概

2023年3月中旬に再訪です。

この日はかみさんとディナー。
 
やって来たのがこちらの鮨店。

場所は、JR藤沢駅南口から徒歩5分ほどの雑居ビルの6F。

コースは1種類のみですので、

・しみづ季節のお任せコース 時価(大体2万円台くらい) × 2人前

を予約しての訪問になります。

エレベーターに乗って6Fで降り立つとそこはお店の目の前。
暖簾をくぐって店内に入ります。

すぐにご主人と挨拶を交わし席に案内されます。

今宵はカウンターに8席分用意されていました。満席状態です。
我々はそのカウンター中央右手に案内されます。

お店は、ご主人と女将さん、女性スタッフ。そして奥の調理場に男性の板さんもいるはず。

BGMはいつものジャズ。

席に座ってから手指消毒のセレモニー。

この日のしみづ季節のお任せコースの内容は以下になります。

・三井の寿 純米吟醸 大辛口 福岡 1280円
  私のオーダーです。
  福岡県三井郡大刀洗町に蔵を構える、みいの寿の造る純米吟醸。
  青リンゴのような爽やかな吟醸香を感じ、口に含むとほのかな甘みと、
  しっかりした酸味を感じます。その後程良い辛さが来ますね。
  これは美味しいわ。
  ラベルの逆側は赤地に白線バックに、日本酒度「+14」という黒字、
  数字の上には銘柄名の「三井の寿」。
  伝説のバスケットボール漫画「スラムダンク」の天才シューター
  三井 寿のユニフォームをオマージュしたラベルになっているんです (〃^▽^〃)

・梅酒ソーダ割り 880円
  かみさんのオーダーです。
  かみさんはこればかり飲んでいます。
  沈んでいる青梅が食いたいだけですが (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

・三陸産真牡蠣
  名残りの真牡蠣ですが名残りとは思えない見事な身の厚み。
  これも何日間も熟成して漬け込んでいるんだと思いますが、
  真牡蠣のミルキーな味わいと漬け液の味が浸みていて旨いわ。

・富山産蛍烏賊の串焼き
  珍しく串焼きでのサーブ。
  丸みのあるワタの美味しさが秀逸。

・蛸の桜煮
  定番の蛸の桜煮なのですが今回は久しぶりに7か月ぶりの登場。
  海中で締める技を駆使したノンストレス蛸ではと思います。
  究極の素早さで〆るため身が硬直しないので柔らかいんですよね (〃^▽^〃)
  それを濃いめの煮汁で仕上げたものですが毎度のことながら旨い。
  ほんと幸せですよ (〃^▽^〃)

・炊き立てのシャリと山葵の巻物
  目の前でシャリの仕込みが始まります。
  ぷうんっと漂ってくる赤酢の匂い。
  ご主人が切るようにシャリに仕立てていきます。
  そして出来立てホヤホヤの赤酢のシャリを山葵とともに、
  海苔で巻いたものを手渡しでサーブされます。
  有明産の「極み」というまさに極上の海苔と、最高品種の山葵。
  出来立てなのにこの美味しさ。毎回のことですがタマランです (〃^▽^〃)
  ちょうど日本酒が切れている状態でしたので、日本酒がサーブされてからパクリと。
  海苔巻きで酒が飲めることを実感したのは鮨 しみづからですよ。

・花垣 純米吟醸 福井 1380円
  私のオーダーです。
  福井県大野市に蔵を構える、南部酒造場の造る純米吟醸。
  三井の寿よりもさらに酸味が印象的で、これも旨いわ。

・大分産鰯の巻物
  こちらも熟成した大分産の鰯。
  そこに細切りにした生姜、自家製煎り胡麻、青ねぎとともに海苔巻きにしたもの。
  この生姜の辛みと煎り胡麻の香ばしさがこれまた鰯との相性が抜群で (〃^▽^〃)

・鮟肝
  鮨 しみづで食べるのは7回目となる鮟肝。
  相変わらず吟醸絹豆腐が如くの滑らかさ。フルフルですもん。
  漬け汁のエキスがしっかりと内部にまで浸透していて、濃厚ながらも
  今回のは今まででは一番スッキリ味にも思えました。
  これは大事にちょびちょびと食べ続けます。
  もったいなくて一気にパクリとはいけんわ (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

・若波 純米 福岡 ?円
  私のオーダーです。メニュー外からお願いしました。
  福岡県大川市に蔵を構える、若波酒造の造る純米酒。
  マイルドな酸味があります。最初の2本が酸味がしっかりしていたのでそれと比べると。
  全体的に穏やかで美味しい味わいです。

・梅酒ソーダ割り 880円
  かみさんのオーダーです。
  かみさんはこればかり飲んでいます。
  沈んでいる青梅が食いたいだけですが (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

・長崎産スッポンの茶碗蒸し
  意外でしたがこちらのお店でスッポンを食べるのは初めてだった模様。
  スッポンの肉やエンペラなどを刻んで中に入れ、スッポンの出汁を使った茶碗蒸し。
  上には濃厚なスッポンの出汁餡が掛かっていてたまらんですよ。
  味付けとしては酸味も効いていて、辛味の無い酸辣湯のような味わいも。
  さすがにスッポンは熟成していないとのこと。
  熟成技を研究しようにも食材費が高価すぎて出来んと (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!
  さすがにこれは失敗したとか言えませんもんねえ(^^;

・メヒカリの焼物
  小さめのメヒカリを腹開きにし、それを焼き上げたものが2尾。
  食べてみるとこれが旨いのなんの (*゚Д゚*)
  正直田舎にいたころは雑魚のようなイメージを持っていたメヒカリですが、
  香りも良くて、味が濃くて、食べたことのない美味しさのメヒカリ。
  1㎏仕入れたそうですが、臭みを出さないためにノズルで丁寧に血抜きをし、
  鱗も中骨も取らず、自らの脂で香ばしく焼き上げたんだそうです。
  この複雑かつ濃厚な旨味は、鱗や骨なども一緒に自らの脂で焼き上げた結果。
  それでいて一切、鱗や中骨が障らないのが凄いんです。そこは技でしょうねえ (* ̄∇ ̄*)b
  すべての食材に対して一切手を抜くこと無く、極上の皿に仕立て上げる技と気概を感じます。

おつまみがりとフィンガーガーゼが準備されました。
ここから握りのスタートです。

・七田 純米 佐賀 1280円
  私のオーダーです。
  佐賀県小城市に蔵を構える、天山酒造の造る純米酒。
  今回の中では一番淡麗で、バランスの良い美味しさがあります。
  ある意味、握りとの調和を考えるとこのタイプは良かったですね (〃^▽^〃)

・20日間熟成 金目鯛
  意外にも金目鯛の握りはこちらでは2回目。
  今回のはわりと脂はあっさりと。だから1貫目に持ってきたのかな?
  しかしながらシャリとのバランスは相変わらず素晴らしい (〃^▽^〃)

・スミイカ
  こちらは鮨 しみづで頂くのは初めてのネタになりますね。
  さっくりとした歯ごたえが心地良く。塩も絶妙で甘みが出るよね。

・赤身漬け
  今回のはそれほど長時間漬けにしてなさそう。
  キリッとした醤油の旨味が浸みこんだ漬けの味わい。

・梅酒ソーダ割り 880円
  かみさんのオーダーです。同じものをお代わり。

・45日間熟成 長崎県五島産本鮪大トロ
  もはやビジュアルからして旨いのが約束されています (* ̄∇ ̄*)b
  45日間熟成したことでしっとりと落ち着いた印象を持っていて、
  そこに塩をまとっています。
  食べてみると鼻から抜ける香りが素晴らしく、舌から感じる透明感のある脂。
  そして塩の影響により甘みと旨みをより一層感じるんです。
  有り得ない美味しさ。もはやヘブンでしょう (〃^▽^〃)

・もずく酢
  やや細めのもずく自体も弾力とシャキシャキとした歯応えがあり美味しいのですが、
  この合わせ酢が美味しんだよなあ。飲んでも旨味があるので。
  握りの合間のアクセントになりますね (〃^▽^〃)

・のどぐろ炙り
  鮨 しみづでは大トロ扱いののどぐろ。
  炙った香ばしさ、透明感のある脂の旨み。
  熟成した味わいを極めたのどぐろ炙りの旨さを今宵も堪能 (〃^▽^〃)

・おつまみがり
  無くなったのでお代わり。かみさんも負けじと。

・10日間熟成 有明産平貝
  平貝は鮨 しみづで頂くのはお初。
  細かく切れ目を入れて美しい握りになっての登場。
  食べてみると普通の平貝はサクサク食感なのですが、
  熟成したことと細かい切れ目の影響により、握りとしての一体感が味わえる食感に。
  平貝と言われなければ何の貝だろう?と思うほどに。
  上にはこれまた自家製の煎り胡麻が乗っていて抜群のアクセントに (〃^▽^〃)

・10日間熟成 鹿児島県産シマアジ
  ムニュムニュとした食感になっていて、透明感のある脂でスッキリとした旨味。
  青魚特有の臭いも皆無で旨味のみを引き出しています。

・天然の子持ち昆布
  天然なので形は不揃いになるそうですが、これは見事な形状ですね。
  こちらも握りの合間のアクセントに。

・雲丹
  形を保っている冷たいうちに頂きます。
  パクリと口に入れるとヒンヤリとして、その後に雲丹の甘み (〃^▽^〃)
  こういう雲丹でデビューしたら雲丹嫌いは無くなるのにねえ。
  ただしこのクオリティに慣れてしまうと後々大変かも (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

・プチいくら丼
  2022年10月に仕入れたいくらをマイナス6度で半凍り状態にして熟成したもの。
  塩は当てていないそうです。
  食べてみるとクニュッとした新食感でものすごくマイルドないくらの味わい。
  これまた新たなるいくらの食べ方の発見ですね (* ̄∇ ̄*)b
  遥か遠くにある理想を追い求めて、常に研究に余念のないご主人の神髄でしょうか。

・生のあおさの味噌汁
  生なのであおさもシャキシャキ食感。香りもいいですね。
  そして鮨 しみづの神髄でもある出汁をしっかりと効かせて。

・長崎県対馬産煮穴子
  定番の味ですが、何度食べても感動の味わい。
  ふわふわで口の中ですうっと消えていきます。
  ただしこれが出るともう終わるんだなと、サザエさん症候群に (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

・熱い緑茶
  最後のデザートを前に。

・自家製最中
  こちらは定番。ご主人の家紋を焼き印にしたバージョン。
  サクサクの最中の皮の中には、花豆で作った餡に
  コーヒーフレーバーを加えたもの。それがたっぷりと入っていて。
  何度食っても旨いですよ (〃^▽^〃)
  今回初めて気付いたのですが、最中を食べるときには皮を手のひらで押して、
  中のコーヒー餡を綺麗にサンドして食べるのですが、食べた時の断面を見ると、
  皮の中にピッタリと隙間なく餡が収まっていたんです。
  グラム単位で軽量してジャストな量を編み出しているんだそうですよ。
  ここまで気を配っているとは私も今まで気付かず。
  普通の方であれば一生気付かんのではと (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

これで〆て57130円。一人当たり28565円。カードでのお支払いです。

今宵も超満足 (〃^▽^〃)

今回は、メヒカリの焼物に脱帽ですね。
昔は雑魚扱いされていた小魚ですが、鮨 しみづの技にかかれば極上の肴に昇華。
高級ネタだろうがそうでなかろうが一切手を抜かないその姿勢。職人の気概を感じます。

10日間熟成 有明産平貝も素晴らしかったなあ。
平貝の既成概念を覆す食感と味わいでしたもん。
貝類と青魚は新鮮なものに限るという常識は、鮨 しみづでは通用しませんので (* ̄∇ ̄*)b

さらにはいくらを半分凍らせて熟成させるなんてことまで試すところが凄い。
さすがに高級食材であるスッポンは試せないのですが (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

そんな鮨 しみづも2023年4月からは毎週水曜日だけランチ営業を予定しているそうです。
握り中心でお酒も出さないとのこと。となるとマダムが殺到しそうですねえ。
ランチにしか登場しないネタも用意するなど、ランチも本気ですぜ (* ̄∇ ̄*)b

次回はGW明けくらいになると思いますが、何を食べさせてくれるのか毎回ワクワク (〃^▽^〃)
久しぶりに鮑とか鰻とかかなあ。オコゼとかもいいよねえ。

ご馳走様です!(2023/3現在、3.44ポイント)

  • 三井の寿 純米吟醸 大辛口 福岡

  • 三井 寿のユニフォームをオマージュしたラベル

  • 三井の寿 純米吟醸 大辛口 福岡

  • 梅酒ソーダ割り

  • 三陸産真牡蠣

  • 三陸産真牡蠣アップ

  • 富山産蛍烏賊の串焼き

  • 蛸の桜煮

  • 蛸の桜煮アップ

  • 炊き立てのシャリと山葵の巻物

  • 花垣 純米吟醸 福井

  • 花垣 純米吟醸 福井

  • 大分産鰯の巻物

  • 鮟肝

  • 鮟肝アップ

  • 若波 純米 福岡

  • 若波 純米 福岡

  • 長崎産スッポンの茶碗蒸し

  • 長崎産スッポンの茶碗蒸しアップ

  • メヒカリの焼物

  • 七田 純米 佐賀

  • 七田 純米 佐賀

  • おつまみがりとフィンガーガーゼ

  • 20日間熟成 金目鯛

  • スミイカ

  • 赤身漬け

  • 45日間熟成 長崎県五島産本鮪大トロ

  • もずく酢

  • のどぐろ炙り

  • 10日間熟成 有明産平貝

  • 10日間熟成 鹿児島県産シマアジ

  • 天然の子持ち昆布

  • 雲丹

  • プチいくら丼

  • 生のあおさの味噌汁

  • 長崎県対馬産煮穴子

  • 熱い緑茶

  • 自家製最中

  • 自家製最中アップ

  • この日のネタの一部

2023/03/20 更新

13回目

2023/01 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.4
    • | CP4.7
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

食べた瞬間に天国に昇るような気持ち。これはもはや合法ドラッグではと。

2023年1月下旬に再訪です。

この日はかみさんとディナー。
 
やって来たのがこちらの鮨店。

場所は、JR藤沢駅南口から徒歩5分ほどの雑居ビルの6F。

コースは1種類のみですので、

・しみづ季節のお任せコース 時価(大体2万円台ではと) × 2人前

を予約しての訪問になります。

エレベーターに乗って6Fで降り立つとそこはお店の目の前。
暖簾をくぐって店内に入ります。

すぐにご主人と挨拶を交わし席に案内されます。

今宵はカウンターに8席分用意されていました。満席状態です。
我々はそのカウンター中央右手に案内されます。

お店は、ご主人と女将さん、女性スタッフ2名。そして奥の調理場に男性の板さんもいるはず。

BGMはいつものジャズ。

席に座ってから手指消毒のセレモニー。

この日のしみづ季節のお任せコースの内容は以下になります。

・西條鶴 純米吟醸 広島 1280円
  私のオーダーです。
  広島県東広島市に蔵を構える、西條鶴醸造の造る純米吟醸。
  心地よい酸味があり、ラベルに「広島流超辛口」とありますが、
  それほどの辛口ではなくて私もかみさんもちょうど良い辛口加減。
  これは美味しいですね。

・梅酒ソーダ割り 880円
  かみさんのオーダーです。
  かみさんはこればかり飲んでいます。
  沈んでいる青梅が食いたいだけですが (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

・九十九島産 蒸し牡蠣
  小粒ながらも旨味が凝縮した牡蠣が3個。柚子を散らして。
  甘辛のたれをかけていますが、牡蠣の風味は負けていません。
  臭みなんか一切なくて、とにかく旨みが凝縮。美味しい。

・炊き立てのシャリと山葵の巻物
  目の前でシャリの仕込みが始まります。
  ぷうんっと漂ってくる赤酢の匂い。
  ご主人が切るようにシャリに仕立てていきます。
  そして出来立てホヤホヤの赤酢のシャリを山葵とともに、
  海苔で巻いたものを手渡しでサーブされます。
  有明産の「極み」というまさに極上の海苔と、最高品種の山葵。
  出来立てなのにこの美味しさ。毎回のことですがタマランです (〃^▽^〃)
  海苔巻きで酒が飲めることを実感したのは鮨しみづからですわ。

・7日間熟成 鹿児島県産シマアジ
  鮨しみづにしては短めの熟成期間。急速熟成技を使っているんだと思いますが。
  透明感のある脂でスッキリとした旨味。
  青魚特有の臭いも皆無で旨味のみを引き出しています。

・竹雀 純米うすにぎり生 岐阜 1250円
  私のオーダーです。
  岐阜県揖斐郡池田町に蔵を構える、大塚酒造の造る純米酒。
  その名の通りの濁り酒で、酸味と甘みのバランスがいいです。
  これも旨いなあ。

・10日間熟成 宮崎県産トラフグの白子炙り、身、皮のポン酢仕立て
  1月、2月の定番。トラフグの全てを一皿で味わう極上の一皿。
  一番下にはトラフグの皮。その上に身、白子炙り、さらに身を乗せて、
  ポン酢を回しかけて、高等葱、一味を散らして仕上げています。
  白子炙りも含めて良く混ぜて、白子ソースにして食べます。
  宮崎県産トラフグは10日間熟成したもの。
  それだけでも淡白な白身に旨みが乗ってきているのですが、
  そこに加えて白子炙りがソースになっちゃうんですから大変。
  これはもう文句無しの美味しさで絶句ですわ(^^;

・鮪カマ炙り
  見るからに透明の脂がキラキラと光る美味しそうな鮪カマ。
  黒塩と山葵を添えて。
  口に入れると脂が溢れ出すのですが、ビジュアル同様に透明感のある味わい。
  これまた黒塩がたまらんよね (〃^▽^〃)

・梅酒ソーダ割り 880円
  かみさんのオーダーです。同じものをお代わり。

・6日間熟成 鰯の巻物
  6日間熟成した鰯。
  そこに細切りにしたおつまみがり、煎り胡麻とともに海苔巻きにしたもの。
  鮪カマ炙りのあとに口の中をサッパリとさせる効果もあります (* ̄∇ ̄*)b

・トラフグの茶碗蒸し
  トラフグのアラの身をほぐし、アラで出汁を取った茶碗蒸し。
  上には濃厚なトラフグ餡が掛かっていて、これまた肴になる茶碗蒸しですわ。
  大切な食材であるトラフグを余すことなく成仏させてね (* ̄∇ ̄*)b

・山和 純米吟醸 宮城 1280円
  私のオーダーです。
  宮城県加美郡加美町に蔵を構える、山和酒造の造る純米吟醸。
  今回の中では一番フルーティーですね。そして穏やかな酸味と旨味。
  これもなかなか美味しいですよ。

・鮟肝
  鮨 しみづで食べるのは6回目となる鮟肝。
  相変わらず超濃厚で舌に絡みつく旨味。
  漬け汁のエキスがしっかりと内部にまで浸透していて、
  吟醸絹豆腐が如くの滑らかさ。

おつまみがりとフィンガーガーゼが準備されました。
ここから握りのスタートです。

・山形正宗 辛口純米 山形 1580円
  私のオーダーです。
  山形県天童市に蔵を構える、水戸部酒造の造る辛口純米。
  米の旨味、辛味、甘味、酸味のバランスがいいです。
  これも旨いなあ。安定の山形正宗。

・白甘鯛
  単なる甘鯛ではなくさらなる高級魚、白甘鯛ですよ。
  弾力を感じる身と熟成ならではの旨味。
  そしてそれがこのシャリと合うんだわ (〃^▽^〃)

・16日間熟成 鰤
  熟成すると身が程良く柔らかくなり、シャリとの一体感が違いますね。
  これぞ鮨の醍醐味でしょう。

・ヨコワ
  本鮪の子供ですのでアッサリと。
  関東だとメジマグロと言った方が通用しますかね。

・28日間熟成 宮城県塩釜産中トロ
  2022年のクリスマスイヴから熟成したもの。
  なのでイヴ熟成中トロ (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!
  ただでさえ美味しい天然本鮪なのに、それを鮨 しみづの熟成技で
  さらに極上の中トロに昇華したものです。
  口に放り込むとまずは香りの良さを感じます。
  そして透明感のある中トロの脂の旨味に加え、赤身の旨味も同時に味わえ、
  そこに極上の赤酢のシャリが合わさるんですからたまらんでしょう (〃^▽^〃)
  もはや分かってはいるのですが流石の旨さですよ。

・焼き餅のカラスミ乗せ
  握りの間にこれを挟んできました。
  前回は2022年11月に仕込んでいる最中の生カラスミを頂きましたが、
  これはしっかりと熟成が完了したカラスミ。
  薄く焼いた餅の上にこれを乗せて、餅で包みながら食べました。
  これまたシャリと同様に、肴になる餅ですわ (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

・梅酒ソーダ割り 880円
  かみさんのオーダーです。同じものをお代わり。

・28日間熟成 宮城県塩釜産大トロ
  今度は大トロを塩で。
  口に含むとナニコレ?という旨みの凄さ。
  シャリ、熟成大トロ、塩のハーモニー。
  塩で食べることで熟成した大トロの脂のクリアな旨みが際立つんです。
  これは凄いわ。自宅の近くでこれが食える幸せを感じますよ (〃^▽^〃)

・もずく酢
  もずく自体も弾力とシャキシャキとした歯応えがあり美味しいのですが、
  この合わせ酢が美味しんだよなあ。飲んでも旨味があるので。

・長崎県対馬産のどぐろ炙り
  鮨 しみづではこれも大トロ扱いですので今宵は大トロのオンパレード。
  今までの仕事で最高の仕上がりと言わしめた握り。
  口に入れるとまずは香ばしく、そしてその後に旨味。
  熟成することで脂は適度な状態に落ち着いているのですが、
  その代わり旨みに変わっているんだと思います。これも凄い。
  脂ギッシュなのどぐろは巷に溢れていますが、熟成した味わいを極めたのどぐろは
  鮨 しみづでしか食べられないのではと思います。
  もちろん皆さんご贔屓のお店がありますから「そんなこたあねえ!」と思うでしょうけど。
  つまり、それぞれの贔屓のお店を持てるってことが幸せなんですよね (* ̄∇ ̄*)b

・佐賀県産ヤリイカ
  いつもながらに見事な飾り包丁。
  ねっとりとした食感に旨み、甘みが乗っていて。
  大抵は最初に出されるのですが、この日は珍しく後半での登場。
  トロ級が続いたのでここら辺で口直し的に。

・雲丹
  フルフルに柔らかくて、口の中でシャリを包み込むソースに変わります。
  ホント甘くて美味しい。

・生海苔の味噌汁
  最近はシンプルに高騰葱の味噌汁が多かったのですが、久しぶりの登場。
  生海苔の香りと出汁の香りが素晴らしい味噌汁。
  しかしながらこれが出るということはクライマックスも近づいていると(^^;

・煮穴子
  定番の味わい。口に入れるとほろほろに崩れて無くなります。
  江戸前ではなくて九州前ですが、そんなのは関係なく旨い (* ̄∇ ̄*)b

・28日間熟成 宮城県塩釜産鮪のすき身巻き
  ご主人がこの準備に取り掛かるとカウンターのほとんどの方が固唾を飲んで見守っています。
  そりゃあそうでしょう。あれほど美味しかった中トロ、大トロと同じ鮪のすき身を
  海苔巻きにしてくれるんですから (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!
  もう食べた瞬間に天国に昇るような気持ちですよ。
  鮪の脂の旨みの最高峰ではと思えるくらいに。
  これはもはや合法ドラッグではと思います (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

・玉子焼き
  ほんのり甘い味付けで、適度にふんわり、しっとりとした仕上がり。
  もちろん鮨 しみづお得意の出汁を効かせた味わいです。
  これはかみさんのドストライクゾーンですので毎回唸ってますねえ (* ̄∇ ̄*)b

・熱い緑茶
  最後のデザートを前に。

・自家製最中
  こちらは定番。ご主人の家紋を焼き印にしたバージョン。
  サクサクの最中の皮の中には、花豆で作った餡に
  コーヒーフレーバーを加えたもの。それがたっぷりと入っていて。
  何度食っても旨いですよ (〃^▽^〃)

これで〆て61920円。一人当た30960円。カードでのお支払いです。

2023年を迎えて初の鮨 しみづでしたが、今宵も超満足 (〃^▽^〃)
なんでこうも期待を超えてくれるのか不思議でなりません。
だって、むっちゃ期待してハードルアゲアゲなのに、それを軽々と超えてくるんですから。

鮨で酒を飲むことがこれほど素晴らしいんだと教えてくれたのが鮨 しみづ。
刺身で食べるよりもシャリと合わせた方が間違いなく美味しいと教えてくれたのも鮨 しみづ。

ご主人の理想はそれでもまだ遥か先を見据えています。
その道中においてはもっともっといろんな感動を与えてくれるんでしょう (* ̄∇ ̄*)b

さて、ここからは番外編。

2022年大晦日には年末のおせちとして、

・2023年 しみづのおせち 38000円

を予約していましたので受け取りに行き、早速大晦日の晩と正月の晩に頂きました。
うちはおせちでも大晦日から食い始めるんです (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

我が家は正月よりも大晦日の方がビッグイベントなので、紅白を観ながら食べるんです。
ググってみると他の家庭でもそうしているところも多いので珍しいことでも無さそう。

記念・記録にもなりますのであくまでも備忘録として残しておきます。

以下が、2023年 しみづのおせちの内容となります。

■壱の重
・帆立酢味噌漬け
・松茸焼き真丈
・野菜の柚子びたし
・数の子だしチーズ漬け
・いくら醤油漬け
・酒盗馬鈴薯ペースト
・酢どり蛸
・花豆

■弐の重
・合鴨ロース煮
・丸十紅茶煮
・芽かぼすみつ煮
・おつまみがり
・煮あわび
・奈良漬け
・寒鰆柚庵焼き
・里芋煮
・がめ煮風煮〆

■鮨の重
・穴子押し
・九州産真鯖バッテラ
・車えび押し
・玉子焼き

■別添え
・サービスの自家製白たくあん
・しみづのだし

正月だけではなくて盆まで一気に来たくらいの豪華絢爛おせち。
しみづクオリティの料理を自宅で頂ける年に一度の幸せを噛みしめながら。

おせちを食べていると、早くお店に伺いたい気持ちが湧いて来ますので、
それを先取りして2023年1月の予約を入れておいたんですよね (* ̄∇ ̄*)b
それが前述の口コミになります。

また今年の年末にも予約をしようっと!

ご馳走様です!(2023/1現在、3.51ポイント)

  • 西條鶴 純米吟醸 広島

  • 西條鶴 純米吟醸 広島

  • 梅酒ソーダ割り

  • 九十九島産 蒸し牡蠣

  • 九十九島産 蒸し牡蠣

  • 炊き立てのシャリと山葵の巻物

  • 7日間熟成 鹿児島県産シマアジ

  • 竹雀 純米うすにぎり生 岐阜

  • 竹雀 純米うすにぎり生 岐阜

  • 10日間熟成 宮崎県産トラフグの白子炙り、身、皮のポン酢仕立て

  • 10日間熟成 宮崎県産トラフグの白子炙り、身、皮のポン酢仕立てアップ

  • 鮪カマ炙り

  • 鮪カマ炙りアップ

  • 6日間熟成 鰯の巻物

  • 6日間熟成 鰯の巻物アップ

  • トラフグの茶碗蒸し

  • トラフグの茶碗蒸しアップ

  • 山和 純米吟醸 宮城

  • 山和 純米吟醸 宮城

  • 鮟肝

  • 鮟肝アップ

  • おつまみがりとフィンガーガーゼ

  • 山形正宗 辛口純米 山形

  • 山形正宗 辛口純米 山形

  • 白甘鯛

  • 16日間熟成 鰤

  • ヨコワ

  • 28日間熟成 宮城県塩釜産中トロ

  • 焼き餅のカラスミ乗せ

  • 28日間熟成 宮城県塩釜産大トロ

  • もずく酢

  • 長崎県対馬産のどぐろ炙り

  • 佐賀県産ヤリイカ

  • 雲丹

  • 生海苔の味噌汁

  • 煮穴子

  • 28日間熟成 宮城県塩釜産鮪のすき身巻き

  • 玉子焼き

  • 熱い緑茶

  • 自家製最中

  • 壱の重

  • 帆立酢味噌漬け

  • 松茸焼き真丈

  • 野菜の柚子びたし

  • 数の子だしチーズ漬け

  • いくら醤油漬け

  • 酒盗馬鈴薯ペースト

  • 酢どり蛸

  • 花豆

  • 弐の重

  • 合鴨ロース煮、おつまみがり

  • 丸十紅茶煮、芽かぼすみつ煮

  • 煮あわび、奈良漬け

  • 寒鰆柚庵焼き、里芋煮

  • がめ煮風煮〆

  • 鮨の重

  • 穴子押し、九州産真鯖バッテラ、車えび押し、玉子焼き

  • 2023年 しみづのおせち包んだ状態

  • 2023年 しみづのおせちお重の状態

  • サービスの自家製白たくあん

2023/01/25 更新

12回目

2022/11 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.4
    • | CP4.7
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

吟醸絹豆腐が如くの柔らかさに、一切雑味の無い鮟肝の旨味。この世のものとは思えない旨さ。

2022年11月下旬に再訪です。

この日はかみさんとディナー。
 
やって来たのがこちらの鮨店。

場所は、JR藤沢駅南口から徒歩5分ほどの雑居ビルの6F。

コースは1種類のみですので、

・しみづ季節のお任せコース およそ22000円 × 2人前

を予約しての訪問になります。

エレベーターに乗って6Fで降り立つとそこはお店の目の前。
暖簾をくぐって店内に入ります。

すぐにご主人と挨拶を交わし席に案内されます。

今宵はカウンターに8席分用意されていました。満席状態です。
我々はそのカウンター中央に案内されます。

お店は、ご主人と女将さん、女性スタッフ。そして奥の調理場に男性の板さん2名。

BGMはいつものジャズ。

席に座ってから手指消毒のセレモニー。

この日のしみづ季節のお任せコースの内容は以下になります。

・山城屋 純米大吟醸 新潟 1640円
  私のオーダーです。
  新潟県長岡市に蔵を構える、越銘醸の造る純米大吟醸。
  辛口&旨口で、酸味も効いた通好みのテイスト。

・梅酒ソーダ割り 880円
  かみさんのオーダーです。
  かみさんはこればかり飲んでいます。
  沈んでいる青梅が食いたいだけですが (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

・鰆の炙り
  2週間熟成した鰆の炙り。塩を振りかけて。
  炙った香ばしい皮目の香りと、穂紫蘇の香りが相まってたまらんです (〃^▽^〃)
  2週間熟成しても鰆らしい身の柔らかさは保っていて。

・炊き立てのシャリと山葵の巻物
  目の前でシャリの仕込みが始まります。
  そして出来立てホヤホヤの赤酢のシャリを山葵とともに、
  海苔で巻いたものを手渡しでサーブされます。
  有明産の「極み」というまさに極上の海苔と、最高品種の山葵。
  出来立てなのにこの美味しさ。毎回のことですがタマランです (〃^▽^〃)

・牡蠣の柚子仕立て
  10日熟成した牡蠣に柚子果汁を搾り塩を振りかけて山葵を添えます。
  牡蠣のヒダの部分も味が濃くて旨いですよ (〃^▽^〃)
  牡蠣が大好物のかみさんは唸りっぱなし。

・鍋島 純米大吟醸 きたしずく 佐賀 ?円
  私のオーダーです。
  佐賀県鹿島市浜町に蔵を構える、富久千代酒造の造る純米大吟醸。
  鍋島のこの群青色のラベルは初めて飲みますが、
  これぞ純米大吟醸という香りと味でかみさんも絶賛の美味しさ。

・鰹たたき
  そのままでも少し醤油でもとの案内。
  そのまま頂くと透明感のある脂、皮目の部分が香ばしくて旨味が濃くて。
  少し醤油を浸けるとそれらの素性がよりはっきりとしてきます。
  私はちょっと醤油を浸けた方が美味しかったです (〃^▽^〃)

・梅酒ソーダ割り 880円
  かみさんのオーダーです。同じものをお代わり。
  今回もペースが速いですね。

・福井産セイコガニ
  まさにこの時期の旬の味。香箱ガニと言った方が通じるかも知れません。
  いわゆる越前ガニのメスで、甲羅の中に外子と内子を忍ばせ、
  その上に綺麗に脚肉を並べての登場。
  とにかく濃厚な内子をメインに味わうものですが、酒がススムねえ (* ̄∇ ̄*)b

・鮟肝
  鮨 しみづで食べるのは5回目となる鮟肝。
  宮崎県日南沖の鮟肝になりますが見事な魚体から取れたもの。
  見た目は普通の鮟肝に見えるでしょうがさにあらず。
  59度で3時間火入れをして、茹でこぼして冷ましてどぶ汁に漬け込んで。
  もの凄く手間のかかる工程を経て、いま私の前に供されているわけです。
  目の前にある鮟肝を見た瞬間に期待はMAXに。
  箸を入れると想像を超える柔らかさ。
  口に含むとナニコレ?状態。
  もはや吟醸絹豆腐が如くの柔らかさに、一切雑味の無い鮟肝の旨味。
  ほんのり甘い漬け汁の味が浸みこんでいてβ-エンドルフィンが分泌されまくります。
  隣のかみさんも驚きを超えた表情・・・
  これは凄い。いままでの鮟肝も凄かったのに自らをさらに超えてきました。
  この世にこれ以上美味しい鮟肝は存在するのでしょうか?
  そんな風に思うほどに美味しいんです。あり得ない美味しさですよ。

・若波 純米 福岡 1100円
  私のオーダーです。
  福岡県大川市に蔵を構える、若波酒造の造る純米酒。
  酸味が印象的なタイプでした。

・奈良漬けの鮟肝和え
  これも凄い!奈良漬けも拘りの酒粕を仕入れて作った自家製。
  なので奈良漬け自体も本当に美味しいです。
  これも酒がススムわあ。

・蛤出汁の茶碗蒸し
  鮨 しみづお得意の出汁だけのシンプルな茶碗蒸し。
  今回は蛤の出汁。余計な具が無い方が出汁の神髄を味わえますよ (* ̄∇ ̄*)b
  蛤本体はこの後握りで供されました (〃^▽^〃)

・生カラスミ
  まだ仕込んでいる最中のもの。
  完成版とは異なり水分を含んだジューシーさがあり、
  丸みのある味わいです。そして魚卵だなと思われる風味も感じますね。
  完成版は鮨 しみづのお節で頂くことにしましょう (〃^▽^〃) へへへっ。

・梅酒ソーダ割り 880円
  かみさんのオーダーです。同じものをお代わり。

・田中六五 純米酒 福岡 1580円
  私のオーダーです。
  福岡県糸島市に蔵を構える、白糸酒造の造る純米酒。
  酸味と旨みと甘みのバランスがいいです。
  鮨 しみづでは常に用意されている銘酒ですね。
  これでこれからの握りを迎えます。

おつまみがりとフィンガーガーゼが準備されました。
ここから握りのスタートです。

・大間産本鮪中トロ
  いきなりの大間産本鮪からの登場。28日間熟成したものです。
  まずは口に放り込む前に香りを楽しんで。
  それから口に入れて一噛み、二噛み・・・
  とにかく鮪の香りがいいです。赤身の濃い旨みと透明感のある脂の旨味。
  これぞ中トロらしいいいとこ取りの味わいというか。
  ここまでの味に仕上げるのはもちろん、鮨 しみづ渾身のシャリが有ってこそ。

・大間産本鮪大トロ
  同じく28日間熟成した本鮪の大トロが立て続けに (*゚Д゚*)
  こちらは塩で頂きましたが、より一層香りが楽しめる趣向ですね。
  先ほどよりも透明感のある脂の要素が強くなりますが、
  塩で食べるため、香りと旨みだけを引き出してくどさは皆無です。
  そもそも鮨 しみづの熟成技において「くどい」という言葉は辞書にありません (* ̄∇ ̄*)b
  これも凄いです。シャリとの一体感がより一層楽しめます。
  シャリの米の旨味と酸味があってこそだと思います。

・もずく酢
  沖縄産のもずく酢です。
  もずく自体もシャキシャキと美味しいのですが、
  三杯酢?になるのかな。それ自体が丸みのある味わいで
  むせないでゴクゴク飲めるんです。
  なので日本酒のように器から直接もずくと酢をゴクゴクと飲みました。
  んで、日本酒もぐびっと (〃^▽^〃)

・のどぐろ炙り
  1週間熟成ののどぐろ炙りです。
  大間産本鮪大トロの後なのに色褪せないのどぐろの実力。
  こちらも負けじと透明感のある脂の旨味が凄いです (〃^▽^〃)

・〆鯖
  酢が立っていなくて塩味と旨味が素晴らしいんですよ。
  どれ一つ取ってみてもワンランクもツーランクも上。

・一本釣りカマスの炙り
  皮目が香ばしくて身に弾力があって。
  これも見事な脂の乗りで旨いです。

・煮蛤
  これも熟成したんだと思います。
  シャキシャキしつつも煮汁に負けない蛤自身の旨み。
  良く噛んで食べるとその旨味が分かります。
  そして柑橘系の爽やかなアクセント。

・塩漬けいくら軍艦
  意外にも鮨 しみづでは初のいくら軍艦。
  塩漬けにしたいくらは薄皮で抵抗感無くプチっと弾けます。
  いくらの旨味、シャリの旨味、海苔の香りが混然一体と。
  これも旨いなあ。

・高等葱の味噌汁
  ふぐの薬味としても使われる細い高等葱。その味噌汁です。
  具がシンプルな方が鮨 しみづの出汁の美味しさが味わえますね。
  お弟子さんがご主人に出汁の味わいのチェックを受けながら作ったんだと思います。

・利尻産馬糞雲丹
  こちらは軍艦では無く握りで。
  甘い。そしてコクがあります。
  残念ながら昨年お目に掛かれなかった赤雲丹は終了したそうです。。。

・煮穴子
  定番の味ですが、何度食べても感動の味わい。
  ふわふわで口の中ですうっと消えていきます。

・玉子焼き
  普通の黄身の4倍の濃さを持つ卵を使用。
  ほんのり甘い味付けで、出汁の味わいも。
  これはかみさんのドストライクゾーンで唸ってますねえ。

・熱い緑茶
  最後のデザートを前に。

・自家製最中
  こちらももはや定番。
  サクサクの最中の皮の中には、花豆で作った餡に
  コーヒーフレーバーを加えたもの。それがたっぷりと入っていて。
  何度食っても旨い (〃^▽^〃)
  今回は、小田急江ノ島線片瀬江ノ島駅から徒歩1分少々の住宅街にある、
  しみづのだしLABOのロゴマークを焼き印に使ったバージョンでした。
  毎週日曜日は鮨 しみづの定休日ですので、その代わりしみづのだしLABO
  ご主人が登場するそうですよ (* ̄∇ ̄*)b
  かみさんはまだしみづのだしLABOに伺ったことが無いので、
  今度日曜日の夜にでも攻めてみようかなっと。

これで〆て54120円。一人当たり27060円。カードでのお支払いです。

さらには鮨 しみづのお節代金として38000円を現金でお支払い。
お節という楽しみがあるので、今年はもう鮨 しみづロスには悩まされません (* ̄∇ ̄*)b

そして今宵も感動する料理の数々。マジっすか?状態ですよ ( ̄∀ ̄;)

その中でも光り輝いていたのが鮟肝。
吟醸絹豆腐が如くの柔らかさに、一切雑味の無い鮟肝の旨味。
この世のものとは思えない旨さ。他にあったら教えて欲しいほどに。
脳内麻薬であるβ-エンドルフィンが分泌されまくってバキバキにキメた状態ですわ。

いささか褒め過ぎでは?と思われるかも知れませんが、
これでもまだ発展途上という姿勢を崩さないところがこれまた凄いんです (* ̄∇ ̄*)b

ご主人の理想はまだまだ先にあり、そこを見据えてこれからも精進。
その中においては、お店の運営方法も変えていくときが来るかも知れません。

てなことで、一生付いていけるように頑張って働きます (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

ご馳走様です!(2022/11現在、ポイント無し)

  • 山城屋 純米大吟醸 新潟

  • 山城屋 純米大吟醸 新潟

  • 梅酒ソーダ割り

  • 鰆の炙り

  • 鰆の炙りアップ

  • 炊き立てのシャリと山葵の巻物

  • 牡蠣の柚子仕立て

  • 牡蠣の柚子仕立てアップ

  • 鍋島 純米大吟醸 きたしずく 佐賀

  • 鍋島 純米大吟醸 きたしずく 佐賀

  • 鰹たたき

  • 鰹たたきアップ

  • 福井産セイコガニ

  • 鮟肝

  • 鮟肝アップ

  • 若波 純米 福岡

  • 若波 純米 福岡

  • 奈良漬けの鮟肝和え

  • 蛤出汁の茶碗蒸し

  • 生カラスミ

  • 田中六五 純米酒 福岡

  • 田中六五 純米酒 福岡

  • おつまみがりとフィンガーガーゼ

  • 28日間熟成した大間産本鮪中トロ

  • 28日間熟成した大間産本鮪大トロ

  • 沖縄産のもずく酢

  • 1週間熟成ののどぐろ炙り

  • 〆鯖

  • 一本釣りカマスの炙り

  • 煮蛤

  • 塩漬けいくら軍艦

  • 高等葱の味噌汁

  • 利尻産馬糞雲丹

  • 煮穴子

  • 玉子焼き

  • 熱い緑茶

  • 自家製最中

2022/11/28 更新

11回目

2022/09 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.2
    • | CP4.7
    • | 酒・ドリンク4.2
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

なんで毎回毎回ここまで美味しくて感動できるんだろうと不思議に思うくらい

2022年9月下旬に再訪です。

この日はかみさんとディナー。
 
やって来たのがこちらの鮨店。

場所は、JR藤沢駅南口から徒歩5分ほどの雑居ビルの6F。

コースは1種類のみですので、

・しみづ季節のお任せコース およそ16500円~ × 2人前

を予約しての訪問になります。

エレベーターに乗って6Fで降り立つとそこはお店の目の前。
暖簾をくぐって店内に入ります。

すぐにご主人と挨拶を交わし席に案内されます。

今宵はカウンターに8席分用意されていました。ほぼ満席状態です。
我々はそのカウンター中央に案内されます。

お店は、ご主人と女将さん、女性スタッフ。そして奥の調理場に男性の板さん。

BGMはいつものジャズ。

席に座ってから手指消毒のセレモニー。

この日のしみづ季節のお任せコースの内容は以下になります。

・七本槍 純米大吟醸 玉栄 滋賀 1960円
  私のオーダーです。
  滋賀県長浜市に蔵を構える、冨田酒造の造る純米大吟醸。
  大吟醸とはなっているのですが、吟醸吟醸していなくて酸味が心地良いです。

・梅酒ソーダ割り 880円
  かみさんのオーダーです。
  安心のチョーヤの梅酒。かみさんはこればかり飲んでいます。
  沈んでいる青梅が食いたいだけ (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

・ しじみの潮汁
  今回は珍しく椀物からの登場。
   出汁だけのしじみの潮汁です。
  これが胃に染み渡る美味しさで。
  飲む前にオルニチンの補給っすね (* ̄∇ ̄*)b

・五島産 クエ湯引き
  身だけでは無く、皮と肝も添えられ、ポン酢を回しかけて、
  高等葱を散らしています。高等葱は別名「ふぐねぎ」と呼ばれ、
  ふぐ刺しには欠かせない薬味なんですよね。
  このクエもトラフグにも劣らない白身の王者ですからこの葱が合うんですよ (* ̄∇ ̄*)b

・大分産 カマス炙り
  皮目は香ばしく、身はしっとりとレアに仕上げたカマス炙り。
  これが無茶苦茶フワフワで柔らかいんです (〃^▽^〃)
  今までで食べたカマスの中で一番フワフワだったのではと思います。
  そして身の味が濃いんですから言うこと無し (* ̄∇ ̄*)b
  なんでもご主人が漁師に船上〆の首折りの技術を教えたんだそうです。
  すげえなあ。プロの漁師に指導するとは (*゚Д゚*)
  そうすることで新たな流通ルートの確保が出来るんですよね。

・炊き立てのシャリと山葵の巻物
  目の前でシャリの仕込みが始まります。
  そして出来立てホヤホヤの赤酢のシャリを山葵とともに、
  海苔で巻いたものを手渡しでサーブされます。
  有明産の「極み」というまさに極上の海苔と、最高品種である伊豆真妻種の山葵。
  出来立てなのにこの美味しさ。毎回のことですがタマランです (〃^▽^〃)

・梅酒ソーダ割り 880円
  かみさんのオーダーです。同じものをお代わり。
  ペースが速いな?

・而今 純米吟醸 千本錦火入 三重 ?円
  私のオーダーです。
  メニューには無いものからご主人にオススメをお願いして。
  三重県名張市に蔵を構える、木屋正酒造の造る純米吟醸。
  銘酒の代名詞ともいえる存在。
  さすがの而今。素晴らしいバランス。かみさんも唸る美味しさ。

・40日間熟成大間産本鮪トロ
  まさかの刺身での登場。
  目の前で柵の状態から切り分けているのを見ていましたが、
  柵の色合いからして長期熟成していることが何となく分かるんです。
  脂のテカりが落ち着いていて、色味も熟成したことが分かる部分もあって。
  食べるともうたまらんです・・・
  この世で一番旨い刺身ではと思われるくらいに。
  口に入れた瞬間の香りの良さ。獣肉とは比べ物にならないくらいに風味が良くて。
  そして熟成された脂の旨みがその香りの後に続いて口内を埋め尽くすんです。
  そこにぐびっと而今を流し込むと至福 (〃^▽^〃)
  これをしたかったので、而今が来るまで食べないで待ってたんすよ (* ̄∇ ̄*)b

・佐世保産沖ボラの自家製カラスミ炙り
  沖ボラとは、河口付近で獲れたボラでは無く、河口から沖に追いやって
  一定期間海水で活かして、臭みを取ってから捕獲するんだそうです。
  そのボラは魚体も大きくなり、卵巣も見事なものに育つんだそうです。
  そういう変態猟師を見つけるのもさすがのご主人ですね (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!
  そのカラスミを炙ったものですが、一気に食べずに箸休め的に大事に頂きました。
  リアルにこの1切れだけで酒が1.5合無くなる旨味があるんです。

・煮鮑
  もしかしたら蒸しかも知れませんが、甘めの煮汁に漬け込んだものをカット。
  相変わらずクニュクニュと柔らかい食感と鮑の旨み。
  今回は少し甘めに仕上げていたのが印象的でした。

・鰻炙り
  鮨しみづでは定番ともいえる鰻。
  福岡県柳川の放流鰻という半養殖で育ったもの。
  天然ものにも近い状況で育っているんです。
  キリッとした特製醤油を塗って、福岡独自の「こなし」という技法を使って
  関西風のパリパリに焼き上げるんです。
  これが何回食べても美味しくて (〃^▽^〃)
  関東にいますので、関東風の柔らかい蒲焼はどこででも食べられるのですが、
  ここまでパリパリに仕上げた鰻はこちらでしか頂けませんよ。

・山城屋 純米大吟醸 新潟 1540円
  私のオーダーです。
  新潟県長岡市に蔵を構える、越銘醸の造る純米大吟醸。
  辛口&旨口で、通好みのテイストに感じましたが、
  飲み進めるとそうでもなくて、かみさんでも美味しいとの評。

・梅酒ソーダ割り 880円
  かみさんのオーダーです。同じものをお代わり。
  本当にペースが速いな?
  佐世保産沖ボラの自家製カラスミ炙り効果だな (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

・自家製白たくあん
  鮨しみづの白たくあんは大好物 (* ̄∇ ̄*)b
  ほぼ煎り糠だけで漬けこんだ余計なものは一切加えないたくあん。
  とにかくその自然の味わい。自然の甘さ。たまらんですよ。
  こちらも大事に箸休め的にちょこちょこ頂きました。

・自家製奈良漬け
  まさかの奈良漬けも (*゚Д゚*)
  奈良漬けらしいコクがあるのに、フレッシュな風味とシャキシャキ食感も併せ持ち。
  不思議な美味しさを醸し出していました。

おつまみがりとフィンガーガーゼが準備されました。
ここから握りのスタートです。

・唐津のヤリイカ
  いつもながらに見事な飾り包丁。
  ねっとりとした食感に旨み、甘みが乗っていて。

・6日間熟成秋刀魚
  こちらで秋刀魚を食べるのは初めて。
  秋刀魚を酢で少し洗ってからマイナス2度で6日間熟成したものです。
  鮨しみづお得意というか当たり前の熟成技ですが、
  青魚だからこそその熟成技が光るというか、秋刀魚とは思えない旨みです。

・若波 純米吟醸 福岡 1250円
  私のオーダーです。
  福岡県大川市に蔵を構える、若波酒造の造る純米吟醸。
  スタンダードな美味しさでバランスタイプ。

・新イクラのミニ丼
  新イクラらしい薄皮ですぐに弾けるプチプチ食感に、その直後に流れ出す旨みのエキス。
  それを受け止める酢飯。たまらんです (〃^▽^〃)

・クエの昆布締め
  クエの熟成された白身自体の旨みに、昆布の旨みと、酢飯の旨みが合わさり、
  私もかみさんも笑っちゃうくらいの美味しさ (〃^▽^〃)
  これは凄いわ。笑ったあとは唸りっぱなしですもん。

・40日間熟成大間産本鮪大トロ
  前半戦で刺身で登場した40日間熟成大間産本鮪トロの再登場。
  口に含むとヤバイ美味しさ。
  これぞ鮨の醍醐味というか何というか・・・
  風味、香り、旨み、食感、全てが極上・・・
  赤酢のシャリに合わせることによってここまで刺身が昇華するんです。
  こういう鮨をすぐ近くで味わえる幸せ。
  一生通えるように仕事頑張ります (T▽T)ノ_彡☆ばんばん!

・茶碗蒸し
  鮨しみづお得意の出汁だけのシンプルな茶碗蒸し。
  余計な具が無い方が出汁の神髄を味わえるというか。

・玄界灘産太刀魚炙り
  2.5kg級の極上の太刀魚だそうです。
  身の厚みが見事ですもんねえ。

・15日間熟成鹿児島産シマアジ
  これは最近開発した急速熟成技かな?
  銀皮を綺麗に剥がして熟成しますので、銀皮は全くありません。
  これだけ熟成してもプリプリ食感も併せ持っているのが凄いなあと。

・帆立の漬け
  帆立の漬けは初めてと思っていたら2021年10月に食ってましたね(^^;
  帆立自身の甘み強調するように甘辛の漬けにしたものです。

・高等葱の味噌汁
  前半戦のクエで出された高等葱たっぷりの味噌汁。
  こちらもしっかりと出汁の効いた美味しい味噌汁です。

・40日間熟成大間産本鮪カマトロと北海道利尻産雲丹の巻物
  それぞれ単独でメインを飾る両キャストを一緒に巻いちゃうとは。
  極み海苔の香りの良さと供に、それぞれの旨みを酢飯が調和して。
  なんという極上巻物でしょう。
  本当は九州産赤雲丹を使いたかったのですが、いいものが手に入らず、
  北海道利尻産の雲丹を代わりに使ったそうです。
  ご主人は九州前を基本にしていますが無い場合には今回のように北海道産もいとわず。

・自家製最中
  こちらももはや定番。
  ご主人の家紋を焼き印にしたバージョン。
  サクサクの最中の皮の中には、紫花豆で作った餡に
  コーヒーフレーバーを加えたもの。それがたっぷりと入っていて。
  何度食っても旨い (〃^▽^〃)

・熱い緑茶
  あ~、極上の時間が終わっちゃたなあ(^^;

これで〆て48490円。一人当たり24245円。カードでのお支払いです。

いや、今宵も鬼気迫る勢いの美味しさを堪能させて頂きました (〃^▽^〃)
なんで毎回毎回ここまで美味しくて感動できるんだろうと不思議に思うくらいです。
私の中ではとっくに☆☆☆の評価なんですよ。ミシュランなんか来なくても関係ねえ!

急速熟成技とか今でも現状に甘んじることなく常に精進しているのですが、
漁師に船上〆の方法を教えるなど、既存の流通ルートに満足するのでは無く、
鮨しみづで使えるクオリティのものを提供してくれるように、
新たに流通ルートを自ら作る努力もしているんです。これにはびっくりしましたが。

これからも数え切れないほど通わせてもらうと思いますが、年末にはご褒美も待っているので、
それを楽しみに2022年をしっかりと頑張っていきたいと思っております (* ̄∇ ̄*)b

次回は11月中旬以降に伺わせて頂きます!

ご馳走様です!(2022/9現在、3.51ポイント)

  • 七本槍 純米大吟醸 玉栄 滋賀

  • 七本槍 純米大吟醸 玉栄 滋賀

  • 梅酒ソーダ割り

  • しじみの潮汁

  • 五島産 クエ湯引き

  • 五島産 クエ湯引きアップ

  • 大分産 カマス炙り

  • 大分産 カマス炙りアップ

  • 炊き立てのシャリと山葵の巻物

  • 40日間熟成大間産本鮪トロ

  • 佐世保産沖ボラの自家製カラスミ炙り

  • 煮鮑

  • 煮鮑アップ

  • 鰻炙り

  • 鰻炙りアップ

  • 山城屋 純米大吟醸 新潟

  • 山城屋 純米大吟醸 新潟

  • 自家製白たくあん

  • 自家製奈良漬け

  • おつまみがりとフィンガーガーゼ

  • 唐津のヤリイカ

  • 6日間熟成秋刀魚

  • 若波 純米吟醸 福岡

  • 若波 純米吟醸 福岡

  • 新イクラのミニ丼

  • 新イクラのミニ丼アップ

  • クエの昆布締め

  • 40日間熟成大間産本鮪大トロ

  • 茶碗蒸し

  • 玄界灘産太刀魚炙り

  • 15日間熟成鹿児島産シマアジ

  • 帆立の漬け

  • 高等葱の味噌汁

  • 40日間熟成大間産本鮪カマトロと北海道利尻産雲丹の巻物

  • 自家製最中

  • 熱い緑茶

2022/09/27 更新

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